JPH02193850A

JPH02193850A - ベニヤ単板の巻取方法及び装置

Info

Publication number: JPH02193850A
Application number: JP1209889A
Authority: JP
Inventors: Seiji Arakawa; 荒川　誠二; Mikio Yamauchi; 山内　幹夫
Original assignee: Taihei Machinery Works Ltd
Current assignee: Taihei Machinery Works Ltd
Priority date: 1989-01-20
Filing date: 1989-01-20
Publication date: 1990-07-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、ベニヤレースによって切削されたベニヤ単板
を効率的に巻取る方法及び装置に関するものである。

「従来の技術」従来より、第４図に示す如く、ベニヤレース（図示せず
）によって切削されるベニヤ単板１は、搬入コンベヤ２
上を搬送され、その終端のプーリ３から適宜距離だけ離
隔して設置されたサイドドライブロール４を、その直上
に位置し、リール受５に支承され、且つリール押え（図
示せず）によって押圧支持された巻取リール６に対して
圧接回転させて巻取られ１巻取を完了した巻玉７は、リ
ール受５上から昇降装置８を止したリール支柱９内を上
昇し、巻戻し位置に向かって網やかな下り勾配を有して
いる巻玉ストックエリヤ１０の移送レール１１上へ移送
される。次いで、巻戻し位置から巻取位置に向かって緩
やかな下り勾配となっているリールストックエリヤ１２
の返送レール１３から返送された空の巻取リール６を、
リール返し１４にて一旦待機させてからリール受５上へ
載架した後、再びサイドドライブロール４との圧接回転
によって、新たな巻取を開始している９「発明が解決しようとする課鰭」しかして、リーリングデツキの々合端１立置であるリー
ル支柱９間にて巻取られた巻玉７は、巻玉スｌ〜ツクエ
リヤ１０の移送レール１１へ移乗するために、昇降装置
８を介してそのまま上昇させられることになるのである
が、上昇途上、返送レール１３からリール返し、１４へ
至る軌道と交差することになる。

而−）て、返送される空の巻取リール６と、上昇途上の
巻玉７との衝突を避けるため、通常、返送レール１３の
リール支柱９手前にはストッパが配置され、移送し−ル
１１への巻玉７上昇時には空の巻取リール６を一旦停止
させていた。

また、ベニヤ単板巻取時にはスト・ソバを解除すること
によって、返送レール１１からリール返し１４へ空の巻
取リール６を供給し、次回の巻取に伺えている２このス
トッパ解除時、空の巻取リール６は前方へ転勤されるの
であるが、転勤初期において、巻取リール６の何れか一
方の転子部分がストッパに引掛かったり、転勤バランス
が狂って、返送レール１１上から落下する不都合かぁ−
）な。

さらに、巻取完了後の巻玉７と空の巻取リール６を交換
するには、−旦す−ル押えを解放した後、昇降装置８に
よって巻玉７を適宜上昇させてから、リール返し１４上
に待機している空の巻取リール６をリール受５上へ載架
し、再びサイドドライブロール４を巻取リール６へ圧接
させねばならなかった。

「課鰭を解決するための手段」本発明は叙上に鑑み、回転軸に対して等角度毎に支持さ
れた各把持機構を、巻玉受渡し位置、空の巻取リール受
取位置、巻取位置へ各々回転位置させ、巻玉受渡し位置
においては巻玉を昇降装置へ受渡し、空の巻取リール受
取位置においては把持機構によって空の巻取リールを把
持し、回転軸を巻取位置の方向へ前進させることにより
１巻取位置において把持機構によって支承された巻取リ
ールを、サイドドライブロールと圧接回転させることに
より、ベニヤ単板を巻取るものである。

「実施例」以下、本発明の一実施例を添は図面に基づいて、まず構
成より説明する９尚、既に説明した部品については同一
番号をトｆ−Ｌ、　、　！複して説明しない５ヘニヤ弔
［１の搬入側を支点として終端を揺動自在とした搬送台
２０上に、搬入コンベヤ２とサイドドライブロール４を
並設し、また、このＩＦＱ送台２０の終喘部に重錘、流
体シリンダ等を連係し、搬送台２０を揺動自在に懸吊支
持している。

一方、このベニヤ単板１の巻取位置２１から適宜距離を
間隔した下流位置には、リーリングデツキの始端位置を
構成するリール支柱９が立設され。

このリール支柱９の上部には巻玉７を昇降させる昇降装
ｙｔ８が設置されると共に、巻戻し位置に向か−）て綾
やかな下り勾配を有している巻玉ス１−・・ｌクエリャ
ｌＯの移送レール１１が、上下に適宜間隔を置いて複数
段配置されている２まな最下段には、巻戻し位置から巻
取位置２１に向かって紙やかな下り勾配となっているリ
ールストックエリヤ１２の返送レール１３が設置されて
いる２前記巻取位？！！２１とリール支柱９との間には、返送
レール１３上から空の巻取リール６を受け収って巻取位
置２１まで供給し、■つ巻取位置２１から巻玉７を前記
昇降装置８へｆ吊台し得ろ位置丈で・受渡す（浅構が設
置されており、以下に詳細に説明する、丈ず第１図にお
いて、架台２２上の両端に設置された一対のガイド２３
間隔内に、軸受２４を介して回転軸２５を挿通支承する
と共に、その一方の軸端部に嵌着された鎖車２６と、架
台２２下部に設置されたモータ２７の鎖車２８間に、タ
イナーギャ２９によって張設状態にチェノ３０を懸回し
ている。この軸受２４は架台２２上に設置された流木シ
リンダ３１のピストンロット３２に接続され、回転軸２
５をカイト２３間隔内を進退自在とされている。

また、回転軸２５を進退自在とするには、この図示例の
ほか、回転軸２５自体は架台２２上に固定的に設置して
も、レール等（図示せず）に載架した架台２２を流体シ
リンダ３１に接続する場合も夕）る９この回転軸２５の
両端近傍位置には、回転軸２５の軸芯に対して等角度毎
に等距離のアームを複数個突出（到着させるか、或いは
円盤状、隅角部を有する回転板３３を嵌看させ、軸芯に
対し、て等角度毎に、図示例では］２０°毎に、巻取リ
ール６を把持し、解放する把持＠横３４を３咽宛設置し
ている。この把持＠ｔｉ３４は巻取リール６を支受する
湾曲状の載置面に対して、鋳型の把持具３５を枢支状態
に設置し、流体シリンダの流体動によって把持具３５を
把持、解放したり、図示例のように把持具３５の基端部
にスプリング３６を連係して１把持具３５を常態におい
て把持状態とし、スプリング３６正に抗して把持具３３
を解放させるカム３７より成る。このカム３７は前記リ
ール支柱９の巻玉受渡し位置３８、前記リール支柱９の
空の巻取リール受取位置３９に各々設置され、把持具３
３の上部に設置されたカムフロア等によって把持機３３
を解放させるものである９尚、図中４０は原木の切削初
期に吐出されるｎ＠状のベニヤ単板１を、機外Ｉ＼排出
する排出コンベヤである９次に作用を説明する９巻取位置２１においてベニヤ単板１を巻取るに際して、
・まず、流木シリンダ３１の作動によって回転軸２５を
後退限に位置させ、モータ２７駆動に件つて回転１ＦＩ
ＩＩ２５を回転させ、何れか一つの把持機構３４が空の
巻取リール受取位置３つに至るとき、カム３７との１系
台により把持具３５を一定時間解放させ、空の巻取リー
ル６の両端転子部を把持させる。

次いで、回転軸２５をほぼ１２０°回転させることによ
り、把持された空の巻取リール６を空の巻取リール受取
位置３９から巻取位置２１とほぼ同一高さの後方位置に
て一旦待機させる２この回転途上、次位の把持機ｆ１１
￥３４においては、前記記載と同様に空の巻取リール受
取位置３９にて空の巻ＪＩ′！２リール６を把持するこ
とになる。

こｉｔに並行して、搬入コンベヤ２上Ｉ＼原本の切削初
期に吐出される９ｍｍ状状ベニヤ単板１が搬送されてい
れば、排出コンベヤ４０より機外へ排出しているものと
する２次いで、回転軸２５を流木シリンダ３１の作動によって
前進限へ位置させ、巻取位置２１とほぼ同一高さの後方
に位置されている前位の空の巻取リール６を、巻取位置
２１まで前進させ、現位置にてサイドドライブロール４
を巻取リール６の下面へ圧接させ、巻取リール６の両端
転子部分を回転板３３の把持＠栢３４にて支承したまま
、巻取を開始させるこの巻取に際しては、巻取案内ベル
ト等を巻取リール６の上方部分に囲巻させた、公知の自
動巻取Ｖ＆構を採用すれば、より迅速且つ簡１更となる
、巻取完了時点において、搬送台２（）を−旦下降させ
てサイドドライブロール４を巻玉７下面より高ｉ隔させ
、再び流体シリンダ３１の作動によって回転軸２５を後
退限に位置させ、モータ２７駆動に件って回転軸２５を
回転させる９巻玉７を把持している把持機構３４がリー
ル支柱９の巻玉受渡し位置３８に至るとき、昇降装置８
のフック部分を巻取リール６の軸部に支承させ、その陳
、カム３７との１系音により把持具３５を一定時間解放
させ、巻玉７を収り出すものである。この回転時、次位
の把持機構３４は巻取位ｉｆ！２１とほぼ同一高さの後
方位置にて一旦侍（燻されることになり、また３番目の
把持ＷＮＨ３４は、前記記載と同様に空の巻取リール受
取位置３つにて空の巻取リール６を把持することになる
。

次いで、回転軸２５を流木シリンダ３１の作動によっで
前進限へ位置させ、巻取位置２１とほぼ同一高さの後方
に位置されている前位の空の巻取リール６を、巻取値！
’２１まで前進させて巻取を開始するものであり、以後
、上記勤ＩＹを繰り返すものである、「効果」以上のように本発明装置によれば、回転軸に対して等角
度毎に支持された各把持機構を１巻玉受渡し位置、空の
巻取リール受取位置、巻取位置へ各々回転位置させ１巻
玉受渡し位置においては巻玉を昇降装置へ受渡し、空の
巻取リール受取位置においては把持ｔａ楕によって空の
巻取リールを把持し、回転軸を巻取位置の方向へ前進さ
せることにより、巻取位置において把持機構によって支
承された巻取リールを、サイドドライブロールと圧接回
転させることにより、ベニヤ単板を巻取るので、従来に
おける巻取位置での巻玉と空の巻取リールの交換が不要
となり、回転軸を任意角度回転させることにより、巻玉
の収り出し並びに空の巻取リールの供給が、短時間に且
つ連続的に実施できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は第１
図の作動説明図、第３図は第１図の平面図、第４図は従
来装置を示す側面図である。１・・・ベニヤ単板、４・・・サイドドライブロール、６・・・巻取リール、　　７・・・巻玉、８・・・昇降
装置、　　　９・・・リール支柱、２１・・・巻取位置
、　　　２３・・・ガイド、２５・・・回転軸、　　　
　３３・・・回転板、３４・・・把持機構、　　　３５
・・・把持具、３７・・・カム、　　　　　３８・・・
巻玉受渡し位置、３９・・・空の巻取リール受取位置、特許出顧大　株式会社太平製作所情２のｊ／乃３６６

Claims

【特許請求の範囲】１、回転軸に対して等角度毎に支持された各把持機構を
、巻玉受渡し位置、空の巻取リール受取位置、巻取位置
へ各々回転位置させ、巻玉受渡し位置においては巻玉を
昇降装置へ受渡し、空の巻取リール受取位置においては
把持機構によって空の巻取リールを把持し、回転軸を巻
取位置の方向へ前進させることにより、巻取位置におい
て把持機構によって支承された巻取リールを、サイドド
ライブロールと圧接回転させることにより、ベニヤ単板
を巻取ることを特徴とするベニヤ単板の巻取り方法。２、架台に設置されたガイド間隔内を進退自在とした回
転軸の両端部近傍に、巻取リールを把持し、解放する把
持機構を回転軸芯に対して等距離且つ等角度毎に設置し
、この架台の前位には、ベニヤ単板の搬入側を支点とし
て終端を揺動自在とした搬送台上に、搬入コンベヤとサ
イドドライブロールを並設し、また前記架台の後位には
、リール支柱の上部に巻玉を受け取る昇降装置を設置す
ると共に、下部近傍に空の巻取リールの受取位置を設置
したことを特徴とするベニヤ単板の巻取装置。３、架台上に支承された回転軸の両端部近傍に、巻取リ
ールを把持し、解放する把持機構を回転軸芯に対して等
距離且つ等角度毎に設置し、この架台の前位には、ベニ
ヤ単板の搬入側を支点として終端を揺動自在とした搬送
台上に、搬入コンベヤとサイドドライブロールを並設し
、また前記架台の後位には、リール支柱の上部に巻玉を
受け取る昇降装置を設置すると共に、下部近傍に空の巻
取リールの受取位置を設置し、さらに前記架台を前後方
向に進退自在としたことを特徴とするベニヤ単板の巻取
装置。