JPH027809A

JPH027809A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPH027809A
Application number: JP63145868A
Authority: JP
Inventors: Kazuaki Yasue; 安江　和明; Takaharu Sonoyama; 園山　隆治
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-06-15
Filing date: 1988-06-15
Publication date: 1990-01-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、遮断器の遮断部両側に保守・点検用の断路器
及び接地装置を接続されたガス絶縁開閉装置に関するも
のである。

（従来の技術）近年、絶縁ガスを封入した一つの容器内に、複数の機器
を収納したガス絶縁開閉装置が採用されている。この様
なガス絶縁開閉装置の一般的な構成を、第３図の単線結
線図に示した様な単母線方式のものを例にして説明する
。

即ら、第３図に示した様に、母線１には母線側断路器２
を介して遮断器３が接続され、遮断器３の遮断部両側に
は遮断器用接地装置４．５が接続され、また、前記遮断
器３は線路側断路器６を介して線路接続用端子（あるい
はケーブル）８に接続されている。また、線路側断路器
６と線路接続用端子８との間には、線路側接地装置７が
配設されている。

この様に構成されたガス絶縁開閉装置は、一般的に第４
図及び第５図に示した様に配置されている。即ち、第４
図に示した様に、遮断器３に設けられた２つの口出し部
の内、一方の口出し部には接地装置４及び母線側断路器
２を介して母線１が接続され、他方の口出し部には接地
装置５を介して線路側断路器６が接続され、ざらに、線
路側接地装置７を介して線路接続用端子８に接続されて
いる。

また、母線側断路器２の下部には、断路器２を駆動する
操作装置２ａが設けられ、駆動シャフト２ｂによって断
路器２を駆動するように構成されている。ざらに、線路
側断路器６の上部には、断路器６を駆動する操作装置６
ａが配設され、駆動シャフト６ｂによって断路器６を駆
動するように構成されている。

ざらに、第４図及び第５図に示した様に、接地装置４，
５及び７には、それぞれ対応する接地装置を駆動する操
作装置４ａ、５ａ、７ａが配設され、それぞれ操作リン
ク門構４ｂ、５ｂ、７ｂを介して、対応する接地装置を
操作できるように構成されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上述した様な構成を有する従来のガス絶
縁開閉装置においては、以下に述べる様な問題点があっ
た。

即ち、遮断器の保守・点検の際に、母線側断路器２及び
線路側断路器６、さらに、遮断器用接地装＠４，５のす
べてを動作させるためには、毎回、４箇所の操作装置２
ａ、６ａ、４ａ、５ａを操作する必要があり、保守・点
検作業が非常に繁雑なものとなっていた。

また、遮断器３の上部口出し部に接続された接地Ｖｔ置
５及び線路側断路器６の操作装置５ａ、６ａを操作する
ためには、それらが高い位置に配設されているため、第
５図に示した様な、作業員が作業するための操作用フロ
ア−９を常設する必要がおり、その設置スペースが必要
となっていた。

その結果、ガス絶縁開閉装置の大型化を招き、設置スペ
ースの縮小化が望まれているガス絶縁開閉装置としては
、望ましいものではなかった。

本発明は以上の欠点を解消するために提案されたもので
、その目的は、保守・点検作業が容易で、且つ、部品点
数を削減した、経済性に優れ小型化を可能としたガス絶
縁開閉装置を提供することにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、遮断器の遮断部両側に、保守・点検用の接地
装置及び断路器を接続されたガス絶縁開閉装置において
、前記遮断器の遮断部両側に接続された接地装置あるい
は断路器を、それぞれ共通の操作装置を用いて駆動でき
るように構成したものである。

（作用）本発明のガス絶縁開閉装置によれば、遮断器の遮断部両
側に接続される接地装置あるいは断路器を、それぞれ共
通の操作装置によって駆動することができるので、点検
すべき操作装置の数が減少し、点検作業を簡素化するこ
とができ、また、ガス絶縁開閉装置の設置スペースを縮
小することができる。

ざらに、部品点数が減少するので、コストの削減も可能
となる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて
具体的に説明する。なお、第３図乃至第５図に示した従
来型と同一の部材には同一の符号を付し、説明は省略す
る。

本実施例の構成＊本実施例においては、第１図及び第２図に示した様に、
遮断器用接地装置４，５には、両装置を同時に操作でき
る共通の操作装置１０ａ及び共通の操作リンク機構１０
ｂ、が配設されている。

また、母線側断路器２及び線路側断路器６には、両装置
を同時に操作できる共通の操作装置１１ａ及び共通の駆
動シャフト１１ｂが配設されている。

なお、前記共通操作リンク機構１０ｂ及び共通駆動シャ
フト１１ｂは、同時に操作できるＪ：うに連結した２つ
の装置の内、一方の装置のみを駆動さける必要が生じた
場合には、その連結を外ずことかできるように構成され
ている。

本実施例の作用＊この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置にお
いては、遮断器３の遮断部両側に接続された遮断器用接
地装置４，５及び断路器２，６を、遮断器３の点検時に
操作する際に、遮断器用接地装置４，５あるいは断路器
２，６をそれぞれ一つの操作装置で操作できるように構
成したので、２箇所の操作装＠１０ａ、１１ａのみを操
作すれば良い。その結果、遮断器の保守・点検作業が大
幅に簡素化され、作業効率の向上が計れる。

また、遮断器用接地装置及び断路器の操作装置の前段個
数が従来に比べて削減できるので、ガス絶縁開閉装置を
構成する部品点数が減少し、コストの削減も可能となる
。

さらに、従来、ガス絶縁開閉装置の近傍に配設しなけれ
ばならなかった操作用フロア−が不要となるので、ガス
絶縁開閉装置の設置スペースも縮小できる。

＊他の実施例＊なあ、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、三相−括型ガス絶縁開閉装置にも適用できる。また
、遮断器用接地装置４，５、おるいは母線側断路器２及
び線路側断路器６のいずれか一方のみを共通の操作装置
１０ａ、１１ａで操作できるように構成しても良い。

［発明の効果］以上述べた様に、本発明によれば、遮断器の遮断部両側
に接続される保守・点検用の接地装置あるいは断路器を
、それぞれ共通の操作装置を用いて駆動できるように構
成するという簡単な手段によって、保守・点検作業が容
易で、且つ、部品点数を削減した、経済性に優れ小型化
を可能としたガス絶縁開閉装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す側
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図はガス絶
縁開閉装置の主回路のｉＪｉ線結線図線図４図は従来の
ガス絶縁開閉装置の一例を示す側面図、第５図は第４図
のＢ−８断面図でおる。１・・・Ｈ）線、２・・・母線側断路器、２ａ・・・母
線側断路器の操作装置、２ｂ・・・駆動シャフト、３・
・・遮断器、４．５・・・遮断器用接地装置、４ａ、５
ａ・・・遮断器用接地装置の操作装置、４ｂ、５ｂ・・
・操作リンク機構、６・・・線路側断路器、６ａ・・・
線路側断路器の操作装置、６ｂ・・・駆動シャフト、７
・・・線路用接地装置、７ａ・・・線路用接地装置の操
作装置、７ｂ・・・操作リンク機構、８・・・線路接続
用端子、９・・・操作用フロア−１１０ａ・・・遮断器
用接地装置の共通操作装置、１０ｂ・・・遮断器用接地
装置の共通操作リンク機構、１１ａ・・・断路器の共通
操作装置、１１ｂ・・・断路器の共通駆動シャフト。

Claims

【特許請求の範囲】遮断器の遮断部両側に、保守・点検用の接地装置及び断
路器を接続されたガス絶縁開閉装置において、前記遮断器の遮断部両側に接続された接地装置あるいは
断路器を、それぞれ共通の操作装置を用いて駆動できる
ように構成したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。