JPH0431998A - デジタル運行データの記録解析システム、記録装置及び記録媒体 - Google Patents

デジタル運行データの記録解析システム、記録装置及び記録媒体

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JPH0431998A
JPH0431998A JP13699790A JP13699790A JPH0431998A JP H0431998 A JPH0431998 A JP H0431998A JP 13699790 A JP13699790 A JP 13699790A JP 13699790 A JP13699790 A JP 13699790A JP H0431998 A JPH0431998 A JP H0431998A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の走行速度や走行距離などの運行状態を
示すデジタル運行データを記録媒体に記録して収集した
デジタル運行データを解析するデジタル運行データの記
録解析システム、車両の走行速度や走行距離などの運行
状態を示すデジタル運行データを記録媒体に記録する記
録装置、及び車両の走行速度や走行距離などの運行状態
を示すデジタル運行データが記録される記録媒体に関す
るものである。
〔従来の技術〕
−iにこの種のデジタル運行データの記録解析システム
は、第8図に示すように、記録装置1と、記録媒体とし
てのICメモリカード2と、解析装置3とによって構成
されている。
同図において、記録袋Wlは車両に搭載され、時々刻々
変化する車両の走行速度や走行距離を示すデジタル運行
データを作成し、この作成したデジタル運行データを所
定の設定値に基づいて圧縮処理して記録媒体2に記録す
る。解析装置3は車両の運行を管理するオフィスに設置
され、記録媒体2に圧縮処理されて記録されているデジ
タル運行データを読取り、該読取ったデジタル運行デー
タを伸長処理して解析し、解析結果を表示装置の画面に
表示したり、プリンタによってプリント用紙に印字した
りして出力する他、ICメモリカード2の初期化を行う
一般に、上述した記録解析を行うには、記録側で使用す
る速度圧縮の許容差(許される誤差範囲)及びサンプリ
ングタイム、記録媒体の記録ロケーション(オプション
を記録するか否かなど)が仕様として設定されなければ
ならない。例えば、上記圧縮処理によって得られるデジ
タル速度データの精度は、上記所定の設定値としての速
度圧縮の許容差及びサンプリングタイムに依存するので
、ユーザによって希望するデジタル速度データの精度が
異なる場合には、設定値を変えるようにしている。
ところで、上記設定値は解析装置3が記録媒体2に記録
されているデジタル運行データを読取って伸長処理する
場合にも使用されるので、上記記録媒体2には圧縮処理
されたデジタル運行データと共に上記所定の設定値も記
録される。
上述した従来のシステムにおいて、記録装置1は、より
具体的には、車両のトランスミッションに連結手段によ
って連結された回転センサが発生する車軸の回転に応じ
た周期の電気信号をサンプリングして入力し、演算によ
り速度や走行距離を求めると共に、この演算によって求
めた速度や走行距離をデジタルデータとして、着脱自在
に装着されているICメモリカード2に記録するに当た
ってデータ長を短くするためのデータ圧縮処理などを行
うマイクロコンピュータ(CPU)から構成されている
一方、解析装置3は、陰極線管(CRT)、キーボード
、プリンタなどを有するパーソナルコンピュータ(PC
)と、このPCに接続されたカードリーダライタ(RW
)とから構成され、RWにICメモリカード2を装着す
ると、ICメモリカード2に記録されているデジタル運
行データがRWによって読取られてPCに転送され、そ
の内部メモリに格納される。このメモリに格納されたデ
ータは解析プログラムに従って伸長処理や解析処理され
たり、フロッピーディスク(FD)に記録されたりする
。解析装置3によって伸長処理された1日分のデジタル
運行データはその解析処理によって例えばCRTの画面
に24時間グラフの形で表示されたり、プリンタ用紙に
印字される。
なお、解析装置3のRWは、ICメモリカード2の初期
化の際に所定のデータを記録媒体2に書込むためにも使
用される。
[発明が解決しようとする課B] 上述した従来のシステムにおいて、速度や走行距離のデ
ジタル運行データは基本的なもので、メーカや機種など
が異なる場合でも共通の項目であるので、ICメモリカ
ード2への記録フォーマットは、メーカや機種などが異
なる車載記録装置でも共通化し、どのような解析装置で
もデータの解析を行うようにすることができる。
しかし、速度や走行距離の基本的なデジタル運行データ
以外の、例えば作業内容、回転計データなどのオプショ
ンデータの項目やその記録に使用するメモリ容量はメー
カや機種なとの異なるもの毎に任意に設定でき互いに異
なる。
このため、オプションデータの書き込みに対して何の制
約もないと、複数のメーカや異なる機種の車載記録装置
1にICメモリカード2を装着して使用すると、既に書
き込み記録されている基本的なデジタル運行データが他
の車載記録装置1により破壊されてしまう恐れがある。
よって本発明は、上述した点に鑑み、基本的なデジタル
運行データについては、異なる種類の記録装置によって
も記録することができると共に、どのような解析装置に
よっても解析することができ、しかも他の記録装置によ
る記録によって既に記録しである基本的なデジタル運行
データが破壊されることがないようにしたデジタル運行
データの記録解析システムを提供することを課題として
いる。
本発明はまた、上述した点に鑑み、所定の記録媒体に対
してはオプションデータを記録することができると共に
、オプションデータを記録することができない記録媒体
が装着されても、該記録媒体に対して既に記録されてい
る基本的なデジタル運行データを破壊することなく新た
にデジタル運行データを記録することができるようにし
たデジタル運行データの記録装置を提供することを課題
としている。
本発明は更に、上述した点に鑑み、オプションデータに
ついては指定によって任意の領域に記録されることがで
き、基本的なデジタル運行データについては、異なる種
類の記録装置によっても記録することができると共に、
どのような解析装置によっても解析することができ、し
かも他の記録装置によって既に基本的なデジタル運行デ
ータが記録されている場合にも、その既に記録されてい
るデータが破壊されることなく、新たに基本的なデジタ
ル運行データが記録されるようにしたデジタル運行デー
タの記録媒体を提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため本発明により成されたデジタル
運行データの記録解析システムは、第1図の基本構成図
に示すように、車両の運行状態を示す予め定められたデ
ジタル運行データが記録されるデジタル運行データ記録
領域2azを有する記録媒体2と、該記録媒体2が着脱
自在に装着され、車両の運行状態を監視してデジタル運
行データを作成し、該作成したデジタル運行データを前
記記録媒体2に記録する記録装置lと、前記記録媒体2
に記録されたデジタル運行データを読取り、該読取った
デジタル運行データを解析処理する解析装置3とからな
るデジタル運行データの記録解析システムにおいて、前
記記録媒体2が、初期化が誰によって行われたかを識別
する初期化識別情報と、前記デジタル運行データ記録領
域2a2中の一部分をデジタル運行データ以外のオプシ
ョンデータを記録するオプション領域として指定するオ
プション領域指定情報とが記録される共通データ記録領
域2a、を有し、前記記録装置2が、前記共通データ記
録領域2a+に記録されている初期化識別情報とオプシ
ョン領域指定情報とを読み出す読出手段12c+ と、
予め設定された識別情報を保持する識別情報保持手段1
2dと、前記読出手段12c+ によって読み出した初
期化識別情報と前記識別情報保持手段12dに保持され
ている識別情報とを比較し、両者の一致を検出する比較
手段12czと、該比較手段12C2によって一致が検
出され、かつ前記読出手段12C1によって読み出した
オプション領域指定情報があるとき、該オプション領域
指定情報によって指定されているオプション領域にオプ
ションデータを記録する記録手段12C3と、前記比較
手段12C2によって一致が検出されず、かつ前記読出
手段12c+ によって読み出したオプション領域指定
情報があるとき、該オプション領域指定情報によって指
定されているオプション領域にデジタル運行データを記
録することを禁止する記録禁止手段12caとを備え、
前記解析装置3が、前記記録媒体2の初期化時に前記初
期化識別情報とオプション領域指定情報とを前記記録媒
体2の共通データ記録領域2a+ に書込む初期化手段
31a+を有することを特徴としている。
上記課題を解決するため本発明により成されたデジタル
運行データの記録装置は、第1図の基本構成図に示すよ
うに、車両の運行状態を示す予め定められたデジタル運
行データが記録されるデジタル運行データ記録領域2a
2を有する記録媒体2が着脱自在に装着され、車両の運
行状態を監視してデジタル運行データを作成したデジタ
ル運行データを前記記録媒体2に記録するデジタル運行
データの記録装置1において、前記記録媒体2の共通デ
ータ記録領域2a、に記録された、初期化が誰によって
行われたかを識別する初期化識別情報と、前記デジタル
運行データ記録領域2az中の一部分をデジタル運行デ
ータ以外のオプションデータを記録するオプション領域
として指定するオプション領域指定情報とを読み出す読
出手段12c+ と、予め設定された識別情報を保持す
る識別情報保持手段12dと、前記読出手段12C8に
よって読み出した初期化識別情報と前記識別情報保持手
段12dに保持されている識別情報とを比較し、両者の
一致を検出する比較手段12C2と、該比較手段12C
2によって一致が検出され、かつ前記読出手段12c+
によって読み出したオプション領域指定情報があるとき
、該オプション領域指定情報によって指定されているオ
プション領域にオプションデータを記録する記録手段1
2C3と、前記比較手段12C2によって一致が検出さ
れず、かつ前記読出手段12C1によって読み出したオ
プション領域指定情報があるとき、該オプション領域指
定情報によって指定されているオプション領域にデジタ
ル運行データを記録することを禁止する記録禁止手段1
2c4とを備えることを特徴としている。
上記課題を解決するため本発明により成されたデジタル
運行データの記録媒体は、第1図の基本構成図に示すよ
うに、車両の運行状態を示す予め定められたデジタル運
行データが記録されるデジタル運行データ記録領域2a
zを有する記録媒体2において、初期化が誰によって行
われたかを識別する初期化識別情報と、前記デジタル運
行データ記録領域中の一部分をデジタル運行データ以外
のオプションデータを記録するオプション領域として指
定するオプション領域指定情報とが記録される共通デー
タ記録領域2a、を有することを特徴としている。
〔作 用〕
上述した第1図の構成において、記録媒体2が、車両の
運行状態を示す予め定められたデジタル運行データが記
録されるデジタル運行データ記録領域2azの他に、初
期化が誰によって行われたかを識別する初期化識別情報
と、上記デジタル運行データ記録領域Zaz中の一部分
をデジタル運行データ以外のオプションデータを記録す
るオプション領域として指定するオプション領域指定情
報とが記録される共通データ記録領域2a+を有する。
また、上記記録媒体2が着脱自在に装着され、車両の運
行状態を監視してデジタル運行データを作成し、該作成
したデジタル運行データを上記記録媒体2に記録する記
録装置1が、上記共通データ記録領域2a+に記録され
ている初期化識別情報とオプション領域指定情報とを読
み出す読出手段12c+ と、予め設定された識別情報
を保持する識別情報保持手段12dと、上記読出手段1
2C1によって読み出した初期化識別情報と上記識別情
報保持手段12dに保持されている識別情報とを比較し
、両者の一致を検出する比較手段12c2と、該比較手
段12c2によって一致が検出され、かつ上記読出手段
12CI によって読み出したオプション領域指定情報
があるとき、該オプション領域指定情報によって指定さ
れているオプション領域にオプションデータを記録する
記録手段12c3と、上記比較手段12c2によって一
致が検出されず、かつ上記読出手段12CI によって
読み出したオプション領域指定情報があるとき、該オプ
ション領域指定情報によって指定されているオプション
領域にデジタル運行データを記録することを禁止する記
録禁止手段12c4とを備える。
更に、上記記録媒体2に記録されたデジタル運行データ
を読取り、該読取ったデジタル運行データを解析処理す
る解析装置3が、上記記録媒体2の初期化時に上記初期
化識別情報とオプション領域指定情報とを上記記録媒体
2の共通データ記録領域2a+に書込む初期化手段31
a1を有する。
従って、上記記録媒体2と記録装置1と解析装置3とに
よって構成されたデジタル運行データの記録解析システ
ムにおいては、基本的なデジタル運行データについては
、異なる種類の記録装置によっても記録することができ
ると共に、どのような解析装置によっても解析すること
ができる。
しかも、記録装置lにおいて、比較手段12c2による
読出手段12C6によって読み込んだ初期化識別情報と
識別情報保持手段12dに保持されている識別情報との
比較の結果両者が一致し、かつオプション領域指定情報
があるとき、記録手段12c:lがオプション領域指定
情報によって指定されているオプション領域にオプショ
ンデータを記録し、両者が一致しないときにはオプショ
ン領域指定情報があっても、記録禁止手段12C4がオ
プション領域にデジタル運行データを記録することを禁
止するようになっているので、他の記録装置1によって
既に記録されている基本的なデジタル運行データを破壊
することがない。
また、本発明による記録装置1においては、所定の記録
媒体に対してはオプションデータを記録することができ
ると共に、オプションデータを記録することができない
記録媒体が装着されても、該記録媒体に対して既に記録
されている基本的なデジタル運行データを破壊すること
なく新たにデジタル運行データを記録することができる
更に、本発明による記録媒体2においては、オプション
データについては指定によって任意の領域に記録される
ことができ、基本的なデジタル運行データについては、
異なる種類の記録装置によっても記録することができる
と共に、どのような解析装置によっても解析することが
でき、しかも他の記録装置によって既に基本的なデジタ
ル運行データが記録されている場合にも、その既に記録
されているデータが破壊されることなく、新たに基本的
なデジタル運行データが記録される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明によるデジタル連行データの記録解析シ
ステムの一実施例を示し、同図において、第8図につい
て上述したものと同一の部分には同一の符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
第2図において、記録装置1は車両のトランスミッショ
ンに図示しない連結手段によって連結された回転センサ
11と、この回転センサ11からの電気信号をサンプリ
ングして入力し、演算により速度や走行距離を求めると
共に、この演算によって求めた速度や走行距離を基本的
なデジタル運行データとして記録媒体としてのICメモ
リカード2に記録するに当たって、データを圧縮処理す
るなどの仕事を行う装置本体12とからなり、装置本体
12にはICメモリカード2が装脱されるカード挿入孔
12aが設けられ、このカード挿入孔12aにICメモ
リカード2が装着されることによって、ICメモリカー
ド2からこれに記録されているカードの各種のデータが
読込まれたり、上記圧縮処理したデジタル運行データが
ICメモリカード2に書込まれたりする。記録装置1は
また、上記基本的なデジタル運行データの他に、作業内
容や回転計データなどをオプションデータとして上記各
種データによって指定される領域に記録する機能も有す
る。
一方、解析装置3は、同図に示すように、本体31a、
CRT31b、キーボード31c、フロッピーディスク
(FD)  ドライバ31d及びプリンタ31eなどか
らなるパーソナルコンピュータ(PC)31と、このP
C31の本体31aに接続されたり一ダライタ(RW)
32とからなり、上記FDドライバ31dにはFD33
及び34が装脱自在に装着され、RW32にはICメモ
リカード2が装脱自在に装着される。
上記ICメモリカード2は、第3図に示すように1ワー
ドが8ビツト(1バイト)構成のメモリ2aを内蔵し、
メモリ2a内には、共通データ記録領域2a+ と、基
本的なデジタル運行データを記録するためのデジタル運
行データ記録領域2a2と、オプションデータを記録す
る場合に設けられるオプションデータ記録領域2asと
が設けられる。
上記共通データ記録領域2a、には、ICメモリカード
2の初期化の際に、1バイトからなる初期化メーカコー
ド23zと、オプションデータを記録する場合に使用す
る領域の開始アドレスを示す2ハイドからなるオプショ
ン開始アドレス2a1□とが記録されるエリアの他、運
行回数に相当する1ハイドからなるIDの数213が記
録されるエリアとが形成されている。
上記デジタル運行データ記録領域2azには、その下位
アドレスから上位アドレスに向かって各運行の8ハイド
からなるIDデータ2 a21と各運行の任意のバイト
数からなる距離データ2az□とが交互に記録されるエ
リアと、その上位アドレスから下位アドレスに向かって
各運行の任意のハイド数からなる速度データ2a23が
記録されるエリアとが形成され、またオプションデータ
を記録する場合には、オプションデータ2a24が記録
される最上位側の任意のハイド数からなるエリアが形成
されている。
上記IDデータ2a2.の各々は、車載の記録装置1の
メーカを特定する1ハイドからなるメーカコード2 a
211 と、記録装置1が車載されている車両が所属す
る営業所を示す1バイトからなる営業所コード2a21
□と、記録装置を車載している車両を示す1バイトから
なる車両コード2 a213と、各運行の距離データの
最後のものが記録されているアドレスを示す2ハイドか
らなる距離終了アドレス28214と、各運行の速度デ
ータの最後のものが記録されているアドレスを示す2バ
イトからなる速度終了アドレス28i15と、速度演算
の際に使用する1/2バイトからなる速度サンプリング
タイム2az+bと、速度データの圧縮処理の際に使用
する1/2バイトからなる速度許容差23217とから
なり、上記距離終了アドレス2a214及び速度終了ア
ドレス28z+s以外の、メーカコード2a211、営
業所コード2a21□、車両コード2a21:l、速度
サンプリングタイム2 a216及び速度許容差2az
+tは、当該ICメモリカード2にデジタル運行データ
を記録している記録装置1に対して予め定められた固定
のものである。
なお、上記速度許容差2 az+7は記録の際に許され
る誤差範囲を示し、速度サンプリングタイム2 aZI
6と共に収集した速度データの精度に関係するものであ
り、圧縮処理によって得られるデータの精度はこれらに
依存し、これらのデータは解析側で伸長、解析するのに
必須のものとなる。
また、各運行の上記距離データ又は速度データの少なく
とも一方には、各運行の運行開始時刻と運行終了時刻と
が最初と最後にそれぞれ記録されるが、これらの時刻情
報は解析によってデジタル運行データをこの時刻の間に
割り振り、各時点での速度や走行距離がどのようになっ
ているかを知る上で重要なものである。
更に、1運行は、例えばICメモリカード2が記録装置
1に装着されてから抜かれるまでの期間として定められ
る。
一方、上記FDドライバ31dに装着されるFD33に
は、データ解析用プログラムなどが予め記憶されており
、このFD33をFDドライバ31dに装着することに
よって、上記データ解析用プログラムなどが読取られて
装置本体3.1a内の内部メモリに格納される。
上記RW32にICメモリカード2を装着して読込み操
作を行うと、ICメモリカード2のメモリ2aの共通デ
ータ記録領域2a+ とデジタル運行データ記録領域2
azに記録されているデータの全てが読取られてPC3
1の本体31aに転送され、装置本体31a内の内部メ
モリに一時的に格納される。この装置本体31a内の内
部メモリに格納されたデータは、解析用プログラムに従
ってデータが伸長処理や解析処理されたり、FDドライ
バ31dに装着されているデータ収集用のFD34に記
録されたりする。
既にデジタル運行データが記録されているFD34をF
Dドライバ31dに装着すると、その中に格納されてい
る解析すべきデジタル運行データが装置本体31a内の
内部メモリに読取られてFD33の解析プログラムによ
って伸長解析処理可能になる。
上記記録装置1の装置本体12は、第4図に示すように
、パルスカウンタ12 b、CPUI 2 c。
ROM及びRAMからなる内部メモリ12d、バッテリ
12e、表示器12f、入出力インターフェース12g
、リアルタイムを表す年月日時分秒データを発生する時
計12hから構成され、入出力インターフェース12g
はICメモリカード2が装脱自在に接続されるコネクタ
によって構成されている。
このように構成された装置本体12を搭載した車両が走
行を行うと回転センサ11はパルス信号を発生し、その
信号を装置本体12内のパルスカウンタ12bに供給す
る。パルスカウンタ12bは入力されたパルス数を計数
する装置で、計数値が上限に達するとゼロから再カウン
トするようになっている。CPU12cは装置本体12
の全ての機能を統括する制御装置で、内部メモリ12d
中のROMに格納されている制御プログラムにより制御
される。CPUI 2 cは内部メモリ12dのRAM
に格納されている速度サンプリングタイム及び速度許容
差の設定値を監視しており、速度サンプリングタイムの
設定値に基づきサンプリングタイミング信号の周期を決
定すると共に、速度許容差の設定値に基づき速度圧縮時
の許容範囲を決定している。また、記録装置1のメーカ
コードは、CPU内部の(ROM)にプログラムとして
組み込まれており、営業所、車両コードは、デイツプS
W(又は、不揮発性メモリ)に依り設定される。
CPU12cはサンプリングタイミング信号に従ってパ
ルスカウンタ12bの値を読み、内部メモリ12d中の
RAMに記憶している前回の値との差でサンプリング周
期の間の入力パルス数を求めて速度を演算によって求め
ると共に、所定のパルス数で所定の距離を走行したこと
を判断し、これらの速度及び走行距離をデジタル運行デ
ータとしてICメモリカード2に圧縮記録する。上記デ
ジタル運行データの記録に際し、このデータが運行開始
時の最初のデータであれば、そのとき時計12hが発生
している時刻データをCPUI 2 cが入出力インタ
ーフェース12gを介して出力して記録媒体2に記録さ
せる。
またCPUI 2 cは共通データ記録領域2a+から
読み込んだデータの初期化メーカコード2a1と内部メ
モリ12d内のメーカコードとを比較し、両者が一致し
ているか否かを判定すると共に、同時に読み込んだオプ
ション開始アドレス2a+zがあるか否かを判断し、両
者が一致しかつオプション開始アドレス2a、zがある
ときには、記録装置Itが作成するオプションデータを
上記オプション開始アドレス2a+□によって指定され
たエリアに順次記録する。上記オプションデータを作成
するため、CPU12cには、図示しない例えば車両を
使用して行う作業の内容を設定するスイッチや車両の回
転計データが接続されている。
また、上記初期化メーカコード2 allと内部メモリ
12d内のメーカコードとの比較の結果、両者が一致し
ておらず、しかも同時に読み込んだオプション開始アド
レス2a12がある場合には、このオプション開始アド
レス2a+□によって指定されたエリア以外の部分に共
通のデジタル運行データを記録する。そして、オプショ
ン開始アドレス2a+□がない場合には、通常通りのデ
ジタル運行データの記録を行う。
ところで、速度の圧縮処理は次のような考え方に基づい
て行われる。すなわち、各サンプリング速度値に対して
許される誤差範囲(許容差)を予め設定し、その許容差
を横切る直線を考えると、その直線は許容差内の車速情
報を表していることになる。そして、その直線の長さを
サンプリング数で表して記録し、直線の終点の値を併せ
て記録すれば、その直線でカバーされる期間の車速が定
期的に管理できることになる。このように車速を直線の
長さと最終データだけで記憶すれば、少ないデータ量で
多くの情報を記憶でき、データの圧縮が実現する。
第5図はt0〜tllのサンプリング時点における車速
■。〜V 11の関係を示し、点線は車速の誤差範囲で
ある。各サンプリング時点において、その時点以前のデ
ータの誤差範囲を横切る直線が存在するか否かを調べる
。t0〜t、まではその直線が存在するが、t、。では
存在しなくなる。このとき始点■。を含み、誤差範囲を
横切る直線のうち、上限を通る直線L2と下限を通る直
線り、を引き、最終サンプリングデータ■、の許容差の
うち、直線り、およびL2で挟まれる範囲の中点■を終
点のデータとし、長さは「9」とする。終点は次の直線
の始点となり、以下同様にこの操作が続けられる。以上
のような圧縮処理によってICメモリカード2に記録さ
れた圧縮速度データは、サンプル数と速度で記録される
記録装置1によってデジタル速度データが記録されたI
Cメモリカード2はカード挿入孔12aから取り出され
て、その中のデジタル速度データの解析を行うために解
析装置3のRW32に挿入される。
一方、解析装置3は、FDドライバ31dにFD33を
装着し、その中に格納されている解析プログラムの実行
が始まると、先ずFD33の中の各種データを読取り、
これを内部のメモリに格納すると共に、メニュー表示を
CRT3 l bに行う。
このメニューには、カード初期化処理、終了処理、FD
読取り処理、カード読取り処理があり、力一ド初期化処
理が選択されると、RW32に装着されているICメモ
リカード2の共通データ記録領域2a+に所定のデータ
を書込む。すなわち、共通データ記録領域2a+のID
の数2a、3のエリアに16進で「00」を書き込んで
初期化を行うと共に、初期化メーカコード2a、1を書
込み、オプションデータ2a24をICメモリカード2
に記録する場合にはその記録に使用するエリアを指示す
るオプション開始アドレス2a、□を書込む。初期化さ
れたICメモリカード2は次の車両の運行時に車載の記
録装置1に装着され、これに応じて記録装置1は先ず共
通データ記録領域2a、のデータをICメモリカード2
から読込み内部メモリ12dの所定のエリアに格納し、
以後このデータを使用して記録処理を行う。
以上、記録装置1及び解析装置3の概略動作を説明した
が、以下その詳細を第6図及び第7図のフローチャート
をそれぞれ参照して説明する。
第6図は記録装置1のCPUI 2 cが制御プログラ
ムに従って実行する仕事を示すフローチャートであり、
CPU12cはその電源の投入により動作を開始し、そ
の最初のステップS1においてイニシャライズを行い、
初回フラグを「O」すなわちクリアする。次にステップ
S2に進み、ここでICメモリカード2に記録が可能で
あるか否かを判定する。この判定では、車両のイグニッ
ション(I GN)スイッチがオンしているか、ICメ
モリカードが記録可能な状態に装着されているかなどが
判断される。このステップS2の判定がYESのときに
はステップS3に進み、ここで初回フラグが「1」すな
わちセットされているか否かを判定し、この判定がNo
のときにはステップS4に進む。
ステップS4においては初回フラグを「1」すなわちセ
ットしてからステップS5に進んでICメモリカード2
の特定のデータを読み込む。この特定のデータとして読
み込まれるデータは、先ず共通データ記録領域2a+に
記録されている初期化メーカコード2all、オプショ
ン開始アドレス2a、2及びIDの数2813と、この
読み込んだIDの数2a1.によって知ることができる
最終運行のID2a21とである。その後ステップS6
に進み、ここで上記ステップS5において読み込んだデ
ータ、特にID2az+によって書込アドレスを決定し
てからステップS7に進んでステップS6で決定したア
ドレスに新しい運行のIDを書込み記録する。
その後ステップS8に進み、ここでパルスカウンタ12
bから計数値をサンプリングタイミング信号の周期で読
み込み、この読み込んだ計数値に基づいて速度と走行距
離を演算によって求め、この求めた速度と走行距離とか
らなるデジタル運行データを圧縮処理などを行ってから
ICメモリカード2中のデジタル運行データ記録領域2
azの所定のエリアに順次書き込んで記録する。
続いてステップS9に進み、ここで上記ステップS5に
おいて読み込んだ初期化メーカコード2a11と内部メ
モリ12dのROMに記憶保持しているメーカコードと
を比較して両者が一致しているか否かを判定し、この判
定がNoのときには上記ステップS2に戻り、判定がY
ESのときにはステップSIOに進む。ステップS10
においては、上記ステップS5によって読み込んだオプ
ション開始アドレス2a+□があるときにオプション処
理を行って作成したオプションデータをオプション開始
アドレス2a+□によって指定されたエリアに書き込み
記録してから上記ステップS2に戻る。
なお、上述のようにステップS4において初回フラグが
「1」すなわちセットされると、ステップS3の判定が
YESとなり、ステップS3の実行後ステ・ノブS4乃
至S7を飛ばしてステップS8に進む。
また、上記ステップS2の判定がNOになっているとき
、すなわちICメモリカード2が記録可能な状態にない
ときには、ステップSllに進んで初回フラグが「1」
すなわちセットされているか否かを判定する。このステ
ップSllの判定がNOのときには上記ステップS2に
戻り、判定がYESのときにはステップ312に進む。
ステンプS12においては、終了処理を行ってからステ
ップS13に進んで初回フラグを「0」すなわちクリア
してから上記ステップS2に戻る。
一方、第7図は解析装置3のPC31が実行する仕事を
示すフローチャートであり、PC31の装置本体31a
はMS−DO3起動により動作をスタートし、最初のス
テップ531aにおいてコマンド入力を待ち、コマンド
入力があると続くステップ331bにおいて解析プログ
ラムが呼び出されたか否かを判定する。判定がNOのと
きはそのコマンドに応じた仕事を行うべく他のステップ
に進み、ステップ531aの判定がYESのときはステ
ップS31に進んで時刻処理を行い、続くステップ33
2において処理メニューをCRT31bに表示させる。
このメニュー表示を見てオペレータが行うPC31のキ
ーボード31cのテンキー或いはファンクションキーに
よる選択操作をステップS33において待ち、特定のテ
ンキー或いはファンクションキーの操作によって選択さ
れるとそれに従って選択された処理を行う。
カード初期化処理が選択されたときには、ステップ33
4において、RW32に装着されているICメモリカー
ド2の共通データ記録領域2a+に所定のデータを書込
む。すなわち、共通データ記録領域2a1のIDO数2
a13のエリアに16進で「00」が書き込まれると共
に、キーボード31cのキー操作によって入力される初
期化メーカコード2a、1と、オプションデータを記録
することをキーボード31cのキー操作によって選択す
ることによってオプションデータ2a24をICメモリ
カード2に記録するのに使用するエリアを指示するオプ
ション開始アドレス2a+□とが書き込まれる。なお、
オプションデータを記録することをキーボード31cの
キー操作によって選択しないときには、オプション開始
アドレス2a+□を書き込むエリアに16進でrooo
o、+が書き込まれる。
カード読取り処理が選択されると、ステップS35にお
いて、ICメモリカード2から共通データ、IDデータ
及びデジタル速度データが読込まれ、続くステップS3
6においてデータの保存処理を行ってからステップS3
7に進んで一覧表作成処理を行い、その−覧表をステッ
プS38でCRT3 l bに表示する。また、FD読
取り処理が選択されると、ステップS39においてFD
33及び34からのデータの読込みを行ってからステッ
プS37に進む。また、終了処理が選択されると、ステ
ップS40において終了のための所定の作業を行った後
仕事を終了する。
ステップ338において一覧表が表示されたとき、この
−覧表の表示を見てオペレータが行うPC31のキーボ
ード31cのファンクションキーによる選択操作をステ
ップS41において待ち、特定のファンクションキーの
操作によって選択されるとそれに従って選択された処理
を行う。
今、管理表作成処理が選択されるとステップS42を実
行し、所定の形式の管理表を作成し、これを続くステッ
プS43において表示手段としてのCRT3 l bの
画面に表示する。
また、データ伸長処理が選択されると、ステップ344
において、上記ステップS35で読込んだデータに基づ
いてデータ伸長処理を行い、その結果得られる例えば2
4時間(1日)分のデータによって時々刻々変化する速
度をCRT3 l bの1画面にグラフ表示するためス
テップS45においてグラフ変換処理を行い、この処理
の結果のグラフをステップS46でCRT3 l bに
表示してから上記ステップS41に戻る。
更に、印字処理が選択されると、ステップS47におい
て例えばCRT3 l bに表示された内容がプリント
用紙に印字を行ってから上記ステップ541に戻る。ま
たステップ341において、覧表作成処理が選択される
と、ステップS48で一覧表作成処理を行い、その作成
した一覧表をステップS49においてCRT3 l b
に表示してから上記ステップS41に戻る。しかも、フ
ァンクションキーの操作によって処理メニューが選択さ
れると上記ステップ332に戻って上述した選択操作を
再度行えるようになる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、記録媒体にデジタ
ル運行データの他に、初期化が誰によって行われたかを
識別する初期化識別情報と、オプションデータを記録す
るオプション領域として指定するオプション領域指定情
報とが記録され、記録装置では、初期化識別情報及びオ
プション領域指定情報と、記録装置に予め設定された識
別情報とに基づいて、オプション領域にオプションデー
タを記録するか、記録しないかを決定するようになって
いるので、基本的なデジタル運行データについては、異
なる種類の記録装置によっても記録することができると
共に、どのような解析装置によっても解析することがで
き、しかも他の記録装置によって既に記録されている基
本的なデジタル運行データを破壊することがないシステ
ムが得られる。
また、所定の記録媒体に対してはオプションデータを記
録することができると共に、オプションデータを記録す
ることができない記録媒体が装着されでも、該記録媒体
に対して既に記録されている基本的なデジタル運行デー
タを破壊することなく新たにデジタル運行データを記録
することができる記録装置が得られる。
更に、オプションデータについては指定によって任意の
領域に記録されることができ、基本的なデジタル運行デ
ータについては、異なる種類の記録装置によっても記録
することができると共に、どのような解析装置によって
も解析することができ、しかも他の記録装置によって既
に基本的なデジタル運行データが記録されている場合に
も、その既に記録されているデータが破壊されることな
く、新たに基本的なデジタル運行データが記録される記
録媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデジタル運行データの記録解析シ
ステム、記録装置及び記録媒体の基本構成を示すブロッ
ク図、 第2図は本発明によるデジタル運行データの記録解析シ
ステムの一実施例を示す図、 第3図はICメモリカードの記録領域の記録の内容を示
す図、 第4図は第2図中のデジタル運行データ記録装置の装置
本体の構成例を示すブロック図、第5図は車両運行デー
タの圧縮の仕方の一例を説明するための図、 第6図は第4図中のCPUが行う仕事を示すフローチャ
ート、 第7図はデジタル運行データの解析装置における装置本
体が行う仕事を示すフローチャート、 第8図は従来の記録解析システムの一構成を示すブロッ
ク図である。 1・・・記録装置、12c+・・・CPU (読出手段
)、12 Cz −・・cF’ U (比較手段) 、
12 C3−CPU(記録手段)、12c4・・・CP
U (記録禁止手段)、12d・・・内部メモリ(識別
情報保持手段)、2・・・ICメモリカード(記録媒体
)、2a、・・・共通データ記録領域、2az・・・デ
ジタル運行データ記録領域、3・・・解析装置、31a
、・・・装置本体(初期化手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の運行状態を示す予め定められたデジタル運
    行データが記録されるデジタル運行データ記録領域を有
    する記録媒体と、該記録媒体が着脱自在に装着され、車
    両の運行状態を監視してデジタル運行データを作成し、
    該作成したデジタル運行データを前記記録媒体に記録す
    る記録装置と、前記記録媒体に記録されたデジタル運行
    データを読取り、該読取ったデジタル運行データを解析
    処理する解析装置とからなるデジタル連行データの記録
    解析システムにおいて、前記記録媒体が、初期化が誰に
    よって行われたかを識別する初期化識別情報と、前記デ
    ジタル運行データ記録領域中の一部分をデジタル運行デ
    ータ以外のオプションデータを記録するオプション領域
    として指定するオプション領域指定情報とが記録される
    共通データ記録領域を有し、 前記記録装置が、前記共通データ記録領域に記録されて
    いる初期化識別情報とオプション領域指定情報とを読み
    出す読出手段と、予め設定された識別情報を保持する識
    別情報保持手段と、前記読出手段によって読み出した初
    期化識別情報と前記識別情報保持手段に保持されている
    識別情報とを比較し、両者の一致を検出する比較手段と
    、該比較手段によって一致が検出され、かつ前記読出手
    段によって読み出したオプション領域指定情報があると
    き、該オプション領域指定情報によって指定されている
    オプション領域にオプションデータを記録する記録手段
    と、前記比較手段によって一致が検出されず、かつ前記
    読出手段によって読み出したオプション領域指定情報が
    あるとき、該オプション領域指定情報によって指定され
    ているオプション領域にデジタル運行データを記録する
    ことを禁止する記録禁止手段とを備え、 前記解析装置が、前記記録媒体の初期化時に前記初期化
    識別情報とオプション領域指定情報とを前記記録媒体の
    共通データ記録領域に書込む初期化手段を有する、 ことを特徴とするデジタル運行データの記録解析システ
    ム。
  2. (2)車両の運行状態を示す予め定められたデジタル運
    行データが記録されるデジタル運行データ記録領域を有
    する記録媒体が着脱自在に装着され、車両の運行状態を
    監視してデジタル運行データを作成したデジタル運行デ
    ータを前記記録媒体に記録するデジタル運行データの記
    録装置において、 前記記録媒体の共通データ記録領域に記録された、初期
    化が誰によって行われたかを識別する初期化識別情報と
    、前記デジタル運行データ記録領域中の一部分をデジタ
    ル運行データ以外のオプションデータを記録するオプシ
    ョン領域として指定するオプション領域指定情報とを読
    み出す読出手段と、 予め設定された識別情報を保持する識別情報保持手段と
    、 前記読出手段によって読み出した初期化識別情報と前記
    識別情報保持手段に保持されている識別情報とを比較し
    、両者の一致を検出する比較手段と、 該比較手段によって一致が検出され、かつ前記読出手段
    によって読み出したオプション領域指定情報があるとき
    、該オプション領域指定情報によって指定されているオ
    プション領域にオプションデータを記録する記録手段と
    、 前記比較手段によって一致が検出されず、かつ前記読出
    手段によって読み出したオプション領域指定情報がある
    とき、該オプション領域指定情報によって指定されてい
    るオプション領域にデジタル運行データを記録すること
    を禁止する記録禁止手段とを備える、 ことを特徴とするデジタル運行データの記録装置。
  3. (3)車両の運行状態を示す予め定められたデジタル運
    行データが記録されるデジタル運行データ記録領域を有
    する記録媒体において、 初期化が誰によって行われたかを識別する初期化識別情
    報と、前記デジタル運行データ記録領域中の一部分をデ
    ジタル運行データ以外のオプションデータを記録するオ
    プション領域として指定するオプション領域指定情報と
    が記録される共通データ記録領域を有する、 ことを特徴とするデジタル運行データの記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020135376A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 矢崎エナジーシステム株式会社 運行記録装置及びそのデータ記憶方法

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