JPS6079044A - 匂物質含有酢酸セルロ−ス多孔性成形体 - Google Patents

匂物質含有酢酸セルロ−ス多孔性成形体

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JPS6079044A
JPS6079044A JP58187418A JP18741883A JPS6079044A JP S6079044 A JPS6079044 A JP S6079044A JP 58187418 A JP58187418 A JP 58187418A JP 18741883 A JP18741883 A JP 18741883A JP S6079044 A JPS6079044 A JP S6079044A
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cellulose acetate
molding
odorous material
porous
odorants
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JP58187418A
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Shigeyuki Takahashi
重之 高橋
Manabu Uchida
学 内田
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L1/00—Compositions of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
    • C08L1/08—Cellulose derivatives
    • C08L1/10—Esters of organic acids, i.e. acylates
    • C08L1/12—Cellulose acetate
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
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    • A—HUMAN NECESSITIES
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香剤、揮散性防虫剤等の匂物質を単独もしく
は二種以上混合して酢酸セルロースを主体とする多孔性
成形体に吸着含浸させてなる匂物質含有成形体に関する
。
香料あるいは揮散性防虫剤等の匂物質を少址ずつ長時間
に亘って安定的に揮散させる方法は匂袋、練シ香などに
見られるようにかなり昔から考案されている。
また、最近匂物質を吸着性多孔質粉末に吸着せしめた後
、ガス透過性プラスチック中に分散せしめペレット化し
た後、成型加工することにより芳香性を有するプラスチ
ック製品を得る方法（特公昭４５−６２８３）、また揮
散性薬剤を分子間結合力の強いポリマー部と分子間結合
力の弱いポリマー部とをブロック状に持つ熱可塑性エラ
ストマーに含有せしめる方法（特開昭５６−１１５３７
７）等が提案されている。
しかし匂袋、練り香などの場合や上記の方法では香料な
どの保有量が数チル十数チと少ない上に匂いの持続時間
が短かく、又匂いも弱いという欠点がある。
またプラスチック製品に芳香性を与える場合、プラスチ
ックと芳香剤（香料）とは、一般的に相溶性が劣ること
、またペレット化後、成型加工する際に揮発しやすい等
の理由から、プラスチックへの芳香剤混合量や芳香剤の
種類が制約される。又揮散しやすい芳香剤の使用は困雌
であるという欠点がある。
揮散性薬剤を吸着し、揮散させる担体として分子間結合
力の強いポリマー部と分子間結合力の弱いポリマー部を
ブロック状に持つ熱可塑性エラストマーの場合、使用す
る揮散性薬剤ならびにその希釈剤は分子間結合力の弱い
ポリマー部分に親和包含され、分子間結合力の強いポリ
マー部には親和性の少ないものを選択しなければならな
いという制約がある。
匂物質を吸着し、吸着した匂物質を揮散させる物質（担
体）としての要件は第一に匂物質と担体とは化学的に不
活性であること、第二に匂物質を充分吸着すること、第
三に匂物質を吸着径外形が殆んど変わらぬこと、第四に
匂物質を揮散する場合適度に揮散し且っ揮散成分が経時
的にあまシ変わらぬこと、などが挙げられる。
担体が成形体の場合、上記第三の要件である外形が殆ん
ど変らないことは商品設計上特に重要である。
本発明者は棟々検討した結果、気孔率が３０係以上の酢
酸セルロースを主体とする多孔性成形体が成形物の外形
を殆んど変えることなく匂物質を充分、吸着し、さらに
吸着した匂物質を長時間に亘って継続的且つ安定して揮
散する性能があることを見い出し本発明に到達したので
ある。
即ち、本発明は匂物質を気孔率が３０９６以上の酢酸セ
ル日−スを主体とする多孔性成形体へ含有せしめてなる
ことを特徴とする匂物質含有酢酸セルロース多孔性成形
体を提供するものである。
本発明に使用される酢酸セルロースとしては、水酸基と
酢酸エステル基を有している酢化度４４〜６０係のもの
が好ましく、更に好ましくは５０〜５６チのものである
。このことは酢酸セルロースが巾広い匂物質を吸着する
こと、そして匂物質を吸着した後揮散する場合、複数の
匂物質混合系のときでも揮散直後の揮散成分が経時的に
継続されるという本発明の優れた性能と関連していると
考えられる。
また匂物質、該匂物質の希釈剤に対応した酢化度の酢酸
セルロース多孔性成形体を選択することによシ匂物質吸
着後の該成形体の変形な最小限にすることも可能である
。
本発明に用いる酢酸セルロース多孔性成形体の気孔率は
３０係以上であるが、好ましくは５０チ以上である。気
孔率の大きい酢酸セルロース多孔性成形体はど匂物質を
より多く吸着するので有利である。
吸着量が多いことは吸着時間をコントロールすることな
どの方法を採用することにより所望の吸着量が獲得出来
ること、また揮散速度は匂物質を吸着した酢酸セルロー
ス多孔性成形体を容器に入れ、容器の開放度を選択する
ことにより制御できるという利点がある。
酢酸セルロース多孔性成形体の形状としては、酢酸セル
ロースを主体とする発泡成形体、酢酸セルロース繊維の
束を一定間隔に切った後、部分的に酢酸セルロースが溶
融する温度で融着させてなる成形体、酢酸セルロースを
酢酸セルロースの良溶剤に溶解した溶液を貧溶媒中へ滴
下もしくは流延した後、洗浄、乾燥して得られる球状１
円筒状もしくはフィルム状成形体、また仁れら成形体を
用いて任意の形に成形した成形体など種々の形状が挙げ
られる。又、本発明の趣旨から明らかなようにセルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテートプロピ
オネート等も本発明の酢酸セルロースに含まれる。
本発明に用いる酢酸セルロースは必要に応じて可塑剤、
染料、顔料、帯電防止剤、酸化防止剤などを含むことが
出来る。
本発明において匂物質としては各種のものを用いること
が出来、例えば芳香剤、揮散性防虫剤、防菌剤、防カビ
剤などが挙げられる。これら匂物質は希釈剤で希釈して
用いることも可能である。
匂物質を酢酸セルロース多孔性成形体へ吸着させる方法
としては匂物質中へ酢酸セルロース多孔性成形体を５０
分間以上、好ましくは２時間以上浸漬する方法、または
匂物質を酢酸セルローづ多孔性成形体へふりかける方法
などの方法がある。
以下に実施例及び比較例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、これらの実施例によって本発明を限定
するものでない。
尚、気・孔率（資）は、メスシリンダーへ球状酢酸セル
ロースをＷ、、　ｆ　（Ｖ２ｍｌ＝Ｗｚ／比重）入れた
後、球状酢酸セルロースが完全に浸漬するように水をｗ
ｌｔ（ｖ１ｍ／）入れ、その時のメスシリンダーの目盛
（Ｖｏ　ｍｅ　）を読み、下記の式によ請求めたもので
ある。
実施例　１ 球径が４０１１１１気孔率が７８係の球状酢酸セルロー
ス多孔性成形体（酢化度＝ｓ４％）を０１ｔｒｕｓ系調
合香料中へ浸漬した。２４時間後の副台香料吸着量は球
状酢酸セルロース多孔性成形体重量の１６４優であった
。なお、吸着後の球状酢酸セルロース多孔性成形体の球
径の大きさは殆んど変わらなかった。該香料吸着球状酢
酸セルロース多孔性成形体を２５〜２９℃の穿囲気下に
全開放状態で放置した場合の経時的重量変化を第１図に
示した。
該成形体は一ケ月以上に亘って継続的に０１ｔｒｕｓ系
調合香料の匂いを揮散し、且つ匂いは揮散を開始した直
後と約−夕月後の匂いと殆んど変わらなかった。
実施例　２ 球径が３５ｍｍ、気孔率が６３俤の球状酢酸セルロース
多孔性成形体（酢化度：、４６％）を実施例１で用いた
調合香料中に浸漬し、実施例１と同条件に吸着させた。
香料吸着量は５７％であった。該香料吸着球状酢酸セル
ロース多孔性成形体を実施例１と同様に放置した場合の
経時的重量変化を第１図に示した。揮散性は実施例１と
ほぼ同じであった。
実施例　３ 実施例１で用いた球状酢酸セルロース多孔性成形体を用
いて作製した一辺が３５龍の立方体成形物（気孔率ニア
４％）を実施例１で使用した匂物質の中に浸漬した。浸
漬後２４時間後の匂物質の吸着量は成形物の重量に対し
１６０％であった。吸着後の成形物の形状は殆んど変わ
らず、且つ一ケ月以上に亘って継続的に匂いを揮散した
。
実施例　４ 実施例１で用いた球状酢酸セルロース多孔性成形体をロ
ーズ系調合香料に２４時間浸漬した時の匂物質の吸着量
は１５８係であった。吸着後の形状は殆んど変化がなか
った。−ケ月以上に亘り継続的にローズ系調合香料の匂
いを揮散した。又揮散を開始した直後の匂いと約−夕月
後の匂いと殆んど同じであった。
比較例　１ 東洋ｒ紙（株）製Ｆ紙＆５Ａを２ｍ×２備の大きさに切
り、実施例１で用いた０１ｔｒｕｓ系調合香料中へ浸漬
し２４時間後の吸着量を測定したところＦ紙重賦の９３
係であった。三枚を重ねた後２５〜２９℃のｙ囲気下に
全開放状態で放置した場合の経時的重量変化を第１図に
示した。約１０日間で匂いは極端に弱くなシ、約１５日
間で殆んど感じられなくなった。
比較例　２ エチレン−酢酸ビニル系共重合体（酢酸ビニル含量−８
モルチ）のはは球状の粒子（球径３．５１Ｊ！φ）を実
施例１で用いた０１ｔｒｕａ系調合香料中へ浸漬したと
ころ経時的に膨潤し２４時間後には約２．５倍の径にな
ってしまった。
【図面の簡単な説明】
第１図は実施例１．２及び比較例１で得られた匂物質含
有物の経時的な重量変化を示す図である。 出願人代理人　古　谷　官

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 匂物質を気孔率が３０係以上の酢酸セルロースを主体と
    する多孔性成形体へ含有せしめてなることを特徴とする
    匂物質含有酢酸セルロース多孔性成形体。
JP58187418A 1983-10-06 1983-10-06 匂物質含有酢酸セルロ−ス多孔性成形体 Pending JPS6079044A (ja)

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GB08505073A GB2171334B (en) 1983-10-06 1985-02-27 Cellulose acetate moulding containing an odoriferous substance
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DE19853508799 DE3508799A1 (de) 1983-10-06 1985-03-12 Poroeser celluloseacetat-formling
FR8505271A FR2579905B1 (ja) 1983-10-06 1985-04-05

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