JPH0428575B2 - - Google Patents

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JPH0428575B2
JPH0428575B2 JP61089736A JP8973686A JPH0428575B2 JP H0428575 B2 JPH0428575 B2 JP H0428575B2 JP 61089736 A JP61089736 A JP 61089736A JP 8973686 A JP8973686 A JP 8973686A JP H0428575 B2 JPH0428575 B2 JP H0428575B2
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
resistor
load
load circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61089736A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62247940A (ja
Inventor
Haruhiro Muto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用ワイヤハーネスに係るもの
であり、特に微少電流(1mA〜10mA)が流れる
信号回路に使用される電線を細くし、全体として
束線径を小さくした自動車用ワイヤハーネスに関
するものである。
(従来の技術) 一般的に自動車用ワイヤハーネスにおいては、
第8図に示す回路である。
すなわち、1はバツテリーであり、2はヒユー
ズブルリング、3はスイツチ、4はヒユーズ、2
1は電装品の負荷である。
上記バツテリー1から負荷までは負荷回路8に
よつて接続されている。10は負荷回路8の分岐
点17より分岐され、その負荷回路8の通電電流
を信号として、コンピユータ等の信号感知装置5
に電送する信号回路である。
上記回路構成を自動車用ワイヤハーネスで組み
立てると、まず負荷回路8に流れる通常電流値に
よつてヒユーズブルリンク2、ヒユーズ4の容量
が決定される。そして、そのヒユーズブルリンク
2、ヒユーズ4の溶断特性に応じて、負荷回路8
を構成する電線は、通電される異常過電流の熱に
よつてヒユーズブルリンク2、ヒユーズ4が溶断
する前に、電線の絶縁被覆が発煙しない太さを有
するものが選ばれる。
一方、信号回路10を構成する電線ではある
が、これは、回路に通電される電流値が微小
(1mA〜10mA)ではあるにもかかわらず、従来
負荷回路8に使用されている電線の太さと同じ太
さの電線が使用されていた。これは、信号回路1
0に異常過電流が通電された場合においても、上
記ヒユーズが溶断する前に電線の被覆が発煙しな
いことが要求される為である。
(発明が解決しようとする問題点) 近年の自動車用ワイヤハーネスにおいては第8
図に例示した負荷に流れる電流をその負荷回路よ
り分岐させて、コンピータ等の信号感知装置に接
続する信号回路が多用化されてきており、前記の
如く信号回路に使用される電線の太さが、負荷回
路に使用される電線と同じ太さとしなければなら
ないことがワイヤハーネスの束線径の増大の一つ
の原因となつていた。
(問題を解決する為の手段) 本願は、バツテリーより電流遮断器を介して負
荷に接続される負荷回路と、前記負荷回路より分
岐されコンピーター等の信号感知装置に接続され
る信号回路とを有する自動車用ワイヤハーネスに
おいて、前記信号回路の前記分岐部位に、抵抗を
直列に接続せしめ、該信号回路に使用される前記
抵抗から前記信号感知装置までの電線を、前記負
荷回路に使用される電線よりも細くすることによ
り上記欠点を解決せんとするものである。
(作用) 本願では前記手段により信号回路に異常過電流
が通電しても前記挿入された抵抗によつてその電
流を抑制し、そして信号回路に使用されている電
線を、従来負荷回路と同一太さの電線とあつたの
を細くしても、電線の絶縁被覆の発煙しない要求
を満足させることが可能となる。
(実施例) 以下本願の実施例を図面により説明するが、前
記第8図で説明したものと同一機能のものについ
ては、同一符号を付しその説明を省略する。第1
図は本願の実施例を示す回路であり、負荷回路8
の中間の分岐点17から信号回路12を分岐し
て、その信号回路12を信号感知装置5に接続す
る自動車用ワイヤハーネスにおいて、分岐点17
近傍の分岐点部位には、所要の抵抗値を有する抵
抗11が直列に接続され、抵抗11を介して信号
回路12が引き出されている。
したがつて、信号回路12′にヒユーズブルリ
ンク2、ヒユーズ4が遮断する前に、デツトシヨ
ート等による異常過電流が通電されても、抵抗1
1によつてその電流を抑制することが出来るので
抵抗11から信号感知装置5までの信号回路1
2′に使用する電線を負荷回路8に使用する電線
よりも細くすることが出来るのである。
第2図は、第1図の具体的な回路であるスター
ターモーター回路を例示するものであり、7はニ
ユウトラルスイツチであり負荷回路8のニユート
ラルスイツチ7の前後、それぞれの分岐点17,
17から、抵抗11,11を介して信号回路1
2″,12″が信号感知装置の一つであるエンジン
コンピーター5′に接続される。
尚、6はスターターモーターのスターターマグ
ネツトである。この回路においては、ヒユーズブ
ルリンク2が30Aのものが使用され、負荷回路
8には、ヒユーズブルリンク2が遮断する前に発
煙しない断面積2mm2の電線が使用されている。
従来においては、信号回路12″,12″の電線
についても同サイズの断面積2mm2が使用されてい
たが、抵抗11,11を2kΩの抵抗値を有する
ものとすれば信号回路12″,12″に通電される
最大異常過電流(短絡電流)は6mAとなり、こ
の電流の通電では0.2mm2でも電線は発煙しない為
従来と比べ大幅な電線サイズのダウンを可能とし
ている。
前記抵抗11,11は電流と直接接続しても良
いが第4図〜第8図に示す如く電気部品に内臓さ
せてもよい。
第3図は抵抗11′,11′を負荷回路8を
ON、OFFするスイツチユニツト14に接続され
るコネクタ13に内臓させたものであり、第4図
は、前記スイツチユニツト14内に抵抗11′,
11′を内臓させたものである。
第5図は負荷回路8内に介挿されるヒユーズ部
品22内に抵抗11′,11′を内臓させたもので
ある。
第6図は、負荷回路8に介挿されるリレーユニ
ツト15内に抵抗11′,11′を内臓させたもの
であつて、25はコイル、26はコンタクトであ
る。
第7図は、ジヤンクシヨンブロツク16内に抵
抗11′,11′を配設したものであり、負荷回路
8からの信号回路12は、図示していないバスバ
ーを介して行なわれる。尚、20は分岐回路を回
路的に表わしたものである。
上記以外にも、前記抵抗をバツテリー端子、ヒ
ユーズブルリンク等の部品に組み込んでも良い。
(発明の効果) 前記の如く本願によれば、信号回路に使用する
電線の太さを従来の如く、負荷回路に使用する電
線と同等の太さとすることなしに、極めて細い電
線を使用することが出来る。
したがつて、特に近年第1図で示した回路が自
動車用ワイヤハーネスで多用化されている現状を
鑑みると、この信号回路に使用される電線径を細
く出来ることは、全体として自動車用ワイヤハー
ネスの束線径を減少させるのにおいて特に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の実施例を示す回路図。第2図は
本願の実施例であるスターター回路をしめす回路
図。第3図は第1図あるいは第2図に示された抵
抗をコネクタに内臓させたことを示す回路図。第
4図も同じく抵抗をリレーユニツトへの内臓を示
す回路図。第5図も同じく抵抗をヒユーズ部品へ
の内臓を示す回路図。第6図も同じく抵抗をリレ
ーユニツトへの内臓を示す回路図。第7図も同じ
く抵抗をジヤンクシヨンブロツクへの内臓を示す
回路図。第8図は従来の例の負荷回路を示す。 1:バツテリー、2,4:電流遮断器、8:負
荷回路、11,11′:抵抗、12,12′,1
2′:信号回路、13:コネクタ、14:スイツ
チユニツト、15:リレーユニツト、16:ジヤ
ンクシヨンブロツク、22:ヒユーズ部品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バツテリーより、電流遮断器を介して負荷に
    接続される負荷回路と該負荷回路より分岐され信
    号感知装置に接続される信号回路とを有する自動
    車用ワイヤハーネスにおいて、該信号回路の前記
    分岐部位に抵抗を直列に接続させ、該信号回路に
    使用される該抵抗から該信号感知装置までの電線
    を、該負荷回路に使用される電線よりも細くした
    ことを特徴とする自動車用ワイヤハーネス。 2 上記請求範囲第1項記載の抵抗を電気部品に
    内蔵したことを特徴とする自動車用ワイヤハーネ
    ス。 3 上記請求範囲第2項記載の電気部品がコネク
    タ、スイツチユニツト、ヒユーズ部品、リレーユ
    ニツト、ジヤンクシヨンブロツク、バツテリー端
    子、ヒユージブルリンクであることを特徴とする
    自動車用ワイヤハーネス。
JP8973686A 1986-04-18 1986-04-18 自動車用ワイヤハ−ネス Granted JPS62247940A (ja)

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JP8973686A JPS62247940A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 自動車用ワイヤハ−ネス

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JPS62247940A JPS62247940A (ja) 1987-10-29
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JPH064497Y2 (ja) * 1987-06-09 1994-02-02 矢崎総業株式会社 ワイヤ−ハ−ネス
JPH0272915U (ja) * 1988-11-24 1990-06-04
JP6154112B2 (ja) * 2012-09-28 2017-06-28 矢崎総業株式会社 車両用電源回路

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JPS576108B2 (ja) * 1976-03-03 1982-02-03
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JPS5857027U (ja) * 1981-10-13 1983-04-18 デイエツクスアンテナ株式会社 ケ−ブル

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