JPH03159506A

JPH03159506A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPH03159506A
Application number: JP1297566A
Authority: JP
Inventors: Toshio Sumikawa; 澄川　俊雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-11-17
Filing date: 1989-11-17
Publication date: 1991-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、２個の主母線を１個の遮断器に接続して戊る
ガス絶縁開閉装置に関するものである。

（従来の技術）ガス絶縁開閉装置は、絶縁性及び消弧性に非常に優れた
ＳＦｅガス等を充填した容器内に、遮断器及び断路器の
遮断部、断路器を収納すると共に母線等の機器を組合せ
て構成されている。この種の開閉装置は、気中絶縁方式
の開閉装置に比べて著しく小型に構成することが可能で
ある。近年では、著しい地価高騰などにより、小型化が
可能なガス絶縁開閉装置が変電所に多く採用されている
。

さらに、合理的に構成機器を配置することにより、一層
の小型化が図られ、ガス絶縁開閉装置の低廉化及び屋内
形ガス絶縁開閉装置の建屋を含めた変電所建設のより一
層の低廉・小型化が可能となる。

ここで、第５図に示した単線結線図に基づく２重母線方
式ガス絶縁開閉装置の母線連絡回線の構成例を第６図に
示した。第６図において、遮断器１の遮断器容器６の側
面には、同一方向に突出し且つ−１−下に平行して配置
した第１及び第２のＱ線接続用口出端子部３５．３６が
設けられている。

この第１及び第２のｆ１線接続用口出端子部３５．３６
には、前記遮断器の遮断部５の両端がそれぞれ接続導体
３７及び３８により導出されている。

さらに、前記母線接続用目出端子部３５．３６には、第
１及び第２の１４線側ユニット２．３が、それぞれ変流
器３９ａ又は３９ｂを介し、且つ前記変流器３９ａ，３
９ｂと遮断器容器６との間に、第１及び第２の絶縁スベ
ーサ１８ａ又は１８ｂを配設して接続されている。

なお、第１及び第２の母線側ユニット２．３は、遮断器
容器６の軸線と直角の水平方向に設けられている三相主
Ｉ１線１３ａ，１３ｂに、第１．第２の母線側断路器１
４ａ，１４ｂの可動子が接続され、一方、この第１，第
２の母線側断路器１４ａ，１４ｂの固定子は、変流器３
９ａ，３９ｂを介し、前記遮断器容器６の第１．第２の
母線接続川口出端子に接続されている図示されていない
遮断器接続端子部に接続され、絶縁スペー”サ１８ａ，
１８ｂを介してそれぞれ接続導体３７．３８へと連結さ
れ、また、前記母線側断路器１４ａ，１４ｂの遮断器ｆ
ｆｌｌ１端子と、図示されていない遮断器接続端子部と
の間に、、第１，第２の接地開閉器３０ａ，３０ｂが配
設されている。また、第２の１１線側ユニット３の下部
には、当該回線のホ１１御盤３４が配設されている。

（発■が解決しようとする課題）以上の様に構戊されたガス絶縁開閉装置においては、以
下に述べる様な解決すべき課題があった。

即ち、第６図に示した様なガス絶縁開閉装訝の断路器１
４ａ，１４ｂ、接地開閉器３０ａ．３０ｂにおける通常
の操作メカニズムは、それぞれの断路器、接地開閉器毎
に設けられた操作装置によって行われている。即ち、断
路器１４ａ．１４ｂには回転軸１５ａ．１５ｂが接続さ
れ、連結リンク２１ａ，２１ｂを介して断路器操作装置
２２ａ，２２ｂに接続され、また、接地開閉器３０ａ，
３０ｂには回転軸３１ａ．３ｌｂが接続され、連結リン
ク３２ａ，３２ｂを介して接地開閉器操作装置３３ａ，
３３ｂに接続されている。そして、各操作装置２２．３
３によって対応する断路器あるいは接地開閉器が駆動さ
れる。この様に、従来のガス絶縁開閉装置においては、
断路器，接地開閉器毎に各２台、合計４合に対して、４
個の操作装置と４組の連結リンクが必要であった。

しかしながら、近年、ガス絶縁開閉装置は、機器の複合
化や絶縁設計の合理化等の技術革新により、小型化の一
途を辿っているが、操作装置に関しては、その内部に各
機器を駆動するに足りるパワーを有するモーター類や、
制御系へ組込まれる補助スイッチ等多種多様の部品を収
納しており、機器本体の小型化に追随して小型化するこ
とが困難であり、最近では、ガス絶縁開閉装置のレイア
ウト等が操作装置の大きさと配置により左右されるケー
スも生じている。さらに、ガス絶縁開閉装置のコスト低
減を図る」二で、設置すべき操作装置の数の多いことが
障害になる場合も生じている。

本発明は、以上の欠点を解消するために提案されたもの
で、その目的は、ガス絶縁開閉装置の構成機器の簡略化
を可能とすると共に、操作性の向上を図ったガス絶縁開
閉装置を提供することにある。

［発明の構戊］（課題を解決するための手段）本発明のガス絶縁開閉装置は、第１，第２の断路器を駆
動する駆動軸、または、第１，第２の接地開閉器を駆動
する駆動軸の少なくともいずれか一方を、それぞれ対応
する１組の断路器用連結リンクまたは接地開閉器用連結
リンクを介して、それぞれ対応する１つの断路器操作装
置または接地開閉器操作装置に接続したことを特徴とす
るものである。

（作川）本発明のガス絶縁開閉装置によれば、２台の母線側断路
器または２台の接地開閉器を、それぞれ１組の連結リン
クを介してそれぞれ１つの操作装置に接続しているため
、従来に比べて操作装置の設置個数の削減が可能な上に
、遠方操作のシーケンスや手動操作時の作業性が改善さ
れ、さらに、ガス絶縁開閉装置の一層の縮小化も可能と
なる。

（実施例）以下、本発叩の一実施例を第１図に基づいて具体的に説
叩する。なお、第５図及び第６図に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明を省略する。なお
、第１図は第６図に示した従来型と同じ２重ｌリ線方式
の母線連絡回線に本発明を適用した三和一括形ガス絶縁
開閉装霞を示したものである。

本実施例においては、第１図に示した様に、第１，第２
の母線側断路器１４ａ．１４ｂの可動子を駆動する回転
駆動軸５０ａ，５０ｂが、第１，第２の母線側ユニット
２．３間に、遮断器の軸線と平行に、且つ、互いに対向
する様に配置されている。また、この回転駆動軸５０ａ
．５０ｂは、１組の連結リンク５１を介して、断路器操
作装置５２に連枯されている。この断路器操作装置５２
は、第１．第２の主母線の前面に配置されている。

この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置にお
いては、遮断器１を開梅した後に実施するその両側の断
路器１４ａ．１４ｂの開極動作を、１個の操作装ｖＩｉ
．５２と１組の連結リンク５１を川いて同時に実施する
ことができるため、従来に比して、操作装置が一つ不要
となり、コストの低減が可能となる。また、操作シーケ
ンスの簡略化を図ることができ、非常時に行う丁動操作
においても、一回の操作により２台の断路器を操作でき
るため、作業を簡略化することができる。

また、第２図及び第３図に示した様に、２重１１線方式
の母線区分回線に本発四を適用することもできる。即ち
、区分される母線の一方側を第１の主母線１３ａ、他方
側を第２の主母線１３ｂとして、この間に接続される断
路器１４ａ．１４ｂ、遮断器メインテナンス用接地開閉
器３０ａ，３０ｂ１変流器３９ａ，３９ｂ，遮断器１を
、第１図に示した母線連絡回線のガス絶縁開閉装置と同
じ形に構成する。そして、遮断器１を架台５３の上に配
置して、前記第２の主母線１３ｂの位置が母線連絡回線
等における」二側の主母線の位置と一致する様に、この
ユニット全体を持ち」二げて配設する。この場合も、第
１，第２の母線側断路器１４ａ，１４ｂの可動子を駆動
する駆動軸（図示せず）が、１組の連結リンク５１を介
して、一つの断路器操作装置５２に連結されている。本
構戊においても、第１図に示したガス絶縁開閉装置と同
じ作用，効果が得られる。

この様に、本実施例によれば、２合の母線側断路器を１
組の連結リンクを介して１つの操作装置に接続している
ため、操作装置の設置個数を削減でき、遠方操作のシー
ケンスや手動操作時の作業性が大幅に向上する。また、
ガス絶縁開閉装置の縮小化も可能となるという利点もあ
る。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、第４図に示した様に、母線側断路器ばかりでなく、
遮断器メインテナンス用接地開閉器２台を１台の操作装
置にて操作する様に構成しても良い。即ち、接地開閉器
３０ａの駆動軸６０ａ，６０ｂが、第１．第２の母線側
ユニット２，３間に、遮断器の軸線と平行に、且つ、互
いに対向する様に配置されている。また、この駆動軸６
０ａ，６０ｂは、１組の連結リンク６１を介して、一つ
の接地開閉器操作装置６２に連結されている。

この場合、母線側断路器ばかりでなく、接地開閉器の操
作装置も一つとなるので、作業性の向」二及び縮小化と
いった効果はより大きなものとなる。

また、本発明は、２重母線方式においては、母線連絡ユ
ニット及び母線区分ユニット、単母線方式においては母
線区分ユニット及び分岐母線が、主母線と同一の側に導
出される場合の線路引出しユニット，トランス引出しユ
ニット，さらには１・１／２ＣＢ方式における遮断器，
断路器ユニットと多岐にわたって適用することができる
。

［発明の効果］以上述べた様に、本発明によれば、２台の母線側断路器
または２台の接地開閉器を、それぞれ１つの操作装置に
よって同時に駆動できるため、操作装置の削減、操作シ
ーケンスの簡略化、手動操作時の作業簡略化等を可能と
したガス絶縁開閉装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発門の一実施例を示す２重Ｉリ線方式母線連
絡回線のガス絶縁開閉装置の一部切欠側断面図、第２図
は本発門の他の実施例を示す２重ｒ１線方式１４線区分
回線の単線桔線図、第３図は第２図に基づくガス絶縁開
閉装置の一部切欠側断面図、第４図は本発明の他の実施
例を示す一部切欠側断面図、第５図は一般的な２重ｌリ
線方式ｌリ線連絡回線の単線結線図、第６図は従来の２
ｆｎｌＪ線方式ＪｊＪ線連絡回線のガス絶縁、開閉装置
の一部切欠側断面図である。１・・・遮断器、２，３・・・第１，第２の１１線側ユ
ニット、４・・・線路側ユニット、５・・・遮断部、６
・・・遮断器容器、７・・・遮断器機構箱、１３ａ，１
３ｂ・・・第１，第２の主母線、１４ａ．　　１４ｂ−
・・第１，第２の母線側断路器、１５ａ．１５ｂ・・・
第１，第２の母線側断路器の駆動軸、１６ａ，１６ｂ・
・・第１，第２の母線側ユニット、１８ａ．１８ｂ・・
・第１，第２の絶縁スペーサ、２１ａ，２ｌｂ・・・連
粘リンク、２２ａ，２２ｂ・・・第１，第２の母線側断
路器操作装置、３０ａ，３０ｂ・・・第１，第２の遮断
器メインテナンス用接地開閉器、３１ａ，３ｌｂ・・・
第１，第２の遮断器メインテナンス用接地開閉器駆動軸
、３２ａ，３２ｂ−・・連結リンク、３３ａ，３３ｂ・
・・接地開閉器操作装置、３４・・・制御盤、３５．３
６・・・第１．第２の母線接続用口出端子部、３７．３
８＝−・接続導体、３９ａ，３９ｂ−・・変流器、５０
ａ、５０ｂ・・・第１，第２の母線側断路器の駆動軸、
５１・・・連結リンク、５２・・・母線側断路器操作装
置、５３・・・架台、６０ａ，６０ｂ・・・第１，第２
の遮断器メインテナンス用接地開閉器駆動軸、６１・・
・連桔リンク、６２・・・接地開閉器操作装置。

Claims

【特許請求の範囲】第１の主母線と第１の母線側断路器とを含んで成る第１
の母線側ユニットと、第２の主母線と第２の母線側断路
器とを含んで成る第２の母線側ユニットとを、遮断器の
軸線と直角の同一方向に並置した遮断器の第１、第２の
口出端子部に、それぞれガス区分して平行に接続し、ま
た、前記第１、第２の母線側断路器の遮断器側端子と前
記第１、第２の遮断器口出端子部との間に、それぞれ第
１、第２の接地開閉器を配設して成るガス絶縁開閉装置
において、前記第１、第２の断路器を駆動する駆動軸、または、第
１、第２の接地開閉器を駆動する駆動軸の少なくともい
ずれか一方を、それぞれ対応する１組の断路器用連結リ
ンクまたは接地開閉器用連結リンクを介して、それぞれ
対応する１つの断路器操作装置または接地開閉器操作装
置に接続したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。