JPH01201853A - テープレコーダのリール台駆動伝達機構 - Google Patents

テープレコーダのリール台駆動伝達機構

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JPH01201853A
JPH01201853A JP63024835A JP2483588A JPH01201853A JP H01201853 A JPH01201853 A JP H01201853A JP 63024835 A JP63024835 A JP 63024835A JP 2483588 A JP2483588 A JP 2483588A JP H01201853 A JPH01201853 A JP H01201853A
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JP
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gear
tape
reel stand
drive
gear train
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JP63024835A
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English (en)
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Masashi Emori
江森 正史
Masao Oyama
正男 大山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テープレコーダのリール台駆動伝達機構を以下の
項目に従って説明する。
A6産業上の利用分野 B1発明の概要 C3従来技術 a、一般的背景 b、逆再生モードの必要性 C0従来例[第5図、第6図コ D0発明が解決しようとする問題点 E9問題点を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第4図] a、リール台[第1図、第2図、第4図]b、中間ギヤ
[第1図、第2図、第4図]C0揺動アーム[第1図、
第3図、第4図] d、駆動部[第1図、第3図、第4図]e、その他[第
1図、第4図] f0作用[第4図] g、具体的数値例 G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なテープレコーダのリール台駆動伝達機構
に関する。詳しくは、一のキャプスタン軸により再生モ
ード及び逆再生モードにお客するテープを走行させるテ
ープレコーダにおける1ノ一ル台駆動伝達機構に関する
ものであり、かかるテープレコーダにおいて再生モード
と逆再生モードにおけるそれぞれのテープテンションに
差が生じることに鑑み、駆動ギヤから供給側リール台へ
駆動伝達を行なう供給側ギヤ列と巻取側リール台への駆
動伝達を行なう巻取側ギヤ列のそれぞれの減速比を異な
らしめ、供給側リール台と巻取側リール台との夫々の出
力トルクを異ならしめるようにした新規なテープレコー
ダのリール台駆動伝達機構を提供しようとするものであ
る。
(B、発明の概要) 本発明テープレコーダのリール台駆動伝達機構は、一の
駆動ギヤの回転を供給側(以下、「S側」と言う。)リ
ール台又は巻取側(以下、rT側」と言う。)リール台
に各別に伝達するS側ギヤ列又はT側ギヤ列のそれぞれ
の減速比の比を再生モードにおいてT側す−ル台のテー
プの巻き取りに必要なトルクと逆再生モードにおいてS
側リール台のテープの巻き取りに必要なトルクとの比に
略等しくなるようにすることによって、部品点数を増や
すことなく、S側リール台及びT側す−ル台のそれぞれ
のテープ巻き取りに必要な出力トルクを実現することが
できるようにしたものである。
(C,従来技術) (a−一般的背景) テープレコーダはキャプスタン軸によりテープを走行さ
せ、キャプスタン軸により送り出されたテープをリール
台によって巻き取るようになっており、再生モードであ
ればT側す−ル台が、また、逆再生モードであればS側
リール台が回転してキャプスタン軸により送り出された
テープを巻き取るようになっている。
そして、各リール台にテープが巻き取られて行くと巻径
が増大し、仮りに、同一回転数であったとすると巻き取
り速度が速くなってしまうため、通常、各リール台と各
リール台ギヤとの間に摩擦板を介在させてリール台とリ
ール台ギヤとを相対的に圧着させてクラッチ機構を構成
し、リール台に負荷がかかったときに摩擦板が辷り、リ
ール台ギヤの出力トルクが減じられてリール台に伝達さ
れるようになっており、テープの巻径、の変化に対応で
きるようになっている。
また、一のキャプスタン軸により再生及び逆再生を行な
うテープレコーダにあっては、ヘッドとT側す−ル台と
の間にキャプスタン軸が配置されており、再生モードに
おいてテープカセットから繰り出されたテープは、S側
リール−テープガイド−ヘッド−テープガイド−キャブ
スタン軸−丁側リールの順に走行し、また、逆再生モー
ドにおいてテープカセットから縁り出されたテープは、
T側す−ル−キャプスタン軸−テープガイド−ヘッド−
テープガイド−S側リールの順に走行するため、再生時
におけるキャプスタン軸からT側す−ルまでの間で生じ
るテープテンションに比して逆再生時におけるキャプス
タン軸からS側リールまで生じるテープテンションの方
が大きく、従って、再生時におけるT側す−ル台の巻き
取りトルクよりも逆再生時におけるS側リール台の巻き
取りトルクを大きくしなければならない。
そこで、従来、前記した各リール台とリール台ギヤとを
圧着させる圧着手段の弾発力を異ならせ、s側にあって
は弾発力の大きいものを、また、T側にあっては弾発力
の小さいものを用い、S側リール台の出力トルクを大き
くするようにしていた。
(b、逆再生モードの必要性) 再生モード及び逆再生モードを必要とするテープレコー
ダは、オーディオテープレコーダに限らず、ビデオテー
プレコーダ、デジタルオーディオチーブレコーダにおい
ても再生モードの他に逆再生モードが必要である。
即ち、オーディオテープレコーダにおける逆再生モード
は、通常の再生機能の他に、通、常の再生方向とは逆方
向にテープを走行して再生する所謂リバース機能を実現
するのに必要であり、また、ビデオチープレコータにお
ける再生モードは、画像を逆にして見る逆再生機能を実
現するのに必要であり、更に、デジタルオーディオテー
プレコーダにおける逆再生モードは、録音された曲の頭
出しをするために高速(通常の200〜300倍の速度
)又は中速(通常の10〜20倍の速度)で正方向に又
は逆方向にテープを走行せしめ、tD傷信号検出する所
謂オート・ミュージック、スキャン機能を実現するのに
必要である。
このようなテープレコーダにおいては、上記何れの場合
も、再生モード及び逆再生モードの何れにおいてもテー
プに記録された信号をヘッドにて検出する必要があり、
従って、キャプスタン軸によりテープを走行させるとと
もにテープをヘッドに接触させる必要があるのである。
(c、従来例)[第5図、第6図コ 第5図及び第6図はそのような構成を有する従来のテー
プレコーダのリール台駆動伝達機構の一例aを示すもの
である。
b4びCは図示しないシャーシに回転自在に支持された
リール台であり、第5図において左側にあるものbがS
側1人−ル台、右側にあるものCがT側す−ル台である
dはS側リール台すのリール台ギヤ、eはT側す−ル台
Cのリール台ギヤであり、両リール台ギヤdとeとはそ
のピッチ円を同径としている。また、S側リール台すと
S側す−ル台ギヤdとの間に摩擦板fが、また、T側す
−ル台CとT側す−ル台ギヤeとの間に摩擦板gが、そ
れぞれ介在されており、各リール台す、cとリール台ギ
ヤd1eはそれぞれ摩擦板f、gを介して圧着されるよ
うにコイルバネh、1が設けられている。尚、コイルバ
ネhとiはコイルバネh(s側のコイルバネ)の弾発力
の方が大きく設定されており、S側リール台すの出力ト
ルクがT側す−ル台Cの出力トルクよりも大きくなるよ
うになっている。
jはシャーシから立設された支持軸であり、該支持軸j
に駆動プーリに、駆動ギヤl及び揺動アームmが回転自
在に支持されており、駆励プーリにと駆動ギヤぶは一体
に形成されており、後述するベルトの走行に伴ない駆動
プーリにと駆動ギヤ2が回転するようになっている。
nは揺動アームmの揺動5ij、i部に回転自在に支持
された揺動ギヤであり、該揺動キャnは前記駆動ギヤ1
と常時噛合しているとともに、揺動ギヤnの上面と揺動
アームmの下面との間にはフェルト等から成る摩擦板0
が介在され、揺動ギヤnは図示しない弾発部材により常
時揺動アームmに摩擦板0を介して圧接されている。
pはs側の中間ギヤであり、シャーシに立設されたギヤ
支持軸qに回転自在に支持されており、該中間ギヤpは
常時S側ソール台ギヤdと噛合しているとともに、前記
揺動ギヤnと噛合し得るようになっている。
rは前記S側中間ギヤpと同じ径をしたT側の中間ギヤ
であり、シャーシに立設されたギヤ支持軸Sに回転自在
に支持されており、該T側中間ギヤrは常時T側す−ル
台ギヤeと噛合しているとともに、前記揺動ギヤnと噛
合し得るようになつている。
tは図示しないモータの出力軸に固定された出力プーリ
であり、該出力プーリtと前記駆動プーリにとの間にベ
ルトリカ月長架されている。
しかして、再生モードが選択されると以下のようにして
、駆動モータの回転がリール台に伝達される。
先ず、出力プーリtが反時計回り方向に回転すると、ベ
ルトUが矢印X方向に走行され、駆動プーリk及び駆動
ギヤρを反時計回り方向に回転させる。そして、駆動ギ
ヤlが反時計回り方向へ回転されると、揺動アームmが
駆動ギヤ1と同方向へ揺動され、その揺動端の揺動ギヤ
nがT劇中間ギヤrと噛合する。
即ち、揺動ギヤnは、摩擦板0を介して揺動アームmに
圧接されているため、駆動ギヤ2が反時計回り方向へ回
転を始めたときには自転せず、駆動ギヤlの回転方向に
伴ない、揺動アームmと共に駆動ギヤ!を中心に公転し
、揺動ギヤnはT劇中間ギヤrと噛合することとなる。
そして、揺動ギヤnか中間ギヤrと噛合すると、前記公
転は、この噛合により阻止され、揺動ギヤnが駆動ギヤ
ρの反時計回り方向への回転によって時計回り方向へ回
転することとなり、中間ギヤ1を反時計回り方向に、更
に、T側す−ル台ギヤeを時計回り方向に回転すること
となる。
T側す−ル台ギヤeの回転は、摩擦板gを介してT側す
−ル台Cを同方向に回転せしめ、T側す−ル台Cの時計
回り方向の回転に伴ない、装着されたテープカセット■
のT側す−ルWをテープXの巻き取り方向へ回転するこ
ととなる。
また、これと同時に図示しないキャプスタン軸が回転さ
れ、テープXを一定速度でフォワード方向に走行せしめ
、テープXをT側す−ルW側へ繰り出すこととなる。そ
して、前述したT側す−ルWがその巻取方向への回転に
よりキャプスタン軸から繰り出されたテープXを巻き取
って行くことになる。
また、逆再生モードが選択されると、出力プーリtが時
計回り方向に回転し、ベルトUが矢印X方向とは反対方
向に走行し、駆動プーリk及び駆動ギヤ1を時計回り方
向に回転させ、揺動アームmをその揺動端をS劇中間ギ
ヤp側へ回動させる。
そして、駆動ギヤ1の回転は+8動ギヤn−3側中間ギ
ヤpを介してS側す−ル台dへ伝達され、装着されたテ
ープカセットVのS側す−ルyを回転させ、キャプスタ
ン軸により送り出されたテープXをS側す−ルyが巻き
取るようになってい。
る。
ところで、再生モード及び逆再生モードにおけるT側す
−ル台Cの出力トルクとS側リール台すの出力トルクは
前述のようにS側す−ル台dを摩擦板fを介してS側リ
ール台すへ圧着するコイルバネhにT側のコイルバネi
よりも弾発力の強いものを用いているので、S側リール
台すの出力トルクの方が大きくなるようになっており、
逆再生モードにおけるテープテンションが再生モードに
おけるテープテンションよりも大きくても逆再生モード
においてテープXが弛むことなく、テープXをS側す−
ルyに巻き取ることができる。
(D、発明が解決しようとする問題点)しかしながら、
上記した従来のテープレコーダのリール台駆動伝達機構
aにあっては、S側リール台すとT側す−ル台Cとの間
の出力トルクに差を設けるために、リール台す、c、リ
ール台ギヤd、e、摩擦板f、g及びコイルバネh11
からなる2つのクラッチ機構を用い、かつ、それぞれの
圧着力(コイルバネhとiの弾発力)を異ならせている
ため、部品点数が多く、その構造を複雑にしており、更
に、両クラッチ機構を組み付けるに際し、コイルバネh
とコイルハネiとを誤って逆にして組み付ける惧れがあ
り、従って、その作業性がきわめて悪いという問題があ
った。
また、クラッチ機構は経年変化によりトルクの伝達が減
少してしまうものであり、このように駆動伝達手段とし
て不安定なりラッチ機構を2箇所に用いる必要があるた
め、経年変化により駆動モータから駆動リール台への出
力伝達を不安定にしてしまうという間厘かあった。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明テープレコーダのリール台駆動伝達機措
け、上記した問題点を解決するために、駆動ギヤと駆動
源との間に介在され駆動ギヤ側に負荷がかかったときに
スリップするクラッチ機構と、駆動ギヤの回転をS測り
−ル台又は下側リール台に伝達する各別のギヤ列とを備
え、S側ギヤ列による減速比と下側ギヤ列による減速比
の比が再生モード時に下側リール台によるテープの巻き
取りに必要なトルクと逆再生モード時にS側リール台に
よる巻き取りに必要なトルクとの比に略等しくなるよう
にしたものである。
従って、本発明テープレコーダのリール台駆動伝達機措
によれば、各ソール台毎にクラッチ機構を必要とせず、
構造を簡単にすることができ、部品点数を少なくするこ
とかできるとともに、クラッチ機構の誤組付を防止する
ことができ、組付作業性を良好にすることができるもの
である。
また、クラッチ機構は一箇所のみしか使用していないの
で、経年変化により動力伝達を不安定にするものが少な
く、これを最小1恨に抑えることができる。
(F、実施例)[第1図乃至第4図コ 以下に、本発明テープレコーダのリール台駆防伝達機構
の詳細を添付図面に示した実施例1に従って説明する。
尚、図面に示した実施例1は、本発明テープレコーダの
リール台駆動伝達機イ占をデジタルオーディオチーブレ
コーダに適用したものである。
(a、リール台)〔第1図、第2図、第4図]図中2.
3はリール台であり、シャーシ4から立設された支持軸
5.6に回転自在に支持されている。
そして、リール台2はS側ワール台であり、該S側リー
ル台2には平歯車状をしたリール台ギヤ7が一体に形成
されており、また、リール台3はT側のリール台であり
、該下側リール台3には前記S側リール台ギヤ7のピッ
チ円より小さい径のピッチ円の下側リール台ギヤ8が一
体に形成されてにする。尚、各ギヤのピッチ円の径につ
いては後述する。
(b、中間ギヤ)[第1図、第2図、第4図]9はシャ
ーシ4のS測り−ル台2の右斜め前方に立設された支持
軸1oに回転自在に支持されたS側中間ギヤであり、常
時S側リール台ギヤ7と噛合している小径ギヤ91と該
小径ギヤ91の下面に同軸状に一体に形成された大径ギ
ヤ92とから構成されている。
11は、シャーシ4の下側リール台3の左斜め前方に立
設された支持軸12に回転自在に支持されたT劇中間ギ
ヤであり、常時下側リール台ギヤ8と噛合している小径
ギヤ111と該小径ギヤ111の下面に同軸状に一体に
形成された大径ギヤ112とから構成されている。
尚、S側中間ギヤ9の大径ギヤ9゜とT劇中間ギヤ11
の大径ギャエ12とは同じ径のピッチ円をしているが、
S側中間ギヤ9の小径ギヤ91のピッチ円はT劇中間ギ
ヤ11の小径ギヤ11.のピッチ円よりも小径に形成さ
れている。詳細は後述する。
(c、揺動アーム)[第1図、第3図、第4図コ 13は揺動アームであり、その基部には支持筒14が一
体に形成され、シャーシ4に回転自在に支持された後述
する回転軸に回動自在に支持されている。
15は揺動ギヤであり、前記揺動アーム13の先端部、
即ち、揺動端部に下方に向って突設された支持軸16に
回転自在に支持されている。該揺動ギヤ15は、大径ギ
ヤ15、と該大径ギヤ15、の下面に一体に形成された
小径ギヤ152とから成る。また、小径ギヤ152の下
面にはその軸心寄りに環状の溝153が形成されている
17は揺動ギヤ15を支持する支持軸16の下端部に取
着されたフランジであり、該フランジ17の上面と小径
ギヤ152の下面に形成された溝15.の底部との間に
はコイルバネ18が縮設されており、従って、揺動ギヤ
15は上方へ向けての弾発力を付勢されており、その大
径ギヤ15、の上面と揺動アーム13の下面とが常時圧
接された状態になっている。そして、両者間には適度な
摩擦、即ち、揺動ギヤ15に与えられる移動力の方向に
応じて揺動アーム13を所定の方向に回動させる力が生
ずると共に揺動ギヤ15の回転が妨げられない程度の摩
擦が生じるようにされている。
(d、駆動部)[第1図、第3図、第4図]19はシャ
ーシ4に回転自在に、かつ、シャーシ4を貫通した状態
で支持された回転軸である。
20は筒部20.の一端にフランジ部202が一体に形
成された摩擦板であり、該摩擦板20の筒部201はフ
ランジ部2o2か上になる向きで前記回転軸19の下部
(シャーシ4から下側に突出した部分)に圧入されてい
る。
21は駆動プーリであり、前記摩擦板2oの筒部20、
に回転自在に外嵌されている。
22はフェルト等からなる環状の摩擦材であり、前記摩
擦板2oと駆動プーリ21の対向する面の間に介挿され
ている。
23は摩擦板2oの筒部20.の下端部に圧入された筒
状のストッパであり、該ストッパ23の下端部にはフラ
ンジ23.が一体に形成されている。
24はストッパ23のフランジ23、の上面と駆動プー
リ21の下面との間に縮設されたコイルバネである。従
って、駆動プーリ21は常時上方へ向けての弾発力を付
勢され、摩擦材22を介して摩擦板20のフランジ部2
0.に圧着されており、駆動プーリ21が回転すると、
摩擦材22を介して摩擦板20及び回転軸19が回転す
ることとなり、また、回転!N119に一定以上の負荷
がかかると摩擦材22が摩擦板20又は駆動プーリ21
に対して辷り、駆動プーリ21の回転が摩擦板20及び
回転軸19に伝達されないようになっている。
25は駆動ギヤであり、前記回転軸19の上部(シャー
シ4の上側に突出した部分)に圧入されており、回転軸
19と一体的にシャーシ4に対して回転するよう、にな
っている。
また、回転軸19の駆動ギヤ25よりも上部へ突出した
部分には前記揺動アーム13の支持筒14が回転自在に
支持されており、揺動アーム13の揺動端に支持された
揺動ギヤ15の大径ギヤ15.は前記駆動ギヤ25に常
時噛合されている。
26は出力プーリであり、該出力プーリ26の支持軸は
シャーシ4に回転自在に支持されている。そして、出力
プーリ26は、例えば、図示しないフリクションホイー
ルと一体に形成され、図示しない駆動モータの出力軸が
フリクションホイールと接触し、その回転により出力プ
ーリ26が回転するようになっている。
また、出力プーリ26と前記駆動プーリ21との間には
ベルト27か張設されている。
(e、その他)[第1図、第4図コ 28はキャプスタン軸であり、前記出力プーリ26の支
持軸のシャーシ4上部に突出した部分がキャプスタン軸
28とされている。
29はピンチローラであり、キャプスタン軸28に対向
して配置されており、再生モード時及び逆再生モード時
にキャプスタン!1iI1128に圧着され、テープカ
セット3oから繰り出されたテープ31をキャプスタン
軸28とともに挟持するようになっている。
32はリール台2.3の前方に配置された回転ドラム、
33.33、・・・はテープローディングを行なうため
のテープローディングポスト、34はテープカセット3
o内のS側リール、35はテープカセット3o内のT側
す−ルである。
(f、作用)[第4図] しかして、上記したテープレコーダのリール台駆動伝達
機横において出力プーリ26が反時計回り方向に回転す
ると、ベルト27か矢印Y方向に走行し、駆動プーリ2
1及び駆動ギヤ25を反時計回り方向へ回転せしめる。
このとき、駆動ギヤ25には負荷がかかつていない状態
なので、摩擦材22と摩擦板20及び駆動プーリ21と
の間には辷りは生ぜず、駆動プーリ21の回転力を駆動
ギヤ25に伝達することができる。
駆動ギヤ25の反時計回り方向への回転に伴ない、揺動
アーム13は反時計回り方向に回動され、揺動ギヤ15
の小径ギヤ15□がT劇中間ギヤ11の大径ギヤ112
.と噛合される。
そして、揺動アーム13の回動が揺動ギヤ15のT劇中
間ギヤ11との噛合により阻止され、駆動ギヤ25の回
転が揺動ギヤ15を時計回り方向へ回転させ、T劇中間
ギヤ11を反時計回り方向へ回転させ、更に、T測り−
ル台ギヤ8及びT側す−ル台24を時計回り方向へ回転
せしめることとなる。尚、揺動アーム13がT劇中間ギ
ヤ11側へ回動されることにより構成されるギヤ列、即
ち、揺動ギヤ15、T劇中間ギヤ11、T側す−ル台ギ
ヤ8から成るギヤ列を、以下、T側ギヤ列Aという。
そして、この状態が再生モードであり、回転自在なS側
リール34から繰り出されたテープ31は、キャプスタ
ン軸28とピンチローラ29とに挟まれて走行せしめら
れ、S側リール34−テープガイド33一回転ドラム3
2−テープガイド33−キャ7゜スタン中山28及びピ
ンチローラ29を経て、T側す−ル35側へ送り出され
たテープ31はT側す−ル台3によるT側す−ル35の
回転により巻き取られることとなる。
尚、T側す−ル35の巻径は巻取が進むに従って拡径さ
れて行くが、キャプスタン軸28及びピンチローラ29
によるテープ31の送り出し速度が一定であるため、キ
ャプスタン軸28及びピンチローラ29とT側す−ル3
5との間におけるテープテンションが大きくなりT側ギ
ヤ列Aに負荷がかかり、その負荷が一定値以上になると
、駆動ギヤ25の負荷が高くなり駆動プーリ21又は摩
擦板20と摩擦材22との間で辷りが生じT側す−ル台
3に一定以上の出力トルクが生じないようになっている
また、出力プーリ26が時計回り方向に回転すると、ベ
ルト27が矢印Z方向に走行し駆動プーリ21及び駆動
ギヤ25を時計回り方向に回転せしめる。そして、駆動
ギヤ25の時計回り方向への回転に伴ない、揺動アーム
13が時計回り方向に回動され、揺動ギヤ15の小径ギ
ヤ15□がS側中間ギヤ9の大径ギヤ92と噛合され、
駆動ギヤ25の時計回り方向への回転が揺動ギヤ15を
反時計回り方向へ回転し、S側中間ギヤ9を時計回り方
向に、S側リール台ギヤ7及びS側リール台2を反時計
回り方向に回転せしめることとなる。尚、揺動アーム1
3かS側中間ギヤ9側へ回動されることにより(114
成されるギヤ列、即ち、揺動ギヤ15、S側中間ギヤ9
、S側リール台ギヤ7から成るギヤ列を、以下、S側ギ
ヤ列Bという。
そして、この状態が逆再生モードであり、回転自在なT
側す−ル35から繰り出されたテープ31は、キャプス
タンφ山28とピンチローラ29に挟持されて走行せし
められ、T側す−ル35−キャプスタン軸28及びピン
チローラ29−テープガイド33一回転ドラム32−テ
ープガイド33を経て、S側リール34に@き取られて
行くこととなる。
尚、S側リール34の巻径が拡径されたときは、前述の
T側す−ル35と同じように駆動プーリ21又は摩擦板
20と摩擦材22との間で辷りが生じS側リール台2に
一定以上の出力トルクが生じないようになっている。
(g、具体的数値例) 各ギヤの大きさは以下のように設定される。
尚、再生モードにおけるT側す−ル台3のテープ31の
巻き取りに必要な出力トルクを12g−cm、逆再生モ
ードにおけるS側リール台2のテープ31の巻き取りに
必要な出力トルクを18g−cmとする。各リール台の
出力トルクはテープローディングにより形成されるテー
プ走行系内にあるテープガイド33.33、・・・の数
や回転ドラム32、テープガイド33.33等の位置関
係等により決定される。
また、摩擦材22の伝達トルクをT、T側ギヤ列Aの減
速比をα、S側ギヤ列Bの減速比をβとすると、 T Ia= 12g−cm T−β= 18 g・cm   となる。
故に、 α:β=2:3  となる。
次に、各ギヤのピッチ円の径を設定する。
まず、駆動ギヤ25をφ6、揺動ギヤ15の大径ギヤ1
5.をφ12、揺動ギヤ15の小径ギヤ152をφ8、
T劇中間ギヤ11の大径ギヤ112をφ8.8、T劇中
間ギヤ11の小径ギヤ111をφ6.8、T側す−ル台
ギヤ8をφ8と設定する。また、S側中間ギヤ9の大径
ギヤ9□のピッチ円はT劇中間ギヤ】1の大径ギヤ11
2のピッチ円の径と同一の径にすることが好ましいので
、これをφ8.8と設定する。
ここで、T側ギヤ列Aの減速比αは、 となる。
従って、 β=−×α=3.89   となる。
そして、S側中間ギヤ9の大径ギヤ92のピッチ円の径
とS側リール台ギヤ7のピッチ円の径をそれぞれφD、
φEとして以下に算出する。
S側中間ギヤ9の大径ギヤ8□はφ8.8なので、 ・’、 −= 1.7682            
−■また、S側リール台ギヤ7とS側中間ギヤ9の大径
ギヤ92のピッチ円の直径の和はT側す−ル台ギヤ8と
T劇中間ギヤ11の小径ギヤ111のピッチ円の直径の
和と略同じであることが各部品の配置上、好ましいこと
から、 D+E=6.8+8= 14.8   −■従って、■
式と0式から D舛5,35、E〜9.45  となる。
ここで、各ギヤのモジュールを0.4とすると、が仮定
される。
■式の場合、 ■式の場合、 12 8.8 9.6 β、 = −x −x −= 4.06685.2 ここで■式の場合(D2 、E2 )を選択すると、 T=4.63g−cra T−β、 += 18.83・c+n   となる。
・’−183−cm< T ・β2 従って、S側中間ギヤ9の小径ギヤ91のピッチ円の径
りはφ5,2、S側リール台ギヤ7のピッチ円の径Eは
φ9.6と決定される。
また、T側ギヤ列Aの減速比は2..59、S側ギヤ列
Bの減速比は4.06と決定される。
しかして、以上のようにして、各リール台の必要トルク
から各ギヤのピッチ円の径が設定又は決定されることに
なる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明チー
プレコータのリール台駆動伝達機構は、一のキャプスタ
ン軸によりNljl千生ド及び逆再生モードにおいてテ
ープを走行させるテープレコーダのリール台駆動伝達機
構において、シャーシに回転自在に支持された供給側リ
ール台と、シャーシの前記供給側リール台に対応した位
置に回転自在に支持された巻取側リール台と、一の駆動
ギヤと、前記供給側リール台に駆動ギヤの回転を伝達す
る供給側ギヤ列と、前記巻取側リール台に駆動ギヤの回
転を伝達する巻取側ギヤ列と、前記駆動ギヤの供給側ギ
ヤ列又は巻取側ギヤ列との噛合を駆動ギヤの回転方向に
より彦根する選択手段と、前記駆動ギヤと駆動源との間
に設けられ駆動ギヤ側に負荷がかかってきたときにスリ
ップするクラッチ機41カと、を備え、前記供給側ギヤ
列による減速比と前記巻取側ギヤ列による減速比との比
を、再生モート時に巻取側リール台によるテープの巻き
取りに必要なトルクと逆再生モード時に供給側リール台
によるテープの巻き取りに必要なトルクとの比に略等し
くなるように設定したことを特徴とする。
従ッて、本発明テープレコーダのリール台駆動伝達機構
によれは、各リール台毎にクラッチ機構を必要とせず、
構造を簡単にすることができ、部品点数を少なくするこ
とかできるとともに、クラッチ機構の誤組付を防止する
ことができ、組付作業性を良好にすることかてきるもの
である。
また、クラッチ機構は一箇所のみしか使用していないの
で、経年変化により動力伝達を不安定にするものが少な
く、これを最小限に抑えることができる。
尚、上記実施例において各リール台を駆動する駆動モー
タとキャプスタン軸を151A動する駆動モータとを共
通にしたか、これに限らず、各別に駆動モータを設ける
ようにしても良い。
また、上記実施例において揺動アームにより揺動する揺
動ギヤを1つのみイJするものについて説明したが、実
開昭62−161332号に開示されたギヤ駆動機構に
示されたような揺動アーム1つに対し2つの揺動ギヤを
有するものにも適用する巳とができ、更には、S側ギヤ
列、T側ギヤ列のそれぞれの減速比はそのギヤ列の中の
いずれのギヤにより実現するかは任、1ごであり、最終
的にS側ギヤ列とT側ギヤ列のそれぞれの減速比が異な
るようにすれば良い。
更に、本発明チープレコータのリール台駆動伝達機構は
、デジタルオーディオテープレコーダに限らず、ビデオ
チープレコータ、オーディオテープレコーダにも通用で
きることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明テープレコーダのリール台駆
動伝達機411ζをデジタルオーディオテープレコーダ
に通用した実施例を示すものであり、第1図は要部の平
面図、第2図は第1図のII −II線に沿う拡大断面
図、第3図は第1図のIII −III線に沿う拡大断
面図、第4図(A)、(B)は各モードを示す平面図で
あり、(A)図は再生モードを、(B)図は逆再生モー
トを示し、第5図及び第6図は従来のチープレコータの
リール台駆動伝達機構の一例を示すもので、第5図は要
部の平面図、第6図は第5図のVl −Vl線に沿う拡
大断面図である。 符号の説明 1・・・テープレコーダのリール台駆動伝達機構、  
2・・・供給側リール台、 3・・・巻取側リール台、 4・・・シャーシ、 13.15.18・・・選択手段、 20.21.22.23.24・・・クラッチ機4m、
  25・・・駆動ギヤ、 28・・・キャプスタン軸、 31・・・テープ、 A・・・巻取側ギヤ列、B・・・
供給側ギヤ列 −rQ寸ツ !llJ& 、−rO寸PN〜 匂フ 〜                        
  二ぐ一四把、、:9目 −に:!葛、q鴎 要部平面図(従来例) 第5図 拡大断面図(vz−V1轍)(従来例)第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一のキャプスタン軸により再生モード及び逆再生モード
    においてテープを走行させるテープレコーダのリール台
    駆動伝達機構において、シャーシに回転自在に支持され
    た供給側リール台と、シャーシの前記供給側リール台に
    対応した位置に回転自在に支持された巻取側リール台と
    、一の駆動ギヤと、前記供給側リール台に駆動ギヤの回
    転を伝達する供給側ギヤ列と、前記巻取側リール台に駆
    動ギヤの回転を伝達する巻取側ギヤ列と、前記駆動ギヤ
    の供給側ギヤ列又は巻取側ギヤ列との噛合を駆動ギヤの
    回転方向により選択する選択手段と、前記駆動ギヤと駆
    動源との間に設けられ駆動ギヤ側に負荷がかかってきた
    ときにスリップするクラッチ機構と、を備え、前記供給
    側ギヤ列による減速比と前記巻取側ギヤ列による減速比
    との比を、再生モード時に巻取側リール台によるテープ
    の巻き取りに必要なトルクと逆再生モード時に供給側リ
    ール台によるテープの巻き取りに必要なトルクとの比に
    略等しくなるように設定したことを特徴とするテープレ
    コーダのリール台駆動伝達機構
JP63024835A 1988-02-04 1988-02-04 テープレコーダのリール台駆動伝達機構 Pending JPH01201853A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011048284A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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