JPH04158006A - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JPH04158006A
JPH04158006A JP28510690A JP28510690A JPH04158006A JP H04158006 A JPH04158006 A JP H04158006A JP 28510690 A JP28510690 A JP 28510690A JP 28510690 A JP28510690 A JP 28510690A JP H04158006 A JPH04158006 A JP H04158006A
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molded product
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JP28510690A
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Tadamasa Kidera
木寺 忠正
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、成形用金型に関し、詳しくは互いに交差する
方向の2つのアンダーカット部をもつ成形品を成形する
成形用金型に関する。
[従来の技術] 例えば、第5図に示す成形品90のように、意匠面90
aの裏面に略直角に延びた脚部90bをもち、この脚部
90bにより発生する製品のヒケを防止するためなどに
形成される第1型抜き方向Xの第1アンダーカット部9
1と、組付は用に形成される第1型抜き方向Xと交差す
る第1型抜き方向Yの第2アンダーカット部92とをも
つものは、第6図に示す成形用金型で成形される。
この成形用金型は、上型80と、この上型80と傾斜ピ
ン81を介して相対的に第2型抜き方向Yに移動される
第1スライドコア82と、上型80と傾斜ビン83を介
して相対的に第2型抜き方向Yとは逆の方向に移動され
る第2スライドコア84と、この第2スライドコア84
とありみぞ85を介して相対的に第1型抜き方向Xに移
動される第3スライドコア86とを具備するものである
この成形用金型では、型開きにより、上型80が成形品
90の意匠面90aを形成し、第1スライドコア82に
保持されたスライドピン82aが脚部90bの第2アン
ダーカット部92を形成し、第3スライドコア86が脚
部90bの第1アンダーカット部91を形成する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第6図に示す型式の成形用金型では、例えば、
第5図に破線で示すように、成形品90が意匠面90a
の裏面に脚部90bと略平行にボスやりブ等の突出部9
0Gをもてば、第1型抜き方向Xに移動する第3スライ
ドコア86が突出部90Gと干渉するため、その成形品
70を成形することができない。
かといって、スライドピン82.a側に第1アンダーカ
ット部91を形成させんとしても、これでは第1アンダ
ーカット部91を形成させるスライドコアとスライドピ
ン82aとが干渉し、そのままではやはりその成形品を
成形することができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、互
いに交差する方向の2つのアンダーカット部とをもつ成
形品が同時にボスヤリブ等の突出部をもった場合であっ
ても、その成形品を成形可能な成形用金型を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の成形用金型は、第1型抜き方向の第1アンダー
カット部と、該第1型抜き方向と交差する第2型抜き方
向の第2アンダーカット部とをもつ成形品を成形する成
形用金型であって、該第2型抜き方向に移動可能で該第
2アンダーカット部を形成する第1スライドコアと、該
第1スライドコアと係合し、該第1スライドコアの移動
により該第1スライドコアの移動から遅れて駆動される
第2スライドコアと、該第2スライドコアと係合し、該
第2スライドコアの移動により該第1型抜き方向に駆動
され、該第1アンダーカット部を形成する第3スライド
コアとを具備することを特徴とするものである。
[作用] 本発明の成形用金型では、型開きによって、第1スライ
ドコアが第2型抜き方向に移動することにより第2アン
ダーカット部を形成する。また、この第1スライドコア
と係合する第2スライドコアは、第1アンダーカット部
を形成する第3スライドコアが第1スライドコアと干渉
しないように、第1スライドコアの移動により第1スラ
イドコアの移動から遅れて駆動される。そして、この第
2スライドコアと係合する第3スライドコアが第2スラ
イドコアの移動により第1型抜き方向に駆動されること
により第1アンダーカット部を形成する。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説
明する。
この成形用金型は、第4図に示すように、自動車用コン
ソールボックスの構成部品とされる成形品70を成形せ
んとするものである。この成形品70は、意匠面70a
の裏面に略直角に延びた脚部70bをもち、この脚部7
0bが製品のヒケを防止するためなどに形成される第1
型抜き方向Aの第1アンダーカット部71と、組付は用
に形成される第1型抜き方向Aと交差する第1型抜き方
向Bの第2アンダーカット部72とをもつとともに、意
匠面70aの裏面に脚部70bと略平行にボス70Cを
もつものである。
この成形用金型は、第1図に示すように、図示しない固
定型に固定された上型1と、図示しない可動型に固定さ
れた第1スライドコア2、第2スライドコア3、第3ス
ライドコア4及び下型5とを具備するものである。
上型1は、所定の角度で傾斜して固定された傾斜ピン1
1と、この傾斜ピン11より大きい角度に形成されたガ
イド面12と、成形品70の意匠面70aを形成するキ
ャビティCの上面13とをもつ。
第1スライドコア2は、第2型抜き方向Bに摺動可能に
保持されたスライドピン21と、上型1の傾斜ピン11
を摺動可能に案内するガイド孔22と、上型1のガイド
面12と整合するガイド面23と、後述する第2スライ
ドコア3と第2型抜き方向Bに間隙△Lを隔てて対向す
る係合面2aとをもつ。スライドピン21は、その先端
に成形品70の第2アンダーカット部72を形成する2
本の突起211をもつ。各突起211は、第4図に示す
成形品70に示すように、間隙ΔLを下回る長さΔgだ
け突出している。
第2スライドコア3は、第1スライドコア2の係合面2
aと整合する係合面3aと、第1スライドコア2との間
に第2型抜き方向Bに押圧力を及ぼすばね31と、第2
型抜き方向Bと所定の角度で傾斜するありみぞ32とを
もつ。
第3スライドコア4は、第2スライドコア3のありみぞ
32と整合するあり差し41と、第1スライドコア2の
スライドピン21を摺動可能に案内するガイド孔42と
、後述する下型5のガイド面51と整合するガイド面4
3と、成形品70の裏面の一方側及び第1アンダーカッ
ト部71を含む脚部70bの一方側を形成するキャビテ
ィCの一部下面44とをもつ。
下型5は、所定の角度で傾斜して形成されたガイド面5
1と、成形品70の裏面の他方側、ボス70c及び脚部
70bの使方側を形成するキャビティCの残部下面52
と、ボス70cを形成するキャビティCの下方に押出し
ピン53とをもつ。
この成形用金型では、キャビティCに成形用樹脂を注入
し、この成形用樹脂の同化後に型開きを行なうことによ
り成形品70が得られる。
まず、可動型が下方に移動することにより、第2図に示
すように、第1スライドコア2、第2スライドコア3、
第3スライドコア4及び下型5か上型1から相対的に型
開きされる。このとき、第1スライドコア2は、傾斜ピ
ン11がガイド孔22を摺動し、上型1のガイド面12
をガイド面23が摺動することにより、係合面2aと係
合面3aとが係合するまで第2型抜き方向Bに移動する
このとき、第1スライドコア2と第2スライドコア3と
は、ばね31により第2型抜き方向Bで離れる方向に付
勢されるため、第2スライドコア3は第1スライドコア
2の移動に追従することはない。これにより、第1スラ
イドコア2のスライドピン21は、係合面2aと係合面
3aとの間隙ΔLだけ、第3スライドコア4のガイド孔
42内を第2型抜き方向Bに摺動するので、スライドピ
ン21の各突起211により第2アンダーカット部72
が形成される。また、上型1の上面13により成形品7
0の意匠面70aが形成される。
係合面2aと係合面3aとが係合してからも引続き可動
型が下方に移動することにより、第2スライドコア3は
、第3スライドコア4が第1スライドコア2のスライド
ピン21と干渉しないように、第1スライドコア2の移
動により第1スライドコア2の移動から遅れて駆動され
る。このため、この第2スライドコア3と係合する第3
スライドコア4は、第3図に示すように、第2スライド
コア3の第2型抜き方向Bへの移動により、第2スライ
ドコア3のありみぞ32をあり差し41が摺動し、下型
5のガイド面51をガイド面43が摺動する。このため
、第3スライドコア4は、第1型抜き方向Aに駆動され
る。このとき、スライドピン21は第1スライドコア2
内で相対的に下降する。これにより、第3スライドコア
4は、一部下面44により成形品70の裏面の一方側及
び第1アンダーカット部71を含む脚部70bの一方側
を形成する。
この後、下型5の押出しピン53を押すことにより成形
品70のボス70Gを押圧すれば、残部下面52により
裏面の他方側、ボス70c及び脚部70bの他方側が形
成された成形品70がこの成形用金型から取出される。
したがって、この成形用金型では、第1型抜き方向Aの
第1アンダーカット部71と、第1型抜き方向Aと交差
する第2型抜き方向Bの第2アンダーカット部72とを
もち、かつボス70Gをももつ成形品70を成形するこ
とができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この成形用金型では、第1スライ
ドコアが第2型抜き方向に移動され、第2スライドコア
が第1スライドコアの移動により第1スライドコアの移
動から遅れて駆動され、第3スライドコアが第2スライ
ドコアの移動により第1型抜き方向に駆動されるため、
互いに交差する方向の2つのアンダーカット部とをもつ
成形品が同時にボスヤリブ等の突出部をももった場合で
あっても、その成形品を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の一実施例たる成形用金型に係り、
第1図は型開き前の状態を示す断面図、第2図は型開き
途中の状態を示す断面図、第3図は型開き終了前の状態
を示す断面図である。第4図は実施例の成形用金型によ
り成形された成形品の断面図である。第5図は従来の成
形用金型に成形された成形品の断面図である。第6図は
従来の成形用金型の断面図である。 2・・・第1スライドコア 3・・・第2スライドコア 4・・・第3スライドコア A・・・第1型抜き方向 B・・・第2型抜き方向70
・・・成形品 71・・・第1アンダーカット部 72・・・第2アンダーカット部 70G・・・ボス 特許出願人     豊田合成株式会社代理人    
  弁理士 大川 宏 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 A1−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1型抜き方向の第1アンダーカット部と、該第
    1型抜き方向と交差する第2型抜き方向の第2アンダー
    カット部とをもつ成形品を成形する成形用金型であつて
    、 該第2型抜き方向に移動可能で該第2アンダーカット部
    を形成する第1スライドコアと、 該第1スライドコアと係合し、該第1スライドコアの移
    動により該第1スライドコアの移動から遅れて駆動され
    る第2スライドコアと、 該第2スライドコアと係合し、該第2スライドコアの移
    動により該第1型抜き方向に駆動され、該第1アンダー
    カット部を形成する第3スライドコアとを具備すること
    を特徴とする成形用金型。
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