JP2949716B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP2949716B2
JP2949716B2 JP1080466A JP8046689A JP2949716B2 JP 2949716 B2 JP2949716 B2 JP 2949716B2 JP 1080466 A JP1080466 A JP 1080466A JP 8046689 A JP8046689 A JP 8046689A JP 2949716 B2 JP2949716 B2 JP 2949716B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ビデオテープレコーダを以下の項目に従って説
明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術「第10図」 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第9図] a.ビデオーテープレコーダ[第1図乃至第9図] b.切替手段[第4図乃至第9図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なビデオテープレコーダに関する。詳し
くは、振子ギヤを介して1つのモータで供給側リール台
(以下、「S側リール台」と言う。)及び巻取側リール
台(以下、「T側リール台」と言う。)を駆動するよう
にしたビデオテープレコーダに関するものであり、再生
モードから逆再生モード又は逆再生モードから再生モー
ドへの切替時に、ピンチローラのキャプスタン軸への圧
着を保持し、かつ、キャプスタン軸が回転しない状態で
切替手段により振子ギヤの首振り動作を強制的に行なう
ことにより、その切替時に生じやすい、画抜け、画ズレ
を防止することができるようにした新規なビデオテープ
レコーダを提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明ビデオテープレコーダは、テープの走行及びリ
ール台の駆動を行なう駆動源とは別の駆動源によって動
作され、振子ギヤをS側リール台又はT側リール台に噛
合せしめる切替手段を設け、再生モードから逆再生モー
ド又は逆再生モードから再生モードへの切替時にピンチ
ローラのキャプスタン軸への圧着をキャプスタン軸の回
転しない状態で保持したまま、前記切替手段により振子
ギヤの首振り動作を強制的に行なわせるとともに、振子
ギヤの首振り動作完了後に切替手段が中立位置へ戻され
るようにして、キャプスタン軸の回転をさせない状態で
振子ギヤによるS側リール台又はT側リール台への動力
伝達経路の切り替えを確実に行なうことができ、振子ギ
ヤの首振り動作時に発生するテープの送り出し、又は回
転ヘッドとテープとの位置ズレを防止し、画抜け、画ズ
レを防止することができるようにしたものである。
(C.従来技術)[第10図] 近年、ビデオテープレコーダにおいて、その機構の簡
素化の要請の下に、キャプスタン軸を駆動するモータと
2つのリール台を駆動するモータの共通化が図られてい
る。
第10図は、このようなキャプスタン軸の駆動と2つの
リール第の駆動とを1つのモータで行なうビデオテープ
レコーダの一例aを示くものである。
bはS側リール台ギヤ、cはT側リール台ギヤであ
り、両リール台ギヤb、cは適宜間隔を空けてメカシャ
ーシdの上面側に位置し、メカシャーシdに対して回転
自在に支持されている。
eはキャプスタン軸であり、メカシャーシdの下面に
取着されたキャプスタンモータfの出力軸が、メカシャ
ーシdを上方に貫通してキャプスタン軸eとされてい
る。
gはピンチローラであり、キャプスタン軸eに対向し
て、キャプスタン軸eに圧着されるようになっている。
hはキャプスタンモータfの出力軸に固定された駆動
プーリであり、メカシャーシdの下面側に位置されてい
る。
iは従動プーリであり、2つのリール台ギヤb、cの
略中間でメカシャーシdの下面側に位置されている。
jは従動ギヤであり、従動プーリiに同心状にかつ一
体的に形成されており、メカシャーシdの上面側に位置
されている。
kは首振レバーであり、従動ギヤjの上側で、かつ、
従動プーリi及び従動ギヤjの回転軸に回転自在に支持
されており、該首振レバーkの揺動端には従動ギヤjと
噛合した振子ギヤlが回転自在に支持されている。
m、nはアイドラギヤであり、メカシャーシdの上面
に回転自在に支持されているとともに、S側リール台ギ
ヤb又はT側リール台ギヤcにそれぞれ常時噛合されて
いる。
oは駆動プーリhと従動プーリiとに架け渡された無
端状のベルトである。
pはメカシャーシdの上面に回転自在に取着された回
転ヘッドドラムであり、テープローディングによりテー
プカセットqのテープrが所定巻付角で巻き付けられる
ようになっている。
しかして、キャプスタンモータfを駆動すると、キャ
プスタン軸eが回転されると共に、駆動プーリhが回転
され、その回転がベルトoを介して従動プーリi及び従
動ギヤjに伝達され、これらが回転する。そして、従動
ギヤjの回転に伴ない、この回転の方向に応じて、前記
首振レバーkがS側リール台ギヤb側又はT側リール台
ギヤc側へ首振り動作をして、振子ギヤlをS側アイド
ラギヤm又はT側アイドラギヤnに噛合させ、かつ、従
動ギヤjの回転を振子ギヤlを介してS側アイドラギヤ
m及びS側リール台ギヤbに又はT側アイドラギヤn及
びT側リール台ギヤcに伝達させることとなる。
そして、例えば、再生モード時にはキャプスタンモー
タfが上方から見て反時計回り方向に回転され、キャプ
スタン軸eとピンチローラgとによりテープrをT側リ
ール台側に送り出すとともに、従動ギヤjを反時計回り
方向に回転させ、首振レバーkをT側リール台ギヤc側
に首振りさせ、振子ギヤlをT側アイドラギヤnに噛合
させ、かつ、従動ギヤjの回転を振子ギヤl、T側アイ
ドラギヤnを介してT側リール台cに伝達し、T側リー
ル台cを時計回り方向に回転せしめてテープrを巻き取
ることとなる。
また、逆再生モード時には、キャプスタンモータfが
時計回り方向に回転され、キャプスタン軸eとピンチロ
ーラgとによりテープrを回転ヘッドドラムp側に送り
出すと共に、首振レバーkをS側リール台ギヤb側に首
振りさせ、振子ギヤlをS側アイドラギヤmに噛合させ
るとともに、S側リール台ギヤbを反時計回り方向に回
転せしめ、テープrを巻き取るようになっている。
(D.発明が解決しようとする課題) しかしながら、近年、VTRにはスロー再生や高速再生
あるいはコマ送りのスロー又は高速での再生又は静止画
のフレーム送り等を再生方向又は逆再生方向にて適宜に
行なえる所謂ジョグ・シャトル機能が付加的に搭載され
たものがあり、かかる機能により、例えば、再生モード
(テープを再生方向に走行せしめ、かつ、画像信号を再
生するモード)から逆再生モード(テープを逆再生方向
に走行せしめ、かつ、画像信号を再生するモード)への
切り替えが行なわれたときに、切替時に再生されていた
画面にノイズがはいったり、その画面がヌケる画ヌケを
生じたり、あるいは画ズレを生じたりするという問題が
あった。
即ち、前述したビデオテープレコーダaのように1つ
のモータにてキャプスタン軸eを回転させ、かつ、リー
ル台ギヤb又はcを回転させるビデオテープレコーダa
において、再生モードから逆再生モードに切り替えた場
合、首振レバーkが首振り動作をしている間はリール台
ギヤbとcは全く回転されず、テープrを巻き取らない
状態であるにもかかわらず、キャプスタン軸eが回転を
続けてテープrを送り出してしまい、テープパス系にた
るみが生じ、これにより、回転ヘッドドラムpとテープ
r面とのあたりにズレが生じてしまい、画ヌケ、画ズ
レ、又は画面にノイズがはいるといった問題が生じてい
た。
尚、首振レバーkの首振り動作中はキャプスタン軸e
とピンチローラgとの圧着を解除することにより、テー
プpの送り出しを防止することも考えられるが、ピンチ
ローラgのキャプスタン軸eへの圧着を解くことは、そ
の間、テープrがフリーの状態となるため回転ヘッドと
テープとの間でズレを生じやすく、また、再生モードか
ら逆再生モードへの切り替えが瞬時に行なえないという
問題があり、上記ジョグ・シャトル装置には採用するこ
とができない。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明ビデオテープレコーダは、上記問題点
を解決するために、キャプスタン軸及び各リール台を駆
動する駆動源とは別の駆動源にて振子ギヤの首振り動作
を行なう切替手段を設け、再生モードから逆再生モード
又は逆再生モードから再生モードへの切替時に、ピンチ
ローラがキャプスタン軸に圧着されたままで、かつ、キ
ャプスタン軸が回転しない状態の下で、振子ギヤの首振
り動作を切替手段により強制的に行なわせるとともに、
振子ギヤの首振り動作完了後に切替手段が中立位置へ戻
されるようにしたものである。
従って、本発明ビデオテープレコーダによれば、再生
モードから逆再生モードへの切替時又は逆再生モードか
ら再生モードへの切替時に、ピンチローラのキャプスタ
ン軸への圧着がなされたままで、かつ、キャプスタン軸
が回転しない状態にあるため、S側リール台又はT側リ
ール台のテープ巻き取り方向の回転が開始する前にキャ
プスタン軸によりテープ送り出し動作が行なわれること
はなく、当該切替時にテープパス系にたるみが生ずるこ
とはなく、回転ヘッドドラムとテープとの位置ズレは生
ぜず、従って、画ヌケ、画ズレあるいは画面ノイズが生
ずることがなく、瞬時にその切り替えを行なうことがで
き、所謂、ジョグ・シャトル機能を実現することができ
る。
(F.実施例)[第1図乃至第9図] 以下に、本発明ビデオテープレコーダの詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
(a.ビデオテープレコーダ)[第1図乃至第9図] 1はビデオテープレコーダであり、2はそのメカシャ
ーシで、該メカシャーシ2の上面側でその中央より前側
の位置に左右に離間してS側リール台3とT側リール台
4がメカシャーシ2に対してそれぞれ回転自在に配設さ
れており、各リール台3、4にはそれぞれ、リール台ギ
ヤ3a、4aが一体に形成されている。
5はT側リール台4の後方でメカシャーシ2の下面側
に配設されたキャプスタンモータであり、該キャプスタ
ンモータ5の出力軸はメカシャーシ2を貫通してその上
面側に突出され、キャプスタン軸6とされている。
7はキャプスタン軸6に対向してメカシャーシ2の上
面側に配設されたピンチローラであり、該ピンチローラ
7は当該ビデオテープレコーダ1が画像信号等を再生す
るモードのときにテープを定速走行させるためにキャプ
スタン軸6に対して圧着されるようになっている。
8はキャプスタンモータ5の下側であって、その出力
軸に固定された駆動プーリである。
9は前記2つのリール台3と4との間の略中間であっ
て、メカシャーシ2の下面側にメカシャーシ2に対して
回転自在に支持された従動プーリである。尚、該従動プ
ーリ9と前記駆動プーリ8とは上下方向で略同じ高さに
位置し、両者の間には無端のベルト10が架け渡されてい
る。
11はメカシャーシ2の上面側で、前記従動プーリ9の
メカシャーシ2の上面側に突出した回転軸12に支持され
た従動ギヤであり、該従動ギヤ11には図示しないトルク
リミッターが内蔵されており、軽負荷時には、従動プー
リ9と一体的に回転するようになっている。
13は従動プーリ9と従動ギヤ11との共通の回転軸12に
回転自在に支持された首振レバーであり、該首振レバー
13は従動ギヤ11の上側に位置し、その揺動端には従動ギ
ヤ11に噛合した振子ギヤ14が回転自在に支持されてい
る。
即ち、支持軸15が首振レバー13の揺動端にその下方に
延びるように垂設され、該支持軸15に振子ギヤ14が回転
自在に支持されており、また、支持軸15の下端はメカシ
ャーシ2の2つのリール台3と4との間の略中央に形成
された横長の矩形窓2aを通してメカシャーシ2の下面側
に突出されている。
16、17は各リール台3、4のリール台ギヤ3a、4aと各
別に、かつ、常時、噛合したアイドラギヤであり、これ
らアイドラギヤ16、17は前記振子ギヤ14を挟んで、か
つ、振子ギヤ14が略中央に位置するときはどちらのアイ
ドラギヤ16、17にも噛合せず、何れか一方に偏ったとき
に、その偏った方のアイドラギヤ16又は17に噛合するよ
うな位置でメカシャーシ2の上面に回転自在に支持され
ている。
尚、メカシャーシ2の上記矩形窓2aは首振レバー13が
首振り動作をして振子ギヤ14がアイドラギヤ16又は17に
噛合したときに、その支持軸15の下端部が矩形窓2aの縁
部に軽く接触する程度の大きさになっている。
18はテープカセットであり、ビデオテープレコーダ1
の所定位置に装着されるとそのテープ19が引き出されて
回転ヘッドドラム20に所定の巻付角で巻き付けられ、ま
た、各種のテープガイドによりテープパス系が形成され
るようになっている。
(b.切替手段)[第4図乃至第9図] 21は前記振子ギヤ14の強制的首振り動作を行なうため
の切替手段であり、該切替手段21は、これを駆動するモ
ータと該モータの回転運動を所定の回動に変換するカム
ギヤ及び揺動リンクと該揺動リンクの回動を直線運動に
変換し、前記振子ギヤ14を押圧するスライダー等から成
る。
22は各モードを形成するために種々のカムギヤやカム
板を動作させるためのモード設定モータであり、該モー
ド設定モータ22はメカシャーシ2の下面側であって、T
側リール台4の下方に配設されている。
23は平歯ギヤから成るカムギヤであり、その一方の面
にカム溝24が形成されており、該カムギヤ23はメカシャ
ーシ2の下面にメカシャーシ2にカム溝24が対向するよ
うに回転自在に支持されているとともに、前記モード設
定モータ22の出力軸に支持されたウォームギヤ25と常時
噛合されている。
26は略L字状をした揺動リンクであり、その屈曲部が
メカシャーシ2の下面であって、前記カムギヤ23の近傍
の位置に回動自在に支持されることにより、メカシャー
シ2に対してその面方向に揺動自在にされているととも
に、その短い方の腕27が揺動中心から右斜め方向へ延
び、その先端部が前記カムギヤ23とメカシャーシ2との
間に位置されており、また、長い方の腕28が揺動中心か
ら略前方へ延びるように位置されている。
また、揺動リンク26の短い方の腕27の先端部には下方
へ突出したピン27aが一体に形成され、該ピン27aが前記
カムギヤ23のカム溝24に係合され、長い方の腕28の端部
には下方へ突出した連結ピン28aが一体に形成され、該
連結ピン28aが後述するスライダーと係合されている。
そして、前記カムギヤ23がモード設定モータ22の駆動
により回転されるとそのカム溝24に係合されている揺動
リンク26の短い方の腕27のピン27aがカム溝24に倣って
動き、これにより、揺動リンク26はその揺動中心を中心
として揺動され、長い方の腕28はその連結ピン28aが略
左右方向に揺動されることとなる。
29は合成樹脂から成るスライダーであり、メカシャー
シ2の前縁寄りの下面に左右方向に摺動自在に支持され
ており、その一端部には幅方向に稍長い長孔29aが形成
され、該長孔29aに前記揺動リンク26の長い方の腕28の
連結ピン28aが摺動自在に係合され、また、スライダー2
9の他端部はメカシャーシ2の前記矩形窓2aまで延びて
おり、該他端部には後方へ向って突出した2つの押圧片
30、30が一体に形成され、該2つの押圧片30と30との間
の間隔は前記矩形窓2aの左右方向の長さより稍短くされ
ている。
そして、スライダー29は、モード設定モータ22の駆動
により揺動リンク26が揺動されたときに左右方向へ摺動
されることとなり、その2つの押圧片30、30が矩形窓2a
から共に少しづつ見える位置をその略中心として左側の
押圧片20が矩形窓2aの略中央に位置する右端位置と、
右側の押圧片30rが矩形窓2aの略中央に位置する左端位
置との間を摺動するようになっている。また、スライダ
ー29が右端位置又は左端位置に来た状態においては、振
子ギヤ14がそれぞれ対応するアイドラギヤ17又は16に噛
合した状態となるようにその支持軸15の下端部が左側押
圧片30と矩形窓2aの縁部又は右側押圧片30rと矩形窓2
aの縁部により挟持されるようになっている。
尚、スライダー29を合成樹脂で形成し、押圧片30、
30rに可撓性があるようにすることにより、振子ギヤ14
の支持軸15への押圧がオーバーストロークぎみになって
も良く、各部材の寸法精度をラフにすることができる。
しかして、再生モードから逆再生モードへの切り替え
は次のように行われる。
先ず、再生モードにおいては、キャプスタンモータ5
が反時計回り方向へ回転されてキャプスタン軸6とピン
チローラ7とで挟着されたテープ19をT側リール台4側
に送り出すと共に、従動ギヤ11が反時計回り方向へ回転
され、首振レバー13がT側リール台4側に首振りされて
アイドラギヤ17と振子ギヤ14とが噛合され、T側リール
台4を時計回り方向へ回転させ、ピンチローラ7とキャ
プスタン軸6とにより送り出されたテープ19を巻き取る
ようになっている。
尚、再生モードにおいては、スライダー29の押圧片30
、30rは略中心の位置に位置し、首振レバー13は振子
ギヤ14の支持軸15が上記押圧片30又は30rの何れにも
押圧されていない状態で、従動ギヤ11の回転方向に従動
して所定方向への首振りをするようになっている。
次に、逆再生モードに切り替えられると、キャプスタ
ンモータ5が停止されるとともにモード設定モータ22が
駆動され、スライダー29が左端位置へと移動され、振子
ギヤ14をS側アイドラギヤ16に強制的に噛合させた後、
キャプスタンモータ5を逆回転、即ち、時計回り方向へ
回転させて、キャプスタン軸6とピンチローラ7とによ
りテープ19をS側リール台3側へ送り出すとともに、従
動ギヤ11−振子ギヤ14−S側アイドラギヤ16−S側リー
ル台ギヤ3aと回転力が伝達されて、S側リール台3が反
時計回り方向に回転されて送り出されたテープ19を巻き
取るようになっている。
また、首振レバー13の強制的な首振り動作が完了した
後、モード設定モータ22が逆回転され、スライダー29は
再び中立位置へと戻されるようになっている。
そして、再生モードから逆再生モードへの切替時には
ピンチローラ7のキャプスタン軸への圧着はそのまま
で、キャプスタンモータ5がスライダー29による首振レ
バー13の強制的な首振り動作が完了したタイミングで逆
回転されるようになっている。
尚、再生モード、逆再生モードとは回転ヘッドにより
画像信号を読み取りテレビ画面等に画像として表示し得
るモードであり、再生モードには通常のプレイバック再
生、高速ピクチャーサーチ、スロー再生等があり、ま
た、逆再生モードには、リバース再生、逆高速ピクチャ
ーサーチ、逆スロー再生等がある。また、再生モードと
逆再生モードとの切り替えはプレイボタン、リバースボ
タンの操作の他、ジョグ・シャトルのダイヤルにより行
なわれる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明ビ
デオテープレコーダは、1つのモータでキャプスタン軸
を回転させると共に振子ギヤを介して供給側リール台及
び巻取側リール台を選択的に駆動するようにしたビデオ
テープレコーダにおいて、モータとは別の駆動源によっ
て動作され、振子ギヤを供給側リール台又は巻取側リー
ル台に噛合せしめる切替手段を設け、再生モードから逆
再生モード又は逆再生モードから再生モードへの切替時
に、ピンチローラがキャプスタン軸に圧着されたまま
で、かつ、キャプスタン軸が回転しない状態の下で、振
子ギヤの首振り動作を切替手段により強制的に行なわせ
るとともに、振子ギヤの首振り動作完了後に切替手段が
中立位置へ戻されるようにしたことを特徴とする。
従って、本発明ビデオテープレコーダによれば、再生
モードから逆再生モードへの切替時又は逆再生モードか
ら再生モードへの切替時に、ピンチローラのキャプスタ
ン軸への圧着がなされたままで、かつ、キャプスタン軸
が回転しない状態にあるため、S側リール台又はT側リ
ール台のテープ巻き取り方向の回転が開始する前にキャ
プスタン軸によりテープ送り出し動作が行なわれること
はなく、当該切替時にテープパス系にたるみが生ずるこ
とはなく、回転ヘッドドラムとテープとの位置ズレは生
ぜず、従って、画ヌケ、画ズレあるいは画面ノイズが生
ずることがなく、瞬時にその切り替えを行なうことがで
き、所謂、ジョグ・シャトル機能を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明ビデオテープレコーダの実施
の一例を示すものであり、第1図は全体の概略平面図、
第2図は概略底面図、第3図は第1図のIII−III線に沿
う断面図、第4図は再生モードにおける要部の平面図、
第5図は第4図のIV−IV線に沿う断面図、第6図は再生
モードから逆再生モードへ切り替えた瞬間を示す要部の
平面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面図、第
8図は逆再生モードにおける要部の平面図、第9図は第
8図のIX−IX線に沿う断面図、第10図は従来のビデオテ
ープレコーダの一例を示す平面図である。 符号の説明 1……ビデオテープレコーダ、 3……供給側リール台、 4……巻取側リール台、5……モータ、 6……キャプスタン軸、 7……ピンチローラ、 14……振子ギヤ、21……切替手段、 22……別の駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/44 G11B 15/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのモータでキャプスタン軸を回転させ
    ると共に振子ギヤを介して供給側リール台及び巻取側リ
    ール台を選択的に駆動するようにしたビデオテープレコ
    ーダにおいて、 上記モータとは別の駆動源によって動作され、前記振子
    ギヤを供給側リール台又は巻取側リール台に噛合せしめ
    る切替手段を設け、 再生モードから逆再生モード又は逆再生モードから再生
    モードへの切替時に、ピンチローラがキャプスタン軸に
    圧着されたままで、かつ、キャプスタン軸が回転しない
    状態の下で、振子ギヤの首振り動作を上記切替手段によ
    り強制的に行なわせるとともに、振子ギヤの首振り動作
    完了後に上記切替手段が中立位置へ戻されるようにした ことを特徴とするビデオテープレコーダ
JP1080466A 1989-03-31 1989-03-31 ビデオテープレコーダ Expired - Lifetime JP2949716B2 (ja)

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