JP3533486B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3533486B2
JP3533486B2 JP01201697A JP1201697A JP3533486B2 JP 3533486 B2 JP3533486 B2 JP 3533486B2 JP 01201697 A JP01201697 A JP 01201697A JP 1201697 A JP1201697 A JP 1201697A JP 3533486 B2 JP3533486 B2 JP 3533486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは中
間転写体を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体としての中間転写ベル
トを用いた画像形成装置であって、像担持体から、該像
担持体に接触対向する転写面が無端経路に沿って一方向
に移動する中間転写ベルトへトナー像を繰り返し重ねて
転写した後、これを転写材としての転写紙に一括転写す
るものが知られている。
【0003】また、このような画像形成装置において、
画像サイズに応じて中間転写ベルト上に複数画面形成す
るようにして、小サイズの転写紙が選択されたときに記
録速度の向上を図ることができる装置も知られている
(例えば、特開平4−296877号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記像担持体から中間
転写ベルトへトナー像を繰り返し重ねて転写した後、こ
れを転写材に一括転写するような構成の画像形成装置に
おいて、像担持体から中間転写ベルトへのトナー像転写
(以下、ベルト転写という)の工程中に像担持体と中間
転写ベルトとの相対速度に差が生じると、いわゆる転写
ブレが起きて、像流れや白抜けなどの異常画像が発生し
てしまう。このような相対速度差は通常どちらかに突発
的な負荷変化が生じ、該負荷変化によって駆動速度に変
動が発生してしまうことで生じる。特に、クリーニング
手段による中間転写ベルトのクリーニング時には、例え
ばゴム製のブレードなどを中間転写ベルトに接触させる
ときと離間させるときとに中間転写ベルトの駆動モータ
及び駆動伝達系に負荷トルク変化の影響が及ぶこととな
り、該中間転写ベルトの駆動速度に変動が発生する。そ
こで、このような重ね画像のベルト転写中における負荷
変動による画像のずれを防止するために、該重ね画像の
ベルト転写中にはクリーニング工程を行わず、別のタイ
ミングで該クリーニング工程を行うようにしている。
【0005】ところが、このような工程を採用する画像
形成装置においては、クリーニング工程が終了しない
と、中間転写ベルト上への画像形成が行われないため、
特に連続して画像形成を行う場合には記録速度向上の点
で問題となっていた。
【0006】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは一方向に無端移動す
る中間転写体へトナー像を重ね転写した後に一括して転
写材に転写する画像形成装置において、転写ブレの発生
を防止するとともに、クリーニング工程時の待ち時間を
短くして画像形成速度の向上を図ることが可能となる画
像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上にトナー像を形成す
るトナー像形成手段と、該像担持体に接触対向する転写
面が無端経路に沿って一方向に移動する中間転写体と、
該中間転写体に該像担持体上のトナー像を順次重ね合わ
せて転写する中間転写手段と、該中間転写体上に重ね合
わせて転写されたトナー像により構成したトナー画像を
転写材に転写する転写材転写手段と、該中間転写体に対
して接離可能に構成され、所定のタイミングで中間転写
体に当接して該中間転写体をクリーニングするクリーニ
ング手段とを備えた画像形成装置において、上記中間転
写体と像担持体との接触対向部の入り口部と上記クリー
ニング手段によるクリーニング部との上記中間転写体移
動方向の経路長をLC、該中間転写体上に形成され得る
一つ又は複数のトナー画像の先端から後端までの画像領
域長のうち、最大のものをLB、上記接触対向部の入り
口部から出口部までの上記中間転写体移動方向の経路長
をlnとしたとき、LC>LB+lnを満たすように上
記クリーニング手段を配置したことを特徴とするもので
ある。ここで上記複数のトナー画像の先端から後端と
は、該複数の画像の一つ目の画像の先端から該複数個目
の画像の後端までをいう。
【0008】この画像形成装置においては、上記中間転
写体と像担持体との接触対向部の入り口部と上記クリー
ニング手段によるクリーニング部との上記中間転写体移
動方向の経路長をLC、中間転写体上に形成される一つ
又は複数のトナー画像の先端から後端までの画像領域長
のうち、最大のものをLB、上記接触対向部の入り口部
から出口部までの上記中間転写体移動方向の経路長をl
nとしたとき、LC>LB+lnを満たす。これによ
り、中間転写体上に形成される一つ又は複数のトナー画
像の先端が、上記転写材転写手段による転写材への転写
部を通過した後上記クリーニング手段によるクリーニン
グ部に到達したときに、該一つ又は複数のトナー画像の
後端は上記接触対向部を既に通過しているので、このと
きにクリーニング手段を中間転写体表面に接触させれば
上記中間転写体への画像転写に何等影響を与えることは
ない。そして、上記中間転写体への重ね転写動作を中断
することなく後続の重ね画像のトナー画像の先端がクリ
ーニング手段によるクリーニング部に到達する直前に
は、該トナー画像の後端部は上記接触対向部を通過して
しまうので、このときにクリーニング手段を中間転写体
表面から離間すれば、該中間転写体への画像転写に何等
影響を与えることはない。このように、上記像保持体か
ら中間転写体への転写工程を中断せずに、かつ、該転写
の際に該接触時の負荷変動の影響を与えることなく中間
転写体のクリーニング工程を実行することが可能とな
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、画像形成動作を連続して行うときに、上記
中間転写体への重ね転写終了後で、かつ、該中間転写体
上のトナー画像が転写材に転写された領域の先端が上記
クリーニング部に到達するまでの間に上記クリーニング
手段を該中間転写体に接触させ、次に該中間転写体への
後続の重ね転写で一つ又は複数のトナー画像を形成する
にあたり、該一つ又は複数のトナー画像を構成すべく重
ねられる複数のトナー像のうち、該一つ又は複数のトナ
ー画像に対応する最初のトナー像を中間転写体へ転写し
た後で、かつ、該最初のトナー像先端が上記クリーニン
グ部に到達するまでの間に上記クリーニング手段を該中
間転写体から離間させるように制御する制御手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1の画像
形成装置において、画像形成動作を連続して行うとき
に、上記中間転写体への重ね転写終了直後に上記クリー
ニング手段を該中間転写体に接触させ、次に該中間転写
体への後続の重ね転写で一つ又は複数のトナー画像を形
成するにあたり、該一つ又は複数のトナー画像を構成す
べく重ねられる複数のトナー像のうち、該一つ又は複数
のトナー画像に対応する最初のトナー像を中間転写体へ
転写した直後に上記クリーニング手段を該中間転写体か
ら離間させるように制御する制御手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0011】これらの画像形成装置においては、画像形
成動作を連続して行うときに、上記制御手段により、上
記中間転写体への重ね転写終了後で、かつ、該中間転写
体上のトナー画像が転写材に転写された領域の先端が上
記クリーニング部に到達するまでの間に上記クリーニン
グ手段を該中間転写体に接触させる。これにより、中間
転写体の移動を中断せずに、該クリーニング手段を中間
転写体に接触させる際の該中間転写体の移動速度の変動
によって上記中間転写体への画像転写に何等影響を与え
ることなく、クリーニングすべき領域の先端からクリー
ニングを開始することができる。また、上記制御手段に
より、次に該中間転写体への後続の重ね転写で一つ又は
複数のトナー画像を形成するにあたり、該一つ又は複数
のトナー画像を構成すべく重ねられる複数のトナー像の
うち、該一つ又は複数のトナー画像に対応する最初のト
ナー像を中間転写体へ転写した後で、かつ、該最初のト
ナー像先端が上記クリーニング部に到達するまでの間に
上記クリーニング手段を該中間転写体から離間させるよ
うに制御する。これにより、中間転写体の移動を中断せ
ずに、該クリーニング手段を中間転写体から離間させる
際の該中間転写体の移動速度の変動によって上記中間転
写体上への画像転写に何等影響を与えることなく、クリ
ーニングすべき領域の後端までクリーニングを終了する
ことができる。したがって、上記像保持体から中間転写
体への転写工程を中断せずに、かつ、該中間転写体への
転写の際に該接触時の負荷変動の影響を与えることなく
中間転写体のクリーニング工程を実行することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るフルカラー複写装置(以下、「カラー複写装置」とい
う。)に適用した実施形態について説明する。
【0013】図1は本実施形態に係るカラー複写装置全
体の概略構成図、図2は同複写装置の主要部の概略構成
図である。
【0014】図1において、このカラー複写装置は、カ
ラー画像読み取り装置(以下、カラースキャナという)
1とカラー画像記録装置(以下、カラープリンタとい
う)2とから構成されている。まず、カラースキャナ1
は、原稿3の画像を照明ランプ4で照射し、その反射光
をミラー5a,5b,5c等のミラー群5及びレンズ6
を介してカラーセンサ7に結像する。カラーセンサ7に
結像した原稿3のカラー画像情報は、例えばブルー(B
lue、以下「B」という。)、グリーン(Green、以下
「G」という。)、レッド(Red、以下「R」とい
う。)の色分解光毎に読み取られ、電気的な画像信号に
変換される。本実施形態では、カラーセンサ7はB,
G,Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子で構
成されており、3色同時読み取りを行っている。
【0015】このようにしてカラースキャナー1で得ら
れたB、G、Rの色分解画像信号の強度レベルを基にし
て、画像処理部(図示なし)で色変換処理を行ない、ブ
ラック(Black、以下「Bk」という。)、シアン(C
yan、以下「C」という。)、マゼンタ(Magenta、以
下「M」という。)、イエロー(Yellow、以下「Y」
という。)のカラー画像データを得る。
【0016】これらのカラー画像データを、カラー画像
記録装置(以下、「カラープリンター」という。)2に
おいて、Bk、C、M、Yの各色にて顕像化を行ない、
これらの顕像化されたトナー像を重ね合わせて4色フル
カラー画像を得る。
【0017】カラープリンター2の書き込み光学ユニッ
ト8は、カラースキャナー1からのカラー画像データを
光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行
ない、像担持体としてのドラム状の感光体9に静電潜像
を形成する。
【0018】上記書き込み光学ユニット8は、レーザ光
源8aと、その発光駆動装置(図示なし)、ポリゴンミ
ラー8b及びその回転駆動用モータ8c、f-θレンズ
8d、反射ミラー8e等で構成されている。
【0019】感光体9は、矢印の如く反時計方向に回転
し、その回りには、感光体クリーニングユニット(クリ
ーニング前除電器を含む)10、除電ランプ11、帯電
器12、電位センサ13、Bk現像器14、C現像器1
5、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検
出用の光学センサ18、中間転写体としての中間転写ベ
ルト19などが配置されている。感光体9にトナー像を
形成するトナー像形成手段は、上記光学ユニット8、帯
電記12、各現像器14〜17などにより構成されてい
る。
【0020】各現像器は、静電潜像を現像するためにト
ナーとキャリアとを含む現像剤の穂を感光体9の表面に
接触させて回転する現像スリーブ14a、15a、16
a、17aと、現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転
する現像パドル14b、15b、16b、17b、及び
現像剤のトナー濃度センサー14c、15c、16c、
17cなどで構成されている。
【0021】図3は、同カラー複写装置の制御系を構成
する主要部のブロック図である。該複写装置全体の制御
は、CPU等を内蔵・搭載したシステム制御板50によ
り行われる。該システム制御板50にはカラーCCD、
スキャナモータなどを負荷とするスキャナ制御板や、レ
ーザ光源、ポリゴン動機検知器等を負荷とするレーザ駆
動制御板が接続された画像処理ユニットが接続されてい
るほか、ポリゴンモータ、操作部、その他の周辺機器、
検知器類が接続されている。さらには、後述の中間転写
ベルト19の駆動ローラ21用のベルト駆動モータ51
が接続された中間転写ベルト駆動モータ制御板52、紙
転写ローラ接離ソレノイド53や、駆動制御手段となる
ベルトクリーナ接離ソレノイド54などもこのシステム
制御板に接続されている。
【0022】図示の例のカラー複写装置においては、リ
ピートコピーを行う場合に作像する画像のサイズに応じ
て中間転写ベルト19上に形成する重ねトナー画像の数
を変更する。例えば、中間転写ベルト移動方向の長さが
中間転写ベルト19の周長の1/2未満の画像を記録す
る場合には、複数の重ねトナー画像を中間転写ベルト1
9上に形成する。これにより、小サイズの画像形成を行
う場合の記録速度の向上を実現している。以下、中間転
写ベルト19上に重ねトナー画像を2つ形成する場合の
画像形成動作の概略について現像動作の順序(カラー画
像形成順序)が、Bk、C、M、Yの例で説明を行う。
図4はこの画像形成時のタイミングチャートである。た
だし、画像形成順序はこれに限定されるものではない。
また、以下上記2つの重ねトナー画像のうち先に形成す
る重ねトナー画像を第1画面、後に形成する重ねトナー
画像を第2画面という。
【0023】コピー動作が開始されると、図示しない感
光体の駆動機構により、感光体9は反時計回りの向きに
回転駆動されるとともに、感光体9は帯電器12により
一様帯電される。また、このとき前述のベルト駆動モー
タ51が駆動開始し、中間転写ベルト19が該中間転写
ベルト19駆動用の駆動ローラ21により図2中矢印方
向に駆動される。そして、図示しないベルトマークセン
サにより、中間転写ベルト内側に設けられ、色重ね時の
位置合わせの基準となる図示せぬベルトマークが検知さ
れると、カラースキャナ1により、該検知信号を基準に
して所定のタイミングから第1画面Bk画像データの読
み取りが開始される。
【0024】上記第1画面Bk画像データの読み取りと
共に、該画像データは第2画面用の画像データとして図
示しないフレームメモリに記憶される。そして、カラー
スキャナ1で読み取られたBk画像データに基づき、光
学ユニット8からのレーザ光による光書き込みが行わ
れ、これにより、感光体9上に第1画面のBk静電潜像
が形成される。以下、第1画面のBk画像データによる
静電潜像を「Bk1潜像」という。また、第1画面の
C、M、Yの各画像データに基づいて形成された各静電
潜像もこれに準じて、それぞれ「C1潜像」、「M1潜
像」、「Y1潜像」ということにする。また、第2画面
のBk、C、M、Yの各画像データに基づいて形成され
た各静電潜像は、それぞれ「Bk2潜像」、「C2潜
像」、「M2潜像」、「Y2潜像」ということにする。
【0025】上記Bk1潜像の先端部から現像可能とす
べくBk現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する
前に、現像スリーブ14aが回転開始して現像剤の穂立
てを行い、Bk1潜像をBkトナーで現像する。以後、
Bk1潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がB
k現像位置を通過した時点で、速やかにBk現像スリー
ブ14a上の現像剤の穂切りを行い、現像不作動状態に
する。これは、少なくとも、次の第1画面のC画像デー
タによるC1潜像先端部が到達する前に完了させる。な
お、穂切りは現像スリーブ14aの回転方向を現像動作
中とは逆方向に切り換えることで行う。
【0026】感光体9に形成した第1画面のBkトナー
像(以下、Bk1トナー像という)は、感光体と等速駆
動されている中間転写ベルト19の表面に転写する(以
下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像転写を「ベ
ルト転写」という)。このベルト転写は、感光体9と中
間転写ベルト19の接触状態において後述の転写バイア
スローラ20aに所定のバイアス電圧を印加することで
行う。
【0027】また、第2画面については、上記Bk1潜
像の後端から紙間分a1の所定のタイミングを経て、上
記フレームメモリに記憶された第2画面用の画像データ
に基づき、第1画面と同様に光書き込みが行われ、感光
体9上にBk2潜像が形成される。その後、第1画面と
同様に現像、ベルト転写工程を経て、第2画面のBkト
ナー像(以下、Bk2トナー像という)を、上記中間転
写ベルト19上の上記Bk1トナー像後端から紙間分a
1おいた位置に形成する。
【0028】感光体9には、順次、Bk,C,M,Yの
トナー像が形成され、形成された順に中間転写ベルト1
9の同一の転写面に順次位置合わせして4色重ねのベル
ト転写画像が2つ形成される。こうして、フルカラーの
トナー画像が形成された後、該フルカラーのトナー画像
は転写材としての転写紙24に一括転写される。この中
間転写ベルト19から転写紙24への転写を「紙転写」
という。
【0029】ところで、感光体9では、Bk工程の次に
C工程に進むが、中間転写ベルトが一周した次のベルト
マーク検知信号を基準にした所定のタイミングからカラ
ースキャナ1による第1画面のC画像データ読み取りが
始まり、その画像データによるレーザー光書き込みで、
C1潜像形成を行う。 (以下、余白)
【0030】C現像器15はその現像位置に対して、先
のBk2潜像後端部が通過した後で、かつC1潜像の先
端が到達する前に現像スリーブ15aを回転開始して、
C1潜像をCトナーで現像する。
【0031】以後、C潜像領域の現像を続けるが、C2
潜像後端部が通過した時点で、先のBk現像器の場合と
同様にC現像スリーブ15a上の現像剤の穂切りを行
い、現像不作動状態にする。これもやはり次のM1潜像
先端部が到達する前に完了させる。上記感光体9に形成
した第1画面のCトナー像(以下、C1トナー像とい
う)は、Bkトナー像の場合と同様に中間転写ベルト1
9の表面に転写される。
【0032】また、第2画面についても、前述したBk
の画像の場合と同様に、上記C1潜像の後端から紙間分
a1の所定のタイミングを経て、上記フレームメモリに
記憶された第2画面用の画像データに基づき、第1画面
と同様に光書き込み、現像、ベルト転写工程を経て、第
2画面のCトナー像(以下、C2トナー像という)を、
上記中間転写ベルト19上の上記Bk2トナー像と同一
位置に形成する。
【0033】なお、M及びYの各工程についても、それ
ぞれの画像データ読み取り、潜像形成及び現像の動作が
上述のBk、Cの工程と同様であるので、説明を省略す
る。
【0034】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。図2において、中間転写ベルト19は、駆動ロ
ーラ21、転写バイアスローラ20、及び従動ローラ群
に掛け回されている。また、中間転写ベルト19は、転
写バイアスローラ20と従動ローラの一つとの間で感光
体9に圧接されており、この圧接部(以下転写ニップ部
という)において適度のニップ圧力が加えられている。
駆動ローラ21には、図示していない駆動モータが連結
されており、この駆動モータを介して中間転写ベルト1
9が回転駆動制御される。
【0035】また、上記転写バイアスローラ20、上記
転写バイアスローラ20に所定の転写バイアス電圧を印
加するための転写バイアス電源40などにより、中間転
写ベルト19に感光体9上のトナー像を順次重ね合わせ
て転写するための中間転写手段が構成されている。
【0036】ベルトクリーニングユニット22は、ゴム
ブレード22b、及びベルトからの接離機構22cなど
で構成されている。該ベルトクリーニングユニット22
のベルト面への接離のタイミングについては、後に詳述
する。
【0037】中間転写ベルト19上の重ねトナー画像を
転写紙24に転写する転写材転写手段としての紙転写ユ
ニット23は、紙転写バイアスローラ23a、ローラク
リーニングブレード23b、及びベルトからの接離機構
23cなどで構成されている。紙転写バイアスローラ2
3aは、通常は中間転写ベルト19の転写面から離間し
ているが、該転写面に形成された4色の重ね画像を転写
紙24に一括転写するときに、タイミングを取って接離
機構23cで押圧され、該ローラー23aに所定のバイ
アス電圧を印加して転写紙24への転写を行う。
【0038】図1に示すように、転写紙24は、給紙ロ
ーラ25、レジストローラ26によって、中間転写ベル
ト19面の4色重ね画像の先端部が紙転写位置に到達す
るタイミングに合わせて、駆動ローラ21と紙転写バイ
アスローラ23aとの間に給紙され、紙転写される。転
写後の転写紙24は、搬送ベルト27によって搬送され
て定着器28に送られ、トナー画像が定着された後、ト
レイ29上に排出される。
【0039】ここで、中間転写ベルト19の駆動制御に
ついて説明する。本実施形態の中間転写ベルト19の駆
動の仕方としては、1色目のBkトナー像のベルト転写
が端部まで終了した後の動作方式として次の2方式が考
えられる。
【0040】(1) 一定速往動方式 Bkトナー像のベルト転写後も、そのまま一定速度
で往動を続ける。 そして、中間転写ベルト19面上のBk画像先端位
置が、再び感光体9との接触部のベルト転写位置に到達
したとき、感光体9側は次のCトナー像の先端部が丁度
その位置にくるように、タイミングを取って画像形成さ
れている。その結果、C画像はBk画像に正確に位置合
わせして中間転写ベルト19上に重ねてベルト転写され
る。 その後も同様の動作によってM,Y画像工程に進
み、4色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像のベルト転写工程に引き続き、
そのまま往動しながら中間転写ベルト19面上の4色重
ねトナー画像を、上記のように転写紙24に一括転写す
る。
【0041】(2) スキップ往動方式 Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体9
面から中間転写ベルト19を離間させ、そのままの往動
方向に高速スキップさせて所定量を移動したら当初の往
動速度に戻す。また、その後再び感光体9に中間転写ベ
ルト19を接触させる。 そして、中間転写ベルト19面上のBk画像先端位
置が再びベルト転写位置に到達したとき、感光体9側は
次のCトナー像の先端部が丁度その位置にくるようにタ
イミングを取って画像形成されている。その結果、C画
像はBk画像に正確に位置合わせして重ねてベルト転写
される。 その後も同様の動作によってM,Y画像工程に進
み、4色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像ベルト転写工程に引き続き、そ
のままの往動速度で、中間転写ベルト19面上の4色重
ねトナー画像を転写紙24に一括転写する。
【0042】本実施形態にかかる画像形成装置において
は、このうち1方式で、又はコピー速度の面からコピー
サイズに応じて2方式を効率的に組み合わせて、中間転
写ベルト19を駆動する。なお、図示の例の画像形成装
置は一定速往動方式を採用した例である。以上のいずれ
かの方式により、中間転写ベルト19面に第1画面と第
2画面の2画面形成した4色重ねトナー画像が転写紙2
4に一括転写される。
【0043】該4色重ねトナー画像が一括転写された転
写紙24は、紙搬送ユニットの搬送ベルト27で定着器
28に搬送され、所定温度にコントロールされた定着ロ
ーラ28aと加圧ローラ28bでトナー像を溶融定着し
てコピートレイ29に2枚連続して搬出され、フルカラ
ーコピーを得る。
【0044】一方、ベルト転写後の感光体9は、常時押
圧されている感光体クリーニングユニット10で表面を
クリーニングされ、除電ランプ11で均一に除電され
る。
【0045】図2において、転写紙カセット30、3
1、32、33は、各種サイズの転写紙が収納されてお
り、操作パネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収
納カセットから、タイミングを取ってレジストローラ2
6方向に給紙、搬送される。符号34は、オーバーヘッ
ドプロジェクタ用のOHP用紙や、厚紙などの転写紙を
手差しするための給紙トレイを示す。
【0046】本実施形態の画像形成装置においては、リ
ピートコピーの場合に、1、2枚目のY(4色目)画像
工程に引き続き、中間転写ベルト19のクリーニング動
作のための期間を設けることなく、継続して3、4枚目
のBk(1色目)画像工程に進む(図4参照)。まず、
リピートコピー時の紙転写のタイミングについて説明す
る。
【0047】上記1、2枚目の4色目の画像工程で、第
1画面のY1トナー像先端からベルト転写しながら、該
中間転写ベルト19が矢印方向に移動すると、該中間転
写ベルト19上の第1画面の4色重ねトナー画像先端
は、上記転写ニップ部の入り口部から経路長Lp(図2
参照)の位置で転写紙24への紙転写部に到達する。
【0048】図示の例の画像形成装置においては、上記
紙転写ユニット23は、該中間転写ベルト19上の画像
の転写紙24への転写、すなわち紙転写が始まる前で、
かつ、第2画面のM2画像後端が紙転写部を通過した後
の間で、4色目Y1トナー像後端とY2トナー像先端と
の間が上記転写ニップ部に位置しているときに、上述の
接離機構23cにより中間転写ベルト19に押圧され
る。
【0049】また、上記紙転写が終了した後の該紙転写
ユニット23の中間転写ベルト19からの離間は、Y2
トナー像の紙転写後で、かつ、次の、すなわち、3枚目
のBkトナー像の先端が到達する前の間で、Bk3トナ
ー像後端と4色目のBkトナー像(以下、Bk4トナー
像という)先端との間が上記転写ニップ部に位置してい
るときに上記接離機構23cにより中間転写ベルト19
から離間される。
【0050】次に、リピートコピー時のベルトクリーニ
ングユニット22の動作について、図4、図5を参照し
ながら説明する。図5は、中間転写ベルト上に第1画面
と第2画面の2画面形成するときの上記ベルトクリーニ
ングユニット22の離接タイミングを説明するための説
明図である。本実施形態においては、上記転写ニップ部
の入り口部n1と、上記ベルトクリーニングユニット2
2によるクリーニング部、すなわち、図示の例において
はベルトクリーニングユニット22のゴムブレード22
bの中間転写ベルト19に対する当接部との中間転写ベ
ルト19移動方向の経路長をLC、中間転写ベルト上に
形成される一つ又は複数のトナー画像の先端から後端ま
での画像領域長LB、上記転写ニップ部の入り口部n1
から出口部n2までの経路長をlnとしたとき、LC>
LB+lnを満たすように構成している。ここで、図示
の例のように上記画像領域長は例えば第1画面P1と第
2画面P2の2画面を形成する場合には、該第1画面P
1の先端部から第2画面の後端部までの経路長を指し、
第1画面P1、第2画面P2のそれぞれの画面長をL
A、紙間分をa1とするとLB=LA+a1+LAで表
される。従って、この場合上記クリーニング装置は中間
転写ベルト19のベルト周長をLTとしたときに、上記
クリーニング部が上記転写ニップ部の入り口部n1から
中間転写ベルト19移動方向の経路長がLA+a1+L
A+ln=LB+lnより大きくなる位置から、該経路
長がLTより小さくなる位置までの領域D内に位置する
ように配置される。図示の例においては、上記LC=L
B+ln+lmとなるようにクリーニング装置を配置し
ている。これにより、中間転写ベルト19上の第2画面
P2の4色目のY2トナー像後端部までベルト転写が終
了して該後端部が該転写ニップ部出口部を通過通過した
時点で第1画面P1の4色目のY1トナー像先端相当部
は、まだクリーニング部に到達していないことになる。
図5はこのときの中間転写ベルト19の位置を示してい
る。図5中、第1画面P1はハッチングを施し厚みを持
たせて示しているが、実際には転写紙24に既に転写さ
れており、ベルト上には残トナーのみが残っている状態
となっている。そして、図5中に示すように、上記第1
画面P1先端はクリーニング部よりもlm=LC−LB
−lnの距離だけ手前側に位置する。従って、中間転写
ベルト19上の複数のトナー画像の後端、すなわち、第
2画面P2の4色目のY2トナー像後端部までベルト転
写が終了し、かつ、転写紙への転写が終了した第1画面
P1先端が上記クリーニング部に到達するまでの間にク
リーニングユニット22を中間転写ベルト19表面に接
触させれば、該中間転写ベルト19表面へのトナー像転
写に何等影響を与えずにクリーニングすべき領域の先端
からクリーニングを開始することができる。この複写装
置においては、図4に示すように中間転写ベルト19上
の第2画面P2の4色目のY2トナー像後端部までベル
ト転写が終了した直後のタイミングで上記接離機構22
cにより上記クリーニングユニット22を中間転写ベル
ト19表面に接触させるので、該中間転写ベルト19表
面のトナー像に何等影響を与えずに、クリーニングすべ
き領域からlmの余裕をもってクリーニング動作を開始
することができる。
【0051】さらに、上記クリーニングユニット22の
中間転写ベルト19からの離間動作は、Y2トナー像後
端までの転写残トナー像がクリーニング部を通過して、
第1、第2画面の全領域をクリーニングして残トナーを
除去した後で、次の3枚目のBkトナー像(以下、Bk
3トナー像という)先端がクリーニング部に到達するま
での間の、4枚目のBkトナー像(以下、Bk4トナー
像という)後端が転写ニップ部を通過した時点で行う。
このとき上記Bk3トナー像先端は上記クリーニング部
よりもlmだけ手前に位置し、lm分の余裕を持ってク
リーニング動作を終了することができる。
【0052】図6は、この複写装置において中間転写ベ
ルト移動方向の長さが中間転写ベルト19の周長の1/
2以上のサイズの画像を形成する場合、すなわち、該中
間転写ベルト上に1画面のみ形成するときの上記ベルト
クリーニングユニット22の離接タイミングを説明する
ための説明図である。この場合には画像領域長は画像長
に等しく、LB=LA’となる。本実施形態に係る複写
装置においてはこのように中間転写ベルト上に一つの画
像しか形成しない場合でも、LC>LB+lnを満たす
ように構成されている。これにより、中間転写ベルト上
に2つの重ねトナー画像を形成する場合と同様に、転写
動作を中断せずに、中間転写ベルト19上の画像に何等
影響を与えることなく、クリーニングユニット22の中
間転写ベルトに対する接離動作を行うことができる。さ
らに、図6の例においては、LA’<LA+a1+LA
となるように形成されている。これにより、クリーニン
グ動作を行う際の余裕分lm’=LC−LA’−lnが
lmよりも大きくなり、2画面形成する場合に比して更
に余裕を持ってクリーニング動作の開始及び終了を行う
ことができる。
【0053】このように、本実施形態の複写装置によれ
ば、上記感光体9から中間転写ベルト19へのベルト転
写工程を中断せずに、該転写の際に該接触時の負荷変動
の影響を与えることなく中間転写ベルト19のクリーニ
ング工程を実行することが可能となる。従って、上記負
荷変動の影響による転写ブレの発生を防止するととも
に、クリーニング工程時の待ち時間を短くし、画像形成
速度の向上を図ることができる。
【0054】以上は、4色フルカラーを得るコピーモー
ドの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
と同様の動作を行うことになる。
【0055】また、単色コピーモードの場合は、所定枚
数が終了するまでの間、その色の現像ユニットのみを現
像作動(剤穂立て)状態にして、中間転写ベルト19
は、感光体9面に接触したまま往動方向にー定速駆動
し、さらに、ベルトクリーナー22もベルト19に接触
したままの状態で、コピー動作を行う。
【0056】なお、上記実施形態においては、同一の原
稿について複数枚の画像形成を行うリピートコピーの際
に上記中間転写ベルト上に複数画面形成する画像形成装
置について説明したが、例えば自動原稿送り装置(AD
F)等を用いて連続コピーする際に該中間転写ベルト上
に複数画面形成するような画像形成装置にも本発明は適
用可能であり、同様の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、上記像
保持体から中間転写体への転写工程を中断せずに、か
つ、該転写の際に該接触時の負荷変動の影響を与えるこ
となく中間転写体のクリーニング工程を実行することが
可能となる。よって、転写ブレの発生を防止するととも
に、クリーニング工程時の待ち時間を短くし、画像形成
速度の向上を図ることが可能となるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るカラー複写装置の概略構成を
示す正面図。
【図2】同複写装置の主要部の概略構成図。
【図3】同複写装置の制御系を構成する主要部のブロッ
ク図。
【図4】同複写装置で中間転写ベルト上に2画面形成す
る場合の画像形成動作のタイミングチャート。
【図5】同複写装置で中間転写ベルト上に2画面形成す
る場合のベルトクリーニングユニットの離接タイミング
を説明するための説明図。
【図6】同複写装置で中間転写ベルト上に1画面形成す
る場合のベルトクリーニングユニットの離接タイミング
を説明するための説明図。
【符号の説明】
9 感光体 12 帯電器 14 Bk現像器 15 C現像器 16 M現像器 17 Y現像器 19 中間転写ベルト 20 転写バイアスローラ 22b ゴムブレード 24 転写紙 P1 第1画面 P2 第2画面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−48967(JP,A) 特開 平9−138589(JP,A) 特開 平8−194390(JP,A) 特開 平7−140845(JP,A) 特開 平6−43770(JP,A) 特開 平4−296784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 - 15/16 103 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 21/10 - 21/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上にトナー像を形成するトナー像
    形成手段と、該像担持体に接触対向する転写面が無端経
    路に沿って一方向に移動する中間転写体と、該中間転写
    体に該像担持体上のトナー像を順次重ね合わせて転写す
    る中間転写手段と、該中間転写体上に重ね合わせて転写
    されたトナー像により構成したトナー画像を転写材に転
    写する転写材転写手段と、該中間転写体に対して接離可
    能に構成され、所定のタイミングで中間転写体に当接し
    て該中間転写体をクリーニングするクリーニング手段と
    を備えた画像形成装置において、 上記中間転写体と像担持体との接触対向部の入り口部と
    上記クリーニング手段によるクリーニング部との上記中
    間転写体移動方向の経路長をLC、該中間転写体上に形
    成され得る一つ又は複数のトナー画像の先端から後端ま
    での画像領域長のうち、最大のものをLB、上記接触対
    向部の入り口部から出口部までの上記中間転写体移動方
    向の経路長をlnとしたとき、 LC>LB+ln を満たすように上記クリーニング手段を配置したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 画像形成動作を連続して行うときに、上記中間転写体へ
    の重ね転写終了後で、かつ、該中間転写体上のトナー画
    像が転写材に転写された領域の先端が上記クリーニング
    部に到達するまでの間に上記クリーニング手段を該中間
    転写体に接触させ、次に該中間転写体への後続の重ね転
    写で一つ又は複数のトナー画像を形成するにあたり、該
    一つ又は複数のトナー画像を構成すべく重ねられる複数
    のトナー像のうち、該一つ又は複数のトナー画像に対応
    する最初のトナー像を中間転写体へ転写した後で、か
    つ、該最初のトナー像先端が上記クリーニング部に到達
    するまでの間に上記クリーニング手段を該中間転写体か
    ら離間させるように制御する制御手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 画像形成動作を連続して行うときに、上記中間転写体へ
    の重ね転写終了直後に上記クリーニング手段を該中間転
    写体に接触させ、次に該中間転写体への後続の重ね転写
    で一つ又は複数のトナー画像を形成するにあたり、該一
    つ又は複数のトナー画像を構成すべく重ねられる複数の
    トナー像のうち、該一つ又は複数のトナー画像に対応す
    る最初のトナー像を中間転写体へ転写した直後に上記ク
    リーニング手段を該中間転写体から離間させるように制
    御する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
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