JP2821122B2 - 光磁気ディスク装置および光磁気記録方法 - Google Patents

光磁気ディスク装置および光磁気記録方法

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JP2821122B2 JP62238721A JP23872187A JP2821122B2 JP 2821122 B2 JP2821122 B2 JP 2821122B2 JP 62238721 A JP62238721 A JP 62238721A JP 23872187 A JP23872187 A JP 23872187A JP 2821122 B2 JP2821122 B2 JP 2821122B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光磁気デイスク装置に係り、特に1つのレー
ザ光源によってオーバーライトと記録直後のエラーチエ
ツクを同時に行なうことのできるオーバーライト可能光
磁気デイスク装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、オーバーライト可能光磁気デイスク装置として
は、アイ・イー・イー・イー・トランザクシヨン オン
マグネチツクス,エム エー ジー 20,第5巻,第1
013頁(1984年)(IEEE Iransaction on Magnetics MAG
−20 Volume5 p.1013(1983))に述べられているよう
に2個の光スポツトを用いる方式、あるいは、特開昭51
−107121号,特開昭59−215008号,特公昭60−48806号
記載のように記録膜への印加磁界を記録する情報に応じ
て変調させる方式等が挙げられる。本発明は、特に後者
の磁界変調方式による光磁気デイスク装置に関するもの
である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 光磁気デイスクのデータ処理速度を向上させるために
は、オーバーライト機能に加えてエラーチエツクをデイ
スク1回転内で処理する機能が要求される。従来のオー
バーライト可能光磁気デイスク装置は、エラーチエツク
機能に関する配慮がなされていなかつた。 記録直後にエラーチエツクを行なうDRAW(Direct Rea
d After Write)機能を実現するためには、同一情報ト
ラツク上に2個の光スポツトを配置し、一方を記録スポ
ツト、他方を再生スポツトとする方式が知られている。
しかし、従来は記録情報に応じてレーザ光を変調させて
記録を行なつていたため、1つのレーザ光源で上記2個
の光スポツトを形成させた場合は、記録時にはエラーチ
エツク用再生スポツトも強度変調されてしまうことにな
る。このため、1つのレーザ光源でオーバーライトとDR
AWを同時に実現することは困難と考えられていた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の目的は、上記の問題点を解決し、1つのレー
ザ光源でオーバーライトとDRAWを同時に実現できる光磁
気デイスク装置を提供することにある。 上記の目的は、レーザ光源からの光を回折格子によつ
て複数の光束に分割してデイスク上に絞り込み、複数の
光スポツトを形成するとともに、情報の記録には、記録
情報に応じて極性反転あるいは強度変調された磁界を記
録膜に印加する磁界変調記録方式を用いることによつて
達成される。 〔作用〕 磁界変調記録方式の場合、レーザ光を記録情報に応じ
て変調させる必要がないため、記録時においてもエラー
チエツク用再生スポツトの光強度は一定である。 1つのレーザ光源のみで光磁気デイスクにおける情報
の消去/記録/エラーチエツクをデイスク1回転内で処
理可能とすることは、回折格子による光束分割と磁界変
調記録方式を用いることによつて初めて実現できる新し
い効果である。 レーザ光源が1個であるため、小型で安価な装置が実
現できる。さらに、複数の光スポツトを同一の情報トラ
ツクに配置させるためには、回折格子の回転調整だけで
すむことになり、装置の調整が極めて容易になるという
効果もある。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。図
において、1は回転する記録担体である光磁気デイスク
で、デイスク状の透明基板103上に、磁気光学効果をも
つ光磁気記録媒体101と保護膜102を有している。例え
ば、半導体レーザ2からなる光源から出射した光は、コ
リメートレンズ3によつて平行光束に、さらにビーム整
形光学系4によつて円形の強度分布をもつた光束に変換
される。次に回折格子5によつて複数の光束(本実施例
では0次,±1次の3光束)に分離され、ビームスプリ
ツタ6を介して絞り込みレンズ7に入射する。レンズ7
により絞り込まれる光ビームはデイスク基板103側から
デイスク1に入射し記録膜101に直径約1μmの微小ス
ポツトを形成する。絞り込みレンズ7はデイスク1の上
下振れに追従して常に記録膜上に焦点がくるように、ま
たデイスク上の情報記録用トラツクの偏心に追従して常
に所望のトラツク上にスポツトがくるようにアクチユエ
ータ8に取付けられている。デイスク1からの反射光は
絞り込みレンズ7を通つてビームスプリツタ6によつて
反射され、光磁気信号および焦点ずれ、トラックずれ等
の光点制御信号を検出する信号検出光学系9に導かれ
る。 第2図に記録膜上の光スポツトおよび記録/再生時に
おける各光スポツトの強度を示す。ここでは、回折格子
によつて3つの光スポツトが形成される場合について説
明する。中央のスポツトSP2は0次、SP1とSP3は±1次
の回折光である。デイスク回転方向を図示のようにとる
と、デイスク上のある一点に対しては、光スポツトS
P3,SP2,SP1、の順に通過することになる。従つて、SP
3を先行の再生スポツト、SP2を記録/消去用スポツト、
SP1をチエツク用の再生スポツトと割当てることができ
る。各スポツトの光強度比は、記録時に再生スポツトが
再生パワーでかつ記録/消去用スポツトが記録パワーと
なるように設定する。これは回折格子5の構造を変える
ことにより任意に決定できる。例えば、再生パワー1m
W、記録パワー7mWの場合は光強度比を1:7とすればよ
い。 同図中には再生時,記録時各々におけるレーザ光源の
発光パワーも示してある。再生時はレーザを低パワーPr
で発光させる。この時、SP2は再生パワーとなり、
(a)光磁気信号の再生、(b)番地情報等をあらかじ
め凹凸ピツトの形で形成してあるデイスクの場合はその
信号再生、(c)焦点ずれ信号検出、(d)トラツクず
れ信号検出を行なう。SP1,SP3はパワーが低いため使用
しない。 次に記録時は、レーザ2を高パワーPwで発光させる。
この時、SP2は記録/消去用すなわちオーバーライト用
の光スポツトとして作用する。高パワーのレーザ光が照
射されると記録膜101の温度が上昇し、磁化および保磁
力が低下する。この時磁気ヘツド10によつて記録情報に
応じて極性反転された磁界を印加すると、記録膜101が
冷却する過程でその磁化は印加した磁界の方向に固定さ
れる。記録膜101の温度が上昇した時点で前の情報は消
去されてしまうため、古い情報の消去と新しい情報の記
録とを同時に行なうこと、すなわちオーバーライトが可
能となる。記録時SP2はまた焦点ずれ信号検出、トラツ
クずれ信号検出も行なう。一方この時SP1,SP3は再生パ
ワーとなるため、SP3はSP2先行して前述の番地情報等の
再生を、またSP1は光磁気信号を再生して記録直後のエ
ラーチエツクを行なう。 以上のように、記録時と再生時で光磁気信号の再生系
を切替える。第3図(a)にこの切替え回路を示す。こ
れは信号検出回路12内に設けられている。各信号検出回
路の切替えは切替えスイツチ120によつて行なう。切替
えは記録時および消去時の間で行なうが、そのタイミン
グはコントローラ15からの信号を用いる。番地情報等が
光磁気信号の形で記録されており、かつ記録時にその情
報を再生する必要がある場合は先行スポツトSP3が必要
である。 番地情報等が凹凸ピツトの形で形成してあるデイスク
の場合は、その信号をSP2で再生することも可能であ
る。また特に先行して番地情報等を再生する必要のない
場合はSP3はなくても良い。この場合光スポツトの強度
分布を第4図のようになるよう回折格子を設定する。さ
らに切替え回路は例えば第3図(b)に示す構成をとれ
ばよい。 以上説明したのは記録/消去時における光磁気信号検
出回路の切替えであるが、焦点ずれ信号およびトラツク
ずれ信号を検出する光スポツトを記録/消去時で切替え
てもよい。表1に焦点ずれ信号およびトラツクずれ信号
を検出する光スポツトの切替え例を示す。切替え回路は
第3図に準ずるものであり省略する。 次に信号検出光学系9を説明する。本実施例では光磁
気信号検出にはλ/2板901と偏光ビームスプリツタ903を
用いた差動検出光学系を示してある。また焦点ずれ信号
検出は、レンズ902焦点の前後等距離の位置に光検出器9
04,905を配置し、光検出器上における光スポツトの大き
さの変化から焦点ずれ信号を得る方式を用いている。ま
たトラツクずれ信号検出は、いわゆる回折光差動方式を
用いている。各光検出器より得られる信号のブロツク図
を第5図に示す。 信号検出光学系としては上記の系のみならず、種々の
ものが考えられる。第6図は本発明の第2の実施例であ
りコリメートレンズ3と凸レンズ902を略した構成であ
る。この場合検出器904,905の形状は第1の実施例と同
じである。この構成を用いれば装置をより小型にするこ
とができる。〔発明の効果〕 本発明によれば、1つのレーザ光源でオーバーライト
とDRAWの両方をデイスク1回転内で処理できる光磁気デ
イスク装置を実現することができるため、小型,安価で
高性能の光磁気デイスク装置が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2図は第1
の実施例における光スポツトの強度分布を示す図、第3
図は検出信号の切替え回路を示す図、第4図は第2図の
変形を示す図、第5図は第1の実施例における信号検出
光学系を示す図、第6図は本発明の第2の実施例を示す
図である。 1…デイスク、2…半導体レーザ、3…コリメータレン
ズ、5…回折格子、6…ビームスプリッタ、7…絞り込
みレンズ、9…信号再生光学系、10…磁気ヘツド、11…
半導体レーザ駆動回路、12…信号検出回路、13…アクチ
ユエータ駆動回路、14…磁気ヘツド駆動回路、15…コン
トローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−34333(JP,A) 特開 昭62−92247(JP,A) 特開 昭63−157340(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録情報に応じて変調される磁界を記録媒体に印加
    する磁界印加手段と、上記記録媒体にレーザ光を連続照
    射する単一の光源と、該単一の光源からのレーザ光を2
    以上の光束に分割する回折格子と、上記2以上の光束の
    うち1つを記録用の第1の光スポットとし、他の一つを
    再生用の第2の光スポットとして、上記記録媒体の同一
    のトラック上に収束させる光学系を有することを特徴と
    する光磁気ディスク装置。 2.上記第1及び第2の光スポットが並ぶ方向は上記ト
    ラックの延在する方向に一致することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の光磁気ディスク装置。 3.記録情報に応じて変調される磁界を記録媒体に印加
    するとともに、上記記録媒体にレーザ光を連続照射する
    ことにより情報を記録する光磁気記録方法において、単
    一の光源からのレーザ光を回折して高次の回折光と低次
    の回折光に分割し、上記低次の回折光から第1の光スポ
    ットを形成し、上記高次の回折光から第2の光スポット
    を形成し、上記第1及び第2の光スポットを上記記録媒
    体の同一のトラック上に収束させ、情報の記録時には上
    記第1の光スポットで記録するとともに第2の光スポッ
    トで記録した情報を再生することを特徴とする光磁気記
    録方法。 4.記録情報に応じて変調される磁界を記録媒体に印加
    するとともに、上記記録媒体にレーザ光を連続照射する
    ことにより情報を記録する光磁気記録方法において、単
    一の光源からのレーザ光を回折して高次の回折光と低次
    の回折光に分割し、上記低次の回折光から第1の光スポ
    ットを形成し、上記高次の回折光から第2の光スポット
    を形成し、上記第1及び第2の光スポットを上記記録媒
    体の同一のトラック上に収束させ、情報の記録時には上
    記第1の光スポットで記録するとともに第2の光スポッ
    トで記録した情報を再生し、情報の再生時には上記第1
    の光スポットで再生することを特徴とする光磁気記録方
    法。
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