JPH0778039A - クロック選択制御方式 - Google Patents

クロック選択制御方式

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JPH0778039A
JPH0778039A JP5223221A JP22322193A JPH0778039A JP H0778039 A JPH0778039 A JP H0778039A JP 5223221 A JP5223221 A JP 5223221A JP 22322193 A JP22322193 A JP 22322193A JP H0778039 A JPH0778039 A JP H0778039A
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clock
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JP5223221A
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Hiroshi Yamazaki
博 山崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】冗長構成されたクロック系の選択制御方式に関
し、クロック選択制御部の故障等による異常なクロック
選択と装置機能の停止を防ぐことを目的とする。 【構成】入力部のクロック断検出情報によって、クロッ
ク選択制御手段2が装置内各部のセレクタ手段1の切り
換えを制御するクロック選択制御方式において、セレク
タ選択判定手段3を設けて、クロック選択制御手段2の
故障情報が発生したとき、クロック選択制御手段2のセ
レクタ制御情報を切り離して、セレクタ手段1の切換状
態を保持し、運用系のクロック断検出情報が発生したと
き、セレクタ手段1の切換状態を反転し、またクロック
選択制御手段2の故障情報が発生しないときでも、運用
系のクロック断検出情報に応じてクロック選択制御手段
2のセレクタ制御情報の状態を反転して、セレクタ手段
1の切換状態を反転することによって、予備系のクロッ
クを切り換えて運用系クロックとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冗長構成されたクロッ
ク系の選択を制御する方式に関し、特にクロック選択制
御部の故障等による、異常なクロック選択と装置機能の
停止とを防止した、クロック選択制御方式に関するもの
である。
【0002】近年において、ディジタル信号の処理を行
う伝送・通信装置や情報処理装置等においては、機能の
高度化に伴って、その信頼性の向上が重要視されてい
る。そのため、装置内のマスタクロックを冗長構成とし
て、クロックを使用する装置内各部で、クロック障害時
における、運用系のクロックと予備系のクロックとの選
択を制御する方式がとられている。
【0003】このような、冗長構成されたクロック系の
選択制御方式は、クロックの切り換えを制御するクロッ
ク選択制御部の故障時や未実装時においても、異常なク
ロック選択を行うことがなく、従って装置内各部の機能
の停止を招く恐れのないものであることが必要である。
【0004】
【従来の技術】従来、冗長構成されたマスタクロックの
選択制御方式としては、装置内各部にクロックの選択切
換を行うセレクタを設けるとともに、装置共通部にクロ
ック選択制御部を設け、装置内各部におけるセレクタ入
力部のクロック断検出情報を、クロック選択制御部に送
ることによって、クロック選択制御部がセレクタ制御情
報を出力し、このセレクタ制御情報に基づいて、装置内
各部のセレクタを、運用系のクロックから予備系のクロ
ックに切り換える方式がとられている。
【0005】図4は、従来のクロック選択制御方式を示
したものである。図中において、11,12はクロック
発生器であって、それぞれ0系のクロックと1系のクロ
ックを発生する。21はクロックを使用するパッケージ
であって、複数個のパッケージ中の一つを代表的に示
し、クロック発生器11,12は各パッケージに並列に
それぞれのクロックを供給するものとする。
【0006】パッケージ21において、22はクロック
入力セレクタであって切換スイッチ221を有し、セレ
クタ制御情報に基づいて切換スイッチ221を切り換え
ることによって、0系のクロック入力と1系のクロック
入力とから選択して、運用系クロックをパッケージ内の
各部に出力する。23,24はクロック断検出部であっ
て、それぞれ0系のクロックと1系のクロックの断を検
出して、クロック断検出情報を発生する。
【0007】31は、クロック選択制御部であって、各
パッケージにおけるクロック入力セレクタ22の切り換
えを制御する。クロック選択制御部31において、32
は制御回路であって、クロック発生器11,12からの
それぞれの故障情報と、クロック断検出部23,24か
らのそれぞれクロック断検出情報とに応じて、クロック
入力セレクタ22の切り換えを制御するセレクタ制御情
報を出力する。
【0008】いま、クロック入力セレクタ22がクロッ
ク発生器11からの0系のクロックを選択して運用系ク
ロックとしてパッケージ内に出力し、クロック発生器1
2からの1系のクロックが予備系クロックであった場
合、クロック発生器11の故障または、クロック断検出
部23におけるクロックの断検出によって、制御回路3
2がクロック入力セレクタ22の切り換えを指示するセ
レクタ制御情報を出力することによって、1系のクロッ
クが運用系クロックとしてパッケージ内に出力され、0
系のクロックが予備系クロックとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示されたような
従来のクロック選択制御方式では、クロック選択制御部
が故障している場合や、保守等のために未実装になって
いる場合、またはクロック選択制御部の接続異常等の場
合には、各部におけるセレクタの切り換えが正常に行わ
れず、そのため装置機能が停止してしまうことがあると
いう問題があった。
【0010】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、装置各部においてクロッ
クの選択切換を行うセレクタの制御を、通常時において
は、クロック選択制御部からのセレクタ制御情報によっ
て行い、クロック選択制御部の故障や未実装等の異常時
には、各部において独自に判断してセレクタの選択切換
を行うことができるようにすることによって、クロック
選択の異常に基づく、装置各部の機能の停止を防止する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明は、装置内各部に冗長構成されたマスタクロ
ックの選択切換を行うセレクタ手段を有するとともに、
装置共通部にこのセレクタ手段の切り換えを制御するク
ロック選択制御手段を有し、装置内各部におけるセレク
タ手段の入力部のクロック断検出情報をクロック選択制
御手段へ送ることによって、クロック選択制御手段が装
置内各部のセレクタ手段の切り換えを制御するクロック
選択制御方式において、クロック選択制御手段における
故障情報が発生したとき、セレクタ手段に対するクロッ
ク選択制御手段からのセレクタ制御情報を切り離して、
このセレクタ手段の切換状態を保持するとともに、運用
系のクロック断検出情報が発生したとき、セレクタ手段
の切換状態を反転して予備系のクロックを運用系クロッ
クとして出力するようにしたものである。
【0012】(2) また本発明は、装置内各部に冗長構成
されたマスタクロックの選択切換を行うセレクタ手段を
有するとともに、装置共通部にこのセレクタ手段の切り
換えを制御するクロック選択制御手段を有し、装置内各
部におけるセレクタ手段の入力部のクロック断検出情報
をクロック選択制御手段へ送ることによって、クロック
選択制御手段が装置内各部のセレクタ手段の切り換えを
制御するクロック選択制御方式において、クロック選択
制御手段における故障情報が発生しないとき、運用系の
クロック断検出情報に応じてクロック選択制御手段から
のセレクタ制御情報の状態を反転してセレクタ手段を制
御することによって、このセレクタ手段の切換状態を反
転して予備系のクロックを運用系クロックとして出力す
るようにしたものである。
【0013】(3) さらに本発明は、装置内各部に冗長構
成されたマスタクロックの選択切換を行うセレクタ手段
を有するとともに、装置共通部にこのセレクタ手段の切
り換えを制御するクロック選択制御手段を有し、装置内
各部におけるセレクタ手段の入力部のクロック断検出情
報をクロック選択制御手段へ送ることによって、クロッ
ク選択制御手段が装置内各部のセレクタ手段の切り換え
を制御するクロック選択制御方式において、クロック選
択制御手段における故障情報が発生したとき、セレクタ
手段に対するクロック選択制御手段からのセレクタ制御
情報を切り離して、このセレクタ手段の切換状態を保持
するとともに、運用系のクロック断検出情報が発生した
とき、セレクタ手段の切換状態を反転し、クロック選択
制御手段における故障情報が発生しないとき、運用系の
クロック断検出情報に応じてクロック選択制御手段から
のセレクタ制御情報の状態を反転してセレクタ手段を制
御することによって、このセレクタ手段の切換状態を反
転するセレクタ選択判定手段を設け、このセレクタ選択
判定手段の出力によって、セレクタ手段の切り換えを制
御することによって予備系のクロックを運用系クロック
として出力するようにしたものである。
【0014】(4)(1)または(2) または(3) において、予
備系のクロックが正常なとき、セレクタ選択判定手段が
セレクタ手段の切換状態を反転するようにする。
【0015】(5) 本発明は、装置内各部に、冗長構成さ
れた0系と1系のクロックの選択切換を行うクロック入
力セレクタと、クロック入力セレクタの入力側における
それぞれ0系と1系のクロックの断を検出するクロック
断検出部とを備えるとともに、装置共通部に、クロック
断検出部からのクロック断検出情報に基づいてクロック
入力セレクタの切り換えを制御するセレクタ制御情報を
発生するクロック選択制御部を備え、このセレクタ制御
情報によってクロック入力セレクタを制御することによ
って運用系クロックを装置内各部に供給するようにした
クロック選択制御方式において、クロック入力セレクタ
と連動して運用系のクロック断検出部のクロック断検出
情報を出力する判定入力セレクタと、クロック選択制御
部から故障情報が発生したとき、クロック制御情報を遮
断してクロック入力セレクタおよび判定入力セレクタに
対する制御状態を保持するとともに、運用系のクロック
断検出情報の発生に応じて保持している制御状態を反転
し、故障情報が発生しないとき、運用系のクロック断検
出情報の発生に応じてクロック選択制御部からのセレク
タ制御情報を反転するセレクタ選択判定回路とを装置内
各部に設け、このセレクタ選択判定回路の制御に基づい
てクロック入力セレクタと判定入力セレクタとを切り換
えることによって、クロック入力セレクタから運用系ク
ロックを装置内各部に供給するようにしたものである。
【0016】(6)(5)において、判定入力セレクタが予備
系のクロックを選択して出力するとともに、セレクタ選
択判定回路がこの予備系クロックが出力されていること
を条件としてクロック入力セレクタおよび判定入力セレ
クタに対する制御状態を反転するようにする。
【0017】(7)(6)において、セレクタ選択判定回路
を、クロック選択制御部における故障情報の有無に応じ
てクロック入力セレクタおよび判定入力セレクタに対す
る制御状態またはクロック選択制御部からのセレクタ制
御情報を選択して出力する制御入力セレクタと、判定入
力セレクタからの運用系のクロック断検出情報を一方の
入力に与えられ、制御入力セレクタの出力を他方の入力
に与えられた排他的論理和回路と、判定入力セレクタか
らの予備系のクロックによって排他的論理和回路の出力
状態を保持してクロック入力セレクタおよび判定入力セ
レクタに対して制御情報として出力するフリップ・フロ
ップとから構成する。
【0018】
【作用】図1は、本発明の原理的構成を示したものであ
る。本発明において対象とするクロック選択制御方式
は、装置内各部に冗長構成されたマスタクロックの選択
切換を行うセレクタ手段1を有するとともに、装置共通
部にセレクタ手段1の切り換えを制御するクロック選択
制御手段2を有し、装置内各部におけるセレクタ手段1
の入力部のクロック断検出情報をクロック選択制御手段
2へ送ることによって、クロック選択制御手段2が装置
内各部におけるセレクタ手段1の切り換えを制御するも
のである。
【0019】この場合に、セレクタ選択判定手段3を設
けて、クロック選択制御手段2における故障情報が発生
したとき、セレクタ手段1に対する、クロック選択制御
手段2からのセレクタ制御情報を切り離して、セレクタ
手段1の切換状態を保持するとともに、運用系のクロッ
ク断検出情報が発生したとき、セレクタ手段1の切換状
態を反転するようにする。
【0020】また、クロック選択制御手段2における故
障情報が発生しないとき、運用系のクロック断検出情報
に応じて、クロック選択制御手段2からのセレクタ制御
情報の状態を反転して、セレクタ手段1を制御すること
によって、セレクタ手段1の切換状態を反転するように
する。
【0021】従って、本発明によれば、装置各部におい
てクロックの選択切換を行うセレクタの制御を、通常時
においては、クロック選択制御部からのセレクタ制御情
報によって行い、クロック選択制御部の故障や未実装等
の異常時には、各部において独自に判断してセレクタの
選択切換を行うことができるので、クロック選択の異常
に基づく、装置各部の機能の停止を防止することができ
る。
【0022】この際、予備系のクロックが正常であるこ
とを条件として、セレクタ選択判定手段3が、セレクタ
手段1の切換状態を反転できるようにしてもよく、これ
によって、さらに確実にクロック選択の異常を防止する
ことができる。
【0023】図2は、本発明の作用を説明するものであ
って、図4におけると同じものを同じ番号によって示
し、これらの動作は図4に示された従来例と同様であ
る。25は、判定入力セレクタであって、クロック入力
セレクタ22と連動して選択切換を行うことによって、
選択切換後の予備系クロックと、運用系のクロック断検
出情報とを判定用情報として出力する。26はセレクタ
選択判定回路であって、クロック選択制御部の故障や未
実装等の異常時における、セレクタの選択切換を行う機
能を有している。
【0024】セレクタ選択判定回路26は、運用系のク
ロック断検出情報と、判定入力セレクタ25からの予備
系クロックと、クロック選択制御部31からの故障情報
とを受けることによって、制御回路32からのセレクタ
制御情報に対する修正を行って、クロック入力セレクタ
22および判定入力セレクタ25における、選択切換を
指令する制御情報を発生する。
【0025】
【実施例】図3は、本発明の一実施例を示したものであ
って、図2におけると同じものを同じ番号で示してい
る。判定入力セレクタ25において、251,252は
それぞれ切換スイッチであって、切換スイッチ251は
0系のクロックと1系のクロックとを、切換スイッチ2
21と逆の関係において選択することによって、予備系
のクロックを出力し、切換スイッチ252は0系のクロ
ック断検出部23の出力と1系のクロック断検出部24
の出力とを、切換スイッチ221と同一の関係において
選択することによって、運用系のクロック断検出情報を
出力する。
【0026】セレクタ選択判定回路26において、26
1は制御入力セレクタ、262は排他的論理和回路(E
−OR)、263はフリップ・フロップ(F.F)であ
る。制御入力セレクタ261は、入力0におけるクロッ
ク選択制御部31からのセレクタ制御情報と、入力1に
おけるフリップ・フロップ263の出力とを、クロック
選択制御部31からの故障情報によって切り換えて、排
他的論理和回路262の一方の入力Bに加える。
【0027】排他的論理和回路262の他方の入力Aに
は、切換スイッチ252の出力が接続されており、排他
的論理和回路262の出力は、フリップ・フロップ26
3のデータ(D)入力に加えられる。フリップ・フロッ
プ263のクロック(CK)入力には、切換スイッチ2
51の出力が加えられており、フリップ・フロップ26
3の出力は、クロック入力セレクタ22と判定入力セレ
クタ25とに、制御情報として加えられるとともに、切
換スイッチ251の入力1に帰還される。
【0028】なお図3においては、クロック入力セレク
タ22,判定入力セレクタ25は、クロック発生器11
からの0系のクロックを運用系として選択する状態を実
線によって示し、クロック発生器12からの1系のクロ
ックを運用系として選択する状態を点線によって示して
いる。以下の動作説明は、この状態をもとに行うが、1
系が運用系であった場合も同様である。
【0029】以下においては、クロック断検出部23,
24のクロック断検出情報は、クロック断のとき“H”
であり、クロックが正常のとき“L”であるとする。ク
ロック選択制御部31の故障情報は、故障なしのとき
“L”であり、故障ありのとき“H”であるとする。な
お、クロック選択制御部31の未実装や接続異常等の場
合も、図示されないこれらの検出部から、同様の故障情
報が与えられる。クロック入力セレクタ22,判定入力
セレクタ25に対する制御情報は、0系に対して“H”
であり、1系に対して“L”であるとする。また制御入
力セレクタ261は、故障情報が“L”のとき“0”側
に切り換えられ、故障情報が“H”のとき“1”側に切
り換えられるものとする。
【0030】(1) 通常時においては、クロック選択制御
部31の故障情報は“L”なので、制御入力セレクタ2
61は、“0”側に切り換えられている。クロック断検
出部23,24のクロック断検出情報はいずれも“L”
なので、排他的論理和回路262の一方の入力Aは
“L”である。従って、フリップ・フロップ263は、
切換スイッチ251からの予備系のクロックに応じて、
制御回路32からのセレクタ制御情報をラッチするの
で、クロック入力セレクタ22,判定入力セレクタ25
は、セレクタ制御情報に従って切り換えられる。
【0031】(2) クロック選択制御部31の故障時に
は、故障情報が“H”になることによって、制御入力セ
レクタ261が“1”側に切り換えられるので、セレク
タ選択判定回路26は、クロック選択制御部31からの
セレクタ制御情報に無関係に動作するようになる。この
場合、運用系のクロックに異常がなければ、排他的論理
和回路のA入力が“L”なので、フリップ・フロップ2
63の状態には変化がなく、従って、クロック入力セレ
クタ22,判定入力セレクタ25の切換状態がそのまま
維持される。
【0032】(3) このとき、それまで運用系であった0
系のクロックが断になると、クロック断検出部23のク
ロック断検出情報が“H”となるので、排他的論理和回
路262のA入力が“H”となる。これによって排他的
論理和回路262の出力が反転し、フリップ・フロップ
263は、予備系である1系のクロックが正常であれ
ば、その状態が反転するので、クロック入力セレクタ2
2,判定入力セレクタ25は制御情報の反転によって切
り換えられて、1系のクロックが運用系クロックとして
出力されるようになる。
【0033】なお、0系のクロックと1系のクロックが
ともに断の場合には、フリップ・フロップ263の状態
変化が生じないので、クロック入力セレクタ22,判定
入力セレクタ25は切り換えられない。
【0034】(4) クロック選択制御部31が故障であっ
ても、故障情報が出力されない場合には、制御入力セレ
クタ261は“0”側にあって、クロック選択制御部3
1のセレクタ制御情報を選択しているが、このセレクタ
制御情報は正常な情報であるか否か不明である。この場
合、運用系である0系についてクロック断検出情報が発
生していれば、切換スイッチ252から与えられる排他
的論理和回路262のA入力が“H”なので、クロック
選択制御部31のセレクタ制御情報は、反転されてフリ
ップ・フロップ263に入力され、予備系である1系の
クロックが正常であることを条件に、フリップ・フロッ
プ263の状態が反転し、従ってクロック入力セレクタ
22,判定入力セレクタ25は切り換えられて、1系の
クロックが運用系として出力される。
【0035】なおこの場合も、0系のクロックと1系の
クロックがともに断の場合には、フリップ・フロップ2
63の状態変化が生じないので、クロック入力セレクタ
22,判定入力セレクタ25は切り換えられない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冗
長構成されたマスタクロックの選択制御を行うために、
装置内各部にクロックの選択切換を行うセレクタを有す
るとともに、装置共通部にクロック選択制御部を備え、
装置内各部におけるセレクタ入力部のクロック断監視情
報を、クロック選択制御部に送ることによって、クロッ
ク選択制御部が装置内各部のセレクタの切り換えを制御
するクロック選択制御方式において、クロックの切り換
えを制御するクロック選択制御部の故障時や未実装時に
おいても、異常なクロック選択を行うことがなく、従っ
て装置内各部の機能の停止を招く恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の作用を説明する図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図である。
【図4】従来のクロック選択制御方式を示す図である。
【符号の説明】
1 セレクタ手段 2 クロック選択制御手段 3 セレクタ選択判定手段 22 クロック入力セレクタ 23 クロック断検出部 24 クロック断検出部 25 判定入力セレクタ 26 セレクタ選択判定回路 31 クロック選択制御部 261 制御入力セレクタ 262 排他的論理和回路 263 フリップ・フロップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内各部に冗長構成されたマスタクロ
    ックの選択切換を行うセレクタ手段(1)を有するとと
    もに、装置共通部に該セレクタ手段の切り換えを制御す
    るクロック選択制御手段(2)を有し、装置内各部にお
    ける前記セレクタ手段の入力部のクロック断検出情報を
    該クロック選択制御手段へ送ることによって、該クロッ
    ク選択制御手段が装置内各部の前記セレクタ手段の切り
    換えを制御するクロック選択制御方式において、 前記クロック選択制御手段における故障情報が発生した
    とき、前記セレクタ手段に対する該クロック選択制御手
    段からのセレクタ制御情報を切り離して、該セレクタ手
    段の切換状態を保持するとともに、運用系のクロック断
    検出情報が発生したとき、該セレクタ手段の切換状態を
    反転して予備系のクロックを運用系クロックとして出力
    することを特徴とするクロック選択制御方式。
  2. 【請求項2】 装置内各部に冗長構成されたマスタクロ
    ックの選択切換を行うセレクタ手段(1)を有するとと
    もに、装置共通部に該セレクタ手段の切り換えを制御す
    るクロック選択制御手段(2)を有し、装置内各部にお
    ける前記セレクタ手段の入力部のクロック断検出情報を
    該クロック選択制御手段へ送ることによって、該クロッ
    ク選択制御手段が装置内各部の前記セレクタ手段の切り
    換えを制御するクロック選択制御方式において、 前記クロック選択制御手段における故障情報が発生しな
    いとき、運用系のクロック断検出情報に応じて前記クロ
    ック選択制御手段からのセレクタ制御情報の状態を反転
    して前記セレクタ手段を制御することによって、該セレ
    クタ手段の切換状態を反転して予備系のクロックを運用
    系クロックとして出力することを特徴とするクロック選
    択制御方式。
  3. 【請求項3】 装置内各部に冗長構成されたマスタクロ
    ックの選択切換を行うセレクタ手段(1)を有するとと
    もに、装置共通部に該セレクタ手段の切り換えを制御す
    るクロック選択制御手段(2)を有し、装置内各部にお
    ける前記セレクタ手段の入力部のクロック断検出情報を
    該クロック選択制御手段へ送ることによって、該クロッ
    ク選択制御手段が装置内各部の前記セレクタ手段の切り
    換えを制御するクロック選択制御方式において、 前記クロック選択制御手段における故障情報が発生した
    とき、前記セレクタ手段に対する該クロック選択制御手
    段からのセレクタ制御情報を切り離して、該セレクタ手
    段の切換状態を保持するとともに、運用系のクロック断
    検出情報が発生したとき、該セレクタ手段の切換状態を
    反転し、 前記クロック選択制御手段における故障情報が発生しな
    いとき、運用系のクロック断検出情報に応じて前記クロ
    ック選択制御手段からのセレクタ制御情報の状態を反転
    して前記セレクタ手段を制御することによって、該セレ
    クタ手段の切換状態を反転するセレクタ選択判定手段
    (3)を設け、 該セレクタ選択判定手段の出力によって、前記セレクタ
    手段の切り換えを制御することによって予備系のクロッ
    クを運用系クロックとして出力することを特徴とするク
    ロック選択制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載のクロ
    ック選択制御方式において、予備系のクロックが正常な
    とき前記セレクタ選択判定手段(3)が前記セレクタ手
    段の切換状態を反転することを特徴とするクロック選択
    制御方式。
  5. 【請求項5】 装置内各部に、冗長構成された0系と1
    系のクロックの選択切換を行うクロック入力セレクタ
    (22)と、該クロック入力セレクタの入力側における
    それぞれ0系と1系のクロックの断を検出するクロック
    断検出部(23,24)とを備えるとともに、装置共通
    部に、該クロック断検出部からのクロック断検出情報に
    基づいて前記クロック入力セレクタの切り換えを制御す
    るセレクタ制御情報を発生するクロック選択制御部(3
    1)を備え、該セレクタ制御情報によって前記クロック
    入力セレクタを制御することによって運用系クロックを
    装置内各部に供給するようにしたクロック選択制御方式
    において、 前記クロック入力セレクタと連動して運用系のクロック
    断検出部のクロック断検出情報を出力する判定入力セレ
    クタ(25)と、 前記クロック選択制御部から故障情報が発生したとき、
    前記クロック制御情報を遮断して前記クロック入力セレ
    クタおよび判定入力セレクタに対する制御状態を保持す
    るとともに、運用系のクロック断検出情報の発生に応じ
    て該保持している制御状態を反転し、該故障情報が発生
    しないとき、運用系のクロック断検出情報の発生に応じ
    て前記クロック選択制御部からのセレクタ制御情報を反
    転するセレクタ選択判定回路(26)とを装置内各部に
    設け、 該セレクタ選択判定回路の制御に基づいて前記クロック
    入力セレクタと判定入力セレクタとを切り換えることに
    よって、該クロック入力セレクタから運用系クロックを
    装置内各部に供給するようにしたことを特徴とするクロ
    ック選択制御方式。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のクロック選択制御方式
    において、前記判定入力セレクタ(25)が予備系のク
    ロックを選択して出力するとともに、前記セレクタ選択
    判定回路(26)が該予備系のクロックが出力されてい
    ることを条件として前記クロック入力セレクタ(22)
    および判定入力セレクタに対する制御状態を反転するこ
    とを特徴とするクロック選択制御方式。
  7. 【請求項7】 前記セレクタ選択判定回路(26)が、
    前記クロック選択制御部(31)における故障情報の有
    無に応じて前記クロック入力セレクタ(22)および判
    定入力セレクタ(25)に対する制御状態または前記ク
    ロック選択制御部(31)からのセレクタ制御情報を選
    択して出力する制御入力セレクタ(261)と、前記判
    定入力セレクタからの運用系のクロック断検出情報を一
    方の入力に与えられ、該制御入力セレクタの出力を他方
    の入力に与えられた排他的論理和回路(262)と、前
    記判定入力セレクタからの予備系のクロックによって該
    排他的論理和回路の出力状態を保持して前記クロック入
    力セレクタおよび判定入力セレクタに対して制御情報と
    して出力するフリップ・フロップ(263)とからなる
    ことを特徴とする請求項6に記載のクロック選択制御方
    式。
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