JPH06314454A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH06314454A
JPH06314454A JP5128363A JP12836393A JPH06314454A JP H06314454 A JPH06314454 A JP H06314454A JP 5128363 A JP5128363 A JP 5128363A JP 12836393 A JP12836393 A JP 12836393A JP H06314454 A JPH06314454 A JP H06314454A
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reel
tension
arm
tape tension
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択的に装着される複数のテープカセットの
リール間距離に応じて、機械式のテープ張力制御の最適
なパラメータを設定できるようにする。 【構成】 供給側リール台4を支持する供給側移動プレ
ート6上に、第1のテンションアーム18の回転支軸1
7を設け、第1のアーム18の先端に開閉自在の第2の
テンションアーム25を設け、第2のアーム25の先端
にテンション検出ガイド45を設ける。16はテンショ
ンバネ、44はブレーキドラム、13はブレーキバンド
である。大型カセット2の装着時には、移動プレート6
によるリール台4の移動動作に連動して、第1のアーム
18の支軸17が移動し、かつ第2のアーム25が拡が
ってテンション検出ガイド45の回転半径が大きくな
る。第1のアーム18と第2のアーム25とからなるテ
ンションアームにおいて、テープ3の張力による回転モ
ーメントに関する有効距離が、小型カセット装着時より
も大きく設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープを巻回するリー
ルの間の距離が異なる複数の型のテープカセットを選択
的に装着できるようにしたVTR等の磁気記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使用用途により異なるリール間距離を有
する複数の型のテープカセット、具体的には、長時間の
記録再生が可能な大型カセットと可搬性を重視した小型
カセット等の2種類のテープカセットが選択的に装着で
きるVTRは幾つか提案され、また実現されている。こ
の種のVTRは、一般に、一対のリール台を複数のカセ
ット内の一対のリールに合うように移動させることによ
り、複数のカセットの選択的な装着を可能にしている。
このような構成において、テープ張力制御機構は幾つか
提案されている。
【0003】一対のリール台を直接モータで駆動し、両
リールモータを独立に制御することによりテープ張力を
制御する手法は実現されている。しかしながら、この手
法では、テープ張力の制御性はよいが高価なシステムと
なるので、一般の民生用VTRには用いられていない。
民生用VTRにおいては、一般的に、テープ供給側リー
ルのブレーキトルクを機械的に制御する手法が用いられ
ている。
【0004】ここで、一般的な機械式のテープ張力制御
機構について図21を参照して説明する。図において、
204は供給側リール台で、その円周上にはブレーキド
ラム244が設けられている。203は磁気テープで、
供給側リール台204上に装着された供給リール(図示
せず)から引き出される。218は支軸217を中心に
揺動可能なテンションアームで、その先端にはテンショ
ン検出ガイド245が設けられている。216はテンシ
ョンアーム218を左回り方向に回動付勢するテンショ
ンバネで、一端が支持部215に固定され、他端がテン
ションアーム218に設けられた支持部250に固定さ
れている。213はブレーキドラム244上に巻き付い
てブレーキトルクを発生するブレーキバンドで、一端が
支持部211に固定され、他端がテンションアーム21
8に設けられた支持部214に固定されている。228
及び229はテープガイドである。
【0005】次に、上記テープ張力制御機構の動作原理
を説明する。供給側リール台204上の供給リールから
引き出されたテープ203は、テープガイド228を介
してテンション検出ガイド245に到り、さらにテープ
ガイド229へと導かれ、一定のテープパスを形成後、
巻取リール(図示せず)に巻き取られていく。テンショ
ンアーム218は、テンション検出ガイド245に加わ
るテープ張力により右回りのモーメントを受け、バネ2
16により左回りのモーメントを受ける。さらにテンシ
ョンアーム218は、ブレーキバンド213からのバン
ド張力により右回りのモーメントを受ける。これら3つ
のモーメントが釣り合うような位置でテンションアーム
218が静止する。一方、ブレーキバンド213の張力
により、供給側リール台204のブレーキドラム244
が締め付けられ、供給リールに対してブレーキトルクを
発生する。
【0006】上述の状態でテープ張力が大きくなると、
テンションアーム218の右回りモーメントが大きくな
る。ここでテンションアーム218の回転中心である支
軸217に関するモーメントが釣り合うように、バネ2
16の引張力が増大し、ブレーキバンド213のバンド
張力は減少する。バンド張力が減少すると、ブレーキド
ラム244で発生するブレーキトルクが減少し、テープ
張力が小さくなる。一方、テープ張力が小さくなると、
上述の逆動作をして、テープ張力を大きくするように制
御する。
【0007】ここで、テンションアーム回りのモーメン
トの釣合いより、 MS =FB B +TLT ・・・(1) MS :バネによる回転モーメント FB :バンド張力 LB :バンド張力による回転モーメントに関する有効距
離 T :テープ張力 LT :テープ張力による回転モーメントに関する有効距
【0008】一方、リール回りの力の釣合いより、 TR=RD B ・・・(2) R :供給リールに巻回されたテープの半径 RD :バンド張力によるブレーキトルクに関する有効半
【0009】上式よりFB を消去して、 T=MS /(LB ・R/RD +LT ) ・・・(3) 従って、上述のような値のテープ張力Tに制御されてい
る。
【0010】ここで、式(3)からも分かるように、テ
ープ張力Tは、リールのテープ巻径Rが変化すると、こ
れに応じて変化していく。従って、その変化率が小さく
なるように、他のパラメータ(MS 、LB 、RD
T )を設定するのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の一般的な機械式のテープ張力制御機構
を、リール間距離の異なる大型カセット及び小型カセッ
トが装着されるVTRに適用すると、以下のような欠点
を生じるという問題があった。
【0012】1.テープ張力Tを制御するための前記設
計パラメータ(MS 、LB 、RD 、LT )のうち、
D 、LT は小型カセットの寸法に制約されてしまう。 2.小型カセットに比べ大型カセットのテープ巻径Rは
大きく変化するので、巻径によるテープ張力Tの変化率
を小さく抑えるには、前記パラメータのうち、RD 、L
T を大きく、LB を小さく設定する必要がある。
【0013】そこで本発明は、選択的に装着される複数
のテープカセットのリール間距離に応じて、機械式のテ
ープ張力制御の最適なパラメータを設定することができ
るようにした磁気記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、リール台移動機構によりリール台を
移動させてリール間距離の異なる複数のテープカセット
を選択的に装着し、リールから引き出したテープの張力
をテープ張力制御機構により機械式に制御しながらテー
プを走行させて記録再生を行うように構成した磁気記録
再生装置において、前記テープ張力制御機構のテープ張
力検出ガイドの回転半径を切換える手段と、前記リール
間距離に応じて前記回転半径を変化させるように前記テ
ープ張力制御機構を移動させる手段とを有し、前記リー
ル台移動機構と共に前記テープ張力制御機構移動手段と
前記回転半径切換手段とを作動させるように構成したも
のである。
【0015】また、上記目的を達成するために、第2の
発明は、リール台移動機構によりリール台を移動させて
リール間距離の異なる複数のテープカセットを選択的に
装着し、リールから引き出したテープの張力をテープ張
力制御機構により機械式に制御しながらテープを走行さ
せて記録再生を行うように構成した磁気記録再生装置に
おいて、前記テープ張力制御機構のリールブレーキ手段
のブレーキドラム半径を前記リール間距離に比例して大
きくするものである。
【0016】なお、上記第2の発明においては、異なる
リール間距離に対応する複数のリールブレーキ手段を設
け、リール間距離に応じて前記複数のリールブレーキ手
段を選択的にリール台とテープ張力検出手段とに連結す
るとよい。
【0017】
【作用】上記のように構成された第1の発明によれば、
複数のカセットのリール間距離に対応するリール台の移
動動作に連動して、機械式のテープ張力制御機構が移動
され、かつ前記テープ張力制御機構のテープ張力検出ガ
イドの回転半径が切換えられることにより、大型カセッ
ト装着時には、前記テープ張力検出ガイドのテープ張力
による回転モーメントに関する有効距離LT を、小型カ
セット装着時よりも大きく設定することができる。
【0018】また、上記のように構成された第2の発明
によれば、複数のカセットのリール間距離に比例して、
テープ張力制御機構のリールブレーキ手段のブレーキド
ラム半径が大きくされることによって、より具体的に
は、異なるリール間距離に対応する複数のリールブレー
キ手段が選択的に、リール台の移動動作に伴い、リール
台とテープ張力検出手段とに連結されることにより、ブ
レーキドラムのブレーキトルクに関する有効半径R
D を、各カセット装着時にも十分に確保することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明をVTRに適用した実施例につ
いて図1〜図20を参照して説明する。
【0020】まず、図1〜図15は第1の発明を実施し
た第1実施例を示すものであり、図1及び図2はそれぞ
れ小型カセット装着時及び大型カセット装着時のテープ
張力制御機構を中心にVTRの概要を示す平面図、図3
及び図4はそれぞれ小型カセット及び大型カセットによ
るテープパス形成後のVTRの概要を示す平面図、図5
〜図7はそれぞれ図3のA−A線矢視、B−B線矢視、
C−C線矢視における拡大展開断面図、図8〜図15は
テンションアームの開閉動作を順に示す平面図である。
【0021】まず、図1〜図4において、1は小型カセ
ット、2は大型カセット、3は磁気テープ、4は供給側
リール台、5は巻取側リール台である。6は供給側リー
ル台4を支持する供給側移動プレート、7は巻取側リー
ル台5を支持する巻取側移動プレートであり、これら移
動プレート6及び7は支軸8を中心に互いに連動して揺
動される。
【0022】供給側リール台4及び巻取側リール台5の
外周下部にはそれぞれギア43及びギア42が設けられ
ており、アイドラギア41と選択的に噛み合う。図5に
示すように、アイドラギア41はシャーシ46上に植立
された支軸8を中心に揺動するプレート47に回転支持
されており、駆動ギア40の回転方向に応じて首振り動
作される。
【0023】供給側リール台4の外周にはブレーキドラ
ム44が設けられ、このブレーキドラム44上にブレー
キバンド13が巻き付けられている。
【0024】9は前記供給側移動プレート6上に設けら
れた支軸10を中心に回転支持されたレバーで、図7に
も示すように、その一端には前記ブレーキバンド13を
回転支持する支持部11を有し、他端にはカム壁27に
当接するピン12を有している。
【0025】18は第1のテンションアームで、前記供
給側移動プレート6上に設けられた支軸17を中心に回
転支持されている。14は第1のアーム18上に設けら
れた支持部で、前記ブレーキバンド13の他端を回転支
持し、またテンションバネ16の一端を支持している。
15はテンションバネ16の他端を支持する支持部であ
る。
【0026】25は第2のテンションアームで、図6に
も示すように、前記第1のアーム18に設けられた支軸
22により回転支持され、その先端にはテンション検出
ガイド45が設けられている。第1のアーム18に設け
られた支持部20と第2のアーム25に設けられた支持
部24との間には、第2のアーム25が第1のアーム1
8に対してトグル作用を発揮するようにバネ21が張設
されている。なお、第2のアーム25の支持部24はバ
ネ21を支持すると同時にカム壁26に当接するピンの
機能も果たす。
【0027】従って、図1に示す小型カセット1の装着
時には、第2のアーム25はバネ21により右回り方向
に回動付勢されているが、第2のアーム25に設けられ
たストッパ23が第1のアーム18に当接することによ
り、折り畳んだ状態で所定の位置に固定されている。
【0028】また、図2に示す大型カセット2の装着時
には、第2のアーム25はバネ21により左回り方向に
回動付勢されているが、第1のアーム18に設けられた
ストッパ19に第2のアーム25が当接することによ
り、拡がった状態で所定の位置に固定されている。
【0029】なお、図1〜図4において、28、29、
30、31はテープガイド、32は磁気ヘッドを搭載し
た回転ドラム、33、34、35はテープガイド、36
はキャプスタン軸、37はピンチローラ、38、39は
テープガイドである。
【0030】次に、図3を参照して小型カセット1の装
着時のテープ搬送動作を説明する。磁気テープ3は、供
給側リール台4上の供給リールから引き出され、テープ
ガイド28を経てテンション検出ガイド45に当接す
る。さらにテープガイド29、30、31を経て回転ド
ラム32に巻き付き、磁気記録再生動作が行われる。さ
らにテープ3は、テープガイド33、34、35を経
て、キャプスタン軸36及びピンチローラ37に挟持さ
れる。キャプスタンモータにより定速回転するキャプス
タン軸36によって、テープ3は定速で搬送され、テー
プガイド38、39を経て巻取リール台5上の巻取リー
ルに巻回される。
【0031】巻取リールは、駆動ギア40によりアイド
ラギア41を介して回転駆動される巻取側リール台5に
よって回転され、前記テープ3を巻き取っていく。一
方、供給リールには、供給側リール台4のブレーキドラ
ム44に巻き付くブレーキバンド13の張力に応じたバ
ックトルクが与えられ、テープ3に所定の張力を与え
る。
【0032】ここでテープ張力制御動作を説明する。テ
ープ3に当接するテンション検出ガイド45及びストッ
パ23を介し、テープ張力は第1のテンションアーム1
8に対し左回りの回転モーメントを与える。また、バネ
16による右回りのモーメント、ブレーキバンド13に
よる左回りのモーメントが第1のアーム18に与えられ
ている。
【0033】テープ張力が増加すると、第1のアーム1
8の左回りのモーメントが大きくなる。ここでモーメン
トの釣合いにより、ブレーキバンド13の張力が減る。
従って、供給側リール台4に与えるバックトルクが減少
し、供給リールから引き出されるテープ張力が減少する
のである。
【0034】テープ張力が減少すると、第1のアーム1
8の左回りのモーメントが小さくなり、反対にブレーキ
バンド13の張力が増加する。従って、供給側リール台
4に与えるバックトルクが増加し、供給リールから引き
出されるテープ張力が増加する。
【0035】次に、大型カセット2を装着した場合の動
作を図4を参照して説明する。テープパス経路は小型カ
セット1とほぼ一致しているので、ここでは搬送動作の
説明を省略し、テープ張力制御動作について説明する。
テープ3に当接するテンション検出ガイド45及びスト
ッパ19を介し、テープ張力は第1のテンションアーム
18に対し左回りの回転モーメントを与える。また、バ
ネ16による右回りのモーメント、ブレーキバンド13
による左回りのモーメントが第1のアーム18に与えら
れている。
【0036】テープ張力が増加すると、第1のアーム1
8の左回りのモーメントが大きくなり、反対にブレーキ
バンド13の張力が減少し、供給側リール台4に与える
バックトルクが減少する。従って、供給リールから引き
出されるテープ張力は減少する。基本的には小型カセッ
ト1を装着した時と同じ動作原理である。
【0037】しかしながら、第1実施例のテープ張力制
御機構においては、小型カセット1と大型カセット2に
応じて、前記(3)式におけるテープ張力制御機構の基
本パラメータ(MS 、LB 、RD 、LT )のうち、MS
とLT とが変化していることになる。即ち、大型カセッ
ト2の場合、テンション検出ガイド45の回転半径を、
小型カセット1の時の約2倍に大きくしていることが特
徴となる。これにより、大型カセット2のようにリール
のテープ巻径Rが大きく変化するような場合でも、基本
パラメータLT を大きくしているので、(3)式より、
テープ巻径Rの変化率に対するテープ張力Tの変化率を
小さく抑えることが可能となる。
【0038】また、第1実施例においては、テンション
検出ガイド45に負荷する合力の回転半径方向成分の大
きさが、小型カセット1と大型カセット2の場合、略同
一になるような位置に第1のテンションアーム18の回
転中心(支軸17)を設け、基本パラメータLT の変化
は、テンション検出ガイド45の回転半径のみで決定す
るようになっている。従って、小型カセット1の装着時
の張力制御性能を低下させることなく、大型カセット2
の装着時の張力制御性能も確保している。
【0039】さらに、第1実施例においては、小型カセ
ット1と大型カセット2の装着の際、テンション検出ガ
イド45の位置が変化しないので、テープパス経路が変
化することがなく、テープ走行特性を同一にすることが
できる。従って、カセットの型を気にすることなくテー
プ走行調整ができる。
【0040】また、第1実施例においては、テンション
バネ16の支持部15の位置は、供給側リール台4が移
動しても変化しない。従って(3)式おいて変化した基
本パラメータを吸収するようにMS を変化させれば、設
定テープ張力Tは変化しない。本実施例においては、上
述の構成となるようにバネ16の支持部15を配置して
いるので、供給側リール台4の移動とともに設定バネ力
を変化させるためにバネ固定端を移動させる必要がな
い。
【0041】なお、ここで、第1実施例におけるリール
台移動機構とテープ張力制御機構との移動動作について
図8〜図15に従って説明する。図8の小型カセット装
着時において、第1のアーム18と第2のアーム25と
はバネ21により折り畳まれている。第1のアーム18
はバネ16により右回りのモーメントを受け、ブレーキ
バンド13を引っ張っている。ブレーキバンド13はレ
バー9に右回りのモーメントを与えるが、レバー9のピ
ン12がカム壁27に当接しているので、レバー9は回
転せずに位置が決まる。
【0042】ここで、両リール台4及び5が図示しない
駆動力で動き出すと、図8→図9→図10→図11→図
12のように動作し、最後に図13の大型カセットの位
置に移動する。この動作を順に説明する。
【0043】まず、図9においては、移動プレート6が
動くと、レバー9のピン12はカム壁27に沿って動
き、レバー9が回動する。この動きは、ブレーキバンド
13を介して、第1のアーム18の回転変位を決定す
る。一方、第2のアーム25は、アーム25のピン(支
持部)24がカム壁26に当接するので、左回転動作を
起こす。
【0044】さらに、図10のように動き、第2のアー
ム25が所定の回転運動を起こした後は、図11のよう
にバネ21の引張力により、第1のアーム18のストッ
パ19に当接するまで回転変位する。つまり、第2のア
ーム25は第1のアーム18に対して開いた位置に移動
する。
【0045】さらに、図12に示すように、第1のアー
ム18と第2のアーム25とは、移動プレート6の動き
に従って回転中心である支軸17が移動し、かつレバー
9のピン12とカム壁27との動きに従って回転変位を
起こし、最終的には図13の大型カセット装着位置に移
動する。
【0046】次に、大型カセット装着位置から小型カセ
ット装着位置への移動動作について説明する。図13に
おいて移動プレート6が動き出すと、図13→図12→
図11までは前述の動作と逆の動きをする。
【0047】さらに移動プレート6が動くと、図14に
示すように第2のアーム25のピン(支持部)24がカ
ム壁26に当接し、第2のアーム25が右回転運動を起
こす。
【0048】さらに移動プレート6が移動すると、図1
5に示すように第2のアーム25がさらに右回転し、所
定の回転変位の後に図8に示すように第2のアーム25
はバネ21により第1のアーム18に対して折り畳まれ
た位置まで回転し、図8の小型カセット装着位置に移動
する。
【0049】なお、本実施例においては、両リール台4
及び5の移動の駆動力を利用して、第1のアーム18と
第2のアーム25との開閉動作を行っているので、機構
的には簡素で、部品点数の削減にも効果のある構成とな
っている。
【0050】次に、第2の発明を実施した第2実施例を
図16〜図20を参照して説明する。図16及び図17
はそれぞれ小型カセット装着時及び大型カセット装着時
のテープ張力制御機構を中心にVTRの概要を示す平面
図、図18及び図19はそれぞれ小型カセット及び大型
カセットによるテープパス形成後のVTRの概要を示す
平面図、図20は図19のD−D線矢視における拡大展
開断面図である。
【0051】まず、図16〜図19において、1は小型
カセット、2は大型カセット、3は磁気テープ、104
は供給側リール台、105は巻取側リール台である。1
06は供給側リール台104を支持する供給側移動プレ
ートであり、この移動プレート106は支軸108を中
心に揺動される。なお、巻取側リール台105を支持す
る巻取側移動プレートについては図示省略した。
【0052】109は移動プレート106に設けられた
ブレーキバンド押えピンである。112は大型カセット
用ブレーキバンド、113は小型カセット用ブレーキバ
ンドで、一端がシャーシ146上に植立した支持部11
1に係止され、他端がテンションアーム118上の支持
部114に係止されている。
【0053】上記テンションアーム118は支軸117
を中心に揺動可能で、その先端にはテンション検出ガイ
ド145が設けられている。116はテンションバネ
で、一端が移動プレート106に植立した軸115に係
止され、他端がテンションアーム118上の支持部15
0に係止されている。これにより、テンションアーム1
18に対し支軸117を中心にした左回りのモーメント
を与えている。
【0054】144は小型カセット用ブレーキドラム
で、図20にも示すように、下側には駆動用ギア121
が設けられ、また前記供給側リール台104とは回転軸
を介して一体となっている。143は大型カセット用ブ
レーキドラムで、図20にも示すように、下側には駆動
用ギア125が設けられ、前記ブレーキドラム144の
下方でシャーシ146上に回転自在に配置されている。
【0055】前記駆動用ギア121、125は、図20
に示すように高さ的に考えると、次のように噛み合う。
駆動用ギア121は、小型カセット装着時の場合のみ、
アイドラギア141と噛み合う。また、移動プレート6
に設けられた連結ギア122には常時噛み合っている。
駆動用ギア125は、連結ギア124とは常時噛み合っ
ているが、大型カセット装着時の場合のみ、アイドラギ
ア141とも噛み合う。さらに、連結ギア123は前記
連結ギア124とは常時噛み合っているが、大型カセッ
ト装着時の場合のみ、連結ギア122と噛み合う。
【0056】一方、前記アイドラギア141は駆動ギア
140の回転方向により、駆動ギア140の軸を中心に
首振り動作を起こし、駆動ギア140の駆動力を選択的
に供給側駆動ギアあるいは巻取側駆動ギアに与える。
【0057】なお、図16〜図19において、128、
129、130、131はテープガイド、132は磁気
ヘッドを搭載した回転ドラム、133、134、135
はテープガイド、136はキャプスタン軸、137はピ
ンチローラ、138、139はテープガイドである。
【0058】次に、図18及び図19を参照してテープ
張力制御動作を説明するが、その前に図18を用いて小
型カセット1の装着時のテープ搬送動作を説明してお
く。磁気テープ3は、供給側リール台104上の供給リ
ールから引き出され、テープガイド128を経てテンシ
ョン検出ガイド145に当接する。さらにテープガイド
129、130、131を経て回転ドラム132に巻き
付き、磁気記録再生動作が行われる。さらにテープ3
は、テープガイド133、134、135を経て、キャ
プスタン軸136及びピンチローラ137に挟持され
る。キャプスタンモータにより定速回転するキャプスタ
ン軸136によって、テープ3は定速で搬送され、テー
プガイド138、139を経て巻取リール台105上の
巻取リールに巻回される。巻取リールは、駆動ギア14
0によりアイドラギア141を介して回転駆動される巻
取側リール台105によって回転され、前記テープ3を
巻き取っていく。
【0059】一方、供給リールは、供給側リール台10
4の下部に一体的に設けられたブレーキドラム144に
巻き付くブレーキバンド113の張力に応じたバックト
ルクが与えられ、テープ3に所定の張力を与える。一
方、ブレーキドラム143に巻き付くブレーキバンド1
12は図に示すように弛んでいる。つまり張力は0であ
るので、この系からの力の発生はなく、何ら影響を受け
ない。
【0060】ここでテープ張力制御動作について説明す
る。テープ3に当接するテンション検出ガイド145を
介し、テープ張力はテンションアーム118に対し右回
りの回転モーメントを与える。また、バネ116による
左回りのモーメント、ブレーキバンド113により右回
りのモーメントがアーム118に与えられている。しか
し、ブレーキバンド112は、緩んでブレーキドラム1
43から外れているので張力は生じておらず、アーム1
18のモーメントの釣合いに対して何ら影響を及ぼして
いない。
【0061】ここで、テープ張力が増加すると、アーム
118の右回りのモーメントが大きくなる。モーメント
の釣合いにより、逆にブレーキバンド113の張力が減
る。従って、供給側リール台104に与えるバックトル
クが減少し、供給リールから引き出されるテープ張力が
減少するのである。
【0062】一方、テープ張力が減少する場合は、アー
ム118の右回りのモーメントが小さくなり、逆にブレ
ーキバンド113の張力が増加する。従って、供給側リ
ール台104に与えるバックトルクが増加し、供給リー
ルから引き出されるテープ張力が増大する。
【0063】次に、大型カセット2を装着した場合の動
作を図19を参照して説明する。テープパス経路は小型
カセット1とほぼ一致しているので、ここでは搬送動作
の説明を省略し、テープ張力制御機構について説明す
る。図19において、移動プレート106が大型カセッ
ト2のリール位置に移動することにより、供給側リール
台104に一体的に設けられたブレーキドラム144と
ブレーキバンド113とは幾何学的に離れ、ブレーキバ
ンド113の張力は0となり、ブレーキドラム144に
よるバックトルクも0になる。
【0064】一方、移動プレート106のブレーキバン
ド押えピン109により、ブレーキバンド112が内側
から押圧されるので、ブレーキバンド112はブレーキ
ドラム143に巻き付き、所定の張力が生じる。同様に
ブレーキドラム143による所定のバックトルクも生じ
る。このバックトルクは、連結ギア124、123、1
22を介してブレーキドラム144、即ち供給側リール
台104に伝達される。
【0065】以上のような構成において、テープ張力機
構の制御動作について説明する。テープ3に当接するテ
ンション検出ガイド145を介し、テープ張力はテンシ
ョンアーム118に右回りの回転モーメントを与える。
また、バネ116による左回りのモーメント、ブレーキ
バンド112により右回りのモーメントがアーム118
に与えられている。しかし、ブレーキバンド113は弛
んでブレーキドラム144から外れているので張力は生
じておらず、アーム118のモーメントの釣合いに対し
て何ら影響を及ぼしていない。
【0066】ここで、テープ張力が増加すると、アーム
118の右回りのモーメントが大きくなる。モーメント
の釣合いにより、逆にブレーキバンド112の張力が減
る。従って、前述したように連結ギア124、123、
122を介して供給側リール台104に伝達されるバッ
クトルクが減少し、供給リールから引き出されるテープ
張力が減少するのである。
【0067】一方、テープ張力が減少する場合は、アー
ム118の右回りのモーメントが小さくなり、逆にブレ
ーキバンド112の張力が増加する。従って、連結ギア
124、123、122を介して供給側リール台104
に伝達されるバックトルクが増加し、供給リールから引
き出されるテープ張力が増大する。
【0068】ここで、第2実施例のテープ張力制御機構
においては、小型カセット1と大型カセット2とで、前
記(3)式におけるテープ張力制御機構の基本パラメー
タ(MS 、LB 、RD 、LT )のうち、MS とRD とが
変化していることになる。即ち、大型カセット2の場合
のブレーキドラム143の径を、小型カセット1の場合
のブレーキドラム144の径の約2倍に大きくしている
ことが特徴となる。これにより、大型カセット2のよう
にリールのテープ巻径Rが大きく変化するような場合で
も、基本パラメータRD を大きくしているので、(3)
式より、テープ巻径Rの変化率に対するテープ張力Tの
変化率を小さく抑えることが可能である。
【0069】また、第2実施例においては、テンション
バネ116の支持部115を移動プレート106に設け
ている。大小カセット装着時に変化するRD に対応して
制御するテンション値Tを変化させないようなMS にな
るように、前記支持部115を前記移動プレート106
に設ければ、複雑な機構を用いなくても移動プレート1
06を動かすだけでテンション検出機構を実現すること
ができる。
【0070】さらに、第2実施例においては、ブレーキ
ドラム143及び144と共に、駆動用ギア125及び
121を大小カセット用に設けているので、アイドラギ
ア141の遊びが大小カセットでほとんど変わらず、短
い時間でモード切換えができる。
【0071】以上、本発明の実施例に付き説明したが、
本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて各種の有効な変形並びに応用が可能
である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、複数のカセットのリール間距離に対応するリール台
の移動動作に連動して、機械式のテープ張力制御機構を
移動させ、かつ前記テープ張力制御機構のテープ張力検
出ガイドの回転半径を切換えることによって、大型カセ
ット装着時には、小型カセット装着時よりも大きなテー
プ張力検出ガイドの回転半径を得ることができ、これに
より、大型カセット装着時にもテープ張力制御性能を損
なうことなく、安定した動作を確保することができる。
【0073】また、第2の発明によれば、複数のカセッ
トのリール間距離に比例して、テープ張力制御機構のリ
ールブレーキ手段のブレーキドラム半径を大きくするこ
とによって、より具体的には、異なるリール間距離に対
応する複数のリールブレーキ手段を選択的に、リール台
の移動動作に伴い、リール台とテープ張力検出手段とに
連結させることによって、各カセットに最適な制御パラ
メータでテープ張力を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明を実施した第1実施例の装置におけ
る小型カセット装着時の平面図である。
【図2】上記第1実施例の装置における大型カセット装
着時の平面図である。
【図3】上記第1実施例の装置における小型カセットに
よるテープパス形成後の平面図である。
【図4】上記第1実施例の装置における大型カセットに
よるテープパス形成後の平面図である。
【図5】図3のA−A線矢視における拡大展開断面図で
ある。
【図6】図3のB−B線矢視における拡大展開断面図で
ある。
【図7】図3のC−C線矢視における拡大展開断面図で
ある。
【図8】上記第1実施例の装置におけるリール台移動機
構とテープ張力制御機構との移動動作を示す平面図であ
る。
【図9】上記移動動作を示す平面図である。
【図10】上記移動動作を示す平面図である。
【図11】上記移動動作を示す平面図である。
【図12】上記移動動作を示す平面図である。
【図13】上記移動動作を示す平面図である。
【図14】上記移動動作を示す平面図である。
【図15】上記移動動作を示す平面図である。
【図16】第2の発明を実施した第2実施例の装置にお
ける小型カセット装着時の平面図である。
【図17】上記第2実施例の装置における大型カセット
装着時の平面図である。
【図18】上記第2実施例の装置における小型カセット
によるテープパス形成後の平面図である。
【図19】上記第2実施例の装置における大型カセット
によるテープパス形成後の平面図である。
【図20】図19のD−D線矢視における拡大展開断面
図である。
【図21】従来の装置における機械式のテープ張力制御
機構を示す平面図である。
【符号の説明】
1 小型カセット 2 大型カセット 3 磁気テープ 4 供給側リール台 5 巻取側リール台 6 供給側移動プレート 7 巻取側移動プレート 9 レバー 13 ブレーキバンド 16 テンションバネ 17 第1のテンションアームの回転支軸 18 第1のテンションアーム 21 バネ 22 第2のテンションアームの回転支軸 25 第2のテンションアーム 26、27 カム壁 32 回転ドラム 44 ブレーキドラム 45 テンション検出ガイド 104 供給側リール台 105 巻取側リール台 106 巻取側移動プレート 109 ブレーキバンド押えピン 112 大型カセット用ブレーキバンド 113 小型カセット用ブレーキバンド 116 テンションバネ 117 テンションアームの回転支軸 118 テンションアーム 122、123、124 連結ギア 132 回転ドラム 143 大型カセット用ブレーキドラム 144 小型カセット用ブレーキドラム 145 テンション検出ガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール台移動機構によりリール台を移動
    させてリール間距離の異なる複数のテープカセットを選
    択的に装着し、リールから引き出したテープの張力をテ
    ープ張力制御機構により機械式に制御しながらテープを
    走行させて記録再生を行うように構成した磁気記録再生
    装置において、 前記テープ張力制御機構のテープ張力検出ガイドの回転
    半径を切換える手段と、前記リール間距離に応じて前記
    回転半径を変化させるように前記テープ張力制御機構を
    移動させる手段とを有し、前記リール台移動機構と共に
    前記テープ張力制御機構移動手段と前記回転半径切換手
    段とを作動させるように構成したことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、テープ走行経路における前記テープ張力検出ガイド
    の位置を変化させないことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、前記テープ張力検出ガイドの検出効率が略同一にな
    るように前記テープ張力検出ガイドの回転中心を移動さ
    せることを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 リール台移動機構によりリール台を移動
    させてリール間距離の異なる複数のテープカセットを選
    択的に装着し、リールから引き出したテープの張力をテ
    ープ張力制御機構により機械式に制御しながらテープを
    走行させて記録再生を行うように構成した磁気記録再生
    装置において、 前記テープ張力制御機構のリールブレーキ手段のブレー
    キドラム半径を前記リール間距離に比例して大きくする
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の磁気記録再生装置におい
    て、異なるリール間距離に対応する複数のリールブレー
    キ手段を設け、リール間距離に応じて前記複数のリール
    ブレーキ手段を選択的にリール台とテープ張力検出手段
    とに連結することを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または4記載の磁気記録再生装
    置において、大型カセットと小型カセットとの2種類の
    テープカセットが選択的に装着されるように構成したこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
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