JPH0351707Y2 - - Google Patents

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JPH0351707Y2
JPH0351707Y2 JP723484U JP723484U JPH0351707Y2 JP H0351707 Y2 JPH0351707 Y2 JP H0351707Y2 JP 723484 U JP723484 U JP 723484U JP 723484 U JP723484 U JP 723484U JP H0351707 Y2 JPH0351707 Y2 JP H0351707Y2
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JP
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signal lead
lead wire
tube
magnetic field
metal plate
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JP723484U
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JPS60120323U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は測定管内を流れる被測定流体の流量を
電気的に測定する電磁流量計に関する。
〔従来技術〕
一般に、電磁流量計はフアラデーの電磁誘導現
象を利用して測定管内を流れる導電性流体の流量
を電気信号に変換して測定を行うものであり、従
来より第1図に示すように構成されている。すな
わち符号1で示すものは両端に接続配管用のフラ
ンジ1a,1bを有する測定管で、内壁に例えば
テフロン、ネオプレン等の絶縁材からなるライニ
ング2が設けられている。この測定管1の外側に
は管内の被測定流体の流れ方向と直角に磁界を形
成する一対の励磁コイル(図示せず)が互いに対
向して取付けられている。また測定管1の管壁に
は、一対の電極3,4が測定管1内の被測定流体
の流れ方向と直角に磁界を介して互いに対向する
ように設けられている。これら電極3,4には接
続用端子盤5上の端子に電気的に接続するための
信号リード線6,7が前記測定管1の外側にそれ
ぞれ同方向に1/4周程度沿つた状態で取付けられ
ている。
ところが、前記した従来の電磁流量計において
は、往々にして信号リード線6,7が励磁コイル
により形成される磁界に測定管1の側方からみて
傾斜して取付けられてしまうため、両電極3,4
を結ぶ線Aおよび両信号リード線6,7によつて
形成される面積Sに二次的に比例した90°位相の
ずれによる雑音起電力が生じ、発信器側に雑音と
して送られるという不都合がある。
そこで、このような問題を解決するために、測
定管1の外周面に周方向に延在する溝(図示せ
ず)を設け、この溝内に信号リード線6,7をテ
ープ、接着剤により固定した電磁流量計が提案さ
れている。
しかるに、この場合信号リード線6,7の取付
作業を煩雑にし、また加工工程数が嵩むという欠
点がある。
〔考案の概要〕
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、電極の信号リード線を弾性を有する帯状の金
属板で形成するというきわめて簡単な構成によ
り、90°位相のずれによる雑音を可能な限り小さ
くすることが確実に行えるだけでなく、信号リー
ド線の取付作業を容易に行える電磁流量計を提供
するものである。以下、その構成等を図に示す実
施例によつて詳細に説明する。
〔実施例〕
第2図および第3図は本考案に係る電磁流量計
の一実施例を示す概略斜視図と断面図、第4図は
同じく電磁流量計に使用される信号リード線を示
す側面図である。これらの図において、11は被
測定流体がその内部を流れる測定管で、内壁に絶
縁材からなるライニング12が設けられており、
外側には管内の被測定流体の流れ方向と直角に磁
界を形成する一対の励磁コイル13が互いに対向
して設けられている。また測定管11の管壁には
一対の電極14が前記磁界を介して互いに対向す
るように設けられ、被測定流体の各点に発生した
起電力を検出するように構成されている。15は
端子16を有する端子盤で、取付けねじ17によ
りケース18に固定されており、前記電極14に
よる起電力の検出値を図示しないコントロール部
に送出するように構成されている。19は前記電
極の信号リード線で、例えばリン青銅板、
SUS304等の弾性を有する板厚0.1〜0.2mm程度の
金属板をプレス加工あるいはエツチングして幅2
〜5mm程度の帯状に形成されており、前記測定管
11の外周方向に延在して測定管11に取付けら
れ、両端がそれぞれ電極14、端子16に接続さ
れている。この信号リード線19には電気絶縁の
ために図中鎖線で示すように熱収縮チユーブやビ
ニールチユーブ20が被覆されている。また信号
リード線19は電極側の一端に取付用の孔として
長孔21が穿設されており、これにより周方向の
長さの調整が可能となり、寸法公差や組立時のば
らつきを吸収することができる。
このように構成された電磁流量計においては、
信号リード線19として帯状の金属板を用いてい
るため、金属板幅方向の撓みが無くなり、第5図
に鎖線で示すように信号リード線19が測定管1
1の軸線方向にずれて取付けられることがない。
換言すれば、信号リード線19が測定管11の側
方からみて励磁コイル13により形成される磁界
に傾斜して取付けられることはない。
また、信号リード線19が弾性を有する金属板
で形成されているため、その弾性を利用して信号
リード線19を測定管11に確実に取付けること
ができる。
さらに、信号リード線19が0.1〜0.2mmの薄い
金属板であるため、励磁コイル13,コア(図示
せず)を測定管11に接近した状態で取付けるこ
とができ、その効率を向上させることができる。
なお、本考案による電磁流量計の信号リード線
19取付けにおいては、第6図および第7図に示
すように外部端子台22、中継端子台23を用い
て行う場合があり、信号リード線19は一端が外
部端子台22、中継端子台23の端子に半田付け
あるいはねじにより、また他端が電極14にねじ
により取付けられている。ここで前者の場合、後
者の場合に比べて信号リード線19が測定管11
の外周面と大きな間隔を隔てた位置に位置付けら
れているが、測定管11外周面の曲率より僅かに
小さい曲率をもつた形状に信号リード線19を形
成すれば、これを測定管11の外周面に密着して
取付けることができる。この場合、第8図に示す
ように測定管11の外周面に周方向に延在する溝
24を設ければ信号リード線19の取付けが一層
容易に行い得る。ただし、この溝24の深さは信
号リード線19の厚さが薄いため浅くてよく、し
たがつて測定管11の管厚を特に厚くする必要が
ない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、信号リー
ド線を帯状の金属板で形成したので、信号リード
線を測定管の側方からみて励磁コイルにより形成
される磁界と平行な位置に確実に位置付けること
ができ、90°位相のずれによる雑音を可能な限り
確実に小さくすることができる。また、信号リー
ド線の取付けにあたり信号リード線の弾性を利用
して取付けることができるから、従来のようにテ
ープ接着剤を用いる必要がなくなり、その取付作
業をきわめて容易に行うことができる。さらに、
測定管の外周面に溝を設ける必要がないから、加
工工程数を削減できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁流量計を示す概略斜視図、
第2図および第3図は本考案に係る電磁流量計の
一実施例を示す概略斜視図と断面図、第4図は同
じく電磁流量計に使用される信号リード線を示す
側面図、第5図は信号リード線の電極への取付状
態を示す側面図、第6図、第7図および第8図は
信号リード線の取付状態を示す断面図である。 11……測定管、13……励磁コイル、14…
…電極、19……信号リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測定管の外側に設けられ管内の被測定流体の流
    れ方向と直角に磁界を形成する一対の励磁コイル
    と、前記磁界を介して互いに対向するように管壁
    に設けられた一対の電極とを備えた電磁流量計に
    おいて、前記電極の信号リード線を弾性を有する
    帯状の金属板で形成すると共に、この金属板を前
    記測定管の外周方向に延在させたことを特徴とす
    る電磁流量計。
JP723484U 1984-01-24 1984-01-24 電磁流量計 Granted JPS60120323U (ja)

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JP723484U JPS60120323U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 電磁流量計

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JP723484U JPS60120323U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPS60120323U JPS60120323U (ja) 1985-08-14
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