JPH0480457B2 - - Google Patents

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JPH0480457B2
JPH0480457B2 JP61250705A JP25070586A JPH0480457B2 JP H0480457 B2 JPH0480457 B2 JP H0480457B2 JP 61250705 A JP61250705 A JP 61250705A JP 25070586 A JP25070586 A JP 25070586A JP H0480457 B2 JPH0480457 B2 JP H0480457B2
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JP
Japan
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optical
recording
scratches
base material
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Prior art date
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Application number
JP61250705A
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English (en)
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JPS63106947A (ja
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Kyo Miura
Isaaki Kawade
Hiroyuki Sugata
Yoshihiro Oguchi
Masashi Myagawa
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPS63106947A publication Critical patent/JPS63106947A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光学的に情報の記録・再生を行なうカ
ード状の情報記録担体(以下、光カードと称す
る)の修復方法に関し、特に光カードの表面に発
生した傷の修復方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、クレジツトカード、バンクカード等のカ
ード類に埋設される記録材料としては、磁気材料
が主として用いられてきた。この磁気材料は情報
の書き込みおよび読み出しが容易に行なえるとい
う利点はあるが、反面、情報の内容を容易に変え
たり、また高密度記録ができないという問題点が
あつた。
ところで、上記の様な問題点を解決するため
に、多種多様の情報を効率良く取り扱う手段とし
て、光カードによる光学的情報記録方法が提案さ
れ、またその為の光学的情報記録担体(光カー
ド)、記録再生方式、記録再生装置等が提案され
ている。
かかる情報担体としての光カードは、レーザー
光を用いて情報の記録担体上の光記録層の一部を
揮散させるか、反射率の変化を生じさせるか、或
いは変化を生じさせて、光学的な反射率や透過率
の差に依つて情報を記録し、或は再生を行なつて
いる。この場合、光記録層は情報の書き込み後、
現像処理などの必要がなく、「書いた後に直読す
る」ことのできる、所謂DRAW(ダイレクト リ
ード アフター ライト;direct read after
write)媒体であり、高密度記録が可能であり、
また追加書き込みも可能であることから、光カー
ド用の記録媒体として有効である。
第3図は、従来の光カードの模式的断面図であ
る。同第3図において、1は光カード、2はトラ
ツク溝を有する透明基材、3は光記録層、4は不
透明なカード基材、5は表面のハードコート層で
ある。
同第3図に於いて、情報の記録再生は、ハード
コート層5及び透明基材2を通して光学的に書き
込みと読み出しを行なう。光カード1に於いて、
透明基材2には光の案内溝に相当するトラツク溝
があらかじめ形成されており、微細な凹凸を利用
して反射光の位相差によりトラツキングを行なえ
る様にしてある。
また光カード透明基材2上に光記録層3を形成
し、該光記録層3の上に不透明カード基材4を貼
り合わせ、さらに透明基材2上の他の面にハード
コート層5を形成することにより容易に製造され
るものである。
このようにして得られた光カード1はハードコ
ート層5を有しているとは言え、一般的にはアク
リレートまたは/およびメタクリレートを主体と
した樹脂であるため、その表面に傷を生じる機会
も多く、このことが光学的な情報の記録・再生を
困難にし、或いはエラービツトの増大という好ま
しくない影響を与えている。特に傷の程度によつ
ては、既に書き込まれた情報の読み出しが不可能
となり、例えばその情報を再度読み出して新しい
別の光カードに転写しなければならない場合も生
じている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は上記の問題に鑑み、光カードの
光学的な情報の記録・再生を行なう透明基材表面
側に発生した傷を修復することにより、光学的は
読み取りを可能とし、新たに光カードを作り直す
ことができる様にすることにある。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本発明の光学的情報記録担体の修復方法
は、基材上に光記録層と、トラツク溝を有する透
明基材とを積層してなる光学的情報記録担体のレ
ーザー光入射面側に発生した光学的な情報の記
録・再生に不都合を生じる傷に対して、のついた
面に該光学的情報記録担体のレーザー光入射面を
構成する部材と同程度の屈折率を有する硬化性樹
脂を塗布し、重合させることによつて前記傷を修
復して記録・再生を再び可能ならしめることを特
徴とするものである。
さらに具体的には、本発明はカード基材上に光
記録材料が設けられている光カードであつて、前
記光記録材料は(a)トラツク溝を有する透明基材と
(b)このトラツク溝面上に設けられた光記録層とか
らなり、この光記録材料は不透明カード基材に光
記録層が接する様に設けられているDRAW型光
カードに於いて、透明基材表面側に発生した光学
的に情報の記録・再生に不都合を生ずる傷に対し
て、傷のついた表面に透明基材表面側と同程度の
屈折率を有する硬化性樹脂からなる透明樹脂を塗
布し、硬化させることにより上記の傷を修復する
方法である。
[作用] 本発明の光カードの修復方法は、カード基材上
に光記録層とトラツク溝を有する透明基材を順次
積層してなるDRAW型光カードの透明基材表面
側に発生した光学的に情報の記録・再生に不都合
を生ずる傷に対して、傷ついた表面に前記透明基
材表面側と同程度の屈折率を有する透明樹脂を塗
布して硬化させて透明樹脂層を形成し、前記傷を
修復することにより、該透明樹脂層と透明基材表
面側との屈折率がほぼ同程度に仕上げることがで
き、記録・再生を再び行なうことが可能となる。
[実施例] 以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説
明する。
第1図は光カード1のハードコート層5に発生
した傷の状態を示す模式的断面図である。同第1
図において6,7,8の傷の状態を示している。
例えば6は透明基材2まで達する様な凹み状の打
痕様傷、7はハードコート層5に発生した擦り傷
様のもの、8は同じく透明基材2にまで達する様
な深い傷を示す。
通常、ハードコート層の厚みとしては、高々数
μmから数10μm程度であり、光学的な情報の記
録・再生に於いては、既に傷7より小さい傷でも
問題となる。しかし、誤り訂正機能により軽微の
傷に対しては、光カードの情報の記録・再生は、
充分対応がとれる様に一応保証されている。
しかし、傷6〜8の様な光学的に情報の記録・
再生の妨げとなるものに対しては、本発明の方法
により、傷の発生面に透明基材2および/または
ハードコート層5とほぼ同程度の屈折率を有する
透明樹脂を塗布し、硬化させることにより透明樹
脂層を形成し、傷を修復してある程度の情報の読
み出しを可能とすることができる。
第2図は、本発明の傷の修復方法を示す模式的
断面図である。同第2図において、9は修復層を
表わす。修復層9は透明樹脂を傷の発生面に塗布
し、硬化させることにより得られる。
かかる透明樹脂としては、本発明においては、
アクリル酸(メタクリル酸)エステルを主体とす
る硬化性樹脂が好ましく、例えば、ポリエステル
アクリレート(メタクリレート)、ポリウレタン
アクリレート(メタクリレート)、ポリブタジエ
ンアクリレート(メタクリレート)、エポキシア
クリレート(メタクリレート)、ポリオールアク
リレート(メタクリレート)、シリコンアクリレ
ート(メタクリレート)等が挙げられるが、その
他ポリオレフイン系、シリコン系も使用できる。
この様な硬化性樹脂は、熱、紫外線、電子線に
よつて容易に重合するビニル基を有するモノマ
ー、オリゴマー、ポリマー或いはそれらの混合物
を被膜形成成分の主成分とするものであり、その
他必要に応じて重合開始剤、光増感剤、溶剤、粘
度調節剤、重合禁止剤、レベリング剤、はじき防
止剤、スリツプ剤等を含有するものである。
これらの硬化性樹脂はいずれも市場から容易に
入手でき、いずれも本発明において使用できる。
例えば、デルポMAX(東京ペイント(株)社製)、
ユニデイツク(大日本インキ(株)社製)、オレスタ
ーQ602(三井東圧化学(株)社製)、アデカウルトラ
セツトAD−701(旭電化工業(株)社製)、ビスコー
ト(大阪有機化学工業(株)社製)、SA−シリーズ
(三菱油化フアイン(株)社製)、KAYARADシリー
ズ(日本化薬(株)社製)、エピコート(油化シエル
エポキシ(株)社製)等を挙げることができる。
上記、修復層9を形成する透明樹脂層の塗布方
法としては、ロールコート、スピンコート、デイ
ツプコート、スプレイコート等の公知の方法で実
施可能であり、透明樹脂の組成、硬化方法、粘度
を考慮して適宜選択できる。塗布はゴミの混入を
避けるために、クリーンルーム内で行なうのが好
ましい。また硬化後の膜厚は余り厚くすると、光
カードの再生装置に装着して再生することが困難
となるため、その許容範囲内にする必要があり、
その厚みは、数10μm以下程度に収めることが望
ましく、10μm以下が好ましい。
透明樹脂層の硬化方法は、加熱、紫外線露光、
電子線照射により行なうことができ、紫外線硬化
型のものは、本発明に於いては好ましいものであ
る。
前記した透明樹脂の組成に応じて露光量を調節
すれば良い。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明は光カードの透明基
材表面側に発生した光学的に情報の記録・再生に
不都合を生じる傷に対して、傷のついた表面に透
明樹脂を塗布し、硬化させることにより、上記の
傷を容易に修復して前記の記録・再生を再び可能
ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光カードのハードコート層に発生した
傷の様子を示す模式的断面図、第2図は本発明の
傷の修復方法を示す模式的断面図および第3図は
従来の光カードの模式的断面図を示す。 1……光カード、2……透明基材、3……光記
録層、4……カード基材、5……ハードコート
層、6,7,8……傷、9……修復層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基材上に光記録層と、トラツク溝を有する透
    明基材とを積層してなる光学的情報記録担体のレ
    ーザー光入射面側に発生した光学的な情報の記
    録・再生に不都合を生じる傷に対して、傷のつい
    た面に該光学的情報記録担体のレーザー光入射面
    を構成する部材と同程度の屈折率を有する硬化性
    樹脂を塗布し、重合させることによつて前記傷を
    修復して記録・再生を再び可能ならしめることを
    特徴とする光学的情報記録担体の修復方法。
JP61250705A 1986-10-23 1986-10-23 光学的情報記録担体の修復方法 Granted JPS63106947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61250705A JPS63106947A (ja) 1986-10-23 1986-10-23 光学的情報記録担体の修復方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61250705A JPS63106947A (ja) 1986-10-23 1986-10-23 光学的情報記録担体の修復方法

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Publication Number Publication Date
JPS63106947A JPS63106947A (ja) 1988-05-12
JPH0480457B2 true JPH0480457B2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=17211817

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JP61250705A Granted JPS63106947A (ja) 1986-10-23 1986-10-23 光学的情報記録担体の修復方法

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WO1995021890A1 (en) * 1994-02-09 1995-08-17 Boca Chemicals International Disc repair system
JPH07334870A (ja) * 1994-06-09 1995-12-22 Olympus Optical Co Ltd 光学的記録媒体の傷修復装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361436A (ja) * 1986-09-01 1988-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 光情報記録体の補修方法

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JPS6361436A (ja) * 1986-09-01 1988-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 光情報記録体の補修方法

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