JPH03192892A - 切り換え制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 現用の装置における障害発生時に予備の装置に切り換え
る制御を行う切り換え制御回路に関し、現用装置と予備
装置との切り換え制御部の正常性を常に監視し、切り替
え制御部の動作異常を、現用装置に異常が生じる前に発
見することを目的とし、 現用の装置の監視情報に基づく切り換え制御信号を入力
して、該現用の装置の障害発生時に予備の装置に切り換
える制御を行う切り換え制御部を有してなる切り換え制
御回路において、前記切り換え制御信号のあらゆる可能
なパターンを模擬するテスト信号を発生するテスト信号
発生回路と、前記切り換え制御信号と、前記テスト信号
とを入力して一方を選択する選択回路と、前記あらゆる
可能なパターンを模擬するテスト信号に応じた切り換え
制御部の出力を監視する出力監視回路と、前記切り換え
制御部のテストのタイミングを発生する監視タイミング
発生回路と、前記切り換え制御部のテストの際に、該切
り換え制御部の出力が切り換え制御対象に転送されるこ
とを防止する保持回路とを備えてなるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、現用の装置における障害発生時に予備の装置
に切り換える制御を行う切り換え制御回路に関する。

現用の装置における障害発生時のシステムダウンを防止
するために予備の装置を設けて、障害発生時には現用の
装置から予備の装置に切り換える冗長構成をとるシステ
ムは、通信および情報処理の分野において多く用いられ
ている。

このようなシステムにおいては、現用装置と予備装置と
の切り換え制御部を設けて、現用の装置における各部分
の動作状態を常に監視し、該監視情報を切り換え制御信
号として切り換え制御部に印加して切り換え制御を行う
ようにしている。

本発明は、このような切り換え制御部の正常性を監視す
る技術に関するものである。

〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従、
来、現用装置、予備装置、および、現用装置と予備装置
との切り換え制御部を設けてなる構成において、切り換
え制御部の正常性は、現用装置に異常が生じて切り換え
制御部を実際に動作させようとしたときに、正常に切り
換え制御がなされないときに初めて検出される。

しかしながら、現用装置に異常が生じてから切り換え制
御部の異常が検出されたのでは、システムダウンを起こ
してしまい、冗長構成の意味が半減してしまうという問
題があった。

本発明は、上記の問題点に鑑み、なされたもので、現用
装置と予備装置との切り換え制御部の正常性を常に監視
し、切り替え制御部の動作異常を、現用装置に異常が生
じる前に発見する切り換え制御部監視回路を提供するこ
とを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の基本構成図である。

第１図において、１は選択回路、２は切り換え制御部、
３はテスト信号発生回路、４は出力監視回路、５は保持
回路、そして、６は監視タイミング発生回路である。

切り換え制御部２は、現用の装置の監視情報に基づく切
り換え制御信号を入力して、該現用の装置の障害発生時
に予備の装置に切り換える制御を行う。

テスト信号発生回路３は、前記切り換え制御信号のあら
ゆる可能なパターンを模擬するテスト信号を発生する。

選択回路１は、前記切り換え制御信号と、前記テスト信
号とを入力して一方を選択する。

出力監視回路４は、前記あらゆる可能なパターンを模擬
するテスト信号に応じた切り換え制御部２の出力を監視
する。

監視タイミング発生回路６は、前記切り換え制御部２の
テストのタイミングを発生する。

保持回路５は、前記切り換え制御部２のテストの際に、
該切り換え制御部２の出力が切り換え制御対象に転送さ
れることを防止する。

〔作用〕

第２図は、第１図の監視タイミング発生回路６が出力す
る通常動作とテスト時のタイミングを示すものである。

この出力は、第１図の構成の選択回路１、テスト信号発
生回路３、および保持回路５に印加され、これに応じて
、テスト信号発生回路３は、前記あらゆる可能なパター
ンを模擬するテスト信号を出力し、選択回路１は、テス
ト時には、前記テスト信号発生回路３の出力を選択して
切り換え制御部２に印加し、保持回路５は、該切り換え
制御部２の出力が切り換え制御対象に転送されることを
防止する。

通常動作時には、選択回路１は、本来の切り換え制御信
号を選択して切り換え制御部２に印加し、保持回路５は
、該切り換え制御部２の出力が切り換え制御対象に転送
されるようにする。

第２図に示されるように、上記のようなテスト動作タイ
ミングを通常動作期間の間に周期的に挿入することによ
り、冗長構成をとるシステムの切り換え制御部は、常時
、その正常性を監視され、もし、切り換え制御部に異常
が発生したときは、該異常は、実際に切り換え制御部が
動作する前に検出される。

〔実施例］ 第３図は、本発明の実施例として、０系のシステムと１
系のシステム双方からのアラーム信号ＡＬＭを人力して
、これらのアラーム信号ＡＬＭの状態に応じてＯ系また
は１系を動作状態とするように切り換え制御する切り換
え制御回路の構成を示すものである。

第３図において、１１はセレクタ、１２は切り換え制御
部、１３はパターン発生回路、１４はパターンチエツク
回路、そして、１５は保持回路である。

セレクタ１１は前記選択回路１に、切り換え制御部１２
は前記切り換え制御部２に、パターン発生回路１３は前
記テスト信号発生回路３に、パターンチエツク回路１４
は前記出力監視回路４に、そして、保持回路１５は前記
保持回路５に対応する。監視タイミングを発生する回路
は、第３図においては図示を省略している。

第４図は、第３図の構成における切り換え制御部１２の
動作論理を示すものである。

第４図に示されるように、０系のシステムを優先して使
用するように、０系からのアラームが有効で、１系から
のアラームが有効でないときにのみ、１系のシステムを
選択するように制御するものとなっている。

第５図は、本発明の実施例におけるタイミングを示すも
のである。

第５図に示されるように、Ｌｏｏｍｓの通常動作期間中
において、１０μｓの切り換え制御部監視動作時間を挿
入する。そして、このｌＯμＳの切り換え制御部監視動
作時間内に、第４図の４つのテストパターンを順に発生
させるようなタイミング信号によりパターン発生回路１
３を制御する。

これらのタイミング信号は、システムクロックを適当に
分周することにより発生可能である。パターンチエツク
回路１４は、上記の各テストパターンの入力に対応する
切り換え制御部１２の出力が、第４図に示されるような
出力に一致するかどうかを監視する。そして、もし、異
常があれば、切り換え制御部１２の異常として検出する
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、現用装置と予備装置との切り換え制御
部の正常性を常に監視し、切り替え制御部の動作異常を
、現用装置に異常が生じる前に発見することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成図、 第２図は、第１図の監視タイミング発生回路６が出力す
る通常動作とテスト時のタイミングの概略を示す図、 第３図は本発明の実施例の構成図、 第４図は、第３図の構成における切り換え制御部１２の
動作論理を示す図、そして、 第５図は、本発明の実施例におけるタイミングを示す図
である。 （符号の説明〕 １−・−選択回路、２−切り換え制御部、３−・−テス
ト信号発生回路、４−出力監視回路、５−保持回路、６
−監視タイミング発生回路、１１−セレクタ、１２−・
・切り換え制御部、１３−パターン発生回路、１４−パ
ターンチエツク回路、１５−保持回路。 本発明の実施倒の構成図 第３図 第３図の切替制御回路の動作論理を示す図第４図 本発明の実五例にお１了るタイミングを示す図第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 現用の装置の監視情報に基づく切り換え制御信号を入力
   して、該現用の装置の障害発生時に予備の装置に切り換
   える制御を行う切り換え制御部（２）を有してなる切り
   換え制御回路において、前記切り換え制御信号のあらゆ
   る可能なパターンを模擬するテスト信号を発生するテス
   ト信号発生回路（３）と、 前記切り換え制御信号と、前記テスト信号とを入力して
   一方を選択する選択回路（１）と、前記あらゆる可能な
   パターンを模擬するテスト信号に応じた切り換え制御部
   （２）の出力を監視する出力監視回路（４）と、 前記切り換え制御部（２）のテストのタイミングを発生
   する監視タイミング発生回路（６）と、前記切り換え制
   御部（２）のテストの際に、該切り換え制御部（２）の
   出力が切り換え制御対象に転送されることを防止する保
   持回路（５）とを備えてなることを特徴とする切り換え
   制御回路。