JPH0363264B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0363264B2
JPH0363264B2 JP61234020A JP23402086A JPH0363264B2 JP H0363264 B2 JPH0363264 B2 JP H0363264B2 JP 61234020 A JP61234020 A JP 61234020A JP 23402086 A JP23402086 A JP 23402086A JP H0363264 B2 JPH0363264 B2 JP H0363264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demodulator
frequency
control
channel
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61234020A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6388943A (ja
Inventor
Susumu Ootani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP61234020A priority Critical patent/JPS6388943A/ja
Publication of JPS6388943A publication Critical patent/JPS6388943A/ja
Publication of JPH0363264B2 publication Critical patent/JPH0363264B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は復調器制御方式に関し、特に制御局と
接続された制御回線用復調器とそれ以外の他の復
調器とを有する共通線信号方式の通信システムに
おける復調器制御方式に関する。
従来技術 かかる通信システムにおける復調器制御方式で
は、制御局と接続されている制御回線用の復調器
を介して制御局からの指示により他の未運用中の
復調器の受信チヤンネルの指定を行うようになつ
ている。この場合、当該他の未運用中の復調器の
キヤリア再生回路の周波数同期をなす方法とし
て、従来はこのキヤリア再生回路の発振周波数
(若しくは同期周波数)のスイーブ制御して指定
受信チヤンネルの信号を検出する方式となつてい
る。
一般に衛星通信システムでは衛星中継器の周波
数変動が±35KHz程度存在するのであるが、復調
器が確実に同期引込み可能な周波数オフセツト
は、信号伝送速度であるシンボルレートの1/50程
度であり、よつて例えばシンボルレートが
64KBAND程度の回線では、復調器は同期引込
みを確実に行うことは不可能である。そこで、上
述した様に発振周波数(若しくは同期周波数)の
スイープという手法を用いて同期確立を図つてい
るのである。
かかる周波数スイープによる同期確立では、前
述したシンボルレートによる信号伝送速度の通信
システムの場合、大略2〜3秒程度の時間が必要
となり、よつて速やかな回線接続制御ができない
という欠点がある。
発明の目的 本発明は上記の様に従来のものの欠点を排除す
べくなされたものであつて、その目的とするとこ
ろは、復調器のキヤリア再生回路の同期確立を速
やかに行うことが可能な復調器制御方式を提供す
ることにある。
発明の構成 本発明によれば、制御局と接続された制御回線
用復調器と、それ以外の他の復調器とを有する通
信システムにおける復調器制御方式であつて、未
運用中の前記他の復調器の受信チヤンネルを予め
前記制御回線用復調器のチヤンネルに指定してお
き、前記未運用中の復調器に対して運用チヤンネ
ルが指定されたときに、この復調器のキヤリア再
生回路の同期周波数を当該チヤンネル指定直前の
周波数に保持せしめ、この復調器の周波数シンセ
サイザの設定を行つた後に前記キヤリア再生回路
の同期周波数の保持状態を解除するように制御す
ることを特徴とする復調器制御方式が得られる。
実施例 以下に図面を参照しつつ本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
図は本発明の実施例のブロツク図であり、電力
分配器1による分配受信信号は復調器2及び3の
各入力とされている。復調器2は図示せぬ制御局
と接続され制御回線を構成しており、復調器3は
他の復調器であり、当該制御局からの指示により
復調器2を介して受信チヤンネル指定制御が行わ
れる。復調器2の復調出力は制御回路であるCSC
(Common Channel Signaling Control:共通線
信号制御)回路4へ入力されて復調器3の制御を
行う制御信号101及び102等が生成される。
復調器2の入力信号は周波数変換器11にて周
波数シンセサイザ12の信号と周波数混合されて
周波数変換され、次段の検波器へ供給される。こ
の検波器は同期検波方式とされており、キヤリア
再生回路13による再生キヤリアと乗算器14及
び15にて乗算されて検波される。このキヤリア
再生回路13はいわゆるコスタス(COSTAS)
型のキヤリア抽出方式が採られており、乗算器1
4,15の両出力の位相差を検出する位相差検出
器110と、ノイズ圧縮用のループフイルタ11
1と、このループフイルタの出力により発振周波
数が変化するVCO(電圧制御型発振器)112と
を有する。このVCO112の出力が乗算器15
の1入力となると共に、π/2移相器16を介し
て乗算器14の1入力となる。乗算器14,15
の両乗算出力は波形整形器17,18にてクロツ
ク再生器19による再生クロツクに基づいて整形
され、CSC回路4へ導入される。
復調器3は復調器2と大略同一構成であり、入
力信号は周波数変換器21にて周波数シンセサイ
ザ22の信号と混合されて周波数変換され、同期
検波器へ入力される。この同期検波器では、キヤ
リア再生器23による再生キヤリアと乗算24及
び25にて乗算されて検波される。キヤリア再生
器は位相差検出器210と、ループフイルタ21
1と、VCO212と、更にてループフイルタ2
11の出力のオンオフをなすホールドスイツチ2
13と、ループフイルタ211の出力のホールド
を行うホールドコンデンサ214とを有してい
る。このVCO212の出力が乗算器25の1入
力となると共に、π/2移相器26を介して乗算
器24の1入力となる。乗算器24,25の両乗
算出力は波形整形器27,28にてクロツク再生
器29による再生クロツクに基づいて整形され、
図示せぬ通信機器へ供給されることになる。
かかる構成において、制御局と接続されて制御
回線を形成している復調器2は既に同期状態にあ
るものとし、他の復調器3は未運用状態にあるも
のとする。CSC回路4はこの復調器3が運用状態
でないことを、受信チヤンネル指定用信号線10
1に指定データが導出されていないことによつて
知り、復調器3に対して復調器2と同じ受信チヤ
ンネルとなる様にチヤンネルの指定を信号線10
1を介して行う。これにより、周波数シンセサイ
ザ22やキヤリア再生器23が動作して復調器2
の受信チヤンネルと同じ受信チヤンネルを受信す
る様に同期状態となる。このとき、信号線102
にはホールドスイツチ213をオンとする制御信
号が送出されており、キヤリア再生器は同期確立
状態にある。
この状態において、制御局より復調器2を介し
て復調器3に対して受信チヤンネルが指定される
と、CSC回路4は信号線102にホールドスイツ
チ213をオフとする制御信号を送出する。よつ
て、ホールドコンデンサ214にはその直前の
VCO制御電圧が保持されることになる。しかる
後に、CSC回路4は信号線101に指定チヤンネ
ルを指示する制御信号を送出し、シンセサイザ2
2はこれに応答して当該指定チヤンネルに対応し
た周波数を発生する様同期動作を行う。このシン
セサイザ22が同期を確立すると、CSC回路4こ
れを検知してホールドスイツチ213のオン制御
信号を信号線102へ送出する。これに応答して
ホールドスイツチ213がオンとなり、VCO2
12はループイルタ211の出力により制御され
て、キヤリア再生器23は通常のキヤリア再生動
作を行うのである。
この時点におけるキヤリア再生器の同期周波数
と入力周波数との差は、復調器2と復調器3とに
夫々対応する送信局の周波数差のみであり、この
周波数差は一般に極めて小さく、例えば1KHz以
下であるので、復調器3のキヤリア再生器23の
同期確立時間は無視することができる程小とな
り、よつて回線接続遅延時間を最小とすることが
可能となる。
発明の効果 叙上の如く、本発明によれば、制御回線用復調
器の受信チヤンネルと同じ受信チヤンネルとなる
様未運用中の復調器を予め制御しておき、制御局
からの当該未運用中復調器に対するチヤンネル指
定に応答して、この復調器のキヤリア再生器の同
期状態を当該チヤンネル指定直前の状態に保持し
て、周波数シンセサイザを動作させ、しかる後に
キヤリア再生器の同期保持状態を解除する様にし
たので、復調器の同期時間を極めて小とすること
が可能となる。よつて伝送路に大きな周波数変動
要因がある様な通信系においても、復調器の同期
時間を著しく短縮せしめることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例のブロツク図である。 主要部分の符号の説明、2……制御回線用復調
器、3……他の復調器、12,22……周波数シ
ンセサイザ、13,23……キヤリア再生器、2
13……ホールドスイツチ、214……ホールド
コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御局と接続された制御回線用復調器と、そ
    れ以外の他の復調器とを有する通信システムにお
    ける復調器制御方式であつて、未運用中の前記他
    の復調器の受信チヤンネルを予め前記制御回線用
    復調器のチヤンネルに指定しておき、前記未運用
    中の復調器に対して運用チヤンネルが指定された
    ときに、この復調器のキヤリア再生回路の同期周
    波数を当該チヤンネル指定直前の周波数に保持せ
    しめ、この復調器の周波数シンセサイザの設定を
    行つた後に前記キヤリア再生回路の同期周波数の
    保持状態を解除するように制御することを特徴と
    する復調器制御方式。
JP61234020A 1986-10-01 1986-10-01 復調器制御方式 Granted JPS6388943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61234020A JPS6388943A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 復調器制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61234020A JPS6388943A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 復調器制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6388943A JPS6388943A (ja) 1988-04-20
JPH0363264B2 true JPH0363264B2 (ja) 1991-09-30

Family

ID=16964300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61234020A Granted JPS6388943A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 復調器制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6388943A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04111650A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Nec Corp 復調器制御方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6388943A (ja) 1988-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05227242A (ja) 疑似同期検出方法、該方法を使用する復調方法及びこれらの方法を実施するための装置
JPH0642663B2 (ja) ディジタル通信方式の中間中継局
JPH06104941A (ja) Fsk受信機
CA2048933C (en) Carrier aquisition apparatus for digital satellite communication system
JPS59104847A (ja) 無線通信方式
US4457003A (en) Time reference tracking loop for frequency hopping systems
JPH0363264B2 (ja)
JP3080601B2 (ja) 搬送波再生回路
JPH06164531A (ja) Tdma受信フレーム同期方式
JPS63204837A (ja) 同期装置
JPH07143199A (ja) ディジタル信号復調装置
JPH0683281B2 (ja) 搬送波抽出回路
JPH04111650A (ja) 復調器制御方式
JP3074752B2 (ja) 最小偏位変調波復調回路
JPS607424B2 (ja) 時分割多方向多重同期回路
JP3042083B2 (ja) 地球局受信装置
JP2745995B2 (ja) スペクトラム拡散復調装置
JP3134530B2 (ja) Fsk受信機
JP3175155B2 (ja) 自動周波数制御装置
JPS6489692A (en) Chrominance signal modulation and demodulation device
JPH0523526B2 (ja)
JPS6269754A (ja) キヤリア再生回路
JPH01152846A (ja) Tdmaデータ伝送方式の位相復調方式
JPH02202748A (ja) 準同期式搬送波再生回路
JPH02100510A (ja) 自動周波数制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees