JP2583945B2 - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JP2583945B2
JP2583945B2 JP63046278A JP4627888A JP2583945B2 JP 2583945 B2 JP2583945 B2 JP 2583945B2 JP 63046278 A JP63046278 A JP 63046278A JP 4627888 A JP4627888 A JP 4627888A JP 2583945 B2 JP2583945 B2 JP 2583945B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープをリールバブに巻き取るためのリ
ール台の駆動装置を有するテープレコーダに関するもの
である。
従来の技術 近年、テープレコーダのリール台駆動装置は、その構
成を簡略化するためにモータの回転を第1の方向及び第
2の方向に回転を切り換えることにより第1のリール台
及び第2のリール台の回転伝達を行うように構成されて
いる。
以下図面を参照しながら従来のテープレコーダの一例
について説明する。
第3図以下第6図までは従来のテープレコーダの早送
り(FF)及び巻戻し(REW)動作を示す平面図で、第7
図はその側面図である。
第3図〜第7図において、1は駆動ギヤで、上基板2
の軸3に回転自在に設けられ、図示しないモータの第1
及び第2の方向の回転を伝達されている。4は第1の中
間ギヤ、5は第2の中間ギヤで、摺動板6の軸受7に回
転自在に軸支された軸8でそれぞれ連結され、第7図に
示すように圧縮ばね9によりその回転に負荷を付与され
ていると共に上記第1の中間ギヤ4は上記駆動ギヤ1に
常時噛合されるようになっている。
上記摺動板6には上記駆動ギヤ1の回転中心(軸3)
と同心に形成された円弧状の第1のガイド溝6a,第2の
ガイド溝6bを有しており、この第1のガイド溝6aは上記
上基板2の第1のガイド軸11が、第2のガイド溝6bは下
基板12の第2のガイド軸13にそれぞれ摺動自在に設けら
れ、この摺動板6は上記駆動ギヤ1を軸支している軸3
を中心に回動動作をするように構成されている。
14は第1のリール台で、上記上基板2の軸受15に回転
自在に設けられ、下端には第1のリールギヤ16が同心に
固着されている。17は第1の伝達ギヤで、上記上基板2
の軸18に回転自在に設けられ、上記第1のリールギヤ16
に噛合されると共に上記第2の中間ギヤ5と噛合可能に
構成されている。
19は第2のリール台で、上記第1のリール台14と同様
に上記上基板2の軸受(図示せず)に回転自在に設けら
れ、下端には第2のリールギヤ20が同心に固着されてい
る。21は第2の伝達ギヤで、上記上基板2の軸22に回転
自在に設けられ、上記第2のリールギヤ20に噛合される
と共に上記第2の中間ギヤ5と噛合可能に構成されてい
る。
上記第1のリール台14はカセットテープ23の第1のリ
ールハブ24と、第2のリール台19は第2のリールハブ25
とそれぞれ係合し、磁気テープ(図示せず)を巻き取る
ように構成されている。
以上のように構成されたテープレコーダについて、以
下その動作について説明する。
まず第4の停止状態又は第3図のREW状態から上記モ
ータ(図示せず)を第1の方向に回転させ、上記駆動ギ
ヤ1を時計方向(第1の方向)に回転させると、上記第
1の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5は反時計方向に回
転される。この第1の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5
は上記圧縮ばね9により回転負荷が付与されているの
で、上記摺動板6は時計方向(第1の方向)に回動し、
上記第2の中間ギヤ5は第5図に示すように第1の伝達
ギヤ17に噛合し、上記第1のリール台14はは時計方向に
回転され、上記磁気テープ(図示せず)を第1のリール
ハブ24に巻き取るFF状態となる。
次に第4図の停止状態又は第5図のFF状態から上記モ
ータ(図示せず)を第2の方向に回転させ、上記駆動ギ
ヤ1を反時計方向(第2の方向)に回転させると、上記
第1の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5は時計方向に回
転される。この第1の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5
は上記圧縮ばね9により回転負荷が付与されているの
で、上記摺動板6は反時計方向(第2の方向)に回動し
上記第2の中間ギヤ5は第3図に示すように第2の伝達
ギヤ21に噛合し、上記第2のリール台19は時計方向に回
転され、上記磁気テープ(図示せず)を第1のリールハ
ブ25に巻き取るREW状態となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、第5図に示すFF
動作状態のように、上記駆動ギヤ1,第1,第2の中間ギヤ
4,5,第1の伝達ギヤ17で形成されるくい込み角θを大
きく(約90゜が目安)構成した場合は、上記第1,第2の
中間ギヤ4,5に自くい込み作用が働き、上記第2の中間
ギヤ5と第1の伝達ギヤ17の噛合が解除されることなく
安定して回転伝達が行えるが、第3図に示すREW動作状
態のように、上記駆動ギヤ1,第1,第2の中間ギヤ4,5,第
2の伝達ギヤ21で形成されるくい込み角θを小さく構
成した場合は、上記第2の中間ギヤ5と第2の伝達ギヤ
21に逃げ方向すなわち上記摺動板6が時計方向に回動す
る力が作用し、第6図のように上記第2の中間ギヤ5と
第2の伝達ギヤ21の噛合が解除され、回転伝達が断続的
に行なわれ、スムーズな動作が得られない問題点があっ
た。特に磁気テープの巻取りが終端付近になるとその巻
き取り負荷が増大して顕著に発生していた。尚第8図に
それらのギヤの噛合状態を示す。
このような問題を解決するために第3図のようなREW
動作状態で上記くり込み角θを大きく構成する方法が
あるが、そうすると上記摺動板6及び第1,第2の中間ギ
ヤ4,5の移動量が大きくなり、電気部品等他の部品がそ
の移動範囲に配置することができなくなり、装置本体が
大型化する等の多くの弊害が発生する。
本発明は上記問題点に鑑み、くい込み角θを大きく
することなく、かつ安価で簡単な構成でもって安定した
スムーズなリール台への回転伝達が得られるテープレコ
ーダを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のテープレコーダ
は、摺動板に形成した円弧状のガイド溝に段部を構成
し、上記中間ギヤが第1又は(及び)第2の伝達ギヤに
噛合し、上記駆動ギヤの第1又は(及び)第2の方向の
回転を上記第1又は(及び)第2のリール台に伝達する
状態で上記段部が上記ガイド軸に当接するように構成し
たものである。
作用 本発明は上記構成によって、上記駆動ギヤの第1又は
(及び)第2の方向の回転を第1又は(及び)第2のリ
ール台に伝達する場合に上記段部がガイド軸に当接する
ため、上記従来例に示すようなくみ込み角θが小さく
構成されても、上記中間ギヤと上記第1又は(及び)第
2の伝達ギヤとの噛合が解除する方向に上記摺動板及び
中間ギヤに力が作用しようとしても、その移動は阻止さ
れ、安定したスムーズな回転伝達がなされるものであ
る。
実施例 以下本発明の一実施例のテープレコーダについて、図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明のテープレコーダのREW動作状態を示
すものである。尚本発明実施例の説明は重複を避けるた
めに従来例と異る部分のみを説明する。
第1図において、6cは上記摺動板6に形成された円弧
状の第1のガイド溝6aに設けられた段部で、第1図のRE
W動作状態、すなわち第2の中間ギヤ5が第2の伝達ギ
ヤ21に噛合した状態で第1のガイド軸11に当接するよう
に構成されている。
また、上記駆動ギヤ1と第1の中間ギヤ4の噛合量
は、この第1の中間ギヤ4が駆動ギヤ1の方向に移動で
きるように上記第1のガイド溝6aの段部6c以外の部分で
上記第1の軸11にガイドされた状態では浅く構成されて
いる。
以上のように構成されたテープレコーダについて、以
下第1図及び第2図を用いてその動作を説明する。
第4図の停止状態又は第5図のFF状態から上記モータ
(図示せず)を第2の方向に回転させ、上記駆動ギヤ1
を反時計方向(第2の方向)に回転させると、上記第1
の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5は時計方向に回転さ
れる。この第1の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5は上
記圧縮ばね9により回転負荷が付与されているので、上
記摺動板6は反時計方向(第2の方向)に回動し、上記
第2の中間ギヤ5は第2図に示すように第2の伝達ギヤ
21に噛合し、上記第2のリール台19は時計方向に回転さ
れ、上記磁気テープ(図示せず)を第1のリールハブ25
に巻き取るREW状態となる。この時、上記第1及び第2
の中間ギヤ4,5は上記第2のリール台19の磁気テープ巻
き取り負荷により上記第2の伝達ギヤ21に沿って上記駆
動ギヤ1の方向に移動する力が作用し、上記摺動板6も
同様に移動する力が作用され、第1図に示すように上記
第1のガイド溝6aの段部6cが上記第1のガイド軸11に当
接するまで移動される。
上記摺動板6がこのような状態になると、上記第2の
中間ギヤ5と第2の伝達ギヤ21に逃げ方向すなわち上記
摺動板6が時計方向に回動する力が作用しても、上記段
部6cが第1のガイド軸11に当接してその回動が阻止さ
れ、上記第2のリール台19への回転伝達は安定してスム
ーズに行なわれる。
次に第1図のREW動作状態から上記モータ(図示せ
ず)を第1の方向に回転させて、上記駆動ギヤ1の時計
方向(第1の方向)に回転させてFF動作を行うと、上記
第1の中間ギヤ4及び第2の中間ギヤ5は反時計方向に
回転される。この時、上記第2の伝達ギヤ21と第2の中
間ギヤ5は噛合されているので、上記第2のリール台19
の回転負荷等により上記第1,第2の中間ギヤ4,5は上記
駆動ギヤ1から離れる方向に力が作用する従って上記摺
動板6も同様の方向に移動され、上記段部6cと第1のガ
イド軸11の当接も解除され、この摺動板6は時計方向
(第1の方向)に回動され、上記従来例で説明したよう
にFF動作状態となる。
以上のように本実施例によれば、上記摺動板6の第1
のガイド溝6aに段部6cを構成し、第1図のようなREW動
作状態でこの段部6cが上記第1のガイド軸11に当接する
よう構成したので、上記くい込み角θが小さい場合で
も上記第2の中間ギヤ5と第2の伝達ギヤ21の噛合が解
除されることなく安定したスムーズな回転伝達が行なえ
る。
なお、上記第1のガイド溝6a,第2のガイド溝6bは上
記駆動ギヤ1の回転中心と同心としたが、動作に支障が
ない範囲で略同心形状でもかまわない。
また、上記モータ(図示せず)を所定の方向に回転さ
せて再生動作を行う場合は上記第2の中間ギヤ5は第1
又は第2の伝達ギヤ17,21に噛合しないように構成しな
ければならないが、これは再生動作に連動して上記噛合
を行なわないように構成すれば良く、これらの方法は周
知であるので、ここでは詳述はしない。
また、本実施例はFF,REW動作でもって説明したが、他
の動作、例えば第1の方向,第2の方向に磁気テープを
走行させて再生動作を行うリバース式のテープレコーダ
等のリール台の駆動装置等にも応用できるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、摺動板に形成した円弧状のガ
イド溝に段部を構成し、上記中間ギヤが第1又は(及
び)第2の伝達ギヤに噛合し、上記駆動ギヤの第1又は
(及び)第2の方向の回転を上記第1又は(及び)第2
のリール台に伝達する状態で上記段部が上記ガイド軸に
当接するように構成したことにより、上記中間ギヤと第
1又は(及び)第2の伝達ギヤの噛合が解除されること
なく、従って上記第1又は(及び)第2のリール台に安
定したスムーズな回転状態ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるテープレコーダのRE
W動作状態を示す平面図、第2図は第1図のREW動作を行
う直前の状態を示す平面図、第3図は従来のテープレコ
ーダのREW動作状態を示す平面図、第4図は同停止状態
を示す平面図、第5図は同FF状態を示す平面図、第6図
は同REW動作で異常動作を行った状態を示す平面図、第
7図は同要部の断面図、第8図は同REW状態におけるギ
ヤの噛合状態を示す部分拡大図である。 1……駆動ギヤ、4……第1の中間ギヤ、5……第2の
中間ギヤ、6……摺動板、9……圧縮ばね、11……第1
のガイド軸、14……第1のリール台、17……第1の伝達
ギヤ、19……第2のリール台、21……第2の伝達ギヤ、
6a……第1のガイド溝、6c……段部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の方向及び第2の方向に回転する駆動
    ギヤと、上記駆動ギヤの回転中心と同心に形成された円
    弧状のガイド溝を有し、これらのガイド軸に嵌挿された
    ガイド軸に沿い上記駆動ギヤと同心の回動動作を行う摺
    動板と、上記駆動ギヤに噛合し上記摺動板に回転自在に
    軸支された中間ギヤと、上記駆動ギヤが第1の方向に回
    転すると上記中間ギヤ及び摺動板が第1の方向に移動し
    て第1のリール台と連動した第1の伝達ギヤに噛合し上
    記第1のリール台に回転伝達され、一方、上記駆動ギヤ
    が第2の方向に回転すると上記中間ギヤ及び摺動板が第
    2の方向に移動して第2のリール台と連動した第2の伝
    達ギヤに噛合し上記第2のリール台に回転伝達するよう
    に上記中間ギヤに設けた回転負荷付与手段と、上記中間
    ギヤが第1又は(及び)第2の伝達ギヤに噛合し、上記
    駆動ギヤの第1又は(及び)第2の方向の回転を上記第
    1又は(及び)第2のリール台に伝達する状態で上記ガ
    イド軸に当接するように上記ガイド溝に設けた段部とを
    備えたことを特徴とするテープレコーダ。
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