JPH0433566B2 - - Google Patents

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JPH0433566B2
JPH0433566B2 JP10947386A JP10947386A JPH0433566B2 JP H0433566 B2 JPH0433566 B2 JP H0433566B2 JP 10947386 A JP10947386 A JP 10947386A JP 10947386 A JP10947386 A JP 10947386A JP H0433566 B2 JPH0433566 B2 JP H0433566B2
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JP
Japan
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machining
workpiece
electrode
correction value
liquid level
Prior art date
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Expired
Application number
JP10947386A
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English (en)
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JPS62271633A (ja
Inventor
Masaru Shinkai
Makoto Tanaka
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS62271633A publication Critical patent/JPS62271633A/ja
Publication of JPH0433566B2 publication Critical patent/JPH0433566B2/ja
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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、加工槽に加工液を充満し、被加工
物を浸漬加工する放電加工装置の高精度化に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来の被加工物を浸漬加工するワイヤ
放電加工装置の説明図である。図において、10
はワイヤ電極、12はワーク取付定盤14上に設
置された被加工物である。16は加工用電源であ
り、ワイヤ電極10及びワーク取付定盤14を介
して被加工物12に放電電力を供給する。18,
20は各々上、下ワイヤガイドであり、ワイヤ電
極10を被加工物12の上、下で摺動自在に保持
するとともに、微少間隙に加工液タンク22より
ポンプ24により供給される加工液を噴出供給す
る。26は加工槽であり、上、下ワイヤガイド1
8,20から噴出される加工液をうけると共に、
被加工物12を浸漬するために、加工液を満たす
ように形成されている。28はX−Yクロステー
ブルであり、加工槽26、ワーク取付定盤14、
被加工物12を積載すると共に、ボールネジ30
によりそれに直結されたモータ32の回転力が直
線移動力に変換され、ワイヤ電極10に対してX
−Y方向に相対移動可能に形成されている。34
は検出器で、テーブル28の移動速度と座標位置
を検出し、NC制御装置36にフイードバツクし
ている。38はベツドであり、テーブル移動機構
を積載保持している。図では簡単のために1軸の
みの構造を示す。又符号A,B,Cは加工槽26
にレベルを変えて加工液を満した時のそれぞれの
液面高さを示している。
上記のような従来のワイヤ放電加工装置で被加
工物12を加工する場合、あらかじめ設定された
プログラムに従つてNC制御装置36から移動指
令をモータ32に送り、ボールネジ30によりモ
ータ32の回転角を直線移動量に変換し、X−Y
クロステーブル28、加工槽26、ワーク取付定
盤14を介して載置された被加工物12を、上、
下のワイヤガイド18,20間に張架、送給され
ているワイヤ電極10に対して相対的に移動させ
る。そして、その際上、下ワイヤガイド18,2
0から噴出される加工液を介して、ワイヤ電極1
0と被加工物12の間に電源16より放電電力を
供給し、放電を発生させて被加工物12を上記プ
ログラム形状に従つて切断加工する。
又高精度加工を実施する場合、放電エネルギに
よる発熱の影響で被加工物12が熱変形すること
を防止するため、加工槽26に被加工物12が浸
漬されるまで加工液を充満させ(第4図のAのレ
ベル)て放電加工する。さらに従来のワイヤ放電
加工装置は、上記のように加工槽26の加工液の
レベルA,B,Cを変えて放電加工されると、加
工液重量が変化する。第5図は加工槽26に加工
液を各々のレベルA,B,Cまで満してX−Yク
ロステーブル28を送つた場合、ワイヤ電極10
に対する被加工物12の相対移動量がNC指令値
と実際位置との間で生ずる誤差を示す線図であ
る。図において、横軸はX−Yクロステーブル2
8のX軸方向を示し、縦軸は送り誤差を示す。
なお、符号A1、B1、C1で示す曲線は、加工液
をレベルA,B,Cまでがそれぞれ満たしてX−
Yクロステーブル28を送つた場合を示す。第5
図の結果から加工液のレベルが高く、その重量が
大きいとX−Yクロステーブル28、ベツド38
の静的変形量も大きくなつて、送り誤差も大きく
なることを示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のワイヤ放電加工装置においては、加工槽
に満たす加工液重量が変化して、X−Yクロステ
ーブル28、ベツド38の静的変形量が変化して
も、その状態でX−Yクロステーブル28を送る
から、ワイヤ電極10に対する被加工物12の実
際の相対移動量とNC指令値との間で誤差を生
じ、安定した高精度加工ができないという問題が
あつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、NC指令値を補正して高精度加工
が可能となる放電加工装置を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、加工槽内で被加工物と電極との微
小間隙に加工液を介在させながら放電させ、NC
指令により上記被加工物と電極とを相対移動させ
ながら、上記被加工物を所望の形状に加工する放
電加工装置において、上記の問題点を解決するた
めに、上記加工槽内の加工液の液面を検出する液
面検出手段と、この液面検出手段により検出され
た加工液面に相当する加工液重量に応じた上記被
加工物と電極との相対移動時の各座標値での送り
誤差に対応した補正値を記憶する補正値記憶手段
と、上記補正値記憶手段に記憶された補正値を呼
び出してこの補正値によりNC指令値を補正し、
上記被加工物と電極との相対移動を制御する制御
手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、加工槽の液量(重量)に
応じて生じる被加工物と電極との相対移動時の各
座標位置での送り誤差に対応した補正値が、あら
かじめNC制御装置の補正値記憶手段に入力さ
れ、放電加工に際して補正値記憶手段から呼び出
された補正値によりNC指令値を補正しながら被
加工物と電極との相対移動を制御するので、ワイ
ヤ電極と被加工物との相対位置関係は加工液の液
量(重量)に関係なく一定になり、高精度の位置
決めができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の構成図である。
図において、第4図に示す従来の放電加工装置と
同一符号はこれと同等のものを示す。50は液面
検出手段であり、液面を検知することにより液量
を検出するように構成されている。そしてその検
出液量はNC制御装置36aにフードバツクされ
るようになつている。
第2図aはNC制御装置36a内部の処理の概
略を示すブロツク図である。52は液面レベルカ
ウンターであり、液面検出手段50の検出信号を
受けてCPU54に現在の加工槽26の液量情報
を送信する。56は現在値カウンターであり、X
軸、Y軸モータ32に直結されているそれぞれの
検出器34からの信号を受け、CPU54にテー
ブル28の現在位置情報を伝達する。58は補正
値記憶装置であり、あらかじめ液面レベルカウン
タ52、現在値カウンタ56の各データに対応し
たテーブル28の各座標位置の送り誤差を測長器
60(第2図b参照)で測定し、その結果より作
成された補正値を記憶する。62は駆動ユニツト
であり、CPU54から出された移動指令に応じ
た出力を各モータ32に送り、テーブル28を駆
動する。
第2図bは、測長器60の斜視図である。
上記のように構成されたワイヤ放電加工装置に
おいて、従来と同様にワイヤ電極10に対して被
加工物12を相対移動させながら放電加工する。
その際、加工槽26に満たされた加工液量は液
面検出器50で検出され、液面レベルカウンタ5
2から液量情報としてNC制御装置36aのCPU
54に送られる。さらに、順次変化するテーブル
28の各座標位置は検出器34により検出され、
現在値カウンタ56によりテーブル28の現在値
情報としてCPU54に送られる。CPU54では
前記液量情報とテーブル現在値情報を比較し、そ
れに対応した補正値を補正値記憶装置58から呼
び出す。次にCPU54では、プログラムによる
移動指令に補正値を加えて、ワイヤ電極10と被
加工物12との相対位置がプログラム指定通りに
なるよるに駆動ユニツト62に指令し、X軸、Y
軸の駆動を制御する。
第3図はこのようにしてX−Yクロステーブル
28を制御した場合の送り誤差を表わす線図であ
る。図において、縦軸は送り誤差、横軸はX−Y
クロステーブル28のX軸方向を示す。符号A1
B1、C1は加工槽26にレベルA、B、Cまで、
それぞれ加工液を満たして放電加工した場合を示
す。
第3図の結果から、送り誤差はほとんど無くな
ることが明らかである。又第3図はX軸について
示しているが、Y軸についても同様の結果が得ら
れる。
上記実施例ではワイヤ放電加工装置について説
明したが、型彫放電加工装置でもよい。又、第1
図の液面検出レベルは3段階で検出する場合を示
したが、検出レベル数を増加すればさらに細かい
補正をすることができ、より安定した高精度加工
が可能となる効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、加工
槽の液量(重量)に応じて生じる被加工物と電極
との相対移動時の各座標位置での送り誤差に対応
した補正値を予め記憶しておき、この補正値によ
つてNC指令値を補正しながら被加工物と電極の
相対移動を制御するので、加工槽の液量によら
ず、高精度の加工を安定して行なうことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の説明図、第2図
aはNC制御装置内部の処理の概略を示すブロツ
ク図、第2図bは測長器の斜視図、第3図は送り
誤差を表わす線図、第4図は従来のワイヤ放電加
工装置の説明図、第5図は送り誤差を表わす線図
である。 図において、10はワイヤ電極、12は被加工
物、18,20はワイヤガイド部分、26は加工
槽、18はX−Yクロステーブル、36aはNC
制御装置、50は液面検出手段、52は液面レベ
ルカウンター、54はCPU、56は現在値カウ
ンター、58は補正値記憶装置、60は測長器、
62は駆動ユニツトである。なお各図中、同一符
号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工槽内で被加工物と電極との微小間隙に加
    工液を介在させながら放電させ、NC指令により
    上記被加工物と電極とを相対移動させながら、上
    記被加工物を所望の形状に加工する放電加工装置
    において、 上記加工槽内の加工液の液面を検出する液面検
    出手段と、 この液面検出手段により検出された加工液面に
    相当する加工液重量に応じた上記被加工物と電極
    との相対移動時の各座標値での送り誤差に対応し
    た補正値を記憶する補正値記憶手段と、 上記補正値記憶手段に記憶された補正値を呼び
    出してこの補正値によりNC指令値を補正し、上
    記被加工物と電極との相対移動を制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする放電加工装置。
JP10947386A 1986-05-15 1986-05-15 放電加工装置 Granted JPS62271633A (ja)

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JP10947386A JPS62271633A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 放電加工装置

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JP10947386A JPS62271633A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 放電加工装置

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JPS62271633A JPS62271633A (ja) 1987-11-25
JPH0433566B2 true JPH0433566B2 (ja) 1992-06-03

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JP10947386A Granted JPS62271633A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 放電加工装置

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JP4850316B1 (ja) 2011-04-11 2012-01-11 三菱電機株式会社 放電加工装置
JP5226839B2 (ja) 2011-08-17 2013-07-03 ファナック株式会社 位置決め精度補正機能を備えたワイヤ放電加工機
JP6567853B2 (ja) * 2015-03-30 2019-08-28 ファナック株式会社 軸送り特性を変更する放電加工機
JP6250897B2 (ja) 2015-07-28 2017-12-20 ファナック株式会社 被加工物の重量を自動算出する機能を有する放電加工機

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JPS62271633A (ja) 1987-11-25

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