JPH0323413A - 対物レンズ及びこの対物レンズを用いた走査装置 - Google Patents

対物レンズ及びこの対物レンズを用いた走査装置

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JPH0323413A
JPH0323413A JP2125594A JP12559490A JPH0323413A JP H0323413 A JPH0323413 A JP H0323413A JP 2125594 A JP2125594 A JP 2125594A JP 12559490 A JP12559490 A JP 12559490A JP H0323413 A JPH0323413 A JP H0323413A
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JP
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grating
sub
objective lens
scanning device
scanning
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JP2125594A
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English (en)
Inventor
Josephus Johannes Maria Braat
ヨセフス ヨハネス マリア ブラット
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/02Simple or compound lenses with non-spherical faces
    • G02B3/04Simple or compound lenses with non-spherical faces with continuous faces that are rotationally symmetrical but deviate from a true sphere, e.g. so called "aspheric" lenses

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発散性放射ビームを回折限界放射スボソトに
集束する対物レンズであって、物体側に位置する第1の
屈折面及び像側に位置する第2の屈折面を有する透明材
料より成る単一のレンズ本体を具え、前記屈折面の少な
くとも1個の屈折面を非球面とした対物レンズに関する
ものである。
さらに、本発明は、このような対物レンズを設けた光学
式走査装置に関するものである。
(従来の技術) 上述した型式の対物レンズ及び走査装置は、米国特許第
4.668,056号明細書から既知である。この特許
明細書に記載されている実施例において、放射源から放
射された発散性ビームは透明記録媒体の情報面上で1μ
輪程度の半値幅を有する回折限界放射スポットに集束さ
れ、対物レンズは両凸レンズとされ、その対物レンズの
一方の屈折面が非球面とされている。非球面のレンズ面
は、基本形状が球面であって実際の形状が球面からわず
かに変化して基本形状の球面収差を補正した面を意味す
るものと理解されるべきである。既知の対物レンズは径
が200μ醜程度の比較的大きな回折限界像視野を有し
ているので、鮮明な放射スポットを光軸付近に形成でき
、対物レンズ及び走査ビームを互いに変位させることに
より走査スボソトの位置を情報面内の走査すべきトラン
クパターンに対して正確に補正するこができる。
(発明が解決しようとする課題) 既知の走査装置の放射源から情報面までの距離l は、ほぼ (M+ −+2)f +hh’で与えられる
一 ここで、Mは倍率、rは焦点距離すなわち物体側焦点と
物体側の主点との間の距離、hh’は対物レンズの主面
HとH′との間の距離である。薄いレンズの場合、項h
h’は他の項に対して無視するこができる。この実施例
の装置の組み上がったときの距離は、倍率Mを4.5程
度とし、焦点距離fを3.2 Ils程度とすると、約
20msとなる。同一の倍率を維持しながら組立長を減
少させるため、焦点距離は短かくする必要がある。しか
しながら、より短い焦点距離の対物レンズで記録媒体の
情報面を走査すると、対物レンズの所望の作動距離との
関係において問題が発生してしまう。実際、情報層は例
えば1.21の所定の厚さの透明基板の後側に位置する
が、記録媒体を対物レンズから離間させ、対物レンズが
記録媒体に衝突するのを回避し対物レンズに対する記録
媒体の不所望な移動によって記録媒体が損傷を受けない
ようにする必要がある。
(発明の{既要) 従って、本発明の目的は、比較的短い焦点距離で既知の
装置よりも十分に大きな動作距離が得られ、しかも比較
的簡単な方法で生産できる対物レンズを提供するもので
ある。
本発明による対物レンズは、前記第1及び第2の屈折面
の両方を、物体側から見て凹面とし、その焦点距離を、
光軸に沿う肉厚よりも相当小さくし、第2の屈折面を非
球面としたことを特徴とする。
この対物レンズはレトロフォーカスレンズ或は反転望遠
レンズとして特徴付けられている。この対物レンズの設
計は、上述した用途に対して像視野を小さくできると共
に、コマ収差が生じても対物レンズと放射源とを走査装
置として組立てる際、放射源の位置を適合させることに
より補償するこができるという認識に基づいている。対
物レンズの組立長が短くなり、しかも走査装置の対応す
る寸法が小さく且つ軽量になるから、この走査装置は記
録媒体の情報面の走査すべきトラック構造に対して瞬時
にしかも高精度に位置決めするこができる。この結果、
対物レンズは小さな像視野でも十分に機能するこができ
る。
本発明による対物レンズにおいては、第1の屈折面に入
射する発散ビームはさらに発散性ビームとされるので、
ビームが第2の屈折面全体に入射し、第2の屈折面は幅
の広いビームを集束させる。
走査装置において対物レンズにより発散性ビームを集束
性ビームとする原理は、本願人による欧州特許出願から
既知である。しかしながら、この既知の対物レンズ系は
ミラ一対物レンズである。
ミラ一対物レンズの反射面の形状精度に課せられる要件
は、透明な屈折面に課せられる要件よりも5〜6倍厳格
であるから、本発明による対物レンズは相当容易に製造
するこができる。
別の性能により、第1の屈折面は、対物レンズの像視野
を拡大するように非球面とすることができる。
本発明の対物レンズの好適実施例は、前記第1の屈折面
と第2の屈折面との間に第3の面を形成し、第3の面を
反射性にし、この第3の面により第1の屈折面から入射
するビームの主光線をほぼ90” の角度で第2の屈折
面に向けて偏向するように構戒したことを特徴とする。
上述したように構成すれば、対物レンズの体積及び重量
を約50%低減でき、小型軽量の走査装置を構戒するの
により好適である。
欧州特許出願第272, 724号は、2個の屈折面の
間に反射面が形成されている対物レンズを具える光学式
走査装置について開示している。しかしながら、この対
物レンズの基本形状は比較的長い焦点距離の両凸レンズ
であり、短焦点距離のレトロフォーカスレンズではない
さらに、本発明は、記録媒体の透明基板上の情報面を走
査する走査装置であって、基板の情報面から離れた側と
対向する放射源と、放射源から放射された発散性放射ビ
ームを情報層上に走査スポットとして集束する対物レン
ズ系とを具える走査装置にも関連する。この走査装置は
、対物レンズを上述した構成の対物レンズで構成したこ
とを特徴とする。
このような走査装置は、光軸に沿って測定した場合数1
程度の寸法であり、光ディスク用のポータブル型再生装
置、自動車に搭載する再生装置、或は多数の光ディスク
を具えるメモリ装置に用いるのが特に好適である。
反射性情報面を走査するように構威した走査装置は、情
報面からの放射を、対物レンズに対して放射源と同一の
側に配置した放射感知検出系に向けて偏向する回折素子
を具えることを特徴とする.この回折素子を適切に構成
し、光ビームを焦点誤差を検出するのに好通な検出系に
入射させ、入射ビームと検出系とを協働させることがで
きる。
焦点誤差は、対物レンズの焦点面と情報面との間のずれ
を意味するものと理解される。
焦点誤差検出用に適合した回折素子を具える走査装置の
第1実施例は、前記回折素子を非点収差を発生させる回
折素子とし、前記放射感知検出系が、回折素子によって
偏向されたビームの主光線を中心にして4分割して配置
した4個の検出器を具えることを特徴とする。
非点収差性回折素子は、線形格子とすることができる。
すなわち、回折素子の非平行ビーム中に配置されるので
、線形格子は、ビーム中の配置位置によりある範囲に亘
る非点収差を発生させる。
このビームにより検出系上に形成される放射スポットの
形状は、情報面上におけるビームの集束度により決定さ
れる。
非合焦の場合、この放射スポットは楕円形スポットに変
形し、その主軸は非点収差方向と称せられている2本の
相互に直交する方向のうちの一方向に延在し、非合焦の
符号に依存する。4個の検出器の分離細条は非点収差方
向に対して約45゜の角度を以て延在する。
大きな範囲の非点収差が必要な場合、回折素子は、直線
状の格子細条及び線形に変化する格子周期を有する回折
格子とすることができる。非点収差性回折格子を、湾曲
した格子細条及び非線形に変化する格子周期を有するホ
ログラフィック格子とするのが好適である。コマ収差の
ような結像誤差は格子細条の曲率を適合させることによ
り補正することができる。
線形に変化する格子周期を有する回折格子と焦点誤差信
号を発生させる4分割検出器とを組み合せて用いること
は、米国特許第4358200号明細書から既知である
。しかしながら、この特許明細書に記載されている走査
装置はレトロフォーカス対物レンズを具えていない。
温度特性及び組立調整の点において上述したいわゆる非
点収差法よりも優れた第2の焦点誤差検出方法は、第1
の回折素子を、2個のサブ格子を有する複合回折格子と
し、これらサブ格子が偏向された走査ビームを2本のサ
ブビームに分割し、複合検出系が2個の検出器対を具え
、第1及び第2のサブビームが第1及び第2の検出器対
とそれぞれ協働することを特徴とする実施例により実現
される。
この走査装置において、走査スポットは検出器対上にお
いて2個の放射スポットに再結像される。
各放射スポットは、情報面に対する走査ビームの焦点誤
差に応して関連する検出器対の分離細条と直交する方向
に移動する。このオフセントは検出器の出力信号を比較
することにより検出することができる。この焦点誤差検
出方法はダブルフーコー法として既知である。
上述した走査装置の好適実施例は、前記サブ格子が変化
する格子周期を有し、サブ格子の格子細条が湾曲してい
ることを特徴とする。
格子周期が変化すると共に格子細条が湾曲しているため
複合格子はレンズ作用を有し、この回折格子をサブ格子
の境界線の方向に沿って変位させることにより放射スポ
ットの工不ルギー分布を関連する検出器対に対して対称
的に設定することができ、特に対物レンズと回折格子の
組立体の結像長をダイオードレーザと検出器との間の光
軸方向の距離に適合させられるので、エネルギー分布を
対称的に設定できる。この構成は、フォトダイオードの
形態の検出器とダイオードレーザとを1個の部材として
結合し互いに固定して用いる場合に特に重要である。格
子周期が変化すると共に格子細条が湾曲している複合回
折格子はホログラムとしても称されており、この複合回
折格子は、直線状の格子細条を有する回折格子を用いる
場合に生ずるコマ収差や非点収差のような結像誤差を補
正することができる。
原理的には、フーコー焦点誤差方法を用いる走査装置の
2個の実施例がある。第1の実施例は、一方のサブ格子
の格子細条が、他方のサブ格子の格子細条の延在方向と
同一の延在方向を有し、サブ格子の平均格子周期が互い
に相異し、前記検出器対をサブ格子間の境界線に平行な
方向に並置したことを特徴とする。
第2の実施例は、サブ格子が同一の平均格子周期を有し
、一方のサブ格子の格子細条が2個のサブ格子間の境界
線に対して第1の角度で延在し、他方のサブ格子の格子
細条が第2の角度で延在し、前記検出器対を前記境界線
と直交する方向に並置したことを特徴とする。走査ビー
ムのサブビームは同一の角度で異なる方向に偏向される
。この実施例は、取付公差、調整のし易さ及び安定性の
点において上記実施例より優れている。
さらに、本発明による走査装置は、放射源から放射した
放射光から走査ビーム及び2本の補助ビームを形成する
回折素子により特徴付けられる。
このように構成すれば、トラック中の情報構体を走査す
る際走査スボソトを情報トランクに沿って高精度に追従
させることができる。
回折素子によって形成されたサブビームは対物レンズに
よって2個の補助スポットに集束し、これら補助スポン
トは情報面のトラックの2個の縁部にそれぞれ位置する
。そして、各補助スポッl・は検出系の個別の検出器上
に再結像される。トラッキング誤差すなわち走査スポッ
トの中心とトランクの中心線との間のずれの大きさ及び
方向に関する情報を含む信号は、前記2個の検出器の出
力信号間の差から取り出すことができる。
さらに、本発明の走査装置においては、上述した回折格
子の各々を対物レンズの一方の面上に設けることができ
る。
このような回折格子は支持部材を別個に設ける必要がな
く、走査装置の構造を簡単化するこができる。
以下、図面に基き本発明を詳細に説明する。
(実施例) 第j図は光記録媒体1の一部を接続方向断面として示す
。この光記録媒体1は透明基板2及び情報層3を有し、
情報N3には保護N4をコートすることができる。走査
装置は対物レンズ20及び放射源30を有し、例えばダ
イオードレーザを記録媒体1に近接して配置する。放射
源から発散性ビーム31を放射し、このビームを対物レ
ンズにより情報面3において走査スポット32として集
束させる.この走査スボノト32は1μm程度の半値幅
を有している。光軸OO′に平行な軸(図示せず)を中
心にして記録媒体を回転すると共に走査装置及び記録媒
体を径方向すなわち第1図の紙面と直交する方向に相対
的に移動させることにより情報面全体を走査することが
できる。
対物レ〉・ズはガラスから或る比較的厚い本体部21を
具え、この本体部は、屈折率2.53のZmSe又は屈
折率1.80のS F L 6のような高い屈折率材料
で構戒するのが好ましい。この本体部は第1の屈折面2
2および第2の屈折面23を有している。面22は入射
する発散ビーム31に対して発散効果を有し、入射ビー
ムはレンズ本体部内でさらに発散し、この結果屈折面2
3全体を通過することになる。第2の面23は強い集束
効果を有しビームを回折限界の走査スボ・,・ト32と
して集束する。
この対物レンズの主点を14で表示し、物体側焦点をF
で表示する,第1図の実施例において、焦点Fはレンズ
の内部に位置する。しかし、この焦点Fはレンズの外部
に位置させることもできる。
物体側焦点と主点との間の距離として規定される焦点距
離は、対物レンズの光軸方向の厚さよりも相当短い。従
って、この走査装置は極めて小型で強固な構造とするこ
とができる。
対物レンズをZnSeで構成した場合、焦点距離は約0
.5mm 、光軸方向の厚さは約2.8mm 、レンズ
と記録媒体との間の距離は1。1mmとなる。基板の厚
さが約1.2n+mの場合、対物レンズの前側面22か
ら記録媒体の情報層までの全長はたかだか約5.2m+
++である。
対物レンズの第1及び第2面22及び23が球面の場合
、対物レンズは球面収差を生じてしまう。この収差を補
正するため、第2面23を非球面すなわち球面からわず
かに変形した面とする。この非球面形状を第1図に挿入
して示す。この実際の面を実線23により 図示し、球
形の基本形状を破線23′で示す。尚、図面を明瞭なも
のとするため破線23′は直線で示す。
非球面23を有する対物レンズは、例えば5)tmの回
折限界視野を有しており、この値は従来の対物レンズの
回折限界視野よりも相当小さい。従って、記録媒体の情
報トランクを走査する場合、走査ビームを対物レンズに
対して移動させることによでは1本のトラックから他の
トラックにスポットを移動させることができない。しか
しながら、これは欠点とはならない。この理由は、走査
装置が小型且つ軽量になるので、走査装置全体を所望の
速度で容易に移動させることができるためである. より大きな結像視野を望む場合、第1の屈折面22も非
球面とする。この場合、結像視野は例えば50μ曽径と
することができる。
通常の対物レンズの面を非球面とする場合、米国特許第
4,668,065号明細書に開示されている技術を用
いて第2面23、又は第1面22及び第2面23の両方
を非球面とすることができる。従って、ガラス本体の球
面上に透明な合或材料層から戒る非球面層を外側層とし
て形戊することにより、非球面を有する対物レンズが得
られる。この合戒材料は、例えばレンズ面上に液状で形
成されモールドにより所望の形状とされ、紫外線により
硬化する合或材料のような重合可能な合成材料とするこ
とができる。
記録媒体は透過性のものとすることができる。
この場合、放射感知検出器を記録媒体の背面側に配置し
、記録媒体を透過し続出み取られた情報によって変調さ
れた読取ビームを電気信号に変換する。しかし、情報面
は反射性とするのが好ましい。
この場合、情報面で反射し変調されたビーム31′は再
び対物レンズ20に入射し、投射ビーム31と同一の光
路を反対向きに伝播する。放射源がダイオードレーザの
場合、ドイツ国特許明細書第1,584,664号に記
載されているいわゆるフィードバック効果を利用して書
込まれている情報を読み取ることができる。
一方、第1図に示すように、通常例えばハーフミラー又
はプリズムのような分割素子40を投射ビーム31及び
反射ビーム31′の共通の光路中に配置して、反射ビー
ム31’の一部を放射感知検出器50に向けて反射する
. 投射ビームと反射ビームとを分離するため、回折格子を
用いる.この回折格子は、放射源と対物レンズとの間に
配置した個別の素子とすることができる。第2図に示す
ように、格子4lを対物レンズの第1面22上に配置す
るのが好ましい。この格子は入射するビームを、非回折
の零次サブビーム、十及び−のl次サブビーム、及び多
数の高次サブビームに分離する。柊子細条と中間細条の
幅との比、及び位相格子の場合における格子溝の形状及
び深さのような格子定数を適切に選択して、回折格子4
1の第1光路に形成される零次サブビームの生成強度及
び第2光路に形成される1次サブビームの生成強度を最
大にすることができる。格子4lを通る第1光路で形成
される1次サブビームが適切な角度で偏向され、情報面
3で反射した後検出器50に入射しないように設定する
ことができる。
第2図の実施例において、放射源30及び放射感知検出
器50をレンズ面22から適切な距離を以て配置する.
このように構成することにより、格子素子としてホログ
ラム格子を用いる場合、回折格子を有する対物レンズを
検出器に対して移動させることにより微細制御を行なう
ことができる。
第3図による実施例において、回折格子41′を対物レ
ンズの第2面23上に配置する。この回折格子41’に
より、反射ビームの一部が対物レンズ内においてオリジ
ナルの反射ビームから分離され、この反射ビームの一部
が適切な回折角で第1面22に入射し、この第1面によ
り検出器50に入射する.放射源と対物レンズとの間に
配置した個別の回折格子或は対物レンズの面22又は2
3上に配置した回折格子41又は41’を適切に設置し
、この回折格子から発生し検出器50に向けて進行する
ビームと適切に構或した検出系とを用いて焦点誤差信号
を発生させることができる。この回折格子及び関連する
検出器の第1実施例を第4図に線図的に示す。
第4図において、ビーム31′は、回折格子の位置例え
ば回折格子4lにおける断面として示す。回折格子41
は2個のサブ格子42及び43を有し、これらサブ格子
は境界線4lをはさんで互いに分離する。
これらサブ格子の格子細条は符号45と46で示す。
これらの格子細条は中間細条47及び48によりそれぞ
れ分離する。本例において、サブ格子は同一の格子周期
を有しているが、サブ格子42の適切に彎曲した格子細
条45は境界線44に対して第1の角度を以て延在し、
第2のサブ格子43の彎曲した格子細条46は境界線に
対してほぼ等しい角度で反対向きに延在する。サブビー
ムは、格子細条の延在方向とほぼ直交する方向に偏向さ
れる。格子細条の延在方向はサブ格子間で互いに相異す
るから、サブビーム31a′及び3lb’はYZ面内に
おいて互いに異なる角度で偏向される。従って、検出器
面XY面内において、放射スポット31a ’と31b
′とは互いにY方向にずれて形成される。第4図及び以
後の図面において、軸x,y,zは原点0を有する直交
座標系を構成し、原点Oはダイオード30の放射面の中
心と一敗する。
フォトダイオードの形態をした放射感知検出器51. 
52及び53. 54は分離細条55及び56によりそ
れぞれ分離され、各サブビーム31a′及び3lb′と
それぞれ関連する。これら検出器を適切に位置決めし、
ビーム31が情報面3上で正確に合焦している場合、サ
ブビーム31a ’及び3lb′によって形成される放
射スポッ} 33a及び33bの強度分布を検出器対5
L 52及び53. 54に対して対称的に設定する。
焦点誤差が発生した場合、放射スボッ} 33a’及び
33h′は非対称的に大きくなり、各放射スポットの放
射分布の中心は検出器対の分離細条55. 56と直交
する方向に移動する。
検出器51, 52. 53及び54の出力信号をS,
1.352+  352及びSS4でそれぞれ表わすと
、焦点誤差信号は次式で与えられる。
St=(Sst+Ss4)  (Ssz+Ss+)焦点
誤差信号を発生させるため、第4図の複合回折格子を第
5図に示す回折格子4lで置換することができる。第5
図において、走査ビーム31、格子面における断面とし
ての反射ビーム31a ’及び3lb ’を示す。2個
のサブ格子42及び43の好適に湾曲した格子細条は境
界線44に対して同一の角度で延在し、一方これら2個
のサブ格子の平均格子周期は互いに相異する。従って、
サブビーム31a ’が偏向される角度は、サブビーム
3lb′が偏向される角度と相異する。すなわち、検出
器面51, 52.53及び54において放射スポット
33a及び33bは境界線44の方向に更にずれること
になる。
サブ格子42及び43は直線状格子細条及び一定の格子
周期のものとすることができる。しかしながら、ホログ
ラムと称せられる型式の回折格子を用いるのも好適であ
る。このホログラムは、例えば格子周期が平均格子周期
の数%程度変化する可変格子周期を有することができる
。さらに、第4図及び第5図に示すように、2個のサブ
格子の格子細条は湾曲している。従って、これらサブ格
子は可変レンズ作用を有することになる。格子周期が変
化するため、放射スポット33a及び33bの位置は、
回折格子4lをその面内で移動させることにより変化さ
せることができる。境界線の方向と直交する方向の収差
は、湾曲する格子細条の曲率を適切に設定することによ
り最小にすることができる.放射スポットの位置を変位
させることができることは、一体的に集積化されたレー
ザーフr}ダイオードユニットを用いる場合に特に重要
である。
すなわち、ダイオードレーザとフォト検出器とが1個の
支持部材上に配置され互いに固定され、Z方向の固定さ
れた相対的距離を有する複合ユニットを用いる場合に特
に重要である。この相対距離は製造公差によって支配さ
れ、装置の組立中にフォトダイオードをレーザーダイオ
ードに対してZ方向に沿って移動させることによって補
正することができない。
直線状の格子細条を有する回折格子を用いる場合に比べ
て、湾曲した格子細条を有する回折格子を用いることに
よる重要な利点は、直線状格子細条の回折格子を用いる
場合に発生するコーマ収差及び非点収差のような光学収
差を解消できることである。すなわち、ホログラフィッ
ク格子を製造する際上記収差を考慮すると共に格子細条
の曲\率を収差に適合させることにより、上記光学収差
を解消することができる。
上述したホログラフィック格子の利点は別にして、対物
レンズのレンズ面22又は23上に回折格子を装着する
場合レンズ面が曲率を有しているため用いる回折格子は
ホログラフィック格子とすべきである。さらに、第3図
に示すように回折格子をレンズ面23上に設ける場合、
ビーム31′の主光線が光軸上でレンズ面22に入射し
ないということについて補正する必要がある。従って、
第2図の実施例は、第3図の実施例よりも優れている。
第6図は、反射した走査ビーム31′を非点収差性ビー
ム31I′に変換する回折格子の実施例を示す。原理的
に、この回折格子は直線状の格子細条71を有すると共
に線形に変化する格子周期を有する。この回折格子の寸
法は、ある次数において例えば+l次において反射した
走査ビーム31′が大きく偏向されるように設定する。
この1次回折ビーム31I′はl点に集束せず互いに直
交する2個の焦線75及び76に集束する。焦線75は
、回折格子が非点収差素子でない場合にビーム31,’
が集束ずに位置に位置する。焦点誤差が発生する場合、
焦線75及び76は共に同一方向に同一距離だけ変位?
る。いわゆる4分割検出器80は、走査ビームが情報面
上に合焦する場合に2個の焦線が占める位置間のほぼ中
間の位置に配置する。第7図に示す検出器は4個の検出
器81, 82. 83及び84を有し、これら検出器
は偏向された1次回折ビーム3■1′の主光線を中心に
して4分割した位置にそれぞれ配置する。走査ビームが
情報面上に合焦している場合、ビーム311′によって
検出器面上に形成される放射スポット331′は、第7
図の実線で示されるように円形である。焦点誤差が生ず
ると、放射スボッl−33,’は、第マ図の破線で図示
するように楕円形スポットに変形する。この楕円形スポ
ットの主軸は分離細条85及び86に対して45゜の角
度を以て延在し、この角度の符号は焦点誤差の符号によ
り定まる。
検出器81. 82. 83及び84の出力信号を38
1.SR■.S83及びS84でそれぞれ表わすと、焦
点誤差信号Srは次式で与えられる。
S r= (Ss+ +SI3)  (Sag +Sl
14)回折格子70を放射源と対物レンズとの間に配置
する場合、この回折格子は湾曲した格子細条を有するホ
ログラフィンク格子として設けることができ、第4図及
び第5図に基いて説明したように調整及び補正を行なう
ことができる。回折格子70をを一方のレンズ面22又
は23上に設ける場合、この回折格子は、関連するレン
ズ面の曲率に適合するようにホログラフィック格子とす
る必要があり、この場合にも調整及び収差補正を行なう
ことができる。さらに、回折格子70は、レンズ面23
ではなくレンズ面22上に配置することが望ましい。
第8図はいわゆる光磁気記録媒体に情報を書き込み及び
情報を読み取るのに好適な走査装置の実施例を示す。こ
のような型式の記録媒体及び記録再生装置は、1985
年に発生された“フィリイッブス テクニカル レビュ
ー゜゜第42巻 第2号の第37頁〜47頁に記載され
ている文献“イレーサブル マグネトオプティカル レ
コーディング(Evasable magneto−o
ptical recording) l′に開示され
ている。この文献に記載されているように、光磁気記録
媒体の情報を読取る場合いわゆる差動?法が好適に用い
られる。情報面で反射した放射ビームは、読取られた情
報に基いてその偏光方向が時間的に変調され、対物レン
ズを通る光路を通過した後2本の相互に直交する方向に
偏光したサブビームに分離され、これらサブビームは個
別の検出器に入射する。既知の走査装置においては、反
射ビームは偏光感知ビームスプリソクによって分離され
ている。
第8図の走査装置は、このようなビームスプリツタを必
要としない。この理由は、回折格子90が2本の空間的
に分離されたビーム31I′及び31■′好ましくは+
1次サプビーム及び−1次サブビームに分離するからで
ある。これらのサブビームは同一の強度を有することが
できる。偏光子91及び92を検出器501及び50■
に向かう光路中に配置して、検出器501′に入射する
サブビーム31I゛が第1の偏光方向を有し、検出器5
0■に入射するサブビーム31K’が第1の偏光方向と
直交する第2の偏光方向を有するように設定する。
第8図において、回折格子90は第1のレンズ面22上
6こ設ける。回折格子90を第2のレンズ面23上に設
ければ、この走査装置は最も小型な形態とすることがで
きる。この形態は前述した実施例にも適用される。
情報トラックを有する情報面を走査する場合、走査スポ
ットの中心が走査されたトラックの中心点と常時一致す
るようにする必要がある。この目的を達威するため、走
査装置は、走査スポットの中心とトラックの中心線との
間のずれを検出する手段、すなわちトラッキングエラー
信号を発生する手段を有する必要がある。トラックの中
心線に対する走査スポットの位置はトラッキングエラー
信号により、例えば走査装置又は情報面を径方向に相対
的に移動させることにより補正することができる。
米国特許第3,376,842号に開示されているよう
に、回折格子を用いてトラッキングエラー信号を発生さ
せることができる。第9図はこのような回折格子100
を具える走査装置の実施例を示す。第9図に示すように
、回折格子100により放射源30から放出した走査ビ
ーム31を零次ビーム3]a 、+1次ビーム3lb 
、− 1次ビーム31c及び多数の高次ビームに分割す
る。尚、高次ビームは本発明には重要でない。この理由
は、高次ビームは大部分が対物レンズ20の外部に偏向
され、しかもその強度が微弱であるためである。回折格
子100は単一格子、すなわち非分割格子とする。この
回折格子のパラメータ、特に格子細条の幅と中間細条の
幅との比、格子溝の深さ及び形状を適切に選択して、入
射ビーム31のほぼ全ての放射がビーム31a. 3l
b及び31cとなるように設計することができる。ささ
に、ビーム31aの強度をビーム3lb及び31cの強
度よりも数倍大きく、例えば6倍にすることもできる。
ビーム31aは主ビームすなわち走査ビームとなり、情
報面3上に走査スポット32aを形戒する。
ビーム3lb及び31cは補助ビームであり、対物レン
ズ20により情報面上に補助スポッI−32b及び32
cを形或する。補助ビーム3lb及び31cは回折格子
100により互いに反射の角度で偏向されるから、補助
スボント32b及び32cはトラック方向に見て走査ス
ボンl− 32aの両側に位置する。
回折格子100の格子細条の延在方向と実効トランク方
向との間のなす角度は、放射スポット32c,32a及
び32bがトラック方向に見て交互に並ぶように選択す
る。すなわち、走査スポット32aがトラックの中心線
上に位置する場合、補助スボノト32bの中心がトラッ
クの一方の縁部に位置し、袖助スポット32cは他方の
縁部に位置するように選沢する。放射感知検出器50に
各補助ビーム用の個別の検出器を設ける。補助スボッl
− 32b及び32cがトラックに等しい範囲で入射す
る場合検出器の出力信号は互いに等しくなる。トラッキ
ングエラー信号が発生すると、一方の補助スポットの中
心がトラックの中心ライン方向に移動し、他方の補助ス
ポットの中心は中心線から離れる方向に移動し、これら
検出器の出力信号は等しくなる。従って、これら検出器
の出力信号の差はトラ・ノキングエラー信号を表わすこ
とになる。
検出器に入射するサブビームの数を制限するため、回折
格子l00は放射源30と対物レンズ20との間で放射
源30にできるだけ接近して配置するのが好ましい。こ
のように構成すれば、反射ビームすなわち高次のサブビ
ームが回折格子を通過しなくなる。回折格子100は、
直線状の格子細条及び一定の格子周期を有する回折格子
とすることができる。尚、第3図に示す回折格子41′
をレンズ面23上に設けることも可能である。回折格子
100を第1のレンズ面22上に設ける場合(第9図参
照)、この回折格子はホログラフィック格子とする。こ
のような場合、対物レンズ20の第2レンズ面23上に
回折格子100を設け第1而22上に回折格子41’を
設けることも可能である。
第10図は対物レンズの第2実施例を示す。本例の対物
レンズ20′は第1図、第2図、第3図、第8図及び第
9図に示す対物レンズよりも一層小型で軽量になる。第
10図の対物レンズは、2個の屈折面22及び23に加
えて第3の面110を有する。この第3の面は反射面で
ありオリジナルの光軸OO′に対して約45゜の角度を
以て延存する。走査ビーム31及び反射ビーム31′の
光路は、第3の面110によって対物レンズ20’内に
おいて折り曲げられる。従って、対物レンズ20’は、
第1図、第2図、第3図、第8図及び第9図の対物レン
ズと同一の作用を有するが、レンズ材料の量は相当少な
くなる。
対物レンズ20′の一方のレンズ面(23)又は両方の
屈折面22及び23を非球面とする。これらの面には第
2図、第3図、第8図及び第9図に基いて説明した回折
格子を設けるたとができる。第2図及び第3図の回折格
子41及び41’は対物レンズ20′の反射面上に配置
することができる。
本発明による対物レンズは読取装置に用いられるだけで
なく、書込装置又は書込及び読取が結合された装置にも
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による対物レンズを具える走査装置の第
1実施例を示す線図、 第2図及び第3図は回折格子を対物レンズの一方の面上
に配置した走査装置の別の実施例を示す線図、 第4図、第5図、第6図及び第7図は回折椙子の変形例
を示す線図、 第8図は光磁気ディスクに好適な実施例を示す線図、 第9図は2本の補助ビームを形成する回折格子を有する
走査装置の実施例を示す線図、第10図は本発明による
対物レンズの第2実施例を具える走査装置の実施例を示
す線図である。 ■・・・光記録媒体 2・・・透明基板 3・・・情報層 20・・・対物レンズ 22・・・第1レンズ面 23・・・第2レンズ面 30・・・放射源 41  41’ , 90, 100・・・回折格子5
0・・・放射感知検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発散性放射ビームを回折限界放射スポットに集束す
    る対物レンズであって、物体側に位置する第1の屈折面
    及び像側に位置する第2の屈折面を有する透明材料より
    成る単一のレンズ本体を具え、前記屈折面の少なくとも
    1個の屈折面を非球面とした対物レンズにおいて、前記
    第1及び第2の屈折面の両方を、物体側から見て凹面と
    し、その焦点距離を、光軸に沿う肉厚よりも相当小さく
    し、第2の屈折面を非球面としたことを特徴とする対物
    レンズ。 2、前記第1の屈折面も非球面としたことを特徴とする
    請求項1に記載の対物レンズ。 3、前記第1の屈折面と第2の屈折面との間に第3の面
    を形成し、第3の面を反射性にし、この第3の面により
    第1の屈折面から入射するビームの主光線をほぼ90゜
    の角度で第2の屈折面に向けて偏向するように構成した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の対物レンズ。 4、記録媒体の透明基板上の情報面を走査する走査装置
    であって、基板の情報面から離れた側と対向する放射源
    と、放射源から放射された発散性放射ビームを情報層上
    に走査スポットとして集束する対物レンズ系とを具える
    走査装置において、前記対物レンズ系を、請求項1、2
    又は3に記載の対物レンズで構成したことを特徴とする
    走査装置。 5、反射性情報面を走査する請求項4に記載の走査装置
    において、情報面からの放射を、対物レンズに対して放
    射源と同一の側に配置した放射感知検出系に向けて偏向
    する回折素子を具えることを特徴とする走査装置。 6、前記放射源から放射された放射ビームから、走査ビ
    ーム及び2本の補助ビームを形成する回折素子を具える
    ことを特徴とする請求項4に記載の走査装置。 7、前記回折素子を非点収差を発生させる回折素子とし
    、前記放射感知検出系が、回折素子によって偏向された
    ビームの主光線を中心にして4分割して配置した4個の
    検出器を具えることを特徴とする請求項5に記載の走査
    装置。 8、前記非点収差性回折格子を、湾曲した格子細条及び
    非線形に変化する格子周期を有するホログラフィック格
    子としたことを特徴とする請求項7に記載の走査装置。 9、前記第1の回折素子を、2個のサブ格子を有する複
    合回折格子とし、これらサブ格子が偏向された走査ビー
    ムを2本のサブビームに分割し、複合検出系が2個の検
    出器対を具え、第1及び第2のサブビームが第1及び第
    2の検出器対とそれぞれ協働することを特徴とする請求
    項5に記載の走査装置。 10、前記サブ格子が変化する格子周期を有し、サブ格
    子の格子細条が湾曲していることを特徴とする請求項9
    に記載の走査装置。 11、前記一方のサブ格子の格子細条が、他方のサブ格
    子の格子細条の延在方向と同一の延在方向を有し、サブ
    格子の平均格子周期が互いに相異し、前記検出器対をサ
    ブ格子間の境界線に平行な方向に並置したことを特徴と
    する請求項9又は10に記載の走査装置。 12、前記サブ格子が同一の平均格子周期を有し、一方
    のサブ格子の格子細条が2個のサブ格子間の境界線に対
    して第1の角度で延在し、他方のサブ格子の格子細条が
    第2の角度で延在し、前記検出器対を前記境界線と直交
    する方向に並置したことを特徴とする請求項9又は10
    に記載の走査装置。 13、前記回折格子を、対物レンズの一方の面上に配置
    したことを特徴とする請求項5、6、7又は9に記載の
    走査装置。
JP2125594A 1989-05-19 1990-05-17 対物レンズ及びこの対物レンズを用いた走査装置 Pending JPH0323413A (ja)

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