JPH036748A - オンライン端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オンラインシステムにおける端末装置に関し
、端末障害時の障害情報の取得方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の端末装置は、特開昭５９−１３９４３９号公報に
記載のように、端末障害発生時のメモリ内容を障害デー
タとして保存、人手操作を介して他システムにて収集、
障害原因の追求を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、端末が多数のモジュールから構成され
、それらが複雑に通信して業務を実現する装置において
、障害情報が大量となり、障害情報を保存するためメモ
リ量やディスク容量を増加させていた。さらに、障害発
生時から、人手介入し、他端末に障害情報を出力する迄
に時間がかかり、この間の端末動作により、障害発生時
のメモリ状態が更新されてしまい、障害状況が正しく把
握できない問題があった。本発明は、障害発生時に取得
する障害情報を障害現象に応じて限定して取得すること
を可能にし、メモリ量、ディスク量の増大を防ぎ、障害
発生から障害情報出力迄の時間を延長し、障害情報が更
新されることを低減することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、トレース手段を設け、各モ
ジュールが障害解析に必要となる情報をトレース情報と
してトレース手段にトレース要求し、トレース手段は各
モジュールからのトレース要求により時系列的にトレー
ス情報をトレース領域に蓄積するものである。

さらに、トレース手段は、ホストからのトレース制御電
文を得ることにより、各モジュールからのトレース要求
をトレース制御電文で指示されるモジュール別トレース
取得指示により選択して蓄積するものである。

〔作　用〕

各モジュールは、障害解析に必要となる情報を常時トレ
ース要求を行なう。トレースコマンド解析部は、ホスト
からのトレース制御電文を解析し、各モジュール別にト
レース取得の有無をトレース実行部に通知する。トレー
ス実行部はトレースコマンド解析部からのトレース有無
通知に従って、各モジュールからのトレース要求を選択
し必要な情報のみを情報蓄積する。このような動作によ
り不要な情報は蓄積しないようにすることが可能である
。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明する
。

第１図は、オンラインシステムの構成図である。

図において、１は端末装置は、３通信回線を介して、２
ホストコンピユータと接続する。また、４ＣＰＵにより
９フロツピデイスクやディスク装置からプログラムが５
メモリに読み出され実行されることにより、６通信アダ
プタを制御しホストコンピュータとの通信、８表示アダ
プタを制御し１ｏ表示装置に画面表示を行ってオンライ
ン業務を遂行する。

第２図は、端末装置内プログラムのモジュール構成を示
すブロック図である。１１通信制御部はホストコンピュ
ータとの通信を制御し、ホストから受信した電文を１２
主制御部に通知する。１６人出力制御部は８表示アダプ
タを介して１０表示装置と接続、表示装置からの入力情
報を受けとり主制御部に連絡する。主制御部は、通信制
御部から通知されるホストからの受信電文、入出力制御
部から通知される表示装置からの入力情報を解析し、要
求の処理部である１３トレス解析部や１４業務処理部に
処理要求を通知する。トレースコマンド解析部は、トレ
ース制御電文についてトレース制御コマンドの内容によ
り各モジュール別のトレース取得を行うか否かを１５ト
レ一ス処理部に通知する。また、業務処理部は、端末装
置の機能であるオンライン業務を実行する処理部であり
、業務に応じて複数存在し、それら処理部および通信制
御部や入出力制御部がお互いに通信し合って所定の業務
を遂行する。各業務処理部等端末装置内の各モジュール
は、他モジュールとの通信情報をトレース情報としてト
レース処理部にトレース要求を行う。トレース処理部は
各モジュールからのトレース要求に対し、トレース解析
部から通知されたトレース通知により、トレース有の指
示を受けたモジュールからのトレース要求に対するトレ
ース情報を５メモリや９フロツピデイスクやディスク装
置に蓄積し記録する。トレース無の指示を受けたモジュ
ールからのトレース要求に対してはトレース情報の蓄積
は行なわない。

第３図は、ホストから転送するトレース制御電文のフォ
ーマット図である。電文の先頭にある電文種によりトレ
ース制御電文であることが主制御部により認識され、ト
レース解析部に通知される。

電文種に続くトレース制御コマンドは、モジュール１〜
ｎに対するトレースの有／無をこの順に持っており、ト
レース解析部からトレース処理部に順次波される。トレ
ース処理部は、モジュール別にトレース有／無をメモリ
上で管理する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、障害状況に応じた障害情報の取得が可
能となるので、障害に関係のない余分な情報を取得する
ことがなくなり、障害情報領域であるメモリ量やディス
ク容量を増加させずに、より長時間障害情報を取得する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のオンライン端末システム構
成を示すシステム構成図、第２図は本発明の一実施例に
係る端末装置プログラムの構成を示すブロック図、第３
図はトレース制御電文のフォーマット図である。 １１：通信制御部、１２：主制御部、１３ニドレ一ス解
析部、１４：業務処理部、１５ニドレ一ス処理部。 トレース制御覧文

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ホストと通信回線で接続し、マイクロプロセッサ、
   メモリ、ファイル装置等の入出力装置を備え、プログラ
   ム制御により業務を遂行するオンライン端末装置におい
   て、各プログラムモジュールからの要求によりトレース
   情報を蓄積するトレース手段と、ホストからトレース制
   御電文により、トレース情報を選択して蓄積することを
   特徴とするオンライン端末装置。