JPH04211979A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH04211979A
JPH04211979A JP1348791A JP1348791A JPH04211979A JP H04211979 A JPH04211979 A JP H04211979A JP 1348791 A JP1348791 A JP 1348791A JP 1348791 A JP1348791 A JP 1348791A JP H04211979 A JPH04211979 A JP H04211979A
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guide
ribbon
carriage
printing
platen
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Takeshi Yokoi
武志 横井
Shigeo Nakamura
繁夫 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタに係り、特に
印字リボンのガイド構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタにおいてはプラテンと印字動作
を行うための印字ヘッドとの間に印字リボンが張設案内
される。そして、この印字リボンは印字ヘッドが印字動
作を行うときのみ所定部分が印字ヘッドに対向するよう
に下方給紙位置から上昇されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のプリ
ンタにおいて例えば印字ヘッドを支持するキャリッジ上
に印字リボンの上下回動の中心となる軸を設けてその軸
に印字リボンを張設支持するガイド部材を支持していた
。従って、前記軸等の部品が必要により、部品点数が多
くなるものであった。またキャリッジ上にリボン揺動部
材等多数の部品を設ける必要があり、キャリッジの慣性
質量が増し、高速な駆動が困難となった。この発明は、
印字リボン用のガイド部材のための特別の支持部材を設
ける必要がなく、構造が簡単で部品点数を少なくするこ
とができ、しかも、ガイド部材の回動に伴い印字リボン
を印字ヘッドの前面に正確に対応配置することができ、
且つキャリッジを高速駆動することが可能なプリンタを
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、印字方向に沿って延びるプラテンと、印字
ヘッドを載置するとともに前記プラテンと平行に移動可
能なキャリッジと、前記プラテンを起点として前記印字
ヘッドよりも遠い位置において前記印字行方向に延びる
ガイド軸と、印字リボンを印字ヘッド正面において保持
し、前記ガイド軸を揺動中心として印字行と交わる方向
に揺動可能であるとともに前記キャリッジの移動に伴い
前記ガイド軸に沿って摺動可能に支持されたガイド部材
と、該ガイド部材を揺動させる駆動手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明において、リボンシフ
トに応じた駆動手段の駆動により、装着されたリボンカ
セットがガイド軸を揺動中心として揺動する。この揺動
に従って前記印字に用いられる位置(印字ヘッド面と対
向する位置)が変化する。
【0006】
【実施例】以下、この発明を具体化したプリンタの一実
施例を図1〜図9に従って詳細に説明する。
【0007】図1に示すように、プリンタケース1は中
央において互いに組付けられた上ケース2と下ケース3
とよりなり、その内部の一側には印字機構ユニット4が
、他側にはトラクタ手段を構成するトラクタユニット5
がそれぞれ収容されている。印字機構ユニット4のユニ
ットフレーム6は左右一対の側板7間に1本の中空状の
架設バー8と上方に位置する丸棒状の第1ガイド軸9及
び下方に位置する丸棒状の第2ガイド軸10とを架設し
て枠組構成され、その第1及び第2ガイド軸9,10の
上方において両側板7間には円柱状のプラテン11が回
転可能に支持されている。
【0008】キャリッジ12は前記第1及び第2ガイド
軸9,10に左右方向へ移動可能に支持され、その上部
にはプラテン11に斜め下方から対向するように印字ヘ
ッド13が載置されている。リボンカセット14は印字
ユニットフレーム6の両側板7間に配置され、その内部
から引出されたインクリボン15の一部がプラテン11
上の印字ヘッド13との対向位置すなわち印字位置に沿
って移送される。そして、前記キャリッジ12が左右方
向に移動されながら、印字ヘッド13によりプラテン1
1上の印字位置で印字用紙に対しリボン15を介して印
字が行われる。各一対の送りローラ16,17,18,
19はプラテン11上の印字位置のほぼ接線方向におい
て用紙送り方向の前後にそれぞれ配置され、モータ(図
示せず)が回転されることにより、歯車機構(図示せず
)を介して送りローラ16,17,18,19がプラテ
ン11と共に用紙送り方向へ回転されて、印字用紙を挾
持しながら移送させるようになっている。通路形成部材
20とガイド部材31はプラテン11の前記接線をほぼ
挾むように配置され、この通路形成部材20とガイド部
材31と前記各送りローラ16〜19とによって印字位
置を通る用紙案内通路21が形成されている。又、この
用紙案内通路21は、ほぼ平坦でかつ印字位置への導入
側が排出側よりも下に位置する傾斜状態になっている。
【0009】前記トラクタユニット5は、左右方向へ平
行に延びるガイド軸22及び伝達軸23と、両軸22,
23に用紙の幅方向に移動調節可能に支持された左右一
対のピントラクタ24とより構成され、このピントラク
タ24の上面が前記用紙案内通路21よりも用紙送り方
向上流側において同通路とほぼ同一平面内に傾斜状態に
配置されている。ピントラクタ24は、通常の同種の装
置と同様に、両軸22,23に支持された一対のプーリ
にピン付きベルトを掛けわたした構造である。そして、
両ピントラクタ24のピンには連続印字用紙の両側に設
けられた送り孔が嵌合され、モータ(図示しない)の回
転により伝達軸23が回転されてピントラクタ24が回
転されることにより、連続印字用紙が用紙案内通路21
内に導入案内される。
【0010】手差し案内板25は前記トラクタユニット
5の上方において印字ユニットフレーム6の両側板7間
に支持され、その上面にはほぼ水平に延びると共に前記
用紙案内通路21に対して所定角度で交差する案内面2
6が形成されている。そして、この案内板25の案内面
26に沿って単票の印字用紙が手操作にて用紙案内通路
21内に導入案内される。左右一対の側案内板27は案
内板25上に紙送り方向と直交する方向へ移動可能に取
付けられ、前記印字用紙の両側縁がこの側案内板27と
の係合によって案内規制される。
【0011】次に、前記キャリッジ12の支持構成につ
いて詳述すると、図1に示すように、上方に位置する第
1ガイド軸9は両端の偏心軸部30を中心として回動可
能に印字ユニットフレーム6の両側板7に支持され、こ
の第1ガイド軸9にキャリッジ12の上端部がスリーブ
32を介して印字行方向へ移動可能に挿嵌支持されてい
る。図2乃至図4に示すように、キャリッジ12の上端
部には、その長手方向の略中間よりプラテン11に向っ
て延出する延出部分が形成され、この延出部分より印字
ヘッド13のノーズ部13aに向って突出する突起12
aが形成されている。この突起12aには後述のヘッド
リボンガイド60が挿嵌固定される。
【0012】そして、第1ガイド軸9がその一端に固定
された図示しない操作レバーの操作によって偏心軸部3
0を中心として回動された時、第1ガイド軸9の軸心が
印字行方向と直交する方向に変位されて、キャリッジ1
2がプラテン11に近接離隔される。このことによりプ
ラテン11とキャリッジ12との距離が変更されて、プ
ラテン11上の印字用紙の印字面と印字ヘッド13との
間隔が用紙の厚さに関係なく一定の長さとなり、厚さの
異なる用紙に対し一定のインパクト力にて印字が行える
【0013】又、図1及び図5に示すように、下方に位
置する第2ガイド軸10は両端において前記フレーム6
の両側板7に固定され、この第2ガイド軸10にはスリ
ーブ33が軸線方向へ移動可能に挿嵌されている。平坦
な摺動面34はスリーブ33の外周に形成され、そのほ
ぼ中央にはピン状の突起35が突設されている。スリー
ブ33に係合し断面がほぼU字状である係合腕36はキ
ャリッジ12の下端部に形成され、その一側にはスリー
ブ33の摺動面34上を摺動しつつ突起35に係合する
二叉形状の摺動部37が設けられている。そして、この
係合構成により、キャリッジ12の下端部は、第2ガイ
ド軸10にスリーブ33を介して印字行方向へ移動可能
に支持されると共に、第2ガイド軸10上のスリーブ3
3に対して摺動且つ回動可能に連結されている。
【0014】従って、第1及び第2ガイド軸9,10が
フレーム6上で互いに平行となるように高精度に組付け
られていなくても、キャリッジ12の印字行方向への移
動時に、第2ガイド軸10上のスリーブ33に対してキ
ャリッジ12の摺動部37が突起35を中心として相対
回動され、連結部のこじれや大きな摩擦抵抗を生じるこ
となく、キャリッジ12の移動が円滑に行われる。又、
第1ガイド軸9を偏心軸部30を中心として回動させる
ことにより、その軸心を印字行方向と直交する方向へ変
位させ、キャリッジ12をプラテン11に近接離隔させ
て、印字用紙の厚さに関係なく前記印字面と印字ヘッド
13との間隔が一定になるようにプラテン11とキャリ
ッジ12との距離を変更した場合には、キャリッジ12
の摺動部37が第2ガイド軸10上のスリーブ33の突
起35に係合したままの状態で摺動面34に沿って摺動
される。そのために、プラテン11とキャリッジ12と
の距離変更した状態においても、変更前と同様にキャリ
ッジ12の摺動部37が突起35を中心に相対回動され
るので、キャリッジ12は印字行方向に支承なく移動さ
れて印字動作が行われる。
【0015】次に、前記リボンカセット14の支持構成
について詳述すると、図1に示すように、この実施例で
は下方の第2ガイド軸10が印字ヘッド13を挾みプラ
テン11と反対側でそのプラテン11から離間して配置
されている。そして、図6に示すように、カセットホル
ダ41は下方の第2ガイド軸10に上下回動可能に支持
され、その上面には図示しないリボン送り用モータによ
って回転される駆動スプロケット42が突設されると共
に、側部には長孔43が形成されている。
【0016】印字リボン15を収容したリボンカセット
14は、その両端下部に突設した弾性嵌合部44を有し
、この弾性嵌合部44が第2ガイド軸10に着脱可能に
嵌合した状態で前記カセットホルダ41上に載置され、
カセットホルダ41と共に第2ガイド軸10に回動可能
に支持されている。リボンカセット14の内部にはカセ
ットホルダ41上の駆動スプロケット42に係合して回
転される駆動送りローラ45と、その駆動送りローラ4
5に圧接して回転される往動送りローラ46とが設けら
れている。そして、この実施例では図6及び図9に示す
ように、印字リボン15として黒、青、赤、黄の複数の
異なる色部分47a,47b,47c,47dを上下方
向に区分けして設けたカラーリボンが使用されている。
【0017】図6及び図7に示すように、回転円板48
は前記印字ユニットフレーム6の一方の側板7に回転可
能に支持され、その内面には前記カセットホルダ41の
長孔43に係合する偏心ピン49が突設されると共に、
外面周縁には所定角度範囲にわたって従動歯車50が形
成されている。駆動手段を構成するリボンリフト用モー
タ51は一方の側板7に装着され、そのモータ軸には前
記回転円板48の従動歯車50に噛合う駆動歯車52が
固定されている。そして、このモータ51により回転円
板48が所定角度位置に選択的に回転されると、前記偏
心ピン49が長孔43内を移動しながらカセットホルダ
41を第2ガイド軸10を中心として回動させ、カセッ
トホルダ41に載置されたリボンカセット14を上下方
向の4つの位置に回動配置させるようになっている。
【0018】ばね片53は前記回転円板48上に一体形
成され、このばね片53の回転軌跡と交差するように側
板7にはストッパ54が突設されている。そして、モー
タ51により駆動歯車52が図7の反時計方向に回転さ
れると回転円板48が図7の時計方向に所定角度回転さ
れた後、同図に示すように駆動歯車52の歯と従動歯車
50の歯との噛合いが外れ、ばね片53がストッパ54
に係合して撓曲された状態になる。この状態からモータ
51により駆動歯車52の回転が停止すると、ばね片5
3の反力で回転円板48が両歯車50,52の噛合開始
位置まで反時計方向へ若干回転されて、前記リボンカセ
ット14が最下方のホームポジションに位置決め保持さ
れる。その後、モータ51が所定量回転することにより
、回転円板48が所定量回転してカセットホルダ41と
共にリボンカセット14を第2ガイド軸を中心として所
定量回動させ、印字リボンの所望の色部分を印字ヘッド
13に対向配置させる。
【0019】次に、前記印字リボン15のガイド構成に
ついて詳述すると、図2乃至図4に示すように、印字ヘ
ッド13のノーズ部13aには、前記キャリッジ12上
端部の突起12aに係合する係合孔60aが形成された
胴部と、この胴部前端より上下方向に延び印字リボン1
5の回動軌跡と略同じ曲率に形成されたリボン案内面6
0bとからなるヘッドリボンガイド60が挿着されてい
る。このヘッドリボンガイド60は印字ヘッド13のノ
ーズ部13aに挿着された状態で印字ヘッド13をキャ
リッジ12上端に載置すると、前記係合孔60aが突起
12aと係合し、印字ヘッド13と共にヘッドリボンガ
イド60がキャリッジ12に固定される。そして、ヘッ
ドリボンガイド60により印字リボン15を印字ヘッド
13の先端に引っかけることなく印字リボン15を回動
させることができると共に、キャリッジ12の印字行方
向への摺動時に後述のガイド部材61より印字ヘッド1
3のノーズ部13aの受ける力が軽減される。ヘッドリ
ボンガイド60には前記ノーズ部13aの先端が臨む透
孔60cが形成されている。図1及び図8に示すように
、合成樹脂製のガイド部材61は基端のアーム部62に
おいて下方の第2ガイド軸10を中心として回動可能に
支持され、そのアーム部62間にキャリッジ12の下端
部係合用スリーブ33を挾持して、キャリッジ12に対
し印字行方向へ一体移動可能に連結されている。一対の
立脚部63aと両立脚部63aを連結する連結部63b
とからなる取付部材63は両立脚部63aとの連結部6
3bとの間の開口63c内に前記ヘッドリボンガイド6
0を跨いで嵌入するようにガイド部材61の先端に形成
され、両立脚部63aの外側には係合溝64が設けられ
ている。金属製の一対の支持ピン65は、キャリッジ1
2の移動方向において印字ヘッド13の両側に位置する
ようにガイド部材61の先端に前記立脚部63a間より
も拡い間隔をおいて突設されている。
【0020】図8及び図9に示すように、合成樹脂製の
支持枠66は、その内面に取付部63の係合溝64に係
合する突条68が形成された一対の弾性脚片67を有し
、前記取付部63に嵌着してガイド部材61の先端に着
脱可能に取付けられる。上下一対の支持片69は支持枠
66の左右両側にそれぞれ設けられ、それらの対向する
内面には支持ボス70が突設されると共に、その中心に
はガイド部材61上の支持ピン65とほぼ同径の挿通孔
71が形成されている。
【0021】前記印字リボン15をプラテン11と平行
に案内支持するための一対の合成樹脂製のガイドローラ
72は、両端の大径孔73を前記支持ボス70に遊嵌し
て支持枠66の各支持片69間に回転可能に挾持されて
いる。そして、前記のように支持枠66をガイド部材6
1の取付部63に装着した時、ガイド部材61上の各支
持ピン65が支持枠66の挿通孔71を通って両ガイド
ローラ72の小径孔74内に挿嵌され、図9に示すよう
にそのガイドローラ72の大径孔73が支持枠66の支
持ボス70から離隔した状態で支持ピン65に直接回転
可能に支持される。
【0022】従って、印字リボン15は、印字ヘッド1
3の両側に配置された一対のガイドローラ72により常
にプラテン11と印字ヘッド13との間においてプラテ
ン11と平行に張設支持され、印字動作と共にリボン送
りが行われる時、両ガイドローラ72の回転を伴って円
滑に移送される。また、この実施例では、前記のように
各ガイドローラ72の大径部73が支持枠66の支持ボ
ス70から離隔した状態で支持ピン65に直接挿嵌支持
されているため、支持片66とガイドローラ72との接
触部分は支持片66の対向する内面とガイドローラ72
の両端面との接触面に限定される。従って、ガイドロー
ラ72が前記支持ボス70のみにより回転可能に支持さ
れている場合と比べて、ガイドローラ72の回転時に、
合成樹脂よりなるガイドローラ72と支持枠66との相
互間に生じる摩耗はごくわずかな量になり、摩耗によっ
てガイドローラ72と支持枠66との間にガタが生じ、
リボン送りが円滑に行われなくなる等、摩耗に起因する
リボン送りの支障が解消される。
【0023】図8及び図9に示すように、前記印字リボ
ン15を案内支持するためのリボン支持面を構成するガ
イドローラ72の円周面75には、印字リボン15の各
色部分47a,47b,47c,47d間の境界に対応
して複数本の溝76が形成されている。この溝76によ
りガイドローラ72の円周面75はその軸心方向に4つ
の分割面75a,75b,75c,75dに分割される
。また、この溝76は所定の幅にて形成されており、印
字リボン15がガイドローラ72に案内されて移送され
る際、その幅方向へ円周面75上を摺動したとしても、
印字リボン15の前記境界は常に溝76と対向し、ガイ
ドローラ72の円周面75に接触することがない。 従って、印字動作に伴い印字リボン15がガイドローラ
72に案内されて移送される時、印字リボン15の各色
部分15a〜15dはそれぞれ対応する前記分割面75
a〜75dによってのみ案内され、4つの分割面75a
〜75dによって案内されることはない。故に印字リボ
ン15の各色部分15a〜15dは異なる色に着色され
ている分割面75a〜75dとは接触しないので混色が
起きない。
【0024】次に、前記ガイド部材61とリボンカセッ
ト14とを連結するための連結手段について詳述すると
、図1及び図8に示すように、接触ローラ81はガイド
部材61の上面中央部に回転可能に支持されている。 板ばね82はキャリッジ12上に設けられ、そのばね力
によりガイド部材61が図1の反時計方向に回動付勢さ
れて、前記接触ローラ81がリボンカセット14の下面
に圧接されている。従って、常にはガイド部材61とリ
ボンカセット14とが接触ローラ81を介して一体回動
可能に連結された状態にあり、キャリッジ12が印字行
方向へ移動される時には、接触ローラ81がリボンカセ
ット14の下面に沿って転動されながら、ガイド部材6
1がキャリッジ12と共に移動される。
【0025】又、この実施例においては、前記のように
駆動手段としてのリボンリフト用モータ51により回転
円板48が図6及び図7の時計方向に回転され、リボン
カセット14が下方の第2ガイド軸10を中心にして最
下方のホームポジションまで回動された時、ガイド部材
61がリボンカセット14と一体的に同一の第2ガイド
軸10を中心にして回動されて、常には印字リボン15
の最上部に位置する黒の色部分47aが印字ヘッド13
の前面に対向配置されるようになっている。そして、こ
の状態から前記モータ51にて回転円板48が所定角度
位置に選択回転されることにより、カセットホルダ41
と共にリボンカセット14及びガイド部材61が上方の
異った3つの位置まで回転され、印字リボン15上の青
、赤、黄の色部分47b,47c,47dが印字ヘッド
13の前面に選択的に配置されて印字動作が行われる。 以上のように、印字リボン15を張設保持するガイドロ
ーラ72がキャリッジ12よりもプラテン11から離れ
た側に位置するガイド軸10を中心に回動するので、そ
の1回動半径が大きくなり、印字リボン15にしわや弛
緩が生じることはない。
【0026】次に、前記ガイド部材61とリボンカセッ
ト14との間の連結手段の別の実施例を図10に従って
説明すると、係合溝91はリボンカセット14の前面に
左右方向へ延びるように形成され、その一端には下方に
向かって開口92が形成されている。係合ローラ93は
ガイド部材61上の支持突起94に回転可能に支持され
、キャリッジ12及びガイド部材61が印字行方向の一
方の移動端部に静止された状態でリボンカセット14が
装着された時、この係合ローラ93が前記開口92から
係合溝91内に進入し、キャリッジ12及びガイド部材
61の印字行方向への移動に伴って、係合ローラ93が
係合溝91に沿って転動されるようになっている。
【0027】従って、この実施例においても、係合ロー
ラ93と係合溝91との係合によりガイド部材61とリ
ボンカセット14とが一体回動可能に連結され、その連
結状態で両者61,14が適宜回動されることにより、
印字リボン15上の所定の色部分47a〜47dが印字
ヘッド13の前面と対応する位置に選択的に配置される
【0028】なお、この発明は前記各実施例の構成に限
定されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない
範囲で各部の構成を任意に変更して具体化することも可
能である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したようにこの出願の発明によ
れば、印字リボン用のガイド部材のためにキャリッジ上
の軸等の特別の支持部材を設ける必要がなく、構造が簡
単で部品点数を少なくすることができ、しかも、ガイド
部材の回動に伴い印字リボンを印字ヘッドの前面に正確
に対応配置することができる。またキャリッジ上にリボ
ン駆動部材等を設ける必要がないため、キャリッジを高
速駆動できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明を具体化したプリンタの一実施
例を示す要部概略縦断面図である。
【図2】図2はヘッドリボンガイドの部分を示す分解斜
視図である。
【図3】図3は同じく断面図である。
【図4】図4は同じく正面図である。
【図5】図5は下方のガイド軸に対するキャリッジの支
持構成を分解して示す部分斜視図である。
【図6】図6はリボンカセット及びその回動構成を分解
して示す部分斜視図である。
【図7】図7は図6のA−A線における部分斜視図であ
る。
【図8】図8は印字リボン用のガイド部材を分解して示
す部分斜視図である。
【図9】図9はガイドローラの組み付け構成を拡大して
示す部分断面図である。
【図10】図10はガイド部材とリボンカセットとの間
の連結手段の別の実施例を示す部分斜視図である。
【符号の説明】 10  ガイド軸 11  プラテン 13  印字ヘッド 14  リボンカセット 15  印字リボン 61  ガイド部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印字方向に沿って延びるプラテンと、
    印字ヘッドを載置するとともに前記プラテンと平行に移
    動可能なキャリッジと、前記プラテンを起点として前記
    印字ヘッドよりも遠い位置において前記印字行方向に延
    びるガイド軸と、印字リボンを印字ヘッド正面において
    保持し、前記ガイド軸を揺動中心として印字行と交わる
    方向に揺動可能であるとともに前記キャリッジの移動に
    伴い前記ガイド軸に沿って摺動可能に支持されたガイド
    部材と、該ガイド部材を揺動させる駆動手段とを備えた
    ことを特徴とするプリンタ。
JP3013487A 1991-02-04 1991-02-04 プリンタ Expired - Lifetime JPH078591B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016150583A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 富士通フロンテック株式会社 プリンタ及びプリンタ用インクリボンのガイド機構

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JPS50109012A (ja) * 1974-02-08 1975-08-27
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