JPH04158092A - 感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録方法

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JPH04158092A
JPH04158092A JP2284776A JP28477690A JPH04158092A JP H04158092 A JPH04158092 A JP H04158092A JP 2284776 A JP2284776 A JP 2284776A JP 28477690 A JP28477690 A JP 28477690A JP H04158092 A JPH04158092 A JP H04158092A
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JP
Japan
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image
heat
transfer recording
thermal transfer
dye
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JP2284776A
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English (en)
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Tawara Komamura
駒村 大和良
Katsunori Kato
加藤 勝徳
Noritaka Nakayama
中山 憲卓
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38235Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by transferable colour-forming materials

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感熱転写記録材料を用いた感熱転写記録方法
に関し、更に詳しくは十分な画像濃度を有し、かっ色再
現性に優れた画像を形成する感熱転写記録方法に関する
[従来の技術] 従来から、カラーハードコピーを得る方法として、イン
クジェット、電子写真、感熱転写等にょるカラー記録技
術が検討されている。
これらのうち、特に感熱転写方式は、操作や保守が容易
であること、装置の小型化、低コスト化が可能なこと、
更にはランニングコストが安いことなどの利点を有して
いる。
この感熱転写方式には、支持体上に溶融性インキ層を設
けてなる転写シート(感熱転写記録材料)を感熱ヘッド
により加熱して、インキを被転写シート(受像材料)上
に溶融転写する方式と、支持体上に熱拡散性色素(昇華
性色素ンを含有するインキ層を有する転写シートを感熱
ヘッドにより加熱して、被転写シートに前記熱拡散性色
素を転写する熱拡散転写方式(昇華転写方式)の2種類
があるが、後者の熱拡散転写方式の方が感熱ヘッドの熱
的エネルギーの変化に応じて色素の転写量を変化させ、
画像の階調をコントロールすることができるので、フル
カラー記録に有利である。
ところで、熱拡散転写方式の感熱転写記録においては、
感熱転写記録材料に用いられる色素が重要であり、従来
のものでは得られた画像の安定性、即ち耐光性や定着性
がよくないという欠点を有していた。
−その点を改良するために、特開昭59−78893号
、同59−109394号、同60−2398号の各公
報には、キレート化可能な熱拡散性色素を用い、受像材
料上にキレート化された色素によって画像を形成する画
像形成方法が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] これらの画像形成方法によれば、耐光性や定着性を改良
することはできるか、まだ種々の問題か残されていた。
すなわち感熱転写材料に用いられる上記公報記載のシア
ン色素は、転写性が低く、十分な濃度の画像が得られな
いか、または色素と反応して色素をキレート化する為に
添加される化合物(以下メタルソースと称す)として、
例えば特開昭60−2398号公報記載の遷移金属(例
えばニッケル等)のステアリン酸塩等を用いた場合、色
素との反応効率(以下キレート形成効率と称す)が悪く
、画像上にキレート化されない色素による画像が形成さ
れる為、色再現性が好ましくない等の問題点があった。
そのため改良が長い間型まれていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、本発明の目的は、良好な拡散性を有する色素と高い
キレート形成効率を有するメタルソースを用いることに
より、高濃度で画像安定性(定着性、耐光性)に優れ、
色再現上好ましいシアン画像を得ることができる感熱転
写記録方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも一般式(1
)で表わされる化合物を含有するインキ層を有する感熱
転写記録材料と受像材料を重ねて、前記感熱転写記録材
料に画像情報に応じた熱を与え、一般式(1)で表わさ
れる化合物と一般式(2)で表わされる化合物との反応
により形成されるキレート色素によって画像を受像材料
上に形成することを特徴とする感熱転写記録方法によっ
て達成される。
一般式(1) [式中xlは芳香族環を形成するに必要な原子群を表わ
し、X、はチアゾール環又はベンゾチアゾール環を形成
するに必要な原子群を表わし、R1はアルキル基を表わ
す。コ 一般式(2) %式%() [式中Mは金属イオンを表わし、Q、、Q、及びQsは
各々Mで表わされる金属イオンと配位結合する配位化合
物を表わし、Yは錯体と対アニオンを形成するアニオン
であり、には1,2または3の整数を表わし、mは1.
2またはOを表わし、nは1またはOを表わし、Pは+
、2+又は3+を表わし、qは1,2又は3を表わす。
]以下本発明を更に詳しく説明する。
前記一般式(1)中のxlは芳香族環を形成するに必要
な原子群を表わし、好ましくはベンゼン環又はナフタレ
ン環を形成するに必要な原子群を表わす。芳香族環は置
換基を有していても良い。
X、はチアゾール環又はベンゾチアゾール環を形成する
に必要な原子群を表わし、置換基を有していても良い。
R1はアルキル基を表わし、好ましくは炭素原子数1〜
12個の直鎖又は分岐のアルキル基であり、例えばメチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−
ヘキシル基、n−デシル基、i−プロピル基、2−エチ
ルヘキシル基等が挙げられる。またアルキル基はアルコ
キシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基等)、ハロゲン
原子(例えばフッ素原子、クロル原子等)、カルボキシ
ル基、アリール基(例えばフェニル基)等の置換基を有
していても良い。
一般式(1)の化合物としては、具体的には下記一般式
(3)〜(6)で表わされる化合物が好ましい。
一般式(3)      一般式(4)一般式(5) 
     一般式(6)式中、R1は一般式(1)で定
義されたものと同義であり、R2及びR8は各々水素原
子、アルキル基(例えばメチル基、エチル基等)又はニ
トロ基を表わし、R4は水素原子、アルキル基(例えば
メチル基、エチル基等)、ハロゲン原子(例えば塩素原
子)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基等
)又はアルコキシカルボニル基(例えばエトキシカルボ
ニル基)を表わし、R8は水素原子、ハロゲン原子(例
えば塩素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば
メトキシ基、エトキシ基等)、アルキル基(例えばメチ
ル基、エチル基等)又はニトロ基を表わす。またR’、
R”。
R4及びR6がそれぞれアルキル基を表わす時には置換
基を有していてもよく、置換基としてはR1で挙げられ
た置換基と同様のものが挙げられる。
以下、本発明に好ましく用いられる一般式(1)で表わ
される化合物(以下化合物(1)と称すこともある)の
具体的例示化合物を示すが、本発明はこれらにより限定
されるものではない。
以下余白 ・−二 例示化合物 i c、H。
CI Hs OCH(CMクツ2 C2H。
以下余白 前記一般式(2)中のMは金属イオンを表わし、好まし
くはA i 2+2 0024.  Or2+、  C
u2+、p e2+。
M g ” ” + M n ’ ” r M o 2
” + N i ト+  S n ” ” + T i
 2” +Zn’+等が挙げられる。
Q、、Q、及びQ、はそれぞれ配位化合物を表わし、た
とえばキレート化学(5)(南江堂)に記載されている
配位化合物等が挙げられるが、本発明において特に好ま
しくはエチレンジアミン及びその誘導体、グリシンアミ
ド及びその誘導体、ピコリンアミド及びその誘導体等が
挙げられる。
Yはアニオンを表わし、cz−,5o4−。
CZO4−等の無機化合物アニオンやペンゼルスルホン
酸誘導体、アルキルスルホン酸誘導体等の有機化合物ア
ニオンが挙げられるか、特に好ましくはテトラフェニル
ホウ素アニオン及びその誘導体である。
!は1.2または3の整数を表わし、mは1゜2または
0を表わし、nは1または0を表わすが、これらは前記
一般式で表わされる錯体が4座配位か、6座配位かによ
って決定されるか、あるいはQl、Ql、Q−の配位子
の数により決定される。
以下本発明に好ましく用いられる一般式(2)で表わさ
れる化合物(以下化合物(2)と称すこともある)の具
体的例示化合物を示すが、本発明はこれらにより限定さ
れるものではない。
以下余白 −−1L 例示化合物 S−1 Ni2+(C,H,NHCH,CH,NH2))((C
,H5)、B”−)2S−2 Ni”(NH,CH*C0NIj)3((C−)1−L
B−〕2S−3 S−4 Cu”(NHtCH−CHsNHC−H−)−((C−
H−)−B−)−S−5 Ni” (NHtcH2CONHCsHt(n))((
CsHsLB−)!S−6 Zn”(NH,CH,CH,N)12)、((C−Hs
LB−)tS−7 S−8 二一一一 以下傘自 本発明に係る感熱転写記録材料は、前記一般式(1)で
表わされる色素を含有するインキ層(以下、感熱層と称
することがある。)を支持体上に設けてなる。
前記感熱層における色素の含有量は、支持体1−当り0
1〜20gが好ましい。
前記感熱層は、前記色素の一種または二種以上をバイン
ダーとともに溶媒中に溶解することによって、あるいは
溶媒中に微粒子状に分散させることによって感熱層形成
用塗料を調製し、該塗料を支持体上に塗布して適宜に乾
燥することにより、形成することができる。
感熱層の厚さは乾燥膜厚で01〜5μmが好ましい。
前記バインダーとしては、セルロース系、ポリアクリル
酸系、ポリビニルアルコール系、ポリビニルピロリドン
系等の水溶性ポリマー、アクリル樹脂、メタクリル樹脂
、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポ
リエーテルスルホン、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアセクール、ニトロセルロース、エチルセルロース等
を挙+yることかできる。
これらのバインダーは、一種または二種以上を有機溶媒
に溶解して用いるだけでなく、ラテックス分散の形で使
用してもよい。
バインダーの使用量としては、支持体II当り01〜5
0gが好ましい。
前記溶媒としては、水、アルコール類(例工ばエタノー
ル、プロパツール)、セロソルブ類(例えばメチルセロ
ソルブ)、エステル類(例えば酢酸エチル)、芳香族類
(例えばトルエン、キシレン、クロルベンゼン)、ケト
ン類(例えばアセトン、メチルエチルケトン)、エーテ
ル類(例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン)、塩素
系溶剤(例えばクロロホルム、トリクロルエチレン)等
が挙げられる。
前記支持体としては、寸法安定性がよく、記録の際に感
熱ヘッドの熱に耐えうるものであれば特に制限はないが
、コンデンサー紙、グラシン紙等の薄葉紙、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボネート等の
耐熱性のプラスチックフィルム等が好ましく用いられる
支持体の厚さは、2〜30μmが好ましく、また支持体
にはバインダーとの接着性の改良や色素の支持体側への
転写、染着を防止する目的で下引層を設けてもよい。
更に支持体の裏面(感熱層と反対側)には、感熱ヘッド
が支持体に粘着するのを防止する目的でスリッピング層
を設けてもよい。
本発明に係る感熱転写記録材料は、感熱層上に特開昭5
9−106997号公報に記載されている熱溶融性化合
物を含有する熱溶融性層を設けてもよい。
上記熱溶融性化合物としては、65〜130℃の融点を
有する無色もしくは白色の化合物が好ましく用いられ、
たとえばカルナバロウ、密ロウ、カンプリワックス等の
ワックス類、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸、
キシリトール等のアルコール類、アセトアミド、ベンゾ
アミド等のアミド類、フェニルウレア、ジエチルウレア
等の尿素類等を挙げることができる。
なお、これらの熱溶融性層には、色素の保持性を高める
ために、たとえばポリビニルピロリドン、ポリビニルブ
チラール、飽和ポリエステル等のポリマーが含有されて
いても良い。
本発明に係る感熱転写記録材料は一種の色素からシアン
色素画像を得ることができるが、フルカラー画像記録に
適用する場合には、シアン色素を含有するシアン感熱層
、マゼンタ色素を含有するマゼンタ感熱層及び熱拡散性
イエロー色素を含有するイエロー感熱層の少なくとも3
層が支持体の同一表面上に順次繰り返して塗設されてい
ることが好ましい。
また、必要に応じてイエロー感熱層、マゼンタ感熱層、
シアン感熱層の他に黒色画像形成物質を含む感熱層を支
持体の同一表面上に順次繰り返して塗設してもよい。
一般式(2)で表わされる化合物はメタルソースとして
用いられ、受像材料(好ましくは受像材料の受像層)又
は前記の熱溶融層に添加される。
添加量は受像材料または熱溶融層に対して02〜20g
/ rrrが好ましく、1〜10g/mか更に好ましい
なお、本発明に用いられる受像材料は、一般に紙、プラ
スチックフィルム、または紙−プラスチックフィルム複
合体からなる支持体上に受像層としてポリエステル樹脂
、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニールと他のモノマー(
例えば酢酸ビニル等)との共重合体樹脂、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルピロリドン、ポリカーボネート等
の一種または二種以上のポリマー層を形成してなる。
また、上記支持体そのものを受像材料にすることもある
本発明の感熱転写記録方法においては、前記感熱転写記
録材料の感熱層と受像材料とを重ね合わせてから、画像
情報に応じた熱を感熱転写記録材料に与え、メタルソー
スと色素との反応により形成されるキレート色素によっ
て、画像を受像材料上に形成させる。
本発明においては色素として化合物(1)を用い、メタ
ルソースとして化合物(2)を用いるので、高濃度で画
像安定性(定着性、耐光性)に優れ、色再現上好ましい
シアン画像を得ることかできる。
上記感熱転写記録方法を図面を用いて説明する。
第1図において、支持体1と受像層2からなる受像材料
3の受像層2中にメタルソースを存在させたとき、支持
体4と感熱層5からなる感熱転写記録材料6の感熱層5
中の色素は、たとえば感熱ヘッド70発熱抵抗体8から
の熱によって受像材料3に拡散移行し、その受像層2に
おいて前記メタルソースと反応してキレート色素を形成
する。
また、第2図において、感熱層5の表面に設けた熱溶融
性層9中にメタルソースを存在させたとき、支持体4と
感熱層5と熱溶融性層9とからなる感熱転写記録材料1
0の感熱層5中の色素は、たとえば感熱ヘッド7の発熱
抵抗体8からの熱によって熱溶融性層9に拡散移行し、
そこで前記メタルソースと反応してキレート色素を形成
し、このキレート色素を含む熱溶融性物質9aが凝集破
壊もしくは界面剥離によって受像材料3に移行するか、
又は熱溶融性層か普通紙等の受像材料11へ移行した後
、感光層中の色素が該熱溶融性層へ拡散移行し、そこで
前記メタルソースと反応してキレート色素を形成する。
加熱方法としては、感熱ヘッドによる加熱が一般的であ
るが、通電加熱やレーザーを用いた加熱でも良い。
[実施例] 次に、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれらにより限定されるものではない。
(実施例1) 一塗料の作製− 下記の原料を混合して本発明に係る熱拡散性色素を含有
する均一な溶液の塗料を得た。
化合物(1)(例示化合物C−1)    10gニト
ロセルロース樹脂         20gメチルエチ
ルケトン         400d−感熱転写記録材
料の作製− 上記塗料を、厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上にワイヤーバーを用いて乾燥後の塗布量
が1.0g/rrrになるように塗布乾燥し、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に感熱層を形成してなる
感熱転写記録材料−1を作製した。
なお、上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの裏面
には、スリッピング防止層としてシリコン変性ウレタン
樹脂(S P −2105,大日精化製)を含むニトロ
セルロース層が設けられている。
−受像材料の作製− 紙の両面にポリエチレンをラミネートしたその片側のポ
リエチレン層[白色顔料(7102)と青味剤とメタル
ソースとして化合物(2)(例示化合物MS−1)(付
量5g/rrr)とを含むコの上に、受像層として0.
15g/rrrのシリコンオイルを含む塩化ビニル樹脂
を付置10g/dになるように塗布し、受像材料−1を
得た。
一感熱転写記録方法一 前記感熱転写記録材料と受像材料とを感熱転写記録材料
の感熱層表面と受像材料の受像面とが向き合うように重
ね、感熱ヘッドを感熱転写記録材料の裏面から当てて、
下記の記録条件で画像記録を行い、画像−1を得た。
その結果、階調性の優れたシアン画像が得られた。
この画像の最大濃度<Dmax>(コニカ■製濃度計P
DA−65により赤色光での反射濃度を測定)、画像の
色相(目視)および定着性について評価を行なった。評
価した結果を第1表に示す。
但し、定着性については下記に示す方法に従って評価を
行なった。
L鉦条豆 主走査、副走査の線密度= 8ドツト/mm記録電カニ
  0.6W/ドツト 感熱ヘッドの加熱時間: 20m5ecから0.2m5ecの間で段階的に加熱時
間を調整した。
定lユ立χ膚 得られた画像の受像層表面と、厚さ180μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に厚さ5μmのニトロ
セルロース層を塗設してなる転写シートの塗布面とを重
ね、140℃で1分間加熱し、受像層から上記ニトロセ
ルロース層表面への色素の転写程度を目視により下記基
準に従い評価した。再転写の少ないもの程定着性が優れ
ている。
評価基準 ◎・・・再転写が全く認められない。
△・・・再転写がほとんど認められない。
×・・・再転写が顕著である。
(実施例2〜8) 実施例1において、色素を化合物(1)(例示化合物C
−1)から例示化合物C−2、C−16、C−5、C−
17、C−19、C−10又はC−13に代えた以外は
実施例1と同様にして感熱転写記録材料2〜8を作成し
、同様の記録条件で画像記録を行い、画像2〜8を得た
。得られた画像各々に対して実施例1と同様の評価を行
なった。その結果を表−1に示す。
(実施例9〜12) 実施例1において、受像材料に添加したメタルソースを
化合物(2)(例示化合物MS−1)からMS−2、M
S−3、MS−5、MS−7に代えた以外は実施例1と
同様にして受像材料2〜5を作製した。各々の受像材料
に対して、感熱転写記録材料1を用いて、実施例1と同
様の記録条件で画像記録を行い、画像9〜12を得た。
得られた画像各々について実施例1と同様の評価を行な
った。その結果を表−1に示す。
(比較例1〜3) 実施例1において、色素を下記の比較色素A、B、Cに
代えた以外は、実施例1と同様にして感。
熱転写記録材料9〜11を作製し、実施例1と同様の記
録条件で画像記録を行い、画像13〜15を得た。
但し、受像材料は受像材料1を用いた。得られた画像各
々について実施例1と同様の評価を行なった。その結果
を表−1に示す。
比較色素A: 比較色素B: 比較色素C: (比較例4〜7) 実施例1において、受像材料に添加したメタルソースを
ステアリン酸ニッケル又は塩化ニッケルに代えた以外は
実施例1と同様にして受像材料6゜7を作製した。各々
の受像材料に対して表−1に示す感熱転写記録材料を用
いて、実施例1と同様の記録条件で画像記録を行い、画
像16〜19を得た。
得られた画像各々について実施例1と同様の評価を行な
った。その結果を表−1に示す。
表−1 表−1から明らかなように、比較色素A−Cを用いて得
られた画像13〜15は、色素の拡散性が低い為、高濃
度の画像が得られなかった。また受像材料に転写した色
素の一部がキレート化されない為、未キレート色素によ
る混色により得られた画像が紫色を示した。更には比較
色素を用いた画像では定着性も不十分であった。これも
未キレート色素の一部が再転写する為に生じるものであ
る。
メタルソースとして、比較用のニッケル塩を用いた場合
(画像Nα16〜19)では、メタルソースの反応性が
低い為に画像13〜15と同様、未キレート色素による
混色や定着性の不良が生じた。なお塩化ニッケルは微粉
末にして添加したが受像層の光沢が劣化し、ステアリン
酸ニッケルは受像層からの析出及び受像層の光沢劣化や
白地汚染が認められ、比較用メタルソースを用いて得ら
れた画像は画質的に好ましくないものであった。
一方、本発明の方法に従って形成された画像は、色素の
転写性、色素及びメタルソースの反応性が高い為に高濃
度で、シアンとしての色相及び定着性にすぐれているこ
とがわかった。またメタルソースの析出や白地汚染も認
められなかった。
(実施例13) 実施例1の感熱転写材料1上に中間層としてP−トルア
ミドのボールミル分散物5g1ポリビニルピロリドン7
g1ゼラチン3g及び下記硬膜剤0.3gを含む水溶液
1oadをP−1ルアミドの付量が0.5g/rrrと
なるように塗設した。
硬膜剤; さらに中間層上に、メタルソースとして化合物(2)(
例示化合物MS−1)(付量1.0g/rrr)、下記
紫外線防止剤(付量0゜Ig/rrr)、下記酸化防止
剤(付量0.1g/rrr)及びエチレン−酢酸ビニル
共重合体(酢酸ビニルの含量20重量%、付量0 、 
Zg/ホ)を含むカルナバロウ(付量2.0g/r&)
をホットメルト塗布により塗設して、熱溶融性層を有す
る感熱転写材料12を得た。
この感熱転写材料と受像材料とを重ねて、実施例1と同
様の記録条件で画像記録をおこなったところ受像材料上
にDmax 1.75のシアン画像を記録することがで
きた。
但し、受像材料には白色の普通紙を用いた。なお得られ
た画像は、画像の安定性(定着性、耐光性)全てにおい
て良好であった。
(比較例8) 比較例1の感熱転写記録材料9の上に、実施例13と同
様にして中間層及び熱溶融性層を塗設して感熱転写記録
材料13を得た。また、実施例13において感熱転写記
録材料12の熱溶融性層に添加したメタルソースをステ
アリン酸ニッケルに代えた以外は同様にして感熱転写記
録材料14を得た。
得られた感熱転写記録材料13.14について実施例1
3と同様の記録条件で画像記録を行なったが、色素が十
分にキレート化されないため、画像安定性が不十分であ
り、色相的にも混色が認められた。
紫外線防止剤; 酸化防止剤; [発明の効果] 以上詳しく説明したように、本発明により良好な拡散性
を有する色素と高いキレート形成効率を有するメタルソ
ースを用いることにより、高濃度で画像安定性(定着性
、耐光性)に優れ、色再現上好ましいシアン画像を得る
ことができる感熱転写記録方法を提供することができた
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の感熱転写記録方法を示す説明
図である。 1.4・・・支持体 2・・・受像層 3.11・・・受像材料 5・・・感熱層 6.10・・・感熱転写記録材料 7・・・感熱ヘッド 8・・・発熱抵抗体 9・・・熱溶融性層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも一般式(1)で表わされる化合物
    を含有するインキ層を有する感熱転写記録材料と受像材
    料を重ねて、前記感熱転写記録材料に画像情報に応じた
    熱を与え、一般式(1)で表わされる化合物と下記一般
    式(2)で表わされる化合物との反応により形成される
    キレート色素によって画像を受像材料上に形成すること
    を特徴とする感熱転写記録方法。 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中X_1は芳香族環を形成するに必要な原子群を表
    わし、X_2はチアゾール環又はベンゾチアゾール環を
    形成するに必要な原子群を表わし、R^1はアルキル基
    を表わす。] 一般式(2) [M(Q_1)_l(Q_2)_m(Q_3)_n]^
    p(Y^−)_q[式中Mは金属イオンを表わし、Q_
    1、Q_2及びQ_3は各々Mで表わされる金属イオン
    と配位結合する配位化合物を表わし、Yは錯体と対アニ
    オンを形成するアニオンであり、lは1、2または3の
    整数を表わし、mは1、2または0を表わし、nは1ま
    たは0を表わし、Pは+、2+又は3+を表わし、qは
    1、2又は3を表わす。]
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