JPH0245084Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245084Y2 JPH0245084Y2 JP2888684U JP2888684U JPH0245084Y2 JP H0245084 Y2 JPH0245084 Y2 JP H0245084Y2 JP 2888684 U JP2888684 U JP 2888684U JP 2888684 U JP2888684 U JP 2888684U JP H0245084 Y2 JPH0245084 Y2 JP H0245084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outfitting
- trim cover
- resin
- rigid
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 15
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 7
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 7
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の室内、舟艇の室内等の内装材
となる樹脂製艤装部品の組付構造に関するもので
あり、継目部分の隙間発生をビス類、接着剤を使
用することなくワンタツチ作業により可能にした
樹脂製艤装部品の組付構造を提供することを目的
とする。
となる樹脂製艤装部品の組付構造に関するもので
あり、継目部分の隙間発生をビス類、接着剤を使
用することなくワンタツチ作業により可能にした
樹脂製艤装部品の組付構造を提供することを目的
とする。
例えば、自動車の室内の樹脂製艤装部品とし
て、第１図中に符号Ｂで示した艤装部品がある。
この艤装部品Ｂはポリプロピレン製のトリムカバ
ーと称する艤装部品であつて、弾性復元力に富む
硬質可撓の部品である。一方、剛性艤装部品とし
て図中に符号Ａで示した艤装部品は、化粧鋼板製
のルーフフイニツシヤと称する変形させることの
ない部品である。前記艤装部品Ｂは上下中間部ま
たは他部品によつて隠れる部分をビス１によりボ
デイパネル２に固定し、艤装部品Ａはビス３によ
りボデイパネル２の所定箇所に固定する。この場
合、艤装部品Ｂの上端が艤装部品Ａに密接する設
計としてあつても、僅かな誤差によつて両者間に
隙間Ｓが生じてしまうことがある。
て、第１図中に符号Ｂで示した艤装部品がある。
この艤装部品Ｂはポリプロピレン製のトリムカバ
ーと称する艤装部品であつて、弾性復元力に富む
硬質可撓の部品である。一方、剛性艤装部品とし
て図中に符号Ａで示した艤装部品は、化粧鋼板製
のルーフフイニツシヤと称する変形させることの
ない部品である。前記艤装部品Ｂは上下中間部ま
たは他部品によつて隠れる部分をビス１によりボ
デイパネル２に固定し、艤装部品Ａはビス３によ
りボデイパネル２の所定箇所に固定する。この場
合、艤装部品Ｂの上端が艤装部品Ａに密接する設
計としてあつても、僅かな誤差によつて両者間に
隙間Ｓが生じてしまうことがある。
そこで、第２図に縦断面図で示したように、中
間部をビス１により固定した艤装部品Ｂの上端
を、別のビス４によつて艤装部品Ａに固着し、隙
間の発生を防ぐようにしてきた。しかし、内装の
表面を形成する艤装部品Ｂにビスの頭部が露出し
ていることは、美観を著しく損なうので、ビス類
を使用しないでも隙間が生じないように組付ける
ことができる樹脂製艤装部品の組付構造の開発が
強く望まれてきた。
間部をビス１により固定した艤装部品Ｂの上端
を、別のビス４によつて艤装部品Ａに固着し、隙
間の発生を防ぐようにしてきた。しかし、内装の
表面を形成する艤装部品Ｂにビスの頭部が露出し
ていることは、美観を著しく損なうので、ビス類
を使用しないでも隙間が生じないように組付ける
ことができる樹脂製艤装部品の組付構造の開発が
強く望まれてきた。
この考案の目的は、前記要望に応えた樹脂製艤
装部品の組付構造を提供することであつて、予め
固定されている艤装部品の端部に組付ける側の艤
装部品を、弾性復元力に富んだ硬質可撓の樹脂製
とし、この艤装部品の端部背面にリブを設けてお
き、このリブのある艤装部品を撓ませながら押込
むようにして組付ける構造である。
装部品の組付構造を提供することであつて、予め
固定されている艤装部品の端部に組付ける側の艤
装部品を、弾性復元力に富んだ硬質可撓の樹脂製
とし、この艤装部品の端部背面にリブを設けてお
き、このリブのある艤装部品を撓ませながら押込
むようにして組付ける構造である。
以下、本考案の樹脂製艤装部品の組付構造の実
施例を図面を参照しながら説明する。
施例を図面を参照しながら説明する。
第３図には自動車の室内後部右側部分の艤装を
斜視図で示す。本実施例は剛性艤装部品Ａとして
のルーフフイニツシヤ５に、樹脂製艤装部品Ｂと
してのトリムカバー６を組付ける構造の一例であ
る。ルーフフイニツシヤ５は化粧鋼板をロール又
はプレス成形した部品であつて、予めボデイパネ
ル２のルーフ部分に固定されている。トリムカバ
ー６はポリプロピレンの成形部品であつて、可撓
ではあるが、剛性、靭性に富み、特に、弾性復元
力が大きい。
斜視図で示す。本実施例は剛性艤装部品Ａとして
のルーフフイニツシヤ５に、樹脂製艤装部品Ｂと
してのトリムカバー６を組付ける構造の一例であ
る。ルーフフイニツシヤ５は化粧鋼板をロール又
はプレス成形した部品であつて、予めボデイパネ
ル２のルーフ部分に固定されている。トリムカバ
ー６はポリプロピレンの成形部品であつて、可撓
ではあるが、剛性、靭性に富み、特に、弾性復元
力が大きい。
第４図には本実施例の組付構造を第３図−
線矢視部分を拡大断面図で示してある。
線矢視部分を拡大断面図で示してある。
トリムカバー６とボデイパネル２との結合は、
第４図中に示してあるように、脚部７Ａに複数の
フイン７Ｂを有するリベツト状のポリプロピレン
製クリツパ７を使用している。
第４図中に示してあるように、脚部７Ａに複数の
フイン７Ｂを有するリベツト状のポリプロピレン
製クリツパ７を使用している。
クリツパ７はトリムカバー６の上下中間部分の
背面に形成してある溝８に頭部７Ｃを掛合し、脚
部７Ａをボデイパネル２の所定箇所に穿設した孔
９に圧入することによりトリムカバー６をボデイ
パネル２に固定する。孔９の直径はクリツパ７の
脚部７Ａの直径よりも僅かに大寸であるがフイン
７Ｂの外径よりは小寸に定めてある。即ち、クリ
ツパ７は孔９に脚部７Ａが圧入されたとき、フイ
ン７Ｂが頭部７Ｃ方向に撓み、圧入完了状態でフ
イン７Ｂが孔９の背側口縁部に掛合して抜止めさ
れる部品である。
背面に形成してある溝８に頭部７Ｃを掛合し、脚
部７Ａをボデイパネル２の所定箇所に穿設した孔
９に圧入することによりトリムカバー６をボデイ
パネル２に固定する。孔９の直径はクリツパ７の
脚部７Ａの直径よりも僅かに大寸であるがフイン
７Ｂの外径よりは小寸に定めてある。即ち、クリ
ツパ７は孔９に脚部７Ａが圧入されたとき、フイ
ン７Ｂが頭部７Ｃ方向に撓み、圧入完了状態でフ
イン７Ｂが孔９の背側口縁部に掛合して抜止めさ
れる部品である。
一方、トリムカバー６の上端に近い背面所定の
位置には所定の高さと幅のリブ１０を形成してあ
る。リブ１０はルーフフイニツシヤ５の端面に圧
接し、この圧接力はトリムカバー６のもつ弾性復
元力による。
位置には所定の高さと幅のリブ１０を形成してあ
る。リブ１０はルーフフイニツシヤ５の端面に圧
接し、この圧接力はトリムカバー６のもつ弾性復
元力による。
第５図にはルーフフイニツシヤ５とトリムカバ
ー６の組付状態を裏側、即ち、ボデイパネル側か
ら見た拡大斜視図で示してある。第５図中符号１
１はルーフフイニツシヤ５の背面所定位置に固着
したブラケツトであり、さきに説明したビス３に
よるボデイパネル２へのルーフフイニツシヤ固定
に際し、ビス３を挿通するビス通孔１２を設けて
ある。
ー６の組付状態を裏側、即ち、ボデイパネル側か
ら見た拡大斜視図で示してある。第５図中符号１
１はルーフフイニツシヤ５の背面所定位置に固着
したブラケツトであり、さきに説明したビス３に
よるボデイパネル２へのルーフフイニツシヤ固定
に際し、ビス３を挿通するビス通孔１２を設けて
ある。
第６図には本実施例におけるトリムカバー６の
組付過程を縦断面図で示してある。トリムカバー
６は予め、先記クリツパ７によつてボデイパネル
２に中間部を固定した状態にあるととき、リブ１
０がルーフフイニツシヤ５の車室内側の面、即
ち、表面に当接し、トリムカバー６のもつ弾性復
元力を受けてトリムカバー上端方向に傾いた状態
にある。このとき、トリムカバー６の上端はルー
フフイニツシヤ５の表面から僅かに浮上つてい
る。
組付過程を縦断面図で示してある。トリムカバー
６は予め、先記クリツパ７によつてボデイパネル
２に中間部を固定した状態にあるととき、リブ１
０がルーフフイニツシヤ５の車室内側の面、即
ち、表面に当接し、トリムカバー６のもつ弾性復
元力を受けてトリムカバー上端方向に傾いた状態
にある。このとき、トリムカバー６の上端はルー
フフイニツシヤ５の表面から僅かに浮上つてい
る。
この状態から第６図に白矢印で示す方向に圧力
を加えると、トリムカバー６は彎曲しつつ押込ま
れ、やがて、リブ１０がルーフフイニツシヤ５の
端縁に至ると、リブ１０はルーフパネル側に落込
み、トリムカバー６のもつ弾性復元力でルーフフ
イニツシヤ５の端面に圧接する。
を加えると、トリムカバー６は彎曲しつつ押込ま
れ、やがて、リブ１０がルーフフイニツシヤ５の
端縁に至ると、リブ１０はルーフパネル側に落込
み、トリムカバー６のもつ弾性復元力でルーフフ
イニツシヤ５の端面に圧接する。
さらに、指先等でトリムカバー６の上端部表面
（車室内に向いた面）を押し、ルーフフイニツシ
ヤ５に押付けると、リブ１０による掛合状態を保
つたままトリムカバー６は上端がルーフフイニツ
シヤ５に密接する。
（車室内に向いた面）を押し、ルーフフイニツシ
ヤ５に押付けると、リブ１０による掛合状態を保
つたままトリムカバー６は上端がルーフフイニツ
シヤ５に密接する。
前記の構成とした本考案は、トリムカバー６を
ボデイパネル２にクリツパ７により固定したの
ち、上端に近い部分を押すだけで、リブ１０がル
ーフフイニツシヤ５の端部に掛合し、爾後、この
掛合状態を、トリムカバー６自体の弾性復元力に
よつて保持する。
ボデイパネル２にクリツパ７により固定したの
ち、上端に近い部分を押すだけで、リブ１０がル
ーフフイニツシヤ５の端部に掛合し、爾後、この
掛合状態を、トリムカバー６自体の弾性復元力に
よつて保持する。
第７図には他部分における本考案の実施例を示
す。この実施例は、リアパーセルシエルフ１３を
剛性艤装部品Ａとし、トリムカバー６を樹脂製艤
装部品Ｂとしての組付構造である。
す。この実施例は、リアパーセルシエルフ１３を
剛性艤装部品Ａとし、トリムカバー６を樹脂製艤
装部品Ｂとしての組付構造である。
この場合も、トリムカバー６の下端近くの背面
にリブ１０′を設けてあり、第８図に第７図−
線矢視部分の拡大縦断面図で示したように、白
矢印で示す方向にトリムカバー６を押込むだけで
リブ１０′がリアパーセルシエルフ１３の端縁に
掛合する。
にリブ１０′を設けてあり、第８図に第７図−
線矢視部分の拡大縦断面図で示したように、白
矢印で示す方向にトリムカバー６を押込むだけで
リブ１０′がリアパーセルシエルフ１３の端縁に
掛合する。
以上の説明から明らかなように、本考案は、予
め固定してある剛性艤装部品Ａに対し、樹脂製艤
装部品Ｂを当てがい押込むだけで、リブが剛性艤
装部品Ａに掛合するから、艤装部品の組付時間と
手間を大幅に短縮でき、生産ライン中での組付作
業を合理化できるし、一旦組付けた樹脂製艤装部
品Ｂは抜落ちるおそれもなく、特に、組付相手で
ある剛性艤装部品Ａとの間に隙間が生じることが
なく、ビス類を使用しないので美観を損なうおそ
れもないなどの利点を有する。
め固定してある剛性艤装部品Ａに対し、樹脂製艤
装部品Ｂを当てがい押込むだけで、リブが剛性艤
装部品Ａに掛合するから、艤装部品の組付時間と
手間を大幅に短縮でき、生産ライン中での組付作
業を合理化できるし、一旦組付けた樹脂製艤装部
品Ｂは抜落ちるおそれもなく、特に、組付相手で
ある剛性艤装部品Ａとの間に隙間が生じることが
なく、ビス類を使用しないので美観を損なうおそ
れもないなどの利点を有する。
第１図、第２図は従来の組付構造の各一例を示
す縦断面図、第３図は本考案組付構造の実施例を
示す斜視図、第４図は第３図−線矢視部分の
拡大断面図、第５図は組付状態を裏側から見た拡
大斜視図、第６図は組付過程を示す縦断面図、第
７図は別の部分における本考案組付構造の実施例
を示す斜視図、第８図は第７図−線矢視部分
の拡大断面図である。 Ａ……剛性艤装部品、Ｂ……樹脂製艤装部品、
２……ボデイパネル、５……ルーフフイニツシ
ヤ、６……トリムカバー、７……クリツパ、１
０，１０′……リブ、１３……リヤパーセルシエ
ルク。
す縦断面図、第３図は本考案組付構造の実施例を
示す斜視図、第４図は第３図−線矢視部分の
拡大断面図、第５図は組付状態を裏側から見た拡
大斜視図、第６図は組付過程を示す縦断面図、第
７図は別の部分における本考案組付構造の実施例
を示す斜視図、第８図は第７図−線矢視部分
の拡大断面図である。 Ａ……剛性艤装部品、Ｂ……樹脂製艤装部品、
２……ボデイパネル、５……ルーフフイニツシ
ヤ、６……トリムカバー、７……クリツパ、１
０，１０′……リブ、１３……リヤパーセルシエ
ルク。
Claims (1)
- 予め固定されて剛性艤装部品に隣接して配設さ
れる弾性復元力に富んだ樹脂製艤装部品の一端部
背面にリブを設け、該樹脂製艤装部品の一端を前
記剛性艤装部品に弾性接触させるとともに、前記
リブを剛性艤装部品の端部に掛合するように構成
した樹脂製艤装部品の組付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2888684U JPS60139650U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 樹脂製艤装部品の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2888684U JPS60139650U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 樹脂製艤装部品の組付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139650U JPS60139650U (ja) | 1985-09-14 |
| JPH0245084Y2 true JPH0245084Y2 (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=30527186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2888684U Granted JPS60139650U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 樹脂製艤装部品の組付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139650U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2603097Y2 (ja) * | 1992-07-23 | 2000-02-14 | トヨタ車体株式会社 | 車両内装材の取付け構造 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2888684U patent/JPS60139650U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139650U (ja) | 1985-09-14 |
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