JPH04120670A - 電子ファイル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、イメージスキャナで原稿から読み取った文
書や図面などのイメージデータを光ディスクなどの媒体
にファイリングしておいて必要に応じて検索して利用す
る電子ファイル装置に関し、特に、登録されている各ペ
ージのイメージデータを次々とディスプレイに表示させ
るページめくり動作の高速化に関する。

従来の技術 従来の一般的な電子ファイル装置は、第４図に示すよう
に、原稿１の画像を読み取る自動給紙機能付きのイメー
ジスキャナ２と、少なくとも１ペ一ジ分のイメージデー
タな格納する容量をもったワーキングメモリ３と、ワー
キングメモリ３内のイメージデータを表示するディスプ
レイ４と、イメージデータのデータ量圧縮のための符号
化を行う符号化回路６と、符号化されたイメージデータ
を所定の様式でファイリングする大容量のファイルメモ
リ６と、符号化イメージデータを復元するための復号化
回路７と、イメージデータな印刷出力するプリンタ８と
、操作者が制御情報などを入力するためのキーボード９
およびマウス１ｏと、装置全体を統括する制御回路１１
とを備えている。

文書をファイリングする場合、原稿Ｉを１ページずつイ
メージスキャナ２で読み取らせると、そのイメージデー
タはワーキングメモリ３に一時記憶されてディスプレイ
４に表示されるとともに、符号化回路６で符号化されて
ファイルメモリ６に格納される。操作者が所要の文書管
理情報をキーボード９で入力すると、制御回路１ｏはフ
ァイルメモリ６に管理情報を書き込んで所定の様式のフ
ァイルを作成する。

ファイリングした文書を出力する場合、操作者がキーボ
ード９により希望の文書を指定すると、ファイルメモリ
６かも該当文書のイメージデータがページ単位で読み出
され、そのイメージデータが復号回路７で復号されてワ
ーキングメモリ３にストアされ、ディスプレイ４に表示
される。また印刷指令を入力すれば、ワーキングメモリ
３のイメージデータがプリンタ８で印刷される。

発明が解決しようとする課題 前述した従来の装置において、ファイルメモリ６から読
み出して表示しようとするイメージデータがディスプレ
イ４の表示画面のサイズより大きくてデータ量が多い場
合、そのイメージデータを間引き処理によって縮小して
から表示している。

このサイズ縮小の処理には比較的時間がかかるが、従来
装置では表示出力段階でイメージデータの縮小処理を行
っているため、表示指令を与えてから該当ページのイメ
ージデータがディスプレイ４に表示されるまでに時間が
かかるという問題があった。

特に、ファイリングしである文書の各ページを次々と連
続的に表示させるページめくりの動作の場合、犬サイズ
のイメージデータの表示が遅くなるため、スムーズなペ
ージめくりが行えな（・。

この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、ディスプレイの表示すイズを超える大き
さのイメージデータであっても、小サイズのイメージデ
ータと同様に高速のページめくり動作を行えるようにし
た電子ファイル装置を提供することにある。

課題を解決するための手段 そこでこの発明では、入力される各ページのイメージデ
ータを縮小せずに原サイズのままで符号化してファイル
メモリに登録する手段に加えて、入力イメージデータが
所定サイズを超える大きさである場合にそのイメージデ
ータを適宜に縮小して符号化し、原サイズのままのイメ
ージデータとともにファイルメモリに登録する手段を設
け、原サイズと縮小サイズの両方のイメージデータが登
録されているページを前記ファイルメモリから読み出す
際には前記縮小サイズのイメージデータを復号化してデ
ィスプレイに表示する構成とした。

作用 そのままで表示できない大きなサイズのイメージデータ
については、その登録段階で必要な縮小処理を施して、
原サイズとともに縮小サイズのイメージデータをファイ
リングしておくので、ファイルから読み出して表示する
段階では縮小処理を行う必要はなく、高速に表示出力す
ることができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による電子ファイル装置を示
すもので、原稿１、イメージスキャナ２、ワーキングメ
モリ３、ディスプレイ４、符号化回路５、ファイルメモ
リ６、復号化回路７、プリンタ８、キーボード９、マウ
ス１０については従来装置と同様のものであり、以下で
は本発明の特徴部分の構成について説明する。

１１は縮小回路であって、イメージスキャナ２からワー
キングメモリ３に読み込まれた原稿１のイメージデータ
に対し、適宜な割り合℃・でデータを間引くことによっ
てサイズを縮小する。１２は原サイズのイメージデータ
と縮小サイズのイメージデータの両方が登録されている
ページをファイルメモリ６から読み出す際に、縮小サイ
ズのイメージデータを選択して復号化回路７に転送する
回路である。１３は原サイズと縮小サイズの両方のイメ
ージデータが登録されているページをファイルメモリ６
から読み出す際に、原サイズのイメージデータか縮小サ
イズのイメージデータのどちらを優先して読み出すのか
を指定する回路である。

１４は装置全体を統括する制御回路であり、基本的には
従来装置（第４図）の制御回路１０と同じであるが、本
発明を採用することで以下のように制御機能が異なる。

第２図は同装置における文書登録時の動作例のフローチ
ャートであり、第３図は同じく登録文書の表示出力時の
動作例のフローチャートである。

キーボード９により制御回路１４にファイリングの開始
指令を与えると、制御回路１４はイメージスキャナ２を
起動し、１枚の原稿１の読み取りを指示する（ステップ
１）。その原稿１のイメージデータはワーキングメモリ
３にストアされてディスプレイ４に表示される。このと
き、ワーキングメモリ３内のイメージデータのサイズが
ディスプレイ４の表示画面より大きい場合（ステップ２
）、そのイメージデータを表示画面に合わせるように間
引き処理によってサイズを縮小する（ステップ３）。イ
メージデータのサイズが小さければ縮小処理は行わない
。次にイメージデータを符号化してファイルメモリ６に
格納するが（ステップ４）、イメージデータを縮小した
場合には、その縮小したイメージデータたけでなく、縮
小前の元のサイズのイメージデータも符号化し、両者を
対応つけてファイルメモリ６に格納する。次に、制御回
路１４はスキャナ２に原稿が残って（・るか否かを調べ
（ステップ５）、残っているときにはスキャナ２に原稿
の読み取りを指示しくステップ１）、原稿が残っていな
ければ、それまで読み取った複数ページを１つの文書と
してファイリングする管理処理を行う（ステップ６）。

才だ、ファイルメモリ６に登録されて℃・る文書を読み
出す際には、キーホード９またはマウス１０の操作によ
って文書の選択を行う（ステップ７）。そして、原サイ
ズと縮小サイズの両方のイメージデータが登録されてい
るページにつ（・ては縮小データの方を優先すると操作
者が指定したならば（ステップ８）、それに従って縮小
データの方を優先的にファイルメモリ６かも読み出し、
縮小データのないページは当然それを読み出す（ステッ
プ９、ステップ１０）。読み出されたイメージデータは
復号化回路７で復元されてワーキングメモリ３にストア
され、デイスフレイ４に表示される（ステップ１１）。

このとき、ページめくりの指定があれば、データ読み出
し、復号化、表示の一連の処理が所定周期で繰り返され
、ページめくりが行われる（ステップ１２）。また、縮
小データを優先的に表示させた場合でも、特に原サイズ
のデータを表示させたい場合や、プリンタ８で印刷する
場合には原サイズのイメージデータをファイルメモリ６
から読み出して出力する（ステップ１３、ステップ１４
）。

発明の効果 以上詳細に説明したように、この発明の電子ファイル装
置では、イメージデータをファイリングする際に大きす
ぎるイメージデータを予め縮小しておくので、表示出力
時には縮小処理を行う必要がないので、データサイズに
関係なく高速応答の表示が可能となり、待ち時間の少な
いスムーズなページめくりを実現することができる。ま
た、データを縮小して登録する場合も、縮小して℃・な
い原サイズのデータも同時に登録しであるので、精密な
原寸表示や高解像度の印刷出力を必要に応じて行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電子ファイル装置の概
略ブロック図、第２図は同電子ファイル装置の登録動作
を説明するためのフロー図、第３図は同電子ファイル装
置の画像表示動作を説明すルタめのフロー図、第４図は
従来の電子ファイル装置の概略的ブロック図である。 ２・・・スキャナ、３・・・ワーキングメモリ、６・・
ファイルメモリ、１１・・・縮小回路、１２・・・縮小
データ読み出し回路、１３・・・縮小データ指定回路、
１４・・・制御回路。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ほか２名架 図 第 ６　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　入力される各ページのイメージデータを縮小せずに原
   サイズのままで符号化してファイルメモリに登録する手
   段と、前記入力イメージデータが所定サイズを超える大
   きさである場合にそのイメージデータを適宜に縮小して
   符号化し、前記原サイズのままのイメージデータととも
   にファイルメモリに登録する手段と、原サイズと縮小サ
   イズの両方のイメージデータが登録されているページを
   前記ファイルメモリから読み出す際に、前記縮小サイズ
   のイメージデータを復号化してディスプレイに表示する
   手段とを備えたことを特徴とする電子ファイル装置。