JPH04301245A - 光磁気記録再生用光ヘッド - Google Patents
光磁気記録再生用光ヘッドInfo
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- JPH04301245A JPH04301245A JP3087256A JP8725691A JPH04301245A JP H04301245 A JPH04301245 A JP H04301245A JP 3087256 A JP3087256 A JP 3087256A JP 8725691 A JP8725691 A JP 8725691A JP H04301245 A JPH04301245 A JP H04301245A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1356—Double or multiple prisms, i.e. having two or more prisms in cooperation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10532—Heads
- G11B11/10541—Heads for reproducing
- G11B11/10543—Heads for reproducing using optical beam of radiation
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1365—Separate or integrated refractive elements, e.g. wave plates
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- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気情報記録再生装置
用の光ヘッドの光学構成に関するものである。
用の光ヘッドの光学構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁界変調によるオーバーライトと
同時に、記録された信号のベリファイを行う光磁気記録
再生装置の光ヘッドの光学系として、図５に示される様
なものが提案されている。尚、ここで、一軸性結晶の直
角プリズム４ａ，４ｂ及びガラスの直角プリズム４ｃか
らなる結晶結合プリズム４の１つの接合面４ｄに平行な
上下方向をｓ方向とし、該ｓ方向に直交し且つ光束進行
方向とも直交する方向をｐ方向と定義する。
同時に、記録された信号のベリファイを行う光磁気記録
再生装置の光ヘッドの光学系として、図５に示される様
なものが提案されている。尚、ここで、一軸性結晶の直
角プリズム４ａ，４ｂ及びガラスの直角プリズム４ｃか
らなる結晶結合プリズム４の１つの接合面４ｄに平行な
上下方向をｓ方向とし、該ｓ方向に直交し且つ光束進行
方向とも直交する方向をｐ方向と定義する。
【０００３】１は半導体レーザであり、該レーザはｐ方
向に対して角度αだけ傾いた偏光方向をもつ直線偏光が
発せられる様に配置されている。半導体レーザ１からの
発散光束はコリメートレンズ２で平行光束５０とされ、
直角プリズム４ａの１つの端面から入射せしめられる。 ここで、一軸性結晶の直角プリズム４ａの光学（結晶）
軸はｐ方向（光束５０に関して）とされている。従って
、平行光束５０は、図６に示される様に、接合面４ｄで
の反射前後で、ｐ成分が異常光屈折率ｎｅ と常光屈折
率ｎｏ とを順に感じ、ｓ成分が常光屈折率ｎｏ のみ
を感じ、結果として、光束５０はその偏光方向が互いに
直交し且つ相対的に水平面内で角度をなして反射し、２
つの直線偏光光束１００ａ，１００ｂ（これらをまとめ
て１００とする）に分離されて出射する。このとき、半
導体レーザ１の偏光方向が有する角度αにより、ｐ成分
とｓ成分との強度比ｔａｎ２ αが決定される。光束１
００はミラー５及び対物レンズ６を経て光磁気ディスク
７の同一トラック８上に微小スポットＳＰ１及びＳＰ２
として結像される。光磁気ディスク７の回転がＳＰ２か
らＳＰ１へと向かう方向（矢印方向）であるとすると、
オーバーライト時にＳＰ２がライトパワーでＳＰ１がリ
ードパワーになる様に角度αが決められている。オーバ
ーライト時には、磁界可変マグネット９で記録信号に従
って磁界が変調され、ＳＰ２のところで記録がなされ、
同時に後続スポットＳＰ１のところで記録信号が読取ら
れベリファイ信号が得られる。単純再生時には、半導体
レーザの出力調整によりＳＰ２がリードパワーとされＳ
Ｐ１が実質的に何の効果も及ぼさない極微小なパワーと
され、先行スポットＳＰ２により通常の再生動作が行わ
れる。
向に対して角度αだけ傾いた偏光方向をもつ直線偏光が
発せられる様に配置されている。半導体レーザ１からの
発散光束はコリメートレンズ２で平行光束５０とされ、
直角プリズム４ａの１つの端面から入射せしめられる。 ここで、一軸性結晶の直角プリズム４ａの光学（結晶）
軸はｐ方向（光束５０に関して）とされている。従って
、平行光束５０は、図６に示される様に、接合面４ｄで
の反射前後で、ｐ成分が異常光屈折率ｎｅ と常光屈折
率ｎｏ とを順に感じ、ｓ成分が常光屈折率ｎｏ のみ
を感じ、結果として、光束５０はその偏光方向が互いに
直交し且つ相対的に水平面内で角度をなして反射し、２
つの直線偏光光束１００ａ，１００ｂ（これらをまとめ
て１００とする）に分離されて出射する。このとき、半
導体レーザ１の偏光方向が有する角度αにより、ｐ成分
とｓ成分との強度比ｔａｎ２ αが決定される。光束１
００はミラー５及び対物レンズ６を経て光磁気ディスク
７の同一トラック８上に微小スポットＳＰ１及びＳＰ２
として結像される。光磁気ディスク７の回転がＳＰ２か
らＳＰ１へと向かう方向（矢印方向）であるとすると、
オーバーライト時にＳＰ２がライトパワーでＳＰ１がリ
ードパワーになる様に角度αが決められている。オーバ
ーライト時には、磁界可変マグネット９で記録信号に従
って磁界が変調され、ＳＰ２のところで記録がなされ、
同時に後続スポットＳＰ１のところで記録信号が読取ら
れベリファイ信号が得られる。単純再生時には、半導体
レーザの出力調整によりＳＰ２がリードパワーとされＳ
Ｐ１が実質的に何の効果も及ぼさない極微小なパワーと
され、先行スポットＳＰ２により通常の再生動作が行わ
れる。
【０００４】そして、光磁気ディスク７で反射した光１
５０は、往路とほぼ逆の光路を経て、結晶結合プリズム
４へと導かれる。一軸性結晶のプリズム４ｂの光学軸は
ｐ方向及びｓ方向に対し４５度傾いた方向とされている
。従って、プリズム４ｂに接合面４ｄから入射した２つ
の光は、それぞれ正負４５度回転した方向で常光屈折率
ｎ０ 及び異常光屈折率ｎｅ を感じ、プリズム４ｃか
ら、光束１５０ａは光束２００ａ，２００ｂに分離され
且つ光束１５０ｂは光束２００ｃ，２００ｄに分離され
て、出射する。これら出射光束は、結像レンズ１０を経
て受光素子１１へと入射する。該受光素子は４つの受光
部１１ａ，１１ｂ，１１ｃ，１１ｄからなり、これらに
それぞれ上記光束２００ａ，２００ｂ，２００ｃ，２０
０ｄが入射する。受光部１１ａ〜１１ｄからの出力を用
いてサーボ信号及びＲＦ信号が得られる。例えば、オー
バーライト時には（１１ａの出力−１１ｂの出力）によ
りベリファイ用のＲＦ信号としての光磁気信号が得られ
、単純再生時には（１１ｃの出力−１１ｄの出力）より
ＲＦ信号としての光磁気信号が得られる。
５０は、往路とほぼ逆の光路を経て、結晶結合プリズム
４へと導かれる。一軸性結晶のプリズム４ｂの光学軸は
ｐ方向及びｓ方向に対し４５度傾いた方向とされている
。従って、プリズム４ｂに接合面４ｄから入射した２つ
の光は、それぞれ正負４５度回転した方向で常光屈折率
ｎ０ 及び異常光屈折率ｎｅ を感じ、プリズム４ｃか
ら、光束１５０ａは光束２００ａ，２００ｂに分離され
且つ光束１５０ｂは光束２００ｃ，２００ｄに分離され
て、出射する。これら出射光束は、結像レンズ１０を経
て受光素子１１へと入射する。該受光素子は４つの受光
部１１ａ，１１ｂ，１１ｃ，１１ｄからなり、これらに
それぞれ上記光束２００ａ，２００ｂ，２００ｃ，２０
０ｄが入射する。受光部１１ａ〜１１ｄからの出力を用
いてサーボ信号及びＲＦ信号が得られる。例えば、オー
バーライト時には（１１ａの出力−１１ｂの出力）によ
りベリファイ用のＲＦ信号としての光磁気信号が得られ
、単純再生時には（１１ｃの出力−１１ｄの出力）より
ＲＦ信号としての光磁気信号が得られる。
【０００５】しかし、ここで往路光学系に注目すると、
直角プリズム４ａ，４ｂが例えば水晶の場合、光束１０
０ａ，１００ｂのなす角は約０．５度ほどにもなり、こ
のまま対物レンズ６に導くと、結像性能を損なうことが
ある。そこで、従来例においては、図７に示される様に
、光束断面形状整形プリズム１２を２光束１００ａ，１
００ｂの並び方向に拡大する様に配置することが提案さ
れている。ここで、光束断面形状の整形比をＭとすると
、対物レンズ６へ向かう光束のなす角は１／Ｍとなり、
良好な結像性能を確保できる様になる。
直角プリズム４ａ，４ｂが例えば水晶の場合、光束１０
０ａ，１００ｂのなす角は約０．５度ほどにもなり、こ
のまま対物レンズ６に導くと、結像性能を損なうことが
ある。そこで、従来例においては、図７に示される様に
、光束断面形状整形プリズム１２を２光束１００ａ，１
００ｂの並び方向に拡大する様に配置することが提案さ
れている。ここで、光束断面形状の整形比をＭとすると
、対物レンズ６へ向かう光束のなす角は１／Ｍとなり、
良好な結像性能を確保できる様になる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の様な
従来例においては、例えば、結晶結合プリズム４の接合
面４ｄが偏光特性を有しない場合、スポットＳＰ２とス
ポットＳＰ１との強度比が７：１であるとすると、ｔａ
ｎ２ αが１／７となり、α＝２０．７度となる。とこ
ろで、整形プリズムを使用しない場合には、２つのスポ
ットＳＰ１，ＳＰ２の形状は、半導体レーザ１から発せ
られる光束のファーフィールドが回転対称でないため、
楕円形状である。従って、２つのスポットを光磁気ディ
スク７の同一情報トラック８上に位置させると、楕円形
状の長軸方向が情報トラックの延在方向もしくはそれと
直交する方向に対して２０．７度の角度を持つことにな
る。これは、トラック延在方向に高密度に情報を記録す
ることの妨げとなり、好ましくない。光束断面形状整形
を行う場合においても、完全な整形に基づく完全な円形
スポットでない限り、この不都合は残る。更に、半導体
レーザ１からの光束のファーフィールドの狭い方向は、
光束断面形状整形の拡大方向と２０．７度の角度を有す
ることとなる。従って、半導体レーザ１からの出射光束
のファーフィールドの狭い方向と光束断面形状整形の拡
大方向とが一致しないことにより、半導体レーザ１から
の光を効率的に使用できないという不都合もある。
従来例においては、例えば、結晶結合プリズム４の接合
面４ｄが偏光特性を有しない場合、スポットＳＰ２とス
ポットＳＰ１との強度比が７：１であるとすると、ｔａ
ｎ２ αが１／７となり、α＝２０．７度となる。とこ
ろで、整形プリズムを使用しない場合には、２つのスポ
ットＳＰ１，ＳＰ２の形状は、半導体レーザ１から発せ
られる光束のファーフィールドが回転対称でないため、
楕円形状である。従って、２つのスポットを光磁気ディ
スク７の同一情報トラック８上に位置させると、楕円形
状の長軸方向が情報トラックの延在方向もしくはそれと
直交する方向に対して２０．７度の角度を持つことにな
る。これは、トラック延在方向に高密度に情報を記録す
ることの妨げとなり、好ましくない。光束断面形状整形
を行う場合においても、完全な整形に基づく完全な円形
スポットでない限り、この不都合は残る。更に、半導体
レーザ１からの光束のファーフィールドの狭い方向は、
光束断面形状整形の拡大方向と２０．７度の角度を有す
ることとなる。従って、半導体レーザ１からの出射光束
のファーフィールドの狭い方向と光束断面形状整形の拡
大方向とが一致しないことにより、半導体レーザ１から
の光を効率的に使用できないという不都合もある。
【０００７】そこで、本発明は、以上の様な従来技術に
鑑み、一軸性結晶を用いて２光束を発生させる光磁気記
録再生用光ヘッドにおいて、光磁気記録媒体上での光ス
ポットの長軸方向を所望の方向となし、高密度情報記録
を可能ならしめることを目的とするものである。更に、
本発明は、光源部からの非円形断面形状の光束を効率的
に利用できる光ヘッドを提供することをも目的とするも
のである。
鑑み、一軸性結晶を用いて２光束を発生させる光磁気記
録再生用光ヘッドにおいて、光磁気記録媒体上での光ス
ポットの長軸方向を所望の方向となし、高密度情報記録
を可能ならしめることを目的とするものである。更に、
本発明は、光源部からの非円形断面形状の光束を効率的
に利用できる光ヘッドを提供することをも目的とするも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するものとして、直線偏光光束を発する光源
部と、該光源部から発せられた偏光光束の偏光方向を回
転させる偏光方向回転素子と、該偏光方向回転素子から
出射する偏光光束を２つに分離する光束分離素子と、該
光束分離素子から出射する２つの光束を光磁気記録媒体
上にスポット集光させる集光手段とを有し、上記光束分
離素子は一軸性結晶を含み入射光束をその偏光方向に依
存する光量比で互いに直交する偏向方向の２つの直線偏
光光束に分離するものであることを特徴とする、光磁気
記録再生用光ヘッド、が提供される。
課題を解決するものとして、直線偏光光束を発する光源
部と、該光源部から発せられた偏光光束の偏光方向を回
転させる偏光方向回転素子と、該偏光方向回転素子から
出射する偏光光束を２つに分離する光束分離素子と、該
光束分離素子から出射する２つの光束を光磁気記録媒体
上にスポット集光させる集光手段とを有し、上記光束分
離素子は一軸性結晶を含み入射光束をその偏光方向に依
存する光量比で互いに直交する偏向方向の２つの直線偏
光光束に分離するものであることを特徴とする、光磁気
記録再生用光ヘッド、が提供される。
【０００９】本発明においては、前記光束分離素子と前
記集光手段との間に光束断面形状整形手段を配置し、前
記光源部から発せられる光束の偏光方向と前記光束分離
素子から出射する２光束の並び方向と前記光束断面形状
整形手段による整形方向とが対応する様にすることがで
きる。
記集光手段との間に光束断面形状整形手段を配置し、前
記光源部から発せられる光束の偏光方向と前記光束分離
素子から出射する２光束の並び方向と前記光束断面形状
整形手段による整形方向とが対応する様にすることがで
きる。
【００１０】また、本発明においては、前記光源部とし
て半導体レーザを用いることができ、前記偏光方向回転
素子として１／２波長板を用いることができる。
て半導体レーザを用いることができ、前記偏光方向回転
素子として１／２波長板を用いることができる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。尚、ここでは、往路光学系についてのみ説明
する。
説明する。尚、ここでは、往路光学系についてのみ説明
する。
【００１２】図１は本発明による光磁気記録再生用の光
ヘッドの一実施例の光学系の構成の一部（往路光学系の
一部）を示す図である。図２は該光学系の一部を通過す
る光束の偏光状態の説明図であり、図３は光源部の説明
図で（Ａ）は構成図であり（Ｂ）は光強度分布を示す図
である。
ヘッドの一実施例の光学系の構成の一部（往路光学系の
一部）を示す図である。図２は該光学系の一部を通過す
る光束の偏光状態の説明図であり、図３は光源部の説明
図で（Ａ）は構成図であり（Ｂ）は光強度分布を示す図
である。
【００１３】本実施例において、半導体レーザ１から発
せられる光束をコリメートレンズ２で平行光束５０とす
る。尚、半導体レーザ１から発せられる光束の偏光方向
はＰ方向である。また、平行光束５０の断面の強度分布
は図３（Ａ），（Ｂ）に示される様にＳ方向が長軸方向
でＰ方向が短軸方向の楕円形状である。光束５０は、１
／２波長板３を通過することにより、図２に示される様
に偏光面を角度αだけ回転せしめられ、Ｌ方向を偏光方
向とする光束に変換される。ここで、１／２波長板３は
その光学軸ζがＰ方向と角度φをなす様に配置されてお
り、α＝２φが成り立つ。
せられる光束をコリメートレンズ２で平行光束５０とす
る。尚、半導体レーザ１から発せられる光束の偏光方向
はＰ方向である。また、平行光束５０の断面の強度分布
は図３（Ａ），（Ｂ）に示される様にＳ方向が長軸方向
でＰ方向が短軸方向の楕円形状である。光束５０は、１
／２波長板３を通過することにより、図２に示される様
に偏光面を角度αだけ回転せしめられ、Ｌ方向を偏光方
向とする光束に変換される。ここで、１／２波長板３は
その光学軸ζがＰ方向と角度φをなす様に配置されてお
り、α＝２φが成り立つ。
【００１４】１／２波長板３を通過した平行光束５０は
、図２に示される様に、プリズム４ａとプリズム４ｂと
の接合面４ｄでの反射前後で、ｐ成分が異常光屈折率ｎ
ｅ と常光屈折率ｎｏ とを順に感じ、ｓ成分が常光屈
折率ｎｏ のみを感じ、結果として、光束５０はその偏
光方向が互いに直交し且つ相対的に水平面内で角度をな
して反射し、２つの直線偏光光束１００ａ，１００ｂ（
これらをまとめて１００とする）に分離されて出射する
。そして、これら２光束は光束断面形状整形プリズム１
２を通過する。ここで、２光束１００ａ，１００ｂの強
度比は、ｐ成分とｓ成分とのプリズム接合面４ｄでの強
度反射率比をηとすると、η・ｔａｎ２ α＝η・ｔａ
ｎ２ （２φ）であらわされ、１／２波長板３の有する
角度φにより決定される。光束断面形状整形プリズム７
は２光束１００ａ，１００ｂの並び方向に拡大する方向
で配置され、この方向は図３（Ａ）におけるＰ方向に対
応している。そして、上記の様に、半導体レーザ１から
発せられた光束のファーフィールド即ち光束５０の断面
強度の分布の狭い方向はＰ方向に一致している。かくし
て、整形プリズム１２は光束断面形状をＰ方向に拡大す
るとともに、２光束１００ａ，１００ｂのなす角度を圧
縮しており、結像性能は良好である。
、図２に示される様に、プリズム４ａとプリズム４ｂと
の接合面４ｄでの反射前後で、ｐ成分が異常光屈折率ｎ
ｅ と常光屈折率ｎｏ とを順に感じ、ｓ成分が常光屈
折率ｎｏ のみを感じ、結果として、光束５０はその偏
光方向が互いに直交し且つ相対的に水平面内で角度をな
して反射し、２つの直線偏光光束１００ａ，１００ｂ（
これらをまとめて１００とする）に分離されて出射する
。そして、これら２光束は光束断面形状整形プリズム１
２を通過する。ここで、２光束１００ａ，１００ｂの強
度比は、ｐ成分とｓ成分とのプリズム接合面４ｄでの強
度反射率比をηとすると、η・ｔａｎ２ α＝η・ｔａ
ｎ２ （２φ）であらわされ、１／２波長板３の有する
角度φにより決定される。光束断面形状整形プリズム７
は２光束１００ａ，１００ｂの並び方向に拡大する方向
で配置され、この方向は図３（Ａ）におけるＰ方向に対
応している。そして、上記の様に、半導体レーザ１から
発せられた光束のファーフィールド即ち光束５０の断面
強度の分布の狭い方向はＰ方向に一致している。かくし
て、整形プリズム１２は光束断面形状をＰ方向に拡大す
るとともに、２光束１００ａ，１００ｂのなす角度を圧
縮しており、結像性能は良好である。
【００１５】以上の様に、本実施例では、光磁気ディス
ク上に形成される２つの光スポットの長軸方向をトラッ
ク延在方向に直交する方向となすことができ、トラック
延在方向に高密度に情報を記録することができる。更に
、半導体レーザ１からの出射光束のファーフィールドの
狭い方向と光束断面形状整形の拡大方向とを一致させる
ことにより、結像性能を向上させつつ半導体レーザ１か
らの光の効率的使用が可能となる。
ク上に形成される２つの光スポットの長軸方向をトラッ
ク延在方向に直交する方向となすことができ、トラック
延在方向に高密度に情報を記録することができる。更に
、半導体レーザ１からの出射光束のファーフィールドの
狭い方向と光束断面形状整形の拡大方向とを一致させる
ことにより、結像性能を向上させつつ半導体レーザ１か
らの光の効率的使用が可能となる。
【００１６】図４は本発明による光磁気記録再生用の光
ヘッドの他の実施例の光学系の構成の一部（往路光学系
の一部）を示す図である。本図において、上記図１〜図
３におけると同様の部材には同一の符号が付されている
。この実施例は、往路光学系において結晶結合プリズム
が透過型で使用される例である。一軸性結晶の直角プリ
ズム４ａ’で常光屈折率ｎｏ を感じたｓ成分及び異常
光屈折率ｎｅ を感じたｐ成分は、ガラスプリズム４ｂ
’との接合面４ｄ’を透過後に両成分ともガラスの屈折
率ｎｇ を感ずる。従って、ｐ成分及びｓ成分は、接合
面４ｄ’で異なる屈折角で屈折し、２つの直線偏光光束
１００ａ，１００ｂに分離されて、プリズム４ｂ’を出
射する。そして、これら２光束は光束断面形状整形プリ
ズム１２を通過する。本実施例においても、上記図１〜
図３の実施例と同様な効果が得られる。
ヘッドの他の実施例の光学系の構成の一部（往路光学系
の一部）を示す図である。本図において、上記図１〜図
３におけると同様の部材には同一の符号が付されている
。この実施例は、往路光学系において結晶結合プリズム
が透過型で使用される例である。一軸性結晶の直角プリ
ズム４ａ’で常光屈折率ｎｏ を感じたｓ成分及び異常
光屈折率ｎｅ を感じたｐ成分は、ガラスプリズム４ｂ
’との接合面４ｄ’を透過後に両成分ともガラスの屈折
率ｎｇ を感ずる。従って、ｐ成分及びｓ成分は、接合
面４ｄ’で異なる屈折角で屈折し、２つの直線偏光光束
１００ａ，１００ｂに分離されて、プリズム４ｂ’を出
射する。そして、これら２光束は光束断面形状整形プリ
ズム１２を通過する。本実施例においても、上記図１〜
図３の実施例と同様な効果が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上の様に、本発明の光磁気記録再生用
光ヘッドによれば、一軸性結晶を含み入射光束をその偏
光方向に依存する光量比で互いに直交する偏向方向の２
つの直線偏光光束に分離する光束分離素子の前に、偏光
方向回転素子を配置することにより、光磁気記録媒体上
に形成される２つの光スポットの長軸方向をトラック延
在方向または該方向に直交する方向となすことができ、
高密度に情報を記録することが可能となる。
光ヘッドによれば、一軸性結晶を含み入射光束をその偏
光方向に依存する光量比で互いに直交する偏向方向の２
つの直線偏光光束に分離する光束分離素子の前に、偏光
方向回転素子を配置することにより、光磁気記録媒体上
に形成される２つの光スポットの長軸方向をトラック延
在方向または該方向に直交する方向となすことができ、
高密度に情報を記録することが可能となる。
【００１８】更に、本発明によれば、前記光束分離素子
の後に光束断面形状整形手段を配置して光源部からの出
射光束のファーフィールドの狭い方向と光束断面形状整
形の拡大方向とを一致させることにより、結像性能を向
上させつつ光源部からの光を効率的に使用することが可
能となる。
の後に光束断面形状整形手段を配置して光源部からの出
射光束のファーフィールドの狭い方向と光束断面形状整
形の拡大方向とを一致させることにより、結像性能を向
上させつつ光源部からの光を効率的に使用することが可
能となる。
【図１】本発明による光磁気記録再生用光ヘッドの光学
系の構成の一部を示す図である。
系の構成の一部を示す図である。
【図２】図１の光学系の一部を通過する光束の偏光状態
の説明図である。
の説明図である。
【図３】図１の光学系の光源部の説明図でありる。
【図４】本発明による光磁気記録再生用光ヘッドの光学
系の構成の一部を示す図である。
系の構成の一部を示す図である。
【図５】従来の光磁気記録再生装置の光ヘッドの光学系
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図６】図５の光学系の一部を通過する光束の偏光状態
の説明図である。
の説明図である。
【図７】光束断面形状整形プリズムを用いた光磁気記録
再生用光ヘッドの光学系の構成の一部を示す図である。
再生用光ヘッドの光学系の構成の一部を示す図である。
１ 半導体レーザ
２ コリメートレンズ
３ １／２波長板
４ 結晶結合プリズム
４ａ 一軸性結晶プリズム
４ｂ 一軸性結晶プリズム
４ｃ ガラスプリズム
４ｄ 接合面
５ ミラー
６ 対物レンズ
７ 光磁気ディスク
８ 情報トラック
９ 磁界可変マグネット
１０ 結像レンズ
１１ 受光素子
１１ａ〜１１ｄ 受光部
１２ 光束断面形状整形プリズム
Claims (4)
- 【請求項１】 直線偏光光束を発する光源部と、該光
源部から発せられた偏光光束の偏光方向を回転させる偏
光方向回転素子と、該偏光方向回転素子から出射する偏
光光束を２つに分離する光束分離素子と、該光束分離素
子から出射する２つの光束を光磁気記録媒体上にスポッ
ト集光させる集光手段とを有し、上記光束分離素子は一
軸性結晶を含み入射光束をその偏光方向に依存する光量
比で互いに直交する偏向方向の２つの直線偏光光束に分
離するものであることを特徴とする、光磁気記録再生用
光ヘッド。 - 【請求項２】 前記光束分離素子と前記集光手段との
間に光束断面形状整形手段が配置されており、前記光源
部から発せられる光束の偏光方向と前記光束分離素子か
ら出射する２光束の並び方向と前記光束断面形状整形手
段による整形方向とが対応している、請求項１に記載の
光磁気記録再生用光ヘッド。 - 【請求項３】 前記光源部が半導体レーザである、請
求項１に記載の光磁気記録再生用光ヘッド。 - 【請求項４】 前記偏光方向回転素子が１／２波長板
である、請求項１に記載の光磁気記録再生用光ヘッド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087256A JPH04301245A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 光磁気記録再生用光ヘッド |
| US08/429,018 US5528576A (en) | 1991-03-28 | 1995-04-26 | Optical head including a halfwave plate and a monaxial crystal for splitting a light beam into two orthogonal, polarized light beams |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087256A JPH04301245A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 光磁気記録再生用光ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04301245A true JPH04301245A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13909704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3087256A Pending JPH04301245A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 光磁気記録再生用光ヘッド |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5528576A (ja) |
| JP (1) | JPH04301245A (ja) |
Cited By (4)
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| US6830628B2 (en) | 1997-05-09 | 2004-12-14 | Semitool, Inc. | Methods for cleaning semiconductor surfaces |
| US7405114B2 (en) * | 2002-10-16 | 2008-07-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser irradiation apparatus and method of manufacturing semiconductor device |
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| GB2300749A (en) * | 1995-05-06 | 1996-11-13 | Thomson Multimedia Sa | A multiple beam optical disk system |
| FR2802696B1 (fr) * | 1999-12-17 | 2002-07-19 | Thomson Csf | Lecteur magneto optique optimise par le polariseur de lumiere incidente |
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| US7680013B2 (en) * | 2005-11-29 | 2010-03-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical information recording and reproducing apparatus |
| US7791986B2 (en) * | 2006-03-15 | 2010-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical information recording/reproducing apparatus |
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| JPS51107121A (ja) * | 1975-03-17 | 1976-09-22 | Yoshifumi Sakurai | Hikarijikikirokuhoshiki |
| JP2504734B2 (ja) * | 1983-11-08 | 1996-06-05 | シャープ株式会社 | 光磁気記憶装置の光学装置 |
| JPS61177655A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-09 | Olympus Optical Co Ltd | 光磁気差動再生装置 |
| JPH0693044B2 (ja) * | 1985-03-22 | 1994-11-16 | 株式会社日立製作所 | プリズム光学系及びそれを用いた情報装置 |
| US4823334A (en) * | 1985-11-27 | 1989-04-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical head with easily adjustable collimator having two lens components |
| EP0229035B1 (en) * | 1986-01-08 | 1993-08-18 | Victor Company Of Japan, Limited | Optical recording/reproducing of information signals |
| JPH07101523B2 (ja) * | 1986-09-12 | 1995-11-01 | キヤノン株式会社 | 光磁気信号再生装置 |
| US4813032A (en) * | 1986-10-17 | 1989-03-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Magneto-optical information reproducing apparatus in which the azimuth angle of the transmission axis of an analyzer is optimized so that the C/N ratio of a reproducing signal is maximum |
| JPH0778916B2 (ja) * | 1986-10-17 | 1995-08-23 | キヤノン株式会社 | 光磁気情報再生装置 |
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| JPH01116930A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-09 | Canon Inc | 光ビーム位置検出装置 |
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| JPH02259448A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-22 | Hitachi Ltd | パターン発生光学装置 |
| JPH02287932A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-28 | Toshiba Corp | 光学ヘッド |
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-
1991
- 1991-03-28 JP JP3087256A patent/JPH04301245A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-26 US US08/429,018 patent/US5528576A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5528576A (en) | 1996-06-18 |
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