JPH01311497A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH01311497A
JPH01311497A JP63139271A JP13927188A JPH01311497A JP H01311497 A JPH01311497 A JP H01311497A JP 63139271 A JP63139271 A JP 63139271A JP 13927188 A JP13927188 A JP 13927188A JP H01311497 A JPH01311497 A JP H01311497A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体記憶装置に係り、特に、MOSスタテ
ィックRAMあるいはバイポーラ−CMOSスタティッ
クRAMの高速、低消費電力化に好適な半導体記憶装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、バイポーラ−CMOSスタティックRAMでは、
例えばアイ・ニス・ニス・シー・シー・ダイジェスト・
オブ・テクニカル・ペーパーズ第212頁から第213
頁1986年2月(ISSCCDigest of T
echnical Papers、 p、 212−2
13;Feb、 1985)において論じられているよ
うに。
メモリセル内の記憶情報の読み出しは、メモリセルの記
憶情報に応じた読み出し電流をデータ線を通して負荷素
子に流し、これにより上記読み出し電流をデータ線対上
の差動電圧情報に変換し、バイポーラの差動センス回路
で上記差動電圧を検出することにより行なっている。ま
た、MOSスタティックRAMにおいてもメモリセル内
の読憶情報の読み出し方法は上記と同様である0例えば
同上文献の第204頁から第205頁における”A30
n  s   256K   Fu  1 1   C
MO8SRAM”と題する論文において論じられている
ように、メモリセルの記憶情報に応じた読み出し電流を
データ線を通して負荷素子に流しデータ線゛対上の差動
電圧に変換し、これをMOSFETより成る差動センス
回路により検出することにより、記憶情報の読み出しを
行なっている。上記2つの従来例では差動センス回路の
回路形式が異なっているだけである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、上記のようにメモリセルの読み出し
電流を一度、電圧に変換してから差動センス回路でセン
スしているために、十分な速度性能を達成することがで
きなかった。また、近年開発が盛んであるキャッシュメ
モリ等のシステ11LSIの中でのスタティックRAM
を考えると、データ長が例えば32ビツトと長く、この
場合には同時に動作する上記差動センス回路はデータ長
分必要であり消費電力が大きくなるという問題があった
本発明の第一の目的は、上記従技術の問題を解決する、
スタティックRAMの高速、かつ低消費電力のデータ読
み出し回路を提供することにある。
また上記従来技術では、上記のようにデータ線対上に生
じた差動電圧を差動型のセンス回路により検出している
ために、書き込み動作直後に書き込み情報と逆の情報を
読み出す場合には、データ線対が書き込み動作の高電位
差状態から読み出し動作の低電位差状態に回復し、さら
に上記従情報のためにデータ線対の電位が逆転するまで
情報を読み出すことができなかった。そのため、従来技
術においては、読み出し動作が連続した場合の読み出し
時間の高速化に伴い、書き込み動作直後の読み出し時間
がこれよりも遅れた場合には、メモリの実質上の読み出
し時間が書き込み動作直後の読み出し時間により規定さ
れてしまい、十分な速度性能を達成できないという問題
があった。
本発明の第2の目的は、上記従来技術の問題を解決する
、スタティックRAMの高速なデータ読み出し回路を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記第一の目的は、メモリセルの読み出し電流を一度電
圧に変換してから差動センス回路によりセンスするので
はなく、上記読み出し電流を一度電圧に変換することな
く直接電流でセンスすることにより、達成される。より
詳細には、本発明になる半導体記憶装置では、メモリセ
ルの読み出し電流を、データ線と共通データ線との間に
挿入した選択回路を介してデータ線から共通データ線に
流し、共通データに接続されたインピーダンス素子から
成る負荷回路に流す。これにより、メモリセルの記憶情
報に対応する上記読み出し電流は、上記負荷回路により
電圧情報となりセンスされ、上記第一の目的は達成され
る。
さらに上記第2の目的は、メモリセルへのデータの書き
込み時及び書き込み後、上記書き込み動作で高レベルを
書き込むデータ線のみで差動電圧情報によらずデータの
読み出しを行なうことにより、達成される。より詳細に
は、本発明になる半導体記憶装置は、書き込み時及び書
き込み後、上記書き込み動作で高レベルを書き込むデー
タ線を選択する回路、上記データ線に読み出されたメモ
リセルの情報をセンスする回路を含み構成される。
〔作用〕
上記、データ線と共通データとの間に挿入した第1の目
的のための選択回路はマルチプレクス回路として働き、
メモリセルアレイ内のあるワード線を選択した時に複数
のデータ線対に流れるメモリセル読み出し電流のうち必
要な一対を共通データ線に流す、共通データ線に接続さ
れたインピーダンス素子から成る負荷回路はセンス回路
として働き、上記の選択回路によりマルチプレクサされ
た読み出し電流を電圧信号に変換する。以上により、メ
モリセルの記憶情報に対応する読み出し電流を一度電圧
信号に変換することなくマルチプレクサ及びセンスする
ことができるため、高速にメモリセル内の情報を読み出
すことが可能となる。
また、上記動作に必要な電流はメモリセルの読み出し電
流だけであり、従来技術のような差動アンプの電流を必
要としないため低消費電力化を図ることができる。
また、書き込み動作時に高レベルを書き込むデータ線の
電位レベルは読み出し状態の電位レベルに等しく、従っ
て上記データ線は書き込み動作により影響を受けない。
従って、上記第2の目的を達成するための選択回路によ
り上記高レベル側のデータ線を選択し、読み出されたメ
モリセルの情報を上記センス回路によりセンスすること
により。
書き込み動作に影響されずデータを高速に読み出すこと
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1回は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2は本
願発明者等によって出願前に検討された回路の一例を示
す回路図である。まず始めに第2図により出願前検討回
路の構成及び動作を説明し、次に第1図により本発明の
詳細な説明する。
第2図において、N型MO5FET (以下NMO8と
略記する)Ml〜M4及び抵抗R1,R2で構成される
メモリセル1に記憶されている情報の読み出し動作によ
り、第2図の出願前検討回路の読み −出し動作を説明
する。
まず始めに、読み出し動作が連続する場合の読み出し動
作を説明する。今、例えば、NMOS 。
M2がオン、M4がオフし、情報を記憶している状態を
考える。アドレス情報に対し1図示していない行デコー
ダ回路が動作し、ワード線W I HW n w・・・
の中からワード線W1が高レベル(以下Hレベルと記す
)に選択され、さらに、列デコーダ回路の働きにより、
NMO5,M9.MIOからなるトランスファゲート7
の入力YlがHレベルとなりデータ線対D1,5τl 
Dnj Dn・・・の中がらDz。
Dlが選択されると、メモリセル1及び同一構成のメモ
リセル2,3.4・・・が構成するメモリセルアレイの
中から、上記ワード線とデータ線対の交点に位置するメ
モリセル1の情報が読み出される。
読み出し動作を詳細に説明すると、ワード線WlがHレ
ベルとなるとNMO8,Ml、M3がオンし、情報を記
憶しているNMO8,M2.M4がそれぞれオン、オフ
であるので、NMO8,M5゜−M6で構成されるデー
タ線負荷回路5に対し、M5側にだけMl、M2を通し
、読み出し電流iが流れる。負荷回路の等価抵抗をRと
すると、従って、データ線り工には石τよりもΔV=i
R低い差動電圧が現われ、トランスファゲート7を通し
て共通データ線CD i e C〒Tに上記差動電圧が
伝達される。トランスファゲート7及びNMO8゜Ml
l、Ml2から成るトランスファゲート8はマルチプレ
クサとして働き、そのゲート入力電圧Y1.Yrl、・
・・のうち1本をHレベル、残り全てを低レベル(以下
Lレベルと記す)とすることにより、データ線対群の中
から1対の差動電圧を共通データ線対CD 1.万Dz
に伝達する。データ線対り、、D、にもメモリセル3の
記憶情報により、NMO8,M7.M8で構成されるデ
ータ線負荷回路6の働きにより差動電圧が現われるが、
共通データ線対CD 11万耶了には伝達されない。
バイポーラトランジスタQl、Q2及び電流源Izで構
成され差動回路9は、上記コモンデータ線対の差動電圧
を検出(センス)し、差動電圧に応じ電流源11の電流
をコレクタ線CC9ετに流す0例えば共通データ線C
D tの電位がで吊子に対し30 m V低い電位であ
るとすると、コレクタ線CCにはCCに対し約5倍の電
流、すなわち電流源エエの電流のうち約17%がCCに
流れ、残り約83%がCCに流れる。
バイポーラトランジスタQ3.Q4、抵抗R3゜R4,
電流源I2.I3から成る回路は、コレクタ線の負荷回
路である。バイポーラトランジスタQ3.Q4及び電流
源I2.I3は入力インピーダンスと出力インピーダン
スの変換を行なうためのものであり、コレクタ線cc、
ccの振幅を小さく抑えて出力バスOB、OBに大きな
差動電圧を得ることができ、高速に動作させることが可
能となる。
以上のように出願前検討回路では、メモリセルの読み出
し電流iをデータ線負荷回路5,6の動作によりデータ
線対上の差動電圧に一度変換し、トランスファゲートに
よりこれをマルチプレクスして共通データ線に伝達し、
これを差動回路9で検出し再びコレクタ線cc、cc上
の差動電流に変換し、コレクタ線負荷回路で差S@圧に
変換し、かつ、増幅している。これにより、読み出し動
作が連続する場合の読み出し動作においては、データ線
の振幅を数十mVから数百mVと小さく設定し、微小電
圧を高速にセンスできる差動センス回路を用いることに
より高速にデータを読み出すことができる。
次に、書き込み動作直後にデータを読み出す場合の読み
出し動作を説明する。今、第2図において、ワード線W
n及びデータ線対Di、Dlをトランスファゲート7に
より選択し、NMO3,M2S。
M2Sより成る書き込みドライバ回路27により、メモ
リセル2にデータ線Dr側がLレベルとなるような情報
を書き込み、その後、ワード線Wnを非選択、Wlを選
択しデータ線DI側がLレベルとなる上記メモリセル2
に−Ht!:;キ込んだ情報と逆の情報をメモリセル1
から読み出す場合を考える。
まず上記情報をメモリセル2に書き込むためには、書き
込みドライバ回路11のNMOS 、 M2S。
M2Sのゲート端子にそれぞれLレベル、Hレベルの書
き込みデータWDz、WDzを入力し、NMO8。
M45 、M46をそれぞれオフ、オンとする。これに
より共通データ線て不可及びデータ線対上は接地電位に
近いLレベルに引き下げられ、メモリセル2にDi側が
Lレベルとなるような情報が書き込まれる。共通データ
線CDI及びデータRQ D tは上記書き込みにより
Hレベルとなり、その電位は読み出し状態のHレベルと
同じ電位である。
次に書き込み動作が終了すると、書き込みデータW D
 x 、 W D zは両方ともLレベルとなり、NM
O5。
M2S、M2Sは両方ともオフし、Lレベルに下がって
いたデータ線Dlの電位はデータ線負荷回路5の働きに
より読み出し状態のLレベルに向かって、書き込み状態
のLレベルから回復し始める。
この回復動作の途中にメモリセル1から上記書き込みデ
ータと逆の情報を読み出すと、上記回復動作が完了し、
さらに従情報のためにデータ線対り工、D工の電位が逆
転するまでメモリセル1の情報を読み出すことができな
い、このため、上記の場合には、書き込み動作直後の読
み出し時間が、読み出し動作が連続した場合の読み出し
時間より大きくなり、メモリの実質上の読み出し時間が
書き込み動作直後の読み出し時間により規定され。
大きくなってしまう0以上のように出願前検討回路では
、差動センス回路によりメモリセルの情報を検出してい
るために、書き込み動作直後の読み出し時間を高速にす
るためには、書き込み状態から読み出し状態へのデータ
線の回復を高速にする必要がある。
次に第1図の実施例により、出願前検討回路と対比して
、本発明の回路の構成及び動作を説明する。第1図の回
路において、メモリセル1,2゜3.4.ワード線W、
、Wn、データ線D1t DllDn、D、及び負荷回
路10は第2図の従来例の回路と同様な動作をするので
詳細な説明は省略する。
第1図において、P型MASFET (以下PMO8と
略記する)、M17.M2SあるいはM2O。
M2Oで構成される回路はトランスファゲートであり、
第2図の出願前検討回路のトランスファゲート7.8と
類似の機能を果たす。すなわち、デコーダ出力信号Yl
あるいはY、がLレベルで選択され、かつ、書き込み信
号WEがLレベルで読み出し状態の時にのみ上記PMO
8,M17.M18あるいはM2O,M2Oがオンし、
データ線Dt。
訂あるいはDn、D、に現われた情報を共通データ#&
CD a 、 CD aに伝達する。ここで、第2図の
出願前検討回路ではメモリセルの読み出し電流iをデー
タ線負荷回路に流し生じた差動電圧を共通データ線に伝
達するのに対し、本発明になる第1図の回路では、メモ
リセルの読み出し電流i自体を伝達する。本発明になる
読み出し回路では、上記の如くデータ線負荷回路で電流
を電圧に変換する必要がなく、高速にメモリセル内の情
報を読み出すことができる。
PMO3,M21.M22あるいはM2S。
M24はデータ線負荷回路であり、データ線対(列)が
非選択の時及び書き込みの時にオンし、データ線の電位
をプルアップするよう働く。上記PMO5M21〜M2
417)ソーX電位を共通データ線負荷回路10のバイ
ポーラトランジスタQ3゜Q4のベースバイアス電圧V
Bよりダイオード15.16によりその順方向バイアス
電圧VaEだけ低くしているのは、データ線対(列)が
非選択から選択に切り換わった際に、データ線レベルが
大幅に変わり読み出し時間に遅延を生じないようにする
ためである。PMO5,M21〜M24及びダイオード
15.16の代わりにバイポーラトランジスタを用い、
書き込み時に上記バイポーラトランジスタのベース電位
を低くし、読み出し時に上記ベース電位をVccとする
構成としてももちろん構わない。上記PMO8M21〜
M24のソース電位を電源電圧Vccとしても読み出し
回路としては正常に動作するので、上記遅延時間が問題
とならない時間であれば、レイアウトの容易性からダイ
オード15.16をとり、上記ソース電位をVccとし
てももちろん構わない、インバータ回路13,14は、
上記PMO8,M21〜M24の上記回路動作のために
、PMO8,M17〜M20のゲート電圧と逆相の信号
をM21〜M24のゲート端子に印加するためのもので
ある。
上記PMO8,M17〜M24の上記動作により、読み
出し時には、選択されたメモリセルの読み出し電流iは
マルチプレクスされ共通データ線CD s 、 CD 
aに流れる。回路10は、第2図の出願前検出回路では
コレクタ線の負荷回路として働くのに対し、第1図の本
発明の回路では共通データ線の負荷回路として同様な動
作をし、出力バスOB、OBに高速に差動センス電圧信
号を出力する。第2図の出願前検討回路では、差動回路
9のコレクタ電流を差動電圧に変換するのに対し、第1
図の本発明になる回路ではメモリセルの読み出し電流を
直接、差動電圧に変換する。電圧源I2゜工3は、共通
データ線CD a 、 CD aに流れるメモリセルの
読み出し電流(i又は零)に一定のバイアス電流を付加
し、読み出し情報が0″か1′″かにより負荷回路10
に入力される電流差を少なくし、共通データ線の電位変
化を小さくすることにより、読み出し動作を高速にする
ためのものである。消費電力を小さくする観点からは、
上記電流源I2.I3はなくても構わない、バイポーラ
トランジスタQ3.Q4のベースバイアス電圧VBは、
上記バイポーラトランジスタが飽和し動作速度が低下し
ない電位であればよく、VBを低くするとデータ線の電
位レベルが低くなるので。
第1図の実施例の高抵抗負荷型のXメモリセル1の場合
には、メモリセルの耐α線強度に影響を与えない程度に
扁く設定することが望ましい。
NMO8,M13.M14あるいはM2S。
M16から成るトランスファゲート回路11゜12は、
書きみ込み用のトランスファゲートであり、共通データ
線CDz、CDzの一方をLレベル、他方をHレベルと
し、上記トランスファゲートを列選択信号YLあるいは
Ynによりオンとすることにより、行選択信号Wz、W
−及び列選択信号Y工。
Ynで選択されたメモリセルに情報を書き込む。
第1図の実施例では列選択信号Yz、Ynをトランスフ
アゲート11.12に入力しているが、書き込み信号と
列選択信号の論理をとった信号を入力し、書き込みの時
にのみ上記トランスファーゲートをオンとする構成とし
てももちろん構わない。
以上、本実施例によれば、メモリセルの読み出し電流を
一度電圧に変換してから差動回路によりセンスするので
はなく、上記メモリセルの読み出し電流を直接マルチプ
レクスしセンスすることが可能となり、低消費電力で高
速にメモリセル内の記憶情報を読み出すことができる効
果がある。実験によれば、第2図の出願前検討回路の差
動回路9の電流源工1を必要としないため、従来例に比
べ消費電力を約1/2〜115に低減できる効果があっ
た。
第3図は本発明の他の実施例を示す回路図であり、上記
第1図の実施例の回路をMOSFETだけで構成し1本
発明をMOSスタティックRAMに適用した実施例を示
す回路図である6本発明はメモリセルの読み出し電流に
より、メモリセル内の記憶情報を読み出すタイプのメモ
リ装置に適用が可能である。第3図の回路において、M
OSFETM25〜M30で構成される完全6MO8型
のメモリセル17−20.ワード線Wx+Wn+データ
MO3FIETM 17〜M20.書き込み用トランス
ファゲート11.12及び共通データ線負荷回路21は
、第1図の実施例の回路と同様な動作をするので詳細な
説明は省略する。
第3図に実施例においても、第1図は実施例と同様に、
メモリセル17内のNMOS M 26及びPMO8M
30がオン、NMO827及びPMO329がオフであ
ると行選択信号によりワード線W+がHレベルとなると
、メモリセル読み出し電流iがデータ線DIを流れ、読
み出し用トランスファMOSFETM 17〜M20の
動作によりマルチブレクスされ、共通データ線対CD 
a 、 CD sのうちCDaの方に流れる。共通デー
タ線負荷回路21は、上記共通データ線対に流れる読み
出し電流を差動電圧に変換し、出力バス013.OBに
センス信号を出力する。上記共通データ線負荷回路21
では、第1図の回路のバイポーラトランジスタQ3.Q
4の代わりにNMOS、M2S、M2S、抵抗R3゜R
4の代わりにPMO8,M37.M2Sによりデータ線
負荷回路を構成している。PMO3゜M37.M2Sの
部分は抵抗性の素子であればよく、もちろん抵抗素子で
もよい、電流源I2゜I3は第1図の実施例と同じ働き
をし、あってもなくても良い、NMO8,M2S、M2
Sは第1図の実施例のバイポーラトランジスタQ3.Q
4の代わりをするもであり、出力バスOB、OBに大き
な差動電圧を得ながら、かつ、共通データ線の電圧振幅
を小さくし高速に動作させるためには、そのゲート幅W
を長いものとし、コンダクタンスを大きく設定する必要
がある。NMO8,M2S。
M2Sのゲートバイアス電圧Vaは、例えば電源電圧V
ccを印加することにより、データ線の電位レベルはN
MO3の闘電圧VTI(だけ低いVcc−VTHとなる
。出力バスOB、■に上記Vr++より大きな出力信号
を得るためには、上記VaをVccより低い電位に設定
する必要がある。
NMO8,M31〜M34は、データ線負荷回路であり
、第1図の実施例のPMO8,M21〜M24と同じ働
きをし、データ線対(列)が非選択の時及び書き込み時
にオンし、データ線の電位をプルアップするよう働く。
第1図のPMO8負荷に対し、第3図の実施例でNMO
3負荷としたのは、第1図の実施例と同様にデータ線対
(列)の選択時と非選択的のレベル差を小さくするため
のものであり、ゲート入力電圧のHレベルを上記Vaと
することにより、データ線の電位レベルは選択時、非選
択時ともほぼVa −VTRとなる。
VaがVccと異なる電位である場合には、第1図のデ
ータ線負荷回路と同様な構成とし、ダイオード15.1
6の代わりに、ドレイン、ゲートをVB、’/−スをP
MO8M21〜M24(7)”/−スに接続したNMO
8とする構成としてもよい。
第3図の実施例の回路では、4つのNMOS 。
M25〜M28及び2つのPMO5M29.M2Oで構
成された完全CM OS型のメモリセルを用いた場合の
実施例を示したが、もちろん第1図の実施例の高抵抗負
荷型のメモリセル1〜4を用いてもよいことは言うまで
もない。逆に第1図の実施例の回路で完全0MO8型の
メモリセルを用いてももちろん構わない。完全0MO8
型のメモリセルの場合には、高抵抗負荷型のメモリセル
に比して占有面積が大きい不利点があるが、データ線電
位を低く設定してもメモリセルの耐α線強度が低下しに
くい利点がある。
以上、本実施例によればMOSスタティックRAMにお
いても、メモリセルの読み出し電流を一度電圧に変換し
てから差動回路によりセンスするのではなく、上記メモ
リセルの読み出し電流を直接マルチプレクスしセンスす
ることが可能となり、低消費電力で高速にメモリセル内
の記憶情報を読み出すことができる効果がある。
第4図は本発明の他のもう一つの実施例を示す回路図で
あり、第1図あるいは第3図の実施例の読み出し用トラ
ンスファMOSFET及びデータ線負荷回路の他の実施
例を示したものである。PMO8゜Ml7.Ml8はデ
ータ線対DI、石τと共通データ線対CD s、 CD
 sとの間に挿入された読み出し用トランスファMO8
FETであり、第1図あるいは第3図の実施例と同様に
列が選択され(YzがLレベル)、読み出し状態(WE
がLレベル)の時にメモリセルの読み出し電流を共通デ
ータ線に流す。PMO8,M39.M2Oはデータ線負
荷回路であり、第1図あるいは第3図の実施例のデータ
線負荷回路と同様な働きをする。第4図の実施例の回路
では、第1図あるいは第3図の実施例の回路と異なり、
データ線負荷回路のMO5I7E’r。
M39.M2Oのゲート端子に制御信号ではなく一定電
圧(接地電位)を与えている点が異なる。
第4図の実施例の回路ではPMO8,M39゜M2Oの
ソースバイアス電圧Vsを読み出し時のデータ線の電位
レベルより低い電位に設定することにより、データの読
み出し時には、第1図あるいは第3図の実施例の電流源
I2.I3の働きをさせることができ、また、非選択的
及びデータの書き込み時にはデータ線の負荷回路として
動作する。従って、第4図の実施例の回路により、回路
を簡単化できる効果がある。
第5図は本発明の他のもう一つの実施例を示す回路図で
あり、第1図あるいは第3図の実施例の読み出し用トラ
ンスファMO5FET及びデータ線負荷回路の他のもう
一つの実施例を示したものである。
バイポーラトランジスタQ5.Q6はデータ線対Dr、
Dtと共通データ線対CDa、CDaとの間に挿入され
、第1図あるいは第3図の実施例のトランスファMOS
FET、 Ml 7. Ml 8の働きをするものであ
り、列が選択され(YzがHレベル)、かつ、読み出し
状態(WEがHレベル)の時にメモリセルの読み出し電
流を共通データ線に流す。
PMO8,M39.M2Oはデータ線負荷回路であり、
第4図の実施例と同様に、そのソースバイアス電圧Vs
を読み出し時のデータ線の電位レベルより低い電位に設
定することにより、データの読み出し時には、第1図あ
るいは第3図の実施例の電流源I2.I3の働きをさせ
ることができ。
また、非選択時及びデータの書き込み時にはデータ線の
負荷回路として動作する。第5図の実施例の回路では、
バイポーラトランジスタQ5.Q6によりトランファゲ
ートを構成することにより、バイポーラトランジスタの
方がMOSFETよりコンダクタンスが大きいため、読
み出し時のデータ線の電圧振幅を小さくすることができ
、高速にデータを読み出すことができる効果がある。ま
た、書き込み状態から回復しデータを読み出す場合にも
、バイポーラトランジスタQ5あるいはQ6によりデー
タ線をプルアップするため、高速に書き込み状態から読
み出し状態にデータ線を回復できる効果がある。
第6図は本発明の他のもう一つの実施例を示す回路図で
あり、連想メモリ等に用いられる、読み出しデータと人
力データとの比較検索機能を付加した本発明の一実施例
の回路を示したものである。
第6図において、メモリセル17〜20は第1図の実施
例の高抵抗負荷型のメモリセル、あるいは第3図の実施
例の完全CMO3型のメモリセルのどちらでもよい。第
6図の回路において、メモリセル17〜20.ワード線
W l””Wn+データ線D I 、百1+ onl 
onl共通データ線CDz、 CDz*CD番、読み出
し用トランスファMO5FET、 M 17〜M20.
書き込み用トランスファゲート11゜12及び共通デー
タ線負荷回路26は、第1図の実施例の回路と同様な動
作をするので詳細な説明は省略する。
第6図の回路においてNMO8,M41〜M44は、非
選択時及びデータの書き込み時にデータ線の負荷回路と
して働く、上記動作をさせるためには、NMO5,M4
1〜M44のゲート電位からその闘電圧V丁H引いた電
位が、読み出し時のデータ線の電位レベルよりも低い電
位である必要がある。第6図の実施例の回路では、NM
O8M41〜M44のVTRがバイポーラトランジスタ
Q3のベース・エミッタ間バイアス電圧VBEよりも大
きいため、M41〜M44のゲートバイアス電圧をVa
とし、第6図のような回路構成としている。
もちろん、データ線負荷回路としては第1図、第4図〜
第5図の実施例のデータ線負荷回路のうちど才しを用い
ても構わない。
PMO3,M17〜M20は第1図あるいは第3図の実
施例の回路と同様に、メモリセルの読み出し電流を共通
データ線に流すトランスファMOSFETとして動作す
る。しかし、第1図あるいは第3図の実施例の回路では
、そのゲート端子に列選択信号N了IY11と書き込み
制御信号WEとの和信号を入力することにより、読み出
し用のマルチプレクサとして動作するが、第6図の実施
例の回路では、同図に示すように、列選択信号と書き込
み制御信号との積信号Y1・WEあるいはY。・WEと
被比較信号D i 、 −D iとを2人力NANDゲ
ート22〜25に入力し、その出力信号をトランスファ
MOSFET、 M 17〜M20のゲート端子に人力
することにより、共通データ線CD 4に被比較信号と
メモリセル内の記憶情報が一致か不一致かの信号を、メ
モリセルの読み出し電流の形で得ることができる。
今、メモリセル17が選択され、メモリセルの読み出し
電流iがデータ線D1に流れ、この情報が“0″である
とする。Diに比較検索データ110 #lを入力しD
iがLレベル、DiがHレベル。
読み出し選択信号がHレベルであるとすると、2人力N
ANDゲート22.23の出力は、それぞれHレベル、
Lレベルとなり、PMO8,M17゜M2Sはそれぞれ
オフ、オンであり、メモリセル読み出し電流iは共通デ
ータ線CD4に流れず、共通データ線負荷回路26の出
力、出力バスOBはHレベルとなり一致信号″1′″が
得られる。逆に、Diに比較検索データ111 F+を
入力すると、同様にして、2人力NANDゲート22.
23の出力はそれぞれLレベル、Hレベルとなり、PM
O3。
M17.M2Sはそれぞれオン、オフであり、メー モ
リセルの読み出し電流iは共通データ線CD Iに流れ
、共通データ線負荷回路叩6の出力、出力バスOBはL
レベルとなり不一致信号II O++が得られる。メモ
リセル内の記憶情報が逆の場合も同様であり、2人力N
ANDゲート22.23及びトランスファMO3FIE
T、 M 17 、 M 18 (7)働きニヨリ、比
較検索データとメモリセル内の情報が不一致のときにだ
け、メモリセル読み出し電流が共通データ線に流れ、不
一致信号レベルを出力バスOBに出力される。非選択の
列のPMO8,M19゜M2Oのゲート電圧はHレベル
となり、メモリセル電流は流れないことは言うまでもな
く、第6図の回路構成ではデータ比較機能とともに、マ
ルチプレクス機能を有することはioうまでもない。ま
た、比較検索データ長が多ビットの場合には、同様にし
て1列選択信号Y1.書き込み制御信号WE及び比較検
索データD n 、 D ++を2人力NANDに人力
し、その出力をトランスファMO8FETのゲートに入
力し、そのソースを共通データ線CD4に接続すること
により、多ビットのデータ比較検索ができることはio
うまでもない。また第6図の実施例では、共通データ線
及び出力バスを対として差動信号を得る構成としていな
いが、トランスD M OSをデータ線と共通データ線
の間にさらに一対設け、それぞれゲートに上記2人力N
ANDゲートの相補な信号を印加することにより、共通
データ線及び出力バスを対とし、差動信号を得る構成と
してももちろん構わない。
以上1本実施例によれば、連想メモリ等に用いられる読
み出しデータと入力データとの比較検索機能を簡単な回
路構成で実現することができ、かつ、第1図あるいは第
3図のデータの読み出しバスを変えることなく上記比較
検索機能を実現できるため、高速に読み出しデータと比
較検索データを比較できる効果がある。
次に第7図の実施例により、従来例と対比して、本発明
のもう一つの回路の構成及び動作を説明する。第7図の
回路において、メモリセル1,2゜3.4.ワード線W
 1 g W n Hデータ線Dll DllD、、 
Dτ及び書き込みドライバ回路27は第2図の従来例の
回路と同様な動作をするので詳細な説明は省略する。
第7図において、NMO8,Ml3.Ml4あるいはM
l5.Ml6で構成されるトランスファゲート回路11
.12は、第2図の従来例の回路トランスファゲート回
路7,8と類似の機能を果たす。第2図の従来例と異な
るのは、第2図のトランスファゲート回路7,8が読み
出し動作、書き込み動作両用のトランスファゲート回路
であるのに対し、第7図のトランスファゲート回路11
゜12は書き込み専用である。
第7図において、PMO8M17.Ml8あるいはMl
9.M2Oで構成される回路が読み出し用のトランスフ
ァゲートであり、以下のように動作する。まず、読み出
し動作が連続する場合の読み出し動作の場合には、2人
力NANDゲート22〜25のW D a 、 W D
 4の一方はHレベル他方はLレベルであり、列デコー
ダ出力信号Y1あるいはYnがHレベルで選択されると
、上記2人力NANDゲー1−のうち一つの出力だけが
Lレベルトナリ、PMO3,Ml7〜M20(7)うち
一つがオンとなり、以下のようにデータが読み出される
例えば、今、PMO3,Ml 7がオンし、第2図の従
来例の説明と同じメモリセル1の情報を読み出すとする
と、メモリセルの読み出し電流iがデータ線、PMO8
M17を通って共通データ線CDsに流れ、第2図の負
荷回路10の片側で構成される共通データ線CDaの負
荷回路26でセンスされ出力バスOBに読み出し情報が
得られる。
NMO8,M41〜M44はデータ線負荷回路であり、
第6図の実施例の場合ど同様に、データ線が非選択の時
及び書き込み時にオンし、データ線の電位をプルアップ
するよう働く。
次に書き込み直後の読み出し動作の場合には、以下の動
作により上記書き込み動作でト■レベルを書き込んだ方
のデータ線からデータを読み出すよう第7図の実施例の
回路は動作する。今、第2図の従来例の説明と同様に、
書き込みドライバ27により書き込みデータW D 1
. W D 2をそれぞれLレベルI(レベルとし、メ
モリセル2にデータ線D+がLレベル、Ds側が1■レ
ベルとなる情報を書き込み、その直後にメモリセル1の
上記と逆の情報を読み出す動作を考える。この場合には
、上記I]レベルを書き込んだデータ線I)1側により
メモリセル情報を読み出す。これは、2人力N A N
 Dゲート22〜25の一方の入力WDδ、WD4を書
き込みデータW D 1 、 W D 2に対応した信
号、すなわちWDa、WD4がそれぞれHレベル、Lレ
ベルとWDz、WDzと逆相の信号とすることにより行
なわれる。上記データ線対のどちら側かを選択する信号
W D a 、 W D 4は上記のように書き込みデ
ータWD1.WD2に対応した逆相の信号とするととも
に、W D L 、 W D zが読み出し時に両方と
もLレベルになるのに対し、上記読み出し動作時のため
に一方がHレベル、他方がLレベルとなるようにする必
要がある。具体的には、例えば、W D 1゜W D 
zがLレベル時のに書き込み動作を示す信号WEと書き
込みデータD t nの論理積信号WE・D 1nある
いはW E ’ D tnであるのに対し、W D 3
゜W D &をD I R! D 1 n信号とするこ
とにより上記動作を行なう。そのようなW D s〜W
 D を発生回路の一実施例を第8図に示す。第8図の
回路では、インバータ回路28.29によりそれぞれD
In信号を反転、非反転した信号WD3.WD4を発生
し、2人力NOR回路30.31により上記WD3.W
D4とWE倍信号合成したWDI、WD2信号を発生し
ている。
以上のようにして、第7図の実施例の回路では。
書き込み動作の影響を受けない側のデータ線によりメモ
リセルの記憶情報を読み出している。共通データ線負荷
回路26は、第2図の負荷回路10で説明したように入
力インピーダンスと出力インピーダンスを変換する作用
があり、データ線及び共通データ線の振幅を抑えながら
出力バスOBに大きな振幅の読み出し信号を得ることが
でき、高速に動作することができる。第2図の従来形の
回路では、共通データ線CD I 、万不可の微小電圧
をセンス回路9でセンスしているために、上記第7図の
実施例のように片側のデータ線信号だけで読み出しを行
なうためにはデータ線の振幅を大きくしなれればセンス
できず、十分な速度を達成できない。
第7図の実施例の回路では、上記のようにして出力バス
OBにメモリセルの記憶情報が読み出されるが、データ
線のうちどちら側のデータ線が読み出されているかによ
り出力バスOBの情報を反転あるいは非反転し出力デー
タとする必要がある。
第9図に上記動作を行なう回路の一実施例を示す。
第9図の回路は、よく知られたバイポーラトランジスタ
Q13及び電流源工5で構成されるエミッタフォロワ回
路及びバイポーラトランジスタQ7〜Q12.電流源I
4.抵抗R5,R6で構成される排他的論理和回路であ
る。上記エミッタフォロワ回路はレベルシフトのための
ものであり、バイポーラトランジスタQ13.Qllの
入力信号OB及びWO6によりQ7のコレクタにはその
排他的論理和信号、○B■W D 3が得られる。上記
人力信号W D 5の働きは、Hレベルの時に出力バス
信号OBを反転し、出力データ○B■WD6に出力し、
Lレベルの時に非反転のまま出力する。
従って上記WDaに、どちら側のデータ線が読まれてい
るかに対応する信号、すなわち第1図のW D 1ある
いはW D 2に対応する信号を入力することにより、
上記目的は達成され、OB■W D 3にはメモリセル
の読み出しデータを得ることができる。そのようなW 
D a信号発生回路の一実施例を第10図に示す、第7
の実施例のW D 1〜W04発生回路として第8図の
回路を用い、上記第9図の回路を排他的論理和回路を用
いたとすると、例えばD11=Hレベルの書き込みデー
タは、W D 1=Lレベル、W D z = Hレベ
ルであり1例えばデータ線Dt、DIがそれぞれHレベ
ル、Lレベルのデータとしてメモリセルに書き込まれる
。従って。
第7図の出力バスOBのデータは、データ線DI側によ
り読み出す場合には非反転、肩側により読み出した場合
には第9図の回路により反転し、出力データ信号oBQ
woaとする必要がある。
これには第10図のように、例えばDinと同相のW 
D s信号をPMO3M45.NMO5M46より成る
インバータ回路により反転しWO2とすればよい。第1
0図のPMO3,M2S、NMO8M46のソースにそ
れぞれ印加する電位V1.V2(V 1 > V 2 
)は、第9図のバイポーラトランジスタQllのベース
に印加する電圧であり、バイポーラトランジスタQll
で飽和動作しないよう設定するものである。第9図のバ
イポーラトランジスタQ8.Q12のベースに印加する
電圧V R1。
VI+2は参照電圧であり、それぞれOB倍信号峰5信
号の信号振幅内に設定する。
以上、本実施例によれば、メモリセルへのデータの書き
込み時及び書き込み後に、書き込みの影響を受けないデ
ータ線側からメモリセルに記憶されたデータを読み出す
ことが可能となり、データの書き込み直後にデータ線の
回復を待たずに高速にデータを読み出せる効果がある。
第11図は本発明の他のもう一つの実施例を示す回路図
であり、上記第7図の実施例の回路をM OS F [
’rだけで構成し、本発明をMOSスタテツイクRA、
Mに適用した実施例を示す回路図である。
第11図の回路において、MO5FETM 25〜M3
0で構成される完全CMO8型のメモリセル17〜20
、ワード線W 1 、 W 、、 、データ線Dt、D
z。
D、、’D、、共通データ線CD 2+で−’Dx、C
Ds読み出し用トランスファMO3F+’:TM 17
〜M20.2人力NANDゲート22〜25書き込み用
トランスファゲート11.,12及び共通データ線負荷
回路21は、第3図あるいは第7図の実施例の回路と同
様な動作をするのでも、詳細な動作説明は省略する。
第11図の実施例においても、第7図の実施例と同様に
、書き込みデータに対応するW D a 、 W D 
4信号、2人力NANDゲート22〜25.トランスフ
ァMOSFETM 17〜M20の働きにより、共通デ
ータ線CDaにメモリセルの読み出し電流iにより片側
のデータ線上の情報が読み出される。共通データ線負荷
回路21では、第7図の回路のバイポーラトランジスタ
Q3の代わりにNMOS 。
M2S、抵抗R3の代わりにPMO3,M37によりデ
ータ線負荷回路を構成している。PMO8M37の部分
は抵抗性の素子であればよく、もちろん抵抗素子でもよ
い。電流源r2は第7図の実施例と同じ働きをし、あっ
てもなくてもよい。
NMO8M35は第7図の実施例のバイポーラトランジ
スタQ3の代わりをするものであり、出力バスOBに大
きな差動電圧を得ながら、かつ、共通データ線の電圧振
幅を小さくし高速に動作させるだめには、そのゲート幅
Wを長いものとし、コンダクタンスを大きく設定する必
要がある。NMO3M35のゲートバイアス電圧VBは
、例えば電源電圧Vccを印加することにより、データ
線の電位レベルはNMO8の間型圧VTHだけ低いVc
c−VTHとなる。出力バスOB、]−に上記■ア□よ
り大きな出力信号を得るためには、上記Vaをvccよ
り低い電位に設定する必要がある。
NMO3M31〜M34はデータ線負荷回路であり、第
3図の実施例のNMO3M31〜M34と同じ働きをし
、データ線が非選択の時及び書き込み時にオンし、デー
タ線の電位をプルアップするよう働く。ゲート入力電圧
のHレベルを上記VBとすることにより、データ線の電
位レベルは選択時、非選択時ともほぼVa −VTll
となる。
VBがVccと異なる場合には、NMO8の代わりにP
MO8としそのソースにゲートとドレインを接続したN
MO8によりV cc −V THの電位を印加する構
成としてもよい。ただし、この場合にはPMO8のゲー
トには、インバータ等により2人力NAND22〜25
の出力と逆相の信号を印加する必要がある。
第11図の実施例の回路は、4つのNMO3゜M25〜
M28及び2つのPMO3M29.M2Oで構成される
完全CMO3型のメモリセルを用いた場合の実施例を示
したが、もちろん第7図の実施例の高抵抗負荷型のメモ
リセル1〜4を用いてもよいことはi゛うまでもない。
逆に第7図の実施例の回路で完全0MO8型のメモリセ
ルを用いてももちろん構わない。完全0MO8型のメモ
リセルの場合には、高抵抗負荷型のメモリセルに比して
占有面積が大きい不利点があるが、データ線電位を低く
設定してもメモリセルの耐α線強度が低下しにくい利点
がある。
以上、本実施例によればMOSスタティックRAMにお
いても、メモリセルへのデータの書き込み時及び書き込
み後に、書き込みの影響を受けないデータ線側からメモ
リセルに記憶されたデータを読み出すことが可能となり
、データの書き込み直後にデータ線の回復を待たずに高
速にデータを読み出せる効果がある。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、従来メモリセルの読み出し電流
を一度電圧に変換してから読み出しデータをマルチプレ
クスし差動回路によりセンスしていたのに対し、上記読
み出し電流を直接マルチプレクスしセンスすることがで
きるので、差動回路の電流がなく低消費電力で高速にメ
モリセル内の記憶情報を読み出すことができる効果があ
る。また連想メモリ等で用いられる比較検索機能に対し
ても、低消費電力で高速にメモリセル内の記憶情報と被
比較検索データとの比較検索できる効果がある。
また、本発明によれば、メモリセルへのデータの書き込
み時及び書き込み後、書き込み動作の影響を受けずに、
データ線の書き込みから読み出しへの回復を待たずに高
速にデータを読み出すことができるので、高速なスタテ
ィックRAMを実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は出願
前に検討された回路を示す回路図、第3図は本発明の他
の実施例を示す回路図、第4図乃至第7図はそれぞれ本
発明の他のもう一つの実施例を示す回路図、第8図は第
7図のW D 1〜W D i信号発生回路の一実施例
を示す回路図、第9図は第7図において出力データを得
るための排他的論理和回路の一実施例を示す回路図、第
10図は第9図のW D 5信号発生回路の一実施例を
示す回路図、第11図は本発明の他のもう一つの実施例
を示す回路図である。 1.2,3.4・・・高抵抗負荷型メモリセル、10゜
21.26・・・共通データ線負荷回路、17.18゜
19.20・・・完全CMO3型メモ型上モリセル〜2
5・・・比較用制御ゲート回路あるいは読み出し用制御
ゲート回路(2人力NAND)、CD 2+ CD z
・・・書き込み用共通データ線、CD3. CD3.C
D4・・・共通データ線、Dl、−D〒、 Dt5,6
7・・・データ線。 Dt、 Dt−H−比較データ、DIn・・・書き込み
データ、M17.M2S、M19.M2O・・・読み出
し用トランスファMOS+ン[ミT、M21〜M24.
M31〜M 34 、 M 39〜M44・・・データ
線負荷素子、Q5.Q6・・・読み出し用バイポーラト
ランジスタ、W D a + W D 4・・・読み出
し用制御信号、w 丁+:・・・書き拷 Zス 芽 4 rA 5)1      授 茅 5図 91[1 ・!つ/〜r−ρ ;え)qガし円 トヤシス7...
jQ5    ・′ζ工l〜びムヂ  5−々、七え灸
シ咋回二4尋 8図 W丙  WO2 = チ  ′θ 口 ヅI D、/X’:(と込タブーク 弄 ゾ 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、メモリセルアレイ、メモリセル内に記憶された情報
    をセンスする回路を含み構成される半導体記憶装置にお
    いて、該メモリセル内に記憶された情報の読み出しを、
    ベース(又はゲート)接地のトランジスタのエミッタ(
    又はソース)にメモリセルよりの読み出し電流を電圧に
    変換することなく供給し行なうことを特徴とする半導体
    記憶装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置におい
    て、該メモリセルの読み出し電流をマルチプレクスする
    回路は、トランスファMOSFETあるいはまたベース
    端子で制御されるバイポーラトランジスタを含みことを
    特徴とする半導体記憶装置。 3、メモリセルアレイ、メモリセル内に記憶された情報
    をセンスする回路を含み構成される半導体記憶装置にお
    いて、メモリセルへのデータの書き込み後にデータを読
    み出す場合には、該書き込み動作で高レベルを書き込む
    データ線側でデータの読み出しを行なうことを特徴とす
    る半導体記憶装置。 4、特許請求の範囲第3項記載の半導体記憶装置におい
    て、該メモリセル内に記憶された情報の読み出しを、ベ
    ース(又はゲート)接地のトランジスタのエミッタ(又
    はソース)にメモリセルよりの読み出し電流を電圧に変
    換することなく供給し行なうことを特徴とする半導体記
    憶装置。 5、特許請求の範囲第3項記載の半導体記憶装置におい
    て、該高レベルを書き込むデータ線側でデータの読み出
    しを行なつた後に、排他的論理和回路により選択された
    データ線の情報と該読み出しデータの排他的論理和をと
    り、出力データを得ることを特徴とする半導体記憶装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6028096A (ja) * 1983-07-27 1985-02-13 Hitachi Ltd スタテイツク型ram
JPS61278098A (ja) * 1985-06-03 1986-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> メモリ回路

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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