JPH0534055U - ピラートリムの接合構造 - Google Patents

ピラートリムの接合構造

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JPH0534055U
JPH0534055U JP8402691U JP8402691U JPH0534055U JP H0534055 U JPH0534055 U JP H0534055U JP 8402691 U JP8402691 U JP 8402691U JP 8402691 U JP8402691 U JP 8402691U JP H0534055 U JPH0534055 U JP H0534055U
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JP
Japan
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pillar trim
mounting flange
opening
front pillar
mating component
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JP8402691U
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English (en)
Inventor
一春 浦
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピラートリムとこれに隣接する相手部品との
間の接合部分の見栄えを向上させるピラートリムの接合
構造を提供することを目的とする。 【構成】 ピラートリム10の下端縁11に形成した取
付用フランジ12の先端部13を相手部品20の開口2
3の内側縁部23aに弾接させるとともに、この取付用
フランジ12の支持部15を開口23の外側縁部23b
に当接させ、ピラートリム10の車体パネル取付け時、
テコの原理により、取付方向と反対方向にピラートリム
10の下端縁11をバネ付勢してピラートリム10と相
手部品20との間のスキをなくす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、フロントピラートリム、センターピラートリム等のピラートリム と隣接する相手部品との間の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ピラートリムと隣接する相手部品との間の接合構造について、フロントピラー トリムとインストルメントパッドとを例示して図5乃至図7に基いて説明する。
【0003】 図面において、フロントピラートリム1の下端縁1aのほぼ中央に下側に向け て取付用フランジ2が形成されており、インストルメントパッド3の開口4内に 、この取付用フランジ2が開設されている。まず、図7に示すように、フロント ピラートリム1の取付用フランジ2を上記開口4内に挿着し、その後、図示しな いフロントピラーパネルにフロントピラートリム1をクリップ等を介して取付け るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来では、フロントピラートリム1とインストルメントパッド3 との接合構造は、フロントピラートリム1の取付用フランジ2をインストルメン トパッド3の開口4内に差込んでいるだけなので、特にフロントピラートリム1 下端部での取付けが不安定であり、走行中の振動等によりガタツク恐れがある。
【0005】 更に、フロントピラートリム1やインストルメントパッド3等の寸法誤差や取 付誤差により、図6中Aで示す部分にスキが発生し易く、両者の合せ部分の見栄 えが悪く、室内美観を低下させるという問題点も同時に指摘されている。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、フロントピラートリム,センターピラートリム等のピラートリムと隣接 する相手部品との間の接合構造において、ピラートリムの接合部分における強固 な取付けが図れるとともに、両者間にスキが生じることがなく、美麗な外観が得 られるピラートリムの接合構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ピラートリムの下端縁に設けた取付用 フランジを、相手部品の開口内に挿着し、ピラートリムの下端縁と相手部品とを 付合わせるピラートリムの接合構造において、 前記取付用フランジの先端部を開口の内側縁部に弾接させるとともに、取付用 フランジの支持部を開口の外側縁部に当接させ、ピラートリムを車体パネル側に 押圧した際、このピラートリムの下端縁が相手部品側にバネ付勢されることを特 徴とする。
【0008】
【作用】
以上の構成から明らかなように、取付用フランジの先端部分が開口の内側縁部 に弾接し、更にその上方の支持部は開口の外側縁部に当接しているため、ピラー トリムを車体パネルに装着すれば、この取付方向に加わる外力がテコの原理によ り、取付用フランジの支持部を支点として、ピラートリムの下端縁が取付方向と 逆方向すなわち、相手部品側にバネ付勢されることになり、ピラートリムの下端 縁と相手部品とは常時密着した状態となる。
【0009】 更に、ピラートリムの取付用フランジの先端部分は相手部品の開口の内側縁部 に弾接しているため、従来のように開口内で取付用フランジがガタツクことがな く、ピラートリム下端部における取付状態が安定する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案によるピラートリムの接合構造について、添付図面を参照しなが ら詳細に説明する。
【0011】 図1乃至図3は本考案をインストルメントパッドに対するフロントピラートリ ムの接合構造に適用した実施例であり、図1はフロントピラートリムとインスト ルメントパッドの接合前の状態を示す全体図、図2,図3はインストルメントパ ッドにフロントピラートリムを接合した状態を示す各斜視図、断面図である。
【0012】 図1において、フロントピラートリム10は、長尺状の樹脂成形体からなり、 下端縁11のほぼ中央に下側に向く取付用フランジ12が一体に設けられている 。
【0013】 更に、この取付用フランジ12は、断面略C字状をしており、先端部13には リブ14が一体に形成されている。
【0014】 一方、上記フロントピラートリム10の下端部分を取付けるインストルメント パッド20は樹脂芯材21の表面を表皮材22により被覆して構成されており、 フロントピラートリム10の取付用フランジ12を差込むための開口23が開設 されている。
【0015】 そして、フロントピラートリム10の取付用フランジ12をインストルメント パッド20の開口23内に挿入した後、フロントピラートリム10を図示しない フロントピラーパネルに対してクリップ等を介して取付けることにより、図2に 示す組付け状態が得られるが、この状態において、図3に示すように、取付用フ ランジ12の先端部13に形成されているリブ14が開口23の内側縁部23a に弾接状態であり、かつ、開口23の他方側23bは取付用フランジ12の支持 部15と面接触している。
【0016】 そして、図3中矢印で示すように、フロントピラートリム10の取付方向に外 力を加えた場合、テコの原理により取付用フランジ12の支持部15を支点とし て、開口23の内側縁部23aがリブ14を押圧することになり、結果的にフロ ントピラートリム10の下端縁11がインストルメントパッド20のコーナー部 分20aにバネ付勢されることになり、フロントピラートリム10の下端縁11 とインストルメントパッド20のコーナー部20aとの間にスキが生じることが ない。
【0017】 従って、フロントピラートリム10の取付用フランジ12がインストルメント パッド20の開口23内に弾接状態で係合しているため、フロントピラートリム 10の下端部分の取付強度が強化され、走行中の振動等によりガタツクことがな く、取付安定性が優れるとともに、フロントピラートリム10の下端縁11とイ ンストルメントパッド20のコーナー部20aとの間にスキが生じることがない ため、両者の接合部分の見栄えも著しく向上する有利さがある。
【0018】 次いで、図4は本考案の別実施例を示すもので、リブ14に変えて、取付用フ ランジ12の先端部13を厚肉に設定して、取付用フランジ12の先端部13が インストルメントパッド20の開口23の内側縁部23aに弾接するようにして も同様の作用効果が得られる。
【0019】 尚、本実施例においては、取付用フランジ12を開口23内に挿入する際、節 度感が得られ、良好な取付作業性が期待できるとともに、取付用フランジ12の 強度を更に強化することができ、フロントピラートリム10の下端部分の取付強 度を一層強化することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によるピラートリムの接合構造は以下に記載する格 別の作用効果を有する。
【0021】 (1)ピラートリムを車体パネルに取付けた際、ピラートリムの下端縁が相手部 品側にバネ付勢されるため、ピラートリムの下端縁は相手部品側に密着接合する ため、両者間にスキが発生することがなく、接合部分の見栄えが著しく向上する という効果を有する。
【0022】 (2)ピラートリムの下端縁に設けた取付用フランジの先端部分を相手部品の開 口縁部に弾接状に係合するという構成であるため、従来のように取付用フランジ を単に差込む構成のものに比べ、両者の係合力により、ピラートリム下端部分の 取付強度が強化され、取付安定性に優れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したフロントピラートリムとイン
ストルメントパッドとを分解して示す斜視図。
【図2】図1に示すフロントピラートリムをインストル
メントパッドに接合した状態を示す斜視図。
【図3】図2中III −III 線断面図。
【図4】本考案を適用したフロントピラートリムの別実
施例を示す要部斜視図。
【図5】従来のフロントピラートリムとインストルメン
トパッドとの接合部分を示す斜視図。
【図6】図5中VI−VI線断面図。
【図7】従来のフロントピラートリムとインストルメン
トパッドとの接合前の状態を示す説明図。
【符号の説明】
10 フロントピラートリム 11 下端縁 12 取付用フランジ 13 先端部 14 リブ 15 支持部 20 インストルメントパッド 21 芯材 22 表皮材 23 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラートリム(10)の下端縁(11)
    に設けた取付用フランジ(12)を、相手部品(20)
    の開口(23)内に挿着し、ピラートリム(10)の下
    端縁(11)と相手部品(20)とを付合わせるピラー
    トリムの接合構造において、 前記取付用フランジ(12)の先端部(13)を開口
    (23)の内側縁部(23a)に弾接させるとともに、
    取付用フランジ(12)の支持部(15)を開口(2
    3)の外側縁部(23b)に当接させ、ピラートリム
    (10)を車体パネル側に押圧した際、このピラートリ
    ム(10)の下端縁(11)が相手部品(20)側にバ
    ネ付勢されることを特徴とするピラートリムの接合構
    造。
JP8402691U 1991-10-16 1991-10-16 ピラートリムの接合構造 Pending JPH0534055U (ja)

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