JPH0221425Y2 - - Google Patents

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JPH0221425Y2
JPH0221425Y2 JP6502786U JP6502786U JPH0221425Y2 JP H0221425 Y2 JPH0221425 Y2 JP H0221425Y2 JP 6502786 U JP6502786 U JP 6502786U JP 6502786 U JP6502786 U JP 6502786U JP H0221425 Y2 JPH0221425 Y2 JP H0221425Y2
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JP
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belt
hooks
parts
hook
sides
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JP6502786U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通いユニツト、詳しくはハイ積み荷
物の積み下ろし時に、底面部が分割されるオープ
ン式コンテナの分野に属するものである。
(従来の技術) 本出願人は、この種の通いユニツトとして、さ
きに実願昭61−16584号を提案としてるが、この
ものは、次のようなものである。
すなわち、原反の幅を全面的に利用したパレツ
ト面とほぼ同じ大きさの底面部と、これの両側に
あつて、原反の長さ方向の側面部とよりなる本体
は、その底面部が中央部より幅方向に分割され、
この両辺縁部は折返されて、その両側端部にフツ
クを設けるとともに、両端にフツクの付いた連結
用ベルトを、その先端半分が辺縁部から突出する
ように斜状に設け、上記の両側面部の端部にフオ
ーク爪用の挿通部を設けるとともに、これらの挿
通部に底抱え兼用吊りベルトを挿通した構成のも
ので、分割された両底部を継ぎ合わせるには、フ
ツク付き底部連結用ベルトの斜状の部分を、互い
に相手側の辺縁部の折返し部に、中央の切込みよ
り挿通し、上記の底抱え兼用吊りベルトを、フツ
ク付き連結用ベルトの両端のフツク及び両側端部
のフツクにそれぞれ挿通して互いに結縛し連結す
るようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) このような提案の通いユニツトにあつては、そ
の使用に当たり、小袋詰め、ダンボール箱詰め等
の1ton近い荷物をハイ積みしてフオークリフトで
吊り上げる場合、荷重のため、底面部の継ぎ合わ
せ面が、その中程において開き気味となり、その
荷姿が必ずしも充分なものとは言えず、又挿通部
に挿通されている底抱え兼用吊りベルトは、フオ
ーク爪の挿入によつて、その位置がずれて不安定
な感を与えることがなきにしもあらずであつた。
(問題点を解決するための手段) 本出願人は、以上のような点に鑑みて、正味
1tonの荷物をハイ積みして、底面部における接合
連結部の開き現象を繰り返し実験テストした結
果、底面部の安全性と荷姿の安定性とを確保する
ことができたので、本考案を出願するに至つたも
のである。
すなわち、分割された底面部の両分割辺縁部に
そつて縫着された底部連結用フツク付きベルトに
よる連結手段を、分割辺縁部の接合両側辺縁部と
両側辺縁部間の中間とにおいて連結し、底抱え兼
用吊りベルトのフオーク爪用の挿通部側への取付
けを、縫着することによつて問題の解決を図つ
た。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
本考案の通いユニツトAは、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のフラツトヤーンより織成された
原反を用いているもので、第1図及び第2図(理
解し易いように裏面側を示している)に示すよう
に、原反の幅全体を利用してほぼパレツトと同じ
大きさの底面部aと、これに続く原反の長さ方向
の側面部b1,b2とよりなるものである。
底面部aは、原反の幅方向に中央部より分割
a1,a2されるもので、分割された底部a1の辺縁側
には、両端に大きなリング状のフツク1,1′の
付いた底部連結用ベルト2が、その中央部におい
て補強ベルト3,3′とともに縫着されており、
辺縁部の両側端部には、上記のフツク1,1′が
挿通できるフツク止め4,4′が縫着されている。
分割された底部a2の辺縁部側には、辺縁より重
代xをあけて両端フツク5,5′の付いた底部連
結用ベルト6が両端縁部近くまで縫着されるとと
もに、この上をクロス状にフツク7付きの補強ベ
ルト8及びフツク7′付きの補強ベルト8′で縫着
している。この場合、フツク付きベルト8,8′
の間隔は、前記の補強ベルト3,3′の間隔より
幅広く、フツク7,7′は重代x内にあるように
なつている。
フツク付きベルト8,8′のフツク7,7′と、
フツク付き底部連結用ベルト2との連結部は、分
割辺縁部においてフツク止め4,4′と補強ベル
ト3,3′との中間部となる。
パレツトとほぼ同じ大きさの底面部a〔底部a1
a2〕に対する両側の側面部b1,b2は、底部a上に
20〜30Kgの小袋詰め、あるいはダンボール箱詰め
B〔以下「荷物B」という〕をハイ積みするに適
する長さのもので、その端部には、フオークリフ
トのフオーク爪Cを挿通することができるチユー
ブ状の挿通部9,10が端部を折返して縫着する
ことにより形成されており、この挿通部9及び1
0の側辺縁部11,11′及び12,12′には、
底抱え兼用吊りベルト13,13′及び14,1
4′が縫着されて、この部分を補強している。
側辺縁11′,12′側は、フオーク爪が挿入し
易いように、折返し部の縫着部が原反幅方向内側
に入つている。
前記のフオーク爪Cの挿通部9及び10の折返
し縫着部15及び16には、補強ベルト17及び
18が側辺縁まで縫着され、それらの一端部は、
リング状の上部仮止めフツク19,20に、他端
部は、上部仮止めベルト21,22に延設されて
いる。
なお、23,24は、底部a1と側面部b1、底部
a2と側面部b2との境界部である。
以上のような構成の底部a1とa2とを接合連結し
て通いユニツトAとするには、第2図のような状
態にあるものを、底部a2側の重代x分を底部a1
の下面に入るように接合するとともに、底部a1
のフツク付き底部連結用ベルト2の両端のフツク
1,1′を、底部a2側のフツク付き補強ベルト8,
8′のフツク7,7′にそれぞれ挿通し、さらにこ
れらを、底部a1側の両側縁部のフツク止め4,
4′に挿通する。
次いで、側面部b1端の挿通部9の側辺縁部1
1,11′に縫着した底抱え兼用吊りベルト13
及び13′、側面部b2端の挿通部10の側辺縁部
12,12′に縫着した底抱え兼用吊りベルト1
4及び14′を、フツク付き底部連結用ベルト2
及び6のフツク1,5及び1′,5′に連通する。
これにて通いユニツトAはでき上る。
このような第1図に示す状態にある通いユニツ
トAは、これを使用するに当り、これを裏返し
て、例えばパレタイザのパレツト上に載置する。
底面部aは、ほぼパレツトの大きさと同じである
から、パレツトの全面に拡がる。
継ぎに、20〜30Kgの荷物Bを機械によつて底面
部a上にハイ積みする。このとき、底部a1,a2
接合線上に最下位の荷物Bの互いの接合面がくる
ことのないように配慮した方がよい。
側面部b1,b2をハイ積みされた荷物Bの側面に
そつて境界部23,24より立上がらせ、側面部
b1側の上部仮止めフツク19に、側面部b2側の上
部仮止めベルト22を、また側面部b2側の上部仮
止めフツク20に、側面部b1側の上部仮止めベル
ト21をそれぞれ挿通して結縛する。
次いで、底抱え兼用吊りベルト13及び14を
フツク1,5上で、また底抱え兼用吊りベルト1
3′及び14′を、フツク1′,5′上でそれぞれ締
め込んで結縛する。
ここにおいて、第3図に示すように底抱え兼用
吊りベルト13,14及び13′,14′は、底面
部aを抱持した状態となり、ユニツト包装A′は
終了する。
このようなユニツト包装A′を運搬するには、
フオークリフトのフオーク爪Cをユニツト本体の
側面部b1,b2の挿通部9,10に挿通する。フオ
ーク爪Cの長さは、ほぼ原反幅と一致しているか
ら、ユニツト包装A′は安定した状態で吊り上げ
られる。
ハイ積みされた荷物Bは、フオーク爪Cの吊り
上げにより、その側面が、側面部b1,b2で内側に
引張られ、また底面部aは、底部a1,a2に縫着さ
れたフツク付き底部連結用ベルト2及び6のフツ
ク1及び5,1′及び5′に挿通されて引き締め結
縛された底抱え兼用吊りベルト13及び14,1
3′及び14′によつて引き上げられる。
この引き上げによつても、フツク付き底部連結
用ベルト2のフツク1及び1′は、フツク付き補
強ベルト8及び8′のフツク7及び7′を挿通し、
さらにフツク止め4及び4′を挿通しているから、
底部a1及びa2の接合部は開くことがなく、全体と
して底面部aの中だるみはなく、引き締まり荷姿
が安定する。
以上のようなパレタイザによるハイ積み作業
は、機械的に行われ、流れ作業で出てくる間に、
手作業による補助作業は簡単に終了することがで
きるから、パレタイザから出てきたユニツト包装
A′を直接トラツク積みして、パレツトを生産向
上に残すことができる。
また、備蓄期間を必要とする場合は、パレツト
にユニツト包装A′をセツトしたまま倉庫に保管
しておき、必要に応じてユニツト包装A′をトラ
ツクに積替えすることができる。
次ぎに、ユニツト包装A′を荷下ろしする作業
は、例えば、パレツト上に載置されたユニツト包
装A′のチユーブ状の挿通部9,10にフオーク
爪Cを挿通したまま、ユニツト包装A′の両側に
おける上部の仮止めベルト21,22の結びを解
くとともに、両側の底抱え兼用吊りベルト13,
14及び13′,14′の結びを解いて、フツク
1,5及び1′,5′より抜出する。
次いで、フオーク爪Cを上昇させると、底抱え
兼用吊りベルト13,14及び13′,14′によ
るハイ積みされた荷物Bを抱持する力は失われ、
荷物Bの全重量は底面部aで受けることになる
が、この底面部aは、フツク付き底部連結用ベル
ト2のフツク1及び1′が、単にフツク付き補強
ベルト8及び8′のフツク7及び7′とフツク止め
4及び4′に挿通されているだけであるから、荷
重に耐えられず、フツク付き底部連結用ベルト2
のフツク1及び1′は、フツク止め4及び4′、フ
ツク7及び7′より脱抜し、底部a1及びa2はその
接合部より離れて両側に開き、荷物Bの下面より
引き抜かれ、ハイ積みされた荷物Bは、その荷姿
を崩すことなく、そのままの状態でパレツト状に
残る。
(考案の効果) 本考案の通いユニツトは、20〜30Kgの小袋詰
め、あるいはダンボール箱詰めの荷物の積込み、
積下ろし、積替え等の荷捌きの合理化を図つたも
ので、就中、荷物の積下ろし、積替えのために、
原反にて構成されたユニツト本体をその底面部に
おいて原反幅方向に分割し、この両分割辺縁部に
そつてフツク付き底部連結用ベルトを縫着し、こ
れらのベルトの両端フツク部において、このフツ
ク部と底抱え兼用吊りベルトとの挿通結縛部と
し、また一方のフツク付き底部連結用ベルトの両
側自由端を、分割辺縁部の中間において、他方か
らのクロス状補強ベルトのフツクに挿通すること
により連結部としたものであるから、連結された
底面部は、その分割辺縁部の両側縁部と中間部と
において連結保持されることになり、荷物がハイ
積みされたユニツト包装は、フオーク爪を挿通部
に挿通して吊り上げた場合、原反から構成された
ユニツト本体が、フツク付き底部連結用ベルトと
底抱え兼用吊りベルトとの協働により、一体的と
なつて、底面部の連結部が開いて中だるみを生ず
ることなく、荷姿は崩れず安定した状態となる。
しかも、底抱え兼用吊りベルトは、フオーク爪
の挿通部側において縫着されているから、ユニツ
ト包装の吊り上げの際、フオーク爪の挿込みによ
り移動しずれることはないから、これまた荷姿を
崩れさすおそれはない。
また、積下ろし、積替え作業に当たりては、フ
オーク爪を挿通したままで、上部仮止めベルトの
結びを解き、底抱え兼用吊りベルトの結びを解い
て、フオーク爪を上昇させるだけで、ハイ積みさ
れた荷物は、その荷姿を崩すことなく、ユニツト
本体を荷物より抜き取ることができるから、フオ
ークリフトを移動させてフオーク爪を別の吊りベ
ルト等に挿通する等の煩わしさはない。
そして、全体として構成が簡単であり、原反の
幅をそのまま利用するものであるから、取扱いが
し易く、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる通いユニツトの裏面
側の斜視図、第2図は、同上の要部の斜視図、第
3図は、ユニツト包装の斜視図、第4図はユニツ
ト包装の積下ろし状態の斜視図である。 符号、A……通いユニツト、A′……ユニツト
包装、B……小袋詰め、ダンボール箱詰め、C…
…フオーク爪、a……底面部、a1,a2……底部、
b1,b2……側面部、1,1′……フツク、5,
5′……フツク、7,7′……フツク、2,6……
フツク付き底部連結用ベルト、3,3′……補強
ベルト、4,4′……フツク止め、8,8′……フ
ツク付き補強ベルト、9,10……挿通部、1
3,13′……底抱え兼用吊りベルト、14,1
4′……底抱え兼用吊りベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原反の幅を全面的に利用したパレツト面とほぼ
    同じ大きさの底面部と、これの両側の原反の長さ
    方向の側面部とよりなる本体は、その底面部が中
    央部より幅方向に分割されるもので、この分割さ
    れた両底部を接合連結するとき、両分割辺縁部に
    そつて縫着されたフツク付き底部連結用ベルト
    は、両側辺縁部より突出した上記のフツク部にお
    いて、両側面部の端部に形成されたフオーク爪の
    挿通部側よりの底抱え兼用吊りベルトによる挿通
    結縛部となり、一方のフツク付き底部連結用ベル
    トの両側の自由端側は、分割辺縁部の中間におい
    て、他方からのクロス状補強ベルトのフツクにそ
    れぞれ挿通されて連結部となる通いユニツト。
JP6502786U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0221425Y2 (ja)

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JPS62176175U JPS62176175U (ja) 1987-11-09
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