JPH03500407A - グリコシドのモノエステルおよびその酵素的製造方法 - Google Patents

グリコシドのモノエステルおよびその酵素的製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規有機化合物及びその製造方法 本発明は新規なグリコシドエステル並びに該化合物の酵素的合成方法に関する。
主恩Ω背景 界面活性化合物は、極めて重要な種類の工業的有機薬品を構成し、多種多様の用 途、例えば洗浄の目的のための洗剤として、食品及び飼料製品に配合される乳化 剤として、あるいはまたシャンプー、保湿性クリーム等のような多くの個人的な 嗜好品における機能的成分としての用途が見い出されている。
基本的には、界面活性剤は分子レベルで、個々の界面活性剤分子内の疎水性及び 親水性領域の洗剤にそれらの性質が特徴づけられかつ負っている。この特定の集 団は多くの形式で確立出来、例えば硫酸残基、4級アンモニウム物質またはグリ セロール部分を、直鎖のアルキル界面活性剤、4級アルキルアミン及びモノグリ コシドにおけるごとくそれぞれアルキル鎖と結合させることによって確立される 。このような界面活性剤の実際の企画において、化合物の詳細な分子構造に対し て多くの考慮が払われており、重要な点は、界面活性剤分子の疎水性及び親水性 領域間の正確なバランス並びに分子のこれらの部分の実際の特定の配置にある。
さらに、界面活性剤を、高い収率を与えるプロセスで並びに合理的なコストで入 手可能な材料をもとにして実際に製造出来る可能性に対し考慮が払われるべきで ある。界面活性剤を周囲の環境に必然的に放出するような環境的問題は、最終的 に重要な関心事である。
これらのことを考慮して、垢及び脂肪酸を基礎にして界面活性剤分子、例えば糖 エステルを製造することに多年にわたって興味が持ち続けられてきている。これ らの縮合体は、親水性の糖領域及び親油性の脂肪酸残基の存在のため界面活性の 性質を示すことが期待された。バランス、すなわち縮合体の正確な割合は、糖及 び脂肪酸残基の性質の変化により変わりうるであろう;原料は非常に安い原材料 から製造することが出来;さらに天然の成分から構成されかつそれら6二分解し 、うる界面活性剤は、環境に悪影響を与えることはない。界面活性剤の特別な例 として、次の文献すなわち乃」土i 、J、Coconutstud、5(19 80)、 51等が参照され、ここにおいて、メチルグルコピラノシドのココナ ツツ脂肪酸エステルが記載されている。
しかし、この論文においてはこれらの界面活性剤が洗剤に対する添加剤として使 用されることに関しては記載されていない、洗剤に対する添加剤である、特別な 商業的に用いられる界面活性剤の例として、ベロウル社(スウェーデン)により 製造されているベロウル065及びベロウル160(脂肪アルコールエトキシレ ート)が言及される。多くの試みにもかかわらず、常法による純粋な媚エステル の合成及び製造は、非常に困難であることが判明している。この理由は、とりわ け、エステル化剤にさらされた場合いくつかの箇所でエステル化される糟分子内 でいくつかの化学的に類似な基が存在するためである。従って、化学的手段によ って製造される糖エステルは、通常エステル化の程度及び製品の炭水化物の部分 に関するアシル基の位置に関して異なっている化合物の混合物である。加えて、 化学的エステル化に対する化学的手順が極めてコスト高になることが判明し7て いるので、工業的規模で入手されうるような今日までに作られた糖エステルは、 その使用が相当に制限されている。
化学的手段による糟エステルの製造における困難性並びに工業的界面活性剤とし てのこれらの化合物の魅力のために、近年、糖エステルの合成に対する酵素の利 用の可能性に対して多くの注目が払われてきている。この興味の背後にある主な 理由の一つは次の点にある。すなわら酵素は、高度の位置選択性及びエナンチオ 選択性を示すことが知られており、これらの選択性は糟分子内の1個以上のヒド ロキシ基の選択的エステル化に対して利用出来る。安価な出発物質が酵素的プロ セスにおいて用いることが出来、従ってこのプロセスにより高品質の低価格の糖 エステルの生成が可能となろう、この種のプロセスにおいて触媒として考えられ る酵素は、主にリパーゼでありこれはエステル結合の加水分解を触媒しさらに該 リパーゼはまた原理的に逆反応すなわちエステル合成を触媒する。
しかるに糖エステルの有効な酵素的合成の開発に関する試みはこれまで成功して いない。この失敗に対する一つの主な理由は、エステル化反応の二種の基質、糖 及び脂肪酸またはその誘導体における大きな極性の相違にあり、さらにまた合成 に向けての酵素的反応をひきおこすために反応媒質中で水を除去する必要性にあ る。糖及び脂肪酸もしくはその誘導体の双方に対する良好な溶剤はほとんど入手 不可能でありさらにこれらの溶剤はしばしば酵素を不活化するであろう。
糖エステルの酵素的合成における固有のこれらの困難性は、例えば米国特許4, 614.718の実施例及びJ、Am、Chem、Soc、10B(1986) 、 5638−5640及び6421−6422並びに109(1987)、  3977−3981に報告されているように反映されている。これらの文献は、 ソルビトール及びソルビトールと脂肪酸とのエステル化に対するリパーゼの通用 並びにリパーゼを用いた遊離脂肪酸の活性化エステルから長鎖のグリコシドへの エステル交換に対するリパーゼの適用をそれぞれ教示している。明らかにされた プロセスにおいて用いられる溶剤の毒性、低収率及び反応の低選択性のため記載 されたプロセスの技術的有用性は排除される。
本発明の一つの目的は、新規な化合物を提供することにある。
本発明の別の目的は、秀れた効果を示す界面活性剤を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、洗剤中で使用した場合充分な効果を示す界面活性剤 を提供することにある。
本発明の別の目的は、より秀れた洗浄作用を有する洗浄剤を提供することにある 。
さらに本発明の別の目的は、グリコシドのエステルを製造する方法を提供するこ とにある。
本発明の別の目的は、グリコシドのモノエステルを提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、単糖類のグリコシドのモノエステルを提供すること にある。
主恩皇■豊 今や驚くべきことに次式I: (R−COO)、、X −OR’ (1)で表わされる化合物が見い出された; 前記式中、R1は、02〜C,アルキル、フェニルまたは低級アルキルフェニル を表わし、これらの各々はヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシアミノ、シアノ、 ニトロ、低級アルコキシ、低級アルキルカルボニルまたは硫黄によって置換され ることが出来、あるいはまたR1は次の基: (式中Yはメチレンまたはエチレンを表わす)で表わされる基の一種を表わし、 nは1.2または3を表わし、Xは末端のアノマー炭素原子で基−OR’を有し さらにn個のヒドロキシ基でRCOO−基を有する1個、2個または3個のヘキ ソースまたはペントース単位を有する炭水化物残基を表わし、さらにRは、ヒド ロキシまたはハロゲンによって置換されていてもよい、C4〜Ctaのアルキル を表わす。親の炭水化物並びに式Iの化合物はα型またはβ型をとりうる。
上記アルキル基は直鎖でもあるいは技分かれしていてもよい。
語句「低級」はアルキル基及び同様の基に関して用いられる場合、該アルキル基 は、8個以下の炭素原子、好ましくは4個以下の炭素原子を含有する。
好ましくはR1は未置換のアルキル基である。好ましくは、基R1は2個、3個 または4個の炭素原子を有する。特定の、好ましい基R1の例は、エチル、プロ ピル、イソプロピル及びブチルであり、最も好ましいものはエチル及びイソプロ ピX及びR1は先に定義した意味である)のモノエステルに相当する。以下に記 載するプロセスは、唯一の公知のプロセスと思われ、このプロセスによれば許容 可能な収率のモノエステルの製造が可能である。従って式Iのモノエステルはこ れまで入手出来なかった。好ましくはXは1個のヘキソースまたはペントース単 位を含有する炭水化物部分であり、親の炭水化物は単糖類である。部分χに対応 する好ましい炭水化物は、グルコース、フルクトース、リボース、アラビノース 、マンノース、ガラクトース及びキシロースであり、最も好ましい炭水化物はグ ルコース及びガラクトースである。部分Xに対応する好ましい三糖類は、スクロ ース、マルトース、セロビオース、バクドース及びイソマルトースである。
弐■中の基R−Coo−に相当する好ましい脂肪酸は、飽和の脂肪酸及び不飽和 の脂肪酸であり、好ましくは6〜22個の炭素原子を含有する。このような脂肪 酸の例は、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカ ン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、トコ サン酸、シス−9−オクタデカン酸、シス、シス−9,12−オクタデカン酸及 びシス、シス、シス−9,12゜15−オクタデカン酸エ酸である。
弐Iの、特定の好ましい化合物の例は次の如くである:エチル6−0−ヘキサノ イルグルコシド、エチル6−0−ヘプタノイルグルコシド、エチル6−0−オク タノイルグルコシド、エチル6−0−ノナノイルグルコシド、エチル6−0−デ カノイルグルコシド、エチル6−0−ドデカノイルグルコシド、エチル6−0− テトラデカノイルグルコシド、エチル6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、エ チル6−0−オクタデカノイルグルコシド、エチル6−0−エイコサノイルグル コシド、エチル6−0−ドコサノイルグルコシド、エチル6−0−シス−9−オ クタデカノイルグルコシド、エチル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカ ノイルグルコシド、エチル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタ デカトリエノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ヘキサノイルグルコシド、 イソプロピル6−0−ヘプタノイルグルコシド、イソプロピル6−0−オクタノ イルグルコシド、イソプロピル6−0−ノナノイルグルコシド、イソプロピル6 −〇−デカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ドデカノイルグルコシド、 イソプロピル6−0−テトラデカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ヘキ サデカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−オクタデカノイルグルコシド、 イソプロピル6−0−エイコサノイルグルコシド、イソプロピル6−〇−ドコサ ノイルグルコシド、イソプロピル6−○−シスー9−オクタデカノイルグルコシ ド、イソプロピル6−〇−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド 、イソプロピル6−0−シス、シス、シス−9,’12.15−オクタデカトリ エノイルグルコシド、プロピル6−0−ヘキサノイルグルコシド、プロピル6− 0−ヘプタノイルグルコシド、プロピル6−0−オクタノイルグルコシド、プロ ピル6−0−ノナノイルグルコシド、プロピル6−0−デカノイルグルコシド、 プロピル6−0−ドデカノイルグルコシド、プロピル6−0−テトラデカノイル グルコシド、プロピル6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、プロピル6−0− オクタデカノイルグルコシド、プロピル6−0−エイコサノイルグルコシド、プ ロピル6−0−ドコサノイルグルコシド、プロピル6−0−シス−9−オクタデ カノイルグルコシド、プロピル6−〇−シス、シス−9,12−オクタデカノイ ルグルコシド及びプロピル6−0−シス、シス、シス−9,12,15〜オクタ デカトリエノイルグルコシド、ブチル6−0−ヘキサノイルグルコシド、ブチル 6−0−ヘプタノイルグルコシド、ブチル6−0−オクタノイルグルコシド、ブ チル6−0−ノナノイルグルコシド、ブチル6−0−デカノイルグルコシド、ブ チル6−0−ドデカノイルグルコシド、ブチル6−0−テトラデカノイルグルコ シド、ブチル6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、ブチル6−0−オクタデカ ノイルグルコシド、ブチル6−0−エイコサノイルグルコシド、ブチル6−0−  )’コサノイルグルコシド、ブチル6−○−シスー9−オクタデカノイルグル コシド、ブチル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド及 びブチル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエノイル グルコシド。
式Iの化合物は、驚くべきことに界面活性剤として良好な作用を示し、これは例 えば特に脂肪及びタン白質の汚れに対するそれらの洗浄効果により実証出来る。
式■の化合物を含有する洗浄剤は、通常の形態、例えば粉末または液体の形状を とりうる。
洗浄剤の典型的例は、洗濯用洗剤、食器洗い用洗剤及び堅い表面用のクリーナー である。より典型的な例は、液体の重質洗剤(ビルダー含有またはビルダー含有 せず)及び粉末重質洗剤(ホスフェートビルグー含有または含有せず)。
洗浄剤中の式Iの界面活性剤は、主に非イオンタイプであり(例えば約80%) 、または非イオンタイプ(例えば20〜80%)並びに他のタイプの界面活性剤 (例えば20〜80%のアニオン、カチオン及び/または両性イオン)の組み合 わせである。アニオンタイプの例は、直鎖のアルキルベンゼンスルホネート(L AS) 、Jlif肪アルコアルコールサルフェートアルコールエーテルサルフ ェ−1−(AES) 、アルファーオレフィンサルフェー) (AOS)及び石 鹸である。
液体及び粉末の洗剤は、「フレーム フォーミュレーションフォー リキッド/ パウダー へビー−デユー ディタージエン)J(j、フォルデユサーファクタ ント イン コンシューマ−プロダクツ セオリ、テクノロジー アンド アプ リケーション、スブリンゲルーフォルラーク 1987年)に準じて、非イオン 界面活性剤の全部または一部(例えば50%)を式Iの化合物によって置換する ことにより製剤化出来る。
従って、液体の重質洗剤は、式Iの化合物に加えて、アニオン界面活性剤、非イ オン界面活性剤、石鹸水の泡制御剤、発泡助剤、酵素、ビルグー、配合助剤、光 沢剤、安定化剤、布帛柔軟剤、芳香剤、染料及び水を含んでなる。同様に、粉末 の重質洗浄剤は、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、石鹸水の泡制御剤 、発泡助剤、キレート剤、イオン交換剤、アルカリ剤、コビルダー、坑再沈着剤 、漂白活性化剤、漂白安定化剤、布帛柔軟剤、坑再沈着剤、酵素、光沢剤、腐蝕 防止剤、香料、染料及び青味剤、配合助剤、充填剤及び水と含有する。弐■の化 合物の秀れた効果は以下の実施例37によって示される。加えて以下の内容が見 い出された。すなわち酵素的エステル化に対する基質として、末端アノマー炭素 原子で水酸基で2〜6個の炭素原子を有するアルキル基、フェニルまたはアルキ ルフェニルを有する炭水化物及び反応に対する他の基質として遊離脂肪酸または そのエステルを用いて極めて高収率で糖エステルの酵素的合成により式1の化合 物が製造出来ることが可能である0反応の生成物は、アノマー炭素原子でヒドロ キシ基でアルキル基を存する糖エステルである。以下の内容は非常に驚くべきこ とでありかつ予知されなかったことである。すなわち、糟のアノマー炭素で糖分 子のわずかな変化は、基質としてのそれらの挙動を劇的に改善しかつ位置特異性 酵素エステル化並びに高収率を与える。このプロセスを用い、80%、好ましく は90%以上、さらに好ましくは95%以上の式■の化合物を含有する製剤を調 製することが可能である。このような製剤は、界面活性剤として秀れたかつ驚く べき性質を有している。
本発明のプロセスにより通用されうる酵素は、エステル結合を形成しうる酵素で ある。このグループの酵素は、ヒドロラーゼ、例えばエストラーゼ及びリパーゼ を含んでなる。本発明のプロセスが適用される酵素は、可溶性の状態で使用出来 、あるいはまた酵素は所望により固定化されうる。また、酵素は興味のある特異 的反応に関してそれらの反応性を最適化するために化学的もしくは遺伝子工学的 方法により変形されうる。
本発明のプロセスにより使用されうる特定の酵素の例は、豚の膵臓リパーゼ並び に例えばアスベルギラス(Aspergillus)、リゾプス(Rh 1zo pus)、プソイドモナス(Pseudomonas) 、エンテロバクテリウ ム(Enterobacterium) 、クロモバクテリウム(Chromo bacterium) 、ゲオトリシウム(Geotricium)、ペニシリ ウム(Penicilliuv+) 、ムコール(Mucor) 、カンディダ (Candida)及びヒュミクラ(HuIIlicula)の菌株から得られ る微生物リパーゼである。好ましい菌株の例は、ムコールマイヘイ(Mucor  Miehei)、カンディダアンタルクティカ(Candida−antar ctica) 、ブソイドモナスセバチカ(Pseudomonas cepa cia)及びヒミコララムギノザ()Iumicola lanuginosa )である、カンディダアンタルクティカ(Candida antarctic a)は、ブタペスト条約に基づき、1986年9月29日、1986年12月8 日、および1986年12月8日にそれぞれ寄託番号DSM 3855 、 D SM 3908及ヒDSM 3909の番号のもとにドイチェザンルンクボンマ イクロオルガニズメン(DSM)に寄託された。
プソイドモナスセバチカ(Pseudomonas cepacia)は、19 87年1月30日に寄託番号3959の番号のもとDSMに寄託されさらにヒミ コララムギノザ(Humieola lanuginosa)は、1986年8 月13日及び1987年5月4日にそれぞれ寄託番号3819及び4109の番 号のもとでDSMに寄託された。
さらにリパーゼは、それぞれ1987年5月4日、1987年5月4日及び19 81年10月1日にそれぞれ寄託番号4110 、4111及び1800の番号 のもとでDSMに寄託されたヒュミコーラプレビスボラ(Humicola b revispora) 、プレビスバールサーモイデア(brevis ver 、 theraoidea)及びインソレンス(insolens)からうるこ とが出来る。別のリパーゼは、以下の菌株から入手出来、すなわち体の菌株はセ ントラルビューロー フォアジンメルカルチエラム(CBS) 、アメリカンタ イプカルチャーコレクション(ATCC) 、アグリカルチエラル リサーチ  カルチュア コレクシコン(NRRL)及びインスティテユート オブフアーメ ンテーシッン大阪()FO)から以下に示す寄託番号のもとの菌株から公衆に対 して自由に入手出来る:カンディダアンタルクティカ(Candida ant arctica) : CBS 5955+ ATCC34888、NRRL  Y−8295,CBS 6678. ATCC28323,CBS 6821及 びNRRL Y−7954;カンディダツクバエンシス(Candida Ts ukuba−ensis) : CB56389. ATCC24555、及び NRRL Y−7792;カンディダアウリカラリエ(Candida aur iculariae) : CBS 637!L ATCC24121及びIF O1580;カンディダヒュミコラ(Candfda humi−cola)  : CBS 571. ATCC14438,IFO0760,CBS 204 1. ATCC9949、NRRL Y−1266、IFO0753及びIFO 1527及びカンディダフォリオラム(Candida folioru+w)  : CBS 5234及びATCC18820゜本発明のこのプロセスは、式 ■のグリコシドを単に式■の酸またはそのエステルと、酵素の存在下で単に混合 することによって行なわれ、さらに所望により、反応は酵素が所望の活性を示す 溶剤中で行うことが出来る。好ましくは溶剤は添加しない。もしも有機溶剤を用 いる場合、該溶剤は酵素に対して有害な作用を与えるべきではない。このような 溶剤の例は、ケトン、炭化水素及びエーテルである。好ましい溶剤は、ペンタン 、ヘキサン、ヘプタン及び2−ブタノンである。好ましくは、反応媒質は非水溶 性であるかまたは適用される酵素の良好な反応性及び耐用年数を確保するために 必要な適当量の水のみを含有する。
好都合には、反応温度は約20〜100°Cの範囲内であり、好ましくは約30 〜80°Cの範囲内である。好ましくは、反応は低圧力下で、好ましくは、約0 .05バール以下で行なわれる。
本発明を次の実施例により説明するが、この実施例は何ら本発明の範囲を制限す るものではない。
mlγ和嗅 内部標準としてTMSを用いブリュッケルWM 400及びブリュッケルAM  500分光光度計を用いてIH及び13CNMRスペクトルを記録した。16m キューペットを用い、パーキンエレマ−241旋光計を用いて旋光度を測定した 。融点は修正しない。
HPLC−分析をメルクリコソーブNH2−カラム及び溶離剤としての96%エ タノールを用い、シマズLC−4A機(屈折率測定機)により行なった。臨界ミ セル濃度をクルーゼテンシオメーターKIOを用いて測定した。レイボルドヘレ ウスからKDL 1単位に関し分子量分布を測定した。イソプロピルα−D−グ ルコピラノシドn−プロピルβ−D−グルコピラノシド及びフェニルα−ローグ ルコピラノシドは、デンマークテクニカルユニバーシイティ賀機化学科からギフ トとして得られた。調製液体クロマトグラフィーを、溶離剤としてヘキサン−エ チルアセテート及びエタノールの勾配によりシリカゲルについて行なった。
■−上 エチル6−0−ドー゛カッイルーD−グルコピーノシドの礼1170°Cの撹拌 バッチ反応器内の粗製エチルD−グルコピラノシド(578g 、 2.78m of、例10に従って調製)及びドデカン酸(751g 、 3.75+wof )の混合物に、カンディダアンタルクティカ(Candida antarct ica)由来の固定化リパーゼ(29g 、デンマーク特許出83250/8B に記載したごとく調製)を添加した。
減圧下<0.05bar)のもとで撹拌を継続し、ついでエステル合成の過程を 、1(PLCによりモニターした。23時間後、酵素を濾過して除去した(70 °Cで)。過剰の脂肪酸を、分子蒸留(105の粗製生成物及び2%のエチルD −グリコシド及び2%のディエステル混合物(HPLC分析)を得た。粗製生成 物をクロマトグラフィー法により精製した。 ’HIDIR−分析による同定は α及びβアノマー1=1混合物を示した(第4表)。
エチルD−グルコピラノシド(625g 、 3.0mof) 、デカン酸(6 46g 、 3.75a+of )及び固定化酵素(31,5g )を用い、例 1に従い表題化合物を粗製生成物(1030g、93%のモノエステル、5%の エチルD−グルコピラノシド、2%ジエステル)として得た。反応は48時間で 完結した。クロマトグラフィー法により精製した生成物のNMRスペクトルを第 4表に示す。
璽製 エチル−D−グルコピラノシド(609g 、 2.9a+oj! ) 、テト ラデカン酸(834g 、 3.7 mol )及び固定化酵素(30,5g  )を用い例1に従い表題化合物を粗製生成物(1160g、93%のモノエステ ル、4%のエチルD−グルコピラノシド、3%のジエステル)として得た。反応 は46時間で完結した。クロマトグラフィー法より精製した生成物のNMRスペ クトルは、”H及び13CNMRスペクトルに従い表4a/4bに示すごとく純 粋なα及びβアノマーに対して与えられた。
朶L−( 五%/L」二ゴヨ:と七九乙友り工匹二」二)1≦し*とム辷し■即1 エチルD−グルコピラノシド(603g 、 2.9moj2) 、ヘキサデカ ン酸(1001g 、 3.91a+of )及び固定化リパーゼ(30,5g )を用い例1に従い表題化合物を粗製生成物(1220g、91%のモノエステ ル、7%のエチルD−グルコピラノシド、2%のジエステル)として得た。反応 は48時間で完結した。クロマトグラフィー法により精製した生成物のNMRス ペクトルは、IH及び”CNl’lRスペクトルに従い表4 a / 4 bに おいて純粋なα及びβアノマーに対して与えられた。
■−エ エチル6−0− シス−9−オフ デセノイル −D−グルコビーノシドのf′ エチルD−グルコピラノシド(606g 、 2.9moi!、) 、シス−9 −オクタデセン酸(1111g 、 3.9 mol!、 )及び固定化酵素( 30,5g)を用い、例1に従い粗製生成物(1305g、 90%のモノエス テル、5%のエチルD−グルコピラノシド、5%のジエステル)として表題化合 物を得た0反応は48時間で完結した。
劃−」− エチル6−0−オフ −゛カツイルーD−グルコピーノシド星袈 エチルD−グルコピラノシド(603g 、 2.9soi、) 、オクタデカ ン酸(1112g 、 3.9mo7り及び固定化リパーゼ(30g)を用い、 80°Cの反応温度で、反応を行い粗製生成物(1310g 。
90%のモノエステル、5%のエチルD−グルコピラノシド、5%のジエステル )として表題化合物を得た。反応は48時間で完結した。クロマトグラフィー処 理により精製した生成物のNMRスペクトルはIH及びI3CNMRスペクトル に従って、表4a/4bに示すように純粋なα及びβアノマーに対してココ ・ ツt ヒ 6−0−エスール エチルD−ルコビ立ム之ヱ■握製 触媒として30gの固定化リパーゼを用い、例1に記載した手順に従いココナツ ツ油脂肪酸の混合物(合計量3.0moj!のうち1%のデカン酸、51%のド デカン酸、24%のテトラデカン酸、13%のヘキサデカン酸、4%のオクタデ カン酸、5%のシス−9−オクタデカン酸及び2%のシス、シス−9,12−オ クタデカンジエン酸を含有する)を用いて、エチルD−グルコピラノシド(60 0g 、 2.9moffi )をエステル化した。72時間後、反応は完結し 、1200 gの生成物(91%のモノエステル、6%のジエステル及び3%の エチルD−グルコピラノシド)エチル6−0−オフ ノイル−D−グルコピラノ シドの量固定化酵素(5gのりボザイム(登録商標)、ムコールマイヘイ(Mu cor Miehei)から産生されるリパーゼでノボ社から商業的に入手可能 )を、70°Cの撹拌バッチ反応器(リフラックス)中のヘキサン(100M) に懸濁させたエチルD−グルコピラノシド(500g 、 2.4tno1例1 0に従って調製される)及びオクタン酸(520g 、 3.6a+of )の 懸濁液に添加した。撹拌を継続しついで生じた水を共沸蒸留により除去した0反 応の程度を、HPLCにより追跡した。生成物が得られた場合、懸濁液は除々に 均質な溶液となった(12時間後)。52時間後、酵素を濾過して除去しついで 溶剤を真空除去した。過剰の脂肪酸を繰り返えし分子蒸留により除去し、粗製生 成物(790g、91%のモノエステル、8%のジエステル及び1%のエチルD −グルコピラノシド)を得た。精製した生成物の1)(及び13CNMR−スペ クトルは、表4 a / 4 bに与えられた純粋なα及びβ−アノマーに対す るスペクトルに一致していた。
工又プPピル6−0−−レプ込不土−m二を血工くiス之工■與1 イソプロピルD−グルコピラノシド(例11に従って調製した446g 、 2 .01mojl! )を用い、例1に従い表題化合物を調製した。24時間後に 反応は完結し、ついで粗製生成物を単離した(561.1g、73.4%のモジ エステル及び9.2%のジエステル)。
五−刊 エチルD−グルコI:iL乞1’(7)恩製グルコース(500g 、 2.7 8moj! )及び強酸カチオン交換樹脂(100gアンバーライト15 、  BDHケミカルズ)を、エタノールC2000id134.3mo l )に懸 濁させた。混合物を80″Cで16時間撹拌した。反応の過程を)IPLCによ り追跡した。イオン交換樹脂を濾過して除去し、ついで溶液を活性炭(10g) で処理した。濾過後、エタノールを真空除去し、シロップ(578g、定量的収 率)としてエチルD−グルコピラノシド(α及びβアノマーのl=1混合物)を 得た。
イソプロパツール(2000111,、26mo f )及びグルコース(50 0g 。
2、78mo 12 )を用い、例10に記載した手順により表題化合物を定量 的収率で得た。
エチルβ−D−グルコピラノシド(3−Og + 14 mmo f s例24 に従って調製)を、70°Cで溶融脂肪酸に溶融または懸濁させた。固定化リパ ーゼ(典型的には0.5gのりポザイム(登録商標)、例8参照)を添加しつい で混合物を減圧下(0,05bar)で撹拌した。反応の過程を、HPLCで追 跡した。この混合物の反応物を、アセトンで希釈し、ついで酵素を濾別した。溶 剤を真空除去しついで生成物を、シリカゲルによりクロマトグラフィー処理によ り回収した。′H及び′3CNMR(表4a参照)に対し、さらに融点(m、p 、)、旋光度(〔α〕p)及び臨界ミセル濃度(CMC)の測定によりさらに特 徴づけられた(表3に示す)。種々の実施例から得られた詳細は第1表に示す。
第1表 実験の詳細は、純粋なβ−D−グルコピラノシドの6−〇−エステルの調製を示 している。
filfi二益 なα−D−ゲルコピl叉り」の6−〇−エスールの富、に瓜煎王里上 エチルα−D−グルコピラノシド(2,0g 、 9 varaoll、例25 に従って調製)を、溶融脂肪酸(典型的には18mmof)に溶解または懸濁さ せた。固定化酵素(典型的には0933g)を、例12〜17におけるごとく添 加した。′H及び13CNMR(表4b参照)、融点(a、p、)、旋光度(〔 α)o)及び臨界ミセル濃度(CMC)の測定値を第3表に示す0種々の実施例 から得られた実験的データを第2表に示す。
第2表 実験的な詳細は、純粋なα−D−グルコピラノシドの6−0−エステルの調製を 示す。
第3表 例12〜23から得られる生成物の物理的データ:* ) 10−’moj!  / l、全てりo o * /L/ム中T:m定。
**)生成物は非常に不溶性である。
五−U エチル −D−グルコビーノシドの89炭酸銀(30g 、 0.11mof  )の懸濁液に、2,3,4.6−チトラー〇〜アセチル−ご−D−グルコピラノ シルブロミド(41,1g 、 0.1 mob )を少量ずつ40分にわたっ て添加した。
混合物を日夜撹拌し、ついでジクロロメタン(40d) で希釈しついでセライ ト及び活性炭で濾過した。濃縮してエチル2゜3.4.5−テトラ−0−アセチ ル−β−D−グルコピラノシド(23,4g 、 62%)を結晶化させた。
xチル2.3.4.6−テトラ−0−アセチル−グルコピラノシドを、メタノー ル(80m)に溶解した1moAのナトリウムメトキシド(2d)を用い20時 間室温で脱アセチル化した。
混合物をアンバーライ) IR−120(H”−型)を用いて中性化しついで減 圧濃縮して吸湿性固体として生成物を定量的な割α:βが1:1であるアノマー 比を存するエチルD−グルコピラノシド(30g、例12に記載したごとく調製 )を、30℃で0.05g1ofのアセテート緩衝液(4001RI1. pH 4,5)に溶解した。
β−グルコシダーゼ(50■、アルモンド、シグマ社から入手)を添加しついで 混合物を一週間撹拌した。溶液を減圧下で蒸発させついでクロマトグラフィー法 により精製し、結晶性固体(’8.2 g 、 55%)として生成物を得た。
■−匹 イソプロピル6−0−オフ ノイル−α−D−グルコピラノ之ヱ■握製 100dの2−ブタノンに溶解したイソプロピル−α−D−グルコピラノシド( 1,1g 、 5 mmoj2)及びオクタン酸(0,9g 、 6.25 t nwlo12 )の撹拌溶液に、固定化酵素(0,,5g、リボザイム(登録商 標)、例8参照)を添加した。60°Cで、48時間撹拌を継続した。酵素を濾 過して除去しついで溶剤を真空下で除去し、カラムクロマトグラフィー法により 、1.2g(70%)の生成物を得た: ’HNMR(400MFIZ、CDC 13)δ: 0.88(t、J= 6.7Hz、3H) ; 1.19(d、J =6.1)1z、3H) ; 1.24(d、J=6.2Hz。
3B);1.2B(m、8B) ; 1.62(m、2H) ; 2.34(* 、2[1) ; 3.35(t、J=9.4Hz。
IH):3.50(dd、J=4.0 and 9.5Hz、IFり i 3. 73(t、J=9.3Hz、1)1) ;3.85(a+、11) ; 3.9 2(a+、IH)4.35(+a、241) ; 4.96(d、J=3.9H z、IH)。
■−釘 nニブfJLi5−二見二jj」Lと土四二J二」Σニゲムコ」むLム乞工■旧 製 2−ブタノン(50d)に溶解した(n−ブチル)−β−D−グルコピラノシド (1,0g 、 4.2 ++u++of)を用い、例26に記載した方法に従 い、表題化合物を24時間後に25%の収率で得た: ”HNMR(400MHz、CDCl5) δ : 0.90(m、6H) ;  1.29(M、8B) ; 1.37(a+、21() ; 1.61(s、 4M) ; 2.35(m、2B) ; 3.35(m、2)!) ; 3.5 0(m、3H) ;3.85(+++、IH) ; 4.27(d、J=81( z、IH) ; 4.28(m、IH) ; 4.38(a+、IH)。
貫L」1 エチル6−0−オフ ノイル−α−D−グルコピーノシドの璽製 フッイドモナスセパシア(Pseudomonas cepacia)由来の固 定化酵素(0,5g、デンマーク特許出@3993/87に記載したごとく調製 )及びエチルα−D−グルコピラノシド(1,04g。
510!、例25に記載したごとく調製)を用い、例26に従い、48時間の反 応時間後表題化合物を収率70%で得た。’HNMRに対しては、表46を参照 のこと。
五−益 エチル6−0−ドデカノイル−D−グルコ’ 7 / ” F 旦L ’触媒と してヒュミコララムギノザ(Hun+1cola lanuginosa)由来 の固定化酵素(3,Og、デンマーク特許出願3183.000/DKに記載し たごとく調製)及び1/10 mob量を用い、例1に従って表題化合物を粗製 生成物(83%のモジエステル及び15%のジエステル及び2%のエチルD−グ ルコピラノシドを含有する100g)として16時間の反応時間後に得た。
式1で表わされるエチル6−0−アシルグルコピラノシドに対する’H−NMR 及びI3C−NMRのデーターを表4a及び表4bに示す。
表4b 表4a及び4bにおける欄は、化合物に対するデーターを示しており、ここにお いて親指肪酸(RCOOH)は、欄のタイトルCs、C3゜、C1□、C1a、 CH及びC11にそれぞれ対応する炭素原子8.10.12.14.16及び1 8を含有する。C8〜C−は、グリコシド中の炭素を示し、さらにH1〜H6b はグリコシド中の水素原子を示しこれに対し”CNMR及び’HNMRがそれぞ れこれらの表中に示される。
エチルD−ガラクトシド(11,5g 、 56 m+sof、例31に従って 調製)、オクタン酸(16g 、 111m+++ojり及びリポザイム(2g 、例8参照)を用い、表題化合物を例12に従って調製した。
24時間後生成物は収率80%で回収された。
ガラクトースを用い、例10に従い表題化合物を得た。生成物(エチルD−ガラ クトピラノシド及びエチルD−ガラクトフラノシドの混合物である)を定量的収 率で単離した。
■−共 2.3−イソプロピレン−グリセ1ル6−0−ヘキサ−゛カッイルーα−D−ガ ークトピーノシドの 1例26に記載したと同様の方法で、16時間の反応のの ち表題化合物を収率70%で得た。
■−刹 フェニル6−0−オフ ノイル−α−D−グルコピーノシド見」製 例27に記載したごとく行い表題化合物を24時間の反応ののち収率25%で得 た。
、例−」H プ!ざ±7 f jじヒシL/6二仄二上fオノ/」公」と二外乞ジ旦旦ノ」山 修膿1袈 プロピレングリコールD−グルコピラノシド(40,0g 、 0.17ono n、プロピレングリコールを用い例10に従って調製)、ドデカン酸(45g  、 0.23moj! )及び固定化酵素(4g)を用い例1に従って表題化合 物を調製した。48時間後、粗製生成物を単離しついでカラムクロマトグラフィ ー法により精製し収率16%を得た。
■−粒 エスール六 ・による6−0−オフ ノイル−α−D−グルコビーノシ゛のi′ 基質としてエチル−α−D−グルコピラノシド(1,04g。
5s*oA)及びメチルオクタノニー) (1,8g 、11 +u+ojりを 用い例26に従い表題化合物を得た。24時間の反応後表題化合物を収率10% で単離した。
■−銭 エチルジ−ヘキサ−゛カッイルーD−グルコビーノシドの° 1固定化カンデイ ダアンタルクテイカ(Candida antarctica)(6g1例1参 照)及び4倍量のドデカン酸(300g 、 1.5s+ojりを用い、例29 に従って表題化合物を得た。6日の反応時間後、粗製生成物は50%のジエステ ル含有を示した(HPLC分析)。
1−鉦 以下の条件を用いトルク計で実験を行なった:洗浄時間:20分 温 度:25℃ 水 :9°dB 試験物質: EMPA 112 (7,7α)洗 剤:ナトリウムトリホスペー ド 1.75g//!ナトリウムメタシリケー) 0.40g/jICMC0, 05g#! EDTA 0.01 g / f ナトリウムスルヘート 2.00g/j!テンシト 0.60g/j! 用いたテンシトは、75%の直鎖アルキルベンゼンスルホネー) (LAS 、  Nan5a 380)及び25%の式Iの化合物であった。得られた結果を以 下の第5表に示す: 第5表 補正音の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年2月刀日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1 特許出願の表示 PCT/DK8 B10 O135 2発明の名称 住 所 デンマーク国、デーコー−2880バグスバエルト。
ノボ アレ(番地なし) 名 称 ノボ−ノルディスク アクティーゼルスカブ4代理人 明 細 書 グリコシドのモノエステルおよびその酵素的合成方法主皿夏!h 本発明は新規なグリコシドモジエステル並びに該化合物の酵素的合成方法に関す る。
1里Ω宣量 界面活性化合物は、極めて重要な種類の工業的有機薬品を構成し、多種多様の用 途、例えば洗浄の目的のための洗剤として、食品及び飼料製品に配合される乳化 剤として、あるいはまたシャンプー、保湿性クリーム等のような多くの個人的な 嗜好品における機能的成分としての用途が見い出されている。
基本的には、界面活性剤は分子レベルで、個々の界面活性剤分子内の疎水性及び 親水性領域の洗剤にそれらの性質が特徴づけられかつ負っている。この特定の集 団は多くの形式で確立出来、例えば硫酸残基、4級アンモニウム物質またはグリ セロール部分を、直鎖のアルキル界面活性剤、4級アルキルアミン及びモノグリ コシドにおけるごとくそれぞれアルキル鎖と結合させることによって確立される 。このような界面活性剤の実際の企画において、化合物の詳細な分子構造に対し て多くの考慮が払われており、重要な点は、界面活性剤分子の疎水性及び親水性 領域間の正確なバランス並びに分子のこれら部分の実際の特定の配置にある。さ らに、界面活性剤を、高い収率を与えるプロセスで並びに合理的なコストで入手 可能な材料をもとにして実際に製造出来る可能性に対し考慮が払われるべきであ る。界面活性剤を周囲の環境に必然的に放出するような環境的問題は、最終的に 重要な関心事である。
これらのことを考慮して、糖及び脂肪酸を基礎にして界面活性剤分子、例えば糖 エステルを製造することに多年にわたって興味が持ち続けられてきている。これ らの縮合体は、親水性の糖類域及び親油性の脂肪酸残基の存在のため界面活性の 性質を示すことが期待された。バランス、すなわち縮合体の正確な割合は、糖及 び脂肪酸残基の性質の変化により変わりうるであろう;原料は非常に安い原材料 から製造することが出来;さらに天然の成分から構成されかつそれらに分解しう る界面活性剤は、環境に悪影響を与えることはない、界面活性剤の特別な例とし て、次の文献すなわちPh1lli 、J、Coconutstud、5(19 80)、 51等が参照され、ここにおいて、メチルグルコピラノシドのココナ ツツ脂肪酸エステルが記載されている。
しかし、この論文においてはこれらの界面活性剤が洗剤に対する添加剤として使 用されることに関しては記載されていない、洗剤に対する添加剤である、特別な 商業的に用いられる界面活性剤の例として、ベロウル社(スウェーデン)により 製造されているベロウル065及びベロウル160 (m 肪7 JLt :2 −ルエトキシレート)が言及される。多くの試みにもかかわらず、常法による純 粋な糖エステルの合成及び製造は、非常に困難であることが判明している。この 理由は、とりわけ、エステル化剤にさらされた場合いくつかの箇所でエステル化 される塘分子内でいくつかの化学的に類似な基が存在するためである。従って、 化学的手段によって製造される糟エステルは、通常エステル化の程度及び製品の 炭水化物の部分に関するアシル基の位置に関して異なっている化合物の混合物で ある。加えて、化学的エステル化に対する化学的手順が極めてコスト高になるこ とが判明しているので、工業的規模で入手されうるような今日までに作られた糖 エステルは、その使用が相当に制限されている。
化学的手段による糖エステルの製造における困難性並びに工業的界面活性剤とし てのこれらの化合物の魅力のために、近年、糖エステルの合成に対する酵素の利 用の可能性に対して多(の注目が払われてきている。この興味の背後にある主な 理由の一つは次の点にある。すなわち酵素は、高度の位置選択性及びエナンチオ 選択性を示すことが知られており、これらの選択性は糖分予肉の1個以上のヒド ロキシ基の選択的エステル化に対して利用出来る。安価な出発物質が酵素的プロ セスにおいて用いることが出来、従ってこのプロセスにより高品質の低価格の糖 エステルの生成が可能となろう、この種のプロセスにおいて触媒として考えられ る酵素は、主にリパーゼでありこれはエステル結合の加水分解を触媒しさらに該 リパーゼはまた原理的に逆反応すなわちエステル合成を触媒する。
しかるに糖エステルの有効な酵素的合成の開発に関する試みはこれまで成功して いない、この失敗に対する一つの主な理由は、エステル化反応の二種の基質、糖 及び脂肪酸またはその誘導体における大きな極性の相違にあり、さらにまた合成 に向けての酵素的反応をひきおこすために反応媒質中で水を除去する必要性にあ る。I!及び脂肪酸もしくはその誘導体の双方に対する良好な溶剤はほとんど入 手不可能でありさらにこれらの溶剤はしばしば酵素を不活化するであろう。
糖エステルの酵素的合成における固有のこれらの困難性は、例えば米国特許4, 614,718の実施例及びJ、Am、Chem、Soc、108(1986) 、 5638−5640及び6421−6422並びに担(1987)、 39 77−3981に報告されているように反映されている。これらの文献は、ソル ビトール及びソルビトールと脂肪酸とのエステル化に対するリパーゼの適用並び にリパーゼを用いた遊離脂肪酸の活性化エステルから長鎖のグリコシドへのエス テル交換に対するリパーゼの適用をそれぞれ教示している。明らかにされたプロ セスにおいて用いられる溶剤の毒性、低収率及び反応の低選択性のため記載され たプロセスの技術的有用性は排除される。
米国特許第4.614.718号明細書は、グリコシドのエステルに関するもの ではなく、糖もしくは高級脂肪酸の糖アルコールエステルに関する。
国際公開番号t+086105186を有するPCT出願は、グリコシドのエス テルに関するものではなく、出発物質がわずか1個の遊離水酸基を有するプロセ スに関する。
米国特許第2,759,922号明細書は、グリコシドのジエステル、トリエス テルおよびテトラエステルの調製方法に関する。
該特許は、グリコシドの純粋なモノエステルの調製は記載していない、該特許中 には、酵素反応は何ら記載されていない。
***公開公報第2.360.368は、1.1〜4のグリコシド化の程度を有す るポリグリコシドを有するポリグリコシドのエステルに関する。この***公開公 報には、酵素反応は開示されていない0本発明の一つの目的は、新規な化合物を 提供することにある0本発明の別の目的は、秀れた効果を示す界面活性剤を提供 することにある。
本発明のさらに別の目的は、洗剤中で使用した場合充分な効果を示す界面活性剤 を提供することにある。
本発明の別の目的は、より秀れた洗浄作用を有する洗浄剤を提供することにある 。
さらに本発明の別の目的は、グリコシドのエステルを製造する方法を提供するこ とにある。
本発明のさらに別の目的は、単糖類のグリコシドのモノエステルを提供すること にある。
生五曵■豊 今や驚くべきことに次式l: R−COOX−OR’ (I ) で表わされる化合物が、界面活性剤として秀れた作用を示すことが見出された; 前記式中、R1は、02〜C,アルキル又は次の基: (式中Yはメチレンまたはエチレンを表わす)で表わされる基の一種を表わし、 Xは末端のアノマー炭素原子で基−OR”を有しさらに第1級のヒドロキシ基で RCOO−基を有する炭Ii類残基を表わす0式Iにおける全ての炭糖類におい て(フルクトースは別として)、−〇R1を示す基はアノマー炭素原子に結合し ている。親の単W類並びに式Iの化合物はα型またはβ型をとりうる。
アルキル基は直鎖でもあるいは技分かれしていてもよい0語句「低級」はアルキ ル基及び同様の基に関して用いられる場合、該アルキル基は、8個以゛下の炭素 原子、好ましくは4個以下の炭素原子を含有する。
好ましくはR1はアルキル基である。好ましくは、基R′は2個、3個または4 個の炭素原子を有する。特定の、好ましい基R@の例は、エチル、プロピル、イ ソプロピル及びブチルであり、最も好ましいものはエチル及びイソプロピルであ る。
以下に記載するプロセスは、唯一の公知のプロセスと思われ、このプロセスによ れば許容可能な収率のモノエステルの製造が可能である。従って式Iのモノエス テルはこれまで入手出来なかった。Xは1個のヘキソースまたはペントース単位 からなる単糖類残基である0部分Xに対応する好ましい単糖類ハ、クルコース、 フルクトース、リボース、マンノース、ガラクトース及びキシロースであり、最 も好ましい単糖類はグルコース及びガラクトースである。
弐I中の基R−COO−に相当する好ましい脂肪酸は、飽和の脂肪酸及び不飽和 の脂肪酸であり、好ましくは6〜22個の炭素原子を含有する。このような脂肪 酸の例は、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカ ン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、トコ サン酸、シス−9−オクタデカン酸、シス、シス−9,12−オクタデカン酸及 びシス、シス、シス−9,12゜15−オクタデカン酸エ酸である。
式1の、特定の好ましい化合物の例は次の如くである:エチル6−0−ヘキサノ イルグルコシド、エチル6−0−ヘプタノイルグルコシド、エチル6−0−オク タノイルグルコシド、エチル6−0−ノナノイルグルコシド、エチル6−0−デ カノイルグルコシド、エチル6−0−ドデカノイルグルコシド、エチル6−0− テトラデカノイルグルコシド、エチル6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、エ チル6−0−オクタデカノイルグルコシド、エチル6−0−エイコサノイルグル コシド、エチル6−0−ドコサノイルグルコシド、エチル6−0−シス−9−オ クタデカノイルグルコシド、エチル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカ ノイルグルコシド、エチル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタ デカトリエノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ヘキサノイルグルコシド、 イソプロピル6−0−ヘプタノイルグリコシド、イソプロピル6−0−オクタノ イルグルコシド、イソプロピル6−0−ノナノイルグルコシド、イソプロピル6 −0−デカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ドデカノイルグルコシド、 イソプロピル6−0−テトラデカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ヘキ サデカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−オクタデカノイルグルコシド、 イソプロピル6−0−エイコサノイルグルコシド、イソプロピル6−〇−ドコサ ノイルグルコシド、イソプロピル6−0−シス−9−オクタデカノイルグルコシ ド、イソプロピル6−o−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド 、イソプロピル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエ ノイルグルコシド、プロピル6−0−ヘキサノイルグルコシド、プロピル6−0 −ヘプタノイルグルコシド、プロピル6−0−オクタノイルグルコシド、プロピ ル6−0−ノナノイルグルコシド、プロピル&−0−デカノイルグルコシド、プ ロピル6−0−ドデカノイルグルコシド、プロピル6−〇−テトラデカノイルグ ルコシド、プロピル6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、プロピル6−0−オ クタデカノイルグルコシド、プロピル6−0−エイコサノイルグルコシド、プロ ピル6−0−ドコサノイルグルコシド、プロピル6−0−シス−9−オクタデカ ノイルグルコシド、プロピル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカノイル グルコシド及びプロピル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデ カトリエノイルグルコシド、ブチル6−0−ヘキサノイルグルコシド、ブチル6 −0−ヘプタノイルグルコシド、ブチル6−O−オクタノイルグルコシド、ブチ ル6−0−ノナノイルグルコシド、ブチル6−0−デカノイルグルコシド、ブチ ル6−0−ドデカノイルグルコシド、ブチル6−0−テトラデカノイルグルコシ ド、ブチル6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、ブチル6−0−オクタデカノ イルグルコシド、ブチル6−0−エイコサノイルグルコシド、ブチル6−0−ド コサノイルグルコシド、ブチル6−0−シス−9−オクタデカノイルグルコシド 、ブチル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド及びブチ ル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエノイルグルコ シド。
式lの化合物は、驚くべきことに界面活性剤として良好な作用を示し、これは例 えば特に脂肪及びタン白質の汚れに対するそれらの洗浄効果により実証出来る。
式Iの化合物を含有する洗浄剤は、通常の形態、例えば粉末または液体の形状を とりうる。
洗浄剤の典型的例は、洗濯用洗剤、食器洗い用洗剤及び堅い表面用のクリーナー である。より典型的な例は、液体の重質洗剤(ビルグー含有またはビルグー含有 せず)及び粉末重質洗剤(ホスフェートビルグー含有または含有せず)。
洗浄剤中の界面活性剤は、主に非イオンタイプであり(例えば約80%)、また は非イオンタイプ(例えば20〜80%)並びに他のタイプの界面活性剤(例え ば20〜80%のアニオン、カチオン及び/または両性イオン)の組み合わせで ある。アニオンタイプの例は、直鎖のアルキルベンゼンスルボネート(LAS)  、II!肪アシアルコールサルフェート肪アルコールエ−チルサルフェート( ^ES) 、アルファーオレフィンサルフェー) (AO5)及び石鹸である。
液体及び粉末の洗剤は、「フレーム フォーミュレーションフォー リキッド/ パウダー へビー−デユー ディタージェントJ (J、フォルデユサーファク タント イン コンシューマ−プロダクツ セオリ、テクノロジー アンド ア プリケーション、スプリンゲルーフォルラーク 1987年)に準じて、非イオ ン界面活性剤の全部または一部(例えば50%)を式Iの化合物によって置換す ることにより製剤化出来る。
従って、液体の重質洗剤は、式Iの化合物に加えて、アニオン界面活性剤、非イ オン界面活性剤、石鹸水の泡制御剤、発泡助剤、酵素、ビルグー、配合助剤、光 沢剤、安定化剤、布帛柔軟剤、芳香剤、染料及び水を含んでなる。同様に、粉末 の重質洗浄剤は、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、石鹸水の泡制御剤 、発泡助剤、キレート剤、イオン交換剤、アルカリ剤、コビルダー、坑再沈着剤 、漂白活性化剤、漂白安定化剤、布帛柔軟剤、坑再沈着剤、酵素、光沢剤、腐蝕 防止剤、香料、染料及び青味剤、配合助剤、充填剤及び水と含有する0式Iの化 合物の秀れた効果は以下の実施例34 、37および38によって示される。更 に驚(べきことに、吹下の内容が見出された。すなわち、次式I: R−COO−X−OR’ (I ) (式中、R1は02〜C,アルキルを表わすか、又はR1は次の基 (基中、Yはメチレンまたはエチレンを表わす)で表わされる一種を表わし、X はアノマー炭素原子で1−OR’を有しかつ第一級ヒドロキシ基で基RCOO− を有する単II類部分を表わし、更にRはC4〜Ctaアルキルを表わす)で表 わされる化合物が、 次式■: R−COOR” (II ) (式中、Rは先に定義した意味であり、更にR2は水素もしくは低級アルキルを 表わす) で表わされる酸またはエステルを、次式■:HO−X −OR’ (III) (式中、XおよびR’は各々先に定義した意味と同じである)で表わされるグリ コシドと触媒の存在下で縮合させることを含んでなり、該触媒がヒドラーゼであ ることを特徴とする。
簡単に言えば、式Iの化合物は、酵素的エステル化に対する基質として、モノマ ー炭素原子で水酸基で02〜Chアルキル基を有する単糖体を用い並びに反応に 対する他の基質として遊離脂肪酸又はそのエステルを用いて極めて高収率で酵素 的合成法により製造される0反応の生成物は、アノマー炭素原子でヒドロキシ基 でアルキル基を有する糖エステルである。
以下の内容は非常に驚くべきことでありかつ予知されながうたことである。すな わち、糖のアノマー炭素で糖分子のわずかな変化は、基質としてのそれらの挙動 を劇的に改善しかつ位置特異性酵素エステル化並びに高収率を与える。このプロ セスを用い、80%、好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上の式 lの化合物を含有する製剤を調製することが可能である。このような製剤は、界 面活性剤として秀れたかつ驚くべき性質を有している。
本発明のプロセスにより適用されうる酵素は、ヒドロラーゼ、例えばエストラー ゼ及びリパーゼである0本発明のプロセスが適用される酵素は、可溶性の状態で 使用出来、あるいはまた酵素は所望により固定化されうる。また、酵素は興味の ある特異的反応に関してそれらの反応性を最適化するために化学的もしくは遺伝 子工学的方法により変形されうる。
本発明のプロセスにより使用されうる特定の酵素の例は、豚の膵臓リパーゼ並び に例えばアスペルギラス(Aspergillus)、リゾプス(Rhizop us)、プソイドモナス(Pseudoa+onas) 、エンテロバクテリウ ム(Enterobacterium) 、、クロモバクテリウム(Chrog *obacterium) 、ゲオトリシウム(Geotrictum)、ペニ シリウム(Penicillius+) 、ムコール(Mucor) 、カンデ ィダ(Candida)及びヒュミクラ(Hu+5icula)の菌株から得ら れる微生物リパーゼである。好ましい菌株の例は、ムコールマイヘイ(Muco r Miehei)、カンディダアンタルクティカ(Candidaantar ctica) 、プソイドモナスセパチカ(Pseudosonaa cepa −cia)及びヒミコララムギノザ(Humicola lanuginosa )である。
カンディダアンタルクティカ(Candida antarctica)は、ブ タペスト条約に基づき、1986年9月29日、1986年12月8日、および 1986年12月8日にそれぞれ寄託番号DSM 3855 、 DSM 39 08及びDSM 3909の番号のもとにドイチェザンルンクボンマイクロオル ガニズメン(DSM)に寄託された。
ブソイドモナスセバチカ(Pseudomonas cepacia)は、19 87年1月30日に寄託番号3959の番号のもとDSMに寄託されさらにヒミ コララムギノザ(Humicola lanuginosa)は、1986年8 月13日及び1987年5月4日にそれぞれ寄託番号3819及び4109の番 号のもとでDSMに寄託された。
さらにリパーゼは、それぞれ1987年5月4日、1987年5月4日及び19 81年10月1日にそれぞれ寄託番号4110 、4111及び18000番号 のもとて別々にDSMに寄託されたヒエミコーラプレビスボラ(I(umico la brevispora) 、プレビスバールサーモイデア(brevis  ver、thermoidea)及びインソレンス(inso−1ens ) からうることが出来る。別のリパーゼは、以下の菌株から入手出来、すなわち体 の菌株はセントチルビューロー・フォア ジンメルカルチュラム(CBS) 、 アメリカンタイプカルチャーコレクシラン(ATCC)、アグリカルチユラル  リサーチ カルチュア コレクション(NRRL)及びインスティテユート オ ブフアーメンテーシッン大阪(IFO)から以下に示す寄託番号のもとの菌株か ら公衆に対して自由に入手出来る:カンディダアンタルクティカ(Candid a antarctica) : CBS 5955+ATCC34888,N RRL Y−8295,CBS 6678. ATCC2B323. CBS  6821及びNRRL Y−7954iカンディダツクバエンシス(Candi daTsukubaensis) : CB56389. ATCC24555 、及びNRRL Y−7792;カンディダアウリカラリエ(Candida  auriculariae) : CBS 6379+ATCC24121及び IPo 1580:カンデイダヒュミコラ(Candidahusicola)  :CBS 57L ATCC1443B、 IFO0760,CBS 204 1゜ATCC9949,NRRL Y−1266、TFO0753及びIPO1 527及びカンディダ フオリオラム(Candida foliorum)  : CBS 5234及びATCC18820゜ 本発明のこのプロセスは、式■のグリコシドを単に式■の酸またはそのエステル と、酵素の存在下で単に混合することによって行なわれ、さらに所望により、反 応は酵素が所望の活性を示す溶剤中で行うことが出来る。好ましくは溶剤側よ添 加しない、もしも有機溶剤を用いる場合、該溶剤は酵素に対して有害な作用を与 えるべきではない、このような溶剤の側番よ、ケトン、炭化水素及びエーテルで ある。好ましし)溶剤側よ、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン及び2−ブタノンで ある。好ましくは、反応媒質は非水溶性であるかまたは適用される酵素の良好な 反応性及び耐用年数を確保するために必要な適当量の水のみを含有する。
好都合には、反応温度は約20〜100℃の範囲内であり、好ましくは約30〜 80℃の範囲内である。好ましくは、反応は低圧力下テ、好ましくは、約0.0 5バール以下で行なわれる0本発明を次の実施例により説明するが、この実施例 は何ら本発明の範囲を制限するものではない。
二股五王里 内部標準としてTMSを用いブリニッケル非400及びブリュッケルAM 50 0分光光度計を用いてIH及びI3CNMRスペクトルを記録したeldmキュ ーペットを用い、パーキンエレマ−241旋光計を用いて旋光度を測定した。融 点は修正しない。
1(PLC−分析をメルクリコソーブ(登録商標) NH,−カラム及び溶離剤 としての96%エタノールを用い、シマズLC−4A機(屈折率測定機)により 行なった。臨界ミセル濃度をクルーゼテンシオメーターKIOを用いて測定した 。レイボルドヘレウスからKDL 1単位に関し分子量分布を測定した。イソプ ロピルα−D−グルコピラノシドn−プロピルβ−D−グルコピラノシド及びフ ェニルα−ローグルコピラノシドは、デンマークテクニカルユニバーシイティ有 機化学科からギフトとして得られた。調製液体クロマトグラフィーを、溶離剤と してヘキサン−エチルアセテート及びエタノールの勾配によりシリカゲルについ て行なった。
1−」− エチル6−0−ドー°カッイルーD−グルコピーノシドの量70℃の撹拌バッチ 反応器内の粗製エチルD−グルコピラノシド(578g 、 2.78soff i、例10に従って調製)及びドデカン酸(751g 、 3.75mof)の 混合物に、カンディダアンタルクティカ(Candida antarctic a)由来の固定化リパーゼ(29g 、デンマーク特許出願3250/8Bに記 載したごとく調製)を添加した。
減圧下(0,05bar)のもとて撹拌を継続し、ついでエステル合成の過程を 、HPLCによりモニターした。23時間後、酵素を濾過して除去した(70℃ で)、過剰の脂肪酸を、分子蒸留(105”C、0,04ミリバール)を繰り返 えして除去し、96%(1050g)の粗製生成物及び2%のエチルD−グリコ シド及び2%のディエステル混合物(HPLC分析)を得た。粗製生成物をクロ マトグラフィー法により精製した。’HNMR−分析による同定はα及びβアノ マー1=1混合物を示した(第4表)。
反応を第1図に示す。
ILu エチル6−0−−゛カッイルーD−グルコピーノシドの“ 1エチルD−グルコ ピラノシド(625g 、 3. Omojり 、デカン酸(646g 、 3 .75moj! )及び固定化酵素(31,5g )を用い、例1に従い表題化 合物を粗製生成物(1030g、93%のモノエステル、5%のエチルローグル コピラノシド、2%ジエステル)として得た0反応は48時間で完結した。クロ マトグラフィー法により精製した生成物のNMRスペクトルを第4表に示す。
五−主 エチル6−0−−トーー’カッイルーD−グルコピーノシ′の韮 エチル−D−グルコピラノシド(609g 、 2.’ll+ojり 、テトラ デカン酸(834g 、 3.7@ojり及び固定化酵素(30,5g )を用 い例1に従い表題化合物を粗製生成物(1160g、93%のモノエステル、4 %のエチルローグルコピラノシド、3%のジエステル)として得た0反応は46 時間で完結した。クロマトグラフィー法により精製した生成物のNMRスペクト ルは、11(及び”CN?IRスペクトルに従い表4a/4bに示すごとく純粋 なα及びβアノマーに対して与えられた。
伍り−1 叢1 エチルローグルコピラノシド(603g 、 2.9moffi ) 、ヘキサ デカン酸(1001g 、 3.91mof )及び固定化リーパーゼ(30, 5g)を用い例1に従い表題化合物を粗製生成物(1220g、91%のモノエ ステル、7%のエチルローグルコピラノシド、2%のジエステル)として得た0 反応は48時間で完結した。クロマトグラフィー法により精製した生成物のNM Rスペクトルは、IH及び”CNMRスペクトルに従い表4a/4bにおいて純 粋なα及びβアノマーに対して与えられた。
エチル6−0− シス−9−オフ −セノイル −D−グルコビーノシドの骨 エチルD−グルコピラノシド(606g 、 2.9mof) 、シス−9−オ クタデセン酸(lll1g 、 3.9moj! )及び固定化酵素(30,5 g )を用い、例1に従い粗製生成物(1305g、90%のモノエステル、5 %のエチルローグルコピラノシド、5%のジエステル)として表題化合物を得た 0反応は48時間で完結エチル6−0−オフ −カノイルーD−グルコビーノシ ゛の璽製 エチルローグルコピラノシド(603g 、 2.9moj! )オクタデカン 酸(1112g 、 3.95oil )及び固定化リパーゼ(30g)を用い 、80°Cの反応温度で、反応を行い粗製生成物(1310g 、 90%のモ ノエステル、5%のエチルD−グルコピラノシド、5%のジエステル)として表 題化合物を得た。反応は48時間で完結した。クロマトグラフィー処理により精 製した生成物のNMRスペクトルはIH及びI′CLMRスペクトルに従って、 表4 a / 4 bに示すように純粋なα及びβアノマーに対して与えられた 。
立l之上■H製 触媒として30gの固定化リパーゼを用い、例1に記載した手順に従いココナツ ツ油脂肪酸の混合物(合計量3、Omojl!のうち1%のデカン酸、51%の ドデカン酸、24%のテトラデカン酸、13%のヘキサデカン酸、4%のオクタ デカン酸、5%のシス−9−オクタデカン酸及び2%のシス、シス−9,12− オクタデカンジエン酸を含有する)を用いて、エチルD−グルコピラノシド(6 00g 、 2.9moffi )をエステル化した。72時間後、反応は完結 し9.1200 gの生成物(91%のモノエステル、6%のジエステル及び3 %のエチルD−グルコピラノシド)を得た。
■−l エチル6−(λココを久タシ!イノ!く一二−D−−ニグノヒシーくラージ−? −ド!と晒I説。
固定化酵素(5gのりボザイム(登録商標)7.ムコールマイヘイ(Mucor  Mielvei)から産生されるリパーゼでノボ社から商業的に入手可能)を 、70℃の撹拌バッチ反応器(リフラックス)中のヘキサン(1000m)に懸 濁させたエチルD−グルコピラノシド(500g 、 2.4Iao1例10に 従って調製される)及びオクタン酸(520g 、 3.6o+ol)の懸濁液 に添加した。撹拌を継続し2ついで生じた水を共沸蒸留により除去した0反応の 程度を、HPLCにより追跡した。生成物が得られた場合、懸濁液は徐々に均質 な溶液となった(12時間後)、52時間後、酵素を濾過して除去しついで溶剤 を真空除去した。過剰の脂肪酸を繰り返えし分子蒸留により除去し、粗製生成物 (790g、91%のモノエステル、8%のジエステル及び1%のエチルD−グ ルコピラノシド)を得た。精製した生成物の1)(及び”CNMR−・スペクト ルは、表4 a / 4 bに与えられた純粋なα及びβ−アノマーに対するス ペクトルに一致していた。
■皿製 イソプロピルD−グルコピラノシド(例11に従って調製した446g 、 2 .01moj! )を用い、例1に従い表題化合物を調製した。24時間後に反 応は完結し、ついで粗製生成物を単離した(561.1 g、73.4%のモジ エステル及び9.2%のジエステル)。
グルコース(500g 、 2.78sof )及び強酸カチオン交換樹脂(1 00gアンバーライト15 、8DHケミカルズ)を、エタノール(2000d  、 34.3soj! )に懸濁させた。混合物を80℃で16時間撹拌した 0反応の過程をHPI、Cにより追跡した。イオン交換樹脂を濾過して除去し、 ついで溶液を活性炭(iog)で処理した。濾過後、エタノールを真空除去し、 シロツブ(578g、定量的収率)としてエチルD−グルコピラノシド(α及び βアノマーの1:1混合物)を得た。
イソプロパツール(2000d 、 26mo i! )及びグルコース(50 0g 。
2.78s+of)を用い、例10に記載した手順により表題化合物を定量的収 率で得た。
■■二■ 読J13JL二」kz乙弘ジ旦ラうシドの辷すニ活ノjソヒλ遁製。
二瓜煎王皿エ エチルβ−ローグルコピラノシド(3,0g 、 14 tr+mol、例24 に従って調製)を、70℃で溶融脂肪酸に溶融または懸濁させた。固定化リパー ゼ(典型的には0.5gのりボザイム(登録商標)、例8参照)を添加しついで 混合物を減圧下(0,05bar)で撹拌した0反応の過程を、HPLCで追跡 した。この混合物の反応物を、アセトンで希釈し、ついで酵素を濾別した。溶剤 を真空除去しついで生成物を、シリカゲルによりクロマトグラフィー処理により 回収した I)(及び13CNMR(表4a参照)に対し、さらに融点(se、 p、)、旋光度(〔α〕、)及び臨界ミセル濃度(CMC)の測定によりさらに 特徴づけられた(表3に示す)0種々の実施例から得られた詳細は第1表に示す 。
第1表 実験の詳細は、純粋なβ−D−グルコピラノシドの6−〇−エステルの調製を示 している。
■旦二n なα−D−グルコビーノシドの6−0−エスールの量二瓜煎王皿上 エチルa−D−グルコピラノシド(2,0g 、 9 mtaoI!、、例25 に従って調製)を、溶融脂肪酸(典型的には18 mrao12 )に溶解また は懸濁させた。固定化酵素(典型的には0.33g)を、例12〜17における ごとく添加した。IH及び”CNMR(表4b参照)、融点(w+、p、)、旋 光度(〔α)o)及び臨界ミセル濃度(CMC)の測定値を第3表に示す0種々 の実施例から得られた実験的データを第2表に示す。
第2表 実験的な詳細は、純粋なα−D−グルコピラノシドの6−〇−エステルの調製を 示す、゛ 第3表 例12〜23から得られる生成物の物理的データ:* > 10−5蒙o j!  / j!、全てクロロホルム中で測定。
**)生成物は非常に不溶性である。
炭酸銀(30g 、 0.11蒙02)の懸濁液に、2.3.4.6−チトラー 〇−アセチルーα−D−グルコビラノシルブロミド(41,1g 、 0.1− 〇りを少量ずつ40分にわたって添加した。
混合物を日夜撹拌し、ついでジクロロメタン(40d)で希釈しついでセライト 及び活性炭で濾過した。濃縮してエチル2゜3.4.5−テトラ−0−アセチル −β−D−グルコピラノシド(23,4g 、 62%)を結晶化させた。
エチル2.3,4.6−テトラ−0−アセチル−グルコピラノシドを、メタノー ル(8ON!1)に溶解した1mo12のナトリウムメトキシド(2m)を用い 20時間室温で脱アセチル化した。
混合物をアンバーライトIR−120(H”−型)を用いて中性化しついで減圧 濃縮して吸湿性固体として生成物を定量的な割合で得た。
■−跋 エチルα−D−グルコピーノシドの11α:βが1=1であるアノマー比を有す るエチルD−グルコピラノシド(30g、例12に記載したごとく調製)を、3 0℃で0.05++oj!のアセテート緩衝液(400d 、 p)14.5  )に溶解した。
β−クルコシダーゼ(50■、アルモンド、シグマ社から入手)を添加しついで 混合物を一週間撹拌した。溶液を減圧下で蒸発させついでクロマトグラフィー法 により精製し、結晶性固体(8,2g、55%)として生成物を得た。
■−匹 イソプロビル6−0−オフ ノイル−α−D−グルコビーノ之工曵里製 100mの2−ブタノンに溶解したイソプロピル−α−D−グルhピラノシド( 1,1g 、 5 mmojり及びオクタン酸(0,9g 、 6.25 ta vaol )の撹拌溶液に、固定化酵素(0,5g、リポザイム(登録商標)、 例8参照)を添加した。60℃で、48時間撹拌を継続した。酵素を濾過して除 去しついで溶剤を真空下で除去し、カラムクロマトグラフィー法により、1.2 g(70%)の生成物を得た: ’HNMR(400MHz、CDC1a)δ:  0.88(t、J= 6.7Hz、3H);]、、19(d、J=6.1Hz 、31() ; 1.24(d、J=6.2Hz。
3H);1.28(m、8H) ; 1.62(+w、21() ; 2.34 (m、28) ; 3.35(t、J=9.4Hz。
IH);3.50(dd、J−4,0and 9.5Hz、IH) ; 3.7 3(t、J=9.3Hz、IH) ;3.85(+++、1[1) : 3.9 2(+i、LH)4.35(m、2H) ; 4.96(d、J=3.911z 、IH)。
工q皿製 2−ブタノン(50d)に溶解したn−ブチル−β−D−グルコピラノシド(1 ,0g 、 4.2 a+e*ojりを用い、例26に記載した方法に従い、表 題化合物を24時間後に25%の収率で得た:’HNIIR(400MIIz、 CDCh)δ: 0.90(+s、6H) ; 1.29(M、811) :  1.37(m、2H) ; 1.61(*、4B) ; 2.35(m、2H)  ; 3.35(m、2H) ; 3.50(lI、3H);3.85(01, IH): 4.27(d、J=8Hz、IH); 4.28(m、iH); 4 .3B(@、In)。
星製 フッイドモナスセパシア(Pseudomonas cepacia)由来の固 定化酵素10.5 g、デンマーク特許出願3993/87に記載したごとく調 製)及びエチルα−D−グルコピラノシド(1,04g 、 5mso n、例 25に記載したごと(調製)を用い、例26に従い、48時間の反応時間後表題 化合物を収率7o%で得た。’HNMRに対しては、表46を参照のこと。
■−益 エチル6−0−)’乙たL工水ユ旦ニゲ丑λxj/>ヱ■皿製触媒としてヒュミ コララムギノザ(Humicola lanuginosa)由来ノ固定化酵素 (3,0g、テンマーク特許出願31B3.000/DXに記載したごとく調製 )及び1/10 mof!量を用い、例1に従って表題化合物を粗製生成物(8 3%のモジエステル及び15%のジエステル及び2%のエチルD−グルコピラノ シドを含有する100g)として16時間の反応時間後に得た。
式Iで表わされるエチル6−0−アシルグルコピラノシドに対する” H−NM R及び羞’(、−NMRのデーターを表4a及び表4bに示す。
表4a 表4b 表48及び4bにおける欄は、化合物に対するデーターを示しており、ここにお いて粗脂肪酸(RCOOH)は、欄のタイトルCs * C1@ + CI!  + Cra + Cra及びC1,にそれぞれ対応する炭素原子8.10,12 .14.16及び18を含有する。C,−C。
は、グリコシド中の炭素を示し、さらにH1〜H6bはグリコシド中の水素原子 を示しこれに対し130 NMR及び’HNMRがそれぞれこれらの表中に示さ れる。
エチルローガラクトシド(11,5g 、 56 s+mof、例31に従って 調製)、オクタン酸(16g 、 111m5of)及びリボザイム(2g、例 8参照)を用い、表題化合物を例12に従って調製した。
24時間後生成物は収率80%で回収された。
ガラクトースを用い、例10に従い表題化合物を得た。生成物(エチルD−ガラ クトピラノシド及びエチルD−ガラクトフラノシドの混合物である)を定量的収 率で単離した。
■−皿 2.3−イソブロビレンーグ1セ1ル6−0−ヘキサ−゛カッイルーα−D−ガ ークトピーノシドのし111例26に記載したと同様の方法で、16時間の反応 ののち表題化合物を収率70%で得た。
■−益 エスール六 によるエチル6−0−オフ ノイル−α−D−グルコピーノシドの 富 基質としてエチル−α−D−グルコピラノシド(1,04g、5ミリモル)およ びメチルオクタル−ト(1,8g、11ミリモル)を用い例26に従って表現化 合物を得た。24時間の反応後、生成物を収率10%で単離した。
勇−且 以下の条件を用いトルク針で実験を行なった:洗浄時間:20分 温 度:25°C 水 :9”dH 試験物質: EMPA 112 (7,7am )洗 剤:ナトリウムトリホス ペード 1.75g//!ナトリウムメタシリケート 0.40g/jICMC 0,05g//! EDTA 0.01 g / I!。
ナトリウムスルヘ−) 2.00g/j!テンシト 0.60g/j! 用いたテンシトは、75%の直鎖アルキルベンゼンスルホネー) (LAS 、  Nan5a 380)及び25%の式Iの化合物であった。得られた結果を以 下の第5表に示す: 第5表 n−ブタノール(300,d 、 3.28d)およびグルコース(20g、0 .11モル)を用い、例10の手順に従い、表題化合物を定量的収率で得た。
n−ブチル6−0−ドー゛カッイルーD−グルコピラノシドの璽盃 n−ブチルローグルコピラノシド(22゜6g、0.10モル)を用い、例1の 方法に従い、表題化合物を得た。24時間後、反応は完結し、粗製生成物を単離 した(40g、84%のモノニスヘキサン(10(ld )に溶解したn−プロ ピルローグルコピラノシド(5,6g 、0.025モル、イソプロパツールの 代りにn−プロパツールのみを用いて例11に従って得た)およびメチルドデカ ノエート(10,8g、 0.05モル)の撹拌混合物に、カンデイダ アンタ ルクチイカ(Candida antarctica) (1,0g )由来の 固定化酵素を添加した。反応混合物をリフラックスし、次いで反応中に生じたメ タノールを共沸蒸留により除去した。
16時間後、表題化合物を72%の収率(7,3g)で単離した。
■−鉦 ホスフェートビルグーを有しない重質粉末を次のように製剤化した: 界面活性剤を有しない塩基性洗浄剤: ゼオライトA265 、ニトリロトリ酢酸106、炭酸ナトリウム106、メタ シリケートナトリウム85、カルボキシメチルセルロース(CMC)11 、E DTA2.1、硫酸ナトリウム425(塩基性洗剤1kg当たりのg数としての 表示量)。
これに界面活性剤を添加し、最終濃度12.5%(W/W)とした、用いた界面 活性剤は、75%の直鎖のベンゼンスルホネート(LAS、 Nan5a S  80)および25%の以下の試験化合物であった・ 最終洗剤組成物を、4.8g//!の濃度で適用した。洗浄実験を、例34で示 した条件下トルク針を用いて行った。洗浄後、脂肪の残留量をシックレット(S oxhlet) (登録商標)による抽象径測定し、スワッチの脂肪%(W/W )として表わした。
以下の結果を得た: ベロール160 2.49 ホダッグCB−62,54 グルカーテDo 2.50 グルカーテSS 2.56 エチル6−0−ドデカイル−D−グルコピラノシド 2.39エチル6−0−ド デカイル−D−グルコピラノシド 2.40エチル6−0−ヘキサデカノイル− 〇−グルコピラノシド 2.43エチル6−0−オクタデカノイル−D−グルコ ピラノシド 2.44エチル6−0−(シス−9−オクタデカノイル)−D−2 ,37グルコビラノシド エチル6−0− (、ココナツツ脂肪アシル) −D−2゜42グルコビラノシ ド ベロール065および160は、スウェーデンの会社ベロールAB製の商業的ア ルコールエトキシレートでありs C1&−1@およびCI!−+aの脂肪アル コール部分に鎖長を有しかつそれぞれ10EOおよび6EOのエトキシル化の程 度を有する。ホダッグCB−6は、ココナツツ油からの脂肪酸に蟇づ(メチルグ リコシドエステル混合物であり、これは未特定のモノ−、ジー、トリー等のエス テルの混合物であり、ホダフグ社(スコーキ、イリノイス、USAから入手可能 である。アメルコールグルカーテ、DOおよびSSはメチルグルコースセスキス テラ−) (CAS番号32933−99−1)およびメチルグルコースジオレ エートCCAS番号68936−95−8)である、エチルD−グルコピラノシ ドの6−0−エステルは例1,2、および4−7によって得た。
五−皿 先の実施例におけると同様にホスフェート洗浄なしで洗浄実験を行ったが、試験 化合物は全て33対67(試験化合物対しAS)の割合で混合し、全界面活性剤 は、洗浄混合物の11.3%であり、これは全て洗液It当たり4.8gの濃度 で適用した。
得られた結果を表に示す。
残留脂肪(%) 試験化合物 重量/重量 ベロール065 2.13 ベロール160 2.03 リゴウト0−1570 2.02 リツウトL−16952,01 APG 325 2.09 APG 550 1.96 エチル6−0−(ココナツツ脂肪酸)−D−1,90グルコビラノシド リョウト0−1570およびL−1695は、それぞれオレイン酸およびラウリ ン酸の商業的に入手可能なスクロースエステルであり、その両者は種々の程度の エステル化度を有するエステルの混合物である。 APG325および550は 、それぞれ8−11およヒ12−15の脂肪アルコールの鎖長分布を有するアル キルポリグリコシド(1〜10の間でグルコース単位が変化する重合度をもつ炭 水化物部分と脂肪アルコール混合物のグリコシド)であり、それぞれホリゾンケ ミカル社(テキサス州、USA)から入手可能である。エチル6−0−(ココナ ツツ脂肪アシル)−D−グルコピラノシドを例7に従って製造した。
請求の範囲 1、 次式I: R−COO−X −OR’ (夏 ) (式中、R1はC3−C1,アルキルを表わすか、又はR1は次の基 (基中、Yはメチレンまたはエチレンを表わす)で表わされる一種を表わし、X はアノマー炭素原子で基−OR″を有しかつ第一級ヒドロキシ基で基RCOO− を有する単糖類部分を表わし、更にRは04〜Ctaアルキルを表わす)で表わ される化合物の製法であって、 次式■: R−COOR” (It ) (式中、Rは先に定義した意味であり、更にR2は水素もしくは低級アルキルを 表わす) で表わされる酸またはエステルを、次式■:8O−X−OR’ (I[[) (式中、XおよびR1は各々先に定義した意味と同じである)で表わされるグリ コシドと触媒の存在下で縮合させることを含んでなり、該触媒がヒドラーゼであ ることを特徴とする前記方法。
2、部分Xに対応する単I!類が末端アノマー炭素原子で基−OR’を有する、 請求の範囲第1項記載の方法。
3、R’が未置換アルキル基である、請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。
4、R’が2.3又は4個の炭素原子を有する、請求の範囲第1〜第3項のいず れかに記載の方法。
5、R’がエチル、プロピル、イソプロピルまたはブチル、好ましくはエチルま たはイソプロピルである、前記請求の範囲第1〜第4項のいずれか1項に記載の 方法。
6、 残基Xに対応する単糖類がグルコース、フルクトース、リボース、マンノ ース、又はガラクトース、好ましくはグルコースまたはガラクトースである、請 求の範囲第1〜第5項のいずれか1項に記載の方法。
7、残基R−COO−に相当する脂肪酸が、6〜22個の炭素原子を含有する前 記請求の範囲第1〜第6項のいずれか1項記載の化合物。
8、脂肪酸がヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデ カン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、ト コサン酸、シス−9−オクタデカン酸、シス、シス−9,12−オクタデカン酸 、またはシス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエン酸である請求 の範囲第7項記載の方法。
9、R’がエチル、イソプロピル又はブチルであり、更にXはグルコース単位で ある、請求の範囲第8項記載の方法。
10、ヒドラーゼが、リパーゼ、エステラーゼもしくはプロテアーゼである、請 求の範囲第1〜第9項のいずれか1項に記載の方法。
11、リパーゼが、ムコール(Mucor) 、ヒエミコラ(Hu*1cola )プサイトモナス(Pseudos+onas)またはカンディダ(Candi da)の種により産生されうるちのであることを特徴とする請求の範囲第1項〜 第10項のいずれか1項に記載の方法。
12、酵素が固定化された形で適用される、請求の範囲第1項〜第11項のいず れか1項に記載の方法。
13、溶剤を用いない、請求の範囲第1〜第12項のいずれかに記載の方法。
14、次式I: R−Coo)、 X −OR’ (1)(式中、R1は02〜C,アルキルを表 わすか、又はR1は次の基 (基中、Yはメチレンまたはエチレンを表わす)で表わされる一種を表わし、X はアノマー炭素原子で基−OR’を有しかつ第一級ヒドロキシ基で基RCOO− を有する単糖類部分を表わし、更にRは04〜C24アルキルを表わす)で表わ される化合物。
15、部分Xに対応する単II類が、末端アノマー炭素原子で基−OR’を有す る、請求の範囲第14項記載の化合物。
16、 RIが未置換アルキル基である、請求の範囲第14項又は第15項記載 の方法。
)・ 17.R1が2.3又は4個の炭素原子を有する、請求の範囲第14〜第 16項のいずれか1項に記載の化合物。
1B、 R1がエチル、プロピル、イソプロピルまたはブチル、好ましくはエチ ルまたはイソプロピルである、前記請求の範囲第14〜第17項のいずれが1項 に記載の化合物。
19、残基Xに対応する単II類がグルコース、フルクトース、リボース、マン ノース、又はガラクトース、好ましくはグルコースまたはガラクトースである、 前記請求の範囲第14〜第18項のいずれが1項に記載の化合物。
20、残基R−COO−に相当する脂肪酸が、6〜22個の炭素記載の化合物。
21、脂肪酸がヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ド デカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、 トコサン酸、シス−9−オクタデカン酸、シス、シス−9,12−オクタデカン 酸、またはシス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエン酸である請 求の範囲第20項記載の化合物。
22、エチル6−0−ヘキサノイルグルコシド、エチル6−〇−ヘプタノイルグ ルコシド、エチル6−o−オクタノイルグルコシド、エチル6−0−ノナノイル グルコシド、エチル6−〇−デカノイルグルコシド、エチル6−0−ドデカノイ ルグルコシド、エチル6−0−テトラデカハルグルコシド、エチル6−0−ヘキ サデカノイルグルコシド、エチル6−o。
−オクタデカノイルグルコシド、エチル6−0−エイコサノイルグルコシド、エ チル6−0−ドコサノイルグルコシド、エチル6−0−シス−9−オクタデカノ イルグルコシド、エチル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグル コシド、エチル6−〇−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエ ノイルグルコシド、イソプロピル6−0〜ヘキサノイルグルコシド、イソプロピ ル6−0−ヘプタノイルグルコシド、イソプロピル6−0−オクタノイルグルコ シド、イソプロピル6−0−ノナノイルグルコシド、イソプロピル6−0−デカ ノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ドデカノイルグルコシド、イソプロピ ル6−0−テトラデカノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ヘキサデカノイ ルグルコシド、イソプロピル6−0−オクタデカノイルグルコシド、イソプロピ ル6−0−エイコサノイルグルコシド、イソプロピル6−0−ドコサノイルグル コシド、イソプロピル6−0−シス−9−オクタデカノイルグルコシド、イン1 0ビル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド、イソプロ ピル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエノイルグル コシド、プロピル6−0−ヘキサノイルグルコシド、プロピル6−0−ヘプタノ イルグルコシド、プロピル6−0−オクタノイルグルコシド、プロピル6−0− ノナノイルグルコシド、プロピル6−0−デカノイルグルコシド、プロピル6− 0−ドデカノイルグルコシド、プロピル6−0−テトラデカノイルグルコシド、 ブUビル6−o−ヘキサデカノイルグルコシド、プロピル6−0−オクタデカノ イルグルコシド、プロピル6−0−エイコサノイルグルコシト、フロビル6−0 −ドコサノイルグルコシド、プロピル6−0−シス−9−オクタデカノイルグル コシド、プロピル6−0−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド 及びプロピル6−0−シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエノ イルグルコシド、ブチル6−0−ヘキサノイルグルコシド、ブチル6−0−ヘプ タノイルグルコシド、ブチル6−0−オクタノイルグルコシド、ブチル6−0− ノナノイルグルコシド、ブチル6−0−デカノイルグルコシド、ブチル6−0− ドデカノイルグルコシド、ブチル6−0−テトラデカノイルグルコシド、ブチル 6−0−ヘキサデカノイルグルコシド、ブチル6−0−オクタデカノイルグルコ シド、ブチル6−0−エイコサノイルグルコシド、ブチル6−o−ドコサノイル グルコシド、ブチル6−0−シス−9−オクタデカノイルグルコシド、ブチル6 −0−シス、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド又はブチル6−0− シス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエノイルグルコシドである 、請求の範囲第14項記載の化合物。
第1図 国際調査報告 一一一−^−1−”””’ PCT/DK8[1100135

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式I: (R−COO)nX−OR1(I) (式中、R,n,X及びR1の各々は先に定数した意味である) で表わされる化合物。
  2. 2.R1が未置換アルキル基である、請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 3.R1が2個、3個または4個の炭素原子を有する、請求の範囲第1項または 第2項記載の化合物。
  4. 4.R1がエチル、プロピル、イソプロピルまたはブチル、好ましくはエチルま たはイソプロピルである、前記請求の範囲のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 5.nが1である、前記請求の範囲のいずれか1項に記載の化合物。
  6. 6.Xが1個のみのヘキソースまたはペントース単位を含有する炭水化物残基で ある、前記請求の範囲のいずれか1項に記載の化合物。
  7. 7.残基Xに対応する炭水化物がグルコース、フルクトース、リボース、アラビ ノース、マンノース、ガラクトース及びキシロース、好ましくはグルコースまた はガラクトースである、請求の範囲第6項記載の化合物。
  8. 8.残基Xに対応する炭水化物はスクロース、マルトース、セルビオース、ラク トースまたはイソマルトースである、請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項 に記載の化合物。
  9. 9.残基R−COO−に相当する脂肪酸が、6〜22個の炭素原子を含有する前 記請求の範囲のいずれか1項記載の化合物。
  10. 10.脂肪酸がヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ド デカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、エイコサン酸、 ドコサン酸、シス−9−オクタデカン酸、シス、シス−9,12−オクタデカン 酸、またはシス、シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエン酸である請 求の範囲第9項記載の化合物。
  11. 11.エチル6−O−ヘキサノイルグルコシド、エチル6−O−ヘプタノイルグ ルコシド、エチル6−O−オクタノイルグルコシド、エチル6−O−ノナノイル グルコシド、エチル6−O−デカノイルグルコシド、エチル6−O−ドデカノイ ルグルコシド、エチル6−O−テトラデカノイルグルコシド、エチル6−O−ヘ キサデカノイルグルコシド、エチル6−0−オクタデカノイルグルコシド、エチ ル6−O−エイコサノイルグルコシド、エチル6−O−ドコサノイルグルコシド 、エチル6−O−シス−9−オクタデカノイルグルコシド、エチル6−O−シス 、シス−9,12−オクタデカノイルグルコシド、エチル6−O−シス、シス、 シス−9,12,15−オクタデカトリエノイルグルコシド、イソプロピル6− O−ヘキサノイルグルコシド、イソプロピル6−O−ヘプタノイルグルコシド、 イソプロピル6−O−オクタノイルグルコシド、イソプロピル6−O−ノナノイ ルグルコシド、イソプロピル6−O−デカノイルグルコシド、イソプロピル6− O−ドデカノイルグルコシド、イソプロピル6−O−テトラデカノイルグルコシ ド、イソプロピル6−O−ヘキサデカノイルグルコシド、イソプロピル6−O− オクタデカノイルグルコシド、イソプロピル6−O−エイコサノイルグルコシド 、イソプロピル6−O−ドコサノイルグルコシド、イソプロピル6−0−シス− 9−オクタデカノイルグルコシド、イソプロピル6−O−シス、シス−9.12 −オクタデカノイルグルコシド、イソプロピル6−O−シス、シス、シス−9, 12,15−オクタデカトリエノイルグルコシド、プロピル6−O−ヘキサノイ ルグルコシド、プロピル6−O−ヘプタノイルグルコシド、プロピル6−O−オ クタノイルグルコシド、プロピル6−0−ノナノイルグルコシド、プロピル6− O−デカノイルグルコシド、プロピル6−O−ドデカノイルグルコシド、プロピ ル6−O−テトラデカノイルグルコシド、プロピル6−O−ヘキサデカノイルグ ルコシド、プロピル6−O−オクタデカノイルグルコシド、プロピル6−O−エ イコサノイルグルコシド、プロピル6−O−ドコサノイルグルコシド、プロピル 6−O−シス−9−オクタデカノイルグルコシド、プロピル6−O−シス、シス −9,12−オクタデカノイルグルコシド及びプロピル6−O−シス、シス、シ ス−9,12,15−オクタデカトリエノイルグルコシド、ブチル6−O−ヘキ サノイルグルコシド、ブチル6−O−ヘプタノイルグルコシド、プチル6−O− オクタノイルグルコシド、ブチル6−O−ノナノイルグルコシド、ブチル6−O −デカノイルグルコシド、ブチル6−O−ドデカノイルグルコシド、ブチル6− O−テトラデカノイルグルコシド、ブチル6−O−ヘキサデカノイルグルコシド 、ブチル6−O−オクタデカノイルグルコシド、ブチル6−O−エイコサノイル グルコシド、ブチル6−O−ドコサノイルグルコシド、ブチル6−O−シス−9 −オクタデカノイルグルコシド、ブチル6−O−シス、シス−9,12−オクタ デカノイルグルコシド及びブチル6−O−シス、シス、シス−9,12,15− オクタデカトリエノイルグルコシドである、請求の範囲第1項記載の化合物。
  12. 12.請求の範囲第1項記載の式Iの化合物の製造方法であって、次式II:R −COOR2(II)(式中、Rは先に定義した意味と同じてある。さらにR2 は水素または低級アルキルを表わす)で表わされる酸またはエステルを、次式I II:(HO)nX−OR1(III)(式中、n,X及びR1は各々先に定義 した意味を表わす)で表わされるグリコシドと、触媒の存在下で縮合させること を含んでなる、該触媒が酵素であることを特徴とする前記方法。
  13. 13.調製された式Iの化合物が、請求の範囲第2項〜第11項のいずれかに特 異的に言及されたものである、請求の範囲第12項記載の方法。
  14. 14.酵素がヒドロラーゼである、請求の範囲第12項または第13項記載の方 法。
  15. 15.ヒドロラーゼがリパーゼ、エステラーゼまたはプロテアーゼである、請求 の範囲第14項記載の方法。
  16. 16.リパーゼが、ムコール(Mucor)、ヒュミコラ(Humicola) 、プサイドモナス(Pseudomonas)またはカンディダ(Candid a)の種により産生されうるものであることを特徴とする、請求の範囲第12項 〜第16項のいずれか1項に記載の方法。
  17. 17.酵素が固定化された形で適用される、請求の範囲第12項〜第16項のい ずれか1項に記載の方法。
  18. 18.本発明で記載される特徴の新規な事項または組み合わせ。
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