JPH01144067A - 自動両面画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動両面機能を有する複写機、レーザービー
ムプリンタ、その池の画像形成の改良に関するものであ
る。

〔従来技術〕

第２図は、上記のような自動両面画像形成装置の一例と
しての従来の複写機の礪略を示すものである。

この複写機ｌでは、基台の一端側に手差しトレイ２及び
３段の給紙カセット３１．３１．．３ｃが装着され、コ
ピー処理の終了した複写紙は、排紙トレイ４に排出され
る。

この複写機１は、複写紙の両面にコピー処理を行うこと
ができる自動両面機能を有するもので、通常の片面コピ
ー機能のみを有する複写機と比べてスイッチバック部５
９分岐部６．中間トレイ７、Ｕターン部８等を特別に具
備している。

即ち、例えば手差しトレイ２から給紙ローラ９に送り出
された複写紙は、複写紙の搬送方向の長さを検出するリ
ミントスイッチ１０及び搬送方向に直交する方向（幅方
向）の長さを検出する手差しトレイ２上に設けた図示せ
ぬＬＥＤ等（サイズ検出手段）の部分を通過した後、フ
ィードローラ１１ｍ、１１ｓ、を経て、レジストローラ
１２に至る。

一方、原稿面ガラス１３上にｔｉ置された原稿は、第２
図における右方向に移動する光源１４に露光走査され、
原稿面から反射した光はミラー１５１．１５ｂ、１５ｃ
及びレンズ１６を経てミラー１５Ｊで反射された後、感
光ドラム１７の表面に結像する。

上記光源１４の移動開始よりも幾分早い時点で、上記感
光ドラム１７は矢印で示す方向に回転を開始し、メイン
チャージャ１８により形成された電荷に前記原稿像から
反射された光が照射され、感光ドラム１７の表面に原稿
画像に対応した静電潜像が形成される。

上記静電潜像は、感光ドラム１７の回転に伴って現像部
１９を通過する内にトナー像に現像される。

このトナー像は転写部２０を通過する時に、前記レジス
トローラ１２により送り込まれる複写紙に転写される。

トナー像の転写された複写紙は、搬送ベルト２１を経て
定着ローラ２２に至り、ここでトナー像が熱定着される
。

ここで現在の複写モードが片面複写の状態であると、切
り換えガイド２３ｍ、２３ｂが実線で示す状態に、図示
せぬスイッチバンクソレノイドにより位置決めされてい
る。従って、上記定着ローラ２２を出た定着処理後の複
写紙は、フィードローラ２４を経て、上記切り換えガイ
ド２３．．２３１、に案内されて排紙ローラ２５から排
紙トレイ４に排出される。

また、複写モードが両面複写の状態にセットされていて
、第１面（表面）複写の場合には、上記切り換えガイド
２３１及び２３トが、前記スイッチパンクソレノイドに
より破線で示す状態に切り換っている。従って、フィー
ドローラ２４により送り出された複写紙は、上記破線で
示す位置に切り換わっている切り換えガイド２３ｍ　、
　　２３Ｉ、に案内されて、スイッチバンクガイド２６
内に入っていく、この時、従動専用のスイッチバンクロ
ーラ２７は図示のように排紙ローラ２５の上ローラから
離れているので、複写紙はフィードローラ２４によりス
イッチバックガイド２６内へ所定量送り込まれる。

その後、スイッチバックローラ２７が、排紙ローラ２５
の上ローラに押し付けられることにより進行方向を反転
して複写紙は前記フィードローラ２４とガイド壁２ｉと
の間に挟まれて行き、フィードローラ２４の回転により
、前記分岐部６の分岐トレイ６ａ、６＋、の方向へ送り
出される。この分岐トレイｓａ、ｓｈは、前記したリミ
ントスイッチｌＯによって測定された複写紙のサイズに
応じて選択的に揺動して、送り出されてきた複写紙を中
間トレイ７に正確に送り込むものである。

こうして中間トレイ７に送り込まれた複写紙は、更に再
給紙ローラ３０によって前記Ｕターン部８を経てレジス
トローラ１２に送り込まれ、以後上記レジストローラ１
２．転写部２０．搬送ベルト２１．定着ローラ２２を通
り、フィードローラ２４に送り込まれる。この時、前記
切り換えガイド２３．．２３ｂは、実線の位置に切り換
えられており、フィードローラ２４から送り出された複
写紙は、排紙ローラ２５を経て、排紙トレイ４に排出さ
れる。

従来の自動両面機能を有する複写機１は、概略上記した
ように構成されており、両面複写を行う時には、必ず一
度中間トレイ７に収容されなければならない、この中間
トレイ７は、同じ画像について複数枚のコピー処理を行
う時に、処理の能率を高めるため、上記複数枚の複写紙
を一時的にストックする機能を有すると共に、運ばれて
来た複写紙の搬送方向に直角方向の幅を揃えて、第２面
に対する複写画像が複写紙の所定の位置に複写される如
く構成されている。

その為、上記中間トレイ７では、上記のような幅揃えを
行うための幅揃え板を、第２図の紙面に直角の方向に僅
かに移動させて、上記幅揃えを行うようにしているが、
このような幅揃えのための機構は一般に所定サイズの複
写紙に対しては適用できるが、所定サイズを外れる特殊
サイズの複写紙に対しては、適正に幅揃えを行うことが
できない。

この為、従来の自動両面複写機では、両面複写頻度の比
較的高い例えばＢ５．Ａ４．Ｂ４といった所定サイズの
複写紙が供給された場合には、両面コピー処理を実行す
るが、それ以外の例えば、Ａ３やＡ５といった所定外の
規格寸法の複写紙、若しくは、それらの所定外の寸法の
複写紙を収納した給紙カセットからの給紙が選択された
場合や、規格寸法以外の複写紙が手差しトレイ２から給
紙されたような場合には、コピー動作を行わないように
している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、通常オペレータの意向としては、現在供
給した複写紙が所定外の寸法の時には、複写機が両面コ
ピーの処理を受は付けないという決まりを知らなかった
場合が多く、このような場釡には、オペレータは両面コ
ピーモードを片面コピーモードに切り換えて、コピー処
理を実行するように望む場合が多いので、上記のように
所定外の複写紙の両面コピーが選択された場合、両面コ
ピーを受は付けないよりも、取り敢えず片面コピー処理
を実行させることが、オペレータの意向に沿うものであ
るが、従来の複写機では、既に述べたように両面コピー
を受は付けないことになり、能率上好ましいものではな
かった。

また論理的には、複写可能な複写紙のほとんど全てのサ
イズに対して、両面コピー処理を可能とする複写機も可
能であるが、この場合には最大サイズに合わせた大形の
中間トレイが必要となり機台が大形化すると共に、前記
した分岐トレイ６１．６トの個数も多くなり、その制御
も複雑となる。

従って、本発明が目的とするところは、両面ツービー処
理時における上記能率の悪さを改善することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、転写紙ψサイズ
を検出するサイズ検出手段と、片面処理経路と両面処理
経路とを切り換える切換手段とを少なくとも有してなる
自動両面画像形成装置において、上記サイズ検出手段に
よって給紙サイズが所定の両面処理可能サイズ以外のサ
イズであることが検出された時、少な（とも上記切換手
段を片面処理側へ切り換えるようにした点を要旨とする
自動両面画像形成装置を提供するものである。

〔作用〕

給紙された複写紙が両面処理のできない特殊サイズのも
のである場合には、切換手段が片面処理側へ切り換えら
れ、片面についてのみ複写処理を終了しただけの複写紙
が排紙される。

〔実施例〕

続いて、第１図に示したフローチャートを参照して、本
発明を具体化した実施例に付き説明し、本発明の理解に
供する。尚、以下の実施例は本発明を具体化した一例に
すぎず、本発明の技術的範囲を限定する性格のものでは
ない。

以下の実施例中、３１．Ｂ２．・・・は処理手順（ステ
ップ）の番号を示す。

第１図に示すフローチャートは、複写機の制御を司るマ
イクロコンピュータによる制御のメインプログラムの一
部であり、まずＳｌにおいて現在両面モードに設定され
ているか否かを判断する。

両面モードの設定は、例えば操作盤に設けたモード切換
キーが押された時に、オン若しくはオフとなる両面モー
ドフラグのチエツクにより可能である。

上記Ｓ１において、現在両面モードに設定されていると
判断された場合には、Ｂ２において、給紙されようとし
ている複写紙若しくは給紙された複写紙が、両面コピー
を行うことの可能な所定サイズであるか否かが判断され
る。このような複写紙のサイズの検出は、例えば給紙が
給紙カセットから行われる場合には、指定された給紙カ
セットに収容された複写紙のサイズ、即ち給紙カセット
の種類によって判断できる。また、手差しトレイ２から
給紙される場合には、給紙ローラ９により送り出される
複写紙の先端及び後端を検出する前記リミットスイッチ
１０からのオン信号からオフ信号までの時間を計測し、
図示せぬＬＥＤにより幅方向の長さを計測することによ
り可能である。

これらの手段がサイズ検出手段を構成する。

但し、この実施例では指定された給紙カセットの種類を
判断する手段が採用されている。

Ｓ２において、両面コピーを行うことのできる所定サイ
ズの複写紙が装着された給紙カセットが指定されている
と判断された場合には、前記切り換えガイド２３．及び
２３Ｉ、を揺動させるスイッチバックソレノイドを例え
ばオンとし、切り換えガイド２３．　、　２３＆を第２
図において破線で示す位置に切り換える（Ｓ３）。

これにより、その後、Ｓ４においてプリントボタンが押
された場合には、片面についてコピー処理の実行された
複写紙は、スイッチバンク部５゜分岐部６８中間トレイ
７、Ｕターン部８を経て、反転した後、他面部について
のコピー処理を受ける、いわゆる両面コピー処理が実行
されることになる（Ｓ５）。

これに対してＳ２において所定サイズ以外の複写紙が装
着されたカセットが指定されていると判断された場合に
は、上記スイッチバンクソレノイドをオフ状態に維持し
て、切り換えガイド２３□、２３ｂを実線状態としくＳ
６）、その後、表示部に片面コピーが行われる旨の、例
えば［片面コピーします」といった表示を出力し、オペ
レータに注意を促す（Ｓ７）。

従って、続いてＳ４においてプリントボタンが押される
と、片面についてコピー処理を受けた複写紙は、分岐部
６．中間トレイ７やＵターン部８といった反転経路に入
ることな（、フィードローラ２４から切り換えガイド２
３ｍ、２３Ｉ、の間を通って排紙ローラ２５を経て、排
紙トレイ４に排出される（Ｓ５）。

上記の処理５では、両面モードの設定は維持されたまま
で、単にスイッチバックソレノイドのオンオフのみで、
複写紙の経路切り換えを行っているが、例えばステップ
Ｓ２において、複写紙のサイズが所定サイズ以外である
と判断された場合には、モードを片面モードに完全に切
り換え（スイッチバックソレノイドも当然に切り換わる
）るようにしても良い。

尚、上記実施例では、両面コピー時に、手差しトレイか
ら給紙する複写紙のサイズが特殊な場合は両面コピーか
ら片面コピーに切り換えるようにしているが、手差しト
レイからの給紙の場合には、手差しされる転写紙の種類
（材質）が種々様々であるため、所定サイズの複写紙の
両面コピーが指定されても片面のみのコピー処理に切り
換えるようにすることもできる。従ってこの場合には給
紙カセットからの給紙が選択された場合にのみ両面コピ
ーが行われる。

〔発明の効果〕

本発明は以上述べたように、転写紙のサイズを検出する
サイズ検出手段と、片面処理経路と両面処理経路とを切
り換える切換手段とを少なくとも有してなる自動両面画
像形成装置において、上記サイズ検出手段によって給紙
サイズが所定の両面処理可能サイズ以外のサイズである
ことが検出された時、少なくとも上記切換手段を片面処
理側へ切り換えるようにしたことを特徴とする自動両面
画像形成装置であるから、複写機が両面コピー処理を行
うことのできない所定外の複写紙が供給された場合に、
自動的に片面コピー処理を施し、機械を停止させること
がないので、処理効率が図られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る自動両面画像形成装置
の処理手順を示すフローチャート、第２図は従来の自動
両面複写機の概略構成を示す概略側断面図である。 〔符号の説明〕 １・・・複写機　　　　２・・・手差しトレイ５・・・
スイッチバック ６・・・分岐部　　　　７・・・中間トレイ８・・・Ｕ
ターン部 １０・・・リミットスイッチ ２３ｍ　、　　２３ｂ・・・切り換えガイド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 転写紙のサイズを検出するサイズ検出手段と、片面処理
   経路と両面処理経路とを切り換える切換手段と、 を少なくとも有してなる自動両面画像形成装置において
   、 上記サイズ検出手段によって給紙サイズが所定の両面処
   理可能サイズ以外のサイズであることが検出された時、
   少なくとも上記切換手段を片面処理側へ切り換えるよう
   にしたことを特徴とする自動両面画像形成装置。