JPH0446234B2 - - Google Patents

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JPH0446234B2
JPH0446234B2 JP60164978A JP16497885A JPH0446234B2 JP H0446234 B2 JPH0446234 B2 JP H0446234B2 JP 60164978 A JP60164978 A JP 60164978A JP 16497885 A JP16497885 A JP 16497885A JP H0446234 B2 JPH0446234 B2 JP H0446234B2
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Kengo Myake
Minoru Nakamura
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Seiki Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、製版手段と印刷手段が具備されてい
る製版印刷装置に関し、製版手段の、原紙の搬送
方向に沿つて最下流位置にこの原紙を切断するカ
ツタが装着されているものである。
(ロ) 従来の技術 従来の製版印刷装置としては、例えば特開昭59
−96983号公報に記載されているものが存在して
いる。いましばらくこの従来の装置について第5
図に従がい略説する。
この図において、101は製版機で、この製版
機101は、上記に設けられている被押圧部材1
02と、この被押圧部材102に、原紙103と
原稿104を重畳した状態で下方から押圧する透
明ガラス板105と、この透明ガラス板105に
装着されているフラツシユランプ106と、前記
透明ガラス板105とフラツシユランプ106を
一体的に押し上げる加圧装置107とによつて構
成されている。前記透明ガラス板105の下流側
には、原稿104から分離された製版後の原紙1
03を搬送する第1の搬送ローラ対108,10
9が設けられ、この第1の搬送ローラ対108,
109の下流側に固定刃110と回転刃111か
らなるカツタが備えられている。
また、前記カツタ110,111の下流側に
は、原紙103の下流側端縁部を版胴112のク
ランパ113に向けて搬送するための、ガイド1
14および第2の搬送ローラ対115,116が
設けられている。
なお、本装置では、前記製版機101によつて
原紙103に原稿像が間欠的に製版され、この製
版動作に同期して原紙103が搬送されるので、
原紙103に一度で製版される領域の搬送方向寸
法L10と、カツタ110,111からクランパ1
13までの距離L20は同一となるように、即ち
L10=L20なる関係が成立するように各寸法が設
定されている。
従つて、製版効率の向上を図るためにL10の寸
法を長く設定すれば、それに伴つてL20の寸法も
長くなる。
ところで、原紙103はその材質が極めて柔軟
なものであるため、カツタ110,111にて切
断後の原紙103の下流側端縁部が垂れ下り、搬
送ローラ対108,109のみによつては搬送で
きず、前述のようにガイド114や第2の搬送ロ
ーラ対115,116によつて、クランパ113
にまで搬送されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前述のように、従来の技術では、原紙の下流側
端縁部を版胴のクランパにまで搬送するために、
カツタの下流側にまで搬送ローラ対やガイドが装
着されているので、構造が複雑であると共に信頼
性が低いという問題点を帯有していた。
本発明は、斯る従来技術の有する問題点に鑑み
てなされたもので、構造を単純化すると共に信頼
性の向上を企図するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、版胴の、孔版原紙の搬送方向に沿つ
て下流側端縁部が装着される部位の上流側に、こ
の孔版原紙をその搬送方向と直交する方向に切断
するためのカツタが隣接配備されると共に、前記
カツタの下流側に前記孔版原紙とは別異の孔版原
紙を外部から版胴に向けて誘導するガイドが設け
られ、版胴とカツタの間には孔版原紙の搬送手段
は設けられていないこと特徴とする製版印刷装
置。
(ホ) 作用 本発明では、版胴の近傍にカツタが設けられて
いるので、カツタから版胴までの距離が短かく、
版胴とカツタとの間にローラ対やガイド等の原紙
搬送手段が介装されていなくとも、原紙の下流側
端縁部はクランパにまで確実に搬送される。
また、カツタの下流側に前記孔版原紙とは別異
の孔版原紙を版胴に向けて誘導するガイドが設け
られているので、他の製版機で製版した孔版原紙
をガイドによつて版胴に誘導し、装着することが
できる。
(ヘ) 実施例 第1図ないし第4図はいずれも本発明の一実施
例を示すもので、第1図は外観斜視図、第2図は
内部構造の概略を示す構成図、第3図は動作を説
明するためのタイムチヤート、第4図は孔版原紙
の部分平面図である。
第1図および第2図において、装置本体1の左
側上端部に原稿載置補助台2が装置されている。
この原稿載置補助台2は装置本体1に対して回転
可能に装着されており、必要時のみ水平方向に張
出し、不要時には垂下するように構成されてい
る。前記原稿載置補助台2が装置されている部位
の内側には、ロール状が巻回された感熱孔版印刷
用原紙3(以下、単に原紙という。)が、支軸4
に回転自在に嵌着されている。このロール状の原
紙3の上部には、原紙3を搬送する際、これに張
力を付与するための回転抵抗を有するテンシヨン
ローラ5およびこのテンシヨンローラ5が圧接さ
れるガイド6が備えられている。なお、ここで使
用される原紙3は、熱感受性フイルムと多孔性薄
紙が重着された従来周知のものである。
前記ロール状の原紙3の搬送方向に沿つて下流
側には、原紙3に原稿像を形成するための製版機
7が隣接配備されている。この製版機7は、主と
して装置本体1の上面に開閉自在に装着されてい
る保持部材8と、この保持部材8を装置本体1に
閉成した状態で、原紙3と原稿9とを、保持部材
8の下面に装着されている被押圧板10に、下方
から押圧する透明ガラス板11と、この透明ガラ
ス板11の下方に設置されているフラツシユラン
プ12と、透明ガラス板11とフラシユランプ1
2を共に上昇させ、この透明ガラス板11を前記
被押圧板10に圧接させる加圧装置19とによつ
て構成されている。前記保持部材8は、奥側の側
縁部に設けられているヒンジ13,13を介して
装置本体1に装着されている(第1図参照)。ま
た、保持部材8の原稿9に当接する面には前述の
ように被押圧板10が固設され、自由端部近傍に
は、この保持部材8を装置本体1上に閉成した際
に、これをロツクするための、ロツク手段14,
14が装着されている。また、保持部材8の裏面
に、原稿9および原紙3を、共にガイド6の上面
に押圧するバツクアツプローラ15が回転自在に
装着され、このバツクアツプローラ15の下流側
には、原紙3に設けられている。フラツシユタイ
ミングマーク16…(第4図参照)を検知するた
めのフオトセンサ17,17が隣接配備されてい
る。
前記透明ガラス板11とフラツシユランプ12
は、断面コ字状のシヤーシ18に固設され、この
シヤーシ18は前述のようにその下部に設けられ
ている加圧装置19によつて上下動可能に構成さ
れている。前記シヤーシ18の下流側内底部に
は、常時発光している原稿位置表示用の小型ラン
プ20が内装されており、この小型ランプ20か
ら放射された光線は、シヤーシ18の内側壁と、
前記フラツシユランプ12の反射板21の外側と
の間を直進し、前記透明ガラス板11に線状に照
射される。そして、この小型ランプ20から放射
される光線によつて、製版領域の下流側端縁部が
表示される。この表示用光線は原稿9をも透過し
得るので、原稿9を透明ガラス板11上に載置し
た状態で、製版位置をコントロールすることも可
能となる。
また、前記保持部材8の下流側端縁部には、原
稿排出用のガイド22が形成されている。なお、
前記フラツシユランプ12にて一度に製版される
領域の搬送寸法L1は約6cmに設定されている。
前記製版機7の下流側には、原稿9から剥離さ
れた製版後の原紙3a(以下、製版後の原紙を3
aにて表示する。)を搬送するための、相互に圧
接される第1の搬送ローラ対23,24および第
2の搬送ローラ対25,26が直列配備されてい
る。前記第2の搬送ローラ対25,26には、そ
れ自身によつて原紙3aを搬送する際にのみ駆動
力が付与され、この原紙3aが他手段によつて駆
動されるときは、一定の抵抗を伴つて従動するよ
うな一方向クラツチがその回転軸に装着されてい
る。また両搬送ローラ対23,24および25,
26の間には、原紙3aのテンシヨンを検知する
ための、アクチユエータを有するマイクロスイツ
チ27が設けられている。
前記第1の搬送ローラ対23,24の下方に
は、原稿像が形成されている製版後の原紙3a
を、一時的に貯留するための貯留室28が設けら
れ、上方には原紙3aから剥離された原稿9を排
出するための、上縁部を支点として回動可能なガ
イド29が形成されている。
前記第2の搬送ローラ対25,26の下流側に
は、回転刃30と固定刃31からなるカツタが備
えられ、このカツタ30,31によつて、ロール
状の原紙3aがその搬送方向と直交する方向に切
断される。なお、本実施例ではカツタ30,31
と後述のクランパ37との距離を少しでも短かく
するため、および切断後の原紙3aの搬送をスム
ーズにするために、原紙3aはカツタ30,31
の下流側で切断されるように構成されている。
前記カツタ30,31の上部には、予め定寸切
断され、他の製版機にて製版された原紙3を挿入
する挿入ガイド32が、後述する印刷機33に向
けて延出している。
前記カツタ30,31の下流側には印刷機33
が設けられ、この印刷機33は、単胴式の版胴3
4と、この版胴34に印刷用紙35を押圧するプ
レスローラ36等にて構成されている。前記版胴
34の非印刷領域には、原紙3aの下流側端縁部
を保持するクランパ37および印刷インク注入口
38が装着されている。前記クランパ37には図
示せぬオーバセンタスプリングが装着されてお
り、このクランパ37が装置本体1に回動可能に
設けられている回動カム39によつて途中まで押
し下げられると、前記オーバセンタスプリングの
弾発力によつて、原紙3aを一気に挟持し、また
後述する排版機40にて一気に開放するように構
成されている。版胴34自体の構造は、従来周知
のものと同一であるので、その説明は省略する。
前記クランパ37とカツタ30,31は干渉しな
い範囲で可及的に接近しており(L2=約3.5cm)、
両者間には原紙3aを搬送するための手段は設け
られていない。
前記版胴34の右方には、前記クランパ37を
開放すると共に、印刷完了後の原紙3b(以下、
印刷完了後の原紙を3bにて表示する。)を版胴
34から離脱させるための排版機40が設けられ
ている。この排版機40は、前記クランパ37を
開放する手段(図示せず)と、原紙3bを版胴3
4から剥離する剥離爪41と、剥離された原紙3
bを原紙収納箱42へ収納する1対の歯合するギ
ア43,44とよりなり、前記原紙収納箱42は
装置本体1に対して水平方向に装着自在に装着さ
れている。
装置本体1の右側下部には、印刷前の用紙35
…が1000枚程度まで積載され得る従来周知の給紙
トレイ45および給紙ローラ46が設けられてお
り、最上部の用紙35から順次版胴34とプレス
ローラ36と間に給紙される。また、装置本体1
の左側下部には、印刷後の用紙35を搬送するコ
ンベア47と、排出された用紙35を積載収納す
る排紙トレイ48が設けられている。49は版胴
34等を駆動するモータである。
なお、本実施例装置はマイクロコンピユータに
よつてシーケンス制御がなされ、製版機7と印刷
機33が同時に動作し得るように構成されてい
る。
また、ロール状の原紙3には、前述のように、
原稿像を形成する際、1回の発光にて形成できる
原稿像(第1番目の領域)の長さに対応する間隔
で、フラツシユタイミングマーク16…が付され
ている。このフラツシユタイミングマーク16…
は、予め原紙3に印刷されているものであるが、
透孔にて表示され、この透孔をマイクロスイツチ
にて検知するようにしてもよい。また、アルミニ
ウム箔の小片を貼着することによつて形成するこ
とも可能である。
次に本実施例装置の動作につき説明する。な
お、第2図は第3図(タイムチヤート)のP時点
の状態を示している。帯状の原紙3は予めロール
から引き出されて第1の搬送ローラ対23,24
および第2の搬送ローラ対25,26にて挟持さ
れており、その下流側端縁部はカツタの両刃3
0,31間に位置している。このとき、原紙3の
上流側は、熱感受性フイルム面が上側になるよう
に前記透明ガラス板11上に張り渡されている。
而して、操作者が、先ず前記保持部材8を、ヒ
ンジ13,13部を回転中心として上方に開放し
(第1図参照)、原稿9を、その製版面が下側とな
るようにして原紙3上に重畳する。このとき、透
明ガラス板11には、前述のように製版領域の下
流側端縁部が光線にて表示されている。なお、こ
の透明ガラス板11の上流側に設けられているガ
イド6の上面には、幅方向寸法を表示するマーク
A4,B4が形成されている。(第1図参照)。従
つて、操作者は前記光線やマークを基準にして、
原稿9の製版しようとする箇所を位置決すればよ
い。そして原紙3上に原稿9を載置した状態で保
持部材8を閉成すると、この保持部材8はロツク
手段14,14によつて装置本体1にロツクさ
れ、原紙3と原稿9は前記バツクアツプローラ1
5にて前記ガイド6上に押圧される。
その後スタートスイツチ(図示せず)が操作さ
れると、製版機7の加圧装置19が作動して透明
ガラス板11がシヤーシ18と共に上昇し、前記
原紙3および原稿9は被押圧板10と透明ガラス
板11にて挟圧される。その状態でフラツシユラ
ンプ12が閃光を発すると、この閃光によつて原
紙3の第1番目の領域(第4図参照)に原稿像が
形成される。この像形成原理は周知であるので説
明は略す。
第1番目の領域の原稿像の製版が終了すると、
前記加圧装置19が逆動して、透明ガラス板11
がシヤーシ18と共に降下し、製版後の原紙3a
および原稿9は非挟圧状態となる。次いで第1の
搬送ローラ対23,24のみが回転を開始する
と、原稿9と原紙3aの下流側端縁部が剥離され
て、原稿9は前記ガイド22,29間を通過して
装置本体1の上部に向けて送出され、また、製版
後の原紙3aは弛んで下方の貯留室28に順次送
り込まれる。なお、このときテンシヨン検知用の
マイクロスイツチ27は、そのアクチユエータが
原紙3aから離間するので非導通状態となり、製
版動作中である旨の信号が出力されることにな
る。
原紙3aが第1の搬送ローラ対23,24にて
下流側に搬送されることによつて、第2番目の領
域の上流側に位置するフラツシユタイミングマー
ク16aがフオトセンサ17,17によつて検知
されると、即ち原紙3の第2番目の領域が透明ガ
ラス板11上に到来した時に、前記第1の搬送ロ
ーラ対23,24は停止する。その後前記と同様
の工程が繰返し実行されて、原紙3の第2番目の
領域に原稿像が製版され、その原紙3aは順次貯
留室28に貯留される。この際、原紙3の第1番
目の領域と第2番目の領域との間に非像形成部分
が発生することを防止するため、各フラツシユタ
イミングマーク16…の間隔は、1回の発光によ
つて製版される原稿像の長さ(閃光を受ける幅)
よりも若干短かく設定されている。
このようにして、1枚の原稿9につき、原紙3
等を5回間欠搬送して、フラツシユランプ12を
6回発光させると、原紙3の全領域(1枚の原稿
長)にわたつて原稿像が製版され、製版工程が完
了することになる。本実施例では、6回の発光に
よつて原稿像の全領域が原紙3aに製版される訳
であるが、スラツシユランプ12等を大型化、高
出力化することによつて、この回数を減少させる
ことはもとより可能である。
なお、1回の発光によつて原稿像が形成される
長さは、前記第1の搬送ローラ対23,24の回
転数を制御することによつて規定され得るが、ス
リツプ等を考慮すると、本実施例のように、原紙
3に予め形成されているフラツシユタイミングマ
ーク16をフオトセンサ17,17にて検知する
ことによつて、搬送寸法を規定する方が、より正
確に搬送することができる。
製版動作が完了すると、第1の搬送ローラ対2
3,24および第2の搬送ローラ対25,26が
夫々回転を開始する。そして原紙3aの下流側端
縁部が、予め開放状態にあるクランパ37の挟持
位置まで前進すると、両搬送ローラ対23,2
4、25,26は停止する。この際、前述のよう
にカツタ30,31からクランパ37までの距離
は短かいので、原紙3aは垂れ下ることなくそれ
自身の有する、腰の強さによつて略水平方向に搬
送され得る。
その後、前記回動カム39が回動することによ
つて、原紙3aの下流側端縁部がクランパ37に
て挟持される。原紙3aがクランパ37にて挟持
されると同時に、版胴34が時計方向に低速で1
回転すると、貯留室28に貯留されている製版後
の原紙3aが引き出され、版胴34に巻着され
る。このとき、第2の搬送ローラ対25,26は
抵抗を伴つて従動するので、原紙3aは適度なテ
ンシヨン保有しつつ版胴34に巻着され、皺が発
生することはない。そして、原紙3aの版胴34
への巻着が終了すると、即ち貯留室28内に貯留
されている原紙3aが完全に引き出されると、前
記第1の搬送ローラ対23,24は停止している
ので、原紙3aはこの第1の搬送ローラ対23,
24の下流側にてテンシヨンが高くなり、マイク
ロスイツチ27が導通状態となる。このマイクロ
スイツチ27からの導通信号によつてカツタの回
転刃30が回転し、原紙3aは所定の位置にて切
断されることになる。
原紙3aが切断されると、続いて試し刷りが2
枚行なわれ、印刷準備が完了する訳であるが、こ
こまでに要する時間は29秒である。
その後、所定枚数の印刷が行なわれるが、所定
放数の印刷が終了すると、版胴34は非印刷領域
を下側にした姿勢で停止する。これは、スクリー
ン部が下側になることによつて印刷インクが漏出
滴下することを、防止するためである。
このようにして、第1枚目の原稿9が印刷され
ている間に、前述と同様の工程を経て、第2枚目
の原稿の原稿像が原紙3に製版される。即ち、第
1枚目の原稿9が印刷されている間に、第2枚目
の原稿の原稿像が原紙3に製版され、貯留室19
に貯留されることになる。
第1枚目の原稿9について所定枚数の印刷が終
了すると、前記排版機40が動作して、印刷終了
後の原紙3bは原紙収納箱42に収納される。
なお、排版機40は所定枚数の印刷の終了後直
ちに動作するが、シーケンスを適当に選定するこ
とによつて、原紙3bの原紙収納箱42への収納
工程を、製版工程と時系列的に重複させるとこと
ができ、そうすると実質的に排版時間を無視し得
る。
また、他の装置にて既に製版されている原紙を
印刷する場合には、前記保持部材8を開放した
後、前記ガイド29を時計方向に回転させ、当該
原紙を原紙挿入ガイド32に沿つて挿入すれば足
りる。
本実施例は、製版動作と印刷動作を同時に実行
させるものであるが、両動作を同時に実行させ得
ない装置にあつては、原紙3aを、カツタ30,
31からクランパ37までの距離L2と同一の寸
法だけ撓ませるスペースを両搬送ローラ対23,
24、25,26の間に設ければよい。このよう
に構成すると、原紙3aが被押圧板10と透明ガ
ラス板11にて挟圧されている間にも、原紙3a
の撓んでいる寸法だけ下流側端縁部を搬送でき、
その端縁部をクランパ37に挟持させ得る。
(ト) 発明の効果 本発明では、版胴の近傍にカツタが設けられて
いるので、カツタから版胴までの距離が短かく、
版胴とカツタとの間に搬送ローラ対やガイド等の
原紙搬送手段が介装されていなくとも、原紙の下
流側端縁部はクランパにまで確実に搬送される。
従つて、構造が簡単になり、安価になると共に
信頼性が向上する。
また、カツタの下流側に前記孔版原紙とは別異
の孔版原紙の版胴に向けて誘導するガイドが設け
られているので、他の製版機で制版した孔版原紙
をガイドによつて版胴に誘導し、装着することが
できる。
従つて、印刷機部分みを動作させることがで
き、装置全体の使用効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示
し、第1図は外観斜視図、第2図は内部構成図、
第3図はタイムチヤート、第4図は孔版原紙の部
分平面図である。第5図は従来装置の要部構成図
である。 1……装置本体、3……孔版原紙、7……製版
機、9……原稿、23,24……第1の搬送ロー
ラ対、25,26……第2の搬送ローラ対、28
……貯留室、30,31……カツタ、33……印
刷機、34……版胴、35……用紙、37……ク
ランパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯状の孔版原紙に原稿像を形成するための製
    版手段と、製版後の孔版原紙を版胴に装着して印
    刷用紙に印刷する印刷手段とが具備されている製
    版印刷装置において、 前記版胴の、孔版原紙の搬送方向に沿つて下流
    側端縁部が装着される部位の上流側に、この孔板
    原紙をその搬送方向と直交する方向に切断するた
    めのカツタが隣接配備されると共に、前記カツタ
    の下両側に前記孔版原紙とは別異の孔版原紙を外
    部から版胴に向けて誘導するガイドが設けられ、
    版胴とカツタの間には孔版原紙の搬送手段は設け
    られていないことを特徴とする製版印刷装置。
JP16497885A 1985-07-25 1985-07-25 製版印刷装置 Granted JPS6225080A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16497885A JPS6225080A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 製版印刷装置

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JP16497885A JPS6225080A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 製版印刷装置

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Publication Number Publication Date
JPS6225080A JPS6225080A (ja) 1987-02-03
JPH0446234B2 true JPH0446234B2 (ja) 1992-07-29

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ID=15803504

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JP16497885A Granted JPS6225080A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 製版印刷装置

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JPH0611831Y2 (ja) * 1988-06-23 1994-03-30 理想科学工業株式会社 製版印刷装置

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JPS61287781A (ja) * 1985-06-14 1986-12-18 Riso Kagaku Corp 製版印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61287781A (ja) * 1985-06-14 1986-12-18 Riso Kagaku Corp 製版印刷装置

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JPS6225080A (ja) 1987-02-03

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