JPH03216312A - ディスクケースの成形用金型装置 - Google Patents

ディスクケースの成形用金型装置

Info

Publication number
JPH03216312A
JPH03216312A JP1201690A JP1201690A JPH03216312A JP H03216312 A JPH03216312 A JP H03216312A JP 1201690 A JP1201690 A JP 1201690A JP 1201690 A JP1201690 A JP 1201690A JP H03216312 A JPH03216312 A JP H03216312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
resistance
center line
resin
molten resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1201690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0777743B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Obara
小原 光博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2012016A priority Critical patent/JPH0777743B2/ja
Publication of JPH03216312A publication Critical patent/JPH03216312A/ja
Publication of JPH0777743B2 publication Critical patent/JPH0777743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,光一磁
気ディスク等の円盤状の記憶用ディスク体を収納するデ
ィスクケースを成形する成形用金型装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のディスクケースを成形する場合には、デ
ィスクケースの表面の4隅に対応する位置にゲート(注
入口)を設けて、この4点ゲートからキャビティ内に溶
融樹脂を供給してディスクケースを成形しており、この
ため、4つのゲートから注入された溶融樹脂はディスク
ケースの中央部分に向かって流れることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のように4点ゲートによる成形を行う場
合、特に、中央部分に透孔がない上ケースにおいては、
中央部分におけるガス抜きが不十分になり易く、成形品
の表面にヌレ面が生じたり、あるいは成形品内に均一に
圧力が加わらず、成形品に反りが発生したりする問題が
ある。
そこで、上記問題を解決するものとして、金型の彫刻面
に2点配置する溶融樹脂の注入口を、成形するディスク
ケースの通常シャッターで覆い隠れる部分でしかも記憶
用ディスク体の収納部の外側に対応する位置に設けてな
る成形用金型装置を本出願人は提案した(特願昭62−
325950号参照)。
しかしながら、上記成形用金型装置を用いて成形した場
合には、最終ウェルドラインが中央からずれるという問
題が生じていた。この原因を本発明者らが検討した結果
、シャノターを一方側に付勢するためのスプリング収納
用凹所の厚さが他の部分の厚さに比べて薄いため、この
部分が樹脂の流れの抵抗になって、左右一対の注入口(
ゲート)から充填された樹脂量のバランスがくずれるこ
とがわかった。このため、従来は、左右の注入口の径を
変えて、樹脂の注入量を変化させることによりバランス
をとって、最終ウェルドラインが中央に位置するように
していたが、この場合、口径が大きい方の注入口におけ
る樹脂切れか悪く、製品に糸が引く等の不具合が発生す
ると共に、左右のゲートにおいて同一のトーピード(加
熱体)を使えないという問題かあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、キャビティ内を樹脂がスムーズに流れ
、かつ一対の注入口の径か同一であっても最終ウエルド
ラインを中央に位置させることができると共に、ガス抜
きを円滑に行うことができて、成形品にヌレ面,反り等
の不具合が発生することを防止できるディスクケースの
成形用金型装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、金型内のキャビ
ティに溶融樹脂を供給して、円盤状の記憶用ディスク体
を収納するディスクケースを成形する成形用金型装置に
おいて、 上記溶融樹脂のキャビティへの注入口を、通常/ヤノタ
ーで覆い隠れる部分でかつ上記記憶用ディスク体の収納
部の外側に対応する金型の彫刻面に2点配置し、上記キ
ャビテイの上記注入口から遠い側の中央部にカス抜き部
を形成すると共に、上記キャビティの中心線をはさんで
スプリング収納部に対応した位置に、樹脂の流れに対し
て抵抗となる抵抗部を設けたものである。
〔作用〕
本発明のディスクケースの成形用金型装置にあっては、
通常ンヤッターで覆い隠れる部分でかつ上記記憶用ディ
スク体の収納部の外側に対応する金型の彫刻面に2点配
置された注入口(ゲート)からキャビティ内に供給され
た溶融樹脂が、スプリング収納部及び抵抗部によって、
同程度の抵抗を受け、バランス良くキャピティ内を流通
し、かつキャビティの上記注入口から遠い側の中央部に
形成されたガス抜き部に到達して、キャビティ内の全空
間への樹脂の充填が完了する。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第5図に基づいて本発明の実施例を
説明する。
第1図は、第2図と第3図に示すようなフロ,ビーディ
スク用上ケース1を成形するための金型装置の一部を示
す断面図である。この上ケース1は略正方形の薄肉面状
に形成されたもので、その表面1aには、ンヤノター6
を装着するためのシャッターエリア部1bと、ラベルを
貼着するためのラベルエリア部ICとがそれぞれ他の部
分より若干へこんだ状態で形成されている。また、上記
上ケース1には、磁気ヘッド導入用の窓部1dと、ライ
トプロテクタ用の孔部1eとがそれぞれ形成されている
。さらに、上ケース1の内面lf側には、その外縁部の
ほぼ全域にわたって外枠部1gが形成され、かつこの外
枠部1gに連なって円弧状のリブ部1hが形成されてい
る。そして、上記リブ部1hの内方側は、円盤状の記憶
用ディスク体を収納するディスク体収納部11とされる
と共に、上記リブ部1hの外方であって、第3図の右上
部は、上記シャ,ター6を右方に付勢するためのスプリ
ングを収納するスプリング収納部1jとされている。さ
らにまた、上記上ケース1の中心線Qをはさんで、上記
スプリング収納部1jに対向した位置には、樹脂の流れ
に対して抵抗となる抵抗部lmが設けられている。この
抵抗部1mとしては、上記スプリング収納部IJと略同
し面積てかつ同じ厚さの薄肉部を設けるか、上記スプリ
ング収納部1jに対向した位置の近傍のリブ1hを断続
的に分割するか、あるいはスプリング収納部1jに対向
した位置の近傍の外枠部1gの厚さを薄くする等が適宜
選択される。
なお、上記ディスク体収納部11よりディスク体収納部
11の外側の面板部が厚く形成されており、特に、第3
図において左下隅及び右下隅の面板部の厚さか、ディス
ク体収納部11の厚さより大きく設定されている。
上記のように構成された上ケース1を成形する金型は、
第1図に示すように、上ケース1の表面1aを形成する
ための彫刻面を有する固定型板2と、上ケースlの内面
1fを形成するための彫刻面を有する可動型板3とを備
えてなり、これらの型板2,3間に形成されたキャビテ
ィ4に溶融樹脂を注入する注入口(ケート)5は、第2
図に示すように、上ケース1の7ヤノターエリア部lb
内の上記スプリングで付勢されたシャノタ−6で覆い隠
れる部分てあって(第2図においてはケート跡1kとし
てあらわれている)、かつ第3図に示すように、上ケー
ス1のディスク体収納部11の外側で極力上ケース1の
センター7寄りにしかも中心線ρに対して対称な位置に
(第3図においては、上記ゲート跡1kに対向する凸部
IQとしてあらわれている)対応した固定型板2の彫刻
面に形成されている。また、上記可動型板3には複数枚
のガス抜き入子8が装着されており、このガス抜き入子
8は、第3図に示すように、センター7をはさんで窓部
1dの反対側に対応する位置に配置されている。なお、
第1図において、キャビティ4内の上ケース1は、第2
図においてI−1線に沿った断面を示しており、かつ第
3図においてはI’−I’線に沿った断面を示している
上記のように構成された金型装置を用いて、フロ,ピー
ディスク用の上ケース1を成形する場合には、従来同様
、固定型板2と可動型仮3との間を閉じて、両型板2,
3て形成されるキャビティ4内に一対の注入口5から溶
融樹脂を供給する。
この際、注入口5は、中心線Qに対して対称な位置に2
個配置されており、かつ上ケース1のシャッターエリア
部lb内のシャノタ−6で覆い隠れる部分でディスク体
収納部11の外側で極力上ケース1のセンター7寄りに
対応する位置に形成されていると共に、キャビティ4の
上記ディスク体収納部11に対応する部分の厚さよりデ
ィスク体収納部11の外側の面板部に対応する部分の厚
さか太き《設定され、かつ上記注入口5から遠い側の中
央部の可動梨板3にガス抜き入子8が装着されているか
ら、注入口5からキャビティ4内へ注入された樹脂は、
一端側から他端側(ガス抜き入子8側)に流れ、かつ厚
肉部(ディスク体収納部11の外側)から薄肉部(ディ
スク体収納部1i)に充填されて、最終的にガス抜き入
子8に達する。
これにより、溶融樹脂は、薄肉部に十分に供給されると
共に、溶融樹脂の流れが円滑に整えられて、各部に確実
に樹脂かいきわたり、かつガス抜きか容易に行われる。
従って、成形品にヌレ面,反り等の不具合か発生するこ
となく、品質の良好な製品を得ることかできる。また、
この場合、中心線aをはさんで、スプリング収納部1j
に対向した位置に抵抗部1mを設けているから、左右の
注入口5から供給される樹脂の流れに対して同程度の抵
抗となることにより、樹脂量を均一にでき、従って、同
一径の注入口5を用いても、樹脂をバランス良く充填で
きて、最終ウェルドラインを中心線ρに一致させること
ができる。
なお、上記実施例においては、上ケース1の成形につい
て説明したが、第4図と第5図に示すように下ケース9
の成形についても同様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、金型内のキャビティに
溶融樹脂を供給して、円盤状の記憶用ディスク体を収納
するディスクケースを成形する成形用金型装置において
、 上記溶融樹脂のキャビティへの注入口を、通常/ヤノタ
ーで覆い隠れる部分てかつ上記記憶用ティスク体の収納
部の外側に対応する金型の彫刻面に2点配置し、上記キ
ャビティの上記注入口から遠い側の中央部にガス抜き部
を形成すると共に、上記キャビティの中心線をはさんで
スプリング収納部に対応した位置に、樹脂の流れに対し
て抵抗となる抵抗部を設けたものであるから、金型の彫
刻面に2点配置された注入口(ゲート)からキャビティ
内に供給された溶融樹脂が、スプリング収納部及び抵抗
部によって、同程度の抵抗を受け、バランス良くキャビ
ティ内を流通し、かつキャビティの上記注入口から遠い
側の中央部に形成されたガス抜き部に到達して、キャビ
ティ内の全空間への樹脂の充填で完了することにより、
キャビティ内の各部に確実に樹脂を充填することができ
、かつ一対の注入口の径が同一であっても最終ウエルド
ラインを中央に位置させることができると共に、ガス抜
きを円滑に行うことかできて、成形品にヌレ面,反り等
の不具合か発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図と第3
図は本発明の金型装置を用いて成形した上ケースの一例
を示すもので、第2図は上ケースの表面側からみた平面
図、第3図は上ケースの内面側からみた下面図、第4図
と第5図は本発明の金型装置を用いて成形した下ケース
の一例を示すもので、第4図は下ケースの表面側からみ
た平面図、第5図は下ケースの内面側からみた下面図で
ある。 1・・・フロッピーディスク用上ケース、2・・・固定
型板、3 ・可動型板、4・・・キャビティ、5 ・注
入口(ゲート)、8・・・ガス抜き入子(ガス抜き部)
、9・・・下ケース、lj・・・スプリング収納部、1
m・・・抵抗部、a・・・中心線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金型内のキャビティに溶融樹脂を供給して、円盤状の記
    憶用ディスク体を収納するディスクケースを成形する成
    形用金型装置において、 上記溶融樹脂のキャビティへの注入口を、通常シャッタ
    ーで覆い隠れる部分でかつ上記記憶用ディスク体の収納
    部の外側に対応する金型の彫刻面に2点配置し、上記キ
    ャビティの上記注入口から遠い側の中央部にガス抜き部
    を形成すると共に、上記キャビティの中心線をはさんで
    スプリング収納部に対応した位置に、樹脂の流れに対し
    て抵抗となる抵抗部を設けたことを特徴とするディスク
    ケースの成形用金型装置。
JP2012016A 1990-01-22 1990-01-22 ディスクケースの成形用金型装置 Expired - Lifetime JPH0777743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012016A JPH0777743B2 (ja) 1990-01-22 1990-01-22 ディスクケースの成形用金型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012016A JPH0777743B2 (ja) 1990-01-22 1990-01-22 ディスクケースの成形用金型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03216312A true JPH03216312A (ja) 1991-09-24
JPH0777743B2 JPH0777743B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=11793802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012016A Expired - Lifetime JPH0777743B2 (ja) 1990-01-22 1990-01-22 ディスクケースの成形用金型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0777743B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01166922A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Mitsubishi Metal Corp フロッピーディスク用ハーフケースの成形用金型装置
JPH01217780A (ja) * 1988-02-25 1989-08-31 Hitachi Maxell Ltd デイスクカートリツジ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01166922A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Mitsubishi Metal Corp フロッピーディスク用ハーフケースの成形用金型装置
JPH01217780A (ja) * 1988-02-25 1989-08-31 Hitachi Maxell Ltd デイスクカートリツジ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0777743B2 (ja) 1995-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03216312A (ja) ディスクケースの成形用金型装置
JP2614590B2 (ja) ディスク・カートリッジおよびその製造方法
JPH03216311A (ja) ディスクケースの成形用金型装置
US5626890A (en) Mold for molding discs
JP4949312B2 (ja) 2色成形品の成形方法および筐体部品
JPH0378051B2 (ja)
JPH0761668B2 (ja) フロッピーディスク用ハーフケースの成形用金型装置
JPH06336278A (ja) ディスク収納ケース体
JP4407810B2 (ja) 型内被覆成形用金型
JPH05212753A (ja) ミニディスク用ハーフケースの成形用金型装置
JP2993157B2 (ja) 記録媒体収容器用ケース体
JP2569729B2 (ja) 光学部品及びその製造方法
JP2019043046A (ja) 射出成形用金型
JPH0518107Y2 (ja)
JPS6155851B2 (ja)
JP3084697B2 (ja) ディスケットハーフの成形におけるウェルド位置調節方法
JP4792447B2 (ja) インサート成形品
JPH03204334A (ja) プラスチック製窓部材の製造方法
JPH0454630Y2 (ja)
JPS62222817A (ja) カセツトケ−スの製造方法
JPH04172679A (ja) ディスクケースの製造方法
JP2001171778A (ja) カセットテープ収納ケースおよびその成形用金型装置
JP3640121B2 (ja) ディスクのカートリッジシェル及びその下シェル成型方法
JPH07192427A (ja) 面状記憶媒体収納用シェル
US4460656A (en) Video disc preform and method of making a disc therefrom