JPH0419816A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明に磁気記録媒体に係わり、さらに詳しくに１Ｍｉ
性層の潤滑性の改良に関する。

〔従来の技術〕

磁性粉末を結合剤成分とともに基体フィルム上に結着さ
せるか、あるいは！！Ｉｉ磁注金風またにそれらの合金
なとを真空蒸着等によって基体フィルム上に被着してな
る磁気記録媒体に、記録再生時に山気ヘッド等と激しく
摺接するためＢ性ＮＩＩが雄耗さ九易い。

特に真空蒸着等によって形成される強磁性金属薄Ｒ型磁
気記録媒体に、高密度記録特性に優れる反面、磁気ヘッ
ドとの摩擦係数が大きくて皐耗↑損傷を受は易く、また
空気中で酸化さ７″Ｌ最大田東＠度などの磁気特注が劣
化するといった問題があり几。

磁気ヘッド等との摺接によるＭＩ耗とか２金属磁性体の
酸化等による磁気特注の低下防止のため。

パーフルオロアル井ルポリエーテルおよび水酸基。

カルボ今シル基を含むパーフルオロアルキルポリエーテ
ルなどのフッ素系潤滑剤などの被膜を設けて、走行性お
よび耐食ｔ！Ｅを改善することが行わｎている。Ｃ１ｆ
＃開昭５６−１２４１２７号）。

ところが、このようなフッ素系潤滑剤に磁性層表面との
札互作用が弱く、山気ヘッドとの摺接によってＷＥ性層
表面力為ら離脱しｆ丁〈、走行性および耐食性を禾だ十
分に改善することができていない。

〔発明か解矢しようとする閲粕点〕

この発明に　１１１１性保農層の磁性層からの離脱とい
う欠点を解決し、以って走行性および耐食性に優れた磁
気記録媒体ｔ−提供することを目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

上記問題点を解決するため種々検討を行った結果、Ｈｉ
性層内あるいに礎性層上に１分子内にトリアジンチオー
ル環を有するフッ素化合物を含有する潤滑剤を存続させ
ることにより、８気記録媒体の走行性および耐食性を十
分に改善することができた。

この発明で使用する分子内にトリアジンチオール環を有
するフッ素化合物としては、一般式％式％： で表われるものが挙げられる。

この化合物が潤滑剤として好ましいのに、その中のチオ
ール基が′Ｍｉ性層の金属と反応して結合し。

フッ素化合＠ｔ−磁性層に強固にａ看するためと推察し
ている。このため優ｎた潤滑機能および椀水撓油機能が
、ｉＢ磁性層磁気ヘッドとの摺接によっても失なわれる
ことなく、走行性および耐食性が長期にわたって保持さ
れる。

このような分子内に少なくとも　個以上のトリアジンチ
オール環を有するフッ素化合物は、フレオンなどの適当
な溶剤に溶解した溶液とし、この浴液中に磁性層を浸漬
するか、あるいに上記溶液を６注層表面に１！！布もし
くは噴霧するなどの方法で磁性層に被着する。

被着量はｍ性層表面に対し０．５〜ｌＯ■／−の範囲内
で被着させる。少なすぎると所期の効果が得られず、多
丁き゛ると出力低下ｆドロップアウトの原因になる。

〔実施例〕

次にこの発明の実施例について説明する。

実施例１ 厚さ１０μｍのポリエステルフィルムを真空蒸清襞直に
装填し、５ＸｌＯ−”　）−ルの真空下で、コノ（ルト
ーニッケル合金ｔ−ＨＤ熱蒸発させてポリエステルフィ
ルムＪｊＣＪＥｊさ０２μ観のコバルト−ニッケルから
なる強占性金輌薄膜層を形成し九。次いでこ几を　　　
　　　　　　　　　　Ｈ＊Ｃａ＼Ｎ　−Ｃ４ＨＩの０．
ｌ　ｗｔ％フレオン溶液中に浸漬し、ＩＥ銖した後８闘
＠に！ｌ！断して磁気テープを作振した。このときのト
リアジンチオール環を有するフン＾化合物（７）！！！
！ｉｌ−！　３．２１１ｆ？／ｅ／Ｔ６−＞７ｊ。

実施例２ α−Ｆ＠妬性粉　　　　　　　　　　８０重量部塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体（ＵＣＣ
社製、ＶＡＧＨ）　　　　１２重量耶ポリウレタン樹脂
（日本ポリウレタン社１１１．Ｎ−２３０４）　　　　
　　　　　　　　　　４重重部三官能性低分子菫イソシ
アネート化合物（日本ポリウレタン社製、コロネートＬ
）　　２重量部７クロヘ呼サノン　　　　　　　　８０
１１童部トルエン　　　　　　　　　　　　　８０１童
部メチルエチルケトン　　　　　　　　８０重ｔｍ上記
組成＠をボールミル中で７２時間混合分散してＭｉ注葺
料を作捩し、この磁性塗料を厚さ１０μ鴨のポリエステ
ルフィルム上に乾燥後の厚みが３μｓＫなるようｖｃＩ
Ｉｔ１布、乾燥して磁性層を形成した。次いで笑Ｎｌ？
ｌ１１と同様にしてトリアジンチオール環を有するフッ
素化合物の０．１ｗｔ％フレオン溶液中に浸漬、乾燥９
Ｉｋ８關幅に裁断し磁気テープを作麹した。潤滑剤の被
着雪ｒｉ４．０Ｑ／、／であった。

冥凡剰３ 実施例ｉＫ’Ｊ？ｎる磁性塗料中の磁性粉としてα−Ｆ
・粉末に代えてＣｏ含含有−Ｆｅ＊Ｏｓを用いた以外に
、実施ｆｉ１２と同様にして磁気テープを作製し友。

潤滑剤の被ｙ＃量は２．５〜／Ｉであった。

比較例ｌ 実施ｆｌｌｌにおいて、潤滑剤のトリアジンチオール環
含有フッ素化合物のフレオン溶液に代えて。

水酸基含有バーフルオロアルキルポリエーテル（エニモ
ンド社’ＲＦｏｍｂｌ　ｉｎ　−Ｚ　−ＤＯＬ　）の０
．ｌ　ｗｔ％フレオン溶液を使用した以外に、実施ｆ’
ｌｌｌと同様にして磁気テープを作製した。潤滑剤の被
着雪に２．５１１／１１／でありｆｐ。

比較例２ 実施例２にお（Ｑて、トリアジンチオール環含有フッ素
化合物のフレオン浴液に代えて、水ｌ！！基含有パーフ
ルオロアルキルポリエーテル（エニモンド社製、　Ｆｏ
ｍｂｌ　ｉｎ　−Ｚ　−ＤＯＬ　）の０．１ｗｔ％７レ
オン溶液を使用した以外は、実施ｆｔ１２と同様にして
磁気テープを作製した。潤滑剤の被着１に２．２■／−
であった。

比較？１１３ 実施ｆｌｊ　３に２いて、トリアジンチオール環含有フ
ッ素化合物のフレオン溶液に代えて、水酸基含有バーフ
ルオロアルキルポリエーテル（エニモンド社製、　Ｆｏ
ｍｂｌｉｎ−Ｚ−ＤＯＬ）の０．１ｗｔ％フレオン浴液
を使用した以外は、実施例３と同様にして磁気テープを
作製した。潤滑剤の被ｙ＃童に１．５１１１ｉ’／７で
めりた。

比較例４ 実施例１において、トリアジンチオール環含有フッ素化
合物のフレオン浴液に代えて、パーフルオロアルキルポ
リエーテル（エニモンド社製。

Ｆｏｍｂｌ　１ｎ　−Ｚ　２５　）の０．ｌｖｔ％フレ
オン浴液１−２月した以外は、実施ｆｌｌｌと同様にし
て磁気テープを作製した。ｆ！４滑剤の被着量ｒｉ１．
ｌｌｌ／−であった。

比較例５ 実施ｆ１２において、１リアジンナオ一ル環含有フツ素
化合物のフレオン！［Ｃ［えて、パーフルオロアルキル
ポリエーテル（Ｆｏｍｂｌｉｎ　−Ｚ２５　）　ＯＯ，
１ｗｔ％フレオン浴液ｔ−［用した以外ａ実７［１ｉ例
２と同様にして磁気テープを作製し友。潤滑剤の被着雪
に０，７彎／−であった。

比Ｉ！例６ 実施例３において、トリアジンチオール環含有フッ素化
合物のフレオン溶液に代えて、パーフルオロアルキルポ
リエーテル（Ｆｏｍｂｌｉｎ−Ｚ２５　）　ＯＯ，１ｗ
ｔ％フレオン浴液１−２用した以外は実施例３と同様に
して磁気テープを作製した。潤滑剤の被着雪に０．５嗜
／Ｉであった。

上記各実ｍカおよび比較例で得友礎気テープについて、
七のｌ＃擦係数、ジッター特性、耐久性および耐良性に
ついて＃ｌ定した。

ｊ１１擦係数は１表面粗度Ｕ、２　、　、外径４ｎの円
筒ビン［ｆＢ磁気テープ巻き角１５０度で巻き、荷ｌ！
２１ｇをかけ、送り速度ｌ、４ｃａｌ　ｓｅｃで送り、
ＰＩじところｔ−婦り遮し測定して１００パス目の値を
求め友、ジッター特！１ｍｒｉ、ａ気テープをビデオデ
ツキに装填してビデオ信号を記鍮再生し、その再生信号
の１５．７５　ＫＨｚの水平同期信号の間隔を読み取り
。

そのときの１秒間の水平同期信号の間隔のいずれを測定
した。こｎｒ１走行性の指標となる。

耐久試験に２５℃、６０％ＲＨの条件下で、ＨＢ気テー
プｆｒヘッド＃１５＆、走行３１１ｉ　０．０４８ｍ／
ｓｅｅで走行させて再生し、出力が初ａ田力より３ｄＢ
低下する筐での走行回数をｌ１１１定して行った。

耐食性試験は、８気テープを６０℃、９０％ＲＨの条件
下に１連関放置し、最大磁束密度を淘定して行った。な
お測定値に、放ｔｔａの最大磁束密度を１００％として
、こｎと比較した値で示した。

〔発明の９ｙＪ来〕 以上説明したように、山気記録媒体の潤滑削成として分
子内にトリアジンチオール環を有するフッ素化合＠を用
いることにより、走行性、耐友注に＊ｎ、しかもその性
能が多くの菱用回ｌ！後も長期間にわたって持続する耐
久性に優ｎた磁気記―媒体が得られることが明らかでる
る。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）非磁性基体上に磁性層を形成し、該磁性層中にト
   リアジンチオール環を有するフッ素化合物を含有させた
   ことを特徴とする磁気記録媒体。
2. （２）非磁性基体上に磁性層を形成し、該磁性層上にト
   リアジンチオール環を有するフッ素化合物塗膜を設けた
   ことを特徴とする磁気記録媒体。