JPH09309649A - テープ巻取装置 - Google Patents

テープ巻取装置

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JPH09309649A
JPH09309649A JP8147886A JP14788696A JPH09309649A JP H09309649 A JPH09309649 A JP H09309649A JP 8147886 A JP8147886 A JP 8147886A JP 14788696 A JP14788696 A JP 14788696A JP H09309649 A JPH09309649 A JP H09309649A
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tape
bobbin reel
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reel
bobbin
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Toru Ando
亨 安藤
Naoyuki Mitsube
尚之 三辺
Kazuo Suzuki
和男 鈴木
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリアテープの巻取用のボビンリールの交
換やボビンリールへのキャリアテープ端部の止着等を自
動的に行えるキャリアテープの巻取装置を提供し、作業
工数の低減、また、巻取時間の短縮を図る。 【解決手段】 スライドテーブル31に傾動可能に傾動
ブラケット34を設け、この傾動ブラケット34に掴み
治具39が固設された掴みアーム37を揺動可能に支持
するとともに掴みガイド36を固設し、切断機構20に
より切断されたキャリアテープCの切断端を掴みガイド
36と掴み治具39により挟着する。そして、傾動ブラ
ケット34を傾動させてキャリアテープCの切断端を傾
斜させた後にスライドテーブル31をボビンリールBに
向かって移動させ、スライドテーブル31が所定位置ま
で移動した時にキャリアテープCの切断端を水平として
接着テープ55によりボビンリールBの巻芯Ba面に止
着し、この後にボビンリールBを回転駆動してキャリア
テープCを巻き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品収納用
のキャリアテープ等の巻取に用いるテープ巻取装置、特
に、成形機から連続して送り出されるキャリアテープ等
を複数のボビンリールに自動的に順次巻き取ることを可
能としたテープ巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品の輸送や実装装置への供給に
は、一般に、キャリアテープが用いられる。このような
キャリアテープCは、ポリスチレン、塩化ビニルあるい
はポリエチレンテレフタレート等から圧空成形機、真空
成形機あるいはプレス成形機により成形される。このキ
ャリアテープCには、図14に示すように、一面(表
面)側に開口する多数の凹部Ca(換言すれば裏面側に
凸の凸部、以下、必要に応じて凸部Caと称する)が長
手方向に一定間隔で、また、幅方向一側に多数の送り孔
Cbが長手方向に一定間隔で形成される。このようなキ
ャリアテープCは、凹部Ca内に半導体パッケージ等の
電子部品を収容した後、凹部Caの開口側の面に凹部C
aの開口を閉止するカバーテープを貼合して用いられ
る。
【0003】このようなキャリアテープCは上述したプ
レス成形機等により連続して成形され、成形機から連続
して送り出される(走行する)キャリアテープを巻取機
に導いてボビンリールに巻き取り、ボビンリールに巻き
取った状態で出荷している。そして、このような巻取機
は、従来、巻取開始時やボビンリールの交換時におい
て、成形機から送り出されるキャリアテープの走行を停
止させた後、作業者が巻取が完了したボビンリールを払
い出した後に空のボビンリールを装着し、また、作業者
がキャリアテープの端部に粘着テープを貼合し、このキ
ャリアテープの端部を空のボビンリールの巻取面に貼合
してキャリアテープを再度走行させるという作業を行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の巻取機にあっては、キャリアテープの巻取端の
ボビンリールへの止着、巻取が完了したボビンリールの
取外し、また、空のボビンリールの装着等を作業者が手
作業で行うため、作業工数が大きく、また、リールボビ
ン等の交換に相当の時間が必要で巻取を効率的に行えな
いという問題があった。この発明は、上記問題に鑑みな
されたもので、キャリアテープの巻取用のボビンリール
の交換やボビンリールへのキャリアテープ端部の止着等
を自動的に行えるキャリアテープの巻取装置を提供し、
作業工数の低減、また、巻取時間の短縮を図ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、テープの端部をテープ端
掛止機構によりボビンリールに止着し、該ボビンリール
を巻取用モータにより回転駆動してボビンリールにテー
プを巻き取るテープ巻取装置において、前記テープ端掛
止機構が、テープ走行方向に往復移動可能に支持された
テーブルと、該テーブルに傾動可能に取り付けられた傾
動ブラケットと、該ブラケットに設けられ、走行するテ
ープが摺動可能なガイドと、該ガイドのテープ摺動面に
対して接近、離間可能に前記傾動ブラケットに取り付け
られ、前記ガイドとの間でテープの端部を挟着可能な押
さえ部材と、該押さえ部材と前記ガイドとの間に挟着さ
れ前記テーブルの移動で前記ボビンリールの巻芯面に接
触したテープの端部を接着テープにより前記ボビンリー
ルの巻芯面に止着する止着機構とを備える。
【0006】そして、上記請求項1に記載の発明にかか
るテープ巻取装置は、前記テープが裏面の幅方向略中間
位置に長手方向に所定間隔で突出する凸部を有するキャ
リアテープであって、前記ガイドが前記キャリアテープ
の凸部が摺動自在に遊合する溝と、該溝の開口の両側に
形成された平坦な挟圧面とを有し、前記押さえ部材が前
記ガイドの挟圧面との間で前記キャリアテープの幅方向
側部を挟着する平面部を備える態様(請求項2)に、ま
た、前記止着機構が、接着テープ片が所定間隔で貼合さ
れた離型フィルムを走行可能に掛装する一対のロール
と、該ロール間のフィルム走行経路に前記離型フィルム
が摺接する断面鋭角状の剥離部を備え、該剥離部で前記
接着テープ片を前記離型フィルムから剥離する剥離部材
と、巻取位置のボビンリールの略真上に昇降可能に設け
られた昇降ロッドと、該昇降ロッドの下端に設けられた
吸着パッドと、前記剥離部材により剥離された接着テー
プ片に圧縮空気を吹き付けて該接着テープ片を前記吸着
パッドに導くノズルと、前記昇降ロッドを昇降駆動する
アクチュエータとを備える態様(請求項3)に構成する
ことができる。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、空のボビ
ンリールを巻取部に取り付け、この巻取部のボビンリー
ルを巻取用モータにより回転駆動してテープを巻き取
り、テープの巻取が完了したボビンリールを払出部に移
送するテープ巻取装置において、前記巻取部に向かって
下向きに傾斜して延設され、空のボビンリールを転動可
能に載置するストックレールと、該ストックレール上に
突没可能に設けられ、該ストックレール上の所定位置の
ボビンリールと当接して該ボビンリールの転動を禁止す
るストッパ部材と、前記ストックレールの巻取部側の端
部に位置するボビンリールを持ち上げて巻取部に移載す
るリフタとを設けた。
【0008】さらに、請求項5に記載の発明は、空のボ
ビンリールを巻取部に取り付け、この巻取部のボビンリ
ールを巻取用モータにより回転駆動してテープを巻き取
り、テープの巻取が完了したボビンリールを払出部に移
送するテープ巻取装置において、前記巻取部と前記払出
部との間を往復走行可能に設けられたスライダと、該ス
ライダ上に間隔を隔て傾動可能に立設された2組の支持
ロッドと、これら各組の支持ロッドの上部にそれぞれ前
記ボビンリールを載置可能に平行に取り付けられた一対
の受け棒と、前記支持ロッドを駆動して逆方向に傾動さ
せるアクチュエータと、前記払出部に位置するスライダ
の受け棒上のボビンリールを持ち上げて載置台に移送す
る移送機構とを備える。
【0009】そして、請求項5に記載の発明は、前記移
送機構が、前記載置台の上方と前記払出部の上方との間
に延設された上部レールと、該上部レールに走行可能に
取り付けられたスライダと、該スライダに昇降シリンダ
を介して昇降可能に取り付けられた挿入用シリンダと、
該シリンダにより前記ボビンリールの芯穴に差込可能に
取り付けられた持上ロッドとを備える態様(請求項6)
に構成することができる。
【0010】また、請求項1,2,5に記載の発明は、
巻取用モータとボビンリールとの間の動力伝達系に前記
モータの伝達トルクを調節可能な粉体クラッチを介設し
た態様(請求項7)に、さらに、前記ボビンリールをそ
の回転に同期して回転軸方向に巻幅と対応した範囲を往
復駆動するスパイラル巻用アクチュエータを備える態様
(請求項8)に構成することができる。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明にかかるテープ巻取装置
は、テープの端部をガイドと押さえ部材により挟着する
とともに、傾動ブラケットを傾斜させ、この状態でテー
ブルをボビンリールに向けて移動させ、テープの端部を
ボビンリールの巻芯面に面接触させた後等に傾動ブラケ
ットを水平に復帰させてテープの端部とボビンリールの
巻芯面に跨がって接着テープを貼合することで、あるい
は、予めテープの切断端に両面接着テープ等を貼合し、
この接着テープが貼合された切断端を傾斜させた状態で
ボビンリールの巻芯面に面接触させて貼合すること等
で、テープの切断端をボビンリールに止着する。このた
め、テープの切断端のボビンリールへの止着が作業者に
よることなく自動的に行える。
【0012】請求項4に記載の発明にかかるテープ巻取
装置は、空のボビンリールをストックレール上に載置
し、巻取部のボビンリールにテープを巻き取っている場
合等はストックレール上にストッパ部材を突出させてボ
ビンリールの転動を禁止し、また、テープの巻取が完了
したボビンリールが巻取部から取り出された場合等に
は、ストッパ部材を没入させてストックレール上をボビ
ンリールを巻取部側の端部に向かって自重により転動さ
せ、このストックレール端部に到達した空のボビンリー
ルをリフタにより持ち上げて巻取部に装着する。このた
め、空のボビンリールの巻取部への装着が簡単な機構で
自動的に行え、巻取装置を安価に達成でき、また、工数
の低減も図れる。
【0013】請求項5に記載の発明にかかるテープ巻取
装置は、巻取部の下方にスライダを位置させるとともに
支持ロッドを接近する方向(鉛直に起立する方向)に傾
動させ、この状態で待機する。そして、巻取が完了した
ボビンリールを巻取部から取り出す際には、巻取部で巻
取が完了したボビンリールを受け棒上に受け止めた後、
スライダを払出部に移動させ、払出部から移送機構によ
り載置台に払い出す。このため、テープの巻取が完了し
たボビンリールを簡単な機構で自動的に搬出でき、工数
を低減できる。
【0014】請求項7に記載の発明にかかるテープ巻取
装置は、ボビンリールを保持する保持部材と巻取用モー
タとの間に粉体クラッチが介設され、巻取用モータから
保持部材に伝達されるトルクの最大値が規制される。こ
のため、テープを適正な張力でボビンリールに巻き取る
ことができる。また、請求項8に記載の発明にかかるテ
ープ巻取装置は、保持部材を回転中心軸方向にボビンリ
ールのテープ巻取幅と対応した範囲をスパイラル巻用ア
クチュエータにより往復駆動するため、テープをボビン
リールにスパイラル状(螺旋状)に巻き取ることがで
き、1つのボビンリールへのテープの巻取長さを長くす
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1から図13はこの発明の一
の実施の形態にかかるテープ巻取装置をキャリアテープ
の巻取に適用して示し、図1が全体正面図、図2が模式
斜視図、図3から図8がキャリアテープを切断して切断
端をボビンリールに止着するまでの部分を、図9から図
13がボビンリールの回転駆動してキャリアテープを巻
き取り、巻取が完了したボビンリールの搬出と空のボビ
ンリールの補充を行う部分を示す。なお、前述した図1
4のキャリアテープに関する構成は同一であるため、そ
の説明と図示は省略する。
【0016】図1において、1は巻取装置であり、巻取
装置1は成形装置に隣接して設置され、成形装置からキ
ャリアテープCが走行して供給される。この巻取装置1
は、アングル部材等を組み付けてなる装置フレーム2を
有し、この装置フレーム2に、ダンサロール10、切断
機構20、テープ端掛止機構30、止着機構50、ボビ
ンリールBの回転駆動機構110、ボビンリール補充機
構150および払出機構170が設けられる。なお、こ
の実施の形態におけるボビンリールBは、円筒状の巻芯
Baの両端に円板状のフランジ板Bbを固着してなる周
知のものであって、各フランジ板Bbの中央に巻芯Ba
を貫通した穴Bcを有する。
【0017】ダンサロール10は、図1に示すように、
支柱11に昇降可能にブラケット12を支持し、このブ
ラケット12に2つのプーリ13を回転自在に取り付け
て構成される。このダンサロール10は、成形機から供
給されるキャリアテープC、すなわち、走行してくるキ
ャリアテープCをプーリ13に掛装し、キャリアテープ
Cを貯留する。15はガイドロールである。なお、この
種のダンサロール10の構造や機能は周知であり、その
詳細な説明は省略する。
【0018】切断機構20は、図2,9に示すように、
キャリアテープCの走行経路にテープ端掛止機構30と
回転駆動機構110との間で配置され、鋏状のカッタ刃
21と、このカッタ刃21を駆動するエアシリンダ22
とを有する。この切断機構20は、ダンサロール10か
ら送られるキャリアテープCをカッタ刃21により切断
する。
【0019】テープ端掛止機構30は、図2,3,5,
6,7,8に示すように、キャリアテープCのテープ走
行方向Tに往復移動可能なスライドテーブル31を有
し、このスライドテーブル31に支持シャフト32がテ
ープ走行方向Tと直角な方向に回転自在に貫通する。ス
ライドテーブル31は、装置フレーム2に設けられた寄
せシリンダ33のロッドがテープ走行方向T後端に結合
し、この寄せシリンダ33により駆動されて所定範囲を
往復移動する。後述するが、このスライドテーブル31
は、前進端でキャリアテープCの切断端がボビンリール
Bの巻芯面に接触する位置に位置し、後進端で切断機構
20により切断されたキャリアテープCを把持可能な位
置に位置する。
【0020】支持シャフト32は、一端に傾動ブラケッ
ト34が固設され、他端に径方向に延出するクランク片
32aが固設され、スライドテーブル31に取り付けら
れた傾動シリンダ35のロッドがクランク片32aの先
端に回動自在に連結する。傾動ブラケット34は、掴み
ガイド36が固設され、また、掴みアーム37が揺動自
在に取り付けられ、傾動シリンダ35により駆動される
支持シャフト32の回動で傾動する。掴みガイド36
は、ブロック状をなし、摺動溝36aがテープ走行方向
Tに形成され、この摺動溝36aの開口両側に摺動平面
部36bを有する。この掴みガイド36には、走行する
キャリアテープCが凸部Caを摺動溝36a内に摺動自
在に遊合させて、また、凸部Caの両側のフランジ部分
(便宜上、Ccと称する。図14参照)を両平面部36
bに摺動させて走行可能に係合する。
【0021】掴みアーム37は、略く字状をなし、屈曲
部が傾動ブラケット34に回動自在に支持される。この
掴みアーム37は、傾動ブラケット34に取り付けられ
た掴みシリンダ38のロッドが一端に連結し、他端にテ
ープ走行方向Tと直角な方向に延出する取付ロッド37
aにより掴み治具39が固設される。掴み治具39は、
摺動溝36aの開口面積よりも大きな面積の平坦な挟着
面を掴みガイド36と対向して有し、掴みシリンダ38
により駆動される掴みアーム37の揺動でキャリアテー
プCのフランジ部Ccを掴みガイド36の平面部36b
との間で挟着する。
【0022】テープ端掛止機構30は、図5から図8に
示すように、掴みガイド36をキャリアテープCが摺動
して走行し、このキャリアテープCが切断機構20によ
り切断されると、掴みアーム37が傾動して掴み治具3
9と掴みガイド36との間にキャリアテープCを挟着す
る。そして、この挟着されたキャリアテープCの切断端
がテープ走行方向T斜め上方に向くように傾動ブラケッ
ト34が傾動し、また、スライドテーブル31がテープ
走行方向T前方に回転駆動機構110のボビンリール装
着位置のボビンリールBに向かって移動し、所定位置に
到達すると傾動ブラケット34を元の角度(水平状態)
に傾動させてキャリアテープCの切断端をボビンリール
Bの巻芯Ba面に接触させる。
【0023】止着機構50は、図2,4,8に示すよう
に、回転駆動機構110のボビンリール装着位置の略真
上に配設され、接着テープ供給機51と隣接して昇降ロ
ッド52を鉛直に昇降可能に設け、この昇降ロッド52
の下方にエアノズル79を配置して構成される。接着テ
ープ供給機51は、接着テープ片55を所定の間隔で貼
合した離型フィルム56を供給ロール53に巻回保持
し、この供給ロール53から引き出された離型フィルム
56を巻取ロール54に巻取可能に巻回し、ロール5
3,54間の離型フィルム56の走行経路に剥離部材5
7を設け、また、剥離部材57の上方に接着テープ片5
5を検出するテープセンサ73を配置して構成される。
【0024】周知のように、接着テープ片55は一面に
接着層を有する樹脂テープから、離型フィルム56は一
面に離型層を有する樹脂テープから構成される。剥離部
材57は、鋭角のエッジ状剥離部57aに離型フィルム
56が摺接し、離型フィルム56から接着テープ片55
を剥離する。テープセンサ73は図外のコントローラに
接続されて検知信号を出力し、コントローラがテープセ
ンサ73の検知信号等に基づきロール53,54、ま
た、後述する制御弁74やシリンダ72等の駆動を制御
する。
【0025】昇降ロッド52は、側部にラック52aを
有し、下端に吸着パッド58がベローズやスプリング
(図示せず)等の弾性部材を介し弾性的な変位を許容し
て取り付けられる。ラック52aはピニオン59と噛合
し、このピニオン59が駆動ラック71と噛合する。駆
動ラック71は、シリンダ72と連結され、このシリン
ダ72により駆動されて上下動する。吸着パッド58
は、制御弁74を介して図外の真空ポンプ等の負圧源に
連絡される。図中明示しないが、エアノズル79は制御
弁等を介してコンプレッサ等の圧縮空気源に連絡され
る。なお、ピニオン59は駆動ラック71の変位を拡大
して昇降ロッド52に伝達する増速機構で構成し、駆動
ラック71等の小型化を図ることも可能である。
【0026】この止着機構50は、図4から図8に示す
ように、巻取ロール54等を間欠的に回転駆動して剥離
部材57により接着テープ片55を1枚ずつ剥離し、こ
の剥離された接着テープ片55にノズル79から圧縮空
気を吹き付けて吸着パッド58に導く。そして、吸着パ
ッド58に負圧を導入して吸着パッド58に接着テープ
片55を吸着保持し、この状態で、シリンダ72が作動
して昇降ロッド52が下降し、吸着パッド58の接着テ
ープ片55をキャリアテープCの切断端とボビンリール
Bの巻芯Ba面に押し付けてキャリアテープCの切断端
をボビンリールBの巻芯Ba面に止着する。
【0027】回転駆動機構110は、図2,9に示すよ
うに、テープ走行方向Tと直角な方向に延在する略帯状
のガイド部材111と、このガイド部材111の一端に
垂設された固定支持部材112と、ガイド部材111の
他端にテープ走行方向Tと直角な方向に移動自在に垂設
された可動支持部材113とを有する。各支持部材11
2,113は、下端の対向する側にそれぞれリール側板
114,115が回転自在に取り付けられ、これらリー
ル側板114,115間にボビンリールBを挟持する。
リール側板114,115はそれぞれ、略円板状をな
し、対向する面の中央に支持突起114a,115aが
設けられる。
【0028】ガイド部材111には、一端のテープ走行
方向T後方側にナット部材116が固設され、また、一
端の下側にシリンダ117が設けられる。ナット部材1
16にはテープ走行方向Tと直角な方向にねじ軸118
が螺合し、このねじ軸118の一端部がスパイラル巻用
のサーボモータ119と連結される。サーボモータ11
9は、後述するセンサやエンコーダの検知出力に基づき
回転方向や回転速度が制御され、ねじ軸118を回転駆
動してガイド部材111を所定範囲を往復駆動する。シ
リンダ117は、ロッドが可動支持部材113に連結
し、後述するボビンリールBの着脱時等に可動支持部材
113を固定支持部材112に対して接近・離間する方
向に駆動する。
【0029】また、可動支持部材113には、巻取モー
タ121が取り付けられ、さらに、リール落とし用のプ
ランジャ(図中明示されない)がシリンダ124により
取り付けられる。巻取モータ121は、パウダークラッ
チ122を介してリール側板115と連結し、リール側
板115、すなわち、リール側板114,115間に挟
持されたボビンリールBを回転駆動する。巻取モータ1
21は、エンコーダを内蔵し、このエンコーダの出力に
基づき前述したスパイラル巻用のサーボモータ119が
制御される。なお、123は巻取幅の寸法読取センサで
あり、このセンサ123の出力に基づきサーボモータ1
19の正逆回転の切替えが制御される。
【0030】パウダークラッチ122は、キャリアテー
プCの種類等に応じてモータ121からリール側板11
5に伝達されるトルクを制御、すなわち、伝達トルクの
最大値を制限する。プランジャ(以下、シリンダと同一
の番号124を付す)は、シール側板115に形成され
た孔(図示せず)と対応した位置に取り付けられ、シリ
ンダ124により駆動されて孔を経てリール側板11
4,115間に出没する。このプランジャ124は、キ
ャリアテープCの巻取が完了したボビンリールBを払出
機構170を受け渡す際にシリンダ124により駆動さ
れてリール側板114,115間に突出し、ボビンリー
ルBをリール側板115から外す。
【0031】この回転駆動機構110は、可動支持部材
113を固定支持部材112から離間する方向に移動さ
せ、この状態で、ボビンリール補充機構150から空の
ボビンリールBが供給されると、可動支持部材113を
固定支持部材112に向けて移動させ固定支持部材11
2のリール側板114と可動支持部材113のリール側
板115の間に空のボビンリールBを挟持する。この
後、キャリアテープCの切断端がボビンリールBに止着
されると、可動支持部材112を巻取モータ121によ
り回転駆動してボビンリールBを回転させ、また、サー
ボモータ119によりボビンリールBを回転軸方向に所
定範囲を往復駆動してキャリアテープCをボビンリール
Bにスパイラル状に巻き取る。そして、ボビンリールB
へのキャリアテープCの巻取が完了すると、可動支持部
材113が固定支持部材112から離間する方向に移動
し、ボビンリールBを払出機構170に受け渡す。
【0032】ボビンリール補充機構150は、図1,
2,10に示すように、回転駆動機構110の直下から
テープ走行方向T前方に向かってストックレール151
を延設し、ストックレール151の中間部にストッパロ
ッド152をシリンダ155により配置し、また、スト
ックレール151のテープ走行方向T後方にリフタ15
3を配置して構成される。ストックレール151は、ロ
ッドを略U字状に屈曲して成形され、テープ走行方向T
後端に上方に向けて屈曲したストッパ部151aを有す
る。このストックレール151は、架台154によりテ
ープ走行方向T後端が斜め下方に向く傾斜姿勢で取り付
けられ、複数の空のボビンリールBを巻芯Baを転動可
能に載せて貯留する。
【0033】ストッパロッド152は、ストックレール
151の幅方向の略中間位置に配置され、シリンダ15
5により上下に駆動されてストックレール151上に出
没する。このストッパロッド152は、突出した状態
(図1,10の図示状態)でストックレール151のテ
ープ走行方向T前端上のボビンリールBの巻芯Baと当
接してその転動を禁止し、また、ストックレール151
の下方に没入するとストッパ部151a側へ向かうボビ
ンリールBの転動を許容する。
【0034】リフタ153は、テープ走行方向T後端が
回動自在に取り付けられた揺動アーム156の中間部に
シリンダ159を連結し、揺動アーム156のテープ走
行方向T後端に受け部材157を固設して構成される。
揺動アーム156は、シリンダ159により駆動され、
受け部材157がストックレール151の下方に位置す
る待機位置(図1中の実線)とボビンリールBを回転駆
動機構110に受け渡す受渡し位置(同仮想線)との間
を揺動する。受け部材157は、正面視(図1)形状が
ボビンリールBの巻芯を遊嵌可能な略U字状であって、
その幅寸法がストックレール151の幅寸法および巻芯
の長さ寸法より小さい。
【0035】このボビンリール補充機構150は、スト
ックレール151上に2つまでの空のボビンリールBを
貯留し、2つのボビンリールBを貯留する場合はストッ
クレール151のテープ走行方向T前端部上のボビンリ
ールBの転動をストッパロッド152により禁止する。
そして、空のボビンリールBを回転駆動機構110に供
給する場合は、シリンダ159により揺動アーム156
を待機位置から受渡し位置まで揺動させてストックレー
ル151のテープ走行方向T後端のボビンリールBを持
ち上げ、この後、揺動アーム156が待機位置まで揺動
するとストッパロッド152を没入させてボビンリール
Bを自重で転動させて次の受渡しに備える。
【0036】払出機構170は、上述したボビンリール
補充機構150の上方に配置され、回転駆動機構110
からキャリアテープCの巻取が完了したボビンリールB
を取り出す取出部171と、この取出部171により取
り出されたボビンリールBを所定の払出場所に搬出する
搬出部172とを有する。図1,2,9,11,12,
13に示すように、取出部171は、上述したボビンリ
ール補充機構150の上方にガイドレール(図示せず)
を回転駆動機構110の直下の取出位置から搬出部17
2に受け渡す移載位置までテープ走行方向Tに延設し、
ガイドレールの両端側にそれぞれプーリ183を回転自
在に支持して牽引ワイヤ184を掛装するとともに、ガ
イドレールにスライダ181を摺動自在に支持し、この
スライダ181の前後に牽引ワイヤ184を止着して構
成される。
【0037】プーリ183は少なくとも一方が図示しな
いモータ等に連結されて正逆に切換回転駆動され、この
プーリ183の回転で牽引ワイヤ184が走行してスラ
イダ181がガイドレール上の取出位置と移載位置との
間を往復移動する。スライダ181には、上部に移動方
向に間隔を隔て一対のリンク部材185が基端部を回動
自在に取り付けられ、また、これらリンク部材185を
揺動駆動する傾動シリンダ186が設けられる。リンク
部材185にはそれぞれ上端にそれぞれ受けバー187
が移動方向と直角な方向に延在してボビンリールBを載
置可能に取り付けられる。これら受けバー187はボビ
ンリールBのフランジ板Bb間の寸法より長く、ボビン
リールBは載置状態で両フランジ板Bbの縁部が受けバ
ー187上に載る。
【0038】搬出部172は、取出部171のガイドレ
ールの移載位置の側方に載置台210を設置し、この載
置台210に取出部171からボビンリールBを移送す
る移送機構180を設けて構成される。移送機構180
は、装置フレーム2の上部に移載位置の上方と載置台2
10の上方との間に上部レール191を延設し、この上
部レール191にスライダ192を設ける。スライダ1
92には、装置フレーム2に取り付けられた移動シリン
ダ193が連結し、また、昇降シリンダ194を介して
挿入用シリンダ195が取り付けられ、この挿入用シリ
ンダ195のロッドに持上ロッド196が連結される。
移動シリンダ193は、装置フレーム2に取り付けられ
てロッドがスライダ192に連結し、スライダ192を
移載位置と払出場所との間を往復駆動する。昇降シリン
ダ194は、シリンダボディがスライダ192に取り付
けられてロッドが挿入用シリンダ195と連結し、挿入
用シリンダ195を昇降駆動する。挿入用シリンダ19
5は、持上ロッド196を長手方向に駆動、すなわち、
伸縮させる。
【0039】載置台210は、テープ走行方向Tに離間
した一対の載置板211の下端に支持棒212を固設
し、載置板211をそれぞれシリンダ213に昇降駆動
可能に連結して構成される。載置板211はボビンリー
ルBの巻芯Baに巻き取られたキャリアテープCの外周
と略等しい曲率で湾曲、あるいは屈曲した樹脂板等から
なり、支持棒212はボビンリールBのフランジ板Bb
間の間隔よりも短い樹脂棒等から構成される。この載置
台210は、上述した持上ロッド196により移送され
るボビンリールBを上昇して受け取り、このボビンリー
ルBをガイド板211と支持棒212により受け止めて
保持する。
【0040】この払出機構170は、ボビンリールBへ
のキャリアテープCの巻取中あるいは巻取完了後にスラ
イダ181をボビンリールBの直下の取出位置に移動さ
せ、スライダ181のリンク部材185を離間する方向
に揺動させる。そして、キャリアテープCの巻取が完了
してキャリアテープCが切断機構20により切断される
と、バー187上にリール側板114,115間から落
下するボビンリールBを受け止め、スライダ181がテ
ープ走行方向Tに移載位置に向かって移動する。
【0041】また、スライダ192は予め移載位置で昇
降シリンダ194により挿入用シリンダ195を所定の
位置まで下降させて待機し、スライダ181が移載位置
に到達すると、挿入用シリンダ195により持上ロッド
196をボビンリールBの穴Bcに差し込み、昇降シリ
ンダ194が作動してボビンリールBを持ち上げ、スラ
イダ192が載置台210の真上まで移動する。この
後、スライダ192が載置台210の真上に到達する
と、載置台210はシリンダ213が伸長作動して載置
板211と支持棒212がボビンリールBに当接し、こ
の状態で持上ロッド196がシリンダ195によりボビ
ンリールBの穴Bcから引き抜かれる。そして、載置台
210は載置板211と支持棒212を下降させる。
【0042】この実施の形態にかかる巻取装置1にあっ
ては、成形機で成形されたキャリアテープCがダンサロ
ール10を経由して導入され、この導入されたキャリア
テープCを掴みガイド36に摺接させて走行させ、ま
た、回転駆動機構110のリール側板114,115間
にボビンリールBを挟持し、このボビンリールBを回転
駆動してキャリアテープCを巻き取る。そして、キャリ
アテープCの巻取を開始する場合、また、新たなボビン
リールBにキャリアテープCを巻き取る場合は、先ず、
切断機構20によりキャリアテープCを切断するととも
に、掴みアーム37を揺動させて掴み治具39と掴みガ
イド36との間にキャリアテープCの切断端部を挟着す
る(図5a,b)。
【0043】この後、傾動ブラケット34をキャリアテ
ープCの切断端がテープ走行方向T斜め上方に向くよう
に傾動させ(図6a)、この状態でスライドテーブル3
1を回転駆動機構110のボビンリールBに向けて移動
させ(図6b)、キャリアテープCの切断端をボビンリ
ールBの巻芯面に面接触させる。そして、キャリアテー
プCの切断端がボビンリールBの巻芯面に面接触する
と、傾動ブラケット34を傾動させてキャリアテープC
を巻芯面に対して接線方向に延在させる(図7)。
【0044】一方、止着機構50は上記スライドテーブ
ル31の移動等に応動してロール53,54が所定回転
角度(数)だけ回転し、離型フィルム56に貼合された
接着テープ片55が剥離部材57により剥離され、この
接着テープ片55がエアノズル79から吹き付けられる
圧縮空気により吸着パッド58に導かれる(図5a)。
そして、接着テープ片55は、負圧が導入された吸着パ
ッド58に接着面を下面として吸着保持される(図4
b)。
【0045】続いて、昇降ロッド52が下降して吸着パ
ッド58をボビンリールCの巻芯面に押し付け、吸着パ
ッド58下面の接着テープ片55をキャリアテープCの
切断端とボビンリールCの巻芯面とに跨がって貼合し
(図8a)、貼合した後に昇降ロッド52が上昇する
(図8b)。このため、キャリアテープCは切断端がボ
ビンリールBに止着される。
【0046】この後、巻取モータ121が通電されてボ
ビンリールBが回転駆動され、また併せて、巻取モータ
121がサーボモータ119により回転中心軸方向に往
復駆動され、ボビンリールBにキャリアテープCがスパ
イラル状に巻き取られる。すなわち、ボビンリールBの
回転をエンコーダにより検出し、このエンコーダの出力
に基づきサーボモータ119の回転速度と正逆回転の切
換時期とを制御し、キャリアテープCを所定のピッチで
ボビンリールBに巻き取る。このため、ボビンリールB
へ巻き取るキャリアテープCの巻取長さを長くできる。
また、巻取モータ121の伝達トルクはパウダークラッ
チ122により最大値が規制されるため、キャリアテー
プCを巻き取る際の張力が過大になることもなく、適正
な張力で巻き取ることができる。
【0047】また、ボビンリールBへのキャリアテープ
Cの巻取中等においてスライダ181はボビンリールB
の直下の取出位置に移動し、スライダ181のリンク部
材185が離間する方向に揺動して受けバー187がボ
ビンリールBを受け止め可能に待機し、また、スライダ
192は予め移載位置で昇降シリンダ194により挿入
用シリンダ195を所定の位置まで下降させて待機す
る。そして、ボビンリールBへのキャリアテープCの巻
取が完了してキャリアテープCが切断機構20により切
断されると、可動支持部材113が固定支持部材112
から離間する方向に移動するとともに、プランジャ12
4が突出し、巻取が完了したボビンリールBが受けバー
187上に落下する。
【0048】この後、スライダ181はボビンリールB
を受けバー187上に載せて移載位置に向かって移動
し、スライダ181が移載位置に到達すると、挿入用シ
リンダ195により持上ロッド196をボビンリールB
の穴に差し込み、昇降シリンダ194が作動してボビン
リールBを持ち上げる。そして、移動シリンダ193が
作動してスライダ192を払出場所まで搬送してボビン
リールBを払い出し、この後は、スライダ192が移載
位置に移動して次に備える。
【0049】また、スライダ181が移載位置へ向かっ
て移動するとほぼ同時に、揺動アーム156が受渡し位
置まで揺動して空のボビンリールBをリール側板11
4,115間に持ち上げる。そして、可動支持部材11
3が固定支持部材112側へ駆動されてリール側板11
4,115間にボビンリールBを挟持する。この後は、
同様にしてボビンリールBの巻芯面にキャリアテープC
の切断端を止着し、ボビンリールBを回転かつ回転中心
軸方向に所定範囲を往復動させてボビンリールBにキャ
リアテープCを巻き取り、以下、これを繰り返す。した
がって、作業者の手作業によることなくキャリアテープ
CのボビンリールBへの巻取が効率的に行える。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明にかかるテープ巻取装置によれば、テープの巻取り始
端をボビンリールの巻芯面に自動的に止着でき、また、
請求項4記載の発明にかかるテープ巻取装置によれば、
空のボビンリールを巻取位置に自動搬送でき、さらに、
請求項5記載の発明にかかるテープ巻取装置によれば、
テープ巻取が完了したボビンリールを巻取位置から自動
的に取り出せるため、テープのボビンリールへの巻取を
完全自動化でき、テープの巻取が効率的に行える。
【0051】そして、請求項7記載の発明にかかるテー
プ巻取装置は、ボビンリールを回転駆動する巻取用モー
タの動力伝達系にパウダークラッチを介装したため、ボ
ビンリールに巻き取るテープの張力が過大になることが
なく適正に巻き取ることができる。また、請求項8記載
の発明にかかるテープ巻取装置は、テープをボビンリー
ルに巻き取る際にボビンリールの回転に同期してボビン
リールを回転軸方向に所定範囲を往復動させるため、テ
ープをスパイラル状に巻き取ることができ、1つのボビ
ンリールに巻き取ることができるテープの長さを長くで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかるキャリアテ
ープの巻取装置の正面図である。
【図2】同キャリアテープの巻取装置の要部を模式的に
示す分解斜視図である。
【図3】図2の一部を拡大した斜視図である。
【図4】同キャリアテープの巻取装置の止着機構を模式
的に示す正面図であり、aが一の状態を、bがaに続く
状態を示す。
【図5】同キャリアテープの巻取装置のテープ端掛止機
構を示す正面図であり、aが一の状態を、bがaに続く
状態を示す。
【図6】同テープ端掛止機構を示す正面図であり、aが
図5のbに続く状態を、bがaに続く状態を示す。
【図7】同テープ端掛止機構を示す正面図であり、図6
のbに続く状態を示す。
【図8】同テープ端掛止機構を示す正面図であり、aが
図7に続く状態を、bがaに続く状態を示す。
【図9】同キャリアテープの巻取装置の回転駆動機構を
模式的に示す斜視図である。
【図10】同キャリアテープ巻取装置のボビンリール補
充機構を模式的に示し、aが一の状態を、bがaに続く
状態を示す。
【図11】同キャリアテープの巻取装置の払出機構の一
部を示す側面図であり、aが一の状態を、bがaに続く
状態を、cがbに続く状態を示す。
【図12】同キャリアテープの巻取装置の払出機構の他
の一部を示す側面図であり、aが一の状態を、bがaに
続く状態を示す。
【図13】同払出機構の他の一部を示す側面図であり、
aが図12のbに続く状態を、bがaに続く状態を示
す。
【図14】キャリアテープの概要を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 テープ巻取装置 2 装置フレーム 10 ダンサロール 20 切断機構 30 テープ端掛止機構 31 スライドテーブル 33 寄せシリンダ 34 傾動ブラケット 35 傾動シリンダ 36 掴みガイド 36a 摺動溝 36b 摺動平面部 37 掴みアーム 38 掴みシリンダ 39 掴み治具 50 止着機構 51 接着テープ供給機 52 昇降ロッド 53 供給ロール 54 巻取ロール 55 接着テープ片 56 離型フィルム 57 剥離部材 79 エアノズル 110 回転駆動機構 111 ガイド部材 112 固定支持部材 113 可動支持部材 114 リール側板 115 リール側板 116 ナット部材 117 シリンダ 118 ねじ軸 119 サーボモータ 121 巻取モータ 122 パウダークラッチ 150 ボビンリール補充機構 151 ストックレール 152 ストッパロッド 153 リフタ 155 シリンダ 156 揺動アーム 157 シリンダ 158 受け部材 170 払出機構 171 取出機構 172 搬出機構 180 移送機構 181 スライダ 185 リンク部材 186 傾動シリンダ 187 受けバー 191 上部レール 192 スライダ 194 昇降シリンダ 195 挿入用シリンダ 196 持上ロッド 210 載置台 C キャリアテープ B ボビンリール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープの端部をテープ端掛止機構により
    ボビンリールに止着し、該ボビンリールを巻取用モータ
    により回転駆動してボビンリールにテープを巻き取るテ
    ープ巻取装置において、 前記テープ端掛止機構が、テープ走行方向に往復移動可
    能に支持されたテーブルと、該テーブルに傾動可能に取
    り付けられた傾動ブラケットと、該ブラケットに設けら
    れ、走行するテープが摺動可能なガイドと、該ガイドの
    テープ摺動面に対して接近、離間可能に前記傾動ブラケ
    ットに取り付けられ、前記ガイドとの間でテープの端部
    を挟着可能な押さえ部材と、該押さえ部材と前記ガイド
    との間に挟着されたテープの端部を接着テープにより前
    記ボビンリールの巻芯面に止着する止着機構とを備える
    ことを特徴とするテープ巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記テープが裏面の幅方向略中間位置に
    凸部を長手方向に所定間隔で突出形成されたキャリアテ
    ープであって、前記ガイドが前記キャリアテープの凸部
    が摺動自在に遊合する溝と該溝の開口の両側に形成され
    た平坦な平面部とを有し、前記押さえ部材が前記ガイド
    の平面部との間で前記キャリアテープの幅方向側部を挟
    着する挟圧面を備える請求項1記載のテープ巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記止着機構が、接着テープ片が所定間
    隔で貼合された離型フィルムを走行可能に掛装する一対
    のロールと、該ロール間のフィルム走行経路に前記離型
    フィルムが摺接する断面鋭角状の剥離部を備え、該剥離
    部で前記接着テープ片を前記離型フィルムから剥離する
    剥離部材と、巻取位置のボビンリールの略真上に昇降可
    能に設けられた昇降ロッドと、該昇降ロッドの下端に設
    けられた吸着パッドと、前記剥離部材により剥離された
    接着テープ片に圧縮空気を吹き付けて該接着テープ片を
    前記吸着パッドに導くノズルと、前記昇降ロッドを昇降
    駆動するアクチュエータとを備える請求項1または請求
    項2に記載のテープ巻取装置。
  4. 【請求項4】 空のボビンリールを巻取部に取り付け、
    この巻取部のボビンリールを巻取用モータにより回転駆
    動してテープを巻き取り、テープの巻取が完了したボビ
    ンリールを払出部に移送するテープ巻取装置において、 前記巻取部に向かって下向きに傾斜して延設され、空の
    ボビンリールを転動可能に載置するストックレールと、
    該ストックレール上に突没可能に設けられ、該ストック
    レール上の所定位置のボビンリールと当接して該ボビン
    リールの転動を禁止するストッパ部材と、前記ストック
    レールの巻取部側の端部に位置するボビンリールを持ち
    上げて巻取部に移載するリフタとを設けたことを特徴と
    するテープ巻取装置。
  5. 【請求項5】 空のボビンリールを巻取位置に取り付
    け、この巻取位置のボビンリールを巻取用モータにより
    回転駆動してテープを巻き取り、テープの巻取が完了し
    たボビンリールを払い出すテープ巻取装置において、 前記巻取位置と移載位置との間を往復走行可能に設けら
    れたスライダと、該スライダ上に間隔を隔て傾動可能に
    立設された2組の支持ロッドと、これら各組の支持ロッ
    ドの上部にそれぞれ前記ボビンリールを載置可能に平行
    に取り付けられた一対の受け棒と、前記支持ロッドを駆
    動して逆方向に傾動させるアクチュエータと、前記移載
    位置に位置するスライダの受け棒上のボビンリールを持
    ち上げて載置台に移送する移送機構とを備えることを特
    徴とするテープ巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記移送機構が、前記載置台の上方と前
    記払出部の上方との間に延設された上部レールと、該上
    部レールに走行可能に取り付けられたスライダと、該ス
    ライダに昇降シリンダを介して昇降可能に取り付けられ
    た挿入用シリンダと、該シリンダにより前記ボビンリー
    ルの芯穴に差込可能に取り付けられた持上ロッドとを備
    える請求項5記載のテープ巻取装置。
  7. 【請求項7】 巻取用モータとボビンリールとの間の動
    力伝達系に前記巻取用モータの伝達トルクを調節可能な
    粉体クラッチを介設した請求項1、請求項4または請求
    項5記載のテープ巻取装置。
  8. 【請求項8】 前記ボビンリールをその回転に同期して
    回転軸方向にボビンリールの巻幅と対応した範囲を往復
    駆動するスパイラル巻用アクチュエータを備える請求項
    1、請求項4または請求項5記載のテープ巻取装置。
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