JPH04221974A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH04221974A
JPH04221974A JP2405746A JP40574690A JPH04221974A JP H04221974 A JPH04221974 A JP H04221974A JP 2405746 A JP2405746 A JP 2405746A JP 40574690 A JP40574690 A JP 40574690A JP H04221974 A JPH04221974 A JP H04221974A
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JP
Japan
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color
image
color image
photoreceptor
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Application number
JP2405746A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Terada
浩 寺田
Hidenori Kunishige
秀則 国重
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真を応用したカラ
ー複写機、カラープリンタ等のカラー画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】             一般に電子
写真でカラー画像を形成するためには、イエロ、マゼン
タ、シアン、黒の各色のトナー像を重ね合わせてカラー
像を形成する方法がとられている。このトナー像の重ね
を、転写材上で行なう一般的な方法として特開平1−2
52982号公報に示されているカラー画像形成装置の
例がある。
【0003】図5はこの従来例の全体構成の概要を示す
ものであり、以下この構成と動作を簡単に説明する。図
5において、101は感光体でこれに対向して帯電器1
02と、現像部103と、転写ドラム104、クリーナ
105が設けられている。現像部103は、イエロ色の
トナー像をつくるためのY現像器106、マゼンタ色の
ためのM現像器107、シアン色のためのC現像器10
8、黒色のためのK現像器109とで構成され、全体が
回転して各々の現像器が順次感光体101に対向して現
像可能の状態にできるようになっている。
【0004】転写ドラム112と感光体は動作中は対向
しながらそれぞれ矢印方向に一定速度で回転している。
【0005】まず、動作が開始すると感光体101が矢
印方向に回転するとともに、その表面が帯電器102に
よって一様に帯電される。
【0006】その後感光体表面は、1色目のイエロの像
を形成するための信号で変調されたレーザビーム110
を照射されて、潜像が形成される。さらにこの潜像は最
初に感光体に対向しているイエロの現像器106に現像
されて、イエロのトナー像が形成される。形成されたイ
エロのトナー像が転写ドラム104に対向する位置にく
る時までに、すでに転写ドラム104の外周には給紙部
111から送られた1枚の用紙が先端を爪部112でつ
かまれて巻き付けられており、その用紙の所定の位置に
感光体上のイエロのトナー像が対向して出会うようにタ
イミングがとられてトナー像は形成される。
【0007】感光体上のイエロのトナー像が転写帯電器
113の作用により用紙に転写された後、感光体表面は
クリーナ105により清掃されて、次の色の像形成の準
備がなされる。続いてマゼンタ、シアン、黒のトナー像
も同様に形成されるが、そのとき現像部103は色に応
じてもちいる各現像器を感光体に対向させて現像可能の
状態にする。この現像器の切り替えが間に合い、かつ前
の色のトナー像と次の色のトナー像とが重ねられるよう
に転写ドラムの径は充分の大きさを持っている。
【0008】各色の像形成のためのレーザビーム110
の照射は、回転につれて感光体上の各色のトナー像と転
写ドラム上の用紙に既に転写されたトナー像とが位置的
に合致されて対向するようにタイミングがとられて行な
われる。この様にして4色のトナー像が転写ドラム10
4上の用紙上に重ねて転写されて、用紙上にカラー像が
形成される。全ての色のトナー像が転写された後、用紙
は剥離爪114により転写ドラム104から剥されて、
搬送部115を経て定着器116により上のトナー像が
定着され、装置外へ排出される。以上が従来例の構成と
動作の簡単な説明である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の従
来例の装置では、異なる色のトナー像の位置を合わせて
重ねるために転写ドラムを用いている。この転写ドラム
を感光体に対して正確な速度で回転させることによって
、各色のトナー像の相互の位置を合致させている。しか
しながら上記のような構成においては、転写ドラムは用
紙をいったん巻き付けて4色のトナー像を重ねて転写す
る必要があるため、構成が非常に複雑で、転写ドラムの
大きさも外周が最大用紙の長さ以上が必要なため全体に
大きくなる。また用紙は転写ドラムに巻き付ける必要が
あるため、厚い用紙や腰の強い用紙などは使えない等の
制限がある。
【0010】さらに、この様な構成においては、4色の
現像のための潜像形成をひとつの感光体上で1色毎に順
次行なうため、1枚のカラー画像を得るのに非常に時間
がかかることになる。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、小型安価でか
つ簡潔な構成で、各色のトナー像の相互の位置合わせが
可能な、かつ使用できる用紙の範囲の広い優れたカラー
画像形成装置を提供するものである。また高速で高画質
の得られる高速カラー画像形成装置を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のカラー画像形成装置は、回転する静電像担
持体と、前記静電像担持体の近傍に複数個配置され互い
に異なる色のトナーで現像する現像手段と、前記静電像
担持体上の異なる色のトナー像を順次転写して多層のカ
ラー像を形成する無端ベルトよりなる中間転写体と、前
記中間転写体から転写材へトナー像を転写する転写手段
とを有し、且つ前記中間転写体を巻回して駆動する、一
端にフライホイールを備えた駆動ローラを有するもので
ある。
【0013】さらに他の発明のカラー画像形成装置は、
回転する複数の静電像担持体と、前記静電像担持体のう
ちの少なくともひとつの静電像担持体の周囲に複数個配
置され互いに異なる色のトナーで現像する現像手段と、
前記静電像担持体上の異なる色のトナー像を順次転写し
て多層のカラー像を形成する無端ベルトよりなる中間転
写体と、前記中間転写体を巻回して駆動する駆動ローラ
を有し、且つ前記複数の静電像担持体間の距離、および
前記中間転写体の周長を、前記駆動ローラの外周の長さ
のほぼ整数倍としたものである。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、複雑な構成の
転写ドラムを必要とせず、装置全体が簡潔になり、また
用紙を転写ドラムに巻き付ける必要がなくほぼ直線搬送
できるため、使用できる用紙の範囲が広い。且つ中間転
写体を駆動する駆動ローラにフライホイールを設けてい
るため、中間転写体はジッタや不規則の速度変動が無い
正確な定常走行が可能で、この上での各色トナー像の正
確な位置合わせができるものである。
【0015】また静電像担持体を必要な数だけ複数個用
いて、かつ複数の静電像担持体間の距離、および前記中
間転写体の周長を、前記駆動ローラの外周の長さのほぼ
整数倍としたため、それぞれの静電像担持体上のトナー
像同士、および中間転写体が1回転して次の色のトナー
像を重ねるときの位置合わせが正確に行なえ、高画質で
高速のカラー画像形成装置が可能となるものである。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1は本発明の実施例におけるカラー画像
形成装置の構成を示すものである。図1において、51
は読み取り部でこの構成と動作については後述する。以
下52の書き込み部について、構成とその動作を説明す
る。1a、1bは感光体で、それぞれ同一径のAl基材
の表面に有機光導電体をコーティングしたもので、動作
中は矢印方向に同一の一定速度で回転する。2a、2b
は帯電器で、それぞれ感光体1a、1bの表面を均一に
帯電する。3はレーザ光学系で、均一に帯電された感光
体の表面を、画像処理部(後記)から来るそれぞれ別々
の色信号で変調された2種類のレーザビーム3a、3b
で露光してそれぞれに潜像を形成する。4M、4Cはそ
れぞれ、マゼンタトナーで現像するためのM現像器、シ
アンのためのC現像器で感光体1aに対向しており、か
つそれぞれは現像可能の状態と現像不可の状態との2状
態がとれるようになっている。同様に4Y、4Kはそれ
ぞれ、イエロトナーで現像するためのY現像器、黒トナ
ーで現像するためのK現像器で、感光体1bに対向して
設置されている。6a、6bはクリーナで、それぞれ感
光体1a、1bの表面の残留トナーを清掃するものであ
る。
【0018】以上のうち、感光体1a、帯電器2a、M
現像器4M、C現像器4C、クリーナ6aは第一プロセ
ス部Aを構成し、全体で一体的に装置本体から抜き差し
可能となっている。同様に第2プロセス部Bが構成され
ている。
【0019】7はポリカーボネートを基材とする幅広の
無端ベルトの中間転写体で、駆動ローラ8と支持ローラ
9、10に支持され、動作時には駆動ローラ8に駆動さ
れて矢印方向に感光体1a、1bの周速と同一速度で周
回する。
【0020】図2はこの中間転写体の駆動ローラの部分
を詳細に示す平面図で、駆動ローラ8の奥側の一端には
、駆動ローラと一体的に駆動ローラ8より回転モーメン
トの大きなフライホイール21が設けられている。22
、23は歯車、24は中間転写体駆動モータである。
【0021】再び図1に戻って、中間転写体は第1転写
部Taにおいて感光体1aと軽く接し、その背面に転写
帯電器11aを有して感光体上のトナー像を中間転写体
側に転写できるようになっており、さらに第2転写部T
bにおいて感光体1bと接し、転写帯電器11bの作用
により感光体上のトナー像を中間転写体側に転写できる
ようになっている。
【0022】この時感光体1aの周上のレーザビーム3
aの照射位置から第1転写部Taまでの距離Laと、感
光体1bの周上のレーザビーム3bの照射位置から第2
転写部Tbまでの距離Lbとは等しくなるように設定さ
れている。
【0023】さらに第1転写部Taと第2転写部Tbの
間の距離Lcは駆動ローラ8の外周の長さのほぼ2倍と
なっている。さらにまた中間転写体7の周長は、駆動ロ
ーラ8の外周の長さのほぼ8倍の長さに設定してある。
【0024】支持ローラ10の部分の第3転写部Tcに
はこれに対向して転写帯電器12が設けられ、この部分
で用紙が中間転写体7に接しながら移動するとき、中間
転写体上のトナー像を用紙に転写できるようになってい
る。13、14は除電器で中間転写体の残留電荷を適量
だけ除電するものである。15はクリーナで中間転写体
上のトナー像が第3転写部Tcで用紙に転写された後、
中間転写体上に残った残留トナーを清掃する。またこの
クリーナ15は中間転写体に対して離接できる様になっ
ており、必要な場合には中間転写体から離してその上の
トナー像を乱さずに通過させることが出来る。
【0025】16、17は給紙部で、希望するサイズの
用紙を1枚づつ第3転写部Tcに給送する。
【0026】18は定着器で、トナー像を転写された用
紙が通過するとき、用紙上のトナー像を溶融定着する。
【0027】以上のように構成されたカラー画像形成装
置の書き込み部について、以下その動作を説明する。
【0028】図1において、動作がスタートすると感光
体1a、1bと中間転写体7がそれぞれ矢印方向に回転
および周回を開始し、感光体1a、1bの表面はそれぞ
れ帯電器2a、2bにより約マイナス600V程度に均
一に帯電される。
【0029】均一帯電された感光体表面は、その後それ
ぞれの色信号で変調されたレーザビーム3a、3bに照
射され、画像に応じてトナーをつけるべき部分のみの電
位を落として潜像が形成される。
【0030】この時レーザビーム3aは、レーザ光学系
に入力される色信号のうち、マゼンタ色のトナーで現像
すべき画像のためのM信号で変調される。一方レーザビ
ーム3bは、イエロ色のためのY信号で変調されるとと
もに、その照射開始のタイミングが、中間転写体が第1
転写部Taから第2転写部Tbまで走行する時間分だけ
、M信号に対して遅れるように設定されている。
【0031】感光体1a上に形成された潜像は、最初に
現像可能の状態に設定されているM現像器4Mでマゼン
タのトナー像として現像される。感光体1a上のマゼン
タのトナー像は、感光体1aの回転にしたがって転写帯
電器11aの作用で中間転写体7に画像の先端から順次
転写されていく。
【0032】一方、感光体1b上の潜像も、同様にY現
像器によりイエロのトナー像として現像され、さらに先
端から順次中間転写体に転写されていく。ただしこの時
両者の潜像の書き込みのタイミングが、相互同一場所の
一致をしているので、中間転写体上ではマゼンタのトナ
ー像とイエロのトナー像とが位置的に合致されて転写さ
れる。
【0033】転写後の感光体表面は、それぞれクリーナ
6a、6bにより残留トナーを清掃されて次の像形成の
準備がなされる。
【0034】つまり  La=Lb=Lc一方、中間転
写体に転写されたマゼンタとイエロの重ねられたトナー
像は、その周回にしたがって除電帯電器13、14の印
加で、中間転写体とその上のトナー像は除電される。さ
らに周回して転写帯電器12の位置にくるがこの時は転
写帯電器11は非動作状態にあり、そのまま通過する。 さらにクリーナ14の位置では、この時はクリーナ非動
作状態にあり、そのまま通過する。
【0035】中間転写体上のマゼンタとイエロの多層の
トナー像の先端が第1転写部Taにくるときには、感光
体1a上に第3の色であるシアンのトナー像がマゼンタ
の時と同様にして形成されていて、かつそのシアンのト
ナー像の形成は、感光体1aの回転と中間転写体7の周
回にしたがって、それぞれのトナー像が位置的に合致し
て出会うようなタイミングで転写される。またさらに中
間転写体上のトナー像の先端が第2転写部に来るときは
、マゼンタに対するイエロのタイミングと同様にシアン
に対して所定時間遅れて形成された黒のトナー像が、位
置的に合致されて転写される。
【0036】以上のようにして形成された4色のトナー
像は最後に黒が転写された後、第3転写部Tcにおいて
タイミングを合わせて給紙部16または17から送られ
てくる用紙に転写帯電器12の作用により転写され、定
着器17で定着されてフルカラー像として完成する。
【0037】転写後に中間転写体上に残った残留トナー
は、今度はクリーナ15が動作状態にあり清掃されて、
新たなトナー像の転写のために準備される。
【0038】以上が書き込み部の全体動作の説明である
が、次に中間転写体上の詳細な走行状態と、トナー像間
の微少な位置合わせとの関係について図3を用いて説明
する。
【0039】図3は横軸に動作中の経過時間、縦軸に中
間転写体の走行速度を示したものである。
【0040】前記のように、駆動ローラは一端に慣性の
大きなフライホイールが設けられてあるため、非常に変
化の少ない定常回転をするが、主に駆動ローラ8の偏芯
により中間転写体は図3のように駆動ローラ1回転を周
期とした微少な変動をする。
【0041】しかしながら、中間転写体が第1転写部T
aと第2転写部Tbの間Lcを移動する時間は、構成で
説明したように駆動ローラが2回転する時間に等しくな
っている。従って第1転写部Taで転写されるマゼンタ
のトナー像と、第2転写部で転写されるイエロのトナー
像は、それぞれが上記のような微少な位置的変化をして
いるが、重なった状態では変化の波と波が重なって相互
のズレはない。
【0042】また、中間転写体が1回転してマゼンタの
トナー像とシアンのトナー像とが第1転写部Taで重な
るときも、同様にして変化の波が重なって相互の位置ズ
レが無い。
【0043】従って、中間転写体上に形成される4色の
トナー像は全体には微少に位置変化をしているが、色同
士の相互の位置ズレが無い。全体の変化は、その周期が
ゆるやかであれば視覚上は問題なく。色同士の相互の位
置ズレが無いため、形成されるカラー像は色相の安定し
た色ズレの無い優れた画質となる。
【0044】以上が書き込み部の構成と動作の説明であ
るが、次に読み取り部52と画像処理部の構成と動作の
説明をする。
【0045】図4は読み取り部52の概略構成と、画像
処理部53の信号の流れを説明するための図である。
【0046】図4において原稿台54に置かれたカラー
原稿を、一体的に構成された照明ランプ55、レンズ、
カラーセンサが図の左端から右方向に走査して読み取り
動作を行なうように構成されている。1回の読み取りが
終了すると、これらは高速でもとの位置に戻され次の読
み取りに備える。カラーセンサ57からの出力は画像処
理部内でまずマスキング部58に入力され書き込み部5
2で用いられるマゼンタ、シアン、イエロ、黒の4色の
ための信号に変換される。これらのうちマゼンタの信号
M’とシアンの信号C’とは多値回路59に選択的に入
力され、書き込み部にほぼリアルタイムで入力される。 一方イエロの信号Y’と黒の信号K’とはそれぞれハー
フトーンプロセッサA60とハーフトーンプロセッサB
61に入力された後、その出力が選択的にバッファメモ
リ62に入れられる。これらの信号はバッファメモリに
より所定時間遅らされて書き込み部に入力される。この
遅らす時間量は、前述の書き込み部において、感光体1
aで形成すべき潜像に対して感光体1bで形成すべき潜
像の遅らすべき時間分に相当する量になっている。
【0047】またハーフトーンプロセッサAは信号Y’
をディザ処理により2値化するもので、その出力はY’
の情報量に対して少なくなっている。さらにハーフトー
ンプロセッサBは信号K’を誤差拡散処理して2値化す
るもので、K’の情報量に対してこの出力も少なくなっ
ている。
【0048】以上が読み取り部51の概略構成と、画像
処理部の信号の流れであるが、次にこれらの動作を説明
する。装置が動作を開始すると、まず読み取り部51が
第1回目の読み取り動作を開始し、マスキング部からの
出力のうちM信号とY信号が選択されて、それぞれの処
理部を経て書き込み部52に入力される。ただしこの時
、マゼンタ信号Mは読み取り動作と平行してほぼリアル
タイムで入力されるのに対して、イエロ信号Yは所定の
時間だけ遅れを持って入力される。これらの信号は書き
込み部において、それぞれレーザビーム3aおよび3b
の変調信号として用いられ、前述の書き込み部の動作が
行なわれる。
【0049】前述の書き込み部の動作において、転写部
Taにおいてマゼンタ像の転写が開始してからほぼ中間
転写体7が1回転して、マゼンタとイエロの重ね像の先
端が再びこの転写部Taにくるまえには、すでに読み取
り部51では、1回目の読み取り動作は終了して、次の
2回目の読み取り動作が開始している。読み取り部の2
回目の読み取りでは、今度は信号C’とK’が選択され
、前のMとYの関係と同様の時間差を持って書き込み部
に入力される。この時、中間転写体上のトナー像の先端
に、信号Cによる画像が合致するタイミングで第2回目
の読み取り動作は開始されている。この後は、前述のよ
うな書き込み部の動作でカラー画像の形成が完了する。 以上が読み取り部と画像処理部の構成と動作の説明であ
る。
【0050】以上のように本実施例によれば、中間転写
体を用いることによって装置が簡潔になり、また用紙を
転写ドラムに巻き付ける必要がなくほぼ直線搬送できる
ため、使用できる用紙の範囲が広い。また静電像担持体
を2個用いることによって、1回の読み取りで2色の像
を平行して形成して行くため、高速のカラー画像形成装
置が可能となるものである。
【0051】また本実施例では、中間転写体の駆動ロー
ラにフライホイールを設けているため、中間転写体は不
規則な速度変動がなく安定した走行ができる。  さら
に、2個の感光体間の距離を、中間転写体の駆動ローラ
の外周長さのほぼ整数倍としたため、駆動ローラの1回
転毎にでる周期的な速度ムラは、それぞれの感光体から
転写されるトナー像が重なったときの位置で同一のムラ
となり、各感光体でできるトナー像間の位置的なズレが
少ない。さらにまた中間転写体の周長を、駆動ローラの
外周長さのほぼ整数倍としたため、駆動ローラの1回転
毎に生じる速度ムラは中間転写体が1回転した位置では
同一のムラとなり、ひとつの感光体から転写される2色
のトナー像間の位置的なズレが少ない。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、複雑な構成の転
写ドラムを必要とせず、装置全体が簡潔になり、また用
紙を転写ドラムに巻き付ける必要がなくほぼ直線搬送で
きるため、使用できる用紙の範囲が広い。また中間転写
体の安定走行が可能で、高画質のカラー像の形成が可能
となるものである。
【0053】また本発明は、静電像担持体を色の数によ
らず必要な数だけ複数個用いることによって、小型で簡
潔な高速のカラー画像形成装置が可能となるものである
。さらに各静電像担持体で形成したトナー像間の位置合
わせ、および同一の静電像担持体で形成した異なる色の
トナー像間の位置合わせが正確に行なうことができ、優
れた画質の高速カラー画像形成装置が可能となるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における全体構成図である。
【図2】本発明の実施例における中間転写体の駆動ロー
ラの部分の詳細図である。
【図3】本発明の実施例における中間転写体の走行状態
を説明するチャート図である。
【図4】本発明の実施例における読み取り部の概略構成
と画像処理部の信号の流れを説明するブロック図である
【図5】従来のカラー画像形成装置の概略構成図である
【符号の説明】 1a、1b    感光体 3    レーザ光学系 4M    M現像器 4C    C現像器 4Y    Y現像器 4K    K現像器 7    中間転写体 8    駆動ローラ 14    クリーナ 21    フライホイール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する静電像担持体と、前記静電像担持
    体の近傍に複数個配置され互いに異なる色のトナーで現
    像する現像手段と、前記静電像担持体上の異なる色のト
    ナー像を順次転写して多層のカラー像を形成する無端ベ
    ルトよりなる中間転写体と、前記中間転写体から転写材
    へトナー像を転写する転写手段とを有し、且つ前記中間
    転写体を巻回して駆動する、一端にフライホイールを備
    えた駆動ローラを有するカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】回転する複数の静電像担持体と、前記静電
    像担持体のうちの少なくともひとつの静電像担持体の周
    囲に複数個配置され互いに異なる色のトナーで現像する
    現像手段と、前記静電像担持体上の異なる色のトナー像
    を順次転写して多層のカラー像を形成する無端ベルトよ
    りなる中間転写体と、前記中間転写体を巻回して駆動す
    る駆動ローラを有し、且つ前記複数の静電像担持体間の
    距離、および前記中間転写体の周長を、前記駆動ローラ
    の外周の長さのほぼ整数倍としたカラー画像形成装置。
JP2405746A 1990-12-25 1990-12-25 カラー画像形成装置 Pending JPH04221974A (ja)

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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