JPS624162A - ベニヤ単板の巻取り方法および装置 - Google Patents

ベニヤ単板の巻取り方法および装置

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JPS624162A
JPS624162A JP14123185A JP14123185A JPS624162A JP S624162 A JPS624162 A JP S624162A JP 14123185 A JP14123185 A JP 14123185A JP 14123185 A JP14123185 A JP 14123185A JP S624162 A JPS624162 A JP S624162A
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Toshihiro Kuno
久野 俊宏
Seiji Arakawa
荒川 誠二
Misao Kuratsuji
蔵辻 三佐男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ベニヤレースによって切削されるぺニヤ単板
を、その切削厚に応じて効率的に巻取る方法および装置
に関するものである。
「従来の技術」 従来より、第8図に示すように、ベニヤレースで切削さ
れるベニヤ単板1は、搬入コンベヤ2上を搬送され、そ
の終端のプーリ3から適宜距離だけ離隔して設置された
サイドドライブロール4と圧接回転する巻取シリール5
によって巻取られ、巻取りを完了した巻玉6は、昇降装
置7を介してリール支柱8内を上昇し、巻玉ストックエ
リヤ9の移送レール10へ移送される。次いで、リール
ストックエリヤ11の返送レール12から次位の巻取り
リール5を、サイドドライブロール4上まで下降させて
、新たな巻取りを開始している。
通常、原木13を切削して得られるベニヤ単板1の領域
は、第9図に示す如く、その最外側の肩部分と、最内側
のチャック把持部分を除いた箇所であり、この領域は、
原木13の等級、樹種等によっても相異するが、一本の
原木13においては、合板の表裏板となる比較的薄く切
削される原板用のベニヤ単板1と、中板となる比較的厚
く切削される中板用のベニヤ単板1に大別される。
これらの領域を最外側から分別すると、第9図に基づき
、14は肩部分、15は辺材層の脆弱部分、16は中板
用ベニヤ単板部分、17は原板用ベニヤ単板部分、18
は中板用ベニヤ単板部分、19は芯材層の脆弱部分、2
0はチャック把持部となる。
従って、一本の原木13を切削した場合、肩部分14、
辺材層の脆弱部分15を経て、外層の中板用ベニヤ単板
部分16に至ると、切削され不中板用のベニヤ単板1は
、巻取シリール5に巻取られるのであるが、原板用ベニ
ヤ単板部分17に移行する時点で、一旦その巻取シを中
断し、中板用のベニヤ単板1の巻玉6を巻玉ストックエ
リヤ9へ移送すると共に、リールストックエリヤ11か
ら新たな巻取り リール5を下降させ、原板用のベニヤ
単板1を巻取ることになる。さらに、内層の中板用ベニ
ヤ単板部分18に至れば、再び巻取シリール5を交換す
る必要が生じる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかして、ベニヤ単板1の厚みが相異すれば、後段のベ
ニヤドライヤにおける乾燥時間が異なるので、両者を同
一の巻取りリール5に巻取ることはできず、一本の原木
13において、巻玉6が任意径に至らないにも拘らず、
3本の巻取シリール5が必要となり、その都度、巻玉6
を巻玉ストックエリヤ9へ移送し、且つリールストック
エリヤ11から新たな巻取りリール5を下降させなけれ
ばならない。
また、第10図に示す如く、原木13の性状、例えば、
葉節21、虫くい22、ヤニ筋23等の欠陥部が、原板
用ベニヤ単板部分17に混在している場合には、原板用
のベニヤ単板1として使用に供し得ないので、その都度
、当該欠陥部を含む領域を、中板用のベニヤ単板1とす
べく、その厚みを切り替えると共に、巻取りリール5を
交換しなければならないことになる。
「問題点を解決するための手段」 本発明は叙上に鑑み、第1図に示すように、原木13か
ら比較的厚く切削される中板用のベニヤ単板1、或いは
比較的薄く切削される原板用のベニヤ単板lを、巻取多
位置24において、サイドドライブロール4との圧接回
転によって、中板、或いは原板用の巻取シリール5に巻
取るに際し、両者の巻玉6が任意径に至るまで、巻取多
位置24の上方適宜位置に配置された第一の待機位置2
5、若しくは巻取多位置24からベニヤ単板1の搬出側
へ任意距離だけ離隔した第二の待機位置26の何れか一
方へ、巻取シ途上の中板、或いは原板用の巻取りリール
5の何れか一方を、おのおの一旦待機させながら交互に
巻取り、さらに、巻取シ直後の何れか一方の巻取シリー
ル5の巻玉6が任意径に至り、且つ第一の待機位置25
に他方の巻取シリール5の巻取シ途上の巻玉6が待機し
ている時、この一方の巻玉6を第二の待機位置26を経
て、巻玉ストックエリヤ9へ移送するものである0 「実施例」 以下、本発明方法を直接実施する装置の実施例を、添付
図面に基づき、まず構成よシ説明する。
尚、従来装置において、既に説明した部品には、同一符
号を付し、その説明を省略する。
前記搬入コンベヤ2と巻取シ位置24に配置されるサイ
ドドライブロール4は、架台27上に設置され、この架
台27は始端プーリ軸28近傍を支点として、終端を自
由端とし、また、前記各リール支柱8に逆向きに枢支さ
れた抑圧流体シリンダ29のロッド30には、チェノ3
1の一端が係止され、その他端を前記自由端に接続して
、架台27を揺動自在に懸吊支持している。
このリール支柱8には、前記抑圧流体シリンダ29の圧
下刃より大とした圧下流体シリンダ32が枢支され、そ
のロッド33を前記架台27の終端に接離自在としてい
る。
前記リール支柱8のベニヤ単板1搬出方向へ、その下端
から突出した梁34に垂直梁35を支持させ、この垂直
梁35の上端に搬出コンベヤ昇降用流体シリンダ36を
枢支すると共に、ロッド37の先端をサイドドライブロ
ール4と平行に横架された機枠38の両端に、おのおの
取着している0この機枠38には、一定間隔を置いてス
プリング39が巻装されてなる支持枠40を立設し、こ
の支持枠40の上端には、ベニヤ単板1の搬出側への傾
斜状態を、ストッパ41によって調整された搬出コンベ
ヤ42の先端に加圧ロール43を遊嵌している。
前記架台27の終端には、搬送方向に直交して複数個の
下部巻取シトラム44を一定間隔を置いて懸吊し、この
下部巻取シトラム44にその一端を係止したベニヤ単板
導入部材45の他端を、架台27の終端上方に支承され
た案内体46を介して、前記加圧ロール43に係止して
いる。
また、前記架台27の終端上部に任意間隔を置いてブラ
ケット47を突出配置し、各ブラケット47には、先端
に加圧プーリ48が遊嵌された加圧アーム43を枢支す
ると共に、架台27の終端部に枢支された加圧流体シリ
ンダ50のロッド51に、前記加圧アーム49にその一
端が枢支された連結アーム52を接続している。
次いで、前記サイドドライブロール4と加圧プーリ48
間に、搬入コンベヤ2と同速度で同方向に回動し、巻取
りリール5のベニヤ単板1搬出側の下方を囲巻する巻取
シ案内ベルト53を、テンションプーリ54を介して複
数条懸回する。
前記架台27のベニヤ単板1搬入方向の両側には、巻取
りリール5に対して進退自在とした摺動体55を遊嵌す
る案内具56が配置され、この摺動体55に滑動枠外降
流体シリンダ57を枢支すると共に、各ロッド58の先
端に滑動枠59の両端を、前記巻取りリール5と平行に
支持する。
一方、前記一対のリール支柱8の両側に斜設された摺動
案内体60に、前記滑動枠59に固着された中空体61
へ、前記摺動案内体60に枢支された軸62を嵌挿し、
滑動枠59の昇降規制をしている。
また、前記滑動枠59の上部には、ストッパ63によっ
て揺動量が規制された抑圧アーム64を枢支し、その先
端に巻取りリール5のベニヤ単板1搬入側側面を付勢す
る押圧ロール65を遊嵌している。
前記一対のリール支柱8のベニヤ単板1搬入方向の両側
に支承されたスプロケット軸66を支点とし、揺動アー
ム67をオして揺動枠68を横架枢支すると共に、リー
ル支柱8に取着された揺動枠回動用流体シリンダ69の
ロッド70の先端を、前記スプロケット軸66に嵌着さ
れた鎖車71と、リール支柱8の下方の鎖車72間に懸
回されたチェノ73に取着している。
前記揺動枠68には、任意間隔を置いて複数個の加圧体
抑圧用流体シリンダ74が枢支され、そのロッド75に
揺動枠68から突出するリンク76に枢支された連係ア
ーム77を取着し、この連係アーム77の先端には、巻
取りリール5のベニヤ単板1搬出側側面を付勢する加圧
体78を遊嵌している。
これに近接して、揺動枠68には、テンション部材を内
蔵する上部巻取シトラム79が複数個軸支され、この上
部巻取りドラム79に巻取り案内部材80の一端を係止
し、また、その他端を前記押圧ロール65に係止し、巻
取、D リール5の外周上面を囲巻させている。
前記リール支柱8の内側には、巻取りリール5を支承す
るリール受81を固着し、このリール受81の近傍に配
置された傾斜台82と、前記返送レール12間に、ベニ
ヤ単板1搬入方向の両側へ返送架83を架設して、前記
リールストックエリヤ11から空の巻取シリール5を、
昇降自在な返送フック84によって供給している。
また、前記リール支柱8の上方位置に第一の昇降装置8
5が設置され、前記巻取シリール5の両軸部に係合する
昇降フック86を昇降自在とし、巻玉6を巻玉ストック
エリヤ9へ移送すると共に、前記リール受81近傍から
、リール支柱8の中間に配置された第一の待機位置25
へ、巻取シ途上の巻玉6を吊り上げ待機させる。
一方、前記一対のリール支柱8から、ベニヤ単板1搬出
側へ任意距離だけ離隔して配置された第二の待機位置2
6の両側に、門型の支持台87を一対配置して、各支持
台87と前記リール受81近傍位置の間に、前記巻取り
リール5の両端転子部が転動する待機レール88を敷設
する。
一対の待機レール88の下方に位置する前後端部に、一
対の鎖車89を支承し、この鎖車89間には、前記巻取
り ’J−ル5の軸部に係合する待機フック90が係止
されたチェ791を懸回すると共に、一方の鎖車89に
原動機92を従動させている。
さらに、一対の支持台87の両側延長位置より、前記移
送レール10と連絡する移送支柱93を一対立設し、こ
の移送支柱93の上部に配置された第二の昇降装置94
に、前記巻取シリール5の軸部に係合して巻玉6を吊り
上げ移送する移送フック95を装備させている。
次に、作用を説明する。
まず、切削すべき原木13が第9図に示すように、大径
、且つ良質で6D、原板用ベニヤ単板部分17の取得領
域が大である場合から説明する。
原木13の肩部分14、辺材層の脆弱部分15は、合板
として使用に供し得ないので、これらを機外へ排出する
このため、圧下流体シリンダ320ロツド33を伸長さ
せて、架台27を始端プーリ軸28近傍を支点として、
その終端を押し下げ、搬入コンベヤ2をほぼ水平状態と
しながら、滑動枠59を摺動案内体60に沿って、斜下
方へ移動させる。
同時に、加圧流体シリンダ50のロッド51を縮小させ
て、加圧プーリ48を回動させ、巻取り案内ベルト53
をほぼ水平状態にすると共に、搬出コンベヤ昇降用流体
シリンダ36のロッド37を伸長させて、機枠38を押
し下げることにより、搬出コンベヤ42を下降させ、搬
入コンベヤ2と同一高さにする。
また、滑動枠59を摺動案内体60に沿って、滑動枠外
降流体シリンダ57の作動により、斜上方へ移動させて
抑圧ロール65を搬送面上方へ退避させる。
この状態下、原木13から切削された肩部分14、辺材
層の脆弱部分15の小幅状のベニヤ単板1は、搬入コン
ベヤ2上を搬送され、押圧ロール65、巻取りリール5
の下方を通過し、巻取シ案内ベルト53、搬出コンベヤ
42によって、機外へ排出される。
次いで、原木13から外層の中板用ベニヤ単板部分16
を、比較的厚く切削するに際し、一旦各駆動を停止し、
架台27、巻取り案内ベルト53、搬出コンベヤ42、
滑動枠59を、巻取り状態に復帰させる。
すなわち、架台27を始端プーリ軸28を支点として、
抑圧流体シリンダ29によってその終端部分を上方へ揺
動し、サイドドライブロール4の外周上面を、巻取シリ
ール5の外周下面へ押圧すると共に、滑動枠外降流体シ
リンダ57のロッド58を縮小させて、抑圧ロール65
を巻取りリール5の側面へ付勢する。
また、加圧流体シリンダ50によって加圧プーリ48を
、巻取りリール5の外周側面へ付勢し、巻取シ案内ベル
ト53を巻取シリール5の外周側面下方に沿って張架す
る。さらに、搬出コンベヤ42を搬出コンベヤ昇降用流
体シリンダ36の作動によって上昇させ、加圧ロール4
3を巻取シリール5の側面と適宜間隔を置いて対設させ
る。
この時、加圧体抑圧用流体シリンダ74によって加圧体
78を巻取り リール5の外周側面へ付勢させ、巻取り
案内部材80を巻取り U−ル5の外周上面に沿って張
架する。
次いで、切削速度と搬送速度を同調させて、中板用のベ
ニヤ単板1を搬入コンベヤ2によって巻取シリール5へ
供給し、その先端部分を巻取り案内部材80に沿って巻
取p リール5の外周面に巻付ける。巻取シ途上、巻玉
6径の増大に伴う圧下刃は、押圧流体シリンダ29の加
圧力に打ち勝ち、巻玉6径の増大分、架台2!7を順次
下方へ揺動させる。
この巻玉6径の増大に伴い、当初、巻取シリール5の側
面中央付近を付勢していた加圧プーリ48は、巻玉6に
押されて前方へ揺動し、巻取シ案内ベルト53の巻玉6
囲巻範囲も、下方へ順次移動することになる。また一方
、巻取りリール5の側面中央付近と適宜間隔を置いて対
設していた加圧ロール43は、巻玉6が適宜径、例えば
、190mm〜200mmになると、巻玉6に押され、
その後、順次前方へ揺動される。
架台27が下方へ、加圧ロール43が前方へ揺動すれば
、加圧ロール43とベニヤ単板導入部材45によって囲
巻される。この場合、加圧ロール43の巻玉6に対する
付勢位置の変化量を僅少にし、且つベニヤ単板導入部材
45の巻玉6の囲巻範朋を順次下方へ拡大する様に、案
内体46、下部巻取シトラム44の位置が設定されてい
るため、ベニヤ単板1は、巻取シ案内ベルト53とベニ
ヤ単板導入部材45の連係作用にょり、巻玉6のベニヤ
単板1搬出側側面の中央付近まで導入されることになる
さらに、当初、巻取り lj−ル5のベニヤ単板1搬入
側側面の中央付近を付勢していた押圧ロール65は、摺
動案内体60に沿って下方へ移動され、また、ベニヤ単
板1搬出側側面の中央付近を付勢していた加圧体78は
、巻玉6に押されて前方へ揺動されることになる。
抑圧ロール65が斜下方へ移動され、また、加圧体78
が前方へ揺動されるに伴い、巻取シ案内部材80は巻玉
6外周に沿って、上部巻取シトラム79から属人巻戻さ
れる。この場合、加圧体78に対する付勢位置の変化量
を僅少忙し、且つ押圧ロール65が巻玉6を付勢し汝が
ら、架台27の揺動に伴い、斜下方へ移動するように設
定されているため、巻取シ案内部材80は巻玉6のベニ
ヤ単板1搬出側側面の中央付近から外周上面を経て、ベ
ニヤ単板1導入口付近までを、常時、囲巻することにな
る。
しかして、ベニヤ単板1の取得部分が、第9図に示すよ
うに、中板用ベニヤ単板部分16から原板用ベニヤ単板
部分17へ移行する時、その切削を一時中断すると共K
、巻取シ作業も停止させる。
次いで、加圧体抑圧用流体シリンダ74のロッド75を
縮小させ、連係アーム77を第5図時計方向へ回動させ
、また、揺動枠回動用流体シリンダ69のロンドア0を
縮小させ、スプロケット軸66を支点として、揺動枠6
8を時計方向へ回動させることにより、巻取シ案内部材
8oを開放させる。
この時、中板用のベニヤ単板1の巻玉6が任意径であれ
ば、第一の昇降装置85を介して、リール支柱8内を昇
降フック86で吊り上げ、巻玉ストックエリヤ9の下0
段の移送レール10上へ移送する。
また逆に、中板用のベニヤ単板lの巻玉6か任意径に至
らない状態であれば、架台27の終端を押し下げると共
に、加圧プーリ48、機枠38を下降させて、巻取り案
内ベルト53並びに搬出コンベヤ42を搬出作業に支障
とならない位置へ開放させる。
次いで、この任意径に至らない巻玉6を、第一の待機位
置25、或いは第二の待機位置26の何れか一方へ、一
旦待機させる。
すなわち、第一の待機位置25へは、第一の昇降装置8
5を作動させて、昇降フック86を巻取りリール5の両
軸部に係合させて、吊り上げ待機させるものである。ま
た、図示例においては、原動機92の駆動によってチェ
ノ91を回動させ、リール受81下方に退避していた待
機フック90によって、巻取りリール50両側部を係止
させ、待機レール88上を転動させることにより、第二
の待機位置26まで一旦移送し、その位置で停止させる
その後、返送架83から返送フック84によって、リー
ル受81上へ新たな巻取シリール5を供給し、架台27
、巻取り案内ベルト53、搬出コンベヤ42、滑動枠5
9を、前記記載の巻取り状態に復帰させ、原板用ベニヤ
単板部分17から比較的薄く切削された原板用のベニヤ
単板1を、新たな巻取シリール5に巻取るものである。
巻取り途上、第9図に示すように、原板用ベニヤ単板部
分17から内層の中板用ベニヤ単板部分18に移行する
時、その切削を一時中断すると共に、巻取シ作業も停止
し、前記記載の如く、その上面から巻取シ案内部材80
を開放させた巻玉6を、巻玉ストックエリヤ9の上段の
移送レール10へ移送する。この間、架台27、巻取シ
案内ベルト53、搬出コンベヤ42を、搬入作業に支障
とならない位置へ開放させる。
次いで、原動機92によりチェノ91を逆回転させ、第
二の待機位置26に一旦待機している巻取りリール5、
待機フック90に係合して、待機レール88上をリール
受81まで転動させる。その後、この巻取り途上の巻玉
6の外周面へ、サイドドライブロール4、巻取シ案内ベ
ルト53、巻取り案内部材80等を囲巻させて、内層の
中板用ベニヤ単板部分18から比較的厚く切削された中
板用のベニヤ単板1を、この巻取シ途上の巻玉6へ再び
巻取らせるものである。
次に、原木13が第10図に示すように、大径ではある
が、質的に劣り、原板用ベニヤ単板部分17の取得領域
が小となる場合を説明する。
外層の中板用ベニヤ単板部分16の巻玉6が、図示例の
ように第二の待機位置26へ一旦待機され、新たな巻取
り リール5への原板用のベニヤ単板1の巻取シ途上、
葉節21、虫くい22、ヤニ筋2゛3等の欠陥部があら
れれ、原板用のベニヤ単板1として、使用に供し得ない
時、その切削を− 。
時中断すると共に、巻取り作業も停止する。
さらに、前記記載の如く、その上面から巻取シ案内部材
80を開放させ、未だ任意径に至らない巻玉6を、残る
一方の第一の待機位置25まで、第一の昇降装置85を
作動させ、昇降フック86によシ吊シ上げて一旦待機さ
せる。
次いで、第二の待機位置26から待機レール88上を転
動させて、巻取り途上の巻玉6を巻取り位置24まで戻
すと共に、その切削厚みを比較的厚く切替える。その後
、前記記載と同様に、この巻取シ途上の巻玉6の外周面
へ、サイドドライブロール4、巻取シ案内ベルト53、
巻取シ案内部材80等を囲巻させて、前記欠陥部が無く
なるまで、中板用のベニヤ単板1を比較的厚く切削して
、巻取り途上の巻玉6へ再び巻取らせるものである。
しかして、中板用のベニヤ単板1の巻玉6が、未だ任意
径に至らなければ、第二の待機位置26へ再度待機させ
るものとし、また任意径に至っていれば、巻玉ストック
エリヤ9の下段の移送レール10へ移送する。
この移送時、第一の昇降装置85並びに昇降フック86
は、巻取シ途上の原板用のベニヤ単板1の巻玉6を既に
吊り上げているので、別の経路から移送する。すなわち
、待機レール88を経て、第二の待機位置26まで転動
させ、第二の昇降装置94の作動により移送フック95
を介して、移送するものとする。
以後、原板用、或いは中板用のベニヤ単板1の巻玉6が
、おのおの任意径に至るまで、第一、或いは第二の待機
位置25.26へ交互に待機させながら、巻取るもので
ある。
尚、本実施例では説明の便宜上、第一の待機位置25に
原板用のベニヤ単板1の巻玉6を、また、第二の待機位
置26に中板用のベニヤ単板1の巻玉6を待機させてい
るが、これを逆にすることも可能であり、また、原板用
ベニヤ単板部分17に欠陥部が混在している場合を例示
しているが、原木13が良質であってもその径が小とな
れば、相対的に原板用ベニヤ単板部分17が小となるの
で、巻玉6が任意径となるまで、上記方法を採用するも
のとする。
しかして、巻取り リール5並びに巻玉6は、巻取シ案
内ベルト53とベニヤ単板導入部材45の連係作用によ
って、ベニヤ単板1搬出側側面を囲巻され、且つ巻取シ
案内部材80によってその外周上面から、ベニヤ単板1
導入口付近まで囲巻されるので、搬送されるベニヤ単板
lは、巻取シリール5に自動的に導入され、任意径に至
るまで巻取られるものである。
「効果」 以上の如く本発明によれば、原木から比較的厚く切削さ
れる中板用のベニヤ単板、或いは比較的薄く切削される
原板用のベニヤ単板を、巻取多位置において、サイドド
ライブロールとの圧接回転によって、中板、或いは原板
用の巻取、? +J−ルに巻取るに際し、両者の巻玉が
任意径に至るまで、巻取り位置の上方適宜位置に配置さ
れた第一の待機位置、若しくは巻取多位置からベニヤ単
板の搬出側へ任意距離だけ離隔した第二の待機位置の何
れか一方へ、巻取シ途上の中板、或いは原板用の巻取り
 リールの何れか一方を、おのおの一旦待機させながら
交互に巻取り、さらに、巻取シ直後の何れか一方の巻取
りリールの巻玉が任意径に至り、且つ第一の待機位置に
他方の巻取りリールの巻取シ途上の巻玉が待機している
時、この一方の巻玉を第二の待機位置を経て、巻玉スト
ックエリヤへ移送するので、小径の原木のみならず、大
径の原木であっても、切削途上のベニヤ単板の状態に応
じて、原板用のベニヤ単板から中板用のベニヤ単板、或
いは中板用のベニヤ単板から原板用のベニヤ単板に、そ
の都度切替えて、中板用、或いは原板用の巻取シリール
ヘ交互に巻取れ、たとえ少量であっても、こまやかに対
応できるものである。
また、第i並びに第二の昇降装置による二基列の移送方
法を有しているので、たとえ、第一の待機位置に巻取り
途上の巻玉が吊シ上げ待機されていたとしても、第二の
昇降装置を介して、巻取シ完了後の巻玉を、巻玉ストッ
クエリヤの移送レール上へ移送できるものである。
さらに、ベニヤドライヤへのベニヤ単板巻戻し時、従来
においては、任意径に至らない巻玉の巻戻し量が少なく
、巻戻し後の空の巻取シリールと、次に巻戻すべき巻玉
との交換回数が増えるので、この間、ベニヤドライヤへ
のベニヤ単板の充填率が低下していたが、本発明によれ
ば、各巻玉は任意径となっているので、充填率の低下を
回避できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す模式的側面図、第2図
は同平面図、第3図は第2図のA−A線矢視図、第4図
は第3図のB−B線矢視図、第5図は第2図のC−C線
矢視図、第6図は第2図のD−D線矢視図、第7図は第
2図の一部切欠き側面図、第8図は従来装置の側面図、
第9図乃至第10図は原木のベニヤ単板取得領域の分布
図である。 ■・・・ベニヤ単板、 2・・・搬入コンベヤ、 4・・・サイドドライブロール、 5・・・巻取シリール、 6・・・巻玉、 8・・・リール支柱、 9・・・巻玉ストックエリヤ、 13・・・原木、 24・・・巻取多位置、 25・・・第一の待機位置、 26・・・第二の待機位置、 81・・・リール受、 85・・・第一の昇降装置、 88・・・待機レール、 90・・・待機フック、 94・・・第二の昇降装置、 特許出願人  株式会社 太平製作所 嶌4A 筑7A 乳9A 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示  昭和60年特許願第141231号
2、発明の名称 ベニヤ単板の巻取り方法および装置8
、補正をする者 事件との関係  特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原木から比較的厚く切削される中板用のベニヤ単板
    、或いは比較的薄く切削される原板用のベニヤ単板を、
    巻取り位置において、サイドドライブロールとの圧接回
    転によって、中板、或いは原板用の巻取りリールに巻取
    るに際し、両者の巻玉が任意径に至るまで、巻取り位置
    の上方適宜位置に配置された第一の待機位置、若しくは
    巻取り位置からベニヤ単板の搬出側へ任意距離だけ離隔
    した第二の待機位置の何れか一方へ、巻取り途上の中板
    、或いは原板用の巻取りリールの何れか一方を、おのお
    の一旦待機させながら交互に巻取り、さらに、巻取り直
    後の何れか一方の巻取りリールの巻玉が任意径に至り、
    且つ第一の待機位置に他方の巻取りリールの巻取り途上
    の巻玉が待機している時、この一方の巻玉を第二の待機
    位置を経て、巻玉ストックエリヤへ移送することを特徴
    とするベニヤ単板の巻取り方法。 2、ベニヤ単板の搬入側を支点として終端を揺動自在と
    した架台上に、搬入コンベヤとサイドドライブロールを
    並設し、このサイドドライブロールの両側延長位置に立
    設されたリール支柱にリール受を取着し、このリール受
    に前記サイドドライブロールと圧接回転する巻取りリー
    ルを支承し、前記リール受の上方適宜位置に第一の昇降
    装置を介して第一の待機位置を設置し、一方、前記リー
    ル受近傍からベニヤ単板搬出側へ任意距離だけ離隔した
    第二の待機位置間に、巻取りリールの両端転子部が転動
    する待機レールを一対配設すると共に、この待機レール
    に沿って巻取りリールの両軸部に係合する待機フックを
    移動自在とし、さらに、第二の待機位置と巻玉ストック
    エリヤの移送レール間に第二の昇降装置を配設したこと
    を特徴とするベニヤ単板の巻取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106313210A (zh) * 2016-10-17 2017-01-11 山东长兴木业机械有限公司 一种全自动木皮卷皮机

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JPS58107302A (ja) * 1981-12-21 1983-06-27 株式会社 ウロコ製作所 ベニヤ単板の巻き戻し装置
JPS59133004A (ja) * 1983-01-19 1984-07-31 株式会社 名南製作所 ベニヤ単板のリ−リング方法

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