JPH029573Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029573Y2 JPH029573Y2 JP1983044502U JP4450283U JPH029573Y2 JP H029573 Y2 JPH029573 Y2 JP H029573Y2 JP 1983044502 U JP1983044502 U JP 1983044502U JP 4450283 U JP4450283 U JP 4450283U JP H029573 Y2 JPH029573 Y2 JP H029573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- understay
- instrument panel
- hook
- brackets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の運転席前面のインストルメ
ントパネル下部に別設置する音響機器等の取付構
造に関する。
ントパネル下部に別設置する音響機器等の取付構
造に関する。
運転席の前面のインストルメントパネル下部に
は音響機器等を追加設置する場合があり、また、
このインストルメントパネル付近は、車両衝突時
における乗員に対する危険防止のため、極力、突
起物等をなくしたり、あるいは其他の危険防止対
策がとられている。
は音響機器等を追加設置する場合があり、また、
このインストルメントパネル付近は、車両衝突時
における乗員に対する危険防止のため、極力、突
起物等をなくしたり、あるいは其他の危険防止対
策がとられている。
本考案はこのようなインストルメントパネル下
部に機器等を別設置する場合において、前記危険
防止対策を施すとともに、構造簡単な取付機器の
取付構造を提供しようとするものである。
部に機器等を別設置する場合において、前記危険
防止対策を施すとともに、構造簡単な取付機器の
取付構造を提供しようとするものである。
すなわち、本考案は車両のインストルメントパ
ネル下側に機器を取付ける場合において、車体フ
レームとインストルメントパネルとを連結するア
ンダーステーを設け、該アンダーステーの下側に
沿つて機器を収容するケースを配置するととも
に、該ケースの上面に、該ケースを前後進方向に
回動できるように軸支せしめる一対のブラケツト
と、該ブラケツトよりも手前にあつて前記インス
トルメントパネルまたはアンダーステーに係止せ
しめるフツクとを設け、さらに前記機器上面と、
これを収容する前記ケースの天井との間に空間を
設けたことを特徴とする機器の取付構造である。
ネル下側に機器を取付ける場合において、車体フ
レームとインストルメントパネルとを連結するア
ンダーステーを設け、該アンダーステーの下側に
沿つて機器を収容するケースを配置するととも
に、該ケースの上面に、該ケースを前後進方向に
回動できるように軸支せしめる一対のブラケツト
と、該ブラケツトよりも手前にあつて前記インス
トルメントパネルまたはアンダーステーに係止せ
しめるフツクとを設け、さらに前記機器上面と、
これを収容する前記ケースの天井との間に空間を
設けたことを特徴とする機器の取付構造である。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第1図〜第4図は本考案の第1の実施例で、3
1は運転席前面のインストルメントパネル(以
下、インパネと略記)、2は車体のフレーム、3
はフレーム2に固定されたアンダーステー、34
は取付機器を収容するケースである。
1は運転席前面のインストルメントパネル(以
下、インパネと略記)、2は車体のフレーム、3
はフレーム2に固定されたアンダーステー、34
は取付機器を収容するケースである。
アンダーステー3は断面がU状で先端に向かつ
て狭く形成されており、両側部7,7′にはケー
ス34を取付けるためのネジ孔8,8′を、また
底部9の先端部にインパネ31を固定するネジ孔
10を備えている。
て狭く形成されており、両側部7,7′にはケー
ス34を取付けるためのネジ孔8,8′を、また
底部9の先端部にインパネ31を固定するネジ孔
10を備えている。
ケース34はその前後部を開放した箱状に形成
されており、上面13のほぼ中間位置に、貫通孔
14,14′を備えた一対のブラケツト15,1
5′を、車両の進行方向に対し互に平行に併立し
て設けてある。46は切欠である。この切欠46
に代つて上面13の前端部に比較的幅の狭いリブ
を残すように構成してもよい。さらに上面13の
後方(手前側)の中央部にフツク60を一体に設
けてある。19はケース34内に収納された取付
機器で、たとえばラジオなどで、その上面とケー
ス34の天井との間に図示のように空間を設けて
ある。
されており、上面13のほぼ中間位置に、貫通孔
14,14′を備えた一対のブラケツト15,1
5′を、車両の進行方向に対し互に平行に併立し
て設けてある。46は切欠である。この切欠46
に代つて上面13の前端部に比較的幅の狭いリブ
を残すように構成してもよい。さらに上面13の
後方(手前側)の中央部にフツク60を一体に設
けてある。19はケース34内に収納された取付
機器で、たとえばラジオなどで、その上面とケー
ス34の天井との間に図示のように空間を設けて
ある。
一方、インパネ31の下部に第4図に示すよう
な係止具40を設け、この係止具40にケース3
4の前記フツク60が挿入係止できるように構成
してある。
な係止具40を設け、この係止具40にケース3
4の前記フツク60が挿入係止できるように構成
してある。
ケース34を装着するには、まず、そのフツク
60をインパネ31の係止具40に係止したあ
と、そのブラケツト15,15′の各貫通孔14,
14′を前記アンダーステー3の両側から、その
ネジ孔8,8′の位置に一致させ、取付ネジ20,
20′によつて両者を固定する。
60をインパネ31の係止具40に係止したあ
と、そのブラケツト15,15′の各貫通孔14,
14′を前記アンダーステー3の両側から、その
ネジ孔8,8′の位置に一致させ、取付ネジ20,
20′によつて両者を固定する。
本考案は以上のような構成を有するから、ケー
ス34は3点において支持され、固定が確実にな
される。また、車両の衝突などにより乗員が取付
機器の前面に衝突した場合、取付機器19を収容
しているケース34は、その乗員側の係止部、す
なわちフツク60の部分が変形してエネルギーを
吸収する。そしてさらに過大な力が加わつた時
に、そのフツク60が外れる。したがつてケース
34は、そのブラケツト15,15′とアンダー
ステー3の側部7,7′とに貫挿されている取付
ネジ20を軸心として矢印方向に回動し、ケース
34の前端部分がアンダーステー3の下面に衝突
してエネルギーを吸収する。そして、ケース34
と取付機器19との間の空間がつぶれて、さらに
エネルギーを吸収することになる。
ス34は3点において支持され、固定が確実にな
される。また、車両の衝突などにより乗員が取付
機器の前面に衝突した場合、取付機器19を収容
しているケース34は、その乗員側の係止部、す
なわちフツク60の部分が変形してエネルギーを
吸収する。そしてさらに過大な力が加わつた時
に、そのフツク60が外れる。したがつてケース
34は、そのブラケツト15,15′とアンダー
ステー3の側部7,7′とに貫挿されている取付
ネジ20を軸心として矢印方向に回動し、ケース
34の前端部分がアンダーステー3の下面に衝突
してエネルギーを吸収する。そして、ケース34
と取付機器19との間の空間がつぶれて、さらに
エネルギーを吸収することになる。
なお、ケース34の上面前部に前記のように幅
の狭いリブを設けた場合には、このリブが変形あ
るいは破損して衝突によつて発生したエネルギー
を吸収することになる。
の狭いリブを設けた場合には、このリブが変形あ
るいは破損して衝突によつて発生したエネルギー
を吸収することになる。
第5図および第6図は本考案の他の実施例で、
インパネ61の下部先端に端部を開放した長溝6
3を設けてある。この長溝63は、インパネ61
をアンダーステー3に固定した場合、アンダース
テー3の先端より、更に手前(運転者側寄)まで
延長されており、アンダーステー3によつて覆わ
れない部分を設けてある。
インパネ61の下部先端に端部を開放した長溝6
3を設けてある。この長溝63は、インパネ61
をアンダーステー3に固定した場合、アンダース
テー3の先端より、更に手前(運転者側寄)まで
延長されており、アンダーステー3によつて覆わ
れない部分を設けてある。
ケースは前記実施例とほぼ同様なケース34を
用い、そのフツク60をアンダーステー3の先端
に露出している長溝63の部分より下方から挿入
して、アンダーステー3の先端縁に係止せしめ
る。其他の構成は前記実施例と同様である。
用い、そのフツク60をアンダーステー3の先端
に露出している長溝63の部分より下方から挿入
して、アンダーステー3の先端縁に係止せしめ
る。其他の構成は前記実施例と同様である。
なお、長溝63は、長溝とせず要部のみに穴明
けを施した構成としてもよい。
けを施した構成としてもよい。
衝突時における機能効果は前記実施例と同様で
あり、フツク60を破損させ、あるいは変形させ
てケース34がアンダーステー3の先端から外れ
るようにし、ケース34の回転によつて衝突エネ
ルギーを吸収する。
あり、フツク60を破損させ、あるいは変形させ
てケース34がアンダーステー3の先端から外れ
るようにし、ケース34の回転によつて衝突エネ
ルギーを吸収する。
以上、本考案の装置によれば、ケースの固定を
3点によつておこなうため固定が確実であるとと
もに簡単な構造によつて、衝突時に発生するエネ
ルギーを有効に吸収することができる。また、取
付機器の有無に容易に対応できる構造を備えてい
る。
3点によつておこなうため固定が確実であるとと
もに簡単な構造によつて、衝突時に発生するエネ
ルギーを有効に吸収することができる。また、取
付機器の有無に容易に対応できる構造を備えてい
る。
第1図〜第4図本考案の第1の実施例で、第1
図は一部を断面にして示す説明図、第3図はケー
スの斜視説明図、第4図は第1図においてケース
を取除いた場合のA矢視図、第5図〜第6図は他
の実施例で、第5図は一部を断面にして示す説明
図、第6図はアンダーステー部分の斜視説明図で
ある。 31,61……インストルメントパネル、3…
…アンダーステー、34……ケース、15,1
5′……ブラケツト、17……リブ、60……フ
ツク。
図は一部を断面にして示す説明図、第3図はケー
スの斜視説明図、第4図は第1図においてケース
を取除いた場合のA矢視図、第5図〜第6図は他
の実施例で、第5図は一部を断面にして示す説明
図、第6図はアンダーステー部分の斜視説明図で
ある。 31,61……インストルメントパネル、3…
…アンダーステー、34……ケース、15,1
5′……ブラケツト、17……リブ、60……フ
ツク。
Claims (1)
- 車両のインストルメントパネル下側に機器を取
付ける場合において、車体フレームとインストル
メントパネルとを連結するアンダーステー3を設
け、該アンダーステー3の下側に沿つて機器を収
容するケース34を配置するとともに、該ケース
34の上面に、該ケース34を前後進方向に回動
できるように軸支せしめる一対のブラケツト1
5,15′と、該ブラケツト15,15′よりも手
前にあつて前記インストルメントパネル31また
はアンダーステー3に係止せしめるフツク60と
を設け、さらに前記機器上面とこれを収容する前
記ケース34の天井との間に空間を設けことを特
徴とする機器の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4450283U JPS59151490U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 機器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4450283U JPS59151490U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 機器の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151490U JPS59151490U (ja) | 1984-10-11 |
JPH029573Y2 true JPH029573Y2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=30175030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4450283U Granted JPS59151490U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 機器の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151490U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2558482Y2 (ja) * | 1990-11-22 | 1997-12-24 | クラリオン株式会社 | 音響機器の衝撃吸収構造 |
JP5038707B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-10-03 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車載用電子機器取付部構造 |
JP5477633B2 (ja) * | 2010-02-09 | 2014-04-23 | スズキ株式会社 | インストルメントパネル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833722U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | 本田技研工業株式会社 | エンジンの排気管接続装置 |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP4450283U patent/JPS59151490U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833722U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | 本田技研工業株式会社 | エンジンの排気管接続装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59151490U (ja) | 1984-10-11 |
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