JPH0542050Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542050Y2
JPH0542050Y2 JP2914188U JP2914188U JPH0542050Y2 JP H0542050 Y2 JPH0542050 Y2 JP H0542050Y2 JP 2914188 U JP2914188 U JP 2914188U JP 2914188 U JP2914188 U JP 2914188U JP H0542050 Y2 JPH0542050 Y2 JP H0542050Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
binding
cargo
sides
binding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2914188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01134062U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2914188U priority Critical patent/JPH0542050Y2/ja
Publication of JPH01134062U publication Critical patent/JPH01134062U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0542050Y2 publication Critical patent/JPH0542050Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、貨物、特に包装袋などに収容して取
扱われる包装袋物、特に滑りやすい材質の小袋あ
るいは極めて流動性の高い製品の小袋詰の包装袋
物の荷役、輸送あるいは保管などに使用される包
被体に関する。 〔従来の技術〕 従来、この種の貨物はパレツトを使用して多数
の包装袋をブロツクとして取り扱うとか、帯状体
をなす1対の可撓性生地でほぼ十文字状に包装
し、該可撓性生地の端部に締結具を設けた包被体
を構成して取り扱うようなことが実開昭51−
25072号公報に記載され、また方形状をなす可撓
性生地の対角線上に、両端部に長手方向に沿つて
所望の長さの切目を入れて結絡片をそれぞれ設け
た帯状の補強材を設置するとともに可撓性生地の
各隅部を頂点とする2等辺三角形の底片部分と補
強材とを締結具でそれぞれ結絡し、これらの結絡
部より外方に突出した補強材の結絡片を折曲げて
結絡部より内方の可撓性生地と補強材との間に相
互に逆方向より挿入して突出させ、各隅部を補強
材上に折曲げて隅部と補強材とを補強材の結絡片
で締結し、各締結具に引掛部を設けてなる包被体
が実公昭54−30263号公報に記載され、さらにま
た方形状底部シートと、該底部シートの対角線上
に延びた結束具を先端に有する帯状シートと、底
部シートの四辺より逆U字状に延びた吊り具とか
らなる簡易包装具が実開昭62−547号公報ならび
に長方形状をなす可撓性生地の中央部分に縫製の
立上り側壁を有する箱状底部を設け、該生地の相
対する短辺部にそれぞれ少なくとも2個ずつの結
絡具を設け、かつ相対する長辺部の中央部分を除
いた四個所の辺縁にそれぞれ対応して少なくとも
1個の緊縛具を設けてなる包被体が実願昭62−
110049号(実開昭64−14666号公報参照)等によ
り既に本出願人によつて出願提案している。 〔考案が解決しようとする問題点〕 前述したパレツトを使用した際には機能上荷崩
れを十分防止することができず、これを防止する
ためには製作費が高くなり、しかもパレツト自体
が嵩張り重くなり、複雑な構造も必要となり、取
り扱い上においても種々煩わしい面があつた。ま
た実開昭51−25072号公報に記載のものは、上述
の問題はかなり解消したものの、材料を多く必要
とするためコストが高く、しかもバンドで締付け
るとともにコーナー部を結束しなければ、コーナ
ー部から荷崩れが起るなど不安定であつて、取扱
いが不便なものであつた。さらに実公昭54−
30263号公報に記載されたものは、立方体状に積
まれた貨物を包んで吊り上げた場合四隅にシート
のタルミが生じ、このため内部の貨物が荷崩れを
起すことがあつて締付ベルトで外周を締め付ける
必要があり、結絡作業についても必ずしも簡単で
しかも迅速に行えるというものではないし、締結
の仕方によつては必ずしも力の分散が最大限発揮
できずバラツキを生じ易いものであつた。さらに
また実開昭62−547号として提案したものは、貨
物のコーナー部を締めつけるので、コーナー部か
らの荷崩れが防止でき、構造も簡単で使用材料も
少ないが、貨物全体をカバーできないので貨物が
露出しており、場合によつては貨物が損傷するこ
とがあり、これらと吊具のズレ等を防止するため
に締付ベルトで外周を締め付ける必要があるもの
であり、実願昭62−110049号として提案したもの
は、箱状底部で下部の2段程度をがつちり固定す
ることになり荷崩れが防止できる等の効果はある
ものの積付ける製品である包装袋物によつては寸
法通り合うことが困難な面もあり、さらには積付
ける機器または装置によつては積付けることがで
きない場合も起こる等のものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、従来のかかる欠点に鑑みなしたもの
であり、底部を立上り側壁を有するよう箱状にす
るに際し、寸法的自由度をもたすべく、生地の相
対する長辺部の辺縁に、下部緊縛具を挿通する下
部突起状部を底部形成の折り目の延長線をはさん
で左右に少なくとも二箇所ずつ設けた構成にする
ことによつてなし、前述の欠点を解消する包被体
を提供するものである。 すなわち、本考案は、長方形をなす可撓性生地
の中央部分に、略方形の底部を折り目によつて設
定し、前記生地の相対する長辺部の辺縁におい
て、前記それぞれの折り目の延長線をはさんで左
右に、下部緊縛具を挿通する下部突起状部を少な
くとも二箇所すづ設け、かつ該下部突起状部の外
側の左右に、上部緊縛具をそれぞれ有する上部突
起状部を少なくとも一箇所ずつ設け、さらに前記
生地の相対する短辺部において、それぞれすくな
くとも2個ずつの結絡具を設けてなることを特徴
とする包被体を提供するものである。 ここで、前記生地の相対する長辺部の辺縁にお
いて、前記それぞれの折り目の延長線をはさんで
左右に、下部緊縛具を挿通する下部突起状部を少
なくとも二箇所ずつ設けたのは、積載する小袋等
の大きさによつて多少寸法的に変化してもよりし
つかりした立上り側壁を有する方形の箱状底部を
形成するようにするためであり、その側壁の立上
りの高さは少なくとも積載する小袋の1個の厚
み、好ましくは2〜3個の厚み程度の高さがよ
い。 また、結束具でもある上部緊縛具をそれぞれ有
する上部突起状部を少なくとも一箇所ずつ下部突
起状部の外側に設けたのは、小袋の積載する高さ
に応じて適時その先端部を緊縛具でもつて結び締
めつけるので略網状になつて小袋がすべりズレて
はみ出すようなこともなく、また底部の箱状の立
上り側壁につづいてコーナー部がしつかりと立上
がることになる。緊縛具として使用できるものと
しては丈夫な結束ロープのみあるいは結束ロープ
と締結具の組合せでもよいが、組合せの方が簡単
な作業となり好ましい。結束ロープは環状のもの
または紐状のものでもよいが環状のものの方がよ
い。締結具は紐状ロープまたは/および締結金具
等が用いられるものである。 さらに、吊り具である結束具は相対する短辺部
のそれぞれに少なくとも2個ずつ取り付けるが、
これには結束具の個数に合わせ、かつ積載した小
袋の最上部上付近当りまで前記生地の短辺を少な
くとも二分割以上することが好ましく、そうする
ことによりコーナー部をしつかりとタルミなく包
み吊り下げることができ、相対角上の結束具をそ
れぞれ結び締めつけて吊るようにすればなおさら
好ましいことは言うまでもない。該結絡具の材料
としては通常一般に使用されているワイヤーロー
プあるいは木綿、麻、ナイロン等の繊維ロープ等
が使用し得るものであるが、繊維ロープの方が好
ましい。 なお、結絡具の先端の吊り部は、吊環を装着し
てもよいし、吊り具の先端同志を束にして懸吊す
るようにしてもよいし、また補強材を折り返して
例えば二分割の一方に二列に設けて結絡具を兼ね
てもよいものである。 さらにまた、可撓性生地は木綿、麻あるいはポ
リプロピレン等の合成樹脂繊維による織布または
不織布、その他合成樹脂製のフイルム、繊維入り
の合成樹脂シート等を材料とし、強靱でかつ適宜
の柔軟性を備えた可撓性のある生地よりなるもの
である。 なお、前記生地の短辺部側の一方を延長してカ
バーを設けることで積載した小袋等の上面を保護
することができより好ましいものである。 以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。 第1図は、本考案の包被体を小袋の積載前に
広げた平面図であり、該包被体は長方形状をな
す可撓性生地2の中央部分に、略方形の底部3を
折り目4によつて設定し、前記生地2の相対する
長辺部5の辺縁において、前記それぞれの折り目
4の延長線14をはさんで左右に、下部緊縛具6
を挿通する下部突起状部7をそれぞれ二箇所ず
づ、あわせて四箇所に設け、かつ該下部突起状部
7の外側、すなわち積載時の最上段小袋に近い上
段部分になると思われる部分に、上部緊縛具8を
それぞれに有する上部突起状部9を左右対称に一
箇所ずつ設け、さらに前記生地2の相対する短辺
部10において、それぞれ少なくとも2個ずつの
結絡具11を設けてなり、前記短辺部10をそれ
ぞれ辺縁から積載時の最上段小袋の上面の所要個
所まで二分割13し、相対する短辺部10に渡る
補強材12をそれぞれ配設し、底部3を含む生地
および結絡具11の継ぎ部をより丈夫なものとし
たものである。 第2図は、長辺部5の辺縁において、折り目4
の延長線14をはさんで左右に、下部緊縛具6を
挿通した下部突起状部7を設けた第1図の部分拡
大図であり、点線部は縫目15を示すものであ
る。 第3図は、第1図で示した包被体の使用状態
を示した斜視図であり、小袋17を数段積載した
後、つづいて、下部突起状部7を下部緊縛具6で
締め上げることによつて、底部から立上り側壁を
有する箱状底部を形成し、さらに上部突起状部9
を上部緊縛具8で締め上げて包装し、結絡具11
をそれぞれクレーンなどの吊り具16に引掛けて
吊り上げ運搬する前の荷姿である。これによつて
特にコーナー部はしつかりとするとともに下部の
側壁によつて小袋17の1〜3段ががつちり固定
されるので荷くずれが極めて生じ難いものとな
る。 なお、小袋の個数など荷重によつては、補強材
12等を、また小袋等の貨物の損害汚染を防止す
るため貨物の側面および上面をカバーするシート
等を適時取付け使用することが好ましいことは言
うまでもない。 第4図は、本考案の他の実施例を示す包被体
1′を展開した平面図であり、aは小袋等の貨物
を積載する面を、またbは小袋等の貨物を包装し
た際の外面となる面をそれぞれ示すものである。
特に補強材12′が結絡具11′を兼ねるように
し、短辺部10′を二分割せずに、中央部にフツ
ク21と緊縛具20を設け、さらにカバー19を
設けたものである。 〔考案の効果〕 以上のように、本考案は、前述の構成により、
小袋詰め等の包装袋物を包んだ際に、自由度をも
つて箱状底部を形成し、特に下部の2〜3段程度
をがつちり固定することになり、長辺部に設けた
上下突起状部とその先端の上下緊縛具を締めつけ
るのでコーナー部に生じるタルミを解消すること
ができ、滑りやすい材質の小袋あるいは極めて流
動性の高い製品の小袋詰の包装袋物の荷役、輸送
あるいは保管においても、小袋等のずれを生じな
いものとなつて荷崩れが防止でき、確実で安全に
効率よく容易、かつ迅速に包被体とすることがで
き、物流全般にわたる諸経費の節減ならびに省力
化となる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は包被体
を展開した平面図、第2図は第1図における生地
長辺部の辺縁の下部突起状部を示す部分拡大図、
第3図は小袋等を積載し包被して吊り下げた状態
を示す斜視図、第4図は本考案の他の実施例を示
す包被体の展開平面図でaは内面、bは外面であ
る。 1′……包被体、2,2′……可撓性生地、
4,4′……折り目、6,6′……下部緊縛具、
7,7′……下部突起状部、8,8′……上部緊縛
具、9……上部突起状部、11,11′……結絡
具、12,12′……補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形状をなす可撓性生地の中央部分に、略方
    形の底部を折り目によつて設定し、前記生地の相
    対する長辺部の辺縁において、前記それぞれの折
    り目の延長線をはさんで左右に、下部緊縛具を挿
    通する下部突起状部を少なくとも二箇所ずつ設
    け、かつ該下部突起状部の外側の部分に上部緊縛
    具をそれぞれに有する上部突起状部を少なくとも
    一箇所ずつ設け、さらに前記生地の相対する短辺
    部において、それぞれ少なくとも2個ずつの結絡
    具を設けてなることを特徴とする包被体。
JP2914188U 1988-03-07 1988-03-07 Expired - Lifetime JPH0542050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2914188U JPH0542050Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2914188U JPH0542050Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01134062U JPH01134062U (ja) 1989-09-12
JPH0542050Y2 true JPH0542050Y2 (ja) 1993-10-22

Family

ID=31253089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2914188U Expired - Lifetime JPH0542050Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542050Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01134062U (ja) 1989-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0462736B1 (en) Suspension package
US5226544A (en) Reusable pallet wrapper
KR20180127898A (ko) 적재물 포장 커버
JPH0542050Y2 (ja)
JPH0531100Y2 (ja)
JP3137361U (ja) 荷崩れ防止ベルト
WO2007017964A1 (ja) 荷崩れ防止用の帯状部材
JP2596385Y2 (ja) 荷崩れ防止用ベルト
JPS6128773Y2 (ja)
JPS6231432Y2 (ja)
JPH0128042Y2 (ja)
JP7409228B2 (ja) 梱包袋
JPH0221425Y2 (ja)
JPH0237819Y2 (ja)
JPH0226871Y2 (ja)
JPH024924Y2 (ja)
JP3137362U (ja) 荷崩れ防止ベルト
JPS6315176Y2 (ja)
JPS627090B2 (ja)
JPS5837787Y2 (ja) 輸送用器具
JPS6239022Y2 (ja)
JP2006076621A (ja) シート状梱包装置
JPS6030285Y2 (ja) 吊り具
JPS6242942Y2 (ja)
JPH04106256U (ja) 荷崩れ防止用カバー