JPH0320613Y2 - - Google Patents

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JPH0320613Y2
JPH0320613Y2 JP1985184604U JP18460485U JPH0320613Y2 JP H0320613 Y2 JPH0320613 Y2 JP H0320613Y2 JP 1985184604 U JP1985184604 U JP 1985184604U JP 18460485 U JP18460485 U JP 18460485U JP H0320613 Y2 JPH0320613 Y2 JP H0320613Y2
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JP
Japan
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valve
seat surface
valve seat
plate
main body
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JP1985184604U
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JPS6292373U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はゴム材製の板状弁を有する弁機構に係
る。利用分野として、例えば、ダイアフラムポン
プに用いられる弁機構に関する。
(従来の技術) 本考案に関する先行技術としては、実公昭59−
15792号公報により公知となつた第4図に示すよ
うな弁が存在する。第4図は弁の断面図である。
弁はポンプ膜51に舌状のチエツク弁52を一体
に形成し、チエツク弁52のポンプ膜51側を弁
室55を形成する弁座面53に連なる平面とそ上
面54との間で挾持することにより構成されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように構成された弁は閉弁時、チエツク
弁52が弁座面53と粘着したように密着するた
め、開弁しようとするとき弁座面53から開くの
に時間がかかり、開弁おくれに伴なう応答性が問
題となつている。特に、長期に休止した後に弁を
使用すると、チエツク弁52が弁座面53と粘着
したように密着しているので、開弁おくれが更に
大きくなり問題を有している。
本考案は上述の問題点に鑑も成されたものであ
つて、その技術的課題は弁の開弁時の応答性を常
に良好にすることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の問題点を解決するために、以
下のように構成される。
すなわち、ゴム状弾性材をもつて製作され、厚
肉に形成されて本体の上取付面と下取付面とに挾
持される保持部及び該保持部と一体をなして薄肉
に形成され、前記本体へ取付けられた後の自由状
態において、前記本体の弁座面との間に微小間〓
を形成し、前記本体の弁座面に当接して通路を閉
塞する板状弁を有し、前記保持部を、前記板状弁
に対し前記弁座面の反対側へ突出させた構成を備
えるものである。
(作用) 上述のように構成された本考案の弁機構は以下
のような作用を成す。すなわち、本考案の板状弁
は弁座面に対し微小間隙を有するように取付けら
れているが、通常は正圧又は負圧により板状弁が
弁座面に押圧されて密閉弁する。そして、上記の
圧力と反対の圧力が作用したときに、弁座面と微
小間隙を有するように取付けられている板状弁に
有する復元力により板状弁が容易に弁座面から開
弁することができる。
又、本考案の弁機構が休止中は板状弁が弁座面
に対し微小間隙を有する状態にあるから、板状弁
と弁座面とが密着して不具合を惹起することがな
い。
(実施例) 第1図は本考案の弁機構を有するダイアフラム
ポンプの断面図である。第1図において、モータ
15により往復運動するロツド16がダイアフラ
ム2を作動させる。ダイアフラム2は空室3を2
分割しており、一方に作動室を形成している。
そして、作動室に通路4を介して連通する弁室
5にはゴム状弾性材製の弁7が取付けられてい
る。
この弁7は、厚肉に形成された保持部8及び薄
肉に形成された板状弁6を有し、保持部8を弁室
5を備えた本体13に設けられた上取付面9と下
取付面10とに挾持され、板状弁6の側面と弁座
面12との間に微小間〓14を形成し、保持部8
を弁座面12の反対側へ突出させている。
第2図は、この上、下取付面9,10が弁座面
12に対し、弁室5側へ突出する段面に形成して
板状弁6が弁座面12との間に平行な微小間隙1
4を形成するようにした実施態様である。
又、保持部8の弁座面12側に部材を介して板
状弁6と弁座面12との間に微小間隙を形成する
ようにしても良い。尚、微小間隙は0.8〜0.01mm
が好ましい。
第3図は従来例と本考案との同容量のポンプの
流量を比較するものである。この差異は、弁機構
の開弁の応答性により生ずることが認められる。
(考案の効果) イ 本考案は第3図に示すように開弁おくれがな
く、開弁の応答性にすぐれた効果を発揮する。
ロ 本考案の弁機構は休止中、板状弁が弁座面と
強く接着することがないので、粘着等により応
力緩和の変形が惹起しない。又、弁座面側の油
の介在により板状弁が膨潤するような不具合を
惹起しない。
ハ 本考案の板状弁は弁座面と接するとき微小な
弾性力を有するので、板状弁が弁座面との衝撃
力を緩和し、衝撃音を減少させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の弁機構を有するダ
イアフラムポンプの断面図、第2図は本考案の他
の実施例の弁機構の断面図、第3図は本考案と従
来例との流量とサイクル数との比較例、第4図は
従来のポンプに用いられたチエツク弁の断面図で
ある。 1……ダイアフラムポンプ、2……ダイアフラ
ム、3……空室、4……通路、5……弁室、6…
…板状弁、7……弁、8……保持部、9……上取
付面、10……下取付面、12……弁座面、13
……本体、14……微小間隙、15……モータ、
16……ロツド、51……ポンプ膜、52……チ
エツク弁、53……弁座面、54……上面、55
……弁室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム状弾性材をもつて製作され、厚肉に形成さ
    れて本体13の上取付面9と下取付面10とに挾
    持される保持部8及び該保持部8と一体をなして
    薄肉に形成され、前記本体13へ取付けられた後
    の自由状態において、前記本体13の弁座面12
    との間に微小間〓14を形成し、前記本体13の
    弁座面12に当接して通路4を閉塞する板状弁6
    を有し、前記保持部8を、前記板状弁6に対して
    前記弁座面12の反対側に突出させている弁機
    構。
JP1985184604U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH0320613Y2 (ja)

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JP1985184604U JPH0320613Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JP1985184604U JPH0320613Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JPS6292373U JPS6292373U (ja) 1987-06-12
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ID=31132439

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JP2006152986A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Yasunaga Corp 電磁式ダイヤフラムポンプ
JP5223436B2 (ja) * 2008-04-16 2013-06-26 オムロンヘルスケア株式会社 逆止弁構造、ダイヤフラムポンプおよび血圧計

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JPS5647964B2 (ja) * 1974-04-02 1981-11-12

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JPS5647964U (ja) * 1979-09-20 1981-04-28

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