JPH0375223A - インジウムの回収方法 - Google Patents

インジウムの回収方法

Info

Publication number
JPH0375223A
JPH0375223A JP1206654A JP20665489A JPH0375223A JP H0375223 A JPH0375223 A JP H0375223A JP 1206654 A JP1206654 A JP 1206654A JP 20665489 A JP20665489 A JP 20665489A JP H0375223 A JPH0375223 A JP H0375223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxalate
aqueous solution
acid
added
oxalic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1206654A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Yoshimura
吉村 了治
Nobuhiro Ogawa
小川 展弘
Takashi Mori
隆 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP1206654A priority Critical patent/JPH0375223A/ja
Publication of JPH0375223A publication Critical patent/JPH0375223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インジウム(in)を含む水溶液から有価物
であるInを回収する方法に関するものである。
[従来の技術] 1nを主成分として含む水溶液としては、例えば、亜鉛
製錬工程の副産物として得られる製錬中間物のIn溶液
、錫をドープした酸化In(以下ITOと記載する)ス
パッタリングターゲットのスクラップを酸に溶解したも
の等が挙げられる。
現在、Inは、InP、 InAs等の金属間化合物や
ITO等の透明導電性薄膜として利用されており、今後
、益々1nの需要は伸長するものと期待されている。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]1nは
、亜鉛製錬工程等の副産物として製造されており、その
方法は、種々の化学的精製と電解析出を利用する方法、
イオン交換法、溶媒抽出法等である。これらの方法はい
ずれも大型な装置を必要とし、運転操作も複雑で、原料
組成の変化に対応することが容易でない。
また、ITO等の電子材料は製造工程での歩留りが悪く
、使用するInの大部分がスクラップとなるため、これ
らのスクラップから有価物であるInの回収が期待され
ているが、未だ満足する経済的な方法は確立されていな
い。
[発明の目的] 本発明は、従来技術のもつ前記課題を解決すべく為され
たものであって、Inを含む水溶液からInを簡便な装
置で容易に回収する方法を提供することを事を目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、Inを含む水溶液からInを有機酸塩と
して回収する方法を鋭意検討した結果、多種類のIn有
機酸塩の中で蓚酸塩が最も難溶性であるとの知見を基に
して、Inを含む水溶液のpHを調整して、添加する蓚
酸及び/又は蓚酸塩の量を調整する事により、1nの蓚
酸塩が選択的に生成する事を見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、Inを含む水溶液のpHをO〜2に調
整し、又は調整しつつこの水溶液に蓚酸及び/又は蓚酸
塩を添加し、又は、Inを含む水溶液に蓚酸及び/又は
蓚酸塩を添加しこの水溶液のpHを0〜2に調整し水溶
液中のInを蓚酸塩として分離する事を特徴とするIn
の回収方法に関するものである。以下、本発明をさらに
詳細に説明する。
本発明で言うInを含む水溶液とは、例えば、亜鉛製錬
工程の副産物として得られる製錬中間物のIn溶液、I
TOスクラップの酸溶解液などである。
ここで用いる水溶液中のInの含有量には特に制限はな
いが、該水溶液中の金属イオンの総モル数の70%以上
がInである時、本発明の効果が顕著に現われる。
Inを含む水溶液中の1n含有量がIn以外の金属イオ
ンに比べて多ければ多いほど、本発明により得られるi
nの純度、回収率も向上し、本発明では99.99%(
以下4Nと記載する)以上の高純度Inを回収する事が
できる。
次にITOスクラップを用いた例について詳述する。
ITOスクラップの酸溶解液には錫が含まれているが、
この錫を酸溶解液の前処理により分離し、Inの含有率
の大きい酸溶液として、これを本発明の方法で処理すれ
ば、高回収率で高純度の1n成分を得る。この際の錫の
分離方法としては、錫をハロゲノ錫酸塩として沈殿分離
する方法等が挙げられる。即ち、錫を含む水溶液から、
強酸性下及びハロゲンイオンの存在下、ハロゲノ錫酸塩
を生成させ、錫を選択的に分離する方法である。
・このような溶液から、ハロゲノ錫酸塩を生成させる場
合、錫を含む溶液を強酸性とする事が必要である。この
強酸性水溶液の酸の濃度はプロトン濃度で0.5mo、
L/i以上が好ましく、更に3 mo1/1以上が特に
好ましい。プロトン濃度が低い場合は、ハロゲンイオン
必要量、ハロゲノ錫酸塩の対イオンとなる陽イオンの必
要量が増大し、不経済であるばかりか、錫化合物の沈殿
生成量も減少する。更に、プロトン濃度が低過ぎると溶
液中の各種金属イオンが水酸化物として生成すると同時
にInも水酸化物となるため、錫の選択的分離が困難と
なり、同時に生成物の分離性も悪くなる。上記プロトン
濃度を調整する際に用いる酸の種類は特に限定しないが
、塩酸、硝酸、硫酸等の強酸が好ましく、特に、フッ酸
、塩酸、臭素酸等のハロゲンを含む酸を使用した場合、
酸の濃度とハロゲンイオン濃度を同時に調整できるため
好ましい。
又、ハロゲノ錫酸塩を沈殿生成させる際、Inと錫を含
む水溶液中にハロゲンイオンの存在が必要である。In
と錫を含む強酸性水溶液のハロゲンイオン濃度は、ハロ
ゲンイオンの種類にもよるが錫の含有量に対して50倍
モル以上が好ましく、特に、80倍モル以上が好ましい
。ハロゲンイオンの調整方法としてはハロゲンイオンを
含む酸、例えば塩酸等を添加して調整してもよいが、塩
化ナトリウム、塩化アンモニウム等のハロゲンイオンを
含む塩を添加して調整してもよい。
このようにInと錫を含む水溶液は、ハロゲンイオンが
存在し、強酸性下であることが必須条件であるため、必
然的に錫を含む溶液が塩酸水溶液、臭化水素酸水溶液等
のハロゲンイオンを含む強酸性溶液である場合が最も経
済的でかつ操作を簡略化でき好ましいが、錫を含む硫酸
水溶液等のハロゲンイオンを含まない強酸性水溶液に、
塩化アンモニウム等のハロゲンイオン源を添加する事に
よっても該必須条件を達成でき、又、ハロゲンイオンと
錫を含む水溶液に硫酸を添加する事によっても達成でき
る。
また、ここで言う錫は、Sn”、Sn’+いずれでもよ
い。このどちらのイオンに対しても、錫の除去効果は顕
著である。また、処理する水溶液の錫の濃度は、0.5
sIIoJ! / 1以上であることが好ましく、錫の
濃度が低い場合、錫の分離効果が小さくなる。
このような強酸及びハロゲンイオンが共存するInと錫
を含む水溶液に、ハロゲノ錫酸イオンの対イオンを供給
し、ハロゲノ錫酸塩を生成させる。ノ\ロゲノ錫酸塩の
対イオンとなる陽イオンの添加量は、ハロゲンイオン濃
度と酸濃度にもよるが、錫に対してハロゲノ錫酸塩の対
イオンが等モル以上になるように添加する事が好ましい
。この対イオンの添加量が少ない場合、ノ\ロゲノ錫酸
塩の沈殿生成効率が悪くなり、必要以上に多過ぎると不
経済である。陽イオンの添加方法としては水溶液中で電
解質として作用するものであれば良く、無機質物でも有
機質物でも良い。無機質物としては、アンモニア水、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、
水酸化マグネシウム等の塩基、及びこれらの塩酸塩、硝
酸塩、硫酸塩等が挙げられる。有機質物としては、メチ
ルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ピリジン等
の塩基及びこれらの塩酸塩等が挙げられる。ノ\ロゲノ
錫酸塩はアンモニウム塩及び/又はアミン類の塩として
生成させる事が好ましく、この時、溶液中へのナトリウ
ムイオン、カルシウムイオン等の無機金属イオンの混入
が避けられ、本発明の効果も著しい。しかし経済性を考
えるとアンモニウム塩として生成させる事が特に好まし
い。水酸化ナトリウムのような塩基を添加する場合は、
溶液中のプロトン濃度が減少するため、プロトン濃度が
低過ぎる事のないように注意する必要がある。電解質の
添加方法としては粉状、スラリー状、水溶液等の状態で
添加する方法があるが、液量の増加が予想される場合は
、粉状のものを用いる方法が良く、錫の分離効果も大き
くなる。
このようにして、錫を選択的に生成させるが、生成させ
る際の温度は特に制限はなく、5〜60℃が好ましい。
この温度が高過ぎると生成物の溶解度が大きくなり生成
量が低下する。
次に、得られたハロゲノ錫酸塩の生成物を含むスラリー
からハロゲノ錫酸塩を分離する。この分離には通常の装
置、例えば、遠心分離器、ベルトフィルター ドラムフ
ィルター等を用いる事ができる。
得られた生成物は、錫イオンにハロゲンイオンが配位し
た陰イオン錯体が、添加した電解質のアンモニウムイオ
ン、ナトリウムイオン等を対イオンとして生成したハロ
ゲノ錫酸塩である。例えば、クロル錫酸アンモニウム、
ブロム錫酸アンモニウム、クロル錫酸ナトリウム等であ
る。又、生成物を分離して得られた濾液は、Inイオン
に対して錫イオンの量が少なく、本発明でこのような溶
液を用いると、Inの蓚酸塩としての回収率及び純度が
向上する。
このようにして得たInを主成分とする水溶液に酸又は
アルカリを添加しpH調整を行なう。pH調整の最適範
囲は、Inの濃度、温度、添加する蓚酸及び/又は蓚酸
塩の量によるが、pHO〜2以下の範囲に調整する事が
好ましい。しかしこのpHが必要以上に低すぎるとIn
蓚酸塩の溶解度が大きくなりIn成分の回収率が低下す
る。又pnが高過ぎると得られたIn蓚酸塩の中に!n
以外の金属が多量に混入し、精製効果が小さくなる。p
H調節の際に添加する酸の種類は特に限定はなく、塩酸
、硫酸、硝酸等の鉱酸が挙げられる。又、添加するアル
カリの種類にも制限はないが、アルカリ金属の水酸化物
、アルカリ土類金属の水酸化物、アンモニア等が挙げら
れる。この際アンモニアを用いる場合、Inを主成分と
する水溶液中にナトリウムイオンやカリウムイオン等の
金属イオンが混入しないため、高純度のInを回収する
場合は特に好ましい。酸又はアルカリの添加方法は、水
溶液、スラリー、粉状、ガス状等いずれの状態で添加し
てもよいが、スラリー、粉状、ガス状で用いることが液
量の増加がなく、Inの回収率及び生産性を向上させ好
ましい。
本発明ではinを含む水溶液から蓚酸塩としてInを生
成させるため添加する蓚酸及び/又は蓚酸塩は、蓚酸塩
としてはアルカリ金属の塩、アルカリ土類金属の塩、ア
ンモニウム塩等が挙げられ、金属イオンを含まない塩が
高純度のInを回収するためには好ましく、アンモニウ
ム塩が特に好ましい。
蓚酸及び/又は蓚酸塩は水溶液、粉状、スラリーいずれ
の状態でも添加する事ができ、蓚酸及び/又は蓚酸塩の
溶解度の大きい、アルコール溶液として添加してもよい
。蓚酸及び/又は蓚酸塩の添加量は、溶液の温度、90
% In濃度、In以外の金属イオンの濃度等によって
適宜異なるが、Inに対して0.5〜2.5倍等量が好
ましい。この量が前記範囲より少ないとInの回収率が
低下し、又、多いとIn以外の金属イオンが共に生成す
る。
例えば、4N程度のinとして回収する際、溶液中のi
nの含有量が多い時は蓚酸の添加量を多くし、pHを1
〜2の範囲としてinの蓚酸塩を生成させる。
逆に溶液中のInの含有量が他の金属に比べて少ない場
合は、蓚酸量を少なくし、pHを0〜1の範囲にしてI
nを蓚酸塩として生成させる。
Inを含む水溶液の酸又はアルカリの添加と蓚酸及び/
又は蓚酸塩の添加の順序は特に限定はしないが、最も簡
単の方法は、1nを含む水溶液のpHを0〜2の範囲に
調整し蓚酸及び/又は蓚酸塩を添加する方法である。こ
の場合は、蓚酸及び/又は蓚酸塩の添加速度が遅いほど
In以外の金属イオンの共生成を抑制する事ができ、よ
り高純度なInの蓚酸塩を得る事ができる。Inを含む
水溶液が強酸性の場合は、初めにpHを調整しても良い
が、初めに蓚酸及び/又は蓚酸塩を添加し、その後アル
カリでpHを0〜2に調整しても良い。この場合もアル
カリの添加速度が遅いほど、即ち、徐々にpHを上昇さ
せる事により高純度の10の蓚酸塩が得られる。又、I
nを主成分とする水溶液にアルカリを添加し水溶液中の
金属イオンを水酸化物のゲル状の生成物スラリーとし、
このスラリーに蓚酸及び/又は蓚酸塩を添加しその後酸
を添加してpHを0〜2の範囲に調整しInの蓚酸塩を
生成させる事もできる。この場合、非常に微細でかつ高
純度なinの蓚酸塩が得られる。このようにしてInの
蓚酸塩を生成するが、その反応温度は特に限定されず1
0〜60℃が好ましい。
次に、得られたInの蓚酸塩を含むスラリーからInの
蓚酸塩を分離回収する。この際の分離には、通常の装置
、例えば、遠心分離器、ベルトフィルター、ドラムフィ
ルター等を用いる事ができる。
Inの蓚酸塩の濾過性は極めて良く、短時間で容易に固
液分離できる。
得られたInの蓚酸塩は、純水、希酸の水溶液又は希蓚
酸水溶液などで洗浄しInの蓚酸塩に付着したIn以外
の金属塩を除去することが好ましい。
このようにして得られた1nの蓚酸塩は焼成するなどし
てInの酸化物として利用できる。
[発明の効果] 従来、イオン交換塔、電解槽、溶媒抽出槽等の大型装置
を使用してInの精製を行なっていたが、本発明は、簡
便な装置及び操作で4〃以上のInを回収する事ができ
、また、1n以外の金属イオンの存在量に比較的影響さ
れないため、Inを含むスクラップからのIn回収方法
に良好に適応できる。
[実施例] 以下に本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明はこ
れらに限定されるものでない。
実施例1 撹拌機を備えた11のセパラブルフラスコに36%塩酸
水溶液IJとITOターゲットスクラップ2゜Ogと塩
安107g入れ、80℃、3時間で撹拌し、ターゲット
を溶解した。得られた溶解液を濾過し、残留物を取除き
組成を分析した結果、 塩酸濃度:  8.5 moJ / IIn    :
  1.14  〃 Sn    :  10.i n+mo 1 / JC
a    :  1.1  // re    :  1.9  ” Zr    :  1.1  l/ Zn    :  2.2  〃 Na    :3〃 であった。このターゲット溶解液100mjを撹拌機を
備えた500−のセパラブルフラスコにとり、更に、H
2C204・H2O30gを318mJ!の純水に溶解
した蓚酸溶液を加えた。次にこの溶液を撹拌しながら、
28%アンモニア水を添加し溶液のpHを1.1に調節
してInの蓚酸塩を得その後2時間撹拌を続けた。この
時の温度は25℃であった。次に、No、 5Gの濾紙
で吸引濾過し062%の蓚酸水溶液で洗浄し1nの蓚酸
塩を得た。濾過性は非常に良く濾液中のIJLから10
回収率は91%であった。得られたケーキを乾燥した後
、700℃で3時間焼成して酸化Inを得た。得られた
酸化Inを塩酸に再溶解し、誘導結合プラズマ発光分光
分析装置(以下1cPと記載)により、In以外の金属
元素を分析したところ酸化Inに対して10ppm以下
であった。ただしNaは原子吸光分析装置にて測定した
比較例1 実施例1のターゲット溶解液の100mAを撹拌機を備
えた1000 m 1のセパラブルフラスコにとり、更
に、H2C204” H2060gを[132ffij
!の純水に溶解した蓚酸溶液を加えた。次にこの溶液を
撹拌しながら、28%アンモニア水を添加し、溶液のp
Hを1.1に調節してInの蓚酸塩を生成させた。その
後2時間撹拌を続けた。この時の温度は25℃であった
。次に、No、5Gの濾紙で吸引濾過し0.2%の蓚酸
水溶液で洗浄しInの蓚酸塩を得た。濾過性は非常に良
く、濾液中のInff1からIn回収率は99%であっ
た。得られたケーキを実施例1と同様にして酸化Inと
し、塩酸に再溶解しIn以外の金属元素を分析したとこ
ろ酸化Inに対してSn:85LOppm、 Ca:3
00ppm SFe:500ppm 、 Zr:700
ppm 、 Zn:990ppm 。
Na:2QOppm含まれており、添加した蓚酸量が多
いため、収率は上がったがその他の不純物が多く共沈し
た。
比較例2 実施例1のターゲット溶解液の100−を撹拌機を備え
た500−のセパラブルフラスコにとり、更に、H2C
204・H2030gを316−の純水に溶解した蓚酸
溶液を加えた。次にこの溶液を撹拌しながら、28%ア
ンモニア水を添加し、溶液のphを0以下に調節してI
nの蓚酸塩を生成させた。その後2時間撹拌を続けた。
この時の温度は25℃であった。次に、No、5Cの濾
紙で吸引濾過し0.2%の蓚酸水溶液で洗浄しInの蓚
酸塩を得た。濾過性は非常に良いがpHが低過ぎたため
In回収率は26%であった。
比較例3 このターゲット溶解液の100−を撹拌機を備えた50
0IIl、gのセパラブルフラスコにとり、更に、H2
C20a ・H2O30gを316−の純水に溶解した
蓚酸溶液を加えた。次にこの溶液を撹拌しながら、28
%アンモニア水を添加し、溶液のpHを3.1に調節し
てInの蓚酸塩を生成させ、2時間撹拌を続けた。この
時の温度は25℃であった。次に、No、5Cの濾紙で
吸引濾過し0.2%の蓚酸水溶液で洗浄しInの蓚酸塩
を得た。濾過性は非常に良く濾液中の1n量からIn回
収率は99%であった。得られたケーキを実施例1と同
様にして酸化Inを得て塩酸に再溶解しIn以外の金属
元素を分析したところ酸化Inに対してSn:9100
1)pIII、 Ca:290+)I3In 、 P(
3:510p1)m 、Zr:890ppn+ SZn
:11000pp、 Na:250ppm含まれており
、pHが高過ぎたため収率は向上したが、他の不純物が
多く共沈した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インジウムを含む水溶液のpHを0〜2に調整し、又は
    調整しつつこの水溶液に蓚酸及び/又は蓚酸塩を添加し
    、又は、インジウムを含む水溶液に蓚酸及び/又は蓚酸
    塩を添加しこの水溶液のpHを0〜2に調整し水溶液中
    のインジウムを蓚酸塩として分離する事を特徴とするイ
    ンジウムの回収方法。
JP1206654A 1989-08-11 1989-08-11 インジウムの回収方法 Pending JPH0375223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1206654A JPH0375223A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 インジウムの回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1206654A JPH0375223A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 インジウムの回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0375223A true JPH0375223A (ja) 1991-03-29

Family

ID=16526931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1206654A Pending JPH0375223A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 インジウムの回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0375223A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5543031A (en) * 1994-08-19 1996-08-06 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. Method for recovering indium by electrowinning and apparatus therefor
WO2005095659A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. インジウム含有メタルの製造方法
JP2005314786A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd インジウムの回収方法
CN110055422A (zh) * 2019-05-21 2019-07-26 华南理工大学 一种回收废弃液晶显示屏中铟的方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5543031A (en) * 1994-08-19 1996-08-06 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. Method for recovering indium by electrowinning and apparatus therefor
WO2005095659A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. インジウム含有メタルの製造方法
JP2005314786A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd インジウムの回収方法
KR100821608B1 (ko) * 2004-03-31 2008-04-15 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 인듐 함유 메탈의 제조 방법
CN110055422A (zh) * 2019-05-21 2019-07-26 华南理工大学 一种回收废弃液晶显示屏中铟的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0382720A (ja) インジウムを回収する方法
CN107827089B (zh) 一种碲化亚铜化合物废料中二氧化碲的分离回收方法
TWI428451B (zh) 由無鉛廢焊料回收貴重金屬的方法
CN103781923A (zh) 用于纯化氧化锌的方法
WO2018072499A1 (zh) 一种从硫酸体系含铜废液中回收碱式氯化铜的方法
KR100821608B1 (ko) 인듐 함유 메탈의 제조 방법
JP5032400B2 (ja) ニッケル酸化物
JP5589854B2 (ja) ビスマスの回収方法
JP2010138490A (ja) 亜鉛の回収方法等
JPH0375223A (ja) インジウムの回収方法
JP7090877B2 (ja) 有価金属の回収方法
JP2889890B2 (ja) 酸化インジウムの製造法
CN111099652B (zh) 一种银电解废液中银铜分离的方法
JP4275939B2 (ja) タンタル化合物及び/又はニオブ化合物の回収方法
CN113354048B (zh) 一种重金属沉淀剂、应用、制备方法以及污酸废水处理方法
JP5447824B2 (ja) 亜硝酸ロジウム錯イオン溶液の精製方法と、そのアンモニウム塩の製造方法。
CN112239221B (zh) 一种从含铷高盐卤水中提取氯化铷的方法
JP7347083B2 (ja) 高純度酸化スカンジウムの製造方法
JP2007039798A (ja) インジウム回収方法とその用途
JP5119524B2 (ja) インジウムの回収方法
JPH0375224A (ja) インジウム水溶液の精製方法
JP4351912B2 (ja) ニオブ化合物及び/又はタンタル化合物の精製方法
JPH03223429A (ja) 銀含有硝酸液からの銀の回収方法
JPS63496A (ja) ガリウム電解液の浄液方法
CN111020241A (zh) 一种从氧氯化锆母液中提取氧化钪的方法