JPH11344852A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11344852A
JPH11344852A JP10153154A JP15315498A JPH11344852A JP H11344852 A JPH11344852 A JP H11344852A JP 10153154 A JP10153154 A JP 10153154A JP 15315498 A JP15315498 A JP 15315498A JP H11344852 A JPH11344852 A JP H11344852A
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JP
Japan
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image
color
intermediate transfer
transfer belt
speed
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Application number
JP10153154A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Toso
善行 十都
Hiroshi Tanahashi
博史 棚橋
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルトを無用に回動させることをな
くし、各色のトナー画像を中間転写ベルト上に重ねて転
写し多重色画像を形成するのに要する時間を極力短縮す
ることによりカラー画像のプリント処理効率を向上させ
ることができる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 プリント動作が開始されると、中間転写
ベルト41をシステムスピードVsで回動させる(ステ
ップS1で「Y」、S2)。シアンのトナー画像の1次
転写が終了すると(ステップS3で「Y」)、中間転写
ベルト41をシステムスピードVsよりも遅い速度Vp
で回動させる(ステップS4)。中間転写ベルト41が
Vpで回動している間に、次の再現色のマゼンタの現像
ユニットに切り換える。現像ユニットの切り換え動作が
終了すると(ステップS5で「Y」)、中間転写ベルト
41をシステムスピードVsに戻し(ステップS6)、
それからマゼンタの画像の露光を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる色の現像器
を切り換えて現像することにより感光体ドラム上に各色
画像を順次形成し、これらを回動する中間転写体などに
転写してカラー画像を形成させる複写機やプリンタなど
の画像形成装置であって、特に当該中間転写体などの回
動速度を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、フルカラーの画像形成装置の分
野においては、1つの感光体ドラム上にシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの各色画像別に静電潜像を順次
形成し、対応するトナーを収納した現像ユニットを切り
換えて現像して感光体ドラム上にトナー画像を形成し、
これらを移動体、例えば回動する中間転写ベルト上の同
位置に重ねて転写して(1次転写)多重色画像を作像
し、これを搬送されてくる記録シート上に一括して再転
写することにより(2次転写)、フルカラー画像を得る
中間転写体方式の画像形成装置(以下、単に「画像形成
装置」という。)が普及しつつある。
【0003】このような画像形成装置においては、次の
ようにしてフルカラー画像が形成されていく。まず、シ
アンの画像の露光が行われ、感光体ドラム上にシアンの
画像の静電潜像が形成される。感光体ドラムの回転によ
りシアンの画像の静電潜像が所定の現像位置に達する
と、シアンの現像ユニットで現像されて感光体ドラム上
にトナー画像が形成される。このトナー画像の先端が1
次転写位置に到達すると、シアンのトナー画像は、一定
速度で回動する中間転写ベルト上に1次転写されてい
く。そして、1次転写が終了すると、シアンの現像ユニ
ットに換わってマゼンタの現像ユニットが所定の現像位
置に移動し、マゼンタの画像の露光、現像が行われ感光
体ドラム上にマゼンタのトナー画像が形成される。その
際、マゼンタの画像の露光は、形成されるマゼンタのト
ナー画像の先端と中間転写ベルト上に先に転写されたシ
アンのトナー画像の先端とが1次転写位置で同期するタ
イミングで行われる。感光体ドラム上のマゼンタのトナ
ー画像は、1次転写位置でシアンのトナー画像の上から
重なって転写される。以下同様に、イエローの現像ユニ
ットへの切り換え、イエローの画像の露光、現像、1次
転写が行われ、さらにブラックの現像ユニットへの切り
換え、ブラックの画像の露光、現像、1次転写が行わ
れ、中間転写ベルト上にトナー画像が重ねられていく。
【0004】最後の1次転写が終了すると、中間転写ベ
ルト上のトナー画像は、2次転写位置で記録シート上に
一括して再転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の画像
形成装置においては、各色のトナー画像を形成する毎に
各現像ユニットを切り換え現像位置で確実に停止するま
で次の再現色の現像が行えない。近年の画像形成装置
は、装置自体の小型化の要求から中間転写ベルトの長さ
が、最大サイズの画像の転写が可能な範囲で極力短くさ
れる傾向にあり、これにより中間転写ベルト上に先に転
写されたトナー画像の先端が1次転写位置に到達するま
での時間が短くなっている。その一方で、現像ユニット
の位置決め精度を維持するため、現像ユニットの切り換
え速度を速くすることには一定の限界がある。
【0006】その結果、サイズの大きな画像を形成する
場合には、ある再現色のトナー画像の1次転写終了後、
次の再現色用の現像ユニットに切り換えられるまでに、
中間転写ベルト上に転写されたトナー画像の先端が1次
転写位置に到達してしまうことになる。そこで、従来で
は中間転写ベルトをもう一周させて、先に転写されたト
ナー画像の先端が1次転写位置に再度到達するタイミン
グに合うように、次の再現色のトナー画像を感光体ドラ
ム上に形成するようにしていた。
【0007】このことは、マゼンタからイエロー、イエ
ローからブラックに現像ユニットを切り換える場合も同
様である。このように、従来の画像形成装置において
は、現像ユニットが切り換えられる毎に中間転写ベルト
を1周余分に回動させなければならず、その分だけフル
カラー画像をプリントするのに時間がかかるという問題
があった。
【0008】このような問題は、フルカラーの画像形成
装置に限らず、例えば異なる2色の現像ユニットを切り
換えて2色カラー画像を形成する画像形成装置であって
も、発生しうる。本発明は、上述のような問題点に鑑み
てなされたものであって、中間転写ベルトを無用に回動
させることをなくし、各色のトナー画像を中間転写ベル
ト上に重ねて転写し多重色画像を形成するのに要する時
間を極力短縮することによりカラー画像のプリントの処
理効率を向上させることができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、異なる色の現像器を各色毎に切り換えて像
担持体上に各色画像を順次形成し、これらを移動体上も
しくは当該移動体に保持された記録シートに転写してカ
ラー画像を形成する画像形成装置であって、前記移動体
の移動速度は、前記像担持体上に形成された画像が前記
移動体上もしくは前記記録シート上に転写されている間
における移動速度と次の色の画像の転写に至るまでの間
の全部もしくは一部における移動速度とが異なるように
制御されることを特徴とする。
【0010】また、前記移動体の移動速度は、前記像担
持体上に形成された各色の画像が移動体上もしくは記録
シート上に転写されている間の移動速度よりも次の色の
画像の転写に至るまでの間の全部もしくは一部における
移動速度の方が遅くなるように制御されることを特徴と
する。なお、本明細書において移動速度が遅いという場
合には、移動速度がゼロの場合、すなわち停止する場合
を含むものとする。
【0011】また、前記移動体の移動速度は、形成され
る画像の移動体の移動方向の長さに応じて、前記像担持
体上に形成された画像が前記移動体上もしくは前記記録
シート上に転写されている間における移動速度と次の色
の画像の転写に至るまでの間の全部もしくは一部におけ
る移動速度とが異なるように制御されることを特徴とす
る。
【0012】また、前記像担持体の像担持面は、前記移
動体と常に同速度で移動するように制御されることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、フルカラーレーザビームプリンタ(以
下、単に「プリンタ」という。)に用いた場合について
説明する。図1は、プリンタ1の全体の構成を示す概略
図である。本図に示すように当該プリンタ1は、周知の
電子写真方式により画像を形成するものであって、大き
く分けて露光走査部10と画像形成部20とに分けられ
る。
【0014】当該プリンタ1は、図示しない外部コンピ
ュータなどと接続されており、制御部60は、この外部
コンピュータから送られてくるシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の再現色毎の
画像信号を受信すると、これに必要な処理を加えて画像
データを生成し、内部の画像メモリ64(図2参照)に
格納する。これらの画像データは、露光時に露光走査部
10の半導体レーザの駆動パルスに変換されて再現色毎
に半導体レーザに出力される。制御部60からの駆動信
号を受けた半導体レーザは、画像データに対応したレー
ザビームを射出する。レーザビームは、図示しないポリ
ゴンモータの駆動を受けて回転するポリゴンミラー11
によって偏向され、走査レンズ12や折り返しミラー1
3などの光学素子を介して感光体ドラム51上の露光位
置Eにおいて主走査方向に露光走査していずれかの再現
色について静電潜像を形成する。
【0015】画像形成部20は、感光体ドラム51と、
フルカラー現像装置30(以下、単に「現像装置30」
という。)と、無端状の中間転写ベルト41を有する中
間転写ユニット40と、記録シートSを給送する給紙部
70などからなる。感光体ドラム51は、上記露光を受
ける前にクリーナ(不図示)により、その表面の残留ト
ナーを除去され、ローラ形状の帯電ブラシ52により一
様に帯電されており、このように一様に帯電した状態で
その周面の速度がシステムスピードVsで矢印a方向に
回転駆動されながら露光を受けると、感光体ドラム51
の表面に静電潜像が形成されるようになっている。
【0016】現像装置30は、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の
トナーを含む現像剤を収容した4つの現像ユニット31
C〜31Kが図示しない現像ラックに一体的に取り付け
られて構成され、当該現像ラックの支軸33を支点とし
て、同図の時計方向に回転が可能となっている。現像装
置30は、歯車伝達機構TR2を介して現像モータM2
により回転駆動され、次の再現色に対応する現像ユニッ
ト31C〜31Kの現像ローラ32C〜32Kが感光体
ドラム51と対向する現像位置Dに位置するように制御
部60により回転制御されて切り換えられる。本プリン
タ1は、このような回転移動方式の現像装置30を使用
することにより、全体のコンパクト化を図っている。
【0017】なお、現像位置Dの上方には、現像ユニッ
トが切り換えられた際に、次の再現色用の現像ユニット
31C〜31Kの現像ローラ32C〜32Kが現像位置
Dに達したことを検出する切換動作検出センサS2が配
設されている。この切換動作検出センサS2は、例え
ば、発光ダイオードなどの発光素子とフォトダイオード
などの受光素子を内蔵した透過型の光電センサが使用さ
れ、各色の現像ローラ32C〜32Kが現像位置Dに達
したときに、発光素子から出射された検出光が現像ラッ
クに設けられた検出板(図示せず)により遮断される位
置に配設される。
【0018】中間転写ユニット40の中間転写ベルト4
1は、駆動ローラ42、支持ローラ43、1次転写ロー
ラ46、テンションローラ44、ガイドローラ45、お
よびアースローラ47によって張架されており、感光体
ドラム51と同期して矢印b方向に回動される。駆動ロ
ーラ42および感光体ドラム51は、共に歯車伝達機構
TR1を介してメインモータM1により回転駆動され
る。その際、歯車伝達機構TR1により、中間転写ベル
ト41の回動速度と感光体ドラム51の表面の速度は同
一になるようになっている。なお、メインモータM1に
は、高精度の回転制御が可能なステッピングモータが使
用される。
【0019】テンションローラ44は、その両端に設け
られたテンションばね441によって中間転写ベルト4
1の内周面に押圧され、中間転写ベルト41に所定のベ
ルトテンションを与える。アースローラ47は、支持ロ
ーラ43の上流側近傍で中間転写ベルト41の内周面に
当接され、中間転写ベルト41を接地させる。
【0020】1次転写ローラ46は、中間転写ベルト4
1を介して感光体ドラム51と対向する位置(1次転写
位置)T1に配設されると共に、1次転写用電源461
からトナーの帯電極性と逆極性の電圧を受け、感光体ド
ラム51上に形成されたトナー像をシステムスピードV
sで回動する中間転写ベルト41上に転写させる(1次
転写)。この際、感光体ドラム51上における作像動作
は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの再現色の
順に各色のトナー像が中間転写ベルト41上の同じ位置
に転写されるようなタイミングで実行される。これによ
り、各再現色のトナー像が中間転写ベルト41上に順次
重ねられてフルカラートナー像が形成される。
【0021】一方、支持ローラ43の下方には、中間転
写ベルト41を介して2次転写ローラ75が、中間転写
ベルト41に圧接および離間自在に設けられている。こ
の2次転写ローラ75は、中間転写ベルト41上にフル
カラートナー像が形成されると、圧接ばね751により
中間転写ベルト41に圧接されると共に、2次転写用電
源752からトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印可さ
れて、給紙部70から給送されてくる記録シートS上に
中間転写ベルト41上のフルカラートナー像を2次転写
位置T2で2次転写させる。
【0022】また、中間転写ベルト41の外周面のトナ
ー画像が転写されない縁端部には、トナー画像の転写位
置の基準となるマークAが付されており、このマークを
検出するためのマーク検出センサS1が1次転写位置T
1よりも下流側の中間転写ベルト41上方に配されてい
る。このマーク検出センサS1には、例えば発光ダイオ
ードなどの発光素子とフォトダイオードなどの受光素子
を内蔵した反射型の光電センサが使用される。マーク検
出センサS1の発光素子から出射された検出光は、中間
転写ベルト41外周面の検出領域で反射されて受光素子
で受光され、これにより、中間転写ベルト41の回動に
伴って移動する当該マークAが検出される。
【0023】給紙部70は、プリンタ1本体の正面側
(同図の左側)に開閉自在な給紙トレー73と正面側に
引き出して記録シートSを補充できる給紙カセット71
を備え、最大A4サイズの記録シートSを縦通しで給送
することが可能となっている。給紙トレー73にセット
された、または給紙カセット71に収容された記録シー
トSは、給紙ローラ72の回転によってタイミングロー
ラ74まで給送され、中間転写ベルト41上にフルカラ
ートナー像が形成される動作と同期して、タイミングロ
ーラ74により2次転写ローラ75に送り出される。
【0024】フルカラートナー像が転写された記録シー
トSは、搬送ベルト76によって定着部77まで搬送さ
れ、ここで加熱圧着されて、記録シートS表面のトナー
が熔融定着し、その後搬送ローラ78、79および排出
ローラ80によりプリンタ1本体の上面へ排出される。
次に、図2を参照して制御部60の構成を説明する。
【0025】同図に示すように、制御部60は、CPU
61、モータ駆動回路62、ROM63、画像メモリ6
4とから構成される。モータ駆動回路62は、CPU6
1から送られてくるクロックパルスのパルスレートに基
づいて駆動パルスを生成し、メインモータM1を回転駆
動させる。ROM63には、露光走査部10における露
光動作や画像形成部20における画像形成処理に関する
制御プログラムおよび後述する中間転写ベルト41の速
度制御に関するプログラムなどが格納されている。
【0026】画像メモリ64は、CPU61が外部コン
ピュータなどから送られてくる画像信号に必要な処理を
加えて生成した画像データを格納する。CPU61は、
マーク検出センサS1および切換動作検出センサS2か
らの信号の入力を受ける一方、ROM63から必要なプ
ログラムを読み出して、露光走査部10および画像形成
部20の動作をタイミングを取りながら統一的に制御し
て円滑なプリント動作を実行させる。
【0027】また、外部コンピュータなどから送られて
くる画像信号を受信すると、これに必要な処理を加えて
画像データを生成し、画像メモリ64に格納させると共
に、当該画像信号と共に送られてくるサイズ情報に基づ
いてプリントする原稿画像のサイズを判断する。当該サ
イズ情報が送られてこない場合には、上記画像メモリ6
4に格納した画像データ量に基づいて、再現する原稿画
像のサイズを判断する。また、中間転写ベルト41をシ
ステムスピードVsで回動させるために、モータ駆動回
路62に所定のパルスレートのクロックパルスを送出す
る。さらに、後述する中間転写ベルト41の速度制御時
には、このパルスレートを可変させて中間転写ベルト4
1をシステムスピードVsよりも遅い速度Vpで回動さ
せたり、各現像ユニット31C〜31Kを切り換えるた
めに現像モータM2に駆動電流を供給する。
【0028】さらに、各再現色の1次転写が行われる際
には、マーク検出センサS1からの検出信号を受けて中
間転写ベルト41上のマークAを検出すると、上記クロ
ックパルスのパルス数の計数を開始し、所定パルス数経
過後に各再現色の画像の露光を開始させる。これによ
り、各再現色のトナー画像は、1次転写位置T1でずれ
ることなく重ねられる。また、パルス数を計数すること
により、1次転写されたトナー画像の先端が1次転写位
置T1から下流側のどこの位置に達しているかを常時検
出する。クロックパルスの1パルスについて中間転写ベ
ルト41が移動する距離を予め求めておけばこのような
位置検出は容易に行える。そして、トナー画像の先端が
原稿画像のサイズの長さ分進行したことを検出すること
により、当該トナー画像の1次転写が終了したことも判
断している。
【0029】図3は、フルカラーの原稿画像をプリント
する際における中間転写ベルト41の回動速度の制御処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。また、
図4は、図3のフルカラープリント時におけるシアンの
トナー画像の1次転写が終了した時の様子を示す図であ
り、同じく図5は、シアンからマゼンタの現像ユニット
への切り換え動作が終了した時点の様子を示す図であ
る。
【0030】以下、図3〜図5に基づき中間転写ベルト
41の回動速度制御について説明する。なお、プリント
する原稿画像のサイズは、本プリンタ1が使用できる最
大のA4サイズとし、この原稿画像を縦方向(長手方向
が回動方向と平行な方向)に中間転写ベルト41上に転
写するものとする。また、本プリンタ1ではプリント動
作が開始されるときには、現像位置Dに常にシアンの現
像ユニット31Cが待機しているように制御される。
【0031】まず、プリント動作が開始されたことを判
断すると(ステップS1で「Y」)、中間転写ベルト4
1をシステムスピードVsで回動させる(ステップS
2)。そして、感光体ドラム51上にはシアンの原稿画
像の露光、現像が開始され、トナー画像が形成される。
このトナー画像は、1次転写位置T1で中間転写ベルト
41上に1次転写される。
【0032】CPU61は、この1次転写が終了したか
否かを判断する(ステップS3)。本プリンタ1では、
原稿画像がA4サイズの場合には、図4に示すようにシ
アンのトナー画像の先端部Cfがアースローラ47から
少し上流側の位置のP点に達したときに後端部Crが1
次転写位置T1に位置するようになる。従って、先端部
CfがP点に達したときに1次転写が終了したと判断す
る。
【0033】図3に戻って、CPU61は1次転写が終
了したと判断すると(ステップS3で「Y」)、中間転
写ベルト41を1次転写時の速度、すなわちシステムス
ピードVsよりも遅い速度Vp、例えばVp=Vs/2
で回動させる(ステップS4)。これと同時に次の再現
色であるマゼンタの現像ユニット31Mへの切り換え動
作が開始される。
【0034】中間転写ベルト41がこのように速度制御
されるのは、次の理由による。すなわち、従来のように
1次転写が終了した後も中間転写ベルト41をシステム
スピードVsのままで回動させると、マゼンタの現像ユ
ニット31Mへの切り換え動作が終了するまでにシアン
のトナー画像の先端(図5の点線部分)がR点を越えた
S点まで進行してしまう。ここで、R点は感光体ドラム
51周面における1次転写位置T1から露光位置Eまで
の距離Lと同一の距離を中間転写ベルト41周面におい
て1次転写位置T1から上流側にとった点である。
【0035】上述したように、中間転写ベルト41の回
動速度と感光体ドラム51の周面の速度は同一なので、
シアンとマゼンタの双方のトナー画像の先端を1次転写
位置T1で同期させるためには、シアンのトナー画像の
先端がR点に到達すると同時にマゼンタの画像の露光が
開始されなければならない。ところが、プリンタ1本体
を小型化するために中間転写ベルト41の周長を最大サ
イズであるA4サイズの画像が縦方向において転写可能
な範囲で出来る限り短くしているので、従来ではA4サ
イズの画像を形成する場合に現像ユニットの切り換え動
作が終了した時点でシアンのトナー画像の先端(図5の
点線部分)がR点を越えたS点に達してしまい、その時
点でマゼンタの画像の露光を開始してもシアンのトナー
画像の先端と同期させることができなかった。そのた
め、中間転写ベルト41をもう1周させて、シアンのト
ナー画像の先端が再度R点に達したことを検出してから
次のマゼンタの画像の露光を開始するようにしていた。
このような従来の制御では、1色のトナー画像を転写す
る毎に中間転写ベルト41は1周余分に回動することに
なり、結果としてフルカラー画像の形成に長時間を要し
てしまい不都合が生じていた。
【0036】そこで本実施の形態では上述のように1次
転写の終了後に、中間転写ベルト41を低速で回動させ
るように制御して、現像ユニットの切り換え動作が終了
する時点で、シアンのトナー画像の先端Cf(図5の実
線部分)がR点の少し上流側の位置のQ点に来るように
している。CPU61は、図3のステップS4に続い
て、現像ユニットの切り換え動作が終了したか否かを判
断する(ステップS5)。これは、切換動作検出センサ
S2からの信号を検出することにより行われる。現像ユ
ニットの切り換え動作が終了したと判断すると(ステッ
プS5で「Y」)、中間転写ベルト41をシステムスピ
ードVsで回動させる(ステップS6)。
【0037】そして、シアンのトナー画像の先端がR点
(図5)に達すると、次のマゼンタの画像の露光、現像
が開始され、感光体ドラム51上にトナー画像が形成さ
れる。これにより、中間転写ベルト41が1周余分に回
動されることなくシアンのトナー画像とマゼンタのトナ
ー画像とが1次転写位置T1で同期して1次転写される
ようになる。
【0038】続いて、図3のステップS7において全て
の再現色の1次転写が終了したか否かが判断される。こ
こでは、シアンのトナー画像の1次転写のみが終了して
いるので、ステップS3に戻る(ステップS7で
「N」)。ステップS3において、次の再現色であるマ
ゼンタのトナー画像の1次転写が終了するまで、中間転
写ベルト41は、システムスピードVsで回動される。
【0039】上記ステップS3〜ステップS7の動作が
以下、イエロー、ブラックの各再現色についても行われ
る。全ての再現色の1次転写が終了したと判断すると
(ステップS7で「Y」)、2次転写が終了しているか
否かを判断する(ステップS8)。この2次転写が終了
したと判断すると(ステップS8で「Y」)、次に形成
すべき原稿画像があるか否かを判断する(ステップS
9)。原稿画像がある場合は(ステップS9で
「Y」)、ステップS3に戻り、ない場合は(ステップ
S9で「N」)、中間転写ベルト41を停止させ(ステ
ップS10)、リターンする。
【0040】このように制御することにより、各再現色
のトナー画像が1次転写される際に、中間転写ベルト4
1が従来のように1周余分に回動することがなくなり、
プリント処理に要する時間を大幅に短縮することができ
る。図6は、A4サイズの2枚の原稿画像を縦方向に連
続してプリントする場合における各再現色のトナー画像
の1次転写および現像ユニットの切り換え動作に関する
タイミングチャートを示す図であって、(a)は本実施
の形態の場合、(b)は従来の場合を示している。
【0041】まず、本実施の形態における1次転写およ
び現像ユニットの切り換え動作のタイミングを図6
(a)で説明する。露光走査部10により1枚目の原稿
画像におけるシアンの静電潜像が感光体ドラム51上に
形成され、これがシアンの現像ユニット31Cにより現
像されて感光体ドラム51上にシアンのトナー画像が形
成される。感光体ドラム51の回転によりシアンのトナ
ー画像の先端が1次転写位置T1に到達すると、中間転
写ベルト41上への転写が開始される(a時点)。この
時、中間転写ベルト41は、システムスピードVsで回
動している。シアンのトナー画像の1次転写が終了する
と、中間転写ベルト41の回動速度は、低速のVpに制
御される。同時に、現像モータM2が駆動されて現像装
置30が回転し、次の再現色であるマゼンタの現像ユニ
ット31Mへの切り換え動作が行われる(b〜c区
間)。
【0042】この切換動作が終了すると(c時点)、中
間転写ベルト41の回動速度は、システムスピードVs
に戻される。そして、中間転写ベルト41上のシアンの
トナー画像の先端がR点(図5)に到達すると、マゼン
タの画像の露光、現像が行われて感光体ドラム51上に
マゼンタのトナー画像が形成される。マゼンタのトナー
画像の先端が1次転写位置T1に到達すると、中間転写
ベルト41上への転写が開始され(d時点)、シアンの
トナー画像の上に転写されていく。以下同様の動作が、
イエロー、ブラックの再現色についても行われる。
【0043】ブラックのトナー画像の1次転写が終了す
ると(e時点)、ブラックからシアンの現像ユニット3
1Cへの切り換え動作が開始される。その際、中間転写
ベルト41の回動速度は、低速にされない。中間転写ベ
ルト41上に転写された4色全てのトナー画像(フルカ
ラー画像)の記録シートS上への2次転写が、2次転写
位置T2で開始される(f時点)。
【0044】引き続いて、2枚目の原稿画像におけるシ
アンの画像の露光、現像が行われて、感光体ドラム51
上にトナー画像が形成される。そして、このトナー画像
の先端が1次転写位置T1に到達すると、中間転写ベル
ト41上への転写が開始される(g時点)。これ以降の
動作については、上記の1枚目のときと同様である。次
に、図4(b)において従来の場合における1次転写お
よび現像ユニットの切り換え動作のタイミングチャート
を説明し、プリント処理に要する時間を本実施の形態の
場合と比較してみる。
【0045】シアンのトナー画像の1次転写が終了する
までは(k〜l区間)、上記a〜b区間と同様である。
1次転写が終了すると同時に、次の再現色のマゼンタの
現像ユニット31Mへの切り換え動作が開始される(l
時点)。その際、中間転写ベルト41の回動速度は、シ
ステムスピードVsのままであり、上述したように、切
り換え動作が終了するのを待つために中間転写ベルト4
1をもう1回転させ、シアンのトナー画像の先端Cfが
再度R点に到達してからマゼンタの画像の露光が開始さ
れる(l〜m区間)。
【0046】マゼンタの画像の露光、現像が行われ、感
光体ドラム51上にマゼンタのトナー画像が形成され、
これが1次転写位置T1でシアンのトナー画像の上に転
写されていく(m時点)。これ以降の他の再現色の動作
については、シアンの場合と同様である。また、2次転
写については、上記f時点と同様の動作が行われる。図
6(a)と(b)の両図を元に、シアンのトナー画像の
1次転写開始からマゼンタのトナー画像の1次転写開始
までの時間を比較すると、従来の場合(k〜m区間)よ
りもその時間内に中間転写ベルト41を1回転させるだ
けですむ本実施の形態の場合(a〜d区間)の方が明ら
かに短くなっており、これはイエロー、ブラックの現像
ユニットに切り換える場合についても同様である。
【0047】このように本実施の形態では、1次転写が
終了した時点で、中間転写ベルト41上のトナー画像の
先端がR点に至るまでの間に、中間転写ベルト41の回
動速度を低速にし、現像ユニットの切り換え動作が終了
した後、回動速度をシステムスピードVsに戻すと共
に、次の再現色の画像の露光を開始するようにしたの
で、従来のように各再現色のトナー画像を1次転写する
毎に中間転写ベルト41を2回転させるという動作を行
わなくてすむ。これにより、中間転写ベルト41の周長
を最大画像サイズのプリント可能な範囲で最も短くして
プリンタ1自体の小型化を図りつつ、フルカラー画像の
プリント処理に要する時間を大幅に短縮できるようにな
り、プリント処理効率が向上するという効果を奏する。
【0048】なお、中間転写ベルト41の回動速度を低
速にするのは、上記のP〜Q区間に限定されることはな
い。例えば、P〜Q区間はそのままシステムスピードV
sで、Q〜Rの短区間においてほとんど停止に近い速度
でそれぞれ回動させ、次の再現色の現像ユニットへの切
り換え動作が終了した時点でシステムスピードVsに戻
すように回動速度を制御してもよいし、R点の上流側の
位置で停止させて現像ユニットへの切り換え動作が終了
した時点でシステムスピードVsに戻すようにしてもよ
い。その際、次の再現色の現像ユニットへの切り換え動
作が終了してから出来るだけ短時間の内に、中間転写ベ
ルト41をシステムスピードVsで回動させると共にト
ナー画像の先端がR点を通過するように制御すれば、中
間転写ベルト41の1周に要する時間がより短くなり、
プリント処理に要する時間を短縮することができる。
【0049】また、再現画像が最大サイズ(A4サイ
ズ)よりも小さなサイズ、例えばB5サイズを縦方向に
中間転写ベルト41上に転写する場合には、1次転写が
終了した時点でのトナー画像の先端は、P点よりも上流
側に位置することになる。このような場合でも、次の再
現色の現像ユニットへの切り換え動作が終了してから出
来るだけ短時間の内に、中間転写ベルト41をシステム
スピードVsで回動させると共にトナー画像の先端がR
点を通過するように、再現画像の長さに対応させて中間
転写ベルト41の回動速度および減速区間を予め決定し
ておくことにより、中間転写ベルト41の1周に要する
時間がより短くなり、プリント処理に要する時間を短縮
できる。
【0050】再現画像がさらに小サイズ、例えばA6サ
イズを横方向に中間転写ベルト41上に転写するような
場合になれば、1次転写が終了した時点でのトナー画像
の先端位置からR点までの距離が大変長くなるので、そ
のままシステムスピードVsで回動させてもトナー画像
の先端がR点に達するまでの間に現像ユニットの切り換
え動作が終了する場合がある。このような場合は、中間
転写ベルト41の回動速度を低速にする必要はなく、逆
にシステムスピードVsよりも速い速度で回動させるよ
うにする。その際、上述したように次の再現色の現像ユ
ニットへの切り換え動作が終了してから出来るだけ短時
間の内に、中間転写ベルト41をシステムスピードVs
で回動させると共にトナー画像の先端がR点を通過する
ように、再現画像の長さに対応させて中間転写ベルト4
1の回動速度および加速区間を予め決定しておくことに
より、中間転写ベルト41の1周に要する時間がより短
くなり、プリント処理に要する時間を短縮できる。
【0051】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れないのは言うまでもなく、以下のような変形例を考え
ることができる。 (1)上記実施の形態においては、歯車伝達機構TR1
により感光体ドラムの周面の速度と中間転写ベルトの回
動速度とを常に同一になるようにしていたが、例えば感
光体ドラムと中間転写ベルトとを個別に駆動制御して感
光体ドラムを常時システムスピードで回転させるように
してもよい。
【0052】このようにすれば、上記実施の形態のP〜
R区間よりも長いP〜1次転写位置T1までの区間で回
動速度の制御を行うことができ、設計する際の自由度が
広がる。 (2)上記実施の形態では、1次転写が終了した時点か
らの中間転写ベルト41の回動速度を再現画像の長さに
応じて、遅くしたり速くすることでフルカラー画像のプ
リント処理時間を短縮するようにしたが、例えば再現画
像が一定サイズである場合は、再現画像の長さが異なる
毎に中間転写ベルトの回動速度を可変させるといった制
御を行わなくてもよくなる。この場合、中間転写ベルト
の回動速度をシステムスピードVsとこれよりも遅い速
度の2段階の速度で制御させるだけですみ、上記実施の
形態に比べてメインモータM1の回転制御を簡素化でき
る。
【0053】(3)上記実施の形態では、現像装置を回
転させて各色の現像ユニットを切り換える回転移動方式
のフルカラーレーザビームプリンタについて説明した
が、本発明はこれに限られず、例えば各色の現像ユニッ
トを個別に移動させるスライド方式や各色の現像ユニッ
トを並べてラックに収納し、これを直線上に移動させる
エレベータ方式など、現像する再現色に応じて各色の現
像ユニットのいずれかを所定の現像位置に移動させる現
像方式を有するカラープリンタであれば適用できる。
【0054】また、上記実施の形態では、転写方式とし
て、感光体ドラム上に形成された各色のトナー画像を中
間転写ベルト上の同位置に順次重ねて転写してフルカラ
ートナー像を形成し、これを記録シートに一括転写する
中間転写体方式について説明したが、本発明はこれに限
られず、例えば感光体ドラム上に形成された各色のトナ
ー画像を転写ドラム周面に保持された記録シート上の同
位置に順次重ねて転写してフルカラートナー像を形成す
る転写ドラム方式など、各色のトナー画像を移動体上も
しくは移動体に保持された記録シート上に順次重ねて転
写してフルカラートナー像を形成する転写方式であれば
適用できる。
【0055】また、本発明は、フルカラープリンタに限
らず、現像する再現色に応じて各色の現像ユニットのい
ずれかを所定の現像位置に移動させる現像方式、および
感光体ドラム上に形成された各色のトナー画像を移動体
上もしくは移動体に保持された記録シート上に転写して
カラートナー像を形成させる転写方式を有するカラー複
写機や画像形成装置一般に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、移動体の移動速度は、像担持体上に形成された画像
が前記移動体上もしくは記録シート上に転写されている
間における移動速度と次の色の画像の転写に至るまでの
間の全部もしくは一部における移動速度とが異なるよう
に制御される。これにより、次の色の画像の転写に至る
までの間における移動体の移動速度が現像ユニットの切
り換え動作が終了するタイミングに合うように適正に設
定されるので、従来よりも次の色の画像の転写に至るま
での間における移動体の移動時間を短縮させることがで
きるようになり、その結果としてカラー画像のプリント
に要する時間が短縮され、プリント処理効率を向上させ
ることができる。
【0057】また、前記移動体の移動速度は、前記像担
持体上に形成された各色の画像が移動体上もしくは記録
シート上に転写されている間の移動速度よりも次に形成
される色の画像の転写に至るまでの間の全部もしくは一
部における移動速度の方が遅くなるように制御される。
これにより、形成される画像が大サイズの場合であって
も、次の色の画像の転写に至るまでの間における移動体
の移動速度が現像ユニットの切り換え動作の終了するタ
イミングに合うように遅く設定されるので、移動体の移
動時間を従来に比べて短縮できるようになり、その結果
としてカラー画像のプリント処理効率を向上させること
ができる。
【0058】また、前記移動体の移動速度は、形成され
る画像の移動体の移動方向の長さに応じて、前記像担持
体上に形成された画像が前記移動体上もしくは前記記録
シート上に転写されている間における移動速度と次の色
の画像の転写に至るまでの間の全部もしくは一部におけ
る移動速度とが遅くなるように制御される。これによ
り、画像の長さが長い場合であっても短い場合でも、現
像ユニットの切り換え動作が終了するタイミングに合う
ように次の色の画像の転写に至るまでの間における移動
体の移動速度が適正に設定されるので、従来よりも移動
時間を短縮することができ、その結果としてカラー画像
のプリント処理効率を向上させることができる。
【0059】また、前記像担持体の像担持面は、前記移
動体と常に同速度で移動するように制御されるので、駆
動源が1つですみ、かつ移動体の移動速度が変化しても
像担持面との間に速度差が生ぜず、圧接して転写する構
成であっても双方の接触面が擦れて磨耗することが防げ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの全体の構
成を示す図である。
【図2】上記プリンタの制御部の構成を示すブロック図
である。
【図3】フルカラーの原稿画像をプリントする際におけ
る中間転写ベルトの回動速度の制御処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図4】フルカラーの原稿画像をプリントする際におけ
るシアンのトナー画像の1次転写が終了した時点の様子
を示す図である。
【図5】フルカラーの原稿画像をプリントする際におけ
るシアンからマゼンタの現像ユニットへの切り換え動作
が終了した時点の様子を示す図である。
【図6】(a)は、本実施の形態の場合において、A4
サイズの2枚の原稿画像を連続してプリントする場合の
各再現色のトナー画像の1次転写および現像ユニットの
切り換え動作のタイミングチャートを示す図である。
(b)は、従来の場合において、A4サイズの2枚の原
稿画像を連続してプリントする場合の各再現色のトナー
画像の1次転写および現像ユニットの切り換え動作のタ
イミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
20 画像形成部 30 フルカラー現像装置 31C〜31K 現像ユニット 32C〜32K 現像ローラ 33 支軸 40 中間転写ユニット 41 中間転写ベルト 42 駆動ローラ 43 支持ローラ 44 テンションローラ 45 ガイドローラ 46 1次転写ローラ 47 アースローラ 51 感光体ドラム 60 制御部 61 CPU 62 モータ駆動回路 63 ROM 64 画像メモリ D 現像位置 M1 メインモータ M2 現像モータ S1 マーク検出センサ S2 切換動作検出センサ T1 1次転写位置 T2 2次転写位置 TR1、TR2 歯車伝達機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる色の現像器を各色毎に切り換えて
    像担持体上に各色画像を順次形成し、これらを移動体上
    もしくは当該移動体に保持された記録シートに転写して
    カラー画像を形成する画像形成装置であって、 前記移動体の移動速度は、前記像担持体上に形成された
    画像が前記移動体上もしくは前記記録シート上に転写さ
    れている間における移動速度と次の色の画像の転写に至
    るまでの間の全部もしくは一部における移動速度とが異
    なるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体の移動速度は、前記像担持体
    上に形成された各色の画像が移動体上もしくは記録シー
    ト上に転写されている間の移動速度よりも次の色の画像
    の転写に至るまでの間の全部もしくは一部における移動
    速度の方が遅くなるように制御されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体の移動速度は、形成される画
    像の移動体の移動方向の長さに応じて、前記像担持体上
    に形成された画像が前記移動体上もしくは前記記録シー
    ト上に転写されている間における移動速度と次の色の画
    像の転写に至るまでの間の全部もしくは一部における移
    動速度とが異なるように制御されることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体の像担持面は、前記移動体
    と常に同速度で移動するように制御されることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
JP10153154A 1998-06-02 1998-06-02 画像形成装置 Pending JPH11344852A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134206A (ja) * 2007-12-03 2009-06-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム
JP2010079280A (ja) * 2008-08-29 2010-04-08 Canon Inc 画像形成装置

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JP2009134206A (ja) * 2007-12-03 2009-06-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム
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