JPH0141654B2 - - Google Patents

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JPH0141654B2
JPH0141654B2 JP55114982A JP11498280A JPH0141654B2 JP H0141654 B2 JPH0141654 B2 JP H0141654B2 JP 55114982 A JP55114982 A JP 55114982A JP 11498280 A JP11498280 A JP 11498280A JP H0141654 B2 JPH0141654 B2 JP H0141654B2
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acid
cellulose
alkali
solution
acid ester
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Masahiko Nishikawa
Hiroaki Ishibashi
Hidenori Furukawa
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Chisso Corp
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Publication date
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Priority to EP81303476A priority patent/EP0047064B1/en
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Priority to US06/469,109 priority patent/US4461892A/en
Publication of JPH0141654B2 publication Critical patent/JPH0141654B2/ja
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • C08J3/16Powdering or granulating by coagulating dispersions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B3/00Preparation of cellulose esters of organic acids
    • C08B3/22Post-esterification treatments, including purification
    • C08B3/24Hydrolysis or ripening
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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    • C08J2201/05Elimination by evaporation or heat degradation of a liquid phase
    • C08J2201/0502Elimination by evaporation or heat degradation of a liquid phase the liquid phase being organic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は多孔性球状セルロース粒子の製造法に
関するものである。生化学分野の進歩にともなつ
て物質を分離、精製する手段は種々開発され、現
在はイオン交換クロマトグラフイー、ゲル過、
アフイーテイクロマトグラフイー等の方法が用い
られている。これらの方法に用いられる素材とし
て、デキストラン、アガロース、ポリアクリルア
ミド、セルロース等が知られている。ゲル過
材、イオン交換体として性能を十分に発揮させる
ために今までこれらの素材を用いて種々の試みが
なさてきた。ゲル過材として望ましい形態は分
離性能、流速等の面から球である。 現在セルロースをゲル過材として応用されて
いる実際例はまだ少ないが、球状セルロース粒子
を製造する試みは今までもなされてきた。例え
ば、特開昭48−60753、特開昭48−60754、特開昭
51−5361、特公昭52−11237などにはセルロース
粒子をそのビスコース、あるいは銅アンモニア溶
液から製造する方法を開示している。一方、酢酸
セルロースを原料とするセルロース球状粒子の製
造方法が特開昭53−7759に記載されている。 この特開昭53−7759による製造法はすぐれたも
のであり、ゲル過材として性能の良い真球状の
セルロース粒子を得ることができる。この方法は
三酢酸セルロースの塩素化炭化水素溶液又はこれ
を主体とする混合溶媒中の溶液を原液として、こ
の原液を水性媒体中に撹拌しながら滴下し、生成
した懸濁粒子を含む水性媒体を加熱して有機溶媒
を蒸発させることにより、セルロース有機酸エス
テルの球状粒子を形成し、ついでこれをけん化す
るものである。ところでゲル過材は例えば、蛋
白質などの高分子物質と食塩、尿素、硫安などの
塩と分離するいわゆる脱塩にはよく使用される。
脱塩は工業的規模でおこなわれていて、もちいら
れるゲル過材として望まれる性能は多量の試料
を迅速に純度良く分離できることである。これら
の性能を満足させるには、蛋白質と塩の溶出位置
がある程度はなれている必要がある。蛋白質と塩
の溶出位置が近いゲルでは多量の試料を処理する
場合、分離能力が低下し、純度が悪くなり工業的
には利用しにくい。 本発明の目的は前記特開昭53−7759の方法を改
良して蛋白質と塩の溶出位置が離れていて分離能
力のすぐれたゲル過材として用いうる多孔性セ
ルロース球状粒子の製造法を提供することであ
る。 本発明は、塩素化炭化水素を主とする溶媒に溶
解されたセルロース有機酸エステル溶液を水性媒
体中に懸濁させて前記溶液の液滴を形成し、前記
液滴中の塩素化炭化水素溶媒を蒸発させてセルロ
ース有機酸エステル球状粒子を形成し、次いでこ
れをけん化することにより多孔性球状セルロース
粒子を製造する方法において、前記セルロース有
機酸エステル溶液にそれを水性媒体中に懸濁させ
る前に酸又はアルカリを添加し混合させておくこ
とを要旨とするものである。 本発明に用いるセルロース有機酸エステルは特
に限定されないが、例えば、リンター、ウツドバ
ルブ、結晶性セルロース等をアシル化して得られ
る酢酸セルロース(通常酢化度45〜62.5%)、酢
酸酪酸セルロース(通常アシル化度50〜70%)、
酪酸セルロース(通常酪化度50〜70.5%)、酢酸
プロピオン酸セルロース(通常アシル化度48〜65
%)を使用することができる。 本発明において使用しうるセルロース有機酸エ
ステルの溶媒は、該セルロース有機酸エステルを
均一に溶解し得るものであれば良く、たとえば二
塩化メタン、三塩化メタン、四塩化炭素、四塩化
エタン、三塩化エタン、三塩化エチレン、四塩化
エチレン等の1種又は2種以上の混合物のような
塩素化炭化水素溶媒又はこれらを主成分として他
の有機溶媒たとえばメタノール、エタノール、ア
セトン、ニトロメタン等の少なくとも一種を添加
した混合溶媒をあげることができる。 本発明方法における酸又はアルカリの添加は、
セルロース有機酸エステルを前記溶媒に溶解後の
溶液に行つても、溶解中もしは溶解前の溶媒に行
つてもよいが、再現性等の面からはセルロース有
機酸エステルを溶解後の溶液に行うのが好まし
い。 本発明に用いうる酸としては、塩酸、臭化水素
酸、弗酸、硫酸、硝酸、りん酸、亜硫酸、及びス
ルホン酸例えばパラトルエンスルホン酸を例示す
ることができる。好ましいものは無機酸である。 本発明に用いうるアルカリとしては、アルカリ
金属又はアルカリ土類金属の水酸化物及びアルコ
ラートが例示できる。 前記酸又はアルカリは水、有機溶媒又は両者の
混合溶媒の溶液としては、又は無溶媒の形で用い
ることができる。酸又はアルカリの添加量は、純
分として、セルロース有機酸エステルに対して、
0.01〜15重量%、好ましくは0.05〜10重量%であ
る。 本発明における、セルロース有機酸エステル溶
液におけるセルロース有機酸エステル濃度は前記
溶媒に対するセルロース有機酸エステルの溶解度
の範囲内であれば良いが好ましくは溶媒100容量
部に対し1〜15重量部(容量部対重量部=:Kg
又はml:g)である。 本発明の方法においては、セルロース有機酸エ
ステル溶液に酸又はアルカリを添加した後0〜45
℃、好ましくは15〜40℃の液温において0.2〜30
時間、好ましくは0.5〜20時間撹拌混合後、該溶
液を水性媒体中に添加する。 水性媒体中には、液滴の分散、形状の保持等の
ためポリビニルアルコール、ゼラチン、CMC等
の分散剤もしくは界面活性剤(アニオン系、カチ
オン系、ノニオン系、両性及びポリマー型が使用
できる)又はこれらの両者を添加しておくことが
好ましい。分散剤の添加量は水に対して0.05〜10
重量%、界面活性剤の添加量は0.005〜1%が適
当である。また前記水性媒体中に、セルロース有
機酸エステル溶液に添加した酸又アルカリと当量
程度のアルカリ又は酸を添加しておくこともでき
る。 前記セルロース有機酸エステル溶液を水性媒体
中に添加して懸濁させ、液滴化し、ついで溶媒を
蒸発させるが、この時の温度は前記水性媒体の氷
点以上、好ましくは15℃以上で前記塩素化炭化水
素溶媒の沸点以下が適当である。ただし溶媒の蒸
発が進み、セルロース有機酸エステルが固化した
後では該溶媒の沸点以上に昇温してもよい。 以上のようにして得られるセルロース有機酸エ
ステルの球状粒子は、たとえば水、アルコール又
は両者の混合物中に分散して5〜40重量%濃度水
酸化ナトリウム水溶液を加え、室温〜50℃の温度
で撹拌することによりケン化して多孔性の球粒子
とすることができる。 本発明方法によれば蛋白質の脱塩における分離
能力のすぐれた多孔性セルロース球状粒子を得る
ことができる。また、本発明は添加する酸又はア
ルカリの量を変えることによつて排除限界分子量
及び多孔性を自由に変えることができるのも大き
な特徴である。すなわち分離する物質によつて使
い分けできるよう種々異なる排除限界分子量のゲ
ル過材を製造することも可能である。 本発明によつて得られる多孔性セルロース球状
粒子は、有効な細孔の容量が大きくかつ機械的強
度が大きいためにゲル過用のみならず、イオン
交換体やアフイニテイクロマト用の基材として使
用できるのはもちろんである。 以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明の範囲はこれによつて限定されるもの
ではない。 以下の例においては特にことわらない限り
「部」とは重量部のことを示し、「容量部」は重量
部に対し、l:Kg又はml:gに対応する量を示
す。 以下の例において得られたセルロース球状粒子
の性質は次のようにして求めたものである。 Kav:直径1.6cmのカラムに、水で膨潤したセ
ルロース球状粒子(以下ゲルということがある)
を高さ50cmにつめ、既知分子量のポリエチレング
リコール及び分子量200万のブルーデキストラン
を添加し、溶出液として水を使用し流速27ml/hr
でゲル過を行ない、溶出位置(ml)を示差屈折
計で求める。 Kavは次式で求められる: Kav=Ve−Vo/Vt−Vo ここに、Ve=ポリエチレングリコールの溶出
位置(ml);Vo=ゲルの保持容量であり、分子量
200万のブルーデキストランの溶出位置(ml)と
して求める;Vt=ゲルの全容量(ml)であり、
カラムの横断面積とゲル床の高さの積として求め
る。 排除限界分子量:種々の既知分子量のポリエチ
レングリコールを用いて、目的とするゲルのKav
を求め、該ポリエチレングリコールの分子量に対
してKavをプロツトし得られた曲線点のポリエチ
レングリコールの分子量として求める。 多孔性度:多孔性の目安として下記の数値を求
めた。 (分子量62のポリエチレングリコール
のVe)−Vo/Vt この値が大きい程多孔性大であるといえる。 実施例 1 酢酸セルロース(酢化度60〜61%;セラニーズ
社製;商品名=セルローズトリアセテート
KB175)160部を二塩化メタン2000容量部に溶解
し、15℃に保つて36重量%の塩酸2容量部を加え
10時間撹拌する。ついでこれを35℃に保たれた水
2700部、ポリビニルアルコール27部及びドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム2.7部からな水性
媒体中に添加する。しばらく撹拌をつづけた後液
上面の気相に窒素ガスを送気し、塩化メチレンを
蒸発させる。 二塩化メタンが全量蒸発したら、生成した粒子
(酢酸セルロースの粒子)を過水洗する。吸引
ロート上で充分吸引した湿つた粒子を75容量%の
含水メタノール1600容量部に加えて懸濁させ、50
℃で30分間撹拌後、30℃以下に冷却して20重量%
の水酸化ナトリウム水溶液398部を加え、20〜30
℃で1日撹拌しけん化する。このようにして得ら
れる系を酢酸で中和し、過してセルロース球状
粒子を得る。これを充分に水洗し分級して直径50
〜100ミクロンのものを取出し製品とする。 この製品について測定した種々のポリエチレン
グリコールの分子量に対するKavを、該分子量に
対してプロツトしたものを図1の曲線E1として
示す。この曲線E1より、この製品の排除限界分
子量は約2000であることがわかる。またこの曲線
E1より分子量2000以上の分子量の化合物と分子
量1000の化合物のKavに大きな差があること、即
ち溶出位置に大きな差があることがわかる。この
ことは両化合物を分離する性能がすぐれているこ
とすなわち蛋白質と低分子の塩とを分離するいわ
ゆる脱塩が性能よくおこなわれることを示してい
る。 またこの製品の多孔性度は0.47であつた。 参考例 1 実施例1の製品を用いて分子量17000のミオグ
ロビンと分子量58の食塩との分離を次の様にして
おこない、分離度Rを測定した。内径1.5cmのカ
ラムに高さ49mmにゲル(実施例1の製品)を充填
し、2mlの0.05Mギ酸アンモニウム水溶液に50mg
のミオグロビンと250mgの食塩を溶解して前記カ
ラムに添加し、0.05Mギ酸アンモニウムを溶出液
として28ml/hrの流速でゲル過をおこなつた。
溶出液は10mlずつフラクシヨンコレクターで分取
した。ミオグロビンは280nmの紫外吸収スペク
トルで、食塩は硝酸銀滴定法によるCl-の定量で
各各測定した。各フラクシヨンの溶質の量を溶出
液量に対してプロツトしたものを図2に示す。 この図より分離度Rは次のようにして求められ
る。 R=2(V2−V1)/W1+W2 ここに、V1とV2は各々溶質1(食塩)と溶質2
(ミオグロビン)の溶出量(ml)、W1,W2は各々
溶質1,2のピークのベースライン上での巾
(ml)である。 Rが大きい程分離性能がすぐれている。 これよりR=3.6である。 参考例 2 実施例1の製品につき水溶液中の牛血清アルブ
ミンと食塩の分離を次の様にしておこなつた。内
径2.6cmのカラムに高さ55.5cmにまでゲル過材
(実施例1の製品)をつめ、アルブミン濃度5%
(重量/容量)食塩濃度15%の水溶液80mlを添加
し、溶出液として水を使用して、流速95ml/hrで
ゲル過をおこなつた。溶出液は10mlずつフラク
シヨンコレクターで分取した。アルブミンは
280nmの紫外吸収スペクトルで、食塩はCl-を硝
酸銀適定法で定量した。各フラクシヨンの溶質の
量を溶出液量に対してプロツトしたものを図3に
示す。この図から判断して第11〜20フラクシヨン
の溶出液を集めた。集めた溶出液は100mlとなり、
アルブミン濃度3.9%、食塩濃度0.14%であつた。
アルブミン回収率は98%で食塩濃度は15%から
0.14%へと低下し、非常によく脱塩されているこ
とがわかる。 比較例 1 実施例1の方法において、酢酸セルロースの塩
化メチレン溶液に、塩酸を添加しない以外は同じ
方で製造したセルロース球状粒子の性能は次の様
であつた。 Kavとポリエチレングリコールの分子量との関
係を図1の曲線CE1に示す。排除限界分子:
1000。多孔性度:0.29。 この結果と実施例1の結果とを比較すれば、実
施例1の製品の方が、排除限界分子量が大きく、
多孔性に富み、E1とCE1における分子量2000
以上のKavと分子量200〜300のKavとの差の比較
から、分離性能がよいことが明らかである。 次に本比較例の製品をを用いて参考例1と同様
にしてミオグロビンと食塩の分離テストをおこな
つた。この結果を図4に示す。これよりR=2.0
である。これと参考例2のR(=3.6)とを比較す
れば本発明の製品の方が分離性能がよいことがわ
かる。 次に本比較例の製品を用いて参考例2と同様に
して牛血清アルブミンと食塩の分離を行なつた。
この結果を図5に示す。アルブミンと食塩の分離
がうまくいつていないことがわかる。この第11〜
20フラクシヨンの溶出液を集めたところアルブミ
ン回率は98%、食塩濃度5%であつた。これを参
考例の結果と比較すれば本発明の製品の方がはる
かに脱塩性能がよく分離性能がよいことがわか
る。 実施例 2 酢酸セルロースの塩化メチレン溶液に添加する
塩酸の量を変化させて実施例1と同様にして製造
したゲル粒子(多孔性セルロース球状粒子)の排
除限界分子量と多孔性度とを表1に示す。
【表】 表1より塩酸の添加量を変化させることによ
り、排除限界分子量と多孔性度を自由に変えるこ
とを出来ることが明らかである。 表1のNo.1のゲル粒子のKavと分子量の関係を
図1の曲線E2として示す。E2をCR1と比較
すれば本例のNo.1のゲル粒子の分離性能がすぐれ
ていることが明らかである。 実施例 3 硫酸を使用する以外は実施例1と同様にして製
造したセルロース粒子の性質を次の表2に示す。
【表】 表2のNo.1のゲル粒子のKavと分子量の関係を
図1の曲線E3として示す。表2より硫酸の添加
量を変化させることにより、排除限界分子量と多
孔性度を自由に変えうること、E3とCE1の比
較から本例No.1のゲル粒子の分離性能がすぐれて
いることが明らかである。 実施例 4 酢酸セルロースの二塩化メタン溶液へ、塩酸を
添加することに代えて40重量%水酸化ナトリウム
水溶液2容量部を酢酸セルロース溶液へ添加し、
水性媒体への添加迄の撹拌を30℃で20時間おこな
う以外は実施例1と同様にして得られたセルロー
ス粒子の排除限界分子量は2000、多孔性は0.38で
あつた。Kavと分子量との関係はほぼ図1の曲線
E1と同じであつた。 実施例 5 20重量%水酸化ナトリウム水溶液2容量部を使
用する以外は実施例4と同様にして製造したセル
ロース粒子の排除限界分子量は1500、多孔性は
0.36であつた。 実施例 6 酢酸セルロース(酢化度55%)100部を二塩化
メタン700容量部、アセトン300容量部の混合溶媒
に溶解し、18℃に保つて35重量%の塩酸1容量部
を加え、10時間撹拌する。ついで35℃に保たれた
水3000部及びゼラチン150部からなる水性媒体中
に添加する。しばらく撹拌をつづけた後液上面の
気相に窒素ガスを送気する。35℃で塩化メチレン
を除去し、ついで55℃に液温をあげアセトンの除
去をおこなう。生成した粒子を過水洗する。こ
の粒子を吸引ロート上で充分吸引し75容量%の含
水メタノール1000容量部に加えてけんだくさせ、
50℃で30分間撹拌後30℃以下に冷却して20重量%
の水酸化ナトリウム水溶液250部を加え20〜30℃
で1日撹拌し、けん化する。このようにして得ら
れる系を酢酸で中和し、過してセルロース球状
粒子を得る。これを充分に水洗し分級して直径50
〜100ミクロンのものを取出し製品とする。この
製品の性能は次の様であつた。 排除限界分子量は約2000。Kavと分子量の関係
は図1の曲線E1とほぼ同じであつた。多孔性は
0.47であつた。 実施例 7 酢酸酪酸セルロース(アセチル基13%、ブチル
基37%)160部を二塩化メタン1400容量部、メチ
ルエチルケトン600容量部の混合溶媒に溶解し、
15℃に保つて36重量%の塩酸2容量部を加え、10
時間撹拌する。ついで35℃に保たれた水2700部、
ポリビニルアルコール27部及びドデシルベンゼン
スルホン酸2.7部の水性媒体中に添加する。しば
らく撹拌をつづけた後液上面の気相に窒素ガスを
送気し、二塩化メタンを蒸発させる。ついで液温
を80℃にあげメチルエチルケトンの除去をおこな
い酢酸酪酸セルロースの球状粒子を得る。以後実
施例1と同様にして球状セルロースを得る。この
粒子の性質は次のようであつた。 排除限界分子量:2000。Kavと分子量の関係は
図1の曲線E1とほぼ同様であつた。 多孔性度は0.47であつた。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明方法及び従来法で得られたセルロ
ース球状粒子のKavを、用いたポリエチレングリ
コールの分子量に対してプロツトしたものであ
る。図2,3は本発明方法で得られたセルロース
球状粒子を用いてそれぞれミオグロビン(図中の
A)と食塩(図中のB)と、及び牛血清アルブミ
ン(図中のC)と食塩(図中のD)ととを分離し
た例の結果を示す分画図、図4,5は従来法で得
られたセルロース球状粒子を用いて、それぞれ、
ミオグロビン(図中のA′)と食塩(図中のB′)
と、及び牛血清アルブミン(図中のC′)と食塩
(図中のD′)とを分離した例の結果を示す分画図
である。図2〜5において、OD280は280nmの紫
外吸収スペクトル(吸光度)を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩素化炭化水素を主とする溶媒に溶解された
    セルロース有機酸エステル溶液を水性媒体中に懸
    濁させて前記溶液の液滴を形成し、前記液滴中の
    塩素化炭化水素溶媒を蒸発させてセルロース有機
    酸エステル球状粒子を形成し、ついでこれをけん
    化することにより多孔性球状セルロース粒子を製
    造する方法において、前記セルロース有機酸エス
    テル溶液にそれを水性媒体中に懸濁させる前に酸
    又はアルカリを添加し混合させておくことを特徴
    とする多孔性球状セルロース粒子の製造方法。 2 第1項記載の方法において、前記セルロース
    有機酸エステルが酢酸セルロース、酢酸酪酸セル
    ロース、酪酸セルロース、プロピオン酸セルロー
    ス、酢酸プロピオン酸セルロースの内から選ばれ
    た少なくとも1種であることを特徴とする前記方
    法。 3 第1又は第2項記載の方法において、前記セ
    ルロース有機酸エステルの塩素化炭化水素を主と
    する溶媒の溶液における、前記懸濁前の濃度が1
    〜15重量%であることを特徴とする前記方法。 4 第1ないし第3項のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記塩素化炭化水素を主とする溶媒が二
    塩化メタン、三塩化メタン、四塩化炭化素、三塩
    化エタン、四塩化エタン、三塩化エチレン、四塩
    化エチレンから選ばれる少なくとも1種を主とす
    る溶媒であることを特徴とする前記方法。 5 第4項記載の方法において、前記塩素化炭化
    水素を主とする溶媒が前記塩素化炭化水素を主成
    分としてメタノール酸、エタノール、アセトン及
    びニトロメタンの内の少なくとも一種を添加した
    混合溶媒であることを特徴とする前記方法。 6 第1ないし第5項のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記酸又はアルカリの内、酸を用いるこ
    とを特徴とする前記方法。 7 第6項記載の方法において、前記酸が無機酸
    であることを特徴とする前記方法。 8 第7項記載の方法において、前記無機酸が塩
    酸、臭化水素酸、弗酸、硫酸、亜硫酸、りん酸及
    び硝酸の内から選ばれた少なくとも1種であるこ
    とを特徴とする前記方法。 9 第6項記載の方法において、前記酸がスルホ
    ン酸であることを特徴とする前記方法。 10 第1ないし第5項のいずれかに記載の方法
    において、前記酸又はアルカリの内、アルカリを
    用いることを特徴とする前記方法。 11 第10項記載の方法において、前記アルカ
    リがアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化
    物であることを特徴とする前記方法。 12 第1ないし第11項のいずれかに記載の方
    法において、前記酸又はアルカリの添加量が前記
    セルロース有機酸エステルに対し0.01〜15重量%
    であることを特徴とする前記方法。 13 第12項記載の方法において、前記酸又は
    アリカリの添加量が前記セルロース有機酸エステ
    ルに対し0.05〜10重量%であることを特徴とする
    前記方法。 14 第1ないし第13項のいずれかに記載の方
    法において、前記セルロース有機酸エステル溶液
    に酸又はアルカリを添加し混合しておく方法が、
    前記塩素化炭化水素溶媒にセルロース有機酸エス
    テルを溶解後酸又はアルカリを添加し混合するこ
    とであることを特徴とする前記方法。 15 第14項記載の方法において、前記セルロ
    ース有機酸エステルの溶液に酸又はエステルを溶
    解した後0〜45℃の液温に0.2〜30時間撹拌混合
    後、該溶液を水性媒体中に添加し懸濁することを
    特徴とする前記方法。
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