JPH02134437A - 歯車変速機 - Google Patents
歯車変速機Info
- Publication number
- JPH02134437A JPH02134437A JP63285198A JP28519888A JPH02134437A JP H02134437 A JPH02134437 A JP H02134437A JP 63285198 A JP63285198 A JP 63285198A JP 28519888 A JP28519888 A JP 28519888A JP H02134437 A JPH02134437 A JP H02134437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- countershaft
- input shaft
- output shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 35
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 37
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 6
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は歯車変速機、特にFR式車両に好適な手動変速
機に関するものである。
機に関するものである。
従来、FR式車両における手動変速機の構造として、第
2図に示されるものがある。この変速機は前進4段、後
退1段の変速段を有したものであり、エンジン出力軸3
0とクラッチ31を介して連結されたインプットシャフ
ト32とアウトプットシャフト33とが同一軸線上に隣
接配置され、これらシャフトと平行にカウンタシャフト
34が配置されている。インプットシャフト32の後端
部に設けた減速歯車35はカウンタシャフト34の前端
部に一体形成した減速歯車36と噛み合っており、カウ
ンタシャフト34を常時駆動している。アウトプットシ
ャフト33上には第3速歯車37.第2速歯車38.第
1速歯車39が回転自在に支持されている。インプット
シャフト32の後端部とアウトプットシャフト33の前
端部との間には直結段(第4速)と第3速の切り換えを
行うシンクロメツシュ機構40が設けられ、アウトプッ
トシャフト33上には第1速と第2速の切り換えを行う
シンクロメツシュ機構41が設けられている。また、カ
ウンタシャフト34には上記第3速歯車37.第2速歯
車38.第1速歯車39とそれぞれ噛み合う歯車42,
43.44がそれぞれ一体形成されている。上記第1−
2速シンクロメツシュ機構41のスリーブ45には後退
用歯車45aが形成されており、この歯車45aはカウ
ンタシャフト34に形成された後退用歯車46とアイド
ルギヤ47を介して噛み合っている。
2図に示されるものがある。この変速機は前進4段、後
退1段の変速段を有したものであり、エンジン出力軸3
0とクラッチ31を介して連結されたインプットシャフ
ト32とアウトプットシャフト33とが同一軸線上に隣
接配置され、これらシャフトと平行にカウンタシャフト
34が配置されている。インプットシャフト32の後端
部に設けた減速歯車35はカウンタシャフト34の前端
部に一体形成した減速歯車36と噛み合っており、カウ
ンタシャフト34を常時駆動している。アウトプットシ
ャフト33上には第3速歯車37.第2速歯車38.第
1速歯車39が回転自在に支持されている。インプット
シャフト32の後端部とアウトプットシャフト33の前
端部との間には直結段(第4速)と第3速の切り換えを
行うシンクロメツシュ機構40が設けられ、アウトプッ
トシャフト33上には第1速と第2速の切り換えを行う
シンクロメツシュ機構41が設けられている。また、カ
ウンタシャフト34には上記第3速歯車37.第2速歯
車38.第1速歯車39とそれぞれ噛み合う歯車42,
43.44がそれぞれ一体形成されている。上記第1−
2速シンクロメツシュ機構41のスリーブ45には後退
用歯車45aが形成されており、この歯車45aはカウ
ンタシャフト34に形成された後退用歯車46とアイド
ルギヤ47を介して噛み合っている。
上記の如く構成することにより、アウトプットシャフト
33をインプットシャフト32によって直接駆動する直
結段と、カウンタシャフト34を介してアウトプットシ
ャフト33を駆動する複数の変速段とをシンクロメツシ
ュ機構40.41により切り換え可能となっている。
33をインプットシャフト32によって直接駆動する直
結段と、カウンタシャフト34を介してアウトプットシ
ャフト33を駆動する複数の変速段とをシンクロメツシ
ュ機構40.41により切り換え可能となっている。
ところが、上記構造の歯車変速機の場合には、アイドリ
ング時にカウンタシャフト34を介してすべての変速歯
車37.38.39が空転するため、空転する歯車が多
く、エンジンの回転変動に伴う「ガラ音」と呼ばれる歯
打ち音が大きくなるという問題がある。また、カウンタ
シャフト34が減速歯車35゜36によりトルク増幅さ
れて駆動され、さらに各変速歯車列のギヤ比によりトル
ク増幅されるため、シンクロメツシュ機構40.41に
作用する慣性重量はクラッチ重量と減速歯車35.36
のギヤ比と各変速歯車37,38.39のギヤ比との積
にほぼ比例した値となる。つまり、シンクロメッシュ機
構40.41に作用する慣性重量が大きく、シンクロメ
ツシュ機構40.41のシンクロ性能を低下させるとい
う問題がある。さらに、上記のようにインプットシャフ
ト32の駆動トルクが減速歯車35.36により増幅さ
れてカウンタシャフト34に伝達されるため、各変速歯
車37,38.39および42,43.44の負荷が大
きくなり、そのため各歯車の幅寸法を大きくする必要が
あり、変速機の軸方向寸法の増大を招くことになる。
ング時にカウンタシャフト34を介してすべての変速歯
車37.38.39が空転するため、空転する歯車が多
く、エンジンの回転変動に伴う「ガラ音」と呼ばれる歯
打ち音が大きくなるという問題がある。また、カウンタ
シャフト34が減速歯車35゜36によりトルク増幅さ
れて駆動され、さらに各変速歯車列のギヤ比によりトル
ク増幅されるため、シンクロメツシュ機構40.41に
作用する慣性重量はクラッチ重量と減速歯車35.36
のギヤ比と各変速歯車37,38.39のギヤ比との積
にほぼ比例した値となる。つまり、シンクロメッシュ機
構40.41に作用する慣性重量が大きく、シンクロメ
ツシュ機構40.41のシンクロ性能を低下させるとい
う問題がある。さらに、上記のようにインプットシャフ
ト32の駆動トルクが減速歯車35.36により増幅さ
れてカウンタシャフト34に伝達されるため、各変速歯
車37,38.39および42,43.44の負荷が大
きくなり、そのため各歯車の幅寸法を大きくする必要が
あり、変速機の軸方向寸法の増大を招くことになる。
そこで、本発明の目的は、アイドリング時の歯打ち音を
低減し、シンクロメツシュ機構のシンクロを円滑に行う
ことができるとともに、変速歯車の幅寸法を短縮できる
歯車変速機を提供することにある。
低減し、シンクロメツシュ機構のシンクロを円滑に行う
ことができるとともに、変速歯車の幅寸法を短縮できる
歯車変速機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、直結段のシンク
ロメツシュ機構を他のシンクロメツシュ機構より後部に
配置するとともに、他のシンクロメツシュ機構の全部ま
たは一部をインプントシャフト上に設け、カウンタシャ
フトからアウトプットシャフトへ動力を伝達する減速歯
車をカウンタシャフトの後端部に設けたことを特徴とす
るものである。
ロメツシュ機構を他のシンクロメツシュ機構より後部に
配置するとともに、他のシンクロメツシュ機構の全部ま
たは一部をインプントシャフト上に設け、カウンタシャ
フトからアウトプットシャフトへ動力を伝達する減速歯
車をカウンタシャフトの後端部に設けたことを特徴とす
るものである。
(作用)
即ち、直結以外のシンクロメツシュ機構の全部または一
部をインプットシャフト上に設け、カウンタシャフトと
アウトプットシャフトとの間に減速歯車を配置したので
、アイドリンク時にカウンタシャフトが空転せず、変速
歯車も総てが停止するかあるいは一部が空転するに過ぎ
ない、したがって、エンジンの回転変動に伴う「ガラ音
」を大幅に低減できる。
部をインプットシャフト上に設け、カウンタシャフトと
アウトプットシャフトとの間に減速歯車を配置したので
、アイドリンク時にカウンタシャフトが空転せず、変速
歯車も総てが停止するかあるいは一部が空転するに過ぎ
ない、したがって、エンジンの回転変動に伴う「ガラ音
」を大幅に低減できる。
また、カウンタシャフトとインプ・ントシャフトとの間
には減速歯車が介在しないので、シンクロメツシュ機構
には減速歯車のギヤ比の影響が及ばず、慣性重量が小さ
い、したがって、変速時にシンクロメツシュ機構による
シンクロを極めて円滑かつ迅速に行うことができる。
には減速歯車が介在しないので、シンクロメツシュ機構
には減速歯車のギヤ比の影響が及ばず、慣性重量が小さ
い、したがって、変速時にシンクロメツシュ機構による
シンクロを極めて円滑かつ迅速に行うことができる。
さらに、減速歯車をカウンタシャフトの後端部とアウト
プットシャフトとの間に設けたので、各変速歯車にはイ
ンプットシャフトの駆動トルクが増幅されずに伝達され
ることになり、各変速歯車の負荷が小さくなる。そのた
め、歯車の幅寸法を小さくすることができ、変速機の軸
方向寸法を短縮できる。
プットシャフトとの間に設けたので、各変速歯車にはイ
ンプットシャフトの駆動トルクが増幅されずに伝達され
ることになり、各変速歯車の負荷が小さくなる。そのた
め、歯車の幅寸法を小さくすることができ、変速機の軸
方向寸法を短縮できる。
〔実施例〕
第1図はFR式重車両適用した本発明にかかる歯車変速
機の一例を示す、この変速機は前進5速。
機の一例を示す、この変速機は前進5速。
後退1速の変速段を有し、第5速が直結である。
エンジン出力軸1の端部にはフライホイール2が固定さ
れ、フライホイール2はクラッチ3を介してインプット
シャフト4と連結されている。アウトプットシャフト5
はインプットシャフト4と同一軸線上に隣接配置されて
おり、これらシャフト4.5と平行にカウンタシャフト
6が配置されている。
れ、フライホイール2はクラッチ3を介してインプット
シャフト4と連結されている。アウトプットシャフト5
はインプットシャフト4と同一軸線上に隣接配置されて
おり、これらシャフト4.5と平行にカウンタシャフト
6が配置されている。
インプットシャフト4の中央部には第1速歯車7と後退
用歯車8と第2速歯車9とが一体形成されている。また
、インプットシャフト4の後端部上には第3速歯車10
と第4速歯車11とが回転自在に支持されており、これ
ら歯車10.11をインプットシャフト4に対して選択
的に連結する3−4速切換用シンクロメツシュ機fal
12が設けられている。
用歯車8と第2速歯車9とが一体形成されている。また
、インプットシャフト4の後端部上には第3速歯車10
と第4速歯車11とが回転自在に支持されており、これ
ら歯車10.11をインプットシャフト4に対して選択
的に連結する3−4速切換用シンクロメツシュ機fal
12が設けられている。
アウトプットシャフト5の前端部には減速歯車13が一
体に形成されており、インプットシャフト4とアウトプ
ットシャフト5との間には両シャフトを選択的に連結す
る直結(第5速)切換用シンクロメソシュ機構14が設
けられている。アウトプットシャフト5の後端部はドラ
イブシャフト等の図示しない伝達機構を介して車輪と連
結されている。
体に形成されており、インプットシャフト4とアウトプ
ットシャフト5との間には両シャフトを選択的に連結す
る直結(第5速)切換用シンクロメソシュ機構14が設
けられている。アウトプットシャフト5の後端部はドラ
イブシャフト等の図示しない伝達機構を介して車輪と連
結されている。
カウンタシャフト6の前端部には、上記第1速歯車7と
第2速歯車9にそれぞれ噛み合う変速歯車15.16が
回転自在に支持されており、両変速歯車15.16をカ
ウンタシャフト6に対して選択的に連結する1−2速切
換用シンクロメッシュ機構17が設けられている。なお
、このシンクロメッシュ機構17のスリーブ18には後
退用歯車18aが一体に形成されており、この歯車18
aは図示しないアイドルギヤを介してインプントシャフ
ト4の後退用歯車8と噛み合い可能である。また、カウ
ンタシャフト6の後端部には、上記第3速歯軍10と第
4速歯車11にそれぞれ噛み合う変速歯車19.20が
一体に形成されており、さらにカウンタシャフト6の最
後端部にはアウトプットシャフト5の減速歯車13と噛
み合う減速歯車21が一体形成されている。
第2速歯車9にそれぞれ噛み合う変速歯車15.16が
回転自在に支持されており、両変速歯車15.16をカ
ウンタシャフト6に対して選択的に連結する1−2速切
換用シンクロメッシュ機構17が設けられている。なお
、このシンクロメッシュ機構17のスリーブ18には後
退用歯車18aが一体に形成されており、この歯車18
aは図示しないアイドルギヤを介してインプントシャフ
ト4の後退用歯車8と噛み合い可能である。また、カウ
ンタシャフト6の後端部には、上記第3速歯軍10と第
4速歯車11にそれぞれ噛み合う変速歯車19.20が
一体に形成されており、さらにカウンタシャフト6の最
後端部にはアウトプットシャフト5の減速歯車13と噛
み合う減速歯車21が一体形成されている。
なお、この減速歯車13.21は他の歯車よりやや幅広
に形成されている。
に形成されている。
次に、上記構成の歯車変速機の動作について説明する。
まず、アイドリング時には各シンクロメツシュ機構12
.14.17が中立位置にあるため、アウトプットシャ
フト5とカウンタシャフト6が停止しており、インプッ
トシャフト4上に配置された第3速歯車10.第4速歯
車11も停止している。そして、カウンタシャフト6上
に配置された第1速歯車15および第2速歯車16は空
転するが、空転する歯車数が少ないため、エンジンの回
転変動に伴う歯打ち音は従来に比べて少ない、したがっ
て、歯打ち音を解消するための手段(サブギヤ方式や摺
動抵抗方式)を講するためのスペースも少なくて済む。
.14.17が中立位置にあるため、アウトプットシャ
フト5とカウンタシャフト6が停止しており、インプッ
トシャフト4上に配置された第3速歯車10.第4速歯
車11も停止している。そして、カウンタシャフト6上
に配置された第1速歯車15および第2速歯車16は空
転するが、空転する歯車数が少ないため、エンジンの回
転変動に伴う歯打ち音は従来に比べて少ない、したがっ
て、歯打ち音を解消するための手段(サブギヤ方式や摺
動抵抗方式)を講するためのスペースも少なくて済む。
また、減速歯車13.21 はカウンタシャフト6とア
ウトプットシャフト5との間に設けられ、インプットシ
ャフト4とカウンタシャフト6との間には減速歯車が介
在しないので、シンクロメソシュ機構12.14.17
には減速歯車13.21のギヤ比の影響が及ばない。つ
まり、シンクロメソシュ機構12.14.17に作用す
る慣性重量は、クラッチ3の慣性重量に各変速歯車列の
ギヤ比を乗じた値とほぼ一致するので、減速歯車13.
21のギヤ化分だけ慣性重量が小さくなり、シンクロ性
能を向上させることができる。
ウトプットシャフト5との間に設けられ、インプットシ
ャフト4とカウンタシャフト6との間には減速歯車が介
在しないので、シンクロメソシュ機構12.14.17
には減速歯車13.21のギヤ比の影響が及ばない。つ
まり、シンクロメソシュ機構12.14.17に作用す
る慣性重量は、クラッチ3の慣性重量に各変速歯車列の
ギヤ比を乗じた値とほぼ一致するので、減速歯車13.
21のギヤ化分だけ慣性重量が小さくなり、シンクロ性
能を向上させることができる。
さらに、減速歯車13.21をカウンタシャフト6の後
端部とアウトプットシャフト5との間に設けることによ
って、各変速歯車7. 9.10.11,15,16.
19.20にはインプットシャフト4の駆動トルクが増
幅されずに伝達される。そのため、各変速歯車の負荷が
小さくなり、各歯車の幅寸法を小さ(することができ、
変速機の軸方向寸法を短縮できる。つまり、従来に比べ
て減速歯車13.21の歯幅は大きくなるものの、複数
の変速歯車の歯幅を短縮できるので、全体として変速機
の軸方向寸法を短縮できるのである。
端部とアウトプットシャフト5との間に設けることによ
って、各変速歯車7. 9.10.11,15,16.
19.20にはインプットシャフト4の駆動トルクが増
幅されずに伝達される。そのため、各変速歯車の負荷が
小さくなり、各歯車の幅寸法を小さ(することができ、
変速機の軸方向寸法を短縮できる。つまり、従来に比べ
て減速歯車13.21の歯幅は大きくなるものの、複数
の変速歯車の歯幅を短縮できるので、全体として変速機
の軸方向寸法を短縮できるのである。
なお、上記実施例では第1−2速のシンクロメソシュm
tl I Tをカウンタシャフト6上に設けたが、こ
のシンクロメソシュ機構17もインプットシャフト4上
に設けてもよい、この場合にはアイドリング時に空転す
る変速歯車がなくなり、ガラ音の低減およびシンクロ性
能上さらに有利である。なお、+Jハースギヤをシンク
ロメッシュ機構のスリーブと一体形成した場合には、リ
バースギヤをインプットシャフト4上に設は難いので、
リバースギヤは別の箇所に設ければよい。
tl I Tをカウンタシャフト6上に設けたが、こ
のシンクロメソシュ機構17もインプットシャフト4上
に設けてもよい、この場合にはアイドリング時に空転す
る変速歯車がなくなり、ガラ音の低減およびシンクロ性
能上さらに有利である。なお、+Jハースギヤをシンク
ロメッシュ機構のスリーブと一体形成した場合には、リ
バースギヤをインプットシャフト4上に設は難いので、
リバースギヤは別の箇所に設ければよい。
また、上記実施例では前進5速(第5速が直結)、後退
1速の変速機について説明したが、これ以外の変速段を
有する変速機にも通用できることは言うまでもない。
1速の変速機について説明したが、これ以外の変速段を
有する変速機にも通用できることは言うまでもない。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば直結段の
シンクロメツシュ機構を他のシンクロメッシュ機構より
後部に配置するとともに、他のシンクロメツシュ機構の
全部または一部をインプットシャフト上に設け、カウン
タシャフトからアウトプットシャフトへ動力を伝達する
減速歯車をカウンタシャフトの後端部に設けたので、ア
イドリング時に空転する歯車が少なく、歯打ち音を低減
できる。また、シンクロメツシュ機構に作用する慣性重
量が小さいので、シンクロメツシュ機構のシンクロ性能
を向上できるとともに、各変速歯車の食前も小さくなる
ので、変速歯車の歯幅を短縮でき、変速機を小型化でき
る。
シンクロメツシュ機構を他のシンクロメッシュ機構より
後部に配置するとともに、他のシンクロメツシュ機構の
全部または一部をインプットシャフト上に設け、カウン
タシャフトからアウトプットシャフトへ動力を伝達する
減速歯車をカウンタシャフトの後端部に設けたので、ア
イドリング時に空転する歯車が少なく、歯打ち音を低減
できる。また、シンクロメツシュ機構に作用する慣性重
量が小さいので、シンクロメツシュ機構のシンクロ性能
を向上できるとともに、各変速歯車の食前も小さくなる
ので、変速歯車の歯幅を短縮でき、変速機を小型化でき
る。
第1図は本発明にかかる歯車変速機の一例の断面図、第
2図は従来例の概略構成図である。 4・・・インプットシャフト、5・・・アウトプントシ
ャフト、6・・・カウンタシャフト、7.15・・・第
1速歯車、8,18a・・・後退用歯車、9.16・・
・第2速歯車、10.19・・・第3速歯車、11.2
0・・・第4速歯車、12、14.17・・・シンクロ
メッシュ機構、13.21・・・減速歯車。 特許出願人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆
2図は従来例の概略構成図である。 4・・・インプットシャフト、5・・・アウトプントシ
ャフト、6・・・カウンタシャフト、7.15・・・第
1速歯車、8,18a・・・後退用歯車、9.16・・
・第2速歯車、10.19・・・第3速歯車、11.2
0・・・第4速歯車、12、14.17・・・シンクロ
メッシュ機構、13.21・・・減速歯車。 特許出願人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 インプットシャフトとアウトプットシャフトとが同一軸
線上に隣接配置され、これらシャフトと平行にカウンタ
シャフトが配置されており、アウトプットシャフトをイ
ンプットシャフトによって直接駆動する直結段と、カウ
ンタシャフトを介してアウトプットシャフトを駆動する
複数の変速段とを切り換え可能なシンクロメッシュ機構
を設けた歯車変速機において、 直結段のシンクロメッシュ機構を他のシンクロメッシュ
機構より後部に配置するとともに、他のシンクロメッシ
ュ機構の全部または一部をインプットシャフト上に設け
、カウンタシャフトからアウトプットシャフトへ動力を
伝達する減速歯車をカウンタシャフトの後端部に設けた
ことを特徴とする歯車変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63285198A JPH02134437A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 歯車変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63285198A JPH02134437A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 歯車変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02134437A true JPH02134437A (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=17688377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63285198A Pending JPH02134437A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 歯車変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02134437A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5884525A (en) * | 1996-03-29 | 1999-03-23 | Mazda Motor Corporation | Gear type power transmission |
JP2006307447A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Asahi Kankyo Sports Shisetsu Kk | コンクリート構造物における孔形成方法及び孔形成具 |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP63285198A patent/JPH02134437A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5884525A (en) * | 1996-03-29 | 1999-03-23 | Mazda Motor Corporation | Gear type power transmission |
JP2006307447A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Asahi Kankyo Sports Shisetsu Kk | コンクリート構造物における孔形成方法及び孔形成具 |
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