JPH04223172A - シート状加工品の印刷及び切断品質を検査する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばパッケージなど
に変形されるべきウエブ及び／またはシート状の加工品
を処理する機械のライン内で印刷及び切断品質を検査す
るための方法及び装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】パッケージの製造、例えば波形加工され
た、あるいはそうでないボードの製造は、少なくとも３
つの、印刷、切断、及び折畳と糊付けの連続する段階を
通る。こうして最終製品の品質は各個別の処理段階で得
られた品質により決定される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は本質的に印刷
及び切断品質の検査の方法に関する。これまで、印刷技
術は単に例えばフレキソグラフィック印刷機械による印
刷の後、印刷品質に要求される基準に関する必要な教育
を受け、印刷品質を判断することのできる、十分な知識
、経験及びノウハウを有するた要員が、様々な機械ユニ
ットにより得られた多色印刷をを一瞥して、検査される
べき印刷が許容可能などうかを決定するために、視認検
査を行うのみであった。その印刷が許容可能な場合、該
印刷機械は次の切断段階に送られるべき製品に関する製
造を継続する。印刷が許容可能でない場合、印刷機械の
操作者はこれについて情報を受け、印刷の欠陥を排除す
るために要求される修正を印刷機械に加えるように制御
する。注意すべきことは、印刷はエンドレスウエブ、あ
るいは連続して移動するシートに対して達成されること
である。

【０００４】切断作業の品質も印刷検査と同一の視認検
査により行われるため、操作者あるいは資格を有する要
員により、ブランクの縁の間の間隔、及び印刷されるモ
チーフの始まりが所定の割合の範囲内に維持される場合
は、切断機械は例えば折りたたみ及び糊付け段階に製品
が進行することが許容される。そうでない場合、操作者
は印刷されるモチーフに関してブランクの位置を修正す
るための必要な手段をとる。

【０００５】しかしながら、以下のような欠点が上述の
考察から考えられる。

【０００６】チェックは永遠でないこと、チェックが経
験を積んだ要員によってのみ可能であること、チェック
は、印刷及び切断品質に関する客観的な基準が欠落して
いるため、か なりの判断の誤りの危険があり、この危険は観察者の疲
労によりかなる増加すること、前記観察者は、印刷ある
いは切断品質の基準に適合するシートの数を走らせる間
に、記録することによる統計的品質データを容易に集め
る手段を有しない、これは例えば、パッケージ製造機械
のライン内で達成される印刷及び切断に関して後述され
る、品質チェックの４つの主たるタイプを単純かつ同時
に中心決めすることによる。

【０００７】最後に、このような監視作業は単調、面倒
かつ疲労が多い。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述の
欠点を排除することにある。この目的は、請求項１によ
る方法及び請求項６による装置により達成される。

【０００９】

【実施例】図１は、送り込みステーション１、切断ステ
ーション２、屑剥き取りステーション３、及びブランク
供給ステーション４を備えた機械が示されている。該シ
ステムを要約すると、シートＦの前縁はパイル５から掴
まれ、一対のチェーン７により動かされるグリッパーバ
ー６へと挿入される。次にシートＦは様々な処理ステー
ション、２、３、４を通って運ばれる。供給ステーショ
ン４を通った後、シートＦの前部屑条片Ｄｆだけがグリ
ッパーバー６内に残される。グリッパーバーチェーン７
の頭上の戻り経路上にある領域にグリッパーバー６から
除去された後に、前部屑条片Ｄｆはエンドレスベルト８
により機械から除去される。理解を容易にするために、
これら作業はすべて停止中にグリッパーバー６により達
成されることが述べられるべきである。

【００１０】供給ステーション４の後、しかし前部屑条
片Ｄｆの除去のための停止点の前で、グリッパーバー６
の停止点で前部屑条片の頂部かつ反対側にカメラ１０が
見える。

【００１１】図２は、カメラ１０の視野の対向側かつそ
の周囲に配置された前部屑条片Ｄｆの部分が示されてい
る。この停止点において、屑条片Ｄｆがバー６のグリッ
パー６ａにより適所に保持される。グリッパー６ａは屑
条片Ｄｆの最も外側の前部縁Ｂ１に係合し、前記前部縁
Ｂ１は、屑条片Ｄｆ及びそれと対応するブランク（示さ
れていない）との間の分離ライン、つまり切断ラインＳ
により区分された、換言すれば、切断プレスに取りつけ
られた切断定規の形状により区分された縁Ｂ２に対向し
ている。前記分離ラインＳは屑条片Ｄｆの全長にわたり
直線ではないが、例えば９０度の角度を形成する部分Ｓ
１、Ｓ２を構成している。更に、２つの整合しているが
連続はしてない部分Ｓ１、Ｓ２はデノミネイション切り
込みＤとして引用される。

【００１２】切り込みＤのすぐそばには、５つの連続す
る色彩登録マークＲ１ないしＲ５が印刷され、それぞれ
がプレスのフレキソグラフィの５つの印刷ユニットに対
応している。マークＲ１ないしＲ５のそれぞれは印刷さ
れる色彩に対応している。５マーク以上あるいは以下の
使用を予想できることは明白である。

【００１３】カメラ１０を十分な正確さ、信頼性、及び
迅速性を持って前記色彩登録マークＲ１ないしＲ５を走
査可能とするために、以下の条件を充足することが必要
である。

【００１４】マークＲ１ないしＲ５は屑条片Ｄｆの中心
で長さ方向に整合すべきである。

【００１５】正方形及び矩形の形状はマークＲ１ないし
Ｒ５に対しては許容されない。　　３ミリの最小間隔ｅ
は様々なマークＲ１ないしＲ５の間であらかじめ必要で
ある。

【００１６】様々なマークＲ１ないしＲ５と屑条片Ｄｆ
の２つの長さ方向の縁との間の最小間隔は５ミリでなけ
ればならない。

【００１７】マークＲ１ないしＲ５のそれぞれは高さｈ
と３ないし６ミリの幅ｌを有しなければならない。

【００１８】切り込みＤに関して５つの登録マークＲ１
ないしＲ５の配列はすべてのマーク並びにブランクがカ
メラ１０の視野によりカバーされる１つの領域内に配置
されなければならない。

【００１９】切り込みＤの領域には、カメラ１０により
容易に走査可能なように明晰なコントラストを提供する
ための背景を想定することが有効である。そして、　　
前記カメラは屑条片Ｄｆの長さ方向に移動可能なように
取りつけられ、それにより登録マークＲ１ないしＲ５及
び切り込みＤに対して対向するように配置しなければな
らない。

【００２０】かくて前記カメラは、停止状態にある屑条
片Ｄｆに関して５つの色彩登録マークＲ１ないしＲ５並
びに切り込みＤを同時に走査する目的を有する。屑条片
Ｄｆが走査される度に、切断機械と同調した同期制御の
下に、フラッシュ照射される。このフラッシュ照射は、
例えばグリッパーバーチェーン７の走行方向に屑条片Ｄ
ｆの振動のような走査の誤差や不正確な走査を生じる環
境を最小限に減少させる。フラッシュ照射は同期させた
露出による連続照射と置換することもできる。

【００２１】図１により示されているように、データ処
理ユニットと結合して作動するカメラ−フラッシュによ
り設計された前記走査ユニットは以下のものを含む、画
像処理システム、モニターにより操作者と対話するため
のモニタインターフェイス、及び、記憶、選択及び停止
のような機能性トラックボールキーを備えた小さな制御
パネル、並びにその他の追加キー（示されていない）。 示されているように、該システムを使用する特徴を示す
メッセージと表記されたメッセージは操作者の指導のた
めにスクリーンの低部領域に表示される。前記トラック
ボールは、機械と操作者との間の対話のためのマウスの
ようなその他の手段と置換可能である。

【００２２】データ処理ユニットは機械の分電盤を経て
電源２４ボルトと０ボルトとの二本が接続され、トップ
レクチャーライン、いわゆる機械停止ラインはシート送
り込みを遮断し、あるいは切断プレスを停止するがこれ
は中間システムを制御するラインであり、機械により問
題が検出された場合、操作者による選択を容易にする。 これらの５本のラインは前記機械とチェックユニットと
の間で操作されるマシンインターフェイスを通過する。

【００２３】第１のいわゆる、カメラ−フラッシュ走査
ユニット及び画像処理システムにより品質チェックをす
る教示段階においては、マークＲ１ｍないしＲ５ｍ並び
に製造により必要とされるすべての品質基準に適合する
参照モデルと呼ばれる屑条片Ｄｆｍの切り込みＤｍを走
査し記憶することが可能である。

【００２４】マークＲ１ｎないしＲ５ｍが記載された屑
条片Ｄｆｍ及び切り込みＤｍは以下のような方式で選択
される。連続して印刷され、印刷プレス（図示されてお
らず、パッケージ製造機械のライン内にある切断ユニッ
トの上流に配置されている）から出てくるシートの間で
、熟練者が印刷品質の特徴に特に適合する標準のシート
Ｆを選択する。更にその上、５つの色彩登録マークＲ１
ないしＲ５が対応する印刷ユニットにより要求された領
域に実際に印刷されているかも、同時にチェックされる
。

【００２５】次に標準シートが連続するステーション１
ないし４を通って移動する場所である、切断機械へと運
ばれる。一旦、第１の標準シートがカメラ１０の下で停
止するに至ると、前記カメラは、参照屑条片Ｄｆｍの５
つのマークＲ１ｍないしＲ５ｍ空なる目標の組立体及び
切り込みＤｍが、カメラ１０の視野に位置決めされる。 走査作動を容易に調節するために、チェックユニットが
、機能キーによりメインメニュースクリーンからサブメ
ニュー（図７ないし１１の事例を参照せよ）を選択的に
呼び出すことを可能とする。更にその上、カメラ１０の
視野内部にある参照目標の配置はチェックユニットのス
クリーン上に積極的画像として視認可能である。前記シ
ステムが取りつけられると、屑条片Ｄｆｍに対するカメ
ラ１０の適当な焦点合わせが行われ、それが同時に目標
の配置に貢献する。

【００２６】第１の、つまり教示の段階においては、操
作者その他の資格ある作業員は、切り込みＤｍが実際に
マークＲ１ｍないしＲ５ｍの１つに関して要求される条
件に従い位置決めされているかどうかを判断するために
、スクリーン「Ａ」を視認チェックすることが可能であ
る。位置決めを失敗した場合は、カメラ−フラッシュ操
作ユニットの側面方向の移動が行われ、それにより印刷
及び切り込みマークをカメラの視野内部に位置決めさせ
る。

【００２７】後でわかるように、品質チェック過程は参
照屑条片ＤｆｍのマークＲ１ｍないしＲ５ｍ及び切り込
みＤｍ位置と、製造段階で機械から出てくるサンプルと
称される屑条片Ｄｆの、色彩登録マークＲ１ないしＲ５
及び切り込みＤの位置との比較を含み、チェックユニッ
トがカメラの視野内部に現れるマークＲ１ｍないしＲ５
ｍ及び切り込みＤｍの両方の位置を計算し、記憶するこ
とを強制的に保証するようになされている。このために
チェックユニットには、マークＲ１ｍないしＲ５ｍある
いはその他の切り込みＤｍを発見するチャンスが更に多
くあるウインドと呼ばれる２つの第１空間の視野内に開
口部を可能とする手段が設けられる。ウインドを使用す
ることによる位置の検出及び測定に使用される方法は、
画像処理に関して比較的良く知られており、本発明の品
質チェック方法がそれの特徴を広範囲に使用しているた
め、その詳細が参照可能である。

【００２８】このようにしてチェックユニットは、スク
リーン「Ａ」上に視認されるマークＲ１ｍないしＲ５ｍ
及び切り込みＤｍにより、かつトラックボールの助けに
より、５つのマークＲ１ｍないしＲ５ｍ上にセンタリン
グされているプリントウインドと称される第１ウインド
と、切り込みＤｍに関連する切り込みウインドと称され
る第２ウインドとの位置決め、移動、センタリング、及
び寸法決めを可能とする。注意すべきことは、前記ウイ
ンドは参照モデル、つまり機械の自動教示段階の過程で
の形状及び位置、及び、考慮されるべきモデルの数の検
索のため、前記視野の両方を制限する目的であるという
ことである。実際に、前部屑条片Ｄｆｍはモデルとして
はエラーと考察され得るスポットを含むことがある。そ
のようなエラーはグリッパーバー６ａによっても生じ得
る。換言すれば、画像が処理される場合、プリント及び
切り込みウインドが、視野のどの領域で前記チェックユ
ニットが目標（マークＲ１ｍないしＲ５ｍあるいは切り
込みＤｍ）に対応する構成部分を探索すべきかを画像処
理システムに知らせることを可能とし、それにより、前
記構成部分がカメラの視野に配置された類似のスポット
と誤解されるような事実により生ずる、エラーの危険を
減少させる。

【００２９】画像処理に関する上述の説明からわかるよ
うに、どの理由で切り込みＤｍが、横方向の切り込みＳ
１及び長さ方向の切り込みＳ２と共に特徴的な領域にあ
ると考察されるかの証拠が与えられる。実際に、例えば
９０度のような角度で交差する２つのラインＳ１、Ｓ２
から形成されたそのような切り込みＤｍは、単一の直線
を有する切断ラインＳのその他の部分より、高い速度、
精度、及び信頼性で検出及び測定可能である。

【００３０】図２から推論できるように、２つのプリン
ト及び切り込みウインドの選択及び使用からそれほどの
困難は予想されないが、それは以下のような事実に基づ
く。

【００３１】切り込みウインドは、マークＲ１ｍないし
Ｒ５ｍを取り囲んではいないが、十分な寸法を有してい
るため、切り込みＤｍの周囲に容易にセンタリング可能
である。同様のことが、すべてのマークＲ１ｍないしＲ
５ｍを取り囲むに十分な大きさを有するプリントウイン
ドに当てはまる。必要がある場合は、その寸法が変更可
能ではあるが、前記ウインドは不足（ｄｅｆａｕｌｔ）
により位置決めされる。

【００３２】この段階で、記憶キーは、参照屑条片Ｄｆ
ｍのマークＲ１ｍないしＲ５ｍ及び切り込みＤｍのそれ
ぞれの位置を計算心記憶するチェックユニットにより、
画像及び参照目標を記憶することが可能である。

【００３３】上述のように参照屑条片Ｄｆｍを製造サン
プルの屑条片Ｄｆと比較するために、チェック過程の教
示段階の間に、各特徴に対する基準をチェックユニット
に入力することが強制的になっている。

【００３４】本発明の品質チェックは以下の４つの特徴
をカバーする。

【００３５】すべての色彩の存在、許容誤差±５／１０
ミリの精度で長さ方向及び横方向の登録を確実にする観
点から５つの色彩を位置決めすること、シートの整合、
つまりシートが１８０度を越えて回転しないこと、切断
位置に対する１ミリの許容誤差で、ｘ軸及びｙ軸に関し
てグリッパーバー６内部でのシートの位置決め、前記４
つの特徴チェックに関して、以下のことの実行が要求さ
れる。

【００３６】毎時８，０００シートの評価速度、製造過
程で受け入れ可能な測定許容誤差は、目標位置の変化を
伴う前記システムにより受け入れられたｘ軸及びｙ軸の
両方向に±５ミリ、走査精度は、色彩の位置の最低許容
誤差よりも５倍精度が高いこと、つまり０．１ミリ、誤
登録の認識及び特定は自動的であること、操作者の補助
が最小で済むように、チェックの開始が自動的であるこ
と、　　スクリーン「Ｂ１」において（図７）、ディス
プレイが示しているのは、セレクトキーがどのように、
入力されるべきパラメーターを選択するか、前記パラメ
ーターをトラックボールによりスクロールすることによ
り修正するか、記憶キーによりそれを記憶するか、そし
て最後に、ストップキーを押すことによりメインメニュ
ーに戻るか、を示している。

【００３７】教示段階の過程においては、前記システム
は６つの探索ウインドを決定する、つまり、５つのいわ
ゆる、プリント探索ウインドで、それのそれぞれはマー
クＲ１ｍないしＲ５ｍの１つに属し、６番目は、いわゆ
る切り込み探索ウインドで、切り込みＤｍ及び参照屑条
片Ｄｆｍに関連する５つのマークＲ１ｍないしＲ５ｍな
どの明確化と強調の理由で図３に描かれている。

【００３８】前記切り込み探索ウインドは参照切り込み
Ｄｍ上でセンタリングされたものとして示され、印刷探
索ウインドは各マークＲ１ｍないしＲ５ｍ上に示されて
いる。

【００３９】これら探索ウインドは検出及び各目標構成
要素の位置の計算に必要な時間の短縮を目的とし、それ
により前記チェックユニットはそれの機能を機械の速度
、つまり１時間８，０００枚の調査速度で達成すること
が可能である。　　それらのそれぞれの課題のために前
記サーチウインドを決定する場合、一定の予防措置が必
要であり、それにより例えば、切り込みＤｍがマークＲ
１ｍに関連するプリントサーチウインドそれ自体と一致
することがなく、あるいはその逆に、第１マークＲ１ｍ
が切り込みサーチウインドと一致せず、あるいはマーク
Ｒ１ｍないしＲ５ｍのいずれも隣接するマークのプリン
トサーチウインドと一致しない。これらの条件を充足す
るために、プリントサーチウインドは以下の方法で計算
することができる。

【００４０】ｄ＝２つのマークＲ１ｍ及びＲ２ｍの間の
距離、例えば６ミリ。

【００４１】ｔ＝セットアップの過程で操作者により使
用されるプリント及び切り込みの間の許容誤差、例えば
１ミリ。

【００４２】ｌ＝マークの寸法、例えば４ミリ。

【００４３】ｘ＝ｙ＝マークＲ１ｍに関連するプリント
サーチウインドの寸法。

【００４４】マークＲ１ｍの第１のプリントサーチウイ
ンドを計算するための公式、 ｘｌ＝ｄ＋１（＝６＋２ｘ１＋４＝１２ｍｍ）次に続く
プリントサーチウインドのための公式、ｘｎ＝２ｄ＋１
（＝２ｘ６＋４＝１６ｍｍ）このため、プリントの変化
のために十分な許容誤差を提供できない比較的小さいウ
インドと、リサーチタイムを不必要なまでに増加させる
比較的大きなウインドとの間に妥協がなされる。

【００４５】検索された６つのサーチウインドにより、
チェック作業が以下の段階により達成可能である。

【００４６】１）製造の過程を移動する屑条片Ｄｆすべ
てのサンプル画像の記録。

【００４７】２）切り込みサーチウインド内における切
り込みＤの位置の検索。教示段階の間に記憶された参照
切り込みＤｍの１つと、この位置との比較によりｘ軸及
びｙ軸（図３を見よ）に沿った位置の変化の計算が可能
となる。

【００４８】３）ｘ軸及びｙ軸似沿った同一の変化と同
調するプリントサーチウインドの位置の補正。

【００４９】４）参照マークＲ１ｍとプリントサーチウ
インド内にあるサンプルマークＲ１ｍとの間の相互関係
によるマークＲ１ｍに関連する標準により色彩登録マー
クＲ１の存在及び位置の検索。その結果は、それにより
「形状スコア」画参照マークＲ１ｍとサンプルマークＲ
１ｍとの間で最も高いマークＲ１の位置ｘ１、ｙ１（図
４を見よ）を示す。この検索はｘ２，ｙ２；ｘ３，ｙ３
；ｘ４，ｙ４；ｘ５，ｙ５の結果を生ずる４つのその他
のマークのために達成される。

【００５０】５）シートが１８０度転回したか、特に色
彩登録マークＲ１ｍないしＲ５ｍの少なくとも１つが検
索されたかをチェックする。

【００５１】６）すべての色彩が存在するか、特に、５
つのマークが存在する場合で、検索されたマークＲ１ｍ
ないしＲ５ｍの数が参照マークＲ１ｍないしＲ５ｍの数
と等しいか。

【００５２】７）色彩の誤登録の状態が予測されるかど
うかをチェックする。このチェックのために、図３が、
これらの状態が予測され、屑条片Ｄｆの、再生可能な誤
った位置決めのみがカメラの視野で効果を有することに
なり、この位置決めの誤りが機械のせいである、つまり
例えば停止状態におけるグリッパーバー６の位置の変化
のせいである、ことを示している。そのような場合、色
彩登録状態はこうして充足される。図５は、再生可能な
位置決めの誤りはないが、第２マークＲ２の登録誤りの
ある場合を示している。前記第２マークＲ２ｍに関連す
るプリントサーチウインドのお陰で、サンプルマークＲ
２の位置と参照マークＲ２ｍの１つの位置との間の距離
を計算することが可能である。上述の再生可能な位置決
めの誤りのないこの距離は、Ｘ２及びＹ２により示され
る。同一の計算が色彩登録マークＲ１ｍないしＲ５ｍす
べてに対して効果があり、以下がその要約である、つま
り、 が、登録の誤りがあるかどうかの結論付けを可能とする
。

【００５３】８．切断精度に関する条件が充足されてい
るかをチェックする。登録の誤りの平均値の計算、つま
りｎが実際に以下のマークの数であるかどうかを計算に
よりチェックする。

【００５４】 その結果、ｅｘ、ｅｙからの切り込みＤに関連する最初
の位置決めｘ及びｙの誤りと、操作者の許容誤差の控除
の後、その結果はゼロではなく、これは、印刷位置に関
する切断位置決め条件は考慮されないことを意味する。

【００５５】これに関して、図６はマークＲ２及びＲ４
の事例を示し、これらはマークＲ１、Ｒ３、Ｒ５に関し
てそれらの最大率に変換され、その変換は２ミリに等し
く、以下の結果を生ずる。

【００５６】 　　このようにして、カメラ１０の下を移動する前部屑
条片Ｄｆそれぞれに要求される４つのチェックの特徴が
実行される。

【００５７】チェックのすべてのパラメーター及び結果
は図９に示されている方法で、スクリーン「Ｂ１」に表
示される。

【００５８】前記チェックユニットは、操作者（図１０
を見よ）に対し視覚的あるは音響的警告信号を発生すべ
き時期を決定するためのような、すべての主たる結果（
図１１を見よ）の統計的記録を保存するためにも使用さ
れる。

【００５９】スクリーン「Ａ」（図８）はサンプルのマ
ーク及び切り込みを示す積極的画像からなる。

【００６０】スクリーン「Ｂ」（図９）は各チェックの
パラメーター及び結果を示す。　　スクリーン「Ｂ２」
（図１０）は警告作動に関連するものである。

【００６１】スクリーン「Ｃ」はサンプル屑条片のマー
ク及び切り込みを、参照屑条片のそれと同時に示す。

【００６２】スクリーン「Ｂ１」に関しては、以下のも
のが追加される。

【００６３】誤登録は逆転ビデオにより示され、許容誤
差（ａｌｌｏｗａｎｃｅ）のスクロールは、色彩登録に
対しては±０．３から２ミリの間で（０．１ミリ刻みで
）、切断精度に関しては０．５から１０ミリ（０．１ミ
リ刻みで）確保される。

【００６４】スクリーン「Ｂ２」に関しては、警告シス
テム、あるいは機械停止命令を付勢するためのレベルレ
ートのスクロールは１ユニットにおいて１ないし２００
ステップの間にある。

【００６５】トラックボールによれば、レート及び許容
誤差はセレクトキーを付勢した後にのみ変更可能である
。

【００６６】スクリーンキーによれば、スクリーン「Ｂ
１」「Ｂ２」並びに使用可能な統計データを順次に呼び
出すことが可能である。

【００６７】オプションの実行においては、パネル上の
特別なキーを通してサーボモーターを制御することによ
り、カメラ１０を横方向に移動させることが可能である
。

【００６８】データ処理ユニットはプログラム並びにウ
インドの定義のために使用された最後のパラメーターを
持久記憶させることが可能である。これらのパラメータ
ーはシステムがもう一度付勢された場合に使用されるデ
フォールトレートである。

【００６９】更にその上、上述のチェックユニットと、
切断プレス送り込みステーション１にあるお繰り込みテ
ーブルの前部レイ、あるいはそうでない場合は印刷機械
の各印刷ユニットのシリンダのための位置決め制御との
間の制御関係をセットアップすることが可能である。

【００７０】製造作業の過程において、上述の過程は、
許容誤差を越えた誤登録により検出されたシートのプリ
セットナンバーの後に、警告及び／または警戒信号を提
供することも可能である。これらの信号は、製造を中止
するために機械に直背鵜作用することにより、操作者に
光学的あるいは音響的に警告するために使用可能であり
、あるいは類似のあるいはその他の、自動的に屑条片を
排出する装置を付勢させるように使用可能である。

【００７１】上述の説明からわかるように、本発明は、
時間に関して、より信頼性のある、より厳正な、より正
確な自動監視を行う、誤登録が現れるとすぐに迅速な作
動ができるような１００％オンラインチェック、品質レ
ベルの安定した維持、及び、チェック作業員が少なくて
済むための、機械の利益率の高さ。

【図面の簡単な説明】

【図１】印刷及び切断品質をチェックするために使用さ
れる主たる構成部品のブロックダイヤグラムにより完成
された、切断機械の一般的図式図である。

【図２】切断機械から始まり、色彩登録マークを備えた
前部屑条片の部分図である。

【図３】登録マーク位置の変更を示す図式図である。

【図４】登録マーク位置の変更を示す図式図である。

【図５】登録マーク位置の変更を示す図式図である。

【図６】登録マーク位置の変更を示す図式図である。

【図７】工程を処理する操作者のための様々なスクリー
ンの内容を示す図である。

【図８】工程を処理する操作者のための様々なスクリー
ンの内容を示す図である。

【図９】工程を処理する操作者のための様々なスクリー
ンの内容を示す図である。

【図１０】工程を処理する操作者のための様々なスクリ
ーンの内容を示す図である。

【図１１】工程を処理する操作者のための様々なスクリ
ーンの内容を示す図である。

【符号の説明】

Ｄ　　切り込み Ｄｆ　　屑条片 Ｒ１〜Ｒ５　　マーク １０　　カメラ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ウエブ上あるいはシート上の加工品を
   パッケージなどに変形するように処理する機械のライン
   の印刷及び切断品質をチェックする方法であって、その
   過程で切断後の領域に配置されている印刷ユニットによ
   り加工品のシートの屑条片（Ｄｆ）上に印刷された色彩
   登録マーク（Ｒ１ないしＲ５）が読み取られ、前記工程
   が少なくとも、シートが１８０度逆転していないか、す
   べての色彩が印刷されているか、誤登録のゆとりが維持
   されているか、切断の不正確さに対する前記ゆとりが印
   刷されたモチーフに関して維持されているか、をチェッ
   クする特徴を有する方法において、照射装置及び画像処
   理システムを備えたカメラ（１０）からなるカメラ−フ
   ラッシュ走査ユニットが、第一のいわゆる教示段階にお
   いてマーク（Ｒ１ｍないしＲ５ｍ）及び参照モデルとし
   て考察される前部屑条片（Ｄｆ）に基づく切り込み（Ｄ
   ｍ）の隣接する領域を記憶し、第２のいわゆる製造段階
   でマーク（Ｒ１ないしＲ５）製造及びサンプルと呼ばれ
   るものから生じた連続する前部屑条片（Ｄｆ）に基づき
   前記切り込み（Ｄ）の隣接領域を視覚化し走査し、各サ
   ンプルのパターンが、画像処理により、位置の変化がマ
   ーク（Ｒ１ないしＲ５）及び切り込み（Ｄ）の位置決め
   に対して許容誤差の範囲内に配置されているか、そして
   データ処理ユニットに入力されたかをチェックし表示す
   る観点から、参照モデル（Ｄｆｍ）に関してそれら（Ｒ
   １ｍないしＲ５ｍ、Ｄｍ）の位置に関して各サンプル（
   Ｄｆ）との関係で、色彩登録マーク（Ｒ１ないしＲ５）
   及び切り込み（Ｄ）の位置の変化を決定するために参照
   モデルのパターンと比較されることを特徴とする、印刷
   及び切断品質をチェックする方法。
2. 【請求項２】　　画像処理に対して、第１のいわゆる教
   示段階の間に２つのウインド、つまり１つのウインドは
   すべてのマーク（Ｒ１ｍないしＲ５ｍ）上にセンタリン
   グされたプリントウインドと称され、他は参照モデル（
   Ｄｆｍ）に関連する切り込み（Ｄｍ）上にセンタリング
   された切り込みウインドと称される２つのウインドと、
   製造段階における２つのウインド、つまり、切り込み（
   Ｄ）上にセンタリングされた切り込みサーチウインドと
   、屑条片（Ｄｆ）に関する各色彩登録マーク（Ｒ１ない
   しＲ５）上にセンタリングされたプリントサーチウイン
   ドと、を使用することを特徴とする請求項１に記載の方
   法。
3. 【請求項３】　　データ処理ユニットが、製造の過程で
   、チェックの各タイプに対して当たれられる考察により
   、シートの数の統計的計算を保証することを特徴とする
   請求項１あるいは２に記載の方法。
4. 【請求項４】　　計算を決定する傾向により、グリッパ
   ーバー内部でシートの位置を制御することが可能である
   ことを特徴とする請求項１から３までのいずれかの項に
   記載の方法。
5. 【請求項５】　　品質チェックの結果に基づくフィード
   バック命令が、オンラインでプリントからプリントへの
   誤登録を排除するため各印刷ユニットへ伝達されること
   を特徴とする請求項１から４までのいずれかの項に記載
   の方法。
6. 【請求項６】　　許された許容誤差を越える誤登録によ
   り、シートの所定の数を監視した後に、製造中に警告及
   び／または警報信号を提供し、前記信号が視覚的あるい
   は音響的手段により操作者に警告し、あるいは機械に直
   接作用して機械を停止させ、あるいはインクあるいはタ
   グあるいは類似の方法により屑条片（Ｄｆ）に印をつけ
   、あるいは自動排出装置を付勢することを特徴とする請
   求項１から５までのいずれかの項に記載の方法。
7. 【請求項７】　　切断機械に請求項１の方法を応用する
   チェック装置であって、屑条片（Ｄｆ）を除去する除去
   ステーションの前のステーションにおいて色彩登録マー
   ク（Ｒ１ないしＲ５）及び切り込み（Ｄ）の位置を走査
   するカメラ−フラッシュユニットと、機械電気コンソー
   ルの制御盤に連結された画像処理システムと、様々なス
   クリーンの形態（メインメニュー、「Ａ」「Ｖ１」「Ｂ
   ２」）及び記憶、選択、及び停止のような機能的トラッ
   クボールキーにより、画像、パラメーター及び結果を視
   覚化する手段である、操作者と対話するためのモニター
   インターフェイスと、を含むことを特徴とするチェック
   装置。