JPH04133942U - 自動車用リヤランプの仮保持装置 - Google Patents
自動車用リヤランプの仮保持装置Info
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- JPH04133942U JPH04133942U JP5044891U JP5044891U JPH04133942U JP H04133942 U JPH04133942 U JP H04133942U JP 5044891 U JP5044891 U JP 5044891U JP 5044891 U JP5044891 U JP 5044891U JP H04133942 U JPH04133942 U JP H04133942U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車ボディに成形歪みのある自動車用リヤ
ランプをロボットなどで的確容易に仮保持する。 【構成】 係止爪2とフランジ4を有し且つ筒状の球形
頭部5を有する合成樹脂製グロメット1を前記取付脚3
をもって自動車ボディに並設してあるグロメット保持孔
にそれぞれ嵌合支持させておき、前記球形頭部5の外形
に対応する係合溝部10を形成した弾性クリップ9を自動
車用リヤランプの裏側に取り付けて弾性のある前記係合
溝部10と球形頭部5との係合により自動車用リヤランプ
を自動車ボディに仮保持させたもの。
ランプをロボットなどで的確容易に仮保持する。 【構成】 係止爪2とフランジ4を有し且つ筒状の球形
頭部5を有する合成樹脂製グロメット1を前記取付脚3
をもって自動車ボディに並設してあるグロメット保持孔
にそれぞれ嵌合支持させておき、前記球形頭部5の外形
に対応する係合溝部10を形成した弾性クリップ9を自動
車用リヤランプの裏側に取り付けて弾性のある前記係合
溝部10と球形頭部5との係合により自動車用リヤランプ
を自動車ボディに仮保持させたもの。
Description
【0001】
本考案は自動車用リヤランプの仮保持装置に関するものである。
【0002】
自動車ボディに対する自動車用リヤランプの組み付けは、図4に示すように、
自動車ボディ取付部材30を自動車ボディに取り付けたうえ、自動車用リヤラン
プに取り付けられるリヤランプステー31を前記自動車ボディ取付部材30の係
止爪32に係合保持させているが、自動車用リヤランプの傾きに対して自由度が
ないため、成形歪みのある自動車用リヤランプを自動車ボディに組み付けるには
人手でズレを補正しながら取付作業を行わなければならなかった。
【0003】
このため、自動車用リヤランプを自動車ボデイに取り付ける工程には人手が不
可欠であり、また、組立工程を自動化しようとした場合、自動車用リヤランプの
成形歪と自動車ボディの組み付け誤差のために、正確に移動するロボットや自動
組立機では取り付けることは極めて困難で自動車用リヤランプの自動組み付けは
できなかった。
【0004】
前記のような課題を解決した本考案に係る自動車用リヤランプの仮保持装置は
、係止爪を有する取付脚の上部にフランジを介して筒状の球形頭部を続かせた合
成樹脂製グロメットを自動車ボディのランプ取付面に並設したグロメット保持孔
にそれぞれ嵌合して該合成樹脂製グロメットをその中心孔に螺挿されるビスによ
りグロメット保持孔に保持する一方、自動車用リヤランプの裏側には断面形状が
前記球形頭部の外形に対応する形状の係合溝部を備えた弾性クリップを並列して
取付け、この弾性クリップの係合溝部と前記球形頭部との係合により自動車用リ
ヤランプを自動車ボディに仮保持させたことを特徴とするものである。
【0005】
このような自動車用リヤランプの仮保持装置は、取付脚を自動車ボディのグロ
メット保持孔に嵌合して該取付脚に設けられた係止爪とフランジ間でグロメット
保持孔の孔縁を挟持させることにより自動車ボディ側に保持されている合成樹脂
製グロメットの球形頭部に対し、自動車用リヤランプがその裏側に並列して取り
付けられている弾性クリップの係合溝部を係合させているので、自動車用リヤラ
ンプに多少の成形歪みがあったり自動車ボディの組み付け誤差があったとしても
、両者間の誤差は弾性と回動とで的確に吸収され、誤差修正のための面倒な手数
を要することなく自動車用リヤランプを自動車ボディに仮保持させることができ
る。
【0006】
次に、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
1は硬質のポリアミド樹脂よりなる合成樹脂製グロメットであり、該合成樹脂製
グロメット1は中間部の対向位置に係止爪2を有する中空で有底の角柱状の取付
脚3の上端に該係止爪2と近接するフランジ4を介して筒状の球形頭部5を形成
したものとしている。そして、この合成樹脂製グロメット1は角柱状の取付脚3
を自動車ボディ20の角孔状のグロメット保持孔21に嵌合させて係止爪2とフラン
ジ4間にグロメット保持孔21の孔縁を挟持させることにより合成樹脂製グロメッ
ト1は回ることなく自動車ボディ20に保持される。6は合成樹脂製グロメット1
に形成される段部7付の中心孔であり、該中心孔6にビス8を螺挿すると合成樹
脂製グロメット1の取付脚3の側壁が外方に膨らんで係止爪2は内方に拡開し合
成樹脂製グロメット1は自動車ボディ20に固定される。
【0007】
一方、9は自動車用リヤランプ22に並列して取り付けられるポリアセタール樹
脂製の弾性クリップであり、該弾性クリップ9は断面形状が前記球形頭部5の外
形に対応する形状の係合溝部10の口縁に拡開された受口部10a を続かせた断面
Ω状の主体部の裏側にビス孔11付きの取付座12を一体成形したものとしている。
なお、図中13は自動車ボディ20と合成樹脂製グロメット1のフランジ4との間に
設けられるシールゴムである。
【0008】
このように構成されたものは、自動車ボディ20の後部に透設された角孔状のグ
ロメット保持孔21に合成樹脂製グロメット1の角柱状の取付脚3を嵌合して取付
脚3の係止爪2とフランジ4との間で係合させ、次に、合成樹脂製グロメット1
の中心孔6にビス8を螺挿して取付脚3の側壁を外方に膨らませ、係止爪2を外
方に拡開させるとともに係止爪2が内方に屈曲することを防止して合成樹脂製グ
ロメット1を自動車ボディ20に固定保持させておき、弾性クリップ9が裏面に並
列して取付けられている自動車用リヤランプ22を自動車ボディ20の後部に沿わせ
て該合成樹脂製グロメット1の球形頭部5に弾性クリップ9の係合溝部10を嵌
合支持させて組み付ける。
【0009】
この時自動車用リヤランプ22の成形歪みと自動車ボディ20の組み付け誤差によ
り並列された合成樹脂製グロメット1の筒状の球形頭部5の弾性と自動車ボディ
20側に並設してある弾性クリップ9の係合溝部10との位置に若干のズレが生じて
いても、合成樹脂製グロメット1の球形頭部5と弾性クリップ9の係合溝部10の
ズレは拡開された受口部10a を続かせた係合溝部10とにより吸収されることとな
り、成形歪みのある自動車用リヤランプ22を組み付け誤差のある自動車ボディ20
に簡単に仮保持することができ、従って、位置決め精度の高いロボットなどの自
動機械によっても仮保持することができるから、ロボットや自動組立機でによる
自動組立が可能となるものである。
【0010】
本考案は前記説明によって明らかなように、筒状の球形頭部を有する合成樹脂
製グロメットを自動車ボディのグロメット保持孔に係合させてからビスを螺挿す
るものであるから作業性がよいうえ高いトルクで締め付けできるうえに、筒状の
球形頭部を有する合成樹脂製グロメットと、この球形頭部に対応する断面形状の
係合溝部を設けた弾性クリップとの両者の弾性による組み付けであるから成形歪
みある自動車用リヤランプを組み付け誤差のある自動車ボディに的確容易に仮保
持ができ、従って、ロボットや自動組立機を用いた自動組立も可能となるもので
、人件費を減らして製造コストを低減できるうえに生産性を高めることができる
ばかりか、係止爪とフランジ間でグロメット保持孔に的確に保持される合成樹脂
製グロメットと弾性クリップとによるこの仮保持装置は事後の固定後における走
行振動などによってもがたついくことがないから走行中に異音を発することもな
く、また、取付作業時において仮保持用ビスにより自動車ボディの塗装が傷つけ
られることもないから腐食のおそれがないなど多くの利点を有するもである。
【0011】
従って、本考案は従来の自動車用リヤランプの仮保持装置の自動組立上の問題
点を解決したものとして実用的価値極めて大なものである。
【図1】本考案に用いられる弾性クリップと合成樹脂製
グロメットの実施例の一部切欠斜視図である。
グロメットの実施例の一部切欠斜視図である。
【図2】本考案により自動車用リヤランプを自動車ボデ
ィに取り付けた状態を示す一部切欠側面図である。
ィに取り付けた状態を示す一部切欠側面図である。
【図3】自動車用リヤランプを自動車ボディに組付ける
前の状態を示す全体の斜視図である。
前の状態を示す全体の斜視図である。
【図4】従来の自動車ボディ取付部材の斜視図である。
1 合成樹脂製グロメット
2 係止爪
3 取付脚
4 フランジ
5 球形頭部
9 弾性クリップ
10 係合溝部
フロントページの続き
(72)考案者 北島 進
愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動
車株式会社内
(72)考案者 梶野 弘
愛知県丹羽郡大口町大字大屋敷字高橋1番
地の1 株式会社青山製作所大口工場内
(72)考案者 井出 正昭
愛知県丹羽郡大口町大字大屋敷字高橋1番
地の1 株式会社青山製作所大口工場内
(72)考案者 掛布 富保
愛知県丹羽郡大口町大字大屋敷字高橋1番
地の1 株式会社青山製作所大口工場内
(72)考案者 水野 博道
愛知県丹羽郡大口町大字大屋敷字高橋1番
地の1 株式会社青山製作所大口工場内
(72)考案者 村瀬 義浩
愛知県丹羽郡大口町大字大屋敷字高橋1番
地の1 株式会社青山製作所大口工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 係止爪(2) を有する取付脚(3) の上部に
フランジ(4) を介して筒状の球形頭部(5) を続かせた合
成樹脂製グロメット(1) を自動車ボディのランプ取付面
に並設したグロメット保持孔にそれぞれ嵌合して該合成
樹脂製グロメット(1) をその中心孔(6)に螺挿されるビ
ス(8) によりグロメット保持孔に保持する一方、自動車
用リヤランプの裏側には断面形状が前記球形頭部(5) の
外形に対応する形状の係合溝部(10)を備えた弾性クリッ
プ(9) を並列して取付け、この弾性クリップ(9) の係合
溝部(10)と前記球形頭部(5) との係合により自動車用リ
ヤランプを自動車ボディに仮保持させたことを特徴とす
る自動車用リヤランプの仮保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991050448U JP2507192Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | 自動車用リヤランプの仮保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991050448U JP2507192Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | 自動車用リヤランプの仮保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133942U true JPH04133942U (ja) | 1992-12-14 |
JP2507192Y2 JP2507192Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31927894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991050448U Expired - Lifetime JP2507192Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | 自動車用リヤランプの仮保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507192Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388282B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-06-19 | 기아자동차주식회사 | 차량의 헤드램프 취부구조 |
DE102007062135A1 (de) * | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Befestigungsvorrichtung für einen Scheinwerfer in einem Kraftfahrzeug |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436708U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-06 | ||
JP3042741U (ja) * | 1997-04-21 | 1997-10-31 | サンタニー株式会社 | 衣類乾燥具 |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP1991050448U patent/JP2507192Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436708U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-06 | ||
JP3042741U (ja) * | 1997-04-21 | 1997-10-31 | サンタニー株式会社 | 衣類乾燥具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388282B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-06-19 | 기아자동차주식회사 | 차량의 헤드램프 취부구조 |
DE102007062135A1 (de) * | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Befestigungsvorrichtung für einen Scheinwerfer in einem Kraftfahrzeug |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507192Y2 (ja) | 1996-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |