JPH0712022Y2 - プリンタの印字リボンガイド装置 - Google Patents

プリンタの印字リボンガイド装置

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JPH0712022Y2
JPH0712022Y2 JP5805287U JP5805287U JPH0712022Y2 JP H0712022 Y2 JPH0712022 Y2 JP H0712022Y2 JP 5805287 U JP5805287 U JP 5805287U JP 5805287 U JP5805287 U JP 5805287U JP H0712022 Y2 JPH0712022 Y2 JP H0712022Y2
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武志 横井
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Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、印字ヘッドにより前記印字リボンを介して
プラテン上の印字用紙に対して印字を行うようにしたプ
リンタに係り、特に、その印字リボンガイド装置に関す
るものである。
(従来の技術) 一般に、プリンタにおいては印字リボンをプラテンと印
字ヘッドとの間に調節するために、印字ヘッドの両側に
印字リボンをプラテンの長手方向と平行に支持するため
のガイドが設けられている。
ところが従来のプリンタにおいては前記ガイドがキャリ
ッジの上面等に固定されているために印字リボンのガイ
ドに対する摺動抵抗が大きく、印字リボンの移送を円滑
に行うことができなかった。
そこで例えば特開昭61-175074号公報には印字ヘッドの
両側に印字リボンを案内するローラを配置した構成が開
示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのようなプリンタにおいては、印字リボ
ンの交換等のために、印字ヘッド正面で印字リボンを支
持する支持枠を、印字ヘッドより容易に取り外し得る構
成であることが好ましく、上記ローラはこの支持枠に取
り付けることが要望されている。しかし上記支持枠とロ
ーラを安価に構成するために樹脂成形物を用いると、両
者の摩擦により円滑な回転が阻まれるとともに、両者の
摩耗が大きな問題となった。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的はローラと支持枠の摩擦を解消し、円滑なロー
ラの回転を達成し得る構成を提供することを目的とす
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、一方向に延びるプラテンと、そのプラテン
の長手方向に沿って移動可能にフレームに支持され印字
ヘッドを搭載したキャリッジと、プラテンの前方に配置
され一部が外部に引出される印字リボンを内装したリボ
ンカセットと、前記印字リボンを保持するガイド部材と
よりなり、前記印字ヘッドにより前記印字リボンを介し
てプラテン上の印字用紙に対して印字を行うようにした
プリンタにおいて、前記ガイド部材上に印字ヘッドを挟
んで両側に設けられ、前記キャリッジの移動方向に対し
て直交する方向に延びるピンと、印字ヘッド先端に配置
され、前記ピンと略同一内径を有する貫通孔を有した一
対のローラを遊嵌状態に保持する保持部を有するととも
に、前記ローラの貫通孔に前記ピンを貫通させた状態に
おいて前記ガイド部材と係合可能な係合部を備えた支持
枠を有することを特徴とする。
(作用) 上記構成を有する本考案によれば、支持枠に対して前記
ローラは遊嵌されている。そして該支持枠が取り付けら
れた状態において、前記ローラはピンにより保持される
ため、ほとんど摩耗せず、円滑に回転する。
(実施例) 以下、この考案を具体化したプリンタの一実施例を図面
に従って詳細に説明する。
第1図に示すように、プリンタケース1は中央において
互いに組付けられた上ケース2と下ケース3とよりな
り、その内部の一側には印字機構ユニット4が、他側に
はトラクタ手段を構成するトラクタユニット5がそれぞ
れ収容されている。印字機構ユニット4のユニットフレ
ーム6は左右一対の側板7間に1本の中空状の架設バー
8と2本の丸棒状のガイド軸9,10とを架設して枠組構成
され、そのガイド軸9,10の上方において両側板7間には
円柱状のプラテン11が回転可能に支持されている。
キャリッジ12は前記ガイド軸9,10に左右方向へ移動可能
に支持され、その上部にはプラテン11に斜め下方から対
向するように印字ヘッド13が載置されている。リボンカ
セット14は印字ユニットフレーム6の両側板7間に配置
され、その内部から引出されたインクリボン15の一部が
プラテン11上の印字ヘッド13との対向位置すなわち印字
位置に沿って移送される。そして、前記キャリッジ12が
左右方向に移動されながら、印字ヘッド13によりプラテ
ン11上の印字位置で印字用紙に対しリボン15を介して印
字が行われる。
各一対の送りローラ16,17,18,19はプラテン11上の印字
位置のほぼ接線方向において用紙送り方向の前後にそれ
ぞれ配置され、モータ(図示せず)が回転されることに
より、歯車機構(図示せず)を介して送りローラ16,17,
18,19がプラテン11と共に用紙送り方向へ回転されて、
印字用紙を挾持しながら移送させるようになっている。
通路形成部材20とガイド部材29はプラテン11の前記接線
をほぼ挾むように配置され、その通路形成部材20とガイ
ド部材29と前記各送りローラ16〜19とによって印字位置
を通る用紙案内通路21が形成されている。又、この用紙
案内通路21は、ほぼ平坦でかつ印字位置への導入側が排
出側よりも下に位置する傾斜状態になっている。
前記トラクタユニット5は、左右方向へ平行に延びるガ
イド軸22及び伝達軸23と、両軸22,23に用紙の幅方向に
移動調節可能に支持された左右一対のピントラクタ24と
より構成され、このピントラクタ24の上面が前記用紙案
内通路21よりも用紙送り方向上流側において同通路とほ
ぼ同一平面内に傾斜状態に配置されている。ピントラク
タ24は、通常の同種の装置と同様に、両軸22,23に支持
された一対のプーリにピン付きベルトを掛けわたした構
造である。そして、両ピントラクタ24のピンには連続印
字用紙の両側に設けられた送り孔が嵌合され、モータ
(図示せず)の回転により伝達軸23が回転されてピント
ラクタ24が回転されることにより、連続印字用紙が用紙
案内通路21内に導入案内される。
手差し案内板25は前記トラクタユニット5の上方におい
て印字ユニットフレーム6の両側板7間に支持され、そ
の上面にはほぼ水平に延びると共に前記用紙案内通路21
に対して所定角度で交差する案内面26が形成されてい
る。そして、この案内板25の案内面26に沿って単票の印
字用紙が手操作にて用紙案内通路21内に導入案内され
る。左右一対の側案内板27は案内板25上に紙送り方向と
直交する方向へ移動可能に取付けられ、前記印字用紙の
両側縁がこの側案内板27との係合によって案内規制され
る。
次に、前記印字リボン15のガイド構成について詳述する
と、この実施例においては第3図に示すように、印字リ
ボン15として黒、青、赤、黄の複数の異なる色部分15a,
15b,15c,15dを上下方向に区分けして設けたカラーリボ
ンが使用されている。又、この実施例では前記下方のガ
イド軸10が印字ヘッド13を挾みプラテン11と反対側でそ
のプラテン11から離間して配置されている。
そして、第1図及び第2図に示すように、合成樹脂製の
ガイド部材31は基端のアーム部32において下方のガイド
軸10に上下方向へ回動可能に支持され、そのアーム部32
間にキャリッジ12の下端部を挾持して、キャリッジ12に
対し印字行方向へ一体移動可能に連結されている。一対
の立脚部33aと両立脚部33aを連結する連結部33bとから
なる取付部33は両立脚部33a間に印字ヘッド13の先端部
分が位置するようにガイド部材31の先端に形成され、両
立脚部33aの外側面には係合溝34が設けられている。金
属製の一対の支持ピン35は、キャリッジ12の移動方向に
おいて印字ヘッド13の両側に位置するようにガイド部材
31の先端に前記立脚部33a間よりも拡い間隔をおいて突
設されている。
第2図及び第3図に示すように、合成樹脂製の支持枠36
は、その内面に取付部33上の係合溝34に係合する突条38
が形成された一対の弾性脚片37を前記取付部33に嵌着し
てガイド部材31の先端に着脱可能に取付けられる。上下
一対の支持片39は支持枠36の左右両側にそれぞれ設けら
れ、それらの対向する内面には支持ボス40が突設される
と共に、その中心にはガイド部材31上の支持ピン35とほ
ぼ同径の挿通孔41が形成されている。
前記印字リボン15をプラテン11と平行に案内支持するた
めの一対の合成樹脂製のガイドローラ42は、両端の大径
孔43を前記支持ボス40に遊嵌して支持枠36の各支持片39
間に回転可能に挾持されている。そして、前記のように
支持枠36をガイド部材31の取付部33に装着した時、ガイ
ド部材31上の各支持ピン35が支持枠36の挿通孔41を通っ
て両ガイドローラ42の図中に示すごとく支持ピン35の径
と略同一の内径を有する小径孔44内に挿通され、第3図
に示すようにそのガイドローラ42はその大径孔43が支持
枠36の支持ボス40から離隔した状態で支持ピン35に直接
回転可能に支持される。
従って、印字リボン15は、印字ヘッド13の両側に配置さ
れた一対のガイドローラ42により常にプラテン11と印字
ヘッド13との間においてプラテン11と平行に張設支持さ
れ、印字動作と共にリボン送りが行われる時、両ガイド
ローラ42の回転を伴って円滑に移送される。又、この実
施例では、前記のように各ガイドローラ42はその大径部
43が支持枠36の支持ボス40から離隔した状態で支持ピン
35に直接挿嵌支持されているため、支持片36とガイドロ
ーラ72との接触部分は支持片36の対向する内面とガイド
ローラ42の両端面との接触面に限定される。従って、ガ
イドローラ42が前記支持ボス40のみによって回転可能に
支持されている場合と比べて、ガイドローラ42の回転時
に、合成樹脂よりなるガイドローラ42と支持枠36との相
互間に生じる摩耗はごくわずかな量になり、摩耗によっ
てガイドローラ42と支持枠36とにガタが生じ、リボン送
りが円滑に行われなくなる等、摩耗に起因するリボン送
りの支障が解消される。
第2図及び第3図に示すように、前記印字リボン15を案
内支持するためのリボン支持面を構成するガイドローラ
42の円周面45には、印字リボン15の各色部分15a,15b,15
c,15d間の境界に対向する複数本の溝46が形成されてい
る。この溝46よりガイドローラ42の円周面45はその軸心
方向に4つの分割面45a,45b,45c,45dに分割される。ま
た、この溝46は所定の幅に形成されており、印字リボン
15がガイドローラ42に案内されて移送される際その幅方
向へ円周面45上を摺動したとしても、印字リボン15の前
記境界は常に溝46と対向し、ガイドローラ42の円周面45
に接触することがない。従って、印字動作に伴い印字リ
ボン15がガイドローラ42に案内されて移送される際、印
字リボン15の各色部分15a〜15dは夫々が対応する前記分
割面45a〜45dによってのみ案内され、2つの分割面45a
〜45dによって案内されることがない。故に前記各色部
分15a〜15dは異なる色に着色されている分割面45a〜45d
とは接触しないので混色が起きない。
そして、この実施例では前記ガイド部材31が図示しない
リボンリフト用モータの回転に伴い下方のガイド軸10を
中心にして上下方向の4つの異なった位置に選択的に回
動配置され、印字リボン15上の各色部分15a〜15dが印字
ヘッド13の前面に選択配置されて印字動作が行われる。
従って、前記のように混色のない印字リボン15の各色部
分15a〜15dを介して、所定色の鮮明な印字を行うことが
できる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構
成を任意に変更して具体化することも可能である。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案によれば支持枠に対して前
記ローラは遊嵌され、該支持枠が取り付けられた状態に
おいて、前記ローラはピンにより保持されるため、ほと
んど摩耗せず、円滑に回転する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したプリンタの一実施例を示
す要部縦断面図、第2図は印字リボン用のガイド部材を
分解して示す部分斜視図、第3図はガイドローラの組付
構成を拡大して示す部分断面図である。 6……印字ユニットフレーム、11……プラテン、12……
キャリッジ、13……印字ヘッド、14……リボンカセッ
ト、15……印字リボン、31……ガイド部材、35……支持
枠、36……支持片、38……突条、39……支持片、42……
ガイドローラ、44……小径孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に延びるプラテン(11)と、そのプ
    ラテン(11)の長手方向に沿って移動可能にフレーム
    (6)に支持され印字ヘッド(13)を搭載したキャリッ
    ジ(12)と、プラテン(11)の前方に配置され一部が外
    部に引出される印字リボン(15)を内装したリボンカセ
    ット(14)と、前記印字リボン(15)を保持するガイド
    部材(31)とよりなり、前記印字ヘッド(13)により前
    記印字リボン(15)を介してプラテン(11)上の印字用
    紙に対して印字を行うようにしたプリンタにおいて、 前記ガイド部材(31)上に印字ヘッドを挟んで両側に設
    けられ、前記キャリッジ(12)の移動方向に対して直交
    する方向に延びるピン(35)と、 印字ヘッド(13)先端に配置され、前記ピン(35)と略
    同一内径を有する貫通孔(44)を有した一対のローラ
    (42)を遊嵌状態に保持する保持部(39)を有するとと
    もに、前記ローラ(42)の貫通孔(44)に前記ピン(3
    5)を貫通させた状態において前記ガイド部材(31)と
    係合可能な係合部(38)を備えた支持枠(36)とを有す
    ることを特徴とする印字リボンガイド装置。
JP5805287U 1987-04-15 1987-04-15 プリンタの印字リボンガイド装置 Expired - Lifetime JPH0712022Y2 (ja)

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JPS63163966U JPS63163966U (ja) 1988-10-26
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