JPH087573A - 半導体記憶装置と、そのデータの読出および書込方法 - Google Patents

半導体記憶装置と、そのデータの読出および書込方法

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JPH087573A
JPH087573A JP6131714A JP13171494A JPH087573A JP H087573 A JPH087573 A JP H087573A JP 6131714 A JP6131714 A JP 6131714A JP 13171494 A JP13171494 A JP 13171494A JP H087573 A JPH087573 A JP H087573A
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JP
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memory cell
sense amplifier
bit line
data
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JP6131714A
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Kunihiko Kozaru
邦彦 小猿
Atsushi Oba
敦 大庭
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作電流が小さな半導体記憶装置と、そのデ
ータの読出および書込方法を提供する。 【構成】 ラッチ型センスアンプ28の相補の出力が確
定したことに応じて出力確定検出信号32を出力するN
ANDゲート31aを設ける。信号32によってスリー
ステートバッファ33を活性化させるとともに、選択状
態にあったワード線13aを非選択状態にする。スリー
ステートバッファ33において電源ライン50から接地
ライン51に貫通電流が流れるのを防止できる。また、
ワード線13aが選択状態になったことに応じてメモリ
セル14a,14bに流れるカラム電流Icを最小限に
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置と、そ
のデータの読出および書込方法に関し、特に、行および
列方向に配列された複数のメモリセルと、各メモリセル
行に対応して設けられたワード線と、各メモリセル列に
対応して設けられた相補のビット線対とを備えた半導体
記憶装置と、そのデータの読出および書込方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のスタティックランダムアク
セスメモリ(以下、SRAMと略記する。)の構成を示
すブロック図である。図8を参照して、このSRAM
は、ロウおよびカラム方向に配列された複数の(図8で
は簡単のため4つとする。)のメモリセル14a〜14
dと、各ロウに対応して設けられたワード線13a,1
3bと、各カラムに対応して設けられた相補のビット線
対15a,15b;16a,16bとを含む。
【0003】メモリセル14aは、図9に示すように、
ドライバトランジスタ61a,61b、アクセストラン
ジスタ62a,62b、負荷抵抗63a,63bおよび
記憶ノード64a,64bを含む。ドライバトランジス
タ61a,61bのドレインは記憶ノード64a,64
bに接続され、そのゲートは記憶ノード64b,64a
に接続され、そのソースは接地ライン51に接続されて
いる。アクセストランジスタ62a,62bのソースは
記憶ノード64a,64bに接続され、そのドレインは
ビット線15a,15bに接続され、そのゲートはワー
ド線13aに接続されている。負荷抵抗63a,63b
の一端は電源ライン50に接続され、その他端は記憶ノ
ード64a,64bに接続されている。他のメモリセル
14b〜14dも同様である。
【0004】また、このSRAMは、ロウアドレス信号
1に応じてワード線13a,13bを選択するロウアド
レスバッファ2およびロウアドレスデコーダ3と、カラ
ムアドレス信号5に応じてビット線対15a,15b;
16a,16bを選択するカラムアドレスバッファ6お
よびカラムアドレスデコーダ7と、アドレス信号1,5
の遷移に応じてビット線イコライズ信号9、ワード線活
性化信号10、センスアンプ活性化信号11およびラッ
チ信号12を発生するアドレス遷移検知回路4とを含
む。
【0005】また、このSRAMは、ビット線対15
a,15b;16a,16bの一端に設けられたビット
線負荷17a〜18bおよびイコライザ17c,18c
と、ビット線対15a,15b;16a,16bの他端
に設けられたカラム選択ゲート52とを含む。ビット線
負荷17a〜18bは、そのソースまたはドレインが電
源ライン50またはビット線15a〜16bに接続さ
れ、そのゲートが接地ライン51に接続されたPチャネ
ルMOSトランジスタで構成される。イコライザ17
c,18cは、そのソースまたはドレインがビット線対
15a,15b;16a,16b間に接続され、そのゲ
ートがアドレス遷移検知回路4からのビット線イコライ
ズ信号9を受けるPチャネルMOSトランジスタで構成
される。
【0006】カラム選択ゲート52は、ビット線対15
a,15bに対応して設けられたトランスファーゲート
19a,19bおよびインバータ19cと、ビット線対
16a,16bに対応して設けられたトランスファーゲ
ート20a,20bおよびインバータ20cとを含む。
トランスファーゲート19a〜20bは、その導通電極
同士が接続されたPチャネルMOSトランジスタおよび
NチャネルMOSトランジスタを含む。
【0007】トランスファーゲート19a,19bの一
方導通電極はそれぞれビット線15a,15bに接続さ
れ、その他方導通電極はそれぞれIO線21a,21b
に接続され、そのNチャネルMOSトランジスタ側のゲ
ートは共通接続されるとともにカラム選択線8aを介し
てカラムアドレスデコーダ7に接続されている。また、
トランスファーゲート19a,19bのNチャネルMO
Sトランジスタ側のゲートはインバータ19cを介して
そのPチャネルMOSトランジスタ側のゲートに接続さ
れている。ビット線対16a,16b側のトランスファ
ーゲート20a,20bおよびインバータ20cも同様
である。
【0008】また、このSRAMは、センス回路22、
出力バッファ24および出力ラッチ26を含む。センス
回路22は、図10に示すように、センスアンプ70お
よびスリーステートバッファ80を含む。センスアンプ
70は、カレントミラー回路を構成するPチャネルMO
Sトランジスタ71,72と、差動入力回路を構成する
NチャネルMOSトランジスタ73,74と、これらの
回路を活性化または非活性化させるNチャネルMOSト
ランジスタ75を含む。PチャネルMOSトランジスタ
71およびNチャネルMOSトランジスタ73,75は
電源ライン50と接地ライン51の間に直列接続されて
おり、PチャネルMOSトランジスタ72およびNチャ
ネルMOSトランジスタ74は電源ライン50とNチャ
ネルMOSトランジスタ75のドレインの間に直列接続
されている。PチャネルMOSトランジスタ71,72
のゲートは共通接続されるとともに、PチャネルMOS
トランジスタ71のドレインに接続されており、Nチャ
ネルMOSトランジスタ73,74のゲートはそれぞれ
IO線21a,21bに接続され、NチャネルMOSト
ランジスタ75のゲートはアドレス遷移検知回路4から
のセンスアンプ活性化信号11を受ける。PチャネルM
OSトランジスタ72とNチャネルMOSトランジスタ
74の接続ノードが出力ノード76となる。
【0009】スリーステートバッファ80は、図11に
示すように、電源ライン50と接地ライン51の間に直
列接続されたPチャネルMOSトランジスタ81,82
とNチャネルMOSトランジスタ83,84を含む。ト
ランジスタ84,81のゲートはそれぞれセンスアンプ
活性化信号11およびその相補信号/11を受け、トラ
ンジスタ82,83のゲートはともにセンスアンプ70
の出力ノード76に接続される。トランジスタ82,8
3の接続ノード85がこのスリーステートバッファ80
の出力ノードとなり、リードデータバス23に接続され
る。
【0010】また、出力ラッチ26は、図12に示すよ
うに、トランスファーゲート91およびインバータ92
〜95を含み、トランスファーゲート91はその導通電
極同士が接続されたNチャネルMOSトランジスタ91
aおよびPチャネルMOSトランジスタ91bを含む。
アドレス遷移検知回路4からのラッチ信号12はNチャ
ネルMOSトランジスタ91aのゲートに入力されると
ともに、インバータ92を介してPチャネルMOSトラ
ンジスタ91bのゲートに入力される。トランスファー
ゲート91の一方導通電極はリードデータバス23に接
続され、その他方導通電極はインバータ93,95を介
してその一方導通電極に接続される。また、インバータ
94は、インバータ93とトランスファーゲート91の
他方導通電極の間に接続される。
【0011】図13は図8〜図12で示したSRAMの
動作を示すタイムチャートである。以下、図8〜図13
を参照して、このSRAMの読出動作を説明する。
【0012】外部より入力されたロウアドレス信号1
は、この増幅信号および反転増幅信号を出力するための
ロウアドレスバッファ2へ与えられ、その出力はロウア
ドレスバッファ2から出力されるロウアドレス信号をデ
コードするためのロウアドレスデコーダ3へ与えられる
とともに、アドレス遷移検知回路4へ与えられる。
【0013】一方、外部より入力されたカラムアドレス
信号5は、この増幅信号および反転増幅信号を出力する
ためのカラムアドレスバッファ6へ与えられ、その出力
はカラムアドレスバッファ6から出力されるカラムアド
レス信号をデコーダするためのカラムアドレスデコーダ
7へ与えられるとともに、アドレス遷移検知回路4へ与
えられる。カラムアドレスデコーダ7はカラムアドレス
信号5に対応したカラム選択線8a,8bを選択する。
たとえばカラム選択線8aが選択された場合は、図13
(f)に示すように、カラム選択線8aが「H」レベル
に立上がり、応じてトランスファーゲート19a,19
bが導通状態になり、ビット線対15a,15bとIO
線対21a,21bが導通する。
【0014】アドレス遷移検知回路4は、ロウアドレス
およびカラムアドレスの遷移に対応してビット線イコラ
イズ信号9、ワード線活性化信号10、センスアンプ活
性化信号11およびラッチ信号12を発生する。これら
の信号9〜12のタイミングは、図13(a)〜(e)
に示されるとおりである。ロウアドレスおよびカラムア
ドレスの遷移に応じて、まずビット線イコライズ信号9
が「L」レベルに立下がり、次いでワード線活性化信号
10が「H」レベルに立上がる。センスアンプ活性化信
号11はワード線活性化信号10の立上がりに応じて
「H」レベルに立上がり、ラッチ信号12はセンスアン
プ活性化信号11の立上がりに応じて「H」レベルに立
上る。
【0015】メモリセル14a,14c;14b,14
dが接続されたビット線対15a,15b;16a,1
6bはビット線負荷17a,17b;18a,18bに
よって予め電源電位にプリチャージされている。ビット
線イコライズ信号9が「L」レベルに立下がると、イコ
ライザ17c,18cが導通し、ビット線対15a,1
5b;16a,16bの電位がイコライズされる。
【0016】ロウアドレスデコーダ3はワード線活性化
信号10で決定される期間、ロウアドレス信号1に対応
したワード線13a,13bを選択する。たとえばワー
ド線13aが選択される場合は、図13(g)に示すよ
うに、ワード線13aが「H」レベルに立上がり、応じ
てメモリセル14a,14bが活性化される。
【0017】次に、活性化されたメモリセルたとえば1
4aの動作について説明する。今、メモリセル14aの
記憶ノード64aが「H」レベルであり、記憶ノード6
4bが「L」レベルであるとする。このとき、メモリセ
ル14aの一方のドライバトランジスタ61aは非導通
状態にあり、他方のドライバトランジスタ61bは導通
状態にある。さらに、ワード線13aが「H」レベルで
選択された状態にあるので、メモリセル14aのアクセ
ストランジスタ62a,62bはともに導通状態にあ
る。したがって、ビット線15b→アクセストランジス
タ62b→ドライバトランジスタ61b→接地ライン5
1という経路で電流(この電流をこれ以降カラム電流I
cと呼ぶ。)が流れる。しかしながら、もう一方の経
路、すなわちビット線15a→アクセストランジスタ6
2a→ドライバトランジスタ61a→接地ライン51と
いう経路においては、ドライバトランジスタ61aが非
導通状態であるので、カラム電流Icは流れない。
【0018】すなわち、活性化されたメモリセル14a
の記憶ノード64aが「H」レベルで記憶ノード64b
が「L」レベルである場合は、ビット線15bからメモ
リセル14aにカラム電流Icが流入し、ビット線15
bの電位が徐々に下がる。同様に、活性化されたメモリ
セル14aの記憶ノード64aが「L」レベルで記憶ノ
ード64bが「H」レベルである場合は、ビット線15
aからメモリセル14aにカラム電流Icが流入し、ビ
ット線15aの電位が徐々に下がる。これに従って、図
13(h)に示すように、IO線対21a,21bの一
方の電位も徐々に下がる。
【0019】IO線対21a,21bは、図10で示し
たように、センス回路22のセンスアンプ70の入力ト
ランジスタ73,74のゲートに接続されている。アド
レス遷移検知回路4から出力されたセンスアンプ活性化
信号11が立上がると、センスアンプ70のNチャネル
MOSトランジスタ75と、スリーステートバッファ8
0のPチャネルMOSトランジスタ81およびNチャネ
ルMOSトランジスタ84とが導通状態になり、センス
アンプ70およびスリーステートバッファ80が同時に
活性化される。
【0020】センスアンプ70においては、Nチャネル
MOSトランジスタ73とPチャネルMOSトランジス
タ71は直列接続されており、PチャネルMOSトラン
ジスタ71とPチャネルMOSトランジスタ72はカレ
ントミラー回路を構成しているので、NチャネルMOS
トランジスタ73とPチャネルMOSトランジスタ72
には同じ値の電流が流れる。IO線21aの電位がIO
線21bの電位よりも高い場合はNチャネルMOSトラ
ンジスタ73およびPチャネルMOSトランジスタ72
に流れる電流はNチャネルMOSトランジスタ74に流
れる電流よりも大きくなり、その差電流が出力ノード7
6に流れ込み出力ノード76の電位がプルアップされ
る。逆に、IO線21aの電位がIO線21bの電位よ
りも低い場合は、NチャネルMOSトランジスタ73お
よびPチャネルMOSトランジスタ72に流れる電流が
NチャネルMOSトランジスタ74に流れる電流よりも
小さくなり、その差電流が出力ノード76から流出し出
力ノード76の電位がプルダウンされる。
【0021】センスアンプ70の出力ノード76の電位
がプルアップされて「H」レベルになった場合には、ス
リーステートバッファ80のPチャネルMOSトランジ
スタ82が非導通状態になり、NチャネルMOSトラン
ジスタ83が導通状態になって、リードデータバス23
からNチャネルMOSトランジスタ83,84を介して
接地ライン51に電流が流出し、リードデータバス23
の電位が「L」レベルにプルダウンされる。
【0022】逆に、センスアンプ70の出力ノード76
の電位がプルダウンされて「L」レベルになった場合
は、スリーステートバッファ80のPチャネルMOSト
ランジスタ82が導通状態になり、NチャネルMOSト
ランジスタ83が非導通状態になって、電源ライン50
からPチャネルMOSトランジスタ81,82を介し
て、リードデータバス23に電流が流れ込み、図13
(i)に示すように、リードデータバス23の電位が
「H」レベルにプルアップされる。
【0023】出力バッファ24はリードデータバス23
のデータに対応して、読出データ信号25を出力する。
リードデータバス23が「H」レベルになった場合は、
図13(j)に示すように、出力バッファ24から出力
される読出データ信号25も「H」レベルとなる。
【0024】アドレス遷移検知回路4から出力されたラ
ッチ信号12が立上がると、出力ラッチ26はリードデ
ータバス23のデータをラッチする。すなわち、図12
に示した出力ラッチ26においてラッチ信号12が
「H」レベルに立上がると、トランスファーゲート91
が導通状態になる。たとえばリードデータバス23が
「H」レベルである場合は、インバータ93,94,9
5の出力はそれぞれ「L」レベル、「H」レベルおよび
「H」レベルになる。この状態はラッチ信号12が
「L」レベルに立下がって、トランスファーゲート91
が非導通状態になった後も維持される。ラッチ終了後
に、ラッチ信号12は非活性となる。その後、センスア
ンプ活性化信号11、ワード線活性化信号12が「L」
レベルに立下がり、読出動作が完了する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
SRAMにおいては、その動作電流が大きいという問題
があった。すなわち、図10および図11で示したよう
にセンスアンプ70とスリーステートバッファ80をセ
ンスアンプ活性化信号11で同時に活性化させていたた
め、センスアンプ70の出力ノード76の電位が「H」
レベルまたは「L」レベルに確定しないうちに、スリー
ステートバッファ80のトランジスタ81,84を導通
状態にさせることとなり、電源ライン50からトランジ
スタ81〜84を介して接地ライン51に貫通電流が流
れていた。
【0026】また、従来のSRAMでは、センスアンプ
活性化信号11が「H」レベルで、センスアンプ70の
NチャネルMOSトランジスタ75が導通状態にある
間、ずっとセンスアンプ70が直流電流を消費してい
た。
【0027】また、従来のSRAMでは、データの読出
動作中ワード線13a,13bがずっと「H」レベルで
あり、カラム電流Icを消費していた。
【0028】それゆえに、この発明の主たる目的は、動
作電流が小さな半導体記憶装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の半導体
記憶装置は、行および列方向に配列された複数のメモリ
セルと、各メモリセル行に対応して設けられたワード線
と、各メモリセル列に対応して設けられた相補のビット
線対と、相補の入力ノード対を含み、該入力ノード対の
電位差を増幅するセンスアンプと、前記ビット線対と前
記センスアンプの入力ノード対の間に設けられたトラン
スファーゲートと、前記センスアンプの相補の出力が確
定したことを検知する検知手段と、前記検知手段の出力
により制御され、前記センスアンプの出力をデータバス
に出力するためのスリーステートバッファとを備えたこ
とを特徴としている。
【0030】また、前記センスアンプは、それぞれの第
1の電極と第2の電極が前記入力ノード対のうちの一方
および他方入力ノードと第1の基準電位ラインの間に接
続され、それぞれの入力電極が前記他方および一方入力
ノードに接続される第1の導電形式の第1および第2の
トランジスタと、それぞれの第1の電極と第2の電極が
前記入力ノード対のうちの一方および他方入力ノードと
第2の基準電位ラインの間に接続され、それぞれの入力
電極が前記他方および一方入力ノードに接続される第2
の導電形式の第1および第2のトランジスタとを含むラ
ッチ型センスアンプであることとしてもよい。
【0031】また、前記検知手段は、前記センスアンプ
の相補の出力を受ける論理積回路であることとしてもよ
い。
【0032】また、さらに前記ワード線を選択状態にし
て所望のメモリセルを活性化し、前記センスアンプの入
力ノード対にそのメモリセルのデータに応じた電位差を
書込んだ後、前記トランスファーゲートを遮断して前記
センスアンプを活性化し、前記検知手段の検知出力に応
じて前記ワード線を非選択状態にし前記メモリセルを非
活性化する読出制御手段を備えてもよい。
【0033】また、請求項5の発明の半導体記憶装置の
データの読出方法は、行および列方向に配列された複数
のメモリセルと、各メモリセル行に対応して設けられた
ワード線と、各メモリセル列に対応して設けられた相補
のビット線対と、相補の入力ノード対を含み、該入力ノ
ード対の電位差を増幅するセンスアンプと、前記ビット
線対と前記センスアンプの入力ノード対の間に設けられ
たトランスファーゲートと、前記センスアンプの相補の
出力が確定したことを検知する検知手段と、前記検知手
段の出力により制御され、前記センスアンプの出力をデ
ータバスに出力するためのスリーステートバッファとを
備えた半導体記憶装置において前記メモリセルのデータ
を読出す方法であって、前記ワード線を選択状態にして
所望のメモリセルを活性化し、前記センスアンプの入力
ノード対にそのメモリセルのデータに応じた電位差を書
込んだ後、前記トランスファーゲートを遮断して前記セ
ンスアンプを活性化し、前記検知手段の検知出力に応じ
て前記ワード線を非選択状態にし前記メモリセルを非活
性化することを特徴としている。
【0034】また、請求項6の発明の半導体記憶装置の
データの読出方法は、行および列方向に配列された複数
のメモリセルと、各メモリセル行に対応して設けられた
ワード線と、各メモリセル列に対応して設けられた相補
のビット線対と、所望のメモリセルのデータを読出すた
めの読出手段と、前記所望のメモリセルが接続されたビ
ット線対と前記読出手段を接続するための列選択ゲート
とを備えた半導体記憶装置において所望のメモリセル行
のデータを連続的に読出す方法であって、前記所望のメ
モリセル行のワード線を所定時間だけ選択状態にして該
メモリセル行の各メモリセルのデータを、各メモリセル
が接続されたビット線対に一時的にストアし、その後前
記列選択ゲートによって各ビット線対と前記読出手段を
順次接続していくことにより前記メモリセル行のデータ
を連続的に読出すことを特徴としている。
【0035】また、請求項7の発明の半導体記憶装置の
データの書込方法は、行および列方向に配列された複数
のメモリセルと、各メモリセル行に対応して設けられた
ワード線と、各メモリセル列に対応して設けられた相補
のビット線対と、所望のメモリセルにデータを書込むた
めの書込手段と、前記所望のメモリセルが接続されたビ
ット線対と前記書込手段を接続するための列選択ゲート
とを備えた半導体記憶装置において所望のメモリセル行
にデータを一挙に書込む方法であって、前記列選択ゲー
トによって各ビット線対と前記書込手段を順次接続して
いくことにより各ビット線対にデータを一時的にストア
し、その後前記所望のメモリセル行のワード線を所定時
間だけ選択状態にして該メモリセル行の各メモリセルに
データを一挙に書込むことを特徴としている。
【0036】
【作用】請求項1の発明の半導体記憶装置にあっては、
センスアンプの相補の出力が確定したことを検知する検
知手段を設け、その検知出力によってスリーステートバ
ッファを活性化させる。したがって、センスアンプとス
リーステートバッファを同時に活性化させていた従来の
ように、スリーステートバッファに貫通電流が流れるこ
とがない。よって、動作電流を低減することができる。
【0037】また、センスアンプはラッチ型センスアン
プであることとすれば、センスアンプの出力確定後にセ
ンスアンプが電流を消費することを防止することがで
き、さらに動作電流を低減できる。
【0038】また、検知手段はセンスアンプの相補の出
力を受ける論理積回路であることとすれば、検知手段を
簡単に構成することができる。
【0039】また、上記読出制御手段を設ければ、動作
電流を大幅に低減できる。すなわち、ワード線を選択状
態にして所望のメモリセルを活性化し、センスアンプの
入力ノード対にそのメモリセルのデータに応じた電位差
を書込んだ後、トランスファーゲートを遮断するので、
センスアンプの負荷を極めて小さくすることができる。
また、検知手段の検知出力に応じてワード線を非選択状
態にしメモリセルを非活性化するので、メモリセルに流
れるカラム電流を最小限にすることができる。
【0040】また、請求項5の発明の半導体記憶装置の
データの読出方法も、請求項4の発明と同様の理由で動
作電流を低減できる。
【0041】また、請求項6の発明の半導体記憶装置の
データの読出方法にあっては、まず所望のメモリセル行
のワード線を所定時間だけ1回選択状態にしてそのメモ
リセル行の各メモリセルのデータを各メモリセルが接続
されたビット線対に一時的にストアし、その後ビット線
対を順次読出手段に接続していくことによりデータを連
続的に読出す。したがって、ワード線を1回だけ選択状
態にすることで、1つのメモリセル行のすべてのメモリ
セルのデータを読出すことができ、1つのメモリセルの
データを読出すごとにワード線を1回選択状態にする必
要があった従来に比べ、カラム電流を大幅に削減でき
る。よって、装置の動作電流を低減できる。
【0042】また、請求項7の発明の半導体記憶装置の
データの書込方法にあっては、まず列選択ゲートによっ
て各ビット線対と書込手段を順次接続していくことによ
り、各ビット線対にデータを一時的にストアし、その後
所望のメモリセル行のワード線を所定時間だけ選択状態
にして、そのメモリセル行の各メモリセルにデータを一
挙に書込む。したがって、ワード線を1回だけ選択状態
にすることで1つのメモリセル行のすべてのメモリセル
にデータを書込むことができ、1つのメモリセルにデー
タを書込むごとにワード線を1回選択状態にする必要が
あった従来に比べて、カラム電流を大幅に削減できる。
よって、装置の動作電流を低減できる。
【0043】
【実施例】
[実施例1]図1はこの発明の第1実施例によるSRA
Mの構成を示すブロック図である。図1を参照して、こ
のSRAMが図8の従来のSRAMと異なる点は、セン
ス回路22の代わりにセンス回路39が設けられ、この
センス回路39がロウアドレスデコーダ3に出力確定検
出信号32を出力する点と、このセンス回路39を活性
化させるためアドレス遷移検出回路4がセンスアンプ活
性化信号11の代わりに2つのセンスアンプ活性化信号
11′,11″を出力する点である。
【0044】図2はセンス回路39の構成を示す回路図
である。図2を参照して、このセンス回路39は、トラ
ンスファーゲート27a,27b、ラッチ型センスアン
プ28、出力確定検出信号発生回路31およびスリース
テートバッファ33を含む。
【0045】トランスファーゲート27a,27bは、
それぞれIO線21a,21bと、センスアンプ28の
入出力ノード29,30の間に接続され、センスアンプ
活性化信号11′によって制御される。トランスファー
ゲート27a,27bは、そのゲートにセンスアンプ活
性化信号11′を受けるPチャネルMOSトランジスタ
で構成される。
【0046】センスアンプ28は、PチャネルMOSト
ランジスタ53,54およびNチャネルMOSトランジ
スタ55〜57を含む。PチャネルMOSトランジスタ
53およびNチャネルMOSトランジスタ55,57
は、電源ライン50と接地ライン51の間に直列接続さ
れており、PチャネルMOSトランジスタ54およびN
チャネルMOSトランジスタ56は電源ライン50とN
チャネルMOSトランジスタ57のドレインの間に直列
接続されている。トランジスタ53,55のゲートは共
通接続されるとともに、トランジスタ54,56の接続
ノードに接続されており、トランジスタ54,56のゲ
ートは共通接続されるとともに、トランジスタ53,5
5の接続ノードに接続されている。トランジスタ54,
56の接続ノードは入出力ノード29となり、トランジ
スタ53,55の接続ノードは入出力ノード30とな
る。NチャネルMOSトランジスタ57のゲートはセン
スアンプ活性化信号11″を受ける。
【0047】出力確定検出信号発生回路31は2入力N
ANDゲート31aで構成され、NANDゲート31a
の入力ノードはセンスアンプ28の入出力ノード29,
30に接続される。
【0048】スリーステートバッファ33は、Pチャネ
ルMOSトランジスタ34,NチャネルMOSトランジ
スタ35、3入力NANDゲート36,37およびイン
バータ38を含む。PチャネルMOSトランジスタ34
およびNチャネルMOSトランジスタ35は、電源ライ
ン50と接地ライン51の間に直接接続されており、P
チャネルMOSトランジスタ34とNチャネルMOSト
ランジスタ35の接続ノードは、リードデータバス23
に接続される。NANDゲート36の3つの入力ノード
は、センスアンプ28の入出力ノード29と、センスア
ンプ28のNチャネルMOSトランジスタ57のゲート
と、出力確定検出信号発生回路31を構成するNAND
ゲート31aの出力ノードとに接続され、NANDゲー
ト36の出力ノードはPチャネルMOSトランジスタ3
4のゲートに接続される。NANDゲート37の3つの
入力ノードは、センスアンプ28の入出力ノード30
と、センスアンプ28のNチャネルMOSトランジスタ
57のゲートと、出力確定検出信号発生回路31を構成
するNANDゲート31aの出力ノードとに接続され、
NANDゲート37の出力ノードはインバータ38を介
してNチャネルMOSトランジスタ35のゲートに接続
される。
【0049】他の構成は図8に示したSRAMと同様で
あるので説明は省略される。図3は図2で示したセンス
回路39を活性化するためのセンスアンプ活性化信号1
1′,11″を示すタイムチャートである。まず、図2
および図3を参照して、このセンス回路39の読出動作
を詳細に説明する。
【0050】センスアンプ活性化信号11′は、図3
(a)に示すように、期間T1で「L」レベルであり、
期間T2〜T4で「H」レベルになり、期間T5で
「L」レベルになる。センスアンプ活性化信号11″
は、図3(b)に示すように、期間T1,T2で「L」
レベルであり、期間T3で「H」レベルになり、期間T
4、T5で「L」レベルになる。
【0051】期間T1においては、センスアンプ活性化
信号11′,11″がともに「L」レベルであるので、
トランスファーゲート27a,27bはともに導通状態
であり、IO線対21a,21bの電位がセンスアンプ
28の入出力ノード対29,30に入力されている。ま
た、センスアンプ活性化信号11″が「L」レベルであ
るため、センスアンプ28のNチャネルMOSトランジ
スタ57が非導通状態であり、センスアンプ28は非活
性である。このとき、スリーステートバッファ33のP
チャネルMOSトランジスタ34のゲートは「H」レベ
ルとなり、またスリーステートバッファ33のNチャネ
ルMOSトランジスタ35のゲートは「L」レベルとな
るため、スリーステートバッファ33の出力は「Hi−
Z」となる。
【0052】次に、期間T2においては、センスアンプ
活性化信号11′が「H」レベルとなり、トランスファ
ーゲート27a,27bがともに非導通状態となる。こ
れによって、IO線対21a,21bはセンスアンプ2
8の入出力ノード対29,30と非接続状態となり、セ
ンスアンプ28の負荷が軽減され、センス速度が改善さ
れるという効果がある。スリーステートバッファ33の
出力は、センスアンプ活性化信号11″が「L」レベル
であるため、期間T1と同様に「Hi−Z」である。
【0053】期間T3においては、センスアンプ活性化
信号11′,11″はともに「H」レベルとなるので、
センスアンプ28が活性化され、センスアンプ28は入
出力ノード対29,30の電位差を増幅する。入出力ノ
ード29,30のいずれかの電位がNANDゲート31
aのしきい値を超えると、NANDゲート31aから出
力される出力確定検出信号32は「H」レベルとなる。
これにより、入出力ノード29の電位が「H」レベルな
らばPチャネルMOSトランジスタ34のゲートが
「L」レベルとなり、電源ライン50からPチャネルM
OSトランジスタ34を介してリードデータバス23に
電流が流入し、リードデータバス23が「H」レベルに
プルアップされる。逆に、入出力ノード30の電位が
「H」レベルならばNチャネルMOSトランジスタ35
のゲートが「H」レベルとなり、リードデータバス23
からNチャネルMOSトランジスタ35を介して接地ラ
イン51に電流が流出し、リードデータバス23が
「L」レベルにプルダウンされる。
【0054】ラッチ型センスアンプ28は出力が確定し
た後は、直流電流を消費しないので消費電流を低減でき
る。すなわち、入出力ノード30が「H」レベルであり
入出力ノード29が「L」レベルであるときは、Pチャ
ネルMOSトランジスタ54とNチャネルMOSトラン
ジスタ55が非導通状態となり、入出力ノード30が
「L」レベルであり入出力ノード29が「H」レベルで
あるときは、PチャネルMOSトランジスタ53とNチ
ャネルMOSトランジスタ56が非導通状態となるた
め、電源ライン50から接地ライン51に直流電流が流
れることがない。また、スリーステートバッファ33は
出力確定検出信号32によって制御されるので、Pチャ
ネルMOSトランジスタ34およびNチャネルMOSト
ランジスタ35が同時に導通することはなく、電源ライ
ン50からトランジスタ34,35を介して接地ライン
51に貫通電流が流れることがない。
【0055】期間T4においては、再びセンスアンプ活
性化信号11″が「L」レベルになるため、スリーステ
ートバッファ33の出力は「Hi−Z」となる。
【0056】また、期間T5においては、さらにセンス
アンプ活性化信号11″が「L」レベルになるため、ト
ランスファーゲート27a,27bが導通状態になり、
センスアンプ28の入出力ノード対29,30はIO線
対21a,21bと再び接続状態になる。
【0057】図4は図1および図2で示したSRAMの
動作を示すタイムチャートである。以下、図1〜図4を
参照して、このSRAM全体の読出動作を説明する。
【0058】外部より入力されたロウアドレス信号1
は、この増幅信号および反転増幅信号を出力するための
ロウアドレスバッファ2へ与えられ、その出力はロウア
ドレスバッファ2から出力されるロウアドレス信号をデ
コーダするためのロウアドレスデコーダ3へ与えられる
とともに、アドレス遷移検出回路4へ与えられる。
【0059】一方、外部より入力されたカラムアドレス
信号5は、この増幅信号および反転増幅信号を出力する
ためのカラムアドレスバッファ6へ与えられ、その出力
はカラムアドレスバッファ6から出力されるカラムアド
レス信号をデコードするためのカラムアドレスデコーダ
7へ与えられるとともに、アドレス遷移検知回路4へ与
えられる。カラムアドレスデコーダ7はカラムアドレス
信号5に対応したカラム選択線8a,8bを選択する。
たとえばカラム選択線8aが選択された場合は、図4
(g)に示すように、カラム選択線8aが「H」レベル
に立上がり、応じてトランスファーゲート19a,19
bが導通状態になり、ビット線対15a,15bとIO
線対21a,21bが導通する。
【0060】アドレス遷移検知回路は、ロウアドレスお
よびカラムアドレスの遷移に対応してビット線イコライ
ズ信号9、ワード線活性化信号10、センスアンプ活性
化信号11′,11″、ラッチ信号12を発生する。信
号9〜12のタイミングは、図4(a)〜(f)に示さ
れるとおりである。ロウアドレスおよびカラムアドレス
の遷移に応じて、まずビット線イコライズ信号9が
「L」レベルに立下がり、次いでワード線活性化信号1
0が「H」レベルに立上がる。センスアンプ活性化信号
11′はワード線活性化信号10の立上がりに応じて
「H」レベルに立上がり、センスアンプ活性化信号1
1″およびラッチ信号12はセンスアンプ活性化信号1
1′の立上がりに応じて「H」レベルに立上がる。
【0061】メモリセル14a,14c;14b,14
dが接続されたビット線対15a,15b;16a,1
6bはビット線負荷17a,17b;18a,18bに
よって予め電源電位にプリチャージされている。ビット
線イコライズ信号9が「L」レベルに立下がると、イコ
ライザ17c,18cが導通し、ビット線対15a,1
5b;16a,16bの電位がイコライズされる。
【0062】ロウアドレスデコーダ3はワード線活性化
信号10で決定される期間、ロウアドレス信号1に対応
したワード線13a,13bを選択する。たとえばワー
ド線13aが選択された場合は、図4(h)に示すよう
に、ワード線13aが「H」レベルに立上がり、応じて
メモリセル14a,14bが活性化される。
【0063】メモリセル14a,14bが活性化される
と、メモリセル14a,14bの「L」レベルの記憶ノ
ード側に接続されるビット線負荷17a,17bの一
方、および18a,18bの一方からメモリセル14
a,14bにカラム電流Icが流れ込む。これにより、
ビット線15a,15bの一方、および16a,16b
の一方の電位が徐々に下がり始める。これに従って、I
O線21a,21bの一方の電位も徐々に下がり始め
る。
【0064】IO線対21a,21bはセンス回路39
の入力に接続される。IO線対21a,21bの電位差
が十分開いた時点で、アドレス遷移検知回路4から出力
されたセンスアンプ活性化信号11′が立上がると、セ
ンスアンプ28の入出力ノード対29,30はIO線対
21a,21bと非接続状態となる。
【0065】次に、センスアンプ活性化信号11″が立
上がると、センスアンプ28は入出力ノード対29,3
0の電位差を増幅し始める。これにより、入出力ノード
29,30のどちらか一方の電位が「L」レベルのしき
い値を超えると、NANDゲート31aは出力確定検出
信号32を出力する。出力確定検出信号32が「H」レ
ベルになると、スリーステートバッファ33は出力可能
状態となるので、読出データに対応するデータをリード
データバス23に出力する。一方、出力確定検出信号3
2はロウアドレスデコーダ3に入力され、ワード線13
a,13bを立下げるにも用いられる。この手法によ
り、ワード線13a,13bの活性期間を最小限にする
ことができ、カラム電流Icを低減することが可能とな
る。
【0066】出力バッファ24はリードデータバス23
のデータに対応して読出データ信号25を出力する。
【0067】アドレス遷移検知回路4から出力されたラ
ッチ信号12が立上がると、出力ラッチ26はリードデ
ータバス23のデータをラッチする。ラッチ終了後に、
ラッチ信号12は「L」レベルに立下がる。その後、セ
ンスアンプ活性化信号11″,11′の順に「L」レベ
ルに立下がり、読出動作が完了する。
【0068】この実施例においては、ラッチ型のセンス
アンプ39を設けたので、センスアンプ39の出力が確
定した後は、センスアンプ39が直流電流を消費するこ
とがない。また、出力確定検出信号32によってワード
線13a,13bを立下げるので、ワード線13a,1
3bの活性期間を最小限にすることができ、カラム電流
Icを低減することが可能となる。したがって、SRA
Mの消費電流を低減できる。
【0069】[実施例2]図5はこの発明の第2実施例
によるSRAMの構成を示すブロック図、図6および図
7はそれぞれ図5に示したSRAMの読出動作および書
込動作を示すタイムチャートである。
【0070】この実施例では、外部同期式の低消費電力
の連続読出動作(バーストリード)、連続書込動作(バ
ーストライト)について説明する。この実施例では便宜
上2ビットの連続読出および書込を説明するが、カラム
数を増やせばさらなる連続読出および書込動作が可能で
ある。
【0071】まず、このSRAMの構成を説明する。図
5を参照して、このSRAMが図8の従来のSRAMと
異なる点は、アドレス遷移検知回路4、カラムアドレス
バッファ6およびカラムアドレスデコーダ7の代わりに
制御回路40およびカラムアドレスカウンタ44が設け
られている点と、ビット線負荷17a,17b;18
a,18bを構成するPチャネルMOSトランジスタの
ゲートが接地ライン51に接続される代わりにイコライ
ザ17c,18cを構成するPチャネルMOSトランジ
スタのゲートに共通接続されている点である。また、こ
のSRAMは、IO線対21a,21bの電位を等しく
するためのイコライズ回路45と、メモリセル14a〜
14dにデータを書込むための入力バッファ47および
ライトドライバ49を含む。他の構成は図8に示したS
RAMと同様であるので説明は省略される。
【0072】次に、図5および図6を参照して、このS
RAMにおける連続読出動作について説明する。外部よ
り入力されたロウアドレス信号1は、この増幅信号およ
び反転増幅信号を出力するためのロウアドレスバッファ
2へ与えられる。ロウアドレスバッファ2の出力はロウ
アドレスバッファ2から出力されるロウアドレス信号を
デコードするためのロウアドレスデコーダ3へ与えられ
る。
【0073】ロウアドレス信号1は、外部より入力され
る外部クロック信号58の立上がりエッジにおいて、ア
ドレスストローブ信号59が「H」レベルのとき、有効
になる。
【0074】ライトイネーブル信号60は、「H」レベ
ルのとき読出動作、「L」レベルのとき書込動作を指示
する信号であり、この場合は「H」レベルに固定されて
いる。
【0075】外部クロック信号58、アドレスストロー
ブ信号59およびライトイネーブル信号60の入力に応
じて、制御回路40は、ビット線プリチャージ信号4
1、ワード線活性化信号42、カラム選択制御信号43
を発生する。
【0076】ビット線プリチャージ信号41が「L」レ
ベルになると、ビット線対15a,15b;16a,1
6bは電源電位にプリチャージされるが、ビット線プリ
チャージ信号41が「H」レベルになると、ビット線負
荷17a,17b;18a,18bはオフになるので、
ビット線対15a,15b;16a,16bはフローテ
ィング状態になる。
【0077】ロウアドレスデコーダ3はワード線活性化
信号42が「H」レベルの期間、ロウアドレス信号1に
対応するワード線13a,13bを選択する。
【0078】今、説明のためにワード線13aが選択さ
れたと仮定する。ワード線13aが「H」レベルに立上
がると、メモリセル14a,14bが活性化され、メモ
リセル14a,14bのデータによって、ビット線15
a,15bのどちらか一方、および16a,16bのど
ちらか一方の電位が急激に下がり、ビット線間の電位差
がひらく。
【0079】ここで、ワード線13aの選択期間が長い
と、ビット線対15a,15b;16a,16bの
「L」レベル側の電位は接地電位まで下がってしまうの
で、たとえばダイオード接続されたNチャネルMOSト
ランジスタでビット線15a〜16bをクランプしても
よい。この場合は、「L」レベル側のビット線電位は電
源電位からNチャネルMOSトランジスタのしきい値電
圧分しか下がらない。
【0080】信号のビット線電位差が得られたところ
で、ワード線13aが立下がる。ワード線13aが立下
がっても、ビット線負荷17a,17b;18a,18
bは非導通状態なので、リークを無視すればビット線電
位差はそのまま保持される。この状態は、メモリセル1
4a,14bのデータをビット線対15a,15b;1
6a,16bに一時的にストアしたと考えることができ
る。
【0081】カラムアドレスカウンタ44はカラム選択
制御信号43に応じてカラム選択線8a,8bを順に選
択する。まず、カラム選択線8aが「H」レベルになる
と、トランスファーゲート19a,19bがともに導通
状態になり、ビット線対15a,15bとIO線対21
a,21bが接続される。これにより、ビット線対15
a,15bの電位差はIO線対21a,21bに伝達さ
れる。
【0082】センスアンプ22は、IO線対21a,2
1bの電位差を増幅し、リードデータバス23にデータ
を出力する。出力バッファ24はリードデータバス23
のデータに対応して読出データ信号25を出力する。出
力ラッチ26は適当なタイミングでリードデータバス2
3のデータをラッチする。
【0083】カラム選択制御信号43が「L」レベルに
なると、カラム選択線8aは非選択状態となり、トラン
スファーゲート19a,19bはともに非導通状態にな
り、ビット線対15a,15bとIO線対21a,21
bは非接続状態になる。
【0084】カラム選択制御信号43が「L」レベルに
なるとイコライズ回路45はIO線対21a,21bの
電位を電源電位にプリチャージおよびイコライズする。
【0085】次に、カラム選択制御信号43が「H」レ
ベルになると、カラムアドレスカウンタ44はカラム選
択線8bを選択する。カラム選択線8bが「H」レベル
になると、トランスファーゲート20a,20bがとも
に導通状態になり、ビット線対16a,16bとIO線
対21a,21bが接続される。これにより、ビット線
対16a,16bの電位差はIO線対21a,21bに
伝達される。
【0086】センスアンプ22はIO線対21a,21
bの電位差を増幅し、リードデータバス23にデータを
出力する。出力バッファ24はリードデータバス23の
データに対応して読出データ信号25を出力する。出力
ラッチ26は適当なタイミングでリードデータバス23
のデータをラッチする。
【0087】カラム選択制御信号43が「L」レベルに
なると、カラム選択線8bは非選択状態となり、トラン
スファーゲート20a,20bはともに非導通状態にな
り、ビット線対16a,16bとIO線対21a,21
bは非接続状態となる。カラム選択制御信号43が
「L」レベルになると、イコライズ回路45がIO線対
21a,21bの電位を電源電位にプリチャージする。
【0088】以上で2ビットの連続読出動作を説明した
が、カラム数を増やせばさらなる連続読出が可能であ
る。
【0089】以上の連続読出動作において、ワード線1
3aが立上がるのは1回だけであるので、カラム電流I
cを大幅に削減でき、ひいてはSRAMの動作電流の削
減につながる。
【0090】次に、図5および図7を参照して、このS
RAMにおける連続書込動作について説明する。外部よ
り入力されたロウアドレス信号1は、この増幅信号およ
び反転増幅信号を出力するためのロウアドレスバッファ
2へ与えられる。ロウアドレスバッファ2の出力はロウ
アドレスバッファ2から出力されるロウアドレス信号を
デコーダするためのロウアドレスデコーダ3へ与えられ
る。
【0091】ロウアドレス信号1は、外部より入力され
る外部クロック信号37の立上がりエッジにおいて、ア
ドレスストローブ信号59が「H」レベルのとき、有効
になる。
【0092】ライトイネーブル信号60は「H」レベル
のとき読出動作、「L」レベルのとき書込動作を指示す
る信号であり、この場合は「L」レベルのパルスが入力
される。
【0093】外部クロック信号58の立上がりエッジに
おいて、ライトイネーブル信号59が「L」レベルであ
ると、書込データ入力46が入力バッファ47に取込ま
れる。入力バッファ47はライトデータバス48に書込
データを出力する。
【0094】一方、制御回路40は、外部クロック信号
58、アドレスストローブ信号59およびライトイネー
ブル信号60の入力に応じて、ビット線プリチャージ信
号41、ワード線活性化信号42、カラム選択制御信号
43を発生する。書込動作の場合には、ビット線プリチ
ャージ信号41は「H」レベルに固定される。カラム選
択制御信号43が「H」レベルになると、カラムアドレ
スカウンタ44はカラム選択線8aを選択する。カラム
選択線8aが「H」レベルになると、カラム選択ゲート
19a,19bがともに導通状態になり、ビット線対1
5a,15bとIO線対21a,21bが接続される。
【0095】ライトドライバ49はライトデータバス4
8のデータに対応して、IO線対21a,21bのどち
らか一方の電位を接地電位まで引抜くので、同時にビッ
ト線対15a,15bのどちらか一方の電位も接地電位
まで引抜かれる。
【0096】カラム選択制御信号43が「L」レベルに
なると、カラム選択線8aは非選択状態となり、トラン
スファーゲート19a,19bがともに非導通状態にな
り、ビット線対15a,15bとIO線対21a,21
bが非接続状態になる。
【0097】しかし、ビット線負荷17a,17bは非
導通状態なので、ビット線対15a,15bとIO線2
1a,21bが非接続状態になってもビット線電位差は
そのまま保持される。
【0098】次の周期において、外部クロック信号58
の立上がりエッジで、ライトイネーブル信号60が
「L」レベルであると、書込データ入力46が入力バッ
ファ47に取込まれる。入力バッファ47はライトデー
タバス48に書込データを出力する。
【0099】カラム選択制御信号43が「H」レベルに
なると、カラムアドレスカウンタ44はカラム選択線8
bを選択する。カラム選択線8bが「H」レベルになる
と、トランスファーゲート20a,20bがともにオン
になり、ビット線対16a,16bとIO線対21a,
21bが接続される。
【0100】ライトドライバ49はライトデータバス4
8のデータに対応して、IO線対21a,21bのどち
らか一方の電位を接地電位まで引抜くので、同時にビッ
ト線対16a,16bのどちらか一方の電位も接地電位
まで引抜かれる。
【0101】カラム選択制御信号43が「L」レベルに
なると、カラム選択線8bは非選択状態となり、カラム
選択ゲート20a,20bがともに非導通状態になり、
ビット線対16a,16bとIO線対21a,21bが
非接続状態になる。
【0102】しかし、ビット線負荷18a,18bは非
導通状態なので、ビット線対16a,16bとIO線対
21a,21bが非接続状態になってもビット線電位差
はそのまま保持される。
【0103】このようにビット線対15a,15b;1
6a,16bに書込データがストアされた時点で、ワー
ド線活性化信号42が「H」レベルに立上がると、ロウ
アドレスデコーダ3はロウアドレス信号1に対応したワ
ード線13a,13bを選択する。
【0104】今、説明のために、ワード線13aが選択
されたと仮定する。ワード線13aが「H」レベルに立
上がると、メモリセル14a,14bが活性化され、ビ
ット線対15a,15b;16a,16bに一時的にス
トアされていた書込データがメモリセル14a,14b
に書込まれる。
【0105】以上で2ビットの連続書込動作を説明した
が、カラム数を増やせばさらなる連続書込が可能であ
る。
【0106】以上説明したように、この発明により、外
部同期式の低消費電力な連続読出動作(バーストリー
ド)、連続書込動作(バーストライト)が実現できる。
この実施例では便宜上2ビットの連続読出および連続書
込を説明したが、カラム数を増やせばさらなる連続読出
および連続書込動作が可能である。
【0107】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の発明の
半導体記憶装置にあっては、センスアンプの相補の出力
が確定したことを検知する検知手段を設け、その検知出
力によってスリーステートバッファを活性化させるの
で、センスアンプとスリーステートバッファを同時に活
性化させていた従来のようにスリーステートバッファに
貫通電流が流れることがない。したがって、装置の動作
電流を低減できる。
【0108】また、ラッチ型のセンスアンプを用いれ
ば、センスアンプの出力が確定した後にセンスアンプが
電流を消費することがないので、さらに動作電流を低減
できる。
【0109】また、検知手段をセンスアンプの相補の出
力を受ける論理積回路で構成すれば、検知手段を簡単に
構成することができる。
【0110】また、上記読出制御手段を設ければ、動作
電流を大幅に低減できる。つまり、ワード線を選択状態
にして所望のメモリセルを活性化し、センスアンプの入
力ノード対にそのメモリセルのデータに応じた電位差を
書込んだ後、トランスファーゲートを遮断するので、セ
ンスアンプの負荷を極めて小さくすることができる。ま
た、検知手段の検知出力に応じてワード線を非選択状態
にしメモリセルを非活性化するので、メモリセルに流れ
るカラム電流を最小限にすることができる。
【0111】また、請求項5の発明の半導体記憶装置の
データの読出方法も、請求項4の発明と同様の理由で動
作電流を低減できる。
【0112】また、請求項6の発明の半導体記憶装置の
データの読出方法にあっては、ワード線を選択状態にし
て所望のメモリセル行の各メモリセルのデータをビット
線対に一時的にストアし、その後ビット線対を順次読出
手段に接続していくことによりデータを連続的に読出
す。したがって、ワード線を1回だけ選択状態にするこ
とで、1つのメモリセル行のすべてのメモリセルのデー
タを読出すことができ、1つのメモリセルのデータを読
出すごとにワード線を1回選択状態にする必要があった
従来に比べ、カラム電流を大幅に削減できる。よって、
装置の動作電流を低減できる。
【0113】また、請求項7の発明の半導体記憶装置の
データの書込方法にあっては、列選択ゲートによって各
ビット線対と書込手段を順次接続していくことにより各
ビット線対にデータを一時的にストアし、その後所望の
メモリセル行のワード線を所定時間だけ選択状態にし
て、そのメモリセル行の各メモリセルにデータを一挙に
書込む。したがって、ワード線を1回だけ選択状態にす
ることで1つのメモリセル行のすべてのメモリセルにデ
ータを書込むことができ、1つのメモリセルにデータを
書込むごとにワード線を1回選択状態にする必要があっ
た従来に比べて、カラム電流を大幅に削減できる。よっ
て、装置の動作電流を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例によるSRAMの構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したSRAMのセンス回路の構成を
示す回路図である。
【図3】 図2に示したセンス回路を活性化させるため
のセンスアンプ活性化信号を示すタイムチャートであ
る。
【図4】 図1に示したSRAMのデータの読出動作を
示すタイムチャートである。
【図5】 この発明の第2実施例によるSRAMの構成
を示すブロック図である。
【図6】 図5に示したSRAMのデータの連続読出動
作を示すタイムチャートである。
【図7】 図5に示したSRAMのデータの連続書込動
作を示すタイムチャートである。
【図8】 従来のSRAMの構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 図8に示したSRAMのメモリセルの構成を
示す回路図である。
【図10】 図8に示したSRAMのセンス回路の構成
を示す回路図である。
【図11】 図10に示したセンス回路のスリーステー
トバッファの構成を示す回路図である。
【図12】 図8に示したSRAMの出力ラッチの構成
を示す回路図である。
【図13】 図8に示したSRAMの読出動作を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
2 ロウアドレスバッファ、3 ロウアドレスデコー
ダ、4 アドレス遷移検知回路、6 カラムアドレスバ
ッファ、7 カラムアドレスデコーダ、8a,8b カ
ラム選択線、13a,13b ワード線、14a〜14
d メモリセル、15a,15b;16a,16b ビ
ット線対、17a,17b;18a,18b ビット線
負荷、17c,18c イコライザ、21a,21b
IO線対、22,39 センス回路、23 リードデー
タバス、24 出力バッファ、26出力ラッチ、27
a,27b トランスファーゲート、28 ラッチ型セ
ンスアンプ、29,30 入出力ノード、31 出力確
定検出信号発生回路、33スリーステートバッファ、4
0 制御回路、44 カラムアドレスカウンタ、45
イコライズ回路、47 入力バッファ、48 ライトデ
ータバス、49 ライトドライバ、50 電源ライン、
51 接地ライン、52 カラム選択ゲート。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行および列方向に配列された複数のメモ
    リセルと、 各メモリセル行に対応して設けられたワード線と、 各メモリセル列に対応して設けられた相補のビット線対
    と、 相補の入力ノード対を含み、該入力ノード対の電位差を
    増幅するセンスアンプと、 前記ビット線対と前記センスアンプの入力ノード対の間
    に設けられたトランスファーゲートと、 前記センスアンプの相補の出力が確定したことを検知す
    る検知手段と、 前記検知手段の出力により制御され、前記センスアンプ
    の出力をデータバスに出力するためのスリーステートバ
    ッファとを備えたことを特徴とする、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記センスアンプは、 それぞれの第1の電極と第2の電極が前記入力ノード対
    のうちの一方および他方入力ノードと第1の基準電位ラ
    インの間に接続され、それぞれの入力電極が前記他方お
    よび一方入力ノードに接続される第1の導電形式の第1
    および第2のトランジスタと、 それぞれの第1の電極と第2の電極が前記入力ノード対
    のうちの一方および他方入力ノードと第2の基準電位ラ
    インの間に接続され、それぞれの入力電極が前記他方お
    よび一方入力ノードに接続される第2の導電形式の第1
    および第2のトランジスタとを含むラッチ型センスアン
    プであることを特徴とする、請求項1に記載の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記センスアンプの相
    補の出力を受ける論理積回路であることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 さらに前記ワード線を選択状態にして所
    望のメモリセルを活性化し、前記センスアンプの入力ノ
    ード対にそのメモリセルのデータに応じた電位差を書込
    んだ後、前記トランスファーゲートを遮断して前記セン
    スアンプを活性化し、前記検知手段の検知出力に応じて
    前記ワード線を非選択状態にし前記メモリセルを非活性
    化する読出制御手段を備えたことを特徴とする、請求項
    1ないし3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 行および列方向に配列された複数のメモ
    リセルと、 各メモリセル行に対応して設けられたワード線と、 各メモリセル列に対応して設けられた相補のビット線対
    と、 相補の入力ノード対を含み、該入力ノード対の電位差を
    増幅するセンスアンプと、 前記ビット線対と前記センスアンプの入力ノード対の間
    に設けられたトランスファーゲートと、 前記センスアンプの相補の出力が確定したことを検知す
    る検知手段と、 前記検知手段の出力により制御され、前記センスアンプ
    の出力をデータバスに出力するためのスリーステートバ
    ッファとを備えた半導体記憶装置において前記メモリセ
    ルのデータを読出す方法であって、 前記ワード線を選択状態にして所望のメモリセルを活性
    化し、前記センスアンプの入力ノード対にそのメモリセ
    ルのデータに応じた電位差を書込んだ後、前記トランス
    ファーゲートを遮断して前記センスアンプを活性化し、
    前記検知手段の検出出力に応じて前記ワード線を非選択
    状態にし前記メモリセルを非活性化することを特徴とす
    る、半導体記憶装置のデータの読出方法。
  6. 【請求項6】 行および列方向に配列された複数のメモ
    リセルと、 各メモリセル行に対応して設けられたワード線と、 各メモリセル列に対応して設けられた相補のビット線対
    と、 所望のメモリセルのデータを読出すための読出手段と、 前記所望のメモリセルが接続されたビット線対と前記読
    出手段を接続するための列選択ゲートとを備えた半導体
    記憶装置において所望のメモリセル行のデータを連続的
    に読出す方法であって、 前記所望のメモリセル行のワード線を所定時間だけ選択
    状態にして該メモリセル行の各メモリセルのデータを、
    各メモリセルが接続されたビット線対に一時的にストア
    し、その後前記列選択ゲートによって各ビット線対と前
    記読出手段を順次接続していくことにより前記メモリセ
    ル行のデータを連続的に読出すことを特徴とする、半導
    体記憶装置のデータの読出方法。
  7. 【請求項7】 行および列方向に配列された複数のメモ
    リセルと、 各メモリセル行に対応して設けられたワード線と、 各メモリセル列に対応して設けられた相補のビット線対
    と、 所望のメモリセルにデータを書込むための書込手段と、 前記所望のメモリセルが接続されたビット線対と前記書
    込手段を接続するための列選択ゲートとを備えた半導体
    記憶装置において所望のメモリセル行にデータを一挙に
    書込む方法であって、 前記列選択ゲートによって各ビット線対と前記書込手段
    を順次接続していくことにより各ビット線対にデータを
    一時的にストアし、その後前記所望のメモリセル行のワ
    ード線を所定時間だけ選択状態にして該メモリセル行の
    各メモリセルにデータを一挙に書込むことを特徴する、
    半導体記憶装置のデータの書込方法。
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