JPH04160955A - 伝送受信信号のフィルタ装置 - Google Patents

伝送受信信号のフィルタ装置

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JPH04160955A
JPH04160955A JP28761290A JP28761290A JPH04160955A JP H04160955 A JPH04160955 A JP H04160955A JP 28761290 A JP28761290 A JP 28761290A JP 28761290 A JP28761290 A JP 28761290A JP H04160955 A JPH04160955 A JP H04160955A
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JP
Japan
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signal
logic
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circuit
output
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JP28761290A
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Inventor
Itsuo Motomura
本村 逸夫
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明はデジタルデータ伝送装置において使用される受
信信号のフィルタ装置に係り、特に受信信号の波形整形
及びノイズ除去に用いられるフィルタ装置に関する。
B0発明の概要 本発明は、伝送路から送られた入力信号の波形整形及び
ノイズ除去に用いられるフィルタ装置において、 入力信号をクロック信号に同期化する入力信号同期化手
段と、同期化された入力信号を可逆計数する同期式アッ
プダウンカウンタ回路と、計数値に基づいて論理信号の
自己保持を行う論理信号保持回路とを設け、 入力信号の波形整形を行うとともにアップダウンカウン
タ回路の計数上限値とクロック信号の周期とを乗じた時
間幅のノイズを除去しようとするものである。
C8従来の技術 近年の集積回路(IC)製造技術の発展によりデータ処
理の高速化が進み、外部から侵入したノイズが非常に短
い時間であっても受信信号と認識されたり、僅かな波形
鈍りによっても信号再生が不能になり、データ誤り等を
発生させる事態が生じている。このような事態はデータ
伝送システム全体の信頼性を著しく低下させるので、従
来は、P A L (Program Array L
ogic)等を使用して伝送受信信号の波形整形、ノイ
ズ除去を行うフィルタを設計し、これを受信装置前段に
設けている。
D0発明が解決しようとする課題 しかしながら、PAL等を使用した従来のフィルタでは
、伝送速度が変わる度に設計見直しをする必要があり、
しかも、伝送速度が500kbit / s程度以下の
伝送能力を持つ伝送装置において、除去可能なノイズ幅
を種々の値に変えたり、再生信号の遅延時間を調整でき
るようなフィルタを得ようとすると、部品点数が多くな
ったり設計自体が困難になるという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みて創案されたものであり、
その目的とするところは、伝送速度が変わっても、構成
部品に大幅な変更を要せず、かつ、除去可能なノイズ幅
を自由に変えることができ、しかも、再生信号の遅延時
間の調整を容易とするフィルタ装置を提供することにあ
る。
88課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の特徴は、伝送受信信
号を入力してこれをクロック化、号の動作タイミングで
サンプリングする入力信号同期化手段と、このサンプリ
ング値を前記クロック信号の動作タイミングでゼロ値と
計数上限値の範囲における可逆計数を実行するアップダ
ウンカウンタ回路と、このアップダウンカウンタ回路に
おける計数値が計数上限値を継続するときは論理Hig
h(以下Hと略す)信号と論理Low(以下りと略す)
信号とのいずれか一方の信号をセットし計数値がゼロ値
を継続するときは論理H信号と論理り信号との他方の信
号をセットし計数値がその他のときには論理信号の状態
を変化させないようにした論理信号保持回路とを設け、
前記アップダウンカウンタ回路の計数上限値と前記クロ
ック信号の周期とを乗じた時間幅の前記入力信号の変動
を除去するようにしたことを特徴とする。
F0作用 入力された伝送受信信号をその幅に比較して周    
 期の短いクロック信号の動作タイミングにてサンプリ
ングすると、入力信号はクロック信号の動作タイミング
と同期した論理H信号と論理り信号との二値信号に変換
される。ここで、アップダウンカウンタ回路の計数上限
値をA1現在の計数値をkとすると、入力信号が論理H
信号のときはkがAに達するまでクロック信号の動作タ
イミングでに+1のカウントアツプがなされ、Aに達し
たときにはそのときの値が継続される。一方、入力信号
が論理り信号のときはkがゼロ値に′達するまでクロッ
ク信号の動作タイミングでkがAから順次に−1のカウ
ントダウンがなされ、ゼロ値に達したときにそのときの
値が継続される。論理信号保持回路ではこのアップダウ
ンカウンタ回路の出力kを常時受信し、入力信号が論理
H信号で、かつkがA値を継続するときは、例えば論理
H信号をセットし、一方、入力信号が論理り信号で、か
つkがゼロ値を継続するときは論理り信号をセットし、
kがこれら以外の値のときには各論理信号の状態を変化
させないようにする。
いま、第3図に示すように、クロック信号aIna2+
  a3.−− のタイミングで入力信号INをサンプ
リンし、この入力信号INが、alr82の時点では論
理LSa3の時点で論理Hに立ち上がり、a、+4の時
点までその状態を保持し、a、+5の時点で論理りに立
ち下がるべきところ、信号変動があって(ノイズ混入)
、aa、aeの時点で論理りになった場合において、ア
ップダウンカウンタ回路の上限計数値Aを3″、時点a
1における論理信号保持回路に保持された信号(ステー
ト)状態を論理りとすると、入力信号INと各サンプリ
ングタイミングにおけるカウンタ回路の計数値にとステ
ート状態すなわち出力信号OUTとの関係は下表で表さ
れる。
(以下余白) n:ノイズ、CK:サンプリングクロックし:論理Lo
w信号、H:論理High信号この表から明らかなよう
に、時点a8+  89のときにあった信号変動(ノイ
ズ)は出力される際に除去されている。このように、入
力信号に状態変動があっても・、その変動幅が、A値に
クロック信号周期を乗じた時間幅よりも短ければ、出力
信号に影響を与えることはない。また、入力信号に対す
る出力信号の遅延時間はほぼクロック信号周期に係数上
限値を乗じた時間幅となる。
G、実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るフィルタ装置の構成図
を示したものである。図中、1は入力信号同期化手段で
あって、具体的には、D型フリップフロップ(以下フリ
ップフロップをF/Fと略す)から成る入力F / F
 1 +を設け、その入力部りに伝送路より受信した入
力信号IN、クロック入力部CKにクロック信号のイン
バート信号を夫々導き、このクロック信号の立ち上がり
時における入力信号の状態を、順次、論理H信号と論理
り信号とのいずれか一方の信号として出力部Qより出力
する。即ち入力信号INがクロック信号に同期化される
。クロック信号の周期は、後述するように、除去しよう
とするノイズの幅及び入力信号に対する出力信号の遅延
時間を考慮して1定される。なお、クロック信号は必ず
しもインバートして使用しなくともよいが、このときは
同期化を開始するタイミングが、インバートしたときに
比較してクロック信号の半周切分ずれる。
また、第1図中、2は同期化された入力信号値を可逆計
数するためのアップダウンカウンタ回路を示し、アップ
ダウン機能制御部3と、第一のカウンタ制御部4と、第
二のカウンタ制御部5と、ビットカウンタ部6と、カウ
ンタ出力検出部7とで構成されている。
具体的に説明すると、アップダウン機能制御部3は、入
力F/F 1 、の出力信号を分岐してそのまま入力す
る二つのAND回路α1.β、とこれらAND回路α、
、β、の出力信号を入力信号とするFOR回路と、入力
F/F 1 、の出力信号を分岐してこれをインバート
して入力する二つのAND回路γ5.δ7とこれらAN
D回路γ、、δ、の出力信号を入力信号とするFOR回
路と、これらEOR回路を入力信号とするOR回路3.
とを基本ユニットとし、n個のユニットを有している。
そして、AND回路α、の入力信号は、上述の入力F/
F11の出力信号の外、後述するカウンタF/F(20
)、(21)、・・・ (2”−’)の各出力信号であ
り、その数はn+1本となる。これは、本実施例のよう
に2進カウンタを使用してカウントアツプ機能を持たせ
るためであり、10進カウンタ使用の場合とはこの点が
異なる。また、AND回路β。の入力信号は上述の入力
F/F 1 、の出力信号と後述するカウンタF/F 
(2”)の出力の2本であり、これはカウントアツプ機
能実行時、当該ビット内容自己保持するためである。更
に、AND回路γ、の入力信号は前記AND回路α1の
入力信号と全く同じであるが、各入力信号を全てインバ
ートして入力する魚具なる。これは本実施例のように2
進カウンタを使用してカウントダウン機能を持たせるた
めであり、10進カウンタ使用の場合とはこの点異なる
。また、AND回路δ、の入力信号は前記β、の入力信
号と全く同一であるが、各入力信号を全てインバートし
て入力する点異なる。これはカウントダウン機能実行時
、当該ビット内容を自己保持するためである。なお、n
の値は、アップダウンカウンタ回路2の計数上限値Aを
設定するための後述のカウンタF/Fのビット重みと当
該カウンタの入力部に連なる信号処理手段に対応する値
を示し、本実施例では例えば0.1.2を用い、計数上
限値Aを°7”に設定している。このような構成のアッ
プダウン機能制御部3の動作は、カウントアツプ機能実
行時には後述するカウンタF/F自身のビットが2°−
21=・・・=2”−1=論論理俗信の時に反転してそ
れ以外は自己保持され、カウントダウン機能実行時には
後述するカウンタF/F自身のビットが20=21=・
・・=211−1=論理り信号の時に反転してそれ以外
は自己保持される。
また、第一のカウンタ制御部4は前記アップダウン機能
制御部3のユニットと同数のAND回路4、を設け、ア
ップダウン機能制御部3の各対応するOR回路3.の出
力信号と、後述するカウンタ出力検出部7のAND回路
7.の出力信号のインバート信号とをその入力信号とし
ている。このような構成にすると、入力F/F 11の
出力信号が論理り信号で後述のカウンタF/Fの全てが
論理り信号の場合には、各ビットカウンタを強制的に論
理り信号にセットする。本実施例でこの第一のカウンタ
制御部4を設けるのは、もしこれを設けないと、上記場
合には前記アップダウン機能制御部3の出力により各カ
ウンタF/Fの全てが論理H信号にセットされるからで
ある。
また、第二のカウンタ制御部5は前記第一のカウンタ制
御部のAND回路4゜と同数のOR回路5アを設け、第
一のカウンタ制御部の各対応するAND回路4ゎの出力
信号と、後述するカウンタ出力検出部7のAND回路7
1の出力信号とをその入力信号としている。このような
構成にすると、入力F/F1+の出力信号が論理H信号
で後述のカウンタF/Fの全てが論理H信号の場合には
、各カウンタF/Fの全てを強制的に論理H信号にセッ
トする。本実施例でこの第二のカウンタ制御部5を設け
るのは、もしこれを設けないと、上記場合には前記アッ
プダウン機能制御部3の出力により各カウンタF/Fの
全てが論理り信号にセットされるからである。
ビットカウンタ回路6は、20.21.22(2”)の
各ビット重みに対応する3個のD型F/FのカウンタF
/F群を配置し、各カウンタF/Fの入力部りには、前
記第二のカウンタ制御部5中の対応するOR回路5.の
出力信号を入力し、その全てのクロック入力部CKには
、前記クロック信号を入力している。このような構成に
すると、各カウンタF/Fはクロック信号に同期して各
出力部Qから論理H信号と論理り信号とのいずれか一方
の信号を出力し、カウントアツプして全てのカウンタF
/Fが論理H信号になったときは計数値”7”を・表し
、一方、カウントダウンして全てのカウンタF/Fが論
理り信号になったときは計数値”ゼロ”を表す。
カウンタ出力検出部7は、二つのA ’N D回路7□
 7bと、これらAND回路7..7.の出力信号を入
力信号とするOR回路7゜とから成り、−方のAND回
路7.には、入力F/F 1 、の出力信号と各カウン
タF/Fの出力信号が入力され、他方のAND回路7b
には、一方のAND回路71と同一信号のインバート信
号が入力されている。このような構成にすると、入力F
/F 1 、の出力信号が論理H信号であり、かつ、ビ
ットカウンタ回路6の全てのカウンタF/FがH信号に
なったときは、一方のAND回路7.がこの状態を検出
して論理H信号を出力し、入力F/F 1 、の出力信
号が論理り信号になるまでその状態を自己保持する。な
お、入力F/F 1 、の出力信号が論理り信号になる
と、前記アップダウン機能制御部3がカウントダウン機
能を実行するので、二つのAND回路7..7.の入力
信号の全てがが直ちに論理り信号に変化することはない
。また、入力F/F 11の出力信号が論理り信号であ
り、かつ、ビットカウンタ回路6の全てのカウンタF/
Fの出力信号が論理り信号になったときは、他方のAN
D回路7.がこの状態を検出して論理H信号を出力し、
入力F/F1+の出力信号が論理H信号になるまでその
状態を自己保持する。なお、入力F’/F1、の出力信
号が論理H信号になると、前記アップダウン機能制御部
3がカウントアツプ機能を実行するので、二つのAND
回路7..7bの入力信号の全てが直ちに論理H信号に
変化することはない。
また、第1図中、8は論理信号保持回路を示している。
論理信号保持回路8は、具体的には、例えば二つのAN
D回路8..8.と、これらAND回路8..8.の出
力信号を入力信号とするOR回路8゜と、その入力部り
に前記OR回路8゜出力信号が入力され、クロック入力
部CKに前記クロック信号が入力されるD型F/Fから
成る出力F/F8、とを有している。一方のAND回路
8mには前記カウンタ出力検出部7のOR回路7゜出力
信号と同検出部7の一方のAND回路7.出力信号が入
力され、他方のAND回路8.にはカウンタ出力検出部
7のOR回路7゜出力信号のインバート信号と出力F/
F 8 、の出力信号とが入力されている。このような
構成にすると、カウンタ出力検出部7のOR回路7゜出
力信号が論理H信号になるまで、即ち、同検出部7の一
方のAND回路7、の入力信号が全て論理H信号あるい
は論理り信号になるまで、出力F/F 8 、は現在の
論理信号を自己保持する。そしてこの出力F/F8+に
は、カウンタ出力検出部7の一方のAND回路7、の全
ての入力信号が論理H信号になったときはそのときの同
AND回路7.の出力信号である論理H信号がセットさ
れ、同AND回路7.の全での入力信号が論理り信号に
なったときは同AND回路7.のそのときの出力信号で
ある論理り信号がセットされる。
出力F / F8 +にセットされた信号は、その出力
部Qからインバータ9を介しであるいは直接に出力され
、波形整形された出力信号OUTとなる。
第2図は、本実施例に係るフィルタ装置の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。この図を参照する
と、入力信号INはクロック信号の次期最先周期の立上
タイミングで入力F/Fの出力信号となり、更にクロッ
ク信号の次の立上タイミング以降カウンタF/F (2
”)で2進可逆計数される。AND回路7..7.の各
出力信号はいわゆるビット重みに対応して設けられた各
カウンタF/Fの出力信号の全てが論理H信号、論理り
信号の条件を充たすときに同じタイミングで論理H信号
となり、条件を充たさなくなった時点でL信号となる。
AND回路7.出力信号が論理H信号になったときは、
出力F/Fの出力信号がクロック信号の次の立上タイミ
ングで論理H信号になり、AND回路7.の出力信号が
論理H信号になるまで、その状態を自己保持する。なお
、この図は、Hレベルの入力信号に対する3クロック信
号周期分のLレベルのノイズが混入した例を示し、カウ
ンタF/Fも上限計数値Aを7 (20,2’。
22)に設定した場合を示したものであるが、Lレベル
の入力信号に対するH信号のノイズ混入の場合、あるい
はカウンタF/Fの上限計数値Aを変更した場合におい
ても同様の結果が得られる。
また、この図の例では、各F/Fの動作タイミングをク
ロック信号の立ち上がり時で同期をとっているが、クロ
ック信号の立ち下がり時で同期をとってもタイミングが
半周期ずれるだけで、同様の結果が得られる。 また、
入力信号に対する出力信号の遅延時間は、入力F/Fか
らカウンタF/Fが作動するまでの1クロツク、カウン
タF/Fが上限計数値Aに達するまでのクロック数、お
よび上限計数値Aを検出して出力F/Fが作動するまで
の1クロツクの合計周期となる。
このように、本実施例では、入力信号INをクロック信
号に同期化する入力F/F 11と、この人力F’/F
ilの出力信号をサンプリングしてゼロ値と上限計数値
Aとの間で可逆計数するアップダウンカウンタ回路2を
設けるとともに、このアップダウン回路2の出力値が上
限計数値Aのときは論理H信号を出力し該出力値が“ゼ
ロ”のときは論理り信号を出力しそれ以外の出力値のと
きには現在の論理信号をそのまま出力するようにした論
理信号保持回路8を設けたので、入力信号INの変動幅
、即ちノイズ幅がアップダウン回路2の上限計数値Aに
クロック信号周期を乗じた時間幅に満たないときは、論
理信号保持回路8の出力信号に影響を及ぼさず、ノイズ
が除去されることになる。逆に言えば、例えば5μs/
bitの時間幅を有する2 00 K bit/ sz
cの入力信号において、時間幅1μs以下の信号変動を
ノイズとして除去したい場合には、1/上限計数値A(
μS)以下の周期を有するクロック信号を用いれば良い
また、本実施例では各F/Fがクロック信号に同期して
動作するようにしたので、入力信号に波形歪みがあって
も、構成各部の処理に影響がなく、しかも、波形整形さ
れた信号が出力される。
なお、本実施例では、主として実用的見地から282+
、22のビット重みを有するD型F/Fを用いてアップ
ダウンカウンタ回路2のビットカ゛ウンタ回路6を構成
し、その上限計数値Aを”7”に設定しているが、上限
計数値Aが”3”以上の可逆計数を行うアップダウンカ
ウンタ回路であれば本実施例のようなノイズ除去効果が
得られるのであり、構成各部の使用素子の処理速度、除
去しようとするノイズ幅、入力信号に対する出力信号の
所望の遅延時間に応じて適当な上限計数値Aになるよう
構成することもできる。
また、本実施例で用いるD型F/Fは、5N7474.
5N74LS74.5N74ALS74.5N74AS
74.5N74HC74,5N74AC74あるいはこ
れら相当品のいずれでも良く、消費電力、応答速度、コ
スト面等を考慮して適当なものを選定することができる
。更に本実施例で用いるアップダウン機能制御部3の基
本ユニット33は例えば5N74ALS569相当品に
より実現できるが、第1図に記載した同基本ユニットの
構成は本発明の思想をそのまま具現化したものであり、
同図記載の構成の外、プール代数により入出力信号の関
係が簡略化された回路構成のものも含まれる。
H8発明の効果 本発明は以上の説明のとおりであるから、以下に掲げる
優れた効果を奏する。
(1)除去できるノイズ幅、入力信号に対する出力信号
の遅延時間が適当な設計値のフィルタ装置を、従来は困
難であった伝送速度500 Kbit/sec程度以下
の伝送能力を有する伝送装置においても、極めて容易に
実現することができ゛、しかも、そのための構成部品点
数を従来に比べて著しく少なくすることができる。
(2)伝送速度が変わった場合、あるいは、伝送速度の
異なる伝送路に用いる場合であっても、そのたびに大幅
な設計変更をする必要がなく、一部の構成部品の諸元、
例えば、クロック信号の周波数変更あるいはカウンタの
上限計数値Aの設定を変えるだけで容易に対応すること
ができる。
(3)入力信号同期化手段、アップダウンカウンタ回路
、論理信号保持回路に使用するF/Fを全てクロック信
号の動作タイミングで同期をとるようにしたので、入力
信号に波形歪みがあっても各回路等における信号処理に
影響を与えず、しかも波形整形された出力信号を得るこ
とができる。
なお、本発明はR8422受信回路や信号伝送レピータ
装置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフィルタ装置の構成図
、第2図は第1図の構成に係るフィルタ装置の動作タイ
ミングチャート、第3図は本発明の詳細な説明するため
の図を示す。 ■・・・入力信号同期化手段、2・・・アップダウンカ
ウンタ回路、8・・・論理信号保持回路。 外18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝送受信信号を入力してこれをクロック信号の動
    作タイミングでサンプリングする入力信号同期化手段と
    、 このサンプリング値を前記クロック信号の動作タイミン
    グでゼロ値と計数上限値の範囲における可逆計数を実行
    するアップダウンカウンタ回路と、このアップダウンカ
    ウンタ回路での計数値が計数上限値を継続するときは論
    理H信号と論理L信号とのいずれか一方の信号をセット
    し計数値がゼロ値を継続するときは論理H信号と論理L
    信号との他方の信号をセットし計数値がその他のときに
    は論理信号を変化させないようにした論理信号保持回路
    と を設け、 前記アップダウンカウンタ回路の計数上限値と前記クロ
    ック信号の周期とを乗じた時間幅の前記入力信号の変動
    を除去するようにしたことを特徴とする伝送受信信号の
    フィルタ装置。
JP28761290A 1990-10-25 1990-10-25 伝送受信信号のフィルタ装置 Pending JPH04160955A (ja)

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