JPH03286157A - 駆動輪スリップ制御装置 - Google Patents

駆動輪スリップ制御装置

Info

Publication number
JPH03286157A
JPH03286157A JP8701990A JP8701990A JPH03286157A JP H03286157 A JPH03286157 A JP H03286157A JP 8701990 A JP8701990 A JP 8701990A JP 8701990 A JP8701990 A JP 8701990A JP H03286157 A JPH03286157 A JP H03286157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine output
output reduction
vehicle body
driving wheel
body acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8701990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2581990B2 (ja
Inventor
Shiyuuji Shiraishi
修士 白石
Osamu Yamamoto
修 山本
Yoshiyasu Akuta
好恭 飽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2087019A priority Critical patent/JP2581990B2/ja
Priority to US07/611,570 priority patent/US5172319A/en
Publication of JPH03286157A publication Critical patent/JPH03286157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581990B2 publication Critical patent/JP2581990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、駆動輪の過剰スリップを防止するための駆動
輪スリップ制御装置に関する。
(2)従来の技術 車両の発進時や加速時における駆動輪の過剰スリップを
防止する所謂トラクションコントロールシステムを備え
た車両においては、駆動輪の過剰スリップが一律に規制
されてしまうため、スポーツ走行の一種であるドリフト
走行を行うことが一般的に困難となる。
このような不都合を避けてドリフト走行を可能にすべく
、車体の横加速度が所定値以上になった場合にトラクシ
ョンコントロールを禁止する技術が、特開昭63−14
9236号公報において開示されている。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の技術のように横加速度が大き
くなったときにトラクションコントロールを禁止するも
のでは、ドライバーが操舵操作を行っていない状態では
横加速度が発生しておらず、操舵操作の開始と共に横加
速度が発生し、その横加速度が所定値よりも大きくなっ
た瞬間に情交にトラクションコントロールが禁止される
ことになり、ドライバーにとって車両のコントロールが
困難なものとなる不都合がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、タイヤの
グリップ力あるいは路面の摩擦係数の大小の基準となる
車体加速度に基づいて駆動輪スリップの過剰な抑制を禁
止することにより、スポーツ走行が可能であり、且つド
ライバーにとってコントロールが容易な駆動輪スリップ
制御装置を提B0発明の構成 (11課題を解決するための手段 前記目的を遺戒するために、本発明はクレーム対応図で
ある第1A図に示すように、駆動輪のスリップ状態を検
出するスリンプ状態検出手段と、そのスリンプ状態検出
手段の出力信号に基づいてエンジン出力低減量を算出す
るエンジン出力低減量算出手段と、このエンジン出力低
減量算出手段の出力信号に基づいてエンジン出力を低減
するエンジン出力低減手段とを備えた駆動輪スリップ制
御装置において、駆動輪のグリ・ンプカもしくは路面の
摩擦係数によって変化する車体加速度を算出する車体加
速度算出手段と、この車体加速度算出手段の出力信号に
基づいて前記エンジン出力低減量算出手段で算出したエ
ンジン出力低減量を補正する補正量決定手段とを備えた
ことを第1の特徴供することを目的とする。
とする。このとき、前記エンジン出力低減量の補正は、
目標駆動輪速度の変更、あるいは最低エンジン出力の補
正により実現することができる。
また本発明は、クレーム対応図である第1B図に示すよ
うに、駆動輪のスリップ状態を検出するスリップ状態検
出手段と、そのスリップ状態検出手段の出力信号に基づ
いてエンジン出力低減量を算出するエンジン出力低減量
算出手段と、このエンジン出力低減量算出手段の出力信
号に基づいてエンジン出力を低減するエンジン出力低減
手段とを備えた駆動輪スリップ制御装置において、駆動
輪のグリップ力もしくは路面の摩擦係数によって変化す
る車体加速度を算出する車体加速度算出手段と、この車
体加速度算出手段の出力信号の増大に基づいて、前記エ
ンジン出力低減手段のエンジン出力低減速度を低下させ
るエンジン出力低減速度決定手段とを備えたことを第2
の特徴とする。
(2)作 用 上記第1の特徴によれば、駆動輪のグリップ力あるいは
路面の摩擦係数によって変化する車体加速度の大小に応
して、補正量決定手段がエンジン出力低減手段で演算し
たエンジン出力低減量を補正する。この補正は、例えば
目標駆動輪速度の変更、あるいは最低エンジン出力の補
正により行われる。而して、車体加速度が大きいときに
はトラクシタン制御中におけるエンジン出力の低減量を
減少させることができ、その結果ドリフト走行が可能に
なり、しかも、そのドリフト量がリニアに変化するため
に操舵フィーリングが向上する。
また、上記第2の特徴によれば、駆動輪のグリップ力あ
るいは路面の摩擦係数によって変化する車体加速度の大
小に応して、エンジン出力低減速度決定手段がエンジン
出力低減手段の出力するエンジン出力低減速度を低下さ
せる。これにより、車体加速度が大きいときにはトラク
ション制御中におけるエンジン出力の低減速度が低下し
てドリフト走行が可能になり、しかも、そのドリフト量
がリニアに変化するために操舵フィーリングが向上する
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第2図は本制御装置が搭載された車両の概略構成図であ
って、この車両はエンジン已によって駆動される一対の
駆動輪Wrと一対の従動輪Wfを備えており、駆動輪W
rおよび従動輪Wfには、その速度Vw、V、を検出す
る駆動輪速度検出器1と従動輪速度検出器2がそれぞれ
設けられている。エンジンEには、そのクランクシャフ
トの回転速度Neを検出するための歯車とtmビックア
ンプよりなる回転速度検出器3と、そのミッション4の
ギヤ位置を検出するためのギヤ位置検出器5が設けられ
るとともに、その吸気通路6にはパルスモータフに接続
されて開閉駆動されるスロットル弁8が設けられている
。またエンジンEの近傍には大気圧PAを検出する大気
圧検出器9が設けられている。そして、前記駆動輪速度
検出器1、従動輪速度検出器2、回転速度検出器3、ギ
ヤ位置検出器5、パルスモータ7、および大気圧検出器
9はマイクロコンピュータよりなる電子制御ユニットU
に接続されている。
第3図は前記各検出器から入力された検出信号を制御プ
ログラムに基づいて演算処理し、前記パルスモータ7を
介してスロットル弁8を駆動するための電子制御ユニッ
トUを示している。この電子制御ユニ7トUは、前記演
算処理を行うための中央処理装置(CPU)10、前記
制御プログラムや各種マツプ等のデータを格納したリー
ドオンリーメモリ(ROM)11前記各検出器の検出信
号や演算結果を一時的に記憶するランダムアクセスメモ
リ(RAM)12、前記各検出器、すなわち駆動輪速度
検出器1、従動輪速度検出器2、回転速度検出器3、ギ
ヤ位置検出器5、大気圧検出器9が接続される入力部1
3、および前記パルスモータ7が接続される出力部14
から構成されている。而して、上記電子制御ユニットU
は、入力部13から入力される各検出信号とリードオン
リーメモリ11に格納されたデータ等を後述する制御プ
ログラムに基づいて中央処理装置10で演算処理し、最
終的に出力部14を介してパルスモータ7を駆動する。
これにより、スロットル弁8が閉弁制御されてエンジン
Eの出力トルクが変化し、その結果車両の駆動輪Wrの
過剰スリップを抑制すべく駆動輪トルクが最適の値に制
御される。
第4図(A)は電子制御ユニッ)Uの回路構成を示すブ
ロンク図であって、前記従動輪速度検出器2が出力する
従動輪速度Vvは目標駆動輪速度算出手段15に入力さ
れ、そこで前記従動輪速度vvに定数に、lを乗算する
ことにより駆動輪Wrの適正なスリップ状態が得られる
目標駆動輪速度VRが決定される。
V、=に、*V。
目標駆動輪速度■えと前記駆動輪速度検出器1が出力す
る駆動輪速度■。はスリップ状態検出手段16に入力さ
れ、そこで目標駆動輪速度V、に対する実際の駆動輪速
度V1.lの偏差から駆動輪Wrのスリップ状態が検出
される。駆動輪速度V−が目標駆動輪速度■8を上回っ
てスリップ状態が検出されると、スロットル弁8のPI
Dフィードバック制御によりエンジンEの出力を低減し
て前記駆動輪速度■いを目標駆動輪速度VIIに収束さ
せるべく、エンジン出力低減量算出手段17において、
駆動輪速度V8と目標駆動輪速度■8の偏差、その偏差
の積分値、および駆動輪速度VWの微分値に、それぞれ
対応する制御ゲインを乗算することにより制御量が求め
られる。この制御量は、例えば後述する車体加速度算出
平段23の出力Tgによって求められるタイヤ−路面間
の伝達可能トルクをデータテーブルより読みだし、その
トルクに対応するエンジン出力トルク相当のスロットル
初期開度を前述のPIDフィードバック制御によって補
正して目標スロットル開度を定めるもので、本出願人よ
り平成2年1月19日付けで出願された特願平2−10
122号に開示されている。
エンジン出力低減量算出手段17の出力信号はエンジン
出力低減手段19に入力され、そこで前記制御量がパル
スモータ8を介してスロットル弁9にフィードバックさ
れる。
前記従動輪速度検出器2からの従動輪速度Vvが入力さ
れる実ヨーレート算出手段20では、左右の従動輪速度
■9の偏差に基づいて実ヨーレートYが算出され、この
実ヨーレートYは横加速度算出手段21において従動輪
速度Vvと乗算されて車体の横加速度Lgが算出される
。一方、前記従動輪速度検出器2からの従動輪速度■、
は前後加速度算出手段22において微分演算され、車体
の前後方向加速度Fgが求められる。上記横加速度Lg
と前後方向加速度Fgは、車体加速度算出手段23に入
力され、そこで次式に基づいて車体加速度Tgが算出さ
れる。
Tg=7Lg2 +1g” このようにして求められた車体加速度Tgは、前記補正
量決定手段18に入力され、そこで車体加速度Tgの大
きさに応して基準値補正量Δ■。
が決定される。そして、この基!1!値補正置ΔVRを
前記目標駆動輪速度算出手段15で算出した目標駆動輪
速度VRに加算することにより、その目標駆動輸速度■
、が修正目標駆動輪速度V、I として増加方向に修正
される。
y、’ =V、+AV。
上記基準値補正量ΔV、は、例えば車体加速度Tgが下
限値以下の場合は0で、Tgが上限値よりも大きい場合
には一定[(例えば、5 km/ h )とされ、下限
値と上限値の間でリニアに増加するように設定すること
ができる。
而して、補正量決定手段18で修正目標駆動輪速度■え
′が決定されると、エンジン出力低減手段19において
駆動輪速度■。を前記修正目標駆動輪速度V、′に収束
させるべく、パルスモータ7が駆動されてスロットル弁
8が閉弁制御される。
このとき、駆動輪の駆動方向のスリップ状態が大きいと
きであっても、車体加速度Tgの増加に応して目標駆動
輪速度■□が増加するように補正されているので、実際
の駆動輪速度■ヮと前記修正目標駆動輪速度V、ll 
の偏差が小さくなり、その結果スロットル弁8の閉弁量
が減少する。これにより、車体加速度Tgが大きいとき
、すなわち駆動輪Wrのグリップ力あるいは路面の摩擦
係数が大きいときに、駆動方向のスリップを許すことに
よりタイヤ横限界力が低減されてスポーティな走行が可
能になる。
次に第4図(B)および第5図を併せて参照して本発明
の第2実施例を説明する。
この実施例は補正量決定手段18の機能が前述の第1実
施例と異なっている。この実施例によれば、補正量決定
手段18中にエンジンの無負荷状態を示す最小スロット
ル開度THMINがエンジン回転数の関数として与えら
れた後に、車体加速度算出手段23が出力する車体加速
度Tgの大きさに応して決定されるスロットル開度増分
UPTI(だけ増加するように補正され、修正最小スロ
ットル開度THMIN ’ とされる。
TH旧N ’ =THMIN +UPTll上記スロッ
トル開度増分UPTHは、車体加速度Tgが第5図に示
された下限値GCL以下の場合には0で、Tgが上限値
GCHよりも大きい場合には一定値UPCとされ、下限
値と上限値の間でリニアに増加するように設定される。
而して、スロットルフィードバック制御における目標ス
ロットル開度Tl(INHは、第4図(A)と同様にエ
ンジン出力低減量算出手段17から出力されるので、そ
の目標スロットル開度Tl(INHが前記修正最小スロ
ットル開度T)IMIN ’ よりも小さい場合には、
この修正最小スロットル開度THMIN ’が目標スロ
ットル開度T)IINMとされる。
THINM <T)IMIN ’ →THIN?I =
THMIN ’また、目標スロットル開度T)IINM
が前記修正最小スロットル開度増分口IN ’ よりも
大きい場合には、この目標スロットル開度THINPが
そのまま使用される。
THINM >THMIN ’ +TEIINM =T
HINM而して、この第2実施例によれば、車体加速度
Tgの増加に応じて最小スロットル開度THMINが増
加方向に修正されて修正最小スロットル開度T11MI
N ’ とされ、目標スロットル開度THINMが前記
修正最小スロットル開度THMrN ’ を常に上回る
ようにスロットル弁8がフィードバック制御される。
これにより、駆動輪Wrのグリップ力あるいは路面の摩
擦係数が大きいときには、トラクションコントロールに
よるエンジントルクの低減量が小さくなるように修正さ
れ、スポーティな走行が可能になる。
次に、第6図〜第9図に基づいて本発明の第3実施例を
説明する。
第6図から明らかなように、この実施例は前記第1およ
び第2実施例における補正量決定手段18に代えて、車
体加速度算出手段23の出力信号に基づいてエンジン出
力低減量算出手段17におけるスロットルフィードバッ
ク制御の制御速度を変えるエンジン出力低減速度決定手
段24を備えている。このエンジン出力低減速度決定手
段24の出力は第4図(A)で詳述したスロットルフィ
ードバック制御のPID制御の制御ゲインであるKrH
p ’ + Krx+ ’ +  7°′を各種運転環
境でに 変更するとともに車体加速度によっても変えるものであ
る。
第7図は、前記エンジン出力低減速度決定手段24にお
いて実行される制御内容を示すフローチャートである。
このフローチャートにおいて、まずステップSIで電子
制御ユニットUのリードオンリーメモリー1に格納され
たテーブルから車体加速度Tgの大きさに応したP、I
、D各項の制御ゲインKTMP 、  KyNr 、 
KTNDが検索される。すなわち、車体加速度算出手段
23が高グリップ状態である値を示しているときには、
これらの制御ゲインは小さい(すなわち制御速度が低い
)ものとなり、駆動輪のスリップ状態の収束速度が遅く
なって長い期間にわたって駆動輪のスリップ状態が持続
され、スポーツ走行が可能となる。また、車体加速度T
gが小さい場合、すなわち低グリップ状態であるときに
は、制御ゲインは大きな値が選ばれ、速やかな駆動輪ス
リップ状態の収束制御が可能となる。
次に、ステップS2で、回転速度検出器3が出力するエ
ンジンEの回転速度Neに基づいて、スロットル開度に
対応するエンジントルクの補正係数dTH/dTQがテ
ーブルより検索される。この補正は、第8図に示すよう
に、エンジンEの回転速度Neの増加に伴ってスロット
ル弁8の開度を単位角度変化させたときに起きるエンジ
ン出力トルク変化が変わることに鑑み、スリップ状態検
出手段16からのスリップ状態に対する駆動輪トルクの
低減量を一定とするために行われる。次に、ステップS
3の行うギヤ位置補正で、ギヤ位置検出器5の出力信号
に基づいて、ギャオシオG/Rによる回転速度Neの増
加割合を補正するギヤ位置補正係数KG/11がテーブ
ルより検索される。続いて、ステップS4で、実際の駆
動輪速度V。と目標駆動輪速度■8の偏差V、(あるい
はΣVE)に基づいてv2補正係数Kvtが検索される
。このV、補正係数Kvtは、フィードバック制御開始
時のエンジンEの初期出力トルクが合わなかった場合や
、路面のFR擦係数が急増した場合等の、必要充分な車
体加速度が得られない場合の制御ゲイン補正機能を有す
るものである。最後に、ステップS5で、大気圧検出器
9の出力信号に基づいて大気圧によるエンジントルクを
補正するための大気圧補正係数K PA□がテーブルよ
り検索される。
そして、ステップS6で上記各補正係数を用いて補正さ
れた制御ゲインKTMP  、  KT□ 、  KT
H”が演算される。而して、この補正された制御ゲイン
KTMP   KTイ+   KyH”によれば、第9
図に示すように、車体加速度Tgの大きさ、すなわち駆
動輪Wrのグリップ力あるいは路面の摩擦係数の大きさ
に応して、それが大きいとき程スロットル弁8の閉弁速
度が小さくなるように制御される。
而して、高グリップ時におけるトラクシボン制御中に駆
動輪トルクが過剰に規制されることが防止されてスポー
ツ走行が可能となるだけでなく、グリップ力の大小に応
して駆動輪トルクの低減量が連続的に変化して操舵フィ
ーリングが向上する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施
例に限定されるものでなく 特許請求の範囲に記載され
た本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を行う
ことが可能である。
例えば、加速度算出手段23は前後方向加速度Fgと横
加速度Lgを合成したトータルの車体加速度Tgを算出
するものに限定されず、車両の前後方向加速度のみを算
出するものであってもよい。
C1発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、車体加速度
の大小に応じてエンジン出力低減量が補正されるので、
車体加速度が大きいときに、トラクション制御中におけ
るエンジン出力の低減量を小さくすることができる。そ
の結果、過剰なエンジン出力の低減が回避されてドリフ
ト走行のようなスポーティな走行が可能になるばかりか
、そのドリフト量がリニアに変化するためにドライバー
によるコントロールが容易になる。
また、上記第2の特徴によれば、車体加速度の大小に応
してエンジン出力低減速度が低下するので、車体加速度
が大きいときに、トラクション制御中におけるエンジン
出力の低減が緩慢に行われる。その結果、過剰なエンジ
ン出力の低減が回避されてスポーティな走行が可能にな
るとともに、そのエンジンの出力低減速度がリニアに変
化してドライバーによるコントロールが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明のクレーム対応図、第
2図〜第4図(A)は本発明の第1実施例を示すもので
、第2図は本制御装置が搭載された車両の概略構成図、
第3図は電子制御ユニットを示すブロック図、第4図(
A)は電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図、
第4図(B)および第5図は本発明の第2実施例を示す
もので、第4図(B)は電子制御ユニットの回路構成を
示すブロック図、第5図はその作用を説明するためのグ
ラフ、第6図〜第9図は本発明の第3実施例を示すもの
で、第6図は電子制御ユニットの回路構成を示すブロッ
ク図、第7図は電子制御ユニットの制御内容を示すフロ
ーチャート、第8図はスロットル開度とエンジントルク
の関係を示すグラフ、第9図はそのエンジン出力低減速
度変更手段の作用を示すグラフである。 16・・・スリップ状態検出手段、17・・・エンジン
出力低減量算出手段、18・・・補正量決定手段、19
・・・エンジン出力低減手段、23・・・車体加速度算
出手段、24・・・エンジン出力低減速度決定手段Wr
・・・駆動輪 第1A図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動輪(Wr)のスリップ状態を検出するスリッ
    プ状態検出手段(16)と、そのスリップ状態検出手段
    (16)の出力信号に基づいてエンジン出力低減量を算
    出するエンジン出力低減量算出手段(17)と、このエ
    ンジン出力低減量算出手段(17)の出力信号に基づい
    てエンジン出力を低減するエンジン出力低減手段(19
    )とを備えた駆動輪スリップ制御装置において、 駆動輪(Wr)のグリップ力もしくは路面の摩擦係数に
    よって変化する車体加速度を算出する車体加速度算出手
    段(23)と、この車体加速度算出手段(23)の出力
    信号に基づいて前記エンジン出力低減量算出手段(17
    )で算出したエンジン出力低減量を補正する補正量決定
    手段(18)とを備えたことを特徴とする、駆動輪スリ
    ップ制御装置。
  2. (2)前記エンジン出力低減量の補正が目標駆動輪速度
    の変更である、請求項(1)記載の駆動輪スリップ制御
    装置。
  3. (3)前記エンジン出力低減量の補正が最低エンジン出
    力の補正である、請求項(1)記載の駆動輪スリップ制
    御装置。
  4. (4)駆動輪(Wr)のスリップ状態を検出するスリッ
    プ状態検出手段(16)と、そのスリップ状態検出手段
    (16)の出力信号に基づいてエンジン出力低減量を算
    出するエンジン出力低減量算出手段(17)と、このエ
    ンジン出力低減量算出手段(17)の出力信号に基づい
    てエンジン出力を低減するエンジン出力低減手段(19
    )とを備えた駆動輪スリップ制御装置において、 駆動輪(Wr)のグリップ力もしくは路面の摩擦係数に
    よって変化する車体加速度を算出する車体加速度算出手
    段(23)と、この車体加速度算出手段(23)の出力
    信号の増大に基づいて、前記エンジン出力低減手段(1
    9)のエンジン出力低減速度を低下させるエンジン出力
    低減速度決定手段(24)とを備えたことを特徴とする
    、駆動輪スリップ制御装置。
JP2087019A 1989-11-13 1990-03-30 駆動輪スリップ制御装置 Expired - Fee Related JP2581990B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2087019A JP2581990B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 駆動輪スリップ制御装置
US07/611,570 US5172319A (en) 1989-11-13 1990-11-13 Drive wheel slip control system for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2087019A JP2581990B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 駆動輪スリップ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03286157A true JPH03286157A (ja) 1991-12-17
JP2581990B2 JP2581990B2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=13903251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2087019A Expired - Fee Related JP2581990B2 (ja) 1989-11-13 1990-03-30 駆動輪スリップ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2581990B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05214974A (ja) * 1992-02-04 1993-08-24 Honda Motor Co Ltd 車両のトラクションコントロール装置
US5555499A (en) * 1993-08-20 1996-09-10 Mazda Motor Corporation Traction control system for vehicle
JP2011099382A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Kokusan Denki Co Ltd 自動二輪車用エンジン制御装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3111401B2 (ja) 1994-12-16 2000-11-20 本田技研工業株式会社 車両のトータルグリップ力推定装置及び車両のスリップ制御装置
WO2018200978A2 (en) 2017-04-28 2018-11-01 Lutron Electronics Co., Inc. Window treatment mounting bracket

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099757A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Nippon Denso Co Ltd 車両用スリツプ防止装置
JPS62121838A (ja) * 1985-11-20 1987-06-03 Toyota Motor Corp 車両のスリツプ制御装置
JPS62121839A (ja) * 1985-11-22 1987-06-03 Toyota Motor Corp 車両のスリツプ制御装置
JPH03156136A (ja) * 1989-11-13 1991-07-04 Honda Motor Co Ltd 車両の駆動輪スリップ制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099757A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Nippon Denso Co Ltd 車両用スリツプ防止装置
JPS62121838A (ja) * 1985-11-20 1987-06-03 Toyota Motor Corp 車両のスリツプ制御装置
JPS62121839A (ja) * 1985-11-22 1987-06-03 Toyota Motor Corp 車両のスリツプ制御装置
JPH03156136A (ja) * 1989-11-13 1991-07-04 Honda Motor Co Ltd 車両の駆動輪スリップ制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05214974A (ja) * 1992-02-04 1993-08-24 Honda Motor Co Ltd 車両のトラクションコントロール装置
US5555499A (en) * 1993-08-20 1996-09-10 Mazda Motor Corporation Traction control system for vehicle
JP2011099382A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Kokusan Denki Co Ltd 自動二輪車用エンジン制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2581990B2 (ja) 1997-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5172319A (en) Drive wheel slip control system for vehicle
US7680577B2 (en) Estimating method for road friction coefficient and vehicle slip angle estimating method
JP4394304B2 (ja) 車両運動制御装置
EP1627764B1 (en) Counter steer detecting method
JPH08258588A (ja) 車両における路面状態検出装置
JP2704804B2 (ja) 車両のトラクションコントロール装置
JP3619273B2 (ja) 駆動輪スリップ制御装置における基準値補正装置
EP1080972A2 (en) Device for controlling vehicle turn behavior by engine torque control with feedback of vehicle speed
US5287941A (en) Drive wheel torque controlling system for vehicle
JP2006027388A (ja) 車両の姿勢制御装置
JP2704774B2 (ja) 車両の駆動輪スリップ制御装置
US8744710B2 (en) Control device for controlling drive force that operates on vehicle
US7409278B2 (en) Anti-rollover device for vehicle
JP3052031B2 (ja) 車両の駆動輪トルク制御装置
JP3052034B2 (ja) 車両のトラクション制御装置
JPH03286157A (ja) 駆動輪スリップ制御装置
JP3111401B2 (ja) 車両のトータルグリップ力推定装置及び車両のスリップ制御装置
JP2990413B2 (ja) 車両の車輪速度補正装置
JP2967395B2 (ja) 車両の前後グリップ力推定装置及び車両の駆動輪トルク制御装置
JP3190001B2 (ja) 車両の車体速度推定装置及びトラクションコントロール装置
JPH07108631B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2549154Y2 (ja) 路面摩擦係数推定装置および駆動輪トルクの制御装置
JPH06107015A (ja) 四輪駆動車の駆動力配分装置
JP2776162B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
US8386143B2 (en) Control device for controlling drive force that operates on vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees